JP2009059220A - 生産管理システムおよび生産管理方法、並びに製品の生産方法 - Google Patents

生産管理システムおよび生産管理方法、並びに製品の生産方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の部材を組み立てて生産する製品の生産方法において、生産される各部材を効率よく使用できて、各部材および製品の歩留まりを向上することができる。
【解決手段】所定部分同士が相互に組み合わされる複数の部材をそれぞれ生産して、生産された各部材の所定部分同士を組み合わせて製品とする生産方法に使用される生産管理システムであって、ロット単位で生産された各部材の所定部分の仕上がり精度に基づいて、各部材をランク分けして、ランク分けされたそれぞれの部材の所定部分同士が適切に組み合わせることができるかを各部材のランク毎に示すランク分けデータを作成して、ランク分けデータに基づいて、所定部分同士が適切に組み合わせることができるように、生産された前記各部材の組み合わせを管理する組み合わせ管理手段17aが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラモジュール等のように、複数の部材を組み合わせて組み立てることによって製品を生産する生産方法および生産管理システムに関する。
カメラモジュールなどの各種製品は、通常、複数の部材を組み合わせて組み立てることによって生産されている。複数の部材を組み合わせて製品を生産する場合には、各部材を生産するために、各部材に対して精密なスペック管理が要求される。生産される複数の部材の組み合わせを管理する手法としては、従来、生産された各部材の「出来映え(仕上がり精度)」のワースト条件の組み合せ(各部材同士が組み合わせることができる最小許容範囲の各部材の仕上がり精度)を前提として、各部材毎に管理スペックが設定されている。この場合の各部材の「出来映え」とは、測定管理項目のスペックに対する部材の仕上り精度を表す実際の測定値であり、例えば、各部材における所定部分の幅、奥行き、高さ、穴径等の寸法、傾き、平行度等のことである。
複数の部材を組み立てて生産される製品は、各部材の仕上がり精度(出来映え)によって製品の性能が左右されると言っても過言ではない。例えば、カメラモジュールにおいては、部材であるレンズを、部材であるレンズホルダーに組み合わせる場合において、レンズおよびレンズホルダーのそれぞれの仕上がり精度によって、相互に適切に組み合わされたレンズモジュールの焦点距離等が変動するおそれがある。本明細書では、従来技術例および本願発明共に、部材の仕上がり精度(出来映え)として「寸法」を例に挙げて説明する。
以下に、従来の製品の生産管理システムについて、図7のフローチャートを用いて説明する。図7は、複数の部材が組み合わされて生産される製品の生産方法の従来例を説明するためのフローチャートである。
図7に示すステップS1において、製品設計および製品とされる各部材の部材設計が行われる。次いで、ステップS2において、部材設計に基づいて、各部材A、B、C、・・・が生産される。その後、ステップS3において、生産された各部材における所定部分の幅、奥行き、高さ、穴径、傾き、平行度等の完成部材の寸法(出来映え寸法)が、仕上がり精度として測定されて検査される。そして、この検査工程において、所定の仕上がり精度を有する各部材が、次のステップS4に供給されて、ステップS4において、各部材同士の組み立て、調整などが行われて所定の製品が生産される。このとき、生産された製品についても仕上がり精度についての検査(製品工程検査)が行われ、所定の仕上がり精度を有する製品が、次のステップS5において性能検査が行われる。
ステップS5における製品の性能検査では、生産された所定の性能(特性)を有するかが検査される。製品の性能検査としては、例えば製品がカメラモジュールの場合には、焦点距離の検査等である。この場合、ステップS5の製品性能検査結果に基づいて、製品の特性、不良率、歩留まり等が分析されて、ステップS4の製品生産工程にフィードバックされている。ステップS4の製品生産工程においては、製品の特性、不良率、歩留まり等の分析結果に基づいて、各部材同士の組み立て作業において、各部材同士の組み立てに際しての微調整が行なわれる。そして、性能検査に合格した製品が出荷される(ステップS6)。
以上のように、従来の製品の生産方法では、生産された製品の製品性能検査に基づいて各部材同士を組み合わせる組み立て工程において微調整が行なわれるにすぎず、相互に組み合わされる各部材の仕上がり精度等については何ら考慮されていない。そのために、生産された各部材同士を順番に組み合わせているにすぎない。
