JP2006261930A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、携帯端末装置の利便性を損なうことのない蓄電池の充電中に、相手端末との間でファイル交換を自動的に行えるようにし、このファイル交換をファイルのデータ量に関係なく、また蓄電池の消耗なく実現することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の携帯端末装置1Aは、データを記憶する第1記憶手段を有する情報処理端末と通信可能な携帯端末装置1Aであって、データを記憶する記憶部6Aと、当該携帯端末装置1Aに備わる蓄電池が充電されていることを検出する充電検出部13と、前記充電検出部13により前記蓄電池が充電されていることを検出した場合、前記記憶部6Aに記憶したデータを前記第1記憶手段に転送し、前記第1記憶手段に書き込むよう制御するファイル制御部8と、を備えるものである。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明の携帯端末装置1Aは、データを記憶する第1記憶手段を有する情報処理端末と通信可能な携帯端末装置1Aであって、データを記憶する記憶部6Aと、当該携帯端末装置1Aに備わる蓄電池が充電されていることを検出する充電検出部13と、前記充電検出部13により前記蓄電池が充電されていることを検出した場合、前記記憶部6Aに記憶したデータを前記第1記憶手段に転送し、前記第1記憶手段に書き込むよう制御するファイル制御部8と、を備えるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、相手端末との間でネットワークを介してファイル交換を行う携帯端末装置に関する。
従来から、各端末にTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)プロトコルスタックやNFS(Network File System)などのファイル交換ソフトウェアを搭載することにより、各端末間でファイルの送受信および交換が行われている。このようなファイル交換により、例えばコンピュータリソース(例えば、メモリの記憶領域)を共有することができ、端末どうしでの共同作業も可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
一方、今日では、図12に示すように、NFSのクライアントとして動作する携帯端末装置1と、NFSのサーバとして動作する相手端末(パソコン)2との間で、WLANのアクセスポイント3を介して無線通信により各記憶部内のファイルを転送または交換するファイル転送システムが提案されている。
図13は、このファイル転送システムにおける前記携帯端末装置1のブロック図である。この携帯端末装置1は、入力部4と、表示部5と、記憶部(以下、自記憶部という)6と、通信部7と、ファイル制御部8とを備える。
これらのうち、入力部4は文字入力機能を持つ数値キーや機能キーを含む。表示部5は入力部4から入力した転送指示などの文字、数値等の入力情報や各種出力情報の画像等を表示する。
自記憶部6は、相手端末2との接続情報9、相手端末操作領域の指定情報10、自端末領域の指定情報11、および指定した自端末領域(ファイル格納領域)12を持つ。
通信部7は、相手端末2の通信部(図示しない)との間で情報の通信やファイルの転送を無線で実施するものである。ファイル制御部8は、入力部4からの各種の入力情報や表示部5への出力情報の処理を制御し、自記憶部6に対する前記各種情報の読み書きを含む処理、および通信部7を通じての相手端末との情報通信処理をそれぞれ実行するように機能する。
このような携帯端末装置1を用いて、相手端末2との間でファイルを含むデータの転送を行う場合を、図14のフローチャートを参照して説明する。
まず、携帯端末装置1の利用者は、入力部4から情報の転送を指示する。ファイル制御部8はこの指示を受けて、自記憶部6から相手端末接続情報を取り出し、この情報をもとに相手端末2に接続するように、通信部7へ指示を出す(ステップS1)。そして、その指示に従って、通信部7が相手端末2に接続されたか否かを判定する(ステップS2)。
ファイル制御部8は、通信部7が相手端末2に接続されたと判定した場合には、さらに通信部7を通して、相手端末2の記憶部(図示しない)のあらかじめ決められた領域を操作する。そして、自記憶部6内の自端末領域の指定情報11によって指定された自端末領域12の情報(ファイル)を、相手端末2のあらかじめ決められた領域に書き込む(ステップS3)。
このようにして、相手端末2へのファイルの書き込みを終了すると、ファイル制御部8は、通信部7に相手端末2との接続中止を指示し(ステップS4)、一連のデータの転送処理を終了する。また、ステップS2で相手端末2と接続できないと判定された場合にも、ファイル制御部8は、通信部7に相手端末2との接続中止を指示し(ステップS4)、一連のデータの転送処理を終了する。
