JP2009059039A - 車載用交差点内停止予防装置、交差点内停止予防システム、車載用交差点内停止予防装置用のプログラム、車載用踏切内停止予防装置、踏切内停止予防システム、および車載用踏切内停止予防装置用のプログラム - Google Patents

車載用交差点内停止予防装置、交差点内停止予防システム、車載用交差点内停止予防装置用のプログラム、車載用踏切内停止予防装置、踏切内停止予防システム、および車載用踏切内停止予防装置用のプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009059039A
JP2009059039A JP2007223887A JP2007223887A JP2009059039A JP 2009059039 A JP2009059039 A JP 2009059039A JP 2007223887 A JP2007223887 A JP 2007223887A JP 2007223887 A JP2007223887 A JP 2007223887A JP 2009059039 A JP2009059039 A JP 2009059039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
intersection
road
image
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007223887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4924300B2 (ja
Inventor
Toyoo Murakami
豊生 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2007223887A priority Critical patent/JP4924300B2/ja
Publication of JP2009059039A publication Critical patent/JP2009059039A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4924300B2 publication Critical patent/JP4924300B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】車車間通信機能に頼らない交差点内停止予防技術を実現する。
【解決手段】車両用ナビゲーション装置1は、退出側カメラ7が撮影した退出側撮影画像25および進入側カメラ5が撮影した進入側撮影画像26を無線で取得する。そして、取得した退出側撮影画像25中の車両群の配置に基づいて、退出道路6中の交差点3の直後の、退出道路6の進行方向に沿った空きスペースの長さL1を特定する。また、取得した進入側撮影画像26中の自車両2のユーザ指定を受け付け、受け付けた指定に係る車両2から交差点3までの距離L2を特定する。そして、距離L1が距離L2より短い場合、自車両2が交差点3に進入することを抑制するための通知を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車載用交差点内停止予防装置、交差点内停止予防システム、車載用交差点内停止予防装置用のプログラム、車載用踏切内停止予防装置、踏切内停止予防システム、および車載用踏切内停止予防装置用のプログラムに関するものである。
従来、交差点(または踏切。以下この欄において同じ。)に車両が進入する際に、そのまま進入すれば交差点内で停止してしまうか否かの判断を支援する交差点内停止予防技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、自車両周辺の車両と車車間通信を行うことで、交差点の先に自車両が入ることのできるスペースがあるか否か判定し、その判定に基づいた通知をドライバに行う技術が開示されている。
特開2005−165643号公報
しかし、上記のような技術は、道路上のすべての車両が車車間通信用機器を搭載しており、かつ、すべての車車間通信用機器が正常動作していることを前提としている。このような技術では、交差点(または踏切)の先の最後尾の車両が車車間通信機器を搭載していない場合や、当該最後尾の車両の車車間通信機器を有していない場合には、正確なスペースを特定することができなくなってしまう。
