JP2009059853A - レセプタクル - Google Patents

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Ryosuke Okimura
良輔 興村
Hiromi Ito
寛美 伊藤
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Abstract

【課題】 光コネクタを構成する部品であるレセプタクルは、くぼみの底面に光素子を実装した場合、配線パターンをくぼみから引き出すときに配線パターンを屈曲させるとインピーダンスが急激に変化して伝送速度が低下するという問題があった。
【解決手段】光素子配設部は、くぼみの底面に形成され、光素子のコモン用端子部と光素子の電気信号用端子部とを有し、基板接続部は、コモン用端子部と第1の配線パターンで接続されたコモン用接続部と、電気信号用端子部と第2の配線パターンで接続された電気信号用接続部とを有し、くぼみにおける基板接続部側の面が底面から始まる傾斜面であり、傾斜面の反対側の面にコモン用端子部およびコモン用接続部と同電位のベタパターンが形成され、傾斜面において、光素子配設部から基板接続部に向かって第1の配線パターンと第2の配線パターンの間隔を徐々に狭くした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ファイバと光素子を光結合させる光コネクタにおけるレセプタクルに関する。
光ファイバと、光素子(例えば、発光素子、受光素子等)を光結合させるため、一般に光コネクタが使用されている。この光コネクタは、少なくとも1本の光ファイバが設けられたプラグと、少なくとも1つの光素子が配設されたレセプタクルとから構成されている。
従来、レセプタクルは、プラグの先端が光素子に衝突するのを防止するために、プラグ先端の光ファイバと対向するレセプタクルの面に凹溝を設け、この凹溝に光素子を配設していた(例えば、特許文献1〜3を参照)。
特表平10−501350号公報 特開2005−165165号公報 国際公開第2006/131976号パンフレット
しかし、前記したレセプタクルは、凹溝内に光素子を配設したので、光ファイバの先端が光素子に衝突しないという利点を有する。しかし、凹溝内において光素子がむき出しになっているため、耐環境性が悪いという問題があった。
すなわち、光素子に埃が付着した場合、光素子が吸湿した場合およびレセプタクルをプリント配線基板に実装する際に飛散したロジン等が光素子へ付着した場合に、光素子の応答性や光の接続効率が悪化するという問題があった。
かかる問題を解決するために、一般に、光素子をエポキシ樹脂等の透明な樹脂で封止することがなされている。しかし、凹溝にエポキシ樹脂を流し込むため、エポキシ樹脂が硬化する前に、エポキシ樹脂が凹溝の開放された両端から流れ出し、光素子が完全に封止できないという問題がある。つまり、凹溝の壁(面)がある部分からはエポキシ樹脂は流れないが、壁(面)の無い部分からは流動性のあるエポキシ樹脂が硬化する前に流れ出すという問題がある。
これらの問題を解決するために、図26に示すように、凹溝を、底面101を有し、この底面101が壁(面)104に囲まれたくぼみ100に変えることが考えられる。しかし、くぼみ100の底面101に形成した光素子配設部102から配線パターン103を引き出すと、底面101と壁104の境界等の複数箇所において、配線パターン103を略直角に屈曲させなければならならい。
そうすると、光素子105が発信または受信する高速な電気信号の電子の流れが均一でなくなるので電気信号の反射が発生し、伝送速度の低下および、電気ノイズを発生させるという新たな問題が発生することになる。
また、複数の光素子105を実装するレセプタクルにおいては、それぞれの光素子が発信または受信する電気信号に電気のクロストーク(漏話)が発生するという問題も生じる。
本発明は、前記した全ての問題を解決するためになされたものであり、電気信号の電子の流れを均一にすることにより光伝送の高速な電気信号のやりとりを可能としたレセプタクルを安価に提供することを目的とする。
本発明は、光素子が実装(配設)され樹脂により封止された光素子配設部と、この光素子配設部を第1の配線パターンおよび第2の配線パターンを介してプリント配線基板に電気的に接続する基板接続部とが隣り合う面に形成されたレセプタクルに関するものである。
そして、光素子配設部は、くぼみの底面に形成され、光素子のコモン端子に接続するためのコモン用端子部と、光素子の光信号の出力および/または入力のための電気信号用端子と接続するための電気信号用端子部とを有している。
