JP2012182787A - 携帯端末、データ取得方法及びプログラム - Google Patents

携帯端末、データ取得方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データを取得しながら確実に充電できる携帯端末、データ取得方法及びプログラムを提供する。また、充電とコンテンツの取得とを適切に実施できる携帯端末、データ取得方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】指示部21は、間欠的にデータの取得を指示する。検出部22は、電池11の残量を検出する。充電判定部23は、電池11が充電中であるか否かを判定する。残量判定部24は、検出部22によって検出された電池11の残量が閾値以上であるか否かを判定する。取得部25は、指示部21による指示があったときに、充電判定部23によって電池11が充電中であると判定され、残量判定部24によって電池11の残量が閾値以上であると判定された場合に、通信回線網を介してフィードを取得する。
【選択図】図2

Description

本発明は、データを取得する携帯端末、データ取得方法及びプログラムに関する。
コンテンツの更新情報等のデータを定期的に取得する携帯電話、スマートフォン(多機能携帯電話)、PHS(Personal Handy-phone System)等の携帯端末が知られている。この種の携帯端末は、通常、電池の電力で動作する。このため、電池の残量が十分でないために、データを取得できないことがある。また、データの取得中に電池の残量が少なくなり、データの取得が中断されることがある。例えば、複数のサイトを巡回してコンテンツを取得する場合に、巡回の途中で電池の残量が少なくなって、一部のコンテンツの取得が中断されることがある。
このような問題点を解決できる技術が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている携帯通信端末は、充電中にデータを取得することによって、データを確実に取得する。
特開2002−111573号公報
特許文献1に開示された携帯通信端末では、充電しているにも関わらず、電池に蓄えられた電力がデータの取得のために消費されてしまう。このため、充電に時間がかかってしまい、場合によっては、充電が不完全に終わってしまう。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、充電とコンテンツの取得とを適切に実施できる携帯端末、データ取得方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る携帯端末は、
データの取得を指示する指示部と、
自機の充電池の残量を検出する検出部と、
前記充電池が充電中であるか否かを判定する充電判定部と、
前記検出部によって検出された前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定する残量判定部と、
前記指示部による指示があったときに、前記充電判定部によって前記充電池が充電中であると判定され、前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値以上であると判定された場合に、ネットワークを介してデータを取得する取得部と、
前記閾値を増加させる調整部と、
を備えることを特徴とする。
この場合、前記調整部は、
前記閾値を段階的に増加させる、
こととしてもよい。
また、前記調整部は、
所定の時刻で前記閾値を増加させる、
こととしてもよい。
また、前記調整部は、
前記指示部による指示がある度に前記閾値を均等に増加させる、
こととしてもよい。
また、前記取得部は、
前記指示部による指示があったときに、データを取得中である場合、前記データの取得を継続する、
こととしてもよい。
また、前記データは複数であり、
前記残量判定部は、
前記取得部によって前記各データの取得が完了する度に、前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定し、
前記取得部は、
前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値未満であると判定されるまでは、前記各データを所定の順番に従って取得し、
前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値未満であると判定された場合には、次の順番のデータの取得を開始せず、前記指示部によりさらなる指示があった後に、前記次の順番から前記各データの取得を再開する、
こととしてもよい。
また、前記ネットワーク上の複数のデータ各々の所在に関する情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記取得部は、
前記記憶部に記憶された前記各データの所在に関する情報を用いて、前記各データを取得する、
こととしてもよい。
また、本発明の第2の観点に係るデータ取得方法は、
データの取得を指示する指示工程と、
自機の充電池の残量を検出する検出工程と、
前記充電池が充電中であるか否かを判定する充電判定工程と、
前記検出工程において検出された前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定する残量判定工程と、
前記指示工程において指示があったときに、前記充電判定工程において前記充電池が充電中であると判定され、前記残量判定工程において前記充電池の残量が閾値以上であると判定された場合に、ネットワークを介してデータを取得する取得工程と、
前記閾値を増加させる調整工程と、
を含むことを特徴とする。
この場合、前記調整工程は、
前記閾値を段階的に増加させる、
こととしてもよい。
また、前記データは複数であり、
前記残量判定工程では、
前記取得工程において前記各データの取得が完了する度に、前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定し、
前記取得工程では、
前記残量判定工程において前記充電池の残量が閾値未満であると判定されるまでは、前記各データを所定の順番に従って取得し、
前記残量判定工程において前記充電池の残量が閾値未満であると判定された場合には、次の順番のデータの取得を開始せず、前記指示工程においてさらなる指示があった後に、前記次の順番から前記各データの取得を再開する、
こととしてもよい。
また、本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
データの取得を指示する指示部、
自機の充電池の残量を検出する検出部、
前記充電池が充電中であるか否かを判定する充電判定部、
前記検出部によって検出された前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定する残量判定部、
前記指示部による指示があったときに、前記充電判定部によって前記充電池が充電中であると判定され、前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値以上であると判定された場合に、ネットワークを介してデータを取得する取得部、