本発明は上記点に鑑み、車車間通信機能に頼らない交差点内停止予防技術(または踏切内停止予防技術)を実現することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の特徴は、車載用交差点内停止予防装置が、交差点(3)を退出するための第1の道路(6、91、92)中の、当該交差点(3)の直後の部分を被写体とする第1の撮影画像(25)を取得し、さらに、第1の道路(6、91、92)に退出する前に当該交差点(3)に進入するための第2の道路(4)中の、当該交差点(3)の手前の部分を被写体とする第2の撮影画像(26)と、を無線通信によって取得する。
さらに車載用交差点内停止予防装置は、第1の画像(25)中の車両の配置に基づいて、第1の道路(6、91、92)における当該交差点(3)の直後の空きスペースの長さ(以下、第1距離という)を特定する。さらに車載用交差点内停止予防装置は、第2の画像(26)中の自車両(2)の位置を特定し、特定した当該位置に基づいて、第2の道路(4)における自車両(2)から当該交差点までの距離(以下、第2距離という)を特定する。そして、第1距離が第2距離より短いことに基づいて、自車両(2)が当該交差点(3)に進入することを抑制するための通知を報知装置(12、14)に行わせる。
このように、車載用交差点内停止予防装置は、交差点(3)の先において撮影された第1の画像(25)中の車両の配置と、交差点(3)の手前において撮影された第2の画像(26)中の自車両(2)の位置に基づいて、交差点(3)の先に自車両(2)が進入できるスペースがあるか否かを特定することができる。したがって、車車間通信機能に頼らない交差点内停止予防技術が実現する。
また、車載用交差点内停止予防装置は、第1の道路(6)において当該交差点(3)の先にある信号機(9)の表示状態を無線通信によって取得するようになっていてもよい。その場合、車載用交差点内停止予防装置は、取得した表示状態が、第2の道路(6)から当該信号機(9)を通過可能である旨を示しているか否かに基づいて、当該報知装置(12、14)に行わせる通知の内容を切り替えるようになっていてもよい。当該交差点(3)の先の信号機(9)が通過可能となっているか否かで、当該交差点(3)の先の車両が移動度合いに大きな違いがある。したがって、そのような違いに対応した表示切り替えを行うことで、乗員にとってより利便性の高い支援を提供することができる。
また、車載用交差点内停止予防装置は、第2の画像(26)中の自車両(2)の位置を乗員に指定させ、その指定に基づいて、第2の画像(26)中の自車両(2)の位置を特定するようになっていてもよい。乗員は、自車両(2)の外観を熟知しているので、このような方法による自車両(2)の特定は、非常に正確性が高いものとなる。
また、車載用交差点内停止予防装置は、第1の道路(6)が渋滞している旨の情報を取得したことに基づいて、第1の撮影画像(25)および第2の撮影画像(26)を取得し、また、渋滞していないことに基づいて、各撮影画像(25、26)を取得しないようになっていてもよい。このようになっていることで、車両がスムースに流れているような道路において、無駄に撮影画像を取得して交差点通過可能、不可能の判定をすることがなくなる。
また、本発明の第2の特徴は、車載用交差点内停止予防装置が、交差点(3)を退出するための第1の道路(6、91、92)中の、当該交差点(3)の直後の部分を被写体とする第1の撮影画像(25)を取得し、さらに、当該第1の道路(6、91、92)に退出する前に当該交差点(3)に進入するための第2の道路(4)中の、当該交差点(3)の手前の部分を被写体とする第2の撮影画像(26)と、を無線通信によって取得する。さらに車載用交差点内停止予防装置は、取得した第1の撮影画像(25)、および、取得した当該第2の撮影画像(26)中の車両を、画像表示装置(12)に表示させる。
このように、交差点(3)の手前で撮影された第2の画像(26)中の車両と、交差点(3)の先で撮影された第1の画像(25)と、を乗員に見せることで、乗員は、第2の画像(26)中の自車両より前の車列の長さと、第1の画像(25)中の交差点(3)直後の空きスペースとを比較して、自車両が当該スペースに入ることができるか否かを判断することができる。したがって、車車間通信機能に頼らない交差点内停止予防技術を実現することができる。
また、車載用交差点内停止予防装置は、第2の画像(26)中の車両を切り出し、切り出した車両を第1の画像(25)中の最後尾の車両に並べた画像を画像表示装置に表示させるようになっていてもよい。このようになっていることで、乗員は、より直接的に自車両の位置と空きスペースとの関係を把握することができる。