また、基板接続部は、コモン用端子部と第1の配線パターンで接続されたコモン用接続部と、電気信号用端子部と第2の配線パターンで接続された電気信号用接続部とを有している。
そして、くぼみにおける基板接続部側の面が底面から始まる傾斜面になっており、この傾斜面の反対側(裏側)の面にコモン用端子部およびコモン用接続部と同電位のベタパターンが形成されている。そして、この傾斜面において、光素子配設部から基板接続部に向かって、第1の配線パターンと第2の配線パターンの間隔を徐々に狭くしている。
ここで、くぼみとは、周囲と比較して底面が低く、くぼんでおり、底面の周りに隣り合う面(壁)を有している箇所をいう。
このくぼみの底面に隣り合う面(壁)の内、基板接続部側の1つの面を傾斜面とし、この傾斜面を底面から始まるようにしたため、底面に形成した光素子配設部から引き出され、傾斜面に形成された第1の配線パターンおよび第2の配線パターンの曲げは緩やかとなる。
そして、この傾斜面に形成された第1の配線パターンと第2の配線パターンの間隔を徐々に狭くし、かつ傾斜面の反対側の面にコモン用端子部およびコモン用接続部と同電位のベタパターンを形成するものである。
つまり、傾斜面に形成された第1の配線パターンおよび第2の配線パターンにおいて、底面から、くぼみが形成された面の表面に向かう傾斜面の形状変化(傾斜面の反対側(裏側)の面からの厚みの変化)に伴い、この傾斜面に形成された第1の配線パターンと第2の配線パターンの間隔を徐々に狭くし、傾斜面の反対側(裏側)の面にコモン用端子部およびコモン用接続部と同電位のベタパターンを形成している。
かかる構成により、光素子が駆動した際における電気信号とコモンとの関係における特性インピーダンスの変化のばらつきを抑えることが可能になる。
また、かかる構成により、光素子が発信または受信した電気信号の電子の流れを平滑化(均一化)でき、高速な電気信号パルスの立ち上がりおよび立下りによる電気信号の反射量を低く抑えることができるので、電気伝送速度の帯域低下の防止、電気ノイズの発生防止および2個以上の複数の光素子を実装するレセプタクルのそれぞれの光素子の電気信号の出力(または入力)におけるクロストーク(漏話)を防止できるという効果を奏する。
また、前記した発明において、光素子は、コモン用端子部または電気信号用端子部に実装されていても良い。
すなわち、光素子の裏面に光信号の発光および/または受光のための電気信号のコモン端子がある場合は、光素子は、光素子接続部に形成されたコモン用端子部にハンダまたは銀エポキシ樹脂等の導電性接着剤を用いて実装することができる。そして、光素子の表面に形成された電気信号用端子と、光素子接続部に形成された電気信号用端子部とをワイヤーボンディングにて接続することができる。
また、光素子の裏面に光信号の発光および/または受光のための電気信号用端子がある場合は、光素子は、光素子接続部に形成された電気信号用端子部にハンダまたは銀エポキシ樹脂等の導電性接着剤を用いて実装することができる。そして、光素子の表面に形成されたコモン用端子と、光素子接続部に形成されたコモン用端子部とをワイヤーボンディングにて接続することができる。
また、前記した発明において、コモン用端子部から第1の接続パターンを介してコモン用接続部に至るコモンラインと、電気信号用端子部から第2の接続パターンを介して電気信号用接続部に至る電気信号ラインの対を複数にしても良く、この複数のコモン用端子部または電気信号用端子部に複数の光素子を実装しても良い。
すなわち、光素子の数がN個の場合は、コモンラインおよび電気信号ラインの対はN対(コモンラインおよび電気信号ラインはそれぞれN本)とすることができる。このように、光素子が複数になった場合であっても、前記したように、複数の光素子を実装するレセプタクルのそれぞれの光素子の電気信号の出力(または入力)におけるクロストーク(漏話)を防止できるという効果を奏する。
本発明は、光素子をくぼみの底面に実装しても、底面から引き出される配線パターンにおいて発生する高速な電気信号の反射を少なくすることができるので、電気信号の伝送速度を高速にし、光素子の光入力および出力信号を高速に伝送することを可能としたレセプタクルを安価に提供することができる。
以下に本発明の実施例を示して、本発明を詳細に説明する。
本発明を図1乃至図9を用いて説明する。
図1は本発明に係るレセプタクルの正面図、図2は本発明に係るレセプタクルの底面図、図3は本発明に係るレセプタクルの平面図、図4は本発明に係るレセプタクルの背面図、図5は本発明に係るレセプタクルの左側面図、図6は本発明に係るレセプタクルの右側面図、図7は図1のA−A断面図、図8は図1における部分Bの拡大図、図9は図7の拡大図である。
尚、図7および図9において、レセプタクルの表面に金属で形成した配線パターン等を太線で示したが、これは説明を分かりやすくするためである。