前記閾値を増加させる調整部、
として機能させることを特徴とする。
この場合、前記調整部は、
前記閾値を段階的に増加させる、
こととしてもよい。
また、前記データは複数であり、
前記残量判定部は、
前記取得部によって前記各データの取得が完了する度に、前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定し、
前記取得部は、
前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値未満であると判定されるまでは、前記各データを所定の順番に従って取得し、
前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値未満であると判定された場合には、次の順番のデータの取得を開始せず、前記指示部によりさらなる指示があった後に、前記次の順番から前記各データの取得を再開する、
こととしてもよい。
本発明によれば、充電池の充電中に、検出された充電池の残量が閾値以上の場合に限って、データを取得する処理が間欠的に行われる。こうすることで、データを取得しながら確実に充電できる。
本発明の実施形態に係るシステム全体の構成を示す図である。 実施形態1及び2に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 フィードテーブルと次取得フィードインデックスの一例を示す図である。 フィードの構成を例示する図である。 フィードリーダーによるコンテンツの表示例を示す図である。 フィードの取得処理のフローチャートである。 実施形態1に係る電池残量の閾値の調整処理のフローチャートである。 実施形態1に係る電池の残量と閾値を示す図である。 実施形態2に係る電池残量の閾値の調整処理のフローチャートである。 実施形態2に係る電池の残量と閾値を示す図である。 実施形態3に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 (a)は、実施形態3に係るメディアファイルテーブルの一例を示す図である。(b)は、実施形態3に係る次取得メディアファイルインデックスの一例を示す図である。(c)は、実施形態3に係る取得済メディアファイルテーブルの一例を示す図である。 実施形態3に係る取得処理のフローチャートである。 実施形態3に係る取得処理のフローチャートである。 (a)は、取得するフィードの条件が登録可能な場合のフローチャートの一部である。(b)は、取得するメディアファイルの条件が登録可能な場合のフローチャートの一部である。 充電時間帯を予定できない場合における、充電開始からの経過時間と電池残量の閾値との関係の一例を示す図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
まず、図1を参照して、実施形態1に係る携帯端末1について説明する。
携帯端末1は、通話機能、電子メール送受信機能、Webサイト閲覧機能等を備える。携帯端末1は、AC電源に接続された充電器2を用いて充電が可能である。
公衆基地局3は、通信回線網4に接続されており、通信圏内に存在する携帯端末1と無線で接続することによって、携帯端末1と通信回線網4とを通信可能に接続する中継局である。
通信回線網4は、アナログ回線網、デジタル回線網等から構成される。
携帯端末1は、公衆基地局3の中継により、通信回線網4を介して通話等が可能である。また、携帯端末1は、公衆基地局3の中継により、通信回線網4上に設けられたサーバ等(不図示)との間でデータ通信が可能である。
図2に示すように、携帯端末1は、電池11と、通信部12と、アンテナ13と、音声処理部14と、操作入力部15と、表示部16と、記憶部17と制御部18とを備える。
電池11は、充電器2と接続することで充電可能な二次電池である。電池11から各部に電力が供給されることによって、携帯端末1は動作する。
通信部12は、アンテナ13に接続され、アンテナ13を介して公衆基地局3から受信した無線信号を復調し、制御部18に供給する。また、通信部12は、制御部18から供給されたベースバンド信号で搬送波の変調等を行って、アンテナ13を介して公衆基地局3に送信する。
音声処理部14は、音声信号の符号化、復号等を行う。
操作入力部15は、キーボタン、スイッチボタン等を備え、ユーザの操作に対応する操作信号を制御部18に出力する。例えば、操作入力部15は、携帯端末1の電源オン・オフの指示、電話番号、電子メールを構成するテキスト、webサイトのスクロールや変更の指示等に対応する操作信号を入力する。
表示部16は、制御部18の制御に従って、携帯端末1の機能を利用するために必要な各種の情報を表示する。例えば、表示部16は、各種の情報は、電源状態、電波強度(SSI)、電池11の残量、サーバ接続状態等の動作状態、未読メールの有無、インターネット接続時におけるwebサイト等の種々のデータを表示する。また、表示部16は、記憶部17に記憶されたコンテンツを表示する。
記憶部17は、例えば、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等の読み書き可能なメモリを備える。記憶部17は、各種プログラム、データ、電話帳データ、楽曲データ、画像データ等を記憶する。
記憶部17は、通信回線網4上の複数のフィード各々のURL(Uniform Resource Locator)を記憶する。例えば、図3に示すように、記憶部17は、各フィードのURLと各URLを一意に識別可能なインデックスとが関連づけられたフィードテーブル17aを記憶する。
また、記憶部17は、次に取得するフィードのURLに対応するインデックスである次取得フィードインデックス17bを記憶する。
初期状態では、記憶部17に記憶される次取得フィードインデックス17bは「1」である。ユーザは、次取得フィードインデックス17bをフィード取得の優先順位に従って設定できる。この場合、優先順位が最も高いフィードのURLに対応するインデックスが「1」とされる。即ち、インデックスはフィード取得の取得順を表す。
また、記憶部17は、取得したフィードから解析されたコンテンツを記憶する。
ここで、フィードとは、ブログやニュースサイト等webサイトにおいて日々更新されるコンテンツを配信用に加工した文書である。フィードリーダーがフィードの更新を定期的に確認することで、ユーザは最新のコンテンツを得ることができる。
フィードは、webサイトから提供されるコンテンツのメタデータであるXML(Extensible Markup Language)形式のデータである。フィードの種類には、RDF(Resource Description Framework)、RSS(RDF Site Summary)、Atom等がある。フィードは、図4に示すように、フィードヘッダーと、フィードボディとから構成される。フィードヘッダーは、フィードのタイトル等で構成される。フィードボディは、例えば、コンテンツのタイトルと、記事等のコンテンツと、コンテンツへの一意なURLであるパーマリンクと、コンテンツの作者名と、コンテンツが更新された日時とで構成される。