また、本発明の第1の特徴は、交差点(3)を退出するための第1の道路(6、91、92)中の、当該交差点(3)の直後の部分を被写体として第1の撮影画像(25)を撮影する第1のカメラ(7)と、当該第1の道路(6、91、92)に退出する前に当該交差点(3)に進入するための第2の道路(4)中の、当該交差点(3)の手前の部分を被写体として第2の撮影画像(26)を撮影する第2のカメラ(5)と、当該画像取得手段が取得した当該第1の画像(25)中の車両の配置に基づいて、当該第1の道路(6、91、92)における当該交差点(3)の直後の空きスペースの長さ(以下、第1距離という)を特定する第1距離特定手段(125)と、当該画像取得手段が取得した当該第2の画像(26)中の車両(2)の位置を特定する車両位置特定手段(130)と、当該車両位置特定手段が特定した当該位置に基づいて、当該第2の道路(4)における当該車両(2)から当該交差点までの距離(以下、第2距離という)を特定する第2距離特定手段(135)と、当該第1距離が当該第2距離より短いことに基づいて、当該車両(2)が当該交差点(3)に進入することを抑制するための通知を報知装置(12、14)に行わせる通知制御手段(165、170)と、を備えた交差点内停止予防システムとしても捉えることができる。また、本発明の特徴は、プログラムとしても捉えることができる。また、本発明の第1および第2の特徴は、交差点を踏み切りに置き換えてもその効果を同様に発揮する。
なお、上記特許請求の範囲における括弧内の符号は、特許請求の範囲に記載された用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態が適用される場面の一例を概念的に示す。この図においては、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置(車載用交差点内停止予防装置の一例に相当する)1を搭載した車両2が、交差点3に進入するための進入道路4を走行している。進入道路4のうち、交差点3の手前の部分(すなわち、交差点3から進入道路4の進行方向と逆方向に所定の距離(例えば50メートル)だけ遡る区間)は、進入道路4の付近に設置された進入側カメラ5によって繰り返し(例えば1秒毎に)撮影されている。進入側カメラ5が撮影した画像は、ケーブル等を介して進入道路4付近に設置された路側無線機20に出力される。なお、この退出側カメラ7の被写体となる区間には、交差点3の退出道路6側における横断歩道の一部が含まれるようにする。
退出道路6は、進入道路4から見て交差点3を直進して退出するための道路である。この退出道路6のうち、交差点3の直後の部分(すなわち、交差点3から退出道路6の進行方向に所定の距離(例えば50メートル)だけ進む所定の区間)は、退出道路6の付近に設置された退出側カメラ7によって繰り返し(例えば1秒毎に)撮影されている。退出側カメラ7が撮影した画像は、ケーブル等を介して路側無線機20に出力される。なお、この進入側カメラ5の被写体となる区間には、交差点3の進入道路4側の車両停止線が含まれるようにする。
また、退出道路6に沿って交差点3の次に来る交差点8には、信号機9が設置されている。この、交差点3を退出道路6に沿って退出した先に最初にある信号機9は、自らの表示状態の情報(以下、信号機情報という)を、ケーブル等を介して路側無線機20に逐次出力するようになっている。表示状態とは、対象とする交差点8に対する進入方向と退出方向の組み合わせ(例えば、退出道路6から進入して直進する方向、退出道路6から進入して右折する方向、道路90から進入して左折する方向等)から成る進入・退出方法のそれぞれについての、車両の進入の可否の状態をいう。
車両用ナビゲーション装置1は、これら進入道路4、進入側カメラ5、信号機9が出力する情報を、路側無線機20を介して受信して利用することで、自車両2が交差点3に進入したときに、先行車両につかえて交差点3内で停止してしまうか否かについてのドライバの判断を支援する。
図2に、路側無線機20の構成をブロック図で示す。路側無線機20は、無線部21および制御回路22を有している。無線部21は、進入道路4を走行する車両2に搭載された車両用ナビゲーション装置1と路側無線機20との間の無線通信を媒介するために、通信データの増幅、周波数変換、変調、復調等を行う。
制御回路22は、必要に応じて、進入側カメラ5、退出側カメラ7、信号機9から受けた情報を、無線部21を用いて車両用ナビゲーション装置1に送信する。具体的には、車両用ナビゲーション装置1からカメラ情報を要求する信号(以下、カメラ情報要求信号とという)を受信した場合、その後に進入側カメラ5および退出側カメラ7から出力された撮影画像を、車両用ナビゲーション装置1に送信する。