次に、相互に組み合わせられる各部材のスペック例(使用可能範囲例)について説明する。
図2(a)および(b)は、それぞれ相互に組み合わされる凹状の部材Aおよび凸状の部材Bの側面図である。図2(a)に示される凹状の部材Aは、凹部における開口幅の寸法の設計値が900μm、凹部の両側に位置する各部分における凹部の開口幅に沿った長さの設計値が550μmになっている。図2(b)に示される凸状の部材Bは、凸部の幅方向寸法の設計値が885μmになっている。そして、図2(a)に示される凹状の部材Aの凹部内に、図2(b)に示される凸状の部材Bの凸部が嵌合されることにより、両者が組み合わされる。
部材Aにおける凹部の開口幅寸法のスペック例をスペックAとし、部材Bにおける凸部の幅方向寸法のスペック例をスペックBとし、部材Aを生産する場合における実際のスペックAの寸法のばらつき(生産ばらつき実力)を900±5.0μm、部材Bを生産する場合における実際のスペックBの寸法のばらつき(生産ばらつき実力)を885±5.0μmとする。
このような部材Aの凹部内に部材Bの凸部を嵌合させて両者を相互に組み合わせる場合に、部材Aの凹部と部材Bの凸部とは、設計上では15μmの間隙を有して嵌合されるが、この場合の許容範囲は、以下の式(1)となる。
10(μm)≦{(スペックA)−(スペックB)}≦20(μm)・・・(1)
この式(1)から
(スペックAの許容最小値)−(スペックBの許容最大値)=10(μm)
(スペックAの許容最大値)−(スペックBの許容最小値)=20(μm)
となり、これを満足する凹部の開口幅寸法および凸部の幅寸法の許容範囲は、以下の通り、それぞれ±2.5μmになる。
(スペックAの許容最小値)−(スペックBの許容最大値)
=897.5−887.5=10(μm)、
(スペックAの許容最大値)−(スペックBの許容最小値)
=902.5−882.5=20(μm)
以上のように、部材Aの凹部と部材Bの凸部とが適切な状態(整合状態)で組み合わせるためには、スペックAは900±2.5μmの範囲、スペックBは885±2.5μmの範囲とする必要がある。
このことから、スペックAについては、900±2.5μmを管理目標とし、スペックBについては、885±2.5μmを管理目標として、部材Aおよび部材Bがそれぞれ生産される。
このようなスペックAおよびスペックBの管理目標を、各部材AおよびBの生産ばらつき実力(実際の生産時に生じる寸法のばらつき)と比較すると、図8に示すように、実際の生産工程における生産能力による寸法のばらつき範囲に対して、生産された各部材AおよびBの使用可能範囲が狭くなり、従って、製品として組み立てることができる各部材の歩留まりが低下することになる。
また、例えば特許文献1には、個々に特性ばらつきを有するユニット同士を組み合わせた場合に、組み合わされた製品における性能の補正を行うことができるカメラおよびその製造方法が提案されている。
この特許文献1に開示されている従来技術では、各ユニットを構成する部材精度、組み立て精度等のばらつきにより、同じロットにおいて生産されたユニット同士を組み合わせても、組み立てられた製品毎に特性のばらつきが生じる。また、ユニット同士を組み合わせた製品の性能を保障するために、各ユニットの生産工程において厳しい管理スペックを適用すると、各ユニット毎に不良品と判定される割合が増加し、各ユニットの歩留まりが低下するという問題に対して、カメラを構成する各ユニット毎に、特性、ばらつき等に関する品質情報を記憶する不揮発性メモリを搭載して、各ユニットが組み合わされて製品としてのカメラが生産されると、不揮発性メモリに記憶された品質情報に基づいて設計時の性能を保証するような補正値を算出し、撮影時に動作補正等を実施する構成になっている。さらに、各ユニット同士を組み合わせる際に、各ユニット同士の組み合わせによるばらつきが減少するように、不揮発性メモリに記憶された品質情報を用いてカメラを製造する構成についても開示されている。
特開2001−201785号公報
上述したように、図7に示す従来技術では、製品の性能検査の結果に基づいて、各部材を組み合わせる工程において微調整を行なうにすぎず、生産された各部材の仕上がり精度に基づいて、各部材の組み合わせを変更すること等については考慮されていない。従って、寸法にばらつきがある状態で生産される各部材を効率よく組み合わせることができないという問題がある。特に、各ロット毎に、生産される各部材の仕上がり精度が異なることから、生産された各部材同士を、適切な状態で組み合わせることが容易でないという問題もある。