フィードは、例えば、アプリケーションもしくはwebサービスとして提供されるフィードリーダーを用いて取得される。フィードリーダーは、ユーザによって登録されたフィードのURLにアクセスし、フィードを取得する。
フィードのURLは、webサイトにおいて提供される画像がクリックされることを契機に、webブラウザが起動したフィードリーダーによって登録されてもよい。また、フィードのURLは、webサイトを規定するHTML(HyperText Markup Language)のヘッダー要素内のリンク要素から自動的に検出されるため、このフィードのURLが登録されるようにしてもよい。また、フィードのURLが記載されたOPML(Outline Processor Markup Language)形式のファイルがフィードリーダーによって読み込まれることによって、フィードのURLが登録されるようにしてもよい。
取得されたフィードから解析されたコンテンツは、記憶部17に記憶される。記憶部17に記憶されたコンテンツは、ユーザからの指示や設定により任意のタイミングで表示することが可能である。例えば、図5に示すように、取得された各フィードのコンテンツのタイトル、パーマリンク、作者名、更新された日時、コンテンツが一覧表示される。
図2に戻り、制御部18は、CPU,RAM等から構成され、制御部18が記憶部17に記憶された各種プログラムを実行制御することにより、指示部21、検出部22、充電判定部23、残量判定部24、取得部25、調整部26として機能し、携帯端末1の各部を統括的に制御するとともに、フィードのURLの登録、フィードのURLへのアクセス、下記の各処理を実行する。
指示部21は、タイマー21Tを備え、取得部25に、フィードの取得を間欠的に指示する。
ユーザは、指示部21がフィードの取得を指示する時刻を、あらかじめ設定することができる。例えば、ユーザが携帯端末1を充電する午前1時から午前7時の間にフィードを取得する場合には、午前1時、2時、3時、4時、5時、及び6時にフィードの取得を指示するように設定することができる。
検出部22は、電池11の残量を検出する。例えば、電池11が完全に充電された状態では、電池11の残量は100%と検出され、電池11に蓄えられた電力がない状態では、電池11の残量は0%と検出される。
充電判定部23は、電池11が充電中であるか否かを判定する。
残量判定部24は、検出部22によって検出された電池11の残量が閾値以上であるか否かを判定する。なお、残量判定部24は、取得部25によってフィードが取得される度に、電池11の残量が閾値以上であるか否かを判定するようにしてもよい。
取得部25は、例えば、上述のフィードリーダー(不図示)を備え、指示部21による指示があったときに、充電判定部23によって電池11が充電中であると判定され、残量判定部24によって電池11の残量が閾値以上であると判定された場合に、通信回線網4を介してフィードを取得する。
また、取得部25は、フィードを取得する度に、取得したフィードを解析し、コンテンツを記憶部17に記憶させると共に、次に取得するフィードのURLに対応するインデックスである次取得フィードインデックス17bを記憶部17に記憶させる。すなわち、記憶部17に記憶されている次取得フィードインデックス17bを更新する。
また、取得部25は、残量判定部24によって電池11の残量が閾値未満であると判定されるまでは、記憶部17に記憶された各フィードのURLを用いて、各フィードをインデックスの順番に従って取得する。また、取得部25は、残量判定部24によって電池11の残量が閾値未満であると判定された場合には、次の順番のフィードの取得を開始せずに、指示部21によりさらなる指示があった後に、次の順番から各フィードの取得を再開する。
具体的には、例えば、取得部25によって、インデックス「1」に対応するURLからフィードが取得された後に、残量判定部24によって電池11の残量が閾値未満であると判定された場合には、取得部25は、次の順番であるインデックス「2」に対応するURLのフィードの取得を開始せずに、指示部21によりさらなる指示があった後に、インデックス「2」から各フィードの取得を再開する。
調整部26は、午前1時から午前6時まで閾値を20%にし、午前6時以降の閾値を80%にする。
次に、図6を参照して、上記構成を有する携帯端末1の動作を説明する。
携帯端末1は、通常の携帯端末と同様に、通話動作、メール送受信動作等を行うが、以下では、特徴的なフィードを取得する動作を説明する。
まず、前提として、事前の設定により、フィードを取得するタイミングとして、午前1時、2時、3時、4時、5時、及び6時が設定されているものとする。
また、調整部26が設定する閾値として、午前1時から午前6時までは20%、午前6時以降は、80%に設定されているものとする。
フィード取得機能がオンされると、制御部18は、図6のフローが示す処理を繰り返して実行する。
まず、制御部18の指示部21は、予め設定されている所定の時刻になるまで待機し(ステップS1;No)。所定の時刻になると(ステップS1;Yes)、指示部21はフィードの取得を指示する(ステップS2)。
指示部21の指示に応答し(ステップS2)、検出部22は、取得部25がフィードを取得中か否かを判定する(ステップS3)。
取得部25がフィードを取得中の場合(ステップS3;Yes)、処理は、ステップS1に戻る。
一方、取得部25がフィードを取得中でない場合(ステップS3;No)、検出部22は、電池11が充電中であるか否かを判定する(ステップS4)。
電池11が充電中でない場合(ステップS4;No)、処理は、ステップS1に戻る。
一方、電池11が充電中である場合(ステップS4;Yes)、検出部22は電池11の残量を検出する(ステップS5)。
次に、調整部26は、閾値の調整処理を実行する(ステップS6)。
この閾値の調整処理において、調整部26は、図7に示すように、指示部21が備えるタイマー21Tを参照して、現在の時刻を取得する(ステップS21)。次に、取得した時刻が午前6時以降であるか否かを判別する(ステップS22)。
時刻が午前6時以降でない場合(ステップS22;No)、調整部26は、閾値を20%に設定する(ステップS23)。
一方、時刻が午前6時以降の場合(ステップS22;Yes)、調整部26は、閾値を80%に設定する(ステップS24)。
図6に戻り、残量判定部24は、検出部22によって検出された電池11の残量が閾値以上か否かを判定する(ステップS7)。
電池11の残量が閾値以上の場合(ステップS7;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶されたフィードテーブル17aと次取得フィードインデックス17bとを参照し、次に取得するフィードのインデックスとURLを取得する(ステップS8)。そして、取得部25は、通信部12を介して、インデックスに対応するURLからフィードを取得する(ステップS9)。
次に、取得部25は、取得したフィードを解析し、コンテンツをフィードヘッダーの情報と共に記憶部17に記憶させる(ステップS10)。具体的には、取得部25は、記憶部17のコンテンツデータベースに記憶されている該当コンテンツを上書きする。コンテンツデータベースに該当コンテンツがない場合には、取得部25は、コンテンツを新しく作成し、記憶部17に記憶させる。取得部25は、フィードヘッダーの情報を比較して、該当コンテンツであるか否かを判定する。