なお、撮影画像の送信の際、路側無線機20は、進入側カメラ5からの撮影画像の縮尺情報、および、退出側カメラ7からの撮影画像の縮尺情報を、それら撮影画像と共に車両用ナビゲーション装置1に送信する。撮影画像の縮尺情報とは、当該画像の画素上の長さと、被写体となる現実の道路上の長さとの比率を表す情報である。比率を表す情報としては、比率そのものの値であってもよいし、各カメラ5、7の焦点距離、被写体までの距離等の、比率を算出するために必要な各カメラ5、7の仕様の情報であってもよい。
また制御回路22は、車両用ナビゲーション装置1から信号機情報を要求する信号(以下、信号機情報要求信号という)を受信した場合、その後に信号機9から出力された信号機情報を、車両用ナビゲーション装置1に送信する。
図3に、車両用ナビゲーション装置1の構成をブロック図で示す。車両用ナビゲーション装置1は、無線部10、位置検出器11、画像表示装置12、操作部13、スピーカ14、交通情報受信機15、地図データ取得部16、および制御回路(コンピュータに相当する)17を有している。
無線部10は、図示しないアンテナが受信した信号に対して増幅、周波数変換、復調、A/D変換等、所定の無線通信プロトコルに従った処理を施し、その結果を制御回路17に出力する。また無線部10は、制御回路17から入力されたデータに対してD/A変換、変調、周波数変換、増幅等、所定の無線通信プロトコルに従った処理を施し、その結果の信号を上記のアンテナに出力する。このような作動により、制御回路17は、無線部10を介して路側無線機20とデータの授受を行うことができる。
位置検出器11は、いずれも周知の図示しない地磁気センサ、ジャイロスコープ、車速センサ、およびGPS受信機等のセンサを有しており、これらセンサの各々の性質に基づいた、車両の現在位置、向き、および速度を特定するための情報を制御回路17に出力する。画像表示装置12は、制御回路17から出力された映像信号に基づいた映像を乗員に表示する。
操作部13は、車両用ナビゲーション装置1に設けられた複数のメカニカルスイッチ、画像表示装置12の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置から成り、ユーザによるメカニカルスイッチの押下、タッチパネルのタッチに基づいた信号を制御回路17に出力する。
交通情報受信機15は、FMラジオ放送局または道路沿いに設置された光ビーコンから無線送信された道路の渋滞情報、交通規制情報等を受信して制御回路17に出力する無線受信機である。
地図データ取得部16は、DVD、CD、HDD等の不揮発性の記憶媒体およびそれら記憶媒体に対してデータの読み出し(および可能ならば書き込み)を行う装置から成る。当該記憶媒体は、制御回路17が実行するプログラム、経路案内用の地図データ等を記憶している。
地図データは、道路データおよび施設データを有している。道路データは、リンクの位置情報、種別情報、ノードの位置情報、種別情報、および、ノードとリンクとの接続関係の情報等を含んでいる。施設データは、施設毎のレコードを複数有しており、各レコードは、対象とする施設の名称情報、所在位置情報、土地地番情報、電話番号情報、郵便番号情報、施設種類情報等を示すデータを有している。
制御回路17は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイコンである。CPUは、ROMまたは地図データ取得部16から読み出した車両用ナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、および地図データ取得部16から情報を読み出し、RAMおよび(可能であれば)地図データ取得部16の記憶媒体に対して情報の書き込みを行い、無線部10、位置検出器11、画像表示装置12、操作部13、スピーカ14、交通情報受信機15と信号の授受を行う。
制御回路17がプログラムを実行することによって行う具体的な処理としては、現在位置特定処理、誘導経路算出処理、経路案内処理、交差点内停止予防処理等がある。現在位置特定処理は、位置検出器11からの信号に基づいて、周知のマップマッチング等の技術を用いて車両の現在位置や向きを特定する処理である。誘導経路算出処理は、操作部13から乗員による目的地の入力を受け付け、現在位置から当該目的地までの最適な誘導経路を算出する処理である。
経路案内処理は、地図データ取得部16から地図データを読み出し、算出された誘導経路、目的地、経由地および現在位置等をこの地図データの示す地図上に重ねた画像を、画像表示装置12に出力し、案内交差点の手前に自車両が到達したとき等の必要時に、右折、左折等を指示する案内音声信号をスピーカ14に出力させる処理である。