しかしながら、このような従来のファイル転送システムにおいては、携帯端末1におけるファイルの転送ごとのマニュアル操作が煩わしく、また、ファイル転送が長時間になる場合や多量のデータを多重転送する場合には、電力損失が大きいために蓄電池の消耗が早く、データの転送が中断される場合がある。
本発明はこのような従来の問題を解決するためになされたものであり、携帯端末装置の利便性を損なうことのない蓄電池の充電中に、相手端末との間でファイル交換を自動的に行えるようにし、このファイル交換をファイルのデータ量に関係なく、また蓄電池の消耗なく実現することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、データを記憶する第1記憶手段を有する情報処理端末と通信可能な携帯端末装置であって、データを記憶する第2記憶手段と、当該携帯端末装置に備わる蓄電池が充電されていることを検出する充電検出手段と、前記充電検出手段により前記蓄電池が充電されていることを検出した場合、前記第2記憶手段に記憶したデータを前記第1記憶手段に転送し、前記第1記憶手段に書き込むよう制御するファイル制御手段と、を備えるものである。
この構成により、充電検出部が携帯端末装置が充電台に載置され、かつ蓄電池への充電が開始されたことを検知したことを条件に、ファイル制御手段は自動的に自記憶部内の予め決められた領域のファイルを相手端末に転送する。このため、このファイル転送による蓄電池の消耗を回避することができる。また、ファイル転送が携帯端末装置を使用していない時間に行われるため、携帯端末装置の利便性が失われることもない。
また、本発明の携帯端末装置は、データを記憶する第1記憶手段を有する情報処理端末と通信可能な携帯端末装置であって、データを記憶する第2記憶手段と、当該携帯端末装置に備わる蓄電池が充電されていることを検出する充電検出手段と、前記充電検出手段により前記蓄電池が充電されていることを検出した場合、前記第1記憶手段に記憶したデータを前記第2記憶手段に転送し、前記第2記憶手段に書き込むよう制御するファイル制御手段と、を備えるものを含む。
この構成により、充電検出部は、携帯端末装置が充電台に載置され、かつ蓄電池への充電が開始されたことを検知したことを条件に、ファイル制御手段が自動的に相手端末のファイルを自端末側へ転送させて、自記憶部のあらかじめ決められた領域に書き込むことができる。このため、このファイル転送による蓄電池の消耗を回避することができる。また、ファイル転送が携帯端末装置を使用していない時間に行われるため、携帯端末装置の利便性が失われることもない。
また、本発明の携帯端末装置は、前記ファイル制御手段が、前記第2記憶手段に記憶したデータを前記第1記憶手段に転送し、前記第1記憶手段に書き込んだ後、前記記憶手段に記憶したデータを削除するよう制御するものを含む。
この構成により、携帯端末装置の自記憶部に別のファイルを書き込むことができる領域を効果的に確保できる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記ファイル制御手段が、前記第1記憶手段に記憶したデータを前記記憶手段に転送し、前記第2記憶手段に書き込んだ後の、予め設定した時間内に、前記充電検出手段により前記蓄電池が充電されていることを再度検出した場合、前記第1記憶手段に記憶したデータを前記記憶手段に転送し、前記第2記憶手段に書き込むよう再度制御するものを含む。
この構成により、相手端末から転送されるファイルを自記憶部へ書き込んだ後にも設定時間内に引き続き新しいファイルが追加される場合にも対処でき、このような最新の追加ファイルをダウンロードすることができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記蓄電池の充電量を検出する充電量検出手段を備え、前記ファイル制御手段は、前記充電量検出手段により前記蓄電池の充電量が予め設定された充電量以上であることを検出した場合、前記転送および前記書き込みを行うよう制御するものを含む。
この構成により蓄電池に充電が行われないまま多量のデータを転送することを回避でき、従って、データ転送後に携帯端末装置を直ちには使用できないなどの不都合を回避できる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記ファイル制御手段が、前記充電検出手段により前記蓄電池が充電されていることを検出した時点から予め設定された時間後、前記転送および前記書き込みを開始するものを含む。
この構成により、自端末の蓄電池への充電を十分に行わせた上で、ファイル転送のための通信処理に入らせることができるため、ファイルの転送や書き込み処理の、蓄電池の電力切れによる中断等を未然に回避できる。