さらに、上記特許文献1に開示されている従来技術では、カメラを構成する複数のユニットのそれぞれについて考慮されているものの、ロット単位で各ユニットの寸法等をはじめとする仕上がり精度(出来映え)が異なることについては考慮されず、従って、ロット単位で生産されるユニットに応じたユニット同士の組み合わせについては考慮されていない。従って、寸法にばらつきがある状態で生産される各部材を効率よく組み合わせることができないという問題がある。また、上記特許文献1に開示されている従来技術では、カメラを構成するユニット毎に、特性、ばらつき等に関する品質情報を記憶させる不揮発性メモリを搭載する必要があるために、コストが高くなるという問題も発生する。
さらには、これらの従来技術においては、いずれも、各部材の仕上がり精度のワースト条件の組み合せを管理スペックとして採用されているために、各部材の管理スペックを緩和することができない。このために、各部材の生産数に対して、組み立てに使用することができる部材の割合(部材の生産歩留まり)が低下し、これにより、製品の良品数の割合(製品出荷歩留り)が低下するというのが実状であり、大きな課題となっている。
このように、いずれの従来技術も、複数の部材を組み立てて生産する製品について、部材毎の仕上がり精度(出来映え)に応じた複数の部材同士の有効的な組み合せについて考慮されていないために、各部材を効率よく使用することができず、また、複数の部材の組み合わせによって生産される製品を高い歩留まりで生産することができないという課題がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、その目的は、複数の部材を組み立てて製品を生産する際に、部材毎の仕上がり精度(出来映え)に応じた各部材同士の有効的な組み合せに基づいて各部材同士を組み合わせることによって、各部材同士を効率よく使用して、各部材が組み合わされた製品の生産管理を効率よく行って製品の歩留まりを向上させることができる生産管理システムおよび製品の生産方法方法を提供することにある。
本発明の生産管理システムは、所定部分同士が相互に組み合わされる複数の部材をそれぞれ生産して、生産された各部材の前記所定部分同士を組み合わせて製品とする生産方法に使用される生産管理システムであって、ロット単位で生産された前記各部材の前記所定部分の仕上がり精度に基づいて、前記各部材をランク分けし、ランク分けされたそれぞれの部材の所定部分同士が適切に組み合わせることができるかを各部材のランク毎に示すランク分けデータを作成して、該ランク分けデータに基づいて、前記所定部分同士が適切に組み合わせることができるように、生産された前記各部材の組み合わせを管理するためのランク分け部材組み合わせ情報を生成する組み合わせ管理手段を有し、そのことにより上記目的が達成される。
好ましくは、前記仕上がり精度は、生産された各部材の前記所定部分の実際の寸法、前記各部材を製造する装置または金型における前記所定部分に関する情報に基づいて生成される。
好ましくは、前記組み合わせ管理手段は、ロット単位で生産された前記製品の仕上がり精度に関する工程検査情報に基づいて、前記各ランク毎に、前記製品の特性、不良率、歩留まりの少なくともいずれか1つに関する成績管理データを生成する。
好ましくは、前記組み合わせ管理手段は、前記成績管理データにおける成績順位の高いランクに属する前記部材を優先して組み合わせて前記ランク分け部材組み合わせ情報を生成する。
好ましくは、前記組み合わせ管理手段は、生産される製品の性能検査情報に基づいて前記成績管理データを変更する。
好ましくは、生産された前記各部材の生産情報と、生産された前記製品の生産情報と、前記成績管理データとに基づいて、前記各部材の在庫数に関する在庫管理データを作成する生産管理手段をさらに有する。
好ましくは、前記生産管理手段は、前記在庫管理データと前記成績管理データとに基づいて、新たに生産すべき前記各部材の前記各ランク毎の生産管理情報を作成する。
好ましくは、前記製品の設計情報および前記各部材の設計情報を格納する製品設計/部材設計情報データベースと、生産された前記各部材の生産情報を格納する部材生産情報データベースと、生産された前記各部材の検査情報を格納する部材検査情報データベースと、生産された前記製品の生産情報を格納する製品生産情報データベースと、生産された前記製品の検査情報を格納する製品工程検査情報データベースと、生産された前記製品の性能検査情報を格納する製品性能検査情報データベースと、前記組み合わせ管理手段が設けられており、前記各データベースに格納されたそれぞれの情報が入力される情報処理制御部と、を有する。
本発明の製品の生産方法は、所定部分同士が相互に組み合わされる複数の部材をそれぞれ生産する部材生産工程と、生産された各部材の所定部分同士を組み合わせて製品とする製品生産工程とを包含し、前記製品生産工程において、請求項1に記載の生産管理システムの前記組み合わせ管理手段によって生成される前記ランク分け部材組み合わせ情報に基づいて、生産された各部材同士を組み合わせるものであり、そのことにより上記目的が達成される。