取得部25は、記憶部17に記憶されている次取得フィードインデックス17bに対し次のインデックスを記憶することで次取得フィードインデックス17bを更新する(ステップS11)。ただし、取得部25は、ステップS8で取得したインデックスがフィードテーブル17aの最後のインデックスと同一の場合には、記憶部17にインデックスを記憶させない。
次に、フィードテーブル17aに設定された全てのURLからフィードが取得されたか否かを判別する(ステップS12)。
フィードテーブル17aに設定された全てのURLうち、フィードが取得されていないものが残っている場合(ステップS12;No)、処理は、ステップS5に戻る。
一方、フィードテーブル17a内の全てのURLからフィードが取得されたと判定された場合(ステップS12;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶された次取得フィードインデックス17bを初期化し(ステップS13)、処理は、ステップS1に戻る。
一方、ステップS7で電池11の残量が閾値未満の場合(ステップS7;No)、処理は、ステップS8〜S13をスキップして、ステップS1に戻る。
次に、本実施形態に係る充電中の電池11の残量(実線)と閾値(点線)とが示されている図8を参照しながら、携帯端末1の動作をより具体的に説明する。
図8に示すように、電池11の残量は、充電中は増加するが、フィードの取得中は、その動作による消費により、減少する。なお、図8は、充電中における電池11の残量の増加量に比べてフィードの取得中における電池11の残量の減少量の方が大きい場合の例である。この場合、充電中であってもフィードを取得している間は、電池11の残量が減少する。しかし、充電中における電池11の残量の増加量とフィードの取得中における電池11の残量の減少量が同等の場合や、充電中における電池11の残量の増加量に比べてフィードの取得中における電池11の残量の減少量の方が小さい場合もある。これらの場合にも本実施形態に係るフィードの取得方法は有効である。以下の説明では、指示部21によって、午前1時、2時、3時、4時、5時、及び6時にフィードの取得が指示(図6のフローに示す処理が実行)された場合の、主にステップS6以降を説明する。
午前1時の指示では、6時以前と判定され(ステップS22;No)、調整部26は閾値を20%に設定する(ステップS23)。検出された電池11の残量が20%以上であるため(ステップS7;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶されたフィードテーブル17aと次取得フィードインデックス17bとを参照し、次に取得するフィードのインデックスとURLを取得する(ステップS8)。次に、取得部25は、通信部12を介して、URLからフィードを取得する(ステップS9)。フィードテーブル17a内の全てのフィードが取得されるまで、取得部25は、通信部12を介して、フィードテーブル17aのインデックスの順にフィードを順次取得する(ステップS5乃至S12)。
フィードテーブル17a内の各フィードのURLを巡回中(ステップS5乃至S12)の午前1時55分(図8中のタイミングTA)に電池11の残量が20%未満になると(ステップS7;No)、取得部25は、一部のフィードを取得していなくても、それ以上の取得動作を停止し、処理は、ステップS1に戻る。
午前2時の指示では、6時以前と判定され(ステップS22;No)、調整部26は閾値を20%に設定する(ステップS23)。検出された電池11の残量が20%未満であるため(ステップS7;No)、取得部25は、フィードを取得しない。
午前3時の指示では、6時以前と判定され(ステップS22;No)、調整部26は閾値を20%に設定する(ステップS23)。検出された電池11の残量が20%以上であるため(ステップS7;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶されたフィードテーブル17aと次取得フィードインデックス17bとを参照し、次に取得するフィードのインデックスとURLを取得する(ステップS8)。
次に、取得部25は、通信部12を介して、URLからフィードを取得する(ステップS9)。
午前3時10分、(図8中のタイミングTB)に、フィードテーブル17a内の全てのURLからフィードが取得されると(ステップS12;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶された次取得フィードインデックス17bを初期化し(ステップS13)、処理は、ステップS1に戻る。
午前4時、5時の各時点での指示では、6時以前と判定され(ステップS22;No)、調整部26は閾値を20%に設定する(ステップS23)。検出された電池11の残量が20%以上であるため(ステップS7;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶されたフィードテーブル17aと次取得フィードインデックス17bとを参照し、次に取得するフィードのインデックスとURLを取得する(ステップS8)。次に、取得部25は、通信部12を介して、URLからフィードを取得する(ステップS9)。
午前4時25分(図8中のタイミングTC)及び午前5時10分(図8中のタイミングTD)に、フィードテーブル17a内の全てのURLからのフィードの取得が完了すると(ステップS12;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶された次取得フィードインデックス17bを初期化し(ステップS13)、処理は、ステップS1に戻る。
午前6時の指示では、6時以降と判定され(ステップS22;Yes)、調整部26は閾値を80%に設定する(ステップS24)。検出された電池11の残量が80%未満であるため(ステップS7;No)、処理は、ステップS1に戻る。
こうして、本実施形態においては、携帯端末1が充電中で、且つ、電池残量が予め設定された閾値以上である場合にのみ、フィードが取得される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、充電中且つ電池残量が電池残量閾値より大きい場合にのみ、フィードを取得する。従って、充電とコンテンツの取得を両方適切に行うことができる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
本実施形態の携帯端末1の構成は、実施形態1と同じである。ただし、調整部26による閾値の調整方法が異なる。調整部26は、指示部21による指示がある度に閾値を均等に増加させる。このため、調整部26は、時刻と閾値とが対応付けられたテーブル(以下、閾値テーブルとする)を記憶する。例えば、この閾値テーブルでは、午前1時、2時、3時、4時、5時、6時の各時点以降の閾値として、それぞれ20%、32%、44%、56%、68%、80%が設定されている。調整部26は、閾値を段階的に増加させる。