交差点内停止予防処理は、車両2が先頭車両につかえて交差点3内で停止してしまうことのないように、車両2の乗員に情報を提供する処理である。制御回路17は、この交差点内停止予防処理を実行するために、図4に示すプログラム100を繰り返し実行するようになっている。
このプログラム100の実行において、制御回路17は、まずステップ105で、自車両2が前方の最寄りの交差点である交差点3の手前にいるか否かを判定する。具体的には、自車両2の現在位置と、地図データ中の交差点3の位置情報に基づいて、自車両2から交差点3までの距離が基準距離(例えば所定の50メートル)未満である場合、自車両2が交差点3の手前にいると判定して続いてステップ110を実行し、距離が基準距離以上である場合、交差点3の手前にいないと判定し、ステップ105の判定を再度実行する。
ステップ110では、交通情報受信機15から取得した渋滞情報に基づいて、進入道路4および退出道路6のうちいずれかが渋滞であるか否かを判定し、いずれかが渋滞であれば続いてステップ115を実行し、いずれも渋滞でなければ再度ステップ105を実行する。
ステップ115では、無線部10を用いて路側無線機20に対してカメラ情報要求信号を送信する。このカメラ情報要求信号を受けた路側無線機20は、上述の通り、進入側カメラ5および退出側カメラ7の撮影画像および縮尺情報を車両用ナビゲーション装置1に対して送信し始める。図5に、退出側カメラ7の撮影画像の一例25を示し、図6に、進入側カメラ5の撮影画像の一例26を示す。続いてステップ120では、路側無線機20から送信された撮影画像および縮尺情報を取得する。
続いてステップ125では、取得した退出側カメラ7の撮影による退出側撮影画像25および退出側カメラ7の縮尺情報に基づいて、交差点3の直後の空きスペースの退出道路6に沿った距離L1(図5参照)を算出する。ここで、交差点3の直後の空きスペースは、具体的には、交差点3の退出道路6側の横断歩道の端部から、退出道路6上の最後尾の車両の後端部までのスペースをいう。なお、制御回路17は、退出側撮影画像25中の各車両を、周知のパターン認識技術を用いて検出することができる。そして、退出側撮影画像25の画素上の距離と実際の距離L1との関係は、退出側カメラ7の縮尺情報から特定することができる。
続いてステップ130では、進入側カメラ5の撮影による進入側撮影画像26中の自車両2の位置を特定する。具体的には、進入側撮影画像26を画像表示装置12に表示させると共に、乗員に進入側撮影画像26から自車両2をタッチパネルを用いて指定するよう促す音声表示をスピーカ14に行わせる。これに応じて乗員が進入側撮影画像26中の自車両2を指定すると、制御回路17は、指定に係る車両2を自車両として特定する。
続いてステップ135では、自車両2から交差点3までの交差点3に沿った距離L2(図6参照)を算出する。具体的には、ステップ130で特定した自車両2から、交差点3の手前の停止線までの、交差点3の進行方向に沿った画素上の距離を特定し、特定した距離と、進入側カメラ5の縮尺情報とを用いて、当該距離に対応する実際の距離L2を特定する。
続いてステップ140では、退出側撮影画像25と進入側撮影画像26の合成画像を画像表示装置12に表示させる。図7および図8のそれぞれに、退出側撮影画像25と進入側撮影画像26の合成画像合成画像33の一例を示す。
画像の合成は、具体的には、撮影画像25、26の縮尺情報に基づいて、進入側撮影画像26を拡大、縮小することで、退出側撮影画像25の縮尺と進入側撮影画像26の縮尺が一致するよう調整する。続いて、進入側撮影画像26から画像認識技術を用いて車両の列を切り出す。続いて、切り出した車両列と、退出側撮影画像25中の車両列が同じ方向を向くよう、切り出した車両列の傾きを調整する。続いて、切り出した車両列の先頭の車両が、退出側撮影画像25中の車両列の最後尾の車両の後ろに繋がるように、切り出した車両列を退出側撮影画像25に合成する。なお、この合成画像において、自車両2を他の車両よりも強調表示するようになっていてもよい。
なお、図7の例においては、合成画像33中の自車両2は、交差点3の横断歩道にかかっている。したがって、この例においては、自車両2は、交差点3に進入すると交差点3内で停止してしまうことになる。画像表示装置12上のこの合成画像33を見ることで、乗員は、このことを視覚的に把握することができる。
また、図8の例においては、合成画像33中の自車両2は、交差点3の横断歩道にかかっていない。したがって、この例においては、自車両2は、交差点3に進入しても交差点3内に停止することなく通過することができる。画像表示装置12上のこの合成画像33を見ることで、乗員は、このことを視覚的に把握することができる。