好ましくは、前記製品生産工程において、生産された前記各製品に、前記ランク分け部材組み合わせ情報を生産ロット認識番号とともに表示する。
本発明では、精密なスペック管理が要求される複数の部材を組み立てて生産するカメラモジュール等の製品の生産方法において、各部材毎の仕上がり精度に基づいて、相互に適切に組み合わされる各部材同士の組み合わせが管理されるために、各部材の生産時における管理スペックを厳しくすることなく、生産される各部材を効率よく使用することができ、各部材の歩留まりが向上する。しかも、管理された各部材の組み合わせに基づいて製品が生産されることから、生産される製品の歩留まりも著しく向上させることができる。
以下に、本発明の部材組み合わせ管理および製品の生産管理システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、例えば、図2を用いて説明した部材Aと部材Bとが組み合わされて生産される製品を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る生産管理システムの構成を示すブロック図を、製品の生産方法を説明するためのフローチャートとともに示す模式図である。
図1に示す本発明の実施形態に係る製品の生産方法では、まず、製品設計・部材設計が行なわれる(図1のステップS1)。この製品設計・部材設計工程において、各部材に関する設計情報および各部材同士が組み合わされた製品の設計情報が、データ通信手段18を介して、サーバ装置10の製品設計/部材設計情報データベース(DB)11に格納される。
製品設計/部材設計情報データベース11に格納された各部材毎の設計情報および製品の設計情報は、内部データ通信手段19を介して、情報処理制御部17に入力される。
製品設計・部材設計が行なわれると、部材設計情報に基づいて各部材が生産される(図1のステップS2)。この部材生産工程において、例えば、図2(a)および(b)に示す凹状の部材Aと凸状の部材Bとが生産される。そして、この部材生産工程において、1ロット単位毎に、各部材毎の生産日付・生産金型・生産個数等の生産情報が、例えば、外部端末装置に入力されて、外部データ通信手段18を介してサーバ装置10の部材生産情報データベース(DB)12に格納される。1ロット単位は任意に設定可能であり、部材が1個以上であれば、幾つであってもよい。
このようにして、各部材が生産されると、ロット単位で生産された各部材について検査が実施される(図1のステップS3)。この検査工程において、生産された各部材における各種寸法等が測定されて仕上がり精度が検査される。この部材検査工程における各種寸法等の仕上がり精度に関する検査情報は、外部データ通信手段18を介してサーバ装置10の部材検査情報データベース(DB)13に格納される。サーバ装置10の部材検査情報データベース(DB)13に格納された部材検査情報は、内部データ通信手段19を介して、情報処理制御部17に入力される。
情報処理制御部17には、製品設計/部材設計情報データベース11に格納された各部材毎の設計情報と、部材生産情報データベース(DB)12に格納された各部材毎の生産情報と、部材検査情報データベース(DB)13に格納された部材検査情報とに基づいて、生産された各部材に対して、所定部分同士を適切に組み合わせることができる組み合わせ範囲(ランク)を決定する組み合わせ管理手段17aが設けられている。組み合わせ管理手段17aでは、各部材AおよびBの所定部分の寸法であるスペックAおよびBを、1ロット単位で実際に生産された各部材AおよびBのスペックAおよびBに基づいてそれぞれランク分けして、それぞれの部材AおよびBに対する各ランクの組み合わせによって、所定部分同士を適切に組み合わせることができるかを示すランク分けデータを作成して、実際に生産された各部材AおよびBの実際のスペックAおよびBと、前記ランク分けデータとに基づいて、生産された各部材AおよびBに対して、所定部分同士を適切に組み合わせることができるランク分け部材組み合わせ情報を生成して、各部材同士の組み合わせを管理する。組み合わせ管理手段17aによって生成されたランク分け部材組み合わせ情報は、外部データ通信手段18を介して外部端末装置に出力される。