まず、図9を参照して、調整部26による閾値の調整処理(ステップS6)のフローを説明する。
調整部26は、指示部21のタイマー21Tを参照して、現在時刻を取得する(ステップS31)。
調整部26は、閾値テーブルを参照し(ステップS32)、閾値を設定する(ステップS33)。例えば、調整部26は、午前1時以降の閾値を20%に、午前2時以降の閾値を32%に設定する。
次に、充電中の携帯端末1の電池11の残量(実線)と閾値(点線)とが示されている図10を参照しながら、本実施形態に係る携帯端末1の動作を説明する。前提として、実施形態1と同じく、指示部21は、午前1時、2時、3時、4時、5時、及び6時にフィードの取得を指示する。
午前1時の指示では、調整部26は閾値を20%に設定する(ステップS33)。検出された電池11の残量が20%以上であるため(ステップS7;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶されたフィードテーブル17aと次取得フィードインデックス17bとを参照し、次に取得するフィードのURLとインデックスとを取得する(ステップS8)。
次に、取得部25は、通信部12を介して、URLからフィードを取得する(ステップS9)。
午前1時55分(図10中のTA)に、フィードテーブル17a内の全てのURLからフィードが取得されると(ステップS12;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶された次取得フィードインデックス17bを初期化し(ステップS13)、処理は、ステップS1に戻る。
午前2時の指示では、調整部26は閾値を32%に設定する(ステップS33)。検出された電池11の残量が32%未満であるため(ステップS7;No)、取得部25は、ステップS1に戻る。
午前3時の指示では、調整部26は閾値を44%に設定する(ステップS33)。検出された電池11の残量が44%未満であるため(ステップS7;No)、取得部25は、ステップS1に戻る。
午前4時の指示では、調整部26は閾値を56%に設定する(ステップS33)。検出された電池11の残量が56%以上であるため(ステップS7;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶されたフィードテーブル17aと次取得フィードインデックス17bとを参照し、次に取得するフィードのURLとインデックスとを取得する(ステップS8)。
次に、取得部25は、通信部12を介して、URLからフィードを取得する(ステップS9)。
フィードテーブル17a内の各フィードのURLを巡回中(ステップS5乃至S12)の午前4時40分(図10中のタイミングTB)に電池11の残量が56%より低くなると(ステップS7;No)、処理は、ステップS1に戻る。
午前5時の指示では、調整部26は閾値を68%に設定する(ステップS33)。検出された電池11の残量が68%未満であるため(ステップS7;No)、処理は、ステップS1に戻る。
午前6時の指示では、調整部26は閾値を80%に設定する(ステップS33)。検出された電池11の残量が80%以上であるため(ステップS7;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶されたフィードテーブル17aと次取得フィードインデックス17bとを参照し、次に取得するフィードのURLとインデックスとを取得する(ステップS8)。
次に、取得部25は、通信部12を介して、URLからフィードを取得する(ステップS9)。
フィードテーブル17a内の各フィードのURLを巡回中(ステップS5乃至S12)の午前6時15分(図10中のタイミングTC)に電池11の残量が80%より低くなると(ステップS7;No)、以後のフィード取得動作を停止し、処理は、ステップS1に戻る。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。
図11が示すように、本実施形態の携帯端末1の基本的な構成は、制御部18が取得閾値判定部27をさらに備えている以外は、実施形態1と同じである。ただし、取得部25の役割が実施形態1及び2とは異なる。
本実施形態において、取得部25は、指示部21による指示があったときに、充電判定部23によって電池11が充電中であると判定され、残量判定部24によって電池11の残量が閾値以上であると判定された場合に、通信回線網4を介してフィード又はメディアファイルを取得する。
また、取得部25は、指示部21の指示によって、インデックス番号順にフィードを取得する度に、取得したフィードを解析し、フィードが参照している楽曲データ、画像データ等のメディアファイルの各URLと各URLを一意に識別可能なインデックス番号とが関連づけられた図12(a)に例示するようなテーブル(以下、メディアファイルテーブル17c)を作成し記憶部17に記憶させると共に、次に取得するフィードに対応するインデックスである次取得フィードインデックス17bを記憶部17に記憶させる。実施形態1及び2のように、コンテンツをさらに記憶部17に記憶させてもよい。
また、取得部25は、残量判定部24によって電池11の残量が閾値未満であると判定されるまでは、記憶部17に記憶されているメディアファイルテーブル17cを参照して、各メディアファイルをインデックスの順番に従って取得し、記憶部17に格納する。続いて、取得部25は、次に取得するメディアファイルのURLに対応するインデックスである次取得メディアファイルインデックス17dを記憶部17に記憶させると共に、図12(c)に例示するような、取得したメディアファイルのURLと取得日時とを対応付けた取得済メディアファイルテーブル17eを記憶部17に記憶させる。具体的には、取得されたメディアファイルのURLが取得済メディアファイルテーブル17eに登録されている場合には、取得日時を更新し、取得済メディアファイルテーブル17eにURLが登録されていない場合には、URLと取得日時を登録する。
一方、取得部25は、残量判定部24によって電池11の残量が閾値未満であると判定された場合には、次の順番のメディアファイルの取得を開始せずに、指示部21によりさらなる指示があった後、次の順番から各メディアファイルの取得を再開する。メディアファイルテーブル17c内の全てのメディアファイルを取得した後、記憶部17に記憶されているメディアファイルテーブル17cを削除すると共に、記憶部17に記憶されているメディアファイルのインデックスである次取得メディアファイルインデックス17dを初期化し、次の順番のフィードを取得する。
取得閾値判定部27は、取得部25がメディアファイルを取得する度に、取得したメディアファイルの積算データ容量が取得閾値(例えば、1GB)以下であるか否かを判定する。なお、取得閾値は、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
そして、取得閾値判定部27が取得閾値を超えていると判定した場合には、取得部25は、取得日時の古いメディアファイルを記憶部17から削除させる。
次に、図13及び図14のフローチャートを参照して、実施形態3に係る携帯端末1によるメディアファイルの取得処理を説明する。なお、図13のフローチャートにおいて、ステップST1からST7は図6のステップS1からS7と共通するため、ステップST7から説明する。