本発明によれば、自端末本体が充電台に載置されて、蓄電池の充電が開始されると、相手端末の記憶部の予め決められた領域に自記憶部の予め決められた領域のファイルを自動的に転送して書き込むように構成したので、ユーザの手を煩わすことなく、またファイルのデータ量に関係なくファイル転送による蓄電池の消耗を回避でき、かつ蓄電池に対して必要量の充電を平行して実現できる携帯端末装置を提供することができる。
以下、本発明による携帯端末装置の実施形態を、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態を図1に示す。図1は、本発明の携帯端末装置1Aを示すブロック図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態を図1に示す。図1は、本発明の携帯端末装置1Aを示すブロック図である。
図1において、携帯端末装置1Aは、入力部4と、表示部5と、記憶部(自記憶部)6Aと、通信部7と、ファイル制御部8と、充電検出部13と、充電量検出部14とを備える。
これらのうち、入力部4は文字入力機能を持つ数値キーや機能キーを含み、本実施例では、ファイルの転送や書き込みを指示するのに利用される。表示部5は入力部4から入力した文字、数値等による指示や命令等の入力情報や画像による出力情報等を表示する。
自記憶部6Aは、相手端末接続情報9、相手端末操作領域の指定情報10、自端末領域の指定情報11、および指定した自端末領域(ファイル格納領域)12に加えて、時間情報A、B、Cを持つ。
通信部7は相手端末2の通信部(図示しない)との間で情報の通信やファイルの転送を無線で実施するものである。
ファイル制御部8は、入力部4からのファイル転送等のための入力情報や表示部5への出力情報の出力処理をし、自記憶部6Aに対する各種情報の読み書きを含む処理、通信部7を通じての相手端末2との情報通信処理等をそれぞれ実行するように機能する。
また、ファイル制御部8は、時間情報A、Bを用いて通信の接続を制御し、時間Cを用いて相手端末2からのファイルの再度の転送、書き込みを制御するように機能する。
充電検出部13は、蓄電池に対する充電が行われていることを検出するように機能する。充電量検出部14は、蓄電池に対する充電電気量を検出するように機能する。
次に、このような構成の携帯端末装置1Aを用いて、相手端末2との間でファイルを転送する手順を、図2のフローチャートを参照して説明する。
まず、携帯端末装置1Aの利用者は、蓄電池に充電するために、その携帯端末装置1Aの本体を、充電台に載置または収納する。これにより自端末本体内に収納された蓄電池には充電が開始される(ステップS11)。続いて、ファイル制御部8は、自記憶部6Aから相手端末接続情報を取り出し、この接続情報をもとに相手端末2に接続するように、通信部7へ指示を出す(ステップS12)。そして、その指示に従って、通信部7が相手端末2に接続されたか否かを判定する(ステップS13)。
ファイル制御部8は、通信部7が相手端末2に接続されたと判定した場合に、さらに通信部7を通して、相手端末2の記憶部(図示しない)のあらかじめ決められた領域を操作する。そして、自記憶部6Aのあらかじめ決められた領域の指定情報11で指定された自端末領域12のデータ(ファイル)を、相手端末2の記憶部のあらかじめ決められた領域に書き込む(ステップS14)。
このようにして、相手端末2への自記憶部6A側のデータの書き込みが終了すると、ファイル制御部8は、通信部7に相手端末2との接続中止を指示し(ステップS15)、一連のデータの転送処理を終了する。また、ステップS13で相手端末2と接続できないと判定された場合にも、ファイル制御部8は、通信部7に相手端末2との接続中止を指示し(ステップS16)、一連のデータの転送処理を終了する。
一方、ステップS13で相手端末2と接続できない場合には、ファイル制御部8は通信部7に前記接続動作の中止を指示する(ステップS16)。まあ、予め決められた時間Aだけ待った後(ステップS17)、充電検出部13は蓄電池が充電中か否かを調べる(ステップS18)。引き続き充電中である場合には、ステップS12以下の処理を繰返し実行し、充電中でない場合には、データ処理を終了する。
このように、蓄電池の充電中に、相手端末2との間でファイル交換を自動的に行うことによって、ユーザの手を煩わすことなく、また、ファイルのデータ量に関係なく、ファイル転送による蓄電池の消耗を回避しながら、蓄電池に対して必要量の充電を継続できる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。この第2の実施形態では、通信部7を通して、相手端末2の記憶部の予め決められた領域を操作することにより、自記憶部6Aの予め決められた領域のデータを、相手端末2の予め決められた領域に書き込んだ場合に(ステップS14)、自記憶部6Aの予め決められた領域のデータを削除するようにしている(ステップS19)。この後に、ファイル制御部8が通信部7に接続動作の中止を指示する。