続いてステップ145では、ステップ125で特定した距離L1が、ステップ135で特定した距離L2以上であるか否かを判定し、距離L1が距離L2以上であれば続いてステップ175を実行し、距離L1が距離L2未満であれば続いてステップ150を実行する。
ステップ150では、無線部10を用いて、上述した信号機情報要求信号を路側無線機20に送信する。この信号機情報要求信号を受けた路側無線機20は、信号機9の信号機情報を、車両用ナビゲーション装置1に無線送信する。続いてステップ155では、路側無線機20からの信号機情報を無線部10を介して取得する。
続いてステップ160では、取得した信号機情報に基づいて、退出道路6から交差点8を通過できる旨を信号機9が示しているか否かを判定する。信号機9が、退出道路6から交差点8を通過できる旨を示している場合(例えば青信号表示の場合)は、退出道路6上の各車両は徐々に進行する可能性が高い。しかし、信号機9が、退出道路6から交差点8を通過できる旨を示していない場合(例えば赤信号表示の場合)は、当面退出道路6上の各車両が進行する可能性は低い。ステップ160の判定結果が肯定的な場合続いてステップ170を実行し、否定的な場合続いてステップ165を実行する。
ステップ165では、進入禁止通知を、画像表示装置12およびスピーカ14の一方または両方を用いて行う。具体的には、「前方の交通状況の変化は望めません。」、「交差点に進入するのは危険です。」、「進入禁止。」等の報知を行う。なお、この報知を画像表示装置12を用いて行う場合、図7に示すように、合成画像33に進入禁止表示41を重畳させるようになっていてもよい。このようになっていることで、乗員は画像と文字の両方で明確に現在の状況を把握することができる。
ステップ170では、少し待てば空きスペースができる可能性が高いので待機を促す通知を、画像表示装置12およびスピーカ14のうち一方または両方を用いて行う。具体的には「交差点前方の交通状況が変化しています。」、「安全に通過できるまでしばらくお待ち下さい。」等の報知を行う。この報知も、同様に合成画像33に重畳して行うようになっていてもよい。ステップ165、170に続いては、再度ステップ115を実行する。
ステップ175では、交差点3に進入しても交差点3内で停止する危険性はない旨の通過可能通知を行う。この報知も、図8に示すように、合成画像33に通行許可表示42を重畳させるようになっていてもよい。ステップ175の後、交差点3についてのプログラム100の実行が終了する。
以上のようなプログラム100を実行することで、制御回路17は、自車両2が新たに交差点3の手前に入り(ステップ105参照)、かつ進入道路4および進入側カメラ5が渋滞の状態にある場合に(ステップ110参照)、退出側カメラ7が撮影した退出側撮影画像25および進入側カメラ5が撮影した進入側撮影画像26を要求して取得する(ステップ115、120参照)。
そして制御回路17は、取得した退出側撮影画像25中の車両群の配置に基づいて、退出道路6中の交差点3の直後の、退出道路6の進行方向に沿った空きスペースの長さL1(第1距離の一例に相当する)を、画像認識技術および退出側カメラ7の縮尺情報に基づいて特定する(ステップ125)。
また、制御回路17は、取得した進入側撮影画像26を画像表示装置12に表示させることで、進入側撮影画像26中の車両2の指定操作を受け付ける(ステップ130参照)。そして、受け付けた指定に係る車両2から交差点3までの距離L2(第2距離の一例に相当する)を、画像認識技術および進入側カメラ5の縮尺情報に基づいて特定する(ステップ135参照)。
さらに制御回路17は、取得した進入側撮影画像26中の車両を切り出し、切り出した車両を退出側撮影画像25中の最後尾の車両に並べた合成画像33を画像表示装置12に表示させる(ステップ140参照)。このようになっていることで、乗員は、より直接的に自車両の位置と空きスペースとの関係を把握することができる。
さらに制御回路17は、距離L1と距離L2とを比較し(ステップ145参照)、距離L1が距離L2より短い場合、自車両2が交差点3に進入することを抑制するための通知を画像表示装置12またはスピーカ14に行わせる(ステップ150〜170参照)。
具体的には、信号機9の信号機情報を要求して取得し(ステップ150、155参照)、当該信号機情報が、信号機9を通過する(すなわち、交差点8を通過する)ことが可能である旨を示している場合には(ステップ160参照)、交差点3に停止することなく進入できるようになる可能性がしばらくないので進入を禁止する報知等を行う。
少し待てば交差点3を停止せず通過することができるようになるので待機するよう促す報知を行う(ステップ165参照)。また、当該信号機情報が、信号機9を通過することが可能である旨を示している場合には(ステップ160参照)、少し待てば交差点3を停止せず通過することができるようになるので待機するよう促す報知等を行う(ステップ170参照)。