このようにして、組み合わせ管理手段17aにてランク分け部材組み合わせ情報が生成されると、製品の生産ラインでは、生成されたランク分け部材組み合わせ情報に基づいて、最適な組み合わせとされたスペックAの部材AとスペックBの部材Bとを選択して相互に組み合わせる。そして、組み合わせられた製品を調整することによって、部材Aと部材Bとが組み合わされた製品を生産する(図1のステップS4)。この製品生産工程においては、組み立てられた製品の仕上がり精度に関する検査(製品工程検査)が行なわれる。製品工程検査では、例えば、部材Aと部材Bとの間隙等の仕上がり精度について検査される。この製品工程検査の検査結果は、外部データ通信手段18を介して、サーバ装置の製品工程検査情報データベース15に格納される。
その後、組み立てられた製品の性能検査が実施される(図1のステップS5)。この製品性能検査では、組み立てられた製品が所定の機能(特性)を有するかが検査される。製品性能検査の検査結果は、外部端末装置に入力されて、外部データ通信手段18を介して、サーバ装置の製品性能検査情報データベース16に格納される。
その後、製品性能検査によって良品と判定された製品は、完成品として出荷される(図1のステップS6)。
なお、情報処理制御部17には、各部材AおよびBの在庫情報および生産情報を生成する生産管理手段17bが設けられているが、その構成および機能については後述する。
図3は、図1に示す処理フローのさらに詳細を、具体的な処理内容とともに示すフローチャートである。図1における部材検査工程(ステップS3)において、生産された各部材毎に、仕上がり精度が検査される。具体的には、各部材のそれぞれの所定部分における幅、奥行き、高さ、穴径等の寸法が測定され、さらには、部材を構成する面の傾き、平行度等について測定されて、それぞれが適正であるかが検査される(図3のステップS11)。各部材の仕上がり精度の検査結果である部材検査情報は、外部データ通信手段18を介して、サーバ装置10の部材検査情報データベース(DB)12に格納される。
部材検査工程(図1のステップS3)では、各部材の寸法等についての測定が実施される。サーバ装置10における情報処理制御部17のランク分け組み合わせ管理手段17aは、内部データ通信手段19を介して、部材検査情報データベース(DB)12に格納されたロット単位の部材検査情報を読み出して、相互に組み合わせられる各部材同士が適切に組み合わされるかを示す組み合わせの整合性に関するランク分け表(1)を作成する(図3のステップS12)。そして、作成されたランク分け表(1)に基づいて、ロット単位で生産された各部材がランク分けされる。
例えば、図2(a)示す凹状の部材Aと、図2(b)に示す凸状の部材Bとの生産工程におけるスペックAおよびスペックBのロット単位の寸法のばらつき範囲(生産ばらつき実力)に基づいて、生産された各部材Aおよび部材Bをランク分けするためのランク分け表(1)が生成される。図4(a)は、生成されるランク分け表(1)の一例を示しており、スペックAおよびおよびスペックBのそれぞれに対して、生産工程における寸法のばらつきの範囲を10等分した10段階のランクを設けて、各ランク毎に、スペックAとスペックBとの差が、スペックAとスペックBとの組み合わせの適切さを示す整合性として設定されている。
この場合、前述したように、スペックAとスペックBの差が10μm以上、20μm以下の範囲が、部材Aと部材Bとが適切に組み合わされる許容範囲であり、この許容範囲にないスペックAとスペックBのそれぞれのランクの組み合わせについては、適切に組み合わせることができず整合性を有さるものでないとされる。図4(a)においては、整合性を有さない各スペックの範囲はグレー表示されている。
情報処理制御部17のランク分け部材組み合わせ管理手段17aにおいて、このようなランク分け表(1)が生成されると、実際に製造された部材Aまたは部材Bのそれぞれに対して、ランク分け表(1)に基づいて、組み合わせの整合性が許容範囲内の最適な組み合わせとなる部材Bまたは部材Aがそれぞれ選択される。例えば、製造された部材AのスペックAが、図4(a)に示す第1ランク分け表(1)においてランクA1である場合には、整合性の許容範囲内において整合性の最適値「15」であるランクB1のスペックBの部材Bが選択される。
この場合、情報処理制御部17のランク分け部材組み合わせ管理手段17aでは、部材生産情報データベース(DB)12に格納された各部材毎の生産情報が読み出されており、読み出された1ロット単位の部材生産情報に基づいて、最適な組み合わせのランクが選択される。例えば、ランク分け表(1)においてランクA1の部材Aに対して、ランクB1のスペックBの部材Bが最適であるが、部材生産情報によって、ランクB1のスペックBの部材Bが存在しない場合には、次にランクA1の部材Aとの組み合わせに適したランクB2のスペックBの部材Bが選択される。