図1に示すように、レセプタクル1の正面にはくぼみ2が形成されており、このくぼみ2の底面3に、光素子配設部4が形成されている。この光素子配設部4は、光素子9のコモン端子が接続(実装)されるコモン用端子部11と、光素子9の電気信号端子が接続(実装)される電気信号用端子部12から構成される。
本実施例においては、光素子9(発光素子)の裏面にコモン端子が形成されているので、コモン用端子部11に光素子9のコモン端子が直接、銀エポキシ樹脂を用いて接続されている。そして、光素子9の表面に電気信号端子が形成されているので、この電気信号端子と電気信号用端子部12がワイヤー10にて接続されている。
また、レセプタクル1は、図2に示すように、光素子配設部4が形成された面と、基板接続部21が形成された面が隣り合っている。そして、光素子配設部4を構成するコモン用端子部11と、基板接続部21を構成するコモン用接続部13とは第1の配線パターン5で接続されている。また、光素子配設部4を構成する電気信号用端子部12と、基板接続部21を構成する電気信号用接続部14とは第2の配線パターン6で接続されている。
ここで、基板接続部21とは、コモン用接続部13および電気信号用接続部14とから構成され、レセプタクル1を図示しないプリント配線基板に実装する際に、ハンダによりプリント配線基板に形成されたパッドと電気的に接続する箇所をいう。
本実施例1においては、図2に示す4つのコモン用接続部13と4つの電気信号用接続部14に対応した位置に4つのコモン用のパッドと4つの電気信号用のパッドが形成されたプリント配線基板にレセプタクル1を実装する。レセプタクル1をプリント配線基板に実装する際には、プリント配線基板に設けられた2個の穴に2個の位置決めピン8を挿入する。
また、レセプタクル1は、図1に示すように、矩形のくぼみ2の底面3に隣り合う4つの面(壁)のうち、基板接続部21側の面が傾斜面16になっている。そして、図7乃至図9に示すように、傾斜面16の始まり17はくぼみ2の底面3からであり、傾斜面16の終わり18はくぼみ2が形成されたレセプタクル1の表面である。
このため、それぞれ4本づつ形成された第1の配線パターンおよび第2の配線パターンは、傾斜面16の表面に形成されているので、全ての第1の配線パターンおよび第2の配線パターンは、直角に屈曲することなく、曲げが緩やかになっている。
そして、図9に示すように、レセプタクル1における第1の配線パターンおよび第2の配線パターンの2箇所の角部19は、R面取りされている。このため、第1の配線パターンおよび第2の配線パターンは、このR面取りに沿って曲げられているので、さらに曲げが緩やかになっている。ここで、R面取りとは、レセプタクル1の角部19の稜線を、稜線に沿って曲率を付けた凸面が現れるように除去することをいう。また、1箇所の角部22も曲率を付けた凹面が現れるように形成されている。
さらに、図2、図4、図7および図9に示すように、斜面16の反対側の面(裏面)20には、ベタパターン15が形成されているので、図1および図8に示すように、傾斜面16において、光素子配設部4から基板接続部21に向かって第1の配線パターンと第2の配線パターンの間隔を徐々に狭くすることと併用して、特性インピーダンスの調整を可能としている。つまり、傾斜面16において、図8における間隔Cを、徐々に間隔Cより狭い間隔Dにしているのである。
かかる構成により、傾斜面16における第2の配線パターンに流れる電気信号の電子の流れを平準化(均一化)し、反射等の発生を少なくすることができる。このため、高速な電気伝送および光データ伝送を可能とすることができる。本実施例1においては、NRZ信号にて5Gbpsの伝送速度を実現した。
尚、本実施例1においては、図示しないプリント配線基板と基板接続部21の電気的な接続をハンダを用いて行うことを示したが、ハンダに限られるわけではなく、導電性接着剤を用いて行っても良い。
また、レセプタクル1は、その形状を絶縁材料を主成分とする樹脂により成形した後、その樹脂成形品の表面等にメッキ法、銅箔のスタンピング法または真空蒸着法等を用いて光素子配設部、基板接続部および第1、第2の配線パターンを形成することができる。
本発明の他の実施例を図10乃至図17を用いて詳細に説明する。
図10は本発明に係るレセプタクルの正面図、図11は本発明に係るレセプタクルの底面図、図12は本発明に係るレセプタクルの平面図、図13は本発明に係るレセプタクルの背面図、図14は本発明に係るレセプタクルの左側面図、図15は本発明に係るレセプタクルの右側面図、図16は図10のA−A断面図、図17は図10における部分Bの拡大図である。