ステップST1〜ST6の処理を終了すると、残量判定部24は、ステップST5で検出された電池11の残量がステップST6で設定された閾値以上か否かを判定する(ステップST7)。電池11の残量が閾値以上でると判定された場合(ステップST7;Yes)、記憶部17にメディアファイルテーブル17cが記憶されているか否かを判定する(ステップST8)。記憶部17にメディアファイルテーブル17cが記憶されていないと判定された場合には(ステップST8;No)、取得部25は、記憶部17に記憶されているフィードテーブル17aと次取得フィードインデックス17bとを参照し、次に取得するフィードのURLとインデックスとを取得する(ステップST9)。そして、取得部25は、通信部12を介して、次取得フィードインデックス17bに対応するURLからフィードを取得する(ステップST10)。
次に、取得部25は、取得したフィードを解析し、メディアファイルテーブル17cを作成し記憶部17に記憶させる(ステップST11)。そして、取得部25は、記憶部17に記憶されている次取得フィードインデックス17bを更新し(ステップST12)、処理は、ステップST5に戻る。
一方、ステップST8で、記憶部17にメディアファイルテーブル17cが記憶されている場合には(ステップST8;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶されているメディアファイルテーブル17cと次取得メディアファイルインデックス17dとを参照し、次に取得するメディアファイルのURLとインデックスとを取得する(ステップST21)。そして、取得部25は、通信部12を介して、そのインデックスに対応するURLからメディアファイルを取得し、記憶部17に格納する(ステップST22)。
次に、取得部25は、取得したメディアファイルのURLと取得日時を記憶部17の取得済メディアファイルテーブル17eに格納する(ステップST23)。そして、取得部25は、次取得メディアファイルインデックス17dを更新する(ステップST24)。ただし、取得部25は、ステップST21で取得したインデックスがメディアファイルテーブル17cの最後のインデックスと同一の場合には、次取得メディアファイルインデックス17dをクリアする。
次に、取得閾値判定部27は、取得したメディアファイルの積算データ容量が取得閾値以下か否かを判定する(ステップST25)。取得閾値を超えていると判定された場合には(ステップST25;No)、取得部25は、記憶部17に記憶されている取得済メディアファイルテーブル17eを参照して、取得したメディアファイルを取得日時の古い順に積算データ容量が取得閾値以下になるまで記憶部17から順次削除する(ステップST41)。
取得したメディアファイルの積算データ容量が取得閾値以下になると(ステップST25;Yes)、処理は、ステップST26に移行する。一方、ステップST25で、取得したメディアファイルの積算データ容量が取得閾値以下であると判定された場合には(ステップST25;Yes)、処理は、ステップST26に移行する。
次に、メディアファイルテーブル17cに登録されている全てのURLからメディアファイルを取得したか否かを判定し(ステップST26)、一部のURLからメディアファイルを取得していないと判定された場合には(ステップST26;No)、処理は、ステップST5に戻る。一方、メディアファイルテーブル17cに登録されている全てのURLからメディアファイルが取得されたと判定された場合には(ステップST26;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶されているメディアファイルテーブル17cに登録されているメディアファイルを削除する(ステップST27)。そして、次取得メディアファイルインデックス17dを初期化する(ステップST28)。
次に、フィードテーブル17a内の全てのURLからフィードを取得したか否かを判定し(ステップST29)、一部のURLからフィードが取得されていなければ(ステップST29;No)、処理は、ステップST5に戻る。
一方、フィードテーブル17a内の全てのURLからフィードが取得されたと判定された場合には(ステップST29;Yes)、取得部25は、記憶部17に記憶されている次取得フィードインデックス17bを初期化し(ステップST30)、処理は、ステップST1に戻る。
上記の各実施形態によれば、電池11の充電中に、検出された電池11の残量が閾値以上の場合に限って、フィード及び/又はメディアファイルを取得する処理が間欠的に行われる。こうすることで、フィード又はメディアファイルを取得しながら確実に充電できる。
また、設定された時刻にフィード又はメディアファイルの取得処理が行われるので、例えば、夜寝るときに充電器2にセットすれば、朝起きたときには、電池11の充電がされており、夜中に更新されるwebサイトの情報のうち最新の情報を取得しておくことができる。
また、取得部25は、取得したフィードを解析し、コンテンツ又はメディアファイルを記憶部17に記憶させるので、通信回線網4との接続ができない状況でもユーザは取得したコンテンツ又はメディアファイルを表示(出力)させることができる。
また、取得部25は、指示部21による指示があったときに、フィード又はメディアファイルを取得中である場合には、フィード又はメディアファイルの取得を継続することとした。こうすることで、取得中のフィード又はメディアファイルを確実に取得できる。
また、上記の実施形態1によれば、調整部26は、午前6時以降は閾値を増加させる。このため、充電時間の終了近くで、電池11の残量が少ないにも関わらず、フィードが取得されることを防止できる。
また、上記の実施形態2によれば、調整部26は、指示部21によるフィードの取得の指示ごとに閾値を均等に増加させる。こうすることで、電池11の残量に応じて、より柔軟に閾値を設定できる。
また、上記の実施形態3によれば、取得部25によって取得されたメディアファイルのURLが記憶部17の取得済メディアファイルテーブル17eに登録されている場合には、取得日時を更新し、取得済メディアファイルテーブル17eにURLが登録されていない場合には、URLと取得日時を登録する。そして、取得及び記憶しているメディアファイルの積算データ容量が取得閾値を超えた場合には、取得済メディアファイルテーブル17eを参照して、取得日時の古いメディアファイルから順次削除する。こうすることで、ランク付け等の複雑な計算を用いなくとも、古いメディアファイルを自動的に順次削除できると共に、システム負荷を小さくし消費電力を抑えることができる。
なお、取得部25がフィードを取得し、メディアファイルテーブル17cを作成する際に、記憶部17の取得済メディアファイルテーブル17eを参照して、既に取得済メディアファイルテーブル17eに登録されているメディアファイルはメディアファイルテーブル17cから除外するようにしてもよい。こうすることで、例えば、複数のフィードが同一のメディアファイルを参照している場合に、該メディアファイルの重複取得を防ぐことができる。これにより、メディアファイルを効率的に取得できると共に、充電中の電力消費を抑えることができる。