図3は、本発明の第2の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。この第2の実施形態では、通信部7を通して、相手端末2の記憶部の予め決められた領域を操作することにより、自記憶部6Aの予め決められた領域のデータを、相手端末2の予め決められた領域に書き込んだ場合に(ステップS14)、自記憶部6Aの予め決められた領域のデータを削除するようにしている(ステップS19)。この後に、ファイル制御部8が通信部7に接続動作の中止を指示する。
この第2の実施形態によれば、自記憶部6Aに空き容量が確保できるため、別のファイルの記憶が追加可能となる。このほかの手順は、図2のフローチャートについて説明した場合と同じであるため、その重複する説明を省略する。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。この第3の実施形態では、図2に示した手順と同じく、充電の開始を検出した後(ステップS11)、相手端末2に接続するように通信部7に対し指示をする(ステップS12)。相手端末2に接続された場合には(ステップS13)、ファイル制御部8は、図2に示した手順とは異なり、通信部7を通して、相手端末2の記憶部の予め決められた領域を操作する。
図4は、本発明の第3の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。この第3の実施形態では、図2に示した手順と同じく、充電の開始を検出した後(ステップS11)、相手端末2に接続するように通信部7に対し指示をする(ステップS12)。相手端末2に接続された場合には(ステップS13)、ファイル制御部8は、図2に示した手順とは異なり、通信部7を通して、相手端末2の記憶部の予め決められた領域を操作する。
これにより、この領域のデータを読み出し、自記憶部6Aの予め決められた領域に書き込む(ステップS20)。その後に、ファイル制御部8が通信部7に接続動作の中止を指示する。このほかの手順は、図2のフローチャートについて説明した場合と同じであるため、その重複する説明を省略する。
この第3の実施形態においては、相手端末2のファイルを自記憶部6Aの領域に書き込んで自端末で利用することができ、この場合に、蓄電池の消耗を招かずに多量のデータを、自端末に取り込むことができる。
(第4の実施形態)
図5は、本発明の第4の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。この第4の実施形態では、図4に示す手順と同じく、ファイル制御部8は充電の開始を検出した後(ステップS11)、相手端末2に接続するように通信部7に指示する(ステップS12)。また、相手端末2に接続された場合には(ステップS13)、ファイル制御部8は、通信部7を通して、相手端末2の記憶部の予め決められた領域を操作する。これにより、この領域のデータを読み出し、自記憶部6Aの予め決められた領域に書き込む(ステップS20)。
図5は、本発明の第4の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。この第4の実施形態では、図4に示す手順と同じく、ファイル制御部8は充電の開始を検出した後(ステップS11)、相手端末2に接続するように通信部7に指示する(ステップS12)。また、相手端末2に接続された場合には(ステップS13)、ファイル制御部8は、通信部7を通して、相手端末2の記憶部の予め決められた領域を操作する。これにより、この領域のデータを読み出し、自記憶部6Aの予め決められた領域に書き込む(ステップS20)。
その後、通信部7に接続動作の中止を指示し(ステップS15)、続いて予め決められた時間Cだけ待つ(ステップS21)。この時間経過後、蓄電池が充電中か否かを判定して(ステップS18)、充電中である場合には、再び前記通信とこれに続くデータの自記憶部6Aの予め決められた領域の書き込みを繰返し可能にする。なお、このほかの手順は、図4に示したものと同じであるので、その重複する説明を省略する。
この第4の実施形態によれば、相手端末2から取り込んだファイルの自記憶部6Aへの書き込みを終了した後も、所定時間A内は新しいファイルの追加がある場合があるので、このような場合にも、自記憶部6Aへの書き込みをさらに確実に行うことができる。
(第5の実施形態)