尚、図16および図17において、レセプタクルの表面に金属で形成した配線パターン等を太線で示したが、これは説明を分かりやすくするためである。
また、説明を分かり易くするため、実施例1に係るレセプタクルと同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例2に係るレセプタクルの実施例1との主な相違点は、傾斜面16の終わり18から基板接続部21に向かう配線パターンの太さを、傾斜面16の終わり18の時点の配線パターンの太さと略同一にした点である。
つまり、実施例1においては、図2に示すように、基板接続部21を構成するコモン用接続部13および信号用接続部14のパッドは略同じであるため、傾斜面16の終わり18から基板接続部21に向かう第1の配線パターンおよび第2の配線パターンの太さを信号用接続部14のパッドの太さに合わせるために変えているが、本実施例2においては第1の配線パターンおよび第2の配線パターンの太さを変えていない点が相違する。
このようにできるのは、図11に示したように、基板接続部を構成するコモン用接続部13のパッドの太さを細くし、信号用接続部14のパッドの太さを太くしたからである。
かかる構成であっても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施例2においては、実施例1の図1等に示した位置決めピン8を無くした点も実施例1と相違する。これは、図示しないプリント配線基板のパッドにクリームハンダを塗布した後、そのクリームハンダの上にレセプタクル1の基板接続部を載せ、プリント配線基板をリフロー炉の中に入れると、セルフアライメントにより、レセプタクル1がプリント配線基板上で正確に位置決めされるからである。
ここで、セルフアライメントとは、ハンダが加熱溶融した時点で,ハンダの表面張力で自動的に位置合わせされることをいう。
本発明の他の実施例を図18乃至図24を用いて詳細に説明する。
図18は本発明に係るレセプタクルの正面図、図19は本発明に係るレセプタクルの底面図、図20は本発明に係るレセプタクルの平面図、図21は本発明に係るレセプタクルの背面図、図22は本発明に係るレセプタクルの左側面図、図23は本発明に係るレセプタクルの右側面図、図24は図18のA−A断面図である。
尚、図24において、レセプタクルの表面に金属で形成した配線パターン等を太線で示したが、これは説明を分かりやすくするためである。
また、説明を分かり易くするため、実施例1に係るレセプタクルと同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例3に係るレセプタクルの実施例1との主な相違点は、位置決め穴7の上下に貫通した肉抜き穴を設けた点と、ベタパターンの形状である。
かかる構成であっても、実施例1と同様な効果を得ることができる。
前記した実施例は、説明のために例示したものであって、本発明としてはそれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
例えば、前記した実施例においては、光素子9が発光素子の場合を示したが、受光素子であっても良く、発光素子および受光素子が混在していても良い。例えば、実施例1および実施例2は光素子が4個の場合を示したが、受光素子が2個、発光素子が2個であっても良い。
また、前記した実施例においては、光素子9が4個実装される場合を示したが、光素子9は4個に限られるわけではなく、光素子9が1個であっても良いし、5個以上であっても良い。
また、前記した実施例においては、光素子9がコモン用接続部に配設されたものを示したが、これに限られず、裏面に信号端子が形成されている光素子の場合には、信号用端子部に光素子を実装しても良い。
また、コモン用端子部から第1の接続パターンを介してコモン用接続部に至るコモンラインと、電気信号用端子部から第2の接続パターンを介して電気信号用接続部に至る電気信号ラインの対が複数(N対)あり、N個のコモン用端子部またはN個の電気信号用端子部のいずれかに複数(N個)の光素子が実装されていても良い。
また、実施例3において、レセプタクル1の底面に形成したベタパターンを図25のようにしても良い。この場合であっても実施例1と同様の効果を得ることができる。尚、底面図を図25とした場合の正面図は図18、平面図は図20、背面図は図21、左側面図は図22、右側面図は図23、は本発明に係るレセプタクルの、図18のA−A断面図は図24と同一である。