また、上記の各実施形態によれば、残量判定部24は、取得部25によってフィード又はメディアファイルの取得が完了する度に、電池11の残量が閾値以上であるか否かを判定し、取得部25は、残量判定部24によって電池11の残量が閾値未満であると判定されるまでは、記憶部17に記憶されているフィードテーブル17a又はメディアファイルテーブル17cを用いて、フィード又はメディアファイルをインデックスの順番に取得し、残量判定部24によって電池11の残量が閾値未満であると判定された場合には、次のインデックスのフィード又はメディアファイルの取得を中止し、次取得フィードインデックス17b又は次取得メディアファイルインデックス17dを更新し、指示部21によりさらなる取得指示があった後に、記憶部17に記憶されているインデックスを用いて、次のフィード又は次のメディアファイルの取得を再開する。
こうすることで、フィードテーブル17aに登録されている一部のフィード又はメディアファイルテーブル17cに登録されている一部のメディアファイルが取得されなくても、電池11の残量が閾値より大きくなれば、未取得のフィード又はメディアファイルのURLからアクセスするので、効率的にフィード又はメディアファイルを取得できる。
なお、フィードのインデックスを、ユーザにとってのフィードの優先順に対応させておけば、ユーザにとって優先度の高いフィードを優先的に取得することができる。また、ユーザが、取得するメディアファイルの条件(種類、カテゴリ、更新日時、更新者、キーワード等)の登録等をできるようにしておけば、ユーザが所望するメディアファイルを効率的に取得できる。その結果、充電中の消費電力を抑えられ、より確実に携帯端末1の充電を完了することができる。この場合、例えば、図15(a)に示すように、ステップST9終了後、取得対象のフィードが、取得条件に合致しているか否かを判定し(ステップST51)、取得条件に合致していると判定した場合には(ステップST51;YES)、ステップST10に進み、取得条件に合致していないと判定した場合には(ステップST51;NO)、ステップST12に進むように構成すればよい。
また、例えば、図15(b)に示すように、ステップST21終了後、取得対象のメディアファイルが、取得条件に合致しているか否かを判定し(ステップST61)、取得条件に合致していると判定した場合には(ステップST61;YES)、ステップST22に進み、取得条件に合致していないと判別した場合には(ステップST61;NO)、ステップST24に進むように構成すればよい。
なお、残量判定部24によって電池11の残量が閾値未満であると判定された場合に、取得部25は、次取得フィードインデックス17b又は次取得メディアファイルインデックス17dを更新する代わりに、次のインデックス以降の全てのインデックス、または未取得のフィード又はメディアファイルのURLに対応するインデックスのリストである作業リストを記憶部17に記憶させるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態によれば、取得部25は、フィードリーダーを備えるとした。一般にフィードは、webサイトによって自動生成され、フィードリーダーを用いれば容易に取得できるため、所望のwebサイトの更新情報等を確実に取得することができる。
なお、上記の実施形態では、閾値を段階的に増加させることとしたが、時刻と閾値との関数を設定して計算により閾値を算出してもよい。関数の具体例としては一次関数または、二次関数であり、時刻が遅くなるほど閾値の値を高く設定することが好ましい。また、閾値の算出に時刻ではなくフィードの取得回数と閾値との関数を用いてもよい。
また、上記実施の形態では、予め充電が予定されている時間帯内で充電量閾値を変化させたが、充電が予定できないユーザ等のために、例えば、図16に示すように、タイマー21Tで充電開始からの経過時間を計時し、充電継続時間に応じて、閾値を徐々に連続的に又は段階的に増加させるようにしてもよい。
なお、調整部26による閾値の設定は、携帯端末1、電池11、充電器2等の仕様に応じて、変更を加えることができる。閾値の計算アルゴリズムの検討には、実測を含めた検証が必要となるため、調整部26は独立したモジュールとして構成されるのが望ましい。
なお、取得処理のフローにおいて、電池11が充電中であるか否かの判定(図6のステップS4又は図12のステップST4)の後に、取得部25がフィード又はメディアファイルを取得中か否かの判定(図6のステップS3又は図13のステップST3)が実行されるようにしてもよい。
なお、取得処理のフローにおいて、取得部25によってフィード又はメディアファイルが取得される度に、充電中か否かを判定し、充電されていないと判定された場合には、フィード又はメディアファイルの取得を中止するようにしてもよい。具体的には、図6において、フィードテーブル17aに設定された全てのURLからフィードが取得されていない場合には(ステップS12)、ステップS4に戻る構成とする。図13及び14において、メディアファイルテーブル17cに設定された全てのURLからメディアファイルが取得されていない場合(ステップST26;No)、フィードテーブル17aに設定された全てのURLからフィードが取得されていない場合(ステップST29;No)、及び、記憶部17の次取得フィードインデックス17bを更新した(ステップST12)後に、ステップST4に戻る構成とする。こうすることで、例えば、ユーザが携帯端末1を使用するために、充電途中で携帯端末1を充電器2から外した場合に、フィード又はメディアファイルの取得を中止して電力の消費を抑えることができる。また、この場合、表示部16に選択画面を表示させ、ユーザにデータの取得を続行するか否かを選択させるようにしてもよい。
なお、上記の実施形態3において、メディアファイルテーブル17cに登録されている全てのメディアファイルが取得された後、次の順番のフィードを取得する構成にしたが、取得順序はこれに限定されるものではない。
なお、上記実施形態において、実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD、MO(Magneto-Optical disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行する携帯端末1を構成することとしてもよい。
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、取得等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、取得等してもよい。
なお、携帯端末1は、多機能携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer)等であってもよい。
なお、本発明は、上記実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で実施形態及び図面に変更を加えることができるのはもちろんである。
1 携帯端末
2 充電器
3 公衆基地局
4 通信回線網