図6は、本発明の第5の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。図6では、図1に示すフローチャートにステップS22の処理を追加している。この第5の実施形態では、ユーザが蓄電池の充電を開始させ、充電が開始されたことが充電検出部13で検出されると(ステップS11)、さらに充電量検出部14が予め決められた量の充電が行われたか否かを、判定する(ステップS22)。
図6は、本発明の第5の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。図6では、図1に示すフローチャートにステップS22の処理を追加している。この第5の実施形態では、ユーザが蓄電池の充電を開始させ、充電が開始されたことが充電検出部13で検出されると(ステップS11)、さらに充電量検出部14が予め決められた量の充電が行われたか否かを、判定する(ステップS22)。
そして、この判定の結果、蓄電池に前記所定量の充電が行われている場合には、ファイル制御部8は、自記憶部6Aから予め設定された相手端末接続情報を取り出し、この情報をもとに相手端末2に接続するように通信部7に指示をする(ステップS12)。一方、前記所定量の充電が行われていない場合には、予め決められた時間Aだけ待って(ステップS17)、充電中である場合には(ステップS18)、所定量の充電が行われたか否かを繰返し調べる。これにより、蓄電池から安定的に電源電圧を受けて、通信部7への通信の指示およびファイル転送、書き込みを確実に制御することができる。
(第6の実施形態)
図7は、本発明の第6の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。図7では、図1に示すフローチャートにステップS23の処理を追加している。この第6の実施形態では、ユーザが蓄電池の充電を開始させ、充電が開始されたことが充電検出部13で検出されると(ステップS11)、予め決められた時間Bだけ待つ(ステップS23)。この時間Bを経過した後に、自記憶部6Aから、予め設定された相手端末2の接続情報を取り出し、この接続情報をもとに相手端末2に接続するように通信部7に指示する(ステップS12)。
図7は、本発明の第6の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。図7では、図1に示すフローチャートにステップS23の処理を追加している。この第6の実施形態では、ユーザが蓄電池の充電を開始させ、充電が開始されたことが充電検出部13で検出されると(ステップS11)、予め決められた時間Bだけ待つ(ステップS23)。この時間Bを経過した後に、自記憶部6Aから、予め設定された相手端末2の接続情報を取り出し、この接続情報をもとに相手端末2に接続するように通信部7に指示する(ステップS12)。
ファイル制御部8は、以下、図1に示すフローチャートと同じ手順で、ファイルの転送と書き込みを制御する。この第6の実施形態では、蓄電池に充電がある程度十分に行われた場合に、初めて前記通信およびファイルの転送、書き込みを行えるようにしている。従って、これらの通信および転送と書き込みが確実になる。
(第7の実施形態)
図8は、本発明の第7の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。
図8は、本発明の第7の実施形態によるファイル転送手順を示すフローチャートである。
図8では、ユーザが蓄電池の充電を開始させ、充電開始が充電検出部13で検出されると(ステップS11)、ファイル制御部8は自記憶部6Aから、予め決められた相手端末接続情報9を取り出し、この情報をもとに相手端末2に接続するように通信部7に指示し、この指示とともに、相手端末2が通信路を通して自記憶部6Aの予め決められた領域(自端末動作領域)を操作できるように設定する(ステップS24)。
続いて、通信部7が相手端末2と接続できたか否かを判断し(ステップS13)、接続できた場合には、通信部7を通して相手端末2に接続開始指示を送信する(ステップS25)。
次に、ファイル制御部8は、通信部7を通して、相手端末2から操作終了を受信したかどうかを受信するまで繰返し判断し(ステップS26)、受信した場合には処理を終了する。なお、通信部7が相手端末2と接続できないと判定された場合には(ステップS13)、図2に示した場合と同様のステップS16〜S18の処理を実行する。この実施の形態によれば、ファイル制御部8の制御下で相手端末2が自記憶部6A内の所定領域を操作することができる。
一方、携帯端末装置1Aの第1乃至第6の実施形態に対応する相手端末2のファイル転送手順は、図9に示す通りである。これによれば、前記の手順に従って、携帯端末装置1Aでは相手端末2への接続支持、ファイルの転送および書き込みを行う。これに対し、相手端末2では、通信路を通して記憶部の予め決められた領域(自端末操作領域)を操作できるように設定する(ステップ27)。