このようにして、情報処理制御部17のランク分け部材組み合わせ管理手段17aでは、製造された1ロット単位の全ての部材Aおよび部材Bのそれぞれに対して、適切に組み合わされる部材Aおよび部材Bのランクの組み合わせが、ランク分け部材組み合わせ情報として生成される(図3のステップS13)。生成されたランク分け部材組み合わせ情報は、外部データ通信手段18を介して外部端末装置に出力される。
その後、外部端末装置に出力されたランク分け部材組み合わせ情報に基づいて、それぞれ所定のランクのスペックAおよびBを有する部材Aおよび部材Bが選択されて、選択された部材Aの凹部内に、選択された部材Bの凸部が嵌合されて調整される。これにより、所定の製品が生産される(図3のステップS14、図1のステップS4に対応)。この場合、製品の生産情報が、外部データ通信手段18を介して製品工程検査情報データベース14に格納される。また、図1のステップS4に示すように、部材Aと部材Bとが組み立てられた製品についての仕上がり精度に関する検査である製品工程検査が行なわれ、その検査結果が、外部端末装置から、外部データ通信手段18を介して製品工程検査情報データベース15に格納される。
このようにして、1ロット単位の全ての製品に対して、製品工程検査が行なわれると、情報処理制御部17のランク分け部材組み合わせ管理手段17aでは、製品工程検査情報データベース15に格納された製品工程検査情報を内部データ通信手段19を介して読み出し、読み出された1ロット単位の製品工程検査情報に基づいて、製品の製造歩留まりに関する成績管理表(2)を生成する。この成績管理表(2)では、図4(b)に示されるように、製品を構成する部材Aと部材Bの各スペックのランク毎に、製品の歩留まりを求めて、歩留まりが高い順に順番付けされている。図4(b)に示される成績管理表(2)では、ランクA5のスペックAを有する部材AとランクB5のスペックBを有する部材Bとを組み合わせた製品の歩留まりが最も高く、第1位になっている。
その後、部材Aと部材Bとが組み合わされた製品の性能検査が実施される(図3のステップS15、図1のステップS5に対応)。この性能検査は、部材Aと部材Bとが組み立てられた製品が所定の機能(特性)を有するか等の検査に関するものであり、その検査結果である製品性能検査情報は、外部端末装置に入力されて、外部データ通信手段18を介して製品性能検査情報データベース16に格納される。
情報処理制御部17のランク分け部材組み合わせ管理手段17aでは、1ロット単位の全ての製品に対し性能検査が実施されると、製品性能検査情報データベース16に格納された製品性能検査情報を内部データ通信手段19を介して読み出し、読み出された製品性能検査情報に基づいて作成された成績管理表(2)を修正して、新たな成績管理表(2’)を作成する。図4(c)は、新たに作成された成績管理表(2’)を示す。成績管理表(2’)では、製品の歩留まりに関する順位が一部変更されている。
このようにして、1ロット単位の全ての部材AおよびBを組み合わせた製品の製造が終了すると、次の1ロット単位の全ての部材AおよびBを組み合わせて製品を製造する工程が、上述の説明と同様に実施される。この場合、その前の1ロット単位の製品の歩留まりに関する成績管理表(2’)が作成されていることから、情報処理制御部17のランク分け部材組み合わせ管理手段17aでは、ランク分け部材の組み合わせを管理する工程(図3のステップS13)において、この成績管理表(2’)に基づく製品の歩留まりについても考慮され、製品の歩留まりに関する成績の順位が高いランクの組み合わせを優先して選択する。すなわち、ランク分け表(1)において、整合性に関する値が等しいランクの組み合わせが存在する場合には、この成績管理表(2’)に基づく製品の歩留まりに基づいてランクの組み合わせが決定される。例えば、図4(a)に示されるランク分け表(1)のスペックA2とスペックB1との組み合わせ(整合性の値「16」)と、スペックA2とスペックB3との組み合わせ(整合性の値「14」)とは、最適な整合性の値「15」に対する差が等しくなっており、整合性としては同様のランクであると判断されるが、この場合には、図4(c)に示される成績管理表(2’)に基づいて、製品の歩留まりの順位が上位であるスペックA2とスペックB1との組み合わせが選択される。
このようにして、生産された部材AまたはBのスペックAまたはBがランク分けされてそのランクに基づいて、最適な組み合わせであるスペックBまたはAを有する部材Bまたは部材Aがそれぞれ選択されて両者が組み合わされることから、生産される部材Aおよび部材Bは、スペックAおよびスペックBの寸法のばらつき範囲(生産ばらつき実力)内において整合性よく組み合わされることになる。このことから、図5に示すように、生産工程における寸法のばらつき範囲(生産ばらつき実力)内の全ての部材Aおよび部材Bを使用して整合性よく両者を組み合わせることができる。その結果、生産される各部材を、品質を低下させることなく、しかも、効率よく製品に組み立てることができる。