また、傾斜面に形成された第1の配線パターンおよび第2の配線パターンにおいてくぼみの底面から、くぼみの形成された面の表面に至る傾斜面の形状変化に従い、この傾斜面に形成された第1の配線パターンと第2の配線パターンの間隔を徐々に狭くし、かつ、プリント配線基板にレセプタクルをハンダリフローにてSMD実装する場合のレセプタクルに形成されたハンダ用のランドパッドサイズに配線パターンの幅を変化させた量に従い傾斜面の形状に従い形成された第1の配線パターンと第2の配線パターンの間隔をランドパッドサイズによる配線パターンの線幅が狭く変化させる必要がある場合は、間隔は狭く、またランドパッドサイズによる配線パターンの線幅が太くなる場合は、広く第1の配線パターンと第2の配線パターンの間隔を補正する。
また、傾斜面の反対側の面にコモン用端子部およびコモン用接続部と同電位のベタパターンを形成させる。このことにより、光素子駆動における電気信号とコモンとの関係における特性インピーダンスの変化のばらつきを抑えることが可能になる。これにより、光素子に向かう電気信号、または光素子から出力された電気信号の電子の流れを平滑化し高速な電気信号パルスの立ち上がり立下り動作による反射量を低く抑えることにより、電気伝送速度の帯域低下の防止、電気ノイズの発生防止および、2個以上の複数の光素子を実装するレセプタクルのそれぞれの素子電気信号出力(入力)におけるクロストーク(漏話)の防止をすることが可能となる。
光コネクタのレセプタクルとして使用することができる。
本発明に係るレセプタクルの正面図である。(実施例1) 本発明に係るレセプタクルの底面図である。(実施例1) 本発明に係るレセプタクルの平面図である。(実施例1) 本発明に係るレセプタクルの背面図である。(実施例1) 本発明に係るレセプタクルの左側面図である。(実施例1) 本発明に係るレセプタクルの右側面図である。(実施例1) 図1のA−A断面図である。(実施例1) 図1における部分Bの拡大図である。(実施例1) 図7の拡大図である。(実施例1) 本発明に係るレセプタクルの正面図である。(実施例2) 本発明に係るレセプタクルの底面図である。(実施例2) 本発明に係るレセプタクルの平面図である。(実施例2) 本発明に係るレセプタクルの背面図である。(実施例2) 本発明に係るレセプタクルの左側面図である。(実施例2) 本発明に係るレセプタクルの右側面図である。(実施例2) 図10のA−A断面図である。(実施例2) 図10における部分Bの拡大図である。(実施例2) 本発明に係るレセプタクルの正面図である。(実施例3) 本発明に係るレセプタクルの底面図である。(実施例3) 本発明に係るレセプタクルの平面図である。(実施例3) 本発明に係るレセプタクルの背面図である。(実施例3) 本発明に係るレセプタクルの左側面図である。(実施例3) 本発明に係るレセプタクルの右側面図である。(実施例3) 図1のA−A断面図である。(実施例3) 本発明に係るレセプタクルの底面図である。 従来のレセプタクルの斜視図である。
符号の説明
1 レセプタクル
2 くぼみ
3 底面
4 光素子配設部
5 第1の配線パターン
6 第2の配線パターン
9 光素子
11 コモン用端子部
12 電気信号用端子部
13 コモン用接続部
14 電気信号用接続部
15 ベタパターン
16 斜面
20 反対側の面
21 基板接続部

Claims (3)

  1. 光素子が実装され樹脂により封止された光素子配設部と、
    該光素子配設部を第1の配線パターンおよび第2の配線パターンを介してプリント配線基板に電気的に接続する基板接続部とが隣り合う面に形成されたレセプタクルにおいて、
    前記光素子配設部は、くぼみの底面に形成され、前記光素子のコモン用端子部と前記光素子の電気信号用端子部とを有し、
    前記基板接続部は、前記コモン用端子部と前記第1の配線パターンで接続されたコモン用接続部と、前記電気信号用端子部と前記第2の配線パターンで接続された電気信号用接続部とを有し、
    前記くぼみにおける前記基板接続部側の面が前記底面から始まる傾斜面であり、
    該傾斜面の反対側の面に前記コモン用端子部および前記コモン用接続部と同電位のベタパターンが形成され、
    該傾斜面において、前記光素子配設部から前記基板接続部に向かって前記第1の配線パターンと前記第2の配線パターンの間隔を徐々に狭くしたことを特徴とするレセプタクル
  2. 前記光素子が、前記コモン用端子部または前記電気信号用端子部に実装された請求項1に記載のレセプタクル
  3. 前記コモン用端子部から前記第1の接続パターンを介して前記コモン用接続部に至るコモンラインと、前記電気信号用端子部から前記第2の接続パターンを介して前記電気信号用接続部に至る電気信号ラインの対が複数あり、
    複数の前記コモン用端子部または前記電気信号用端子部に複数の光素子が実装された請求項1または請求項2に記載のレセプタクル
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