また、携帯端末装置1Aの第7の実施形態に対応する相手端末2のファイル転送手順は、図10および図11に示す通りである。これによれば、図10に示すように、予め相手端末2が接続されるように通信部7に指示をする(ステップS28)。一方、通信部7を通して、相手端末2から操作開始指示を受信した場合には、図11に示す手順を実行する。
まず、記憶部6Aから予め設定された相手端末接続情報9を取り出し、この情報をもとに通信部7を通して、相手端末2の記憶部の予め決められた領域を操作できるように設定する(ステップS29)。
次に通信部7を通して、相手端末2の記憶部の予め決められた領域を操作することにより、自記憶部6Aの予め決められた領域のデータを端末の予め決められた領域に書き込む。または、相手端末2の記憶部の予め決められた領域のデータを、自記憶部6Aの予め決められた領域に書き込む(ステップS30)。ファイル制御部8では、通信部7を通して相手端末2に操作終了を送信し(ステップS31)、処理を終了する。
以上のように、本発明にかかる携帯端末装置は、ユーザの手を煩わすことなく、また、ファイルのデータ量に関係なく、ファイル転送による蓄電池の消耗を回避し、かつ蓄電池に対して必要量の充電を同時に実現できるという効果を有し、相手端末との間でネットワークを介してファイル交換を行う携帯端末装置等として有用である。
1、1A 携帯端末装置
2 相手端末
6、6A 記憶部(自記憶部)
7 通信部
8 ファイル制御部
13 充電検出部
14 充電量検出部
2 相手端末
6、6A 記憶部(自記憶部)
7 通信部
8 ファイル制御部
13 充電検出部
14 充電量検出部
Claims (6)
- データを記憶する第1記憶手段を有する情報処理端末と通信可能な携帯端末装置であって、
データを記憶する第2記憶手段と、
当該携帯端末装置に備わる蓄電池が充電されていることを検出する充電検出手段と、
前記充電検出手段により前記蓄電池が充電されていることを検出した場合、前記第2記憶手段に記憶したデータを前記第1記憶手段に転送し、前記第1記憶手段に書き込むよう制御するファイル制御手段と、
を備える携帯端末装置。 - データを記憶する第1記憶手段を有する情報処理端末と通信可能な携帯端末装置であって、
データを記憶する第2記憶手段と、
当該携帯端末装置に備わる蓄電池が充電されていることを検出する充電検出手段と、
前記充電検出手段により前記蓄電池が充電されていることを検出した場合、前記第1記憶手段に記憶したデータを前記第2記憶手段に転送し、前記第2記憶手段に書き込むよう制御するファイル制御手段と、
を備える携帯端末装置。 - 請求項1記載の携帯端末装置であって、
前記ファイル制御手段は、前記第2記憶手段に記憶したデータを前記第1記憶手段に転送し、前記第1記憶手段に書き込んだ後、前記第2記憶手段に記憶したデータを削除するよう制御する携帯端末装置。 - 請求項2記載の携帯端末装置であって、
前記ファイル制御手段は、前記第1記憶手段に記憶したデータを前記第2記憶手段に転送し、前記第2記憶手段に書き込んだ後の、予め設定した時間内に、前記充電検出手段により前記蓄電池が充電されていることを再度検出した場合、前記第1記憶手段に記憶したデータを前記第2記憶手段に転送し、前記第2記憶手段に書き込むよう再度制御する携帯端末装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末装置であって、
前記蓄電池の充電量を検出する充電量検出手段を備え、
前記ファイル制御手段は、前記充電量検出手段により前記蓄電池の充電量が予め設定された充電量以上であることを検出した場合、前記転送および前記書き込みを行うよう制御する携帯端末装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末装置であって、
前記ファイル制御手段は、前記充電検出手段により前記蓄電池が充電されていることを検出した時点から予め設定された時間後、前記転送および前記書き込みを開始する携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012182787A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-09-20 | Jvc Kenwood Corp | 携帯端末、データ取得方法及びプログラム |
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2005
- 2005-03-16 JP JP2005075118A patent/JP2006261930A/ja not_active Withdrawn
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