11 電池
12 通信部
13 アンテナ
14 音声処理部
15 操作入力部
16 表示部
17 記憶部
18 制御部
21 指示部
21T タイマー
22 検出部
23 充電判定部
24 残量判定部
25 取得部
26 調整部
27 取得閾値判定部

Claims (13)

  1. データの取得を指示する指示部と、
    自機の充電池の残量を検出する検出部と、
    前記充電池が充電中であるか否かを判定する充電判定部と、
    前記検出部によって検出された前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定する残量判定部と、
    前記指示部による指示があったときに、前記充電判定部によって前記充電池が充電中であると判定され、前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値以上であると判定された場合に、ネットワークを介してデータを取得する取得部と、
    前記閾値を増加させる調整部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記調整部は、
    前記閾値を段階的に増加させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記調整部は、
    所定の時刻で前記閾値を増加させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  4. 前記調整部は、
    前記指示部による指示がある度に前記閾値を均等に増加させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  5. 前記取得部は、
    前記指示部による指示があったときに、データを取得中である場合、前記データの取得を継続する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の携帯端末。
  6. 前記データは複数であり、
    前記残量判定部は、
    前記取得部によって前記各データの取得が完了する度に、前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定し、
    前記取得部は、
    前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値未満であると判定されるまでは、前記各データを所定の順番に従って取得し、
    前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値未満であると判定された場合には、次の順番のデータの取得を開始せず、前記指示部によりさらなる指示があった後に、前記次の順番から前記各データの取得を再開する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯端末。
  7. 前記ネットワーク上の複数のデータ各々の所在に関する情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記取得部は、
    前記記憶部に記憶された前記各データの所在に関する情報を用いて、前記各データを取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の携帯端末。
  8. データの取得を指示する指示工程と、
    自機の充電池の残量を検出する検出工程と、
    前記充電池が充電中であるか否かを判定する充電判定工程と、
    前記検出工程において検出された前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定する残量判定工程と、
    前記指示工程において指示があったときに、前記充電判定工程において前記充電池が充電中であると判定され、前記残量判定工程において前記充電池の残量が閾値以上であると判定された場合に、ネットワークを介してデータを取得する取得工程と、
    前記閾値を増加させる調整工程と、
    を含むことを特徴とするデータ取得方法。
  9. 前記調整工程は、
    前記閾値を段階的に増加させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載のデータ取得方法。
  10. 前記データは複数であり、
    前記残量判定工程では、
    前記取得工程において前記各データの取得が完了する度に、前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定し、
    前記取得工程では、
    前記残量判定工程において前記充電池の残量が閾値未満であると判定されるまでは、前記各データを所定の順番に従って取得し、
    前記残量判定工程において前記充電池の残量が閾値未満であると判定された場合には、次の順番のデータの取得を開始せず、前記指示工程においてさらなる指示があった後に、前記次の順番から前記各データの取得を再開する、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載のデータ取得方法。
  11. コンピュータを、
    データの取得を指示する指示部、
    自機の充電池の残量を検出する検出部、
    前記充電池が充電中であるか否かを判定する充電判定部、
    前記検出部によって検出された前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定する残量判定部、
    前記指示部による指示があったときに、前記充電判定部によって前記充電池が充電中であると判定され、前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値以上であると判定された場合に、ネットワークを介してデータを取得する取得部、
    前記閾値を増加させる調整部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記調整部は、
    前記閾値を段階的に増加させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記データは複数であり、
    前記残量判定部は、
    前記取得部によって前記各データの取得が完了する度に、前記充電池の残量が閾値以上であるか否かを判定し、
    前記取得部は、
    前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値未満であると判定されるまでは、前記各データを所定の順番に従って取得し、
    前記残量判定部によって前記充電池の残量が閾値未満であると判定された場合には、次の順番のデータの取得を開始せず、前記指示部によりさらなる指示があった後に、前記次の順番から前記各データの取得を再開する、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載のプログラム。
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