なお、情報制御部17の生産管理手段17bでは、部材生産情報データベース12に格納された部材生産情報、部材検査情報データベース13に格納された部材検査情報、製品生産情報データベース14に格納された製品生産情報、製品工程検査情報データベース15に格納された製品工程検査情報、製品性能検査情報データベース15に格納された製品性能検査情報に基づいて、部材Aおよび部材Bの在庫情報および生産情報を生成している。すなわち、生産管理手段17bは、部材検査情報から得られる部材の生産歩留まりと、製品工程検査情報および製品性能検査情報から得られる製品の生産歩留まりとを考慮して、部材生産情報および製品生産情報に基づいて、各部材Aおよび部材Bの在庫数を在庫管理データとして生成するとともに、必要とされる各部材Aおよび部材Bの生産数を生産管理データとして生成している。そして、生産管理手段17bにて求められた在庫管理データおよび生産管理データが、外部データ通信手段18を介して外部端末装置に出力されて、外部端末装置に出力された在庫管理データおよび生産管理データに基づいて、実際の各部材Aおよび部材Bの在庫管理および生産管理が行なわれる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。各部材の生産時における所定部分の仕上がり精度のばらつきの範囲において任意にランク分けして組み合わせる構成であればよいために、生産された各部材の所定部分の実際の寸法に基づくランク分けに限定されるものでもなく、各部材を生産する装置、金型等における所定部分を生産する部分の寸法等に基づいて、生産された各部材の所定部分の仕上がり精度に関する情報を得てランク分けしてもよい。
また、成績管理表(2)としては、製品の製造歩留まりに関して作成する構成に限らず、生産された製品の特性、不良率、歩留まりの少なくともいずれか1つに関して作成するようにしてもよい。
さらに、生成されたランク分け部材組み合せ情報に基づいて使用された各部材情報を、製品の生産ロット認識番号に組み込ませて表示することもできる。図6は、本実施形態により生成されたランク分け部材組み合せ情報に基づいて生産された製品に対して、ランク分け部材組み合せ情報を、生産ロット認識番号とともに表示した例を示す。例えば、ランク分け部材組み合せ情報が、スペックA1とスペックB1との組み合せである場合には、図6(a)に示すように、生産ロット認識番号の末尾に、ランク分け部材組み合せ情報に基づいて使用された部材情報を組み込んで、「○○○○○○○○_A1−B1」と表示される。ここで、「○○○○○○○○」は、従来のロット認識番号である。また、「○○○○○○○○_A1B1」、「○○○○○○○○A1B1」等のように表示してもよい。
ランク分け部材組み合せ情報は、図6(a)の(1)〜(3)に示すように、生産ロット認識番号の末尾に組み込んで表示する構成に限定されるものではなく、図6(b)の(4)〜(6)に示すように、生産ロット認識番号の間に組み込んで表示する構成、図6(c)の(7)〜(9)に示すように、生産ロット認識番号の先頭に組み込んで表示する構成とすることができる。
このようにして、製品の生産ロット認識番号とともにランク分け部材組み合せ情報を表示する構成では、製品の性能検査において、製品を構成する各部材AおよびBのランク分け組み合わせ情報を正確に認識することができる。その結果、各製品の性能検査結果におけるランク分け部材組み合せ情報を誤って入力されることを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、カメラモジュール等のように、複数の部材を組み合わせて組み立てることによって製品を生産する生産方法、および、その生産方法に使用される生産管理システムにおいて、生産される各部材を効率よく使用できるために、各部材および製品の歩留まりを著しく向上させることができる。
本発明の実施形態に係る生産管理システムの構成を示すブロック図を、製品の生産方法を説明するためのフローチャートとともに示す模式図である。 (a)および(b)は、それぞれ、複数の部材を組み立てて生産される製品における各部材の例を示す側面図である。 図1に示す処理フローのさらに詳細を、具体的な処理内容とともに示すフローチャートである。 (a)は、図2に示す部材AのスペックAと部材BのスペックBの整合性(10≦(スペックA―スペックB)≦20(μm))を表すランク分け表(1)であり、(b)および(c)は、それぞれ、成績管理表(2)および(2’)である。 部材Aおよび部材Bについて、部材生産ばらつき実力に対する本実施形態による部材スペック例(使用可能範囲例)を示す図である。 本発明の実施形態によるランク分け部材組み合せにおける各使用部材情報が組み込まれた生産ロット認識番号例を示す図であり、(a)は生産ロット認識番号の末尾に使用部材情報が組み込まれた例を示し、(b)は生産ロット認識番号の間に使用部材情報が組み込まれた例を示し、(c)は生産ロット認識番号の先頭に使用部材情報が組み込まれた例を示している。 従来の製品の生産管理システムの処理フローを説明するための図である。 部材Aおよび部材Bについて、部材生産ばらつき実力に対する従来技術による部材スペック例(使用可能範囲例)を示す図である。
符号の説明
10 サーバ装置
11 製品設計/部材設計情報データベース
12 部材生産情報データベース
13 部材検査情報データベース
14 製品生産情報データベース
15 製品工程検査情報データベース
16 製品性能検査情報データベース
17 情報制御部
17a ランク分け部材組み合わせ管理手段
17b 生産管理手段
18 外部データ通信手段
19 内部データ通信手段

Claims (10)

  1. 所定部分同士が相互に組み合わされる複数の部材をそれぞれ生産して、生産された各部材の前記所定部分同士を組み合わせて製品とする生産方法に使用される生産管理システムであって、
    ロット単位で生産された前記各部材の前記所定部分の仕上がり精度に基づいて、前記各部材をランク分けし、ランク分けされたそれぞれの部材の所定部分同士が適切に組み合わせることができるかを各部材のランク毎に示すランク分けデータを作成して、該ランク分けデータに基づいて、前記所定部分同士が適切に組み合わせることができるように、生産された前記各部材の組み合わせを管理するためのランク分け部材組み合わせ情報を生成する組み合わせ管理手段を有する、生産管理システム。
  2. 前記仕上がり精度は、生産された各部材の前記所定部分の実際の寸法、前記各部材を製造する装置または金型における前記所定部分に関する情報に基づいて生成される、請求項1に記載の生産管理システム。
  3. 前記組み合わせ管理手段は、ロット単位で生産された前記製品の仕上がり精度に関する工程検査情報に基づいて、前記各ランク毎に、前記製品の特性、不良率、歩留まりの少なくともいずれか1つに関する成績管理データを生成する、請求項1に記載の生産管理システム。
  4. 前記組み合わせ管理手段は、前記成績管理データにおける成績順位の高いランクに属する前記部材を優先して組み合わせて前記ランク分け部材組み合わせ情報を生成する、請求項3に記載の生産管理システム。
  5. 前記組み合わせ管理手段は、生産される製品の性能検査情報に基づいて前記成績管理データを変更する、請求項4に記載の生産管理システム。
  6. 生産された前記各部材の生産情報と、生産された前記製品の生産情報と、前記成績管理データとに基づいて、前記各部材の在庫数に関する在庫管理データを作成する生産管理手段をさらに有する、請求項4に記載の生産管理システム。
  7. 前記生産管理手段は、前記在庫管理データと前記成績管理データとに基づいて、新たに生産すべき前記各部材の前記各ランク毎の生産管理情報を作成する、請求項6に記載の生産管理システム。
  8. 前記製品の設計情報および前記各部材の設計情報を格納する製品設計/部材設計情報データベースと、
    生産された前記各部材の生産情報を格納する部材生産情報データベースと、
    生産された前記各部材の検査情報を格納する部材検査情報データベースと、
    生産された前記製品の生産情報を格納する製品生産情報データベースと、
    生産された前記製品の検査情報を格納する製品工程検査情報データベースと、
    生産された前記製品の性能検査情報を格納する製品性能検査情報データベースと、
    前記組み合わせ管理手段が設けられており、前記各データベースに格納されたそれぞれの情報が入力される情報処理制御部と、
    を有する、請求項1に記載の生産管理システム。
  9. 所定部分同士が相互に組み合わされる複数の部材をそれぞれ生産する部材生産工程と、
    生産された各部材の所定部分同士を組み合わせて製品とする製品生産工程とを包含し、
    前記製品生産工程において、請求項1に記載の生産管理システムの前記組み合わせ管理手段によって生成される前記ランク分け部材組み合わせ情報に基づいて、生産された各部材同士を組み合わせる、製品の生産方法。
  10. 前記製品生産工程において、生産された前記各製品に、前記ランク分け部材組み合わせ情報を生産ロット認識番号とともに表示する、請求項9に記載の生産方法。
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