そして、退出側撮影画像25、進入側撮影画像26の要求および取得以降の処理(ステップ115〜170参照)は、距離L1が距離L2以上である限り繰り返される(ステップ145参照)。そして、距離L1が距離L2未満となると(ステップ145参照)、当該交差点3に進入しても交差点3内で停止する恐れのない旨の通過可能通知を行って(ステップ175参照)、その後当該3についてのプログラム100の実行を終了する。
このように、車両用ナビゲーション装置1は、交差点3の先において撮影された退出側撮影画像25中の車両群の配置と、交差点3の手前において撮影された進入側撮影画像26中の自車両2の位置に基づいて、交差点3の先に自車両2が進入できるスペースがあるか否か、すなわち、自車両2が交差点3を停止することなく通過できるか否か、を特定することができる。したがって、車車間通信機能に頼らない交差点内停止予防技術が実現する。
そして、車両用ナビゲーション装置1は、取得した表示状態が、退出道路6から信号機9を通過可能である旨を示しているか否かに基づいて、乗員への交差点3への進入抑制通知の内容を切り替えるようになっていている。交差点3の先の信号機9が通過可能となっているか否かで、当該交差点3の先の車両が移動度合いに大きな違いがある。したがって、そのような違いに対応した表示切り替えを行うことで、乗員にとってより利便性の高い支援を提供することができる。
また、車両用ナビゲーション装置1は、進入側撮影画像26中の自車両2の位置を乗員に指定させ、その指定に基づいて、進入側撮影画像26中の自車両2の位置を特定する。乗員は、自車両2の外観を熟知しているので、このような方法による自車両2の特定は、非常に正確性が高いものとなる。
また、車両用ナビゲーション装置1は、退出道路6および進入道路4が渋滞している旨の情報を取得したことに基づいて、撮影画像25、26を取得し、また、渋滞していないことに基づいて、各撮影画像25、26を取得しないようになっている。このようになっていることで、車両がスムースに流れているような道路において、無駄に撮影画像25、26を取得して交差点通過可能、不可能の判定をすることがなくなる。
なお、上記の実施形態において、車両用ナビゲーション装置1、進入側カメラ5、退出側カメラ7、信号機9、路側無線機20の集合が、交差点内停止予防システムの一例に相当する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、上記の実施形態においては、ステップ140で、進入側撮影画像26中の車両群を退出側撮影画像25中に合成した画像を表示させている。しかし、このような画像ではなく、退出側撮影画像25および進入側撮影画像26の両方を合成せずに個々に乗員に表示させるようになっていてもよい。
すなわち、車両用ナビゲーション装置1は、取得した退出側撮影画像25、および、取得した進入側撮影画像26中の車両群を、画像表示装置12に表示させるようになっていさえすれば、乗員は、進入側撮影画像26中の自車両2より前の車列の長さと、退出側撮影画像25中の交差点3直後の空きスペースとを比較して、自車両2が当該スペースに入ることができるか否かを判断することができる。
また、上記の実施形態においては、車両用ナビゲーション装置1は、交差点3を直進して退出するための退出道路6の撮影画像25を用いることで、車両2の交差点3への進入可否を支援するようになっている。しかし、交差点3から左折して退出するための退出道路91、交差点3から右折して退出するための退出道路92のそれぞれについても、その道路中の交差点3の直後の部分を撮影するカメラがあれば、それらカメラの撮影画像を用いて車両2の交差点3への進入可否を支援するようになっていてもよい。
例えば、制御回路17は、車両2が交差点3を直進して抜けることがあらかじめわかっている場合は、退出側撮影画像25を使用し、車両2が交差点3を左折して抜けることがあらかじめわかっている場合は、退出側撮影画像25に代えて退出道路91を撮影した画像を使用し、自車両2が交差点3を右折して抜けることがあらかじめわかっている場合は、退出側撮影画像25に代えて退出道路92を撮影した画像を使用するようになっていてもよい。
この場合、自車両2が交差点3をどの方向に退出するかについては、車両2の方向指示器の作動状態を出力する装置(図示せず)からの情報に基づいて、制御回路17が特定するようになっていてもよい。あるいは、経路案内処理の実行中であれば、制御回路17は、誘導経路に沿って走行した場合に交差点3を抜ける方向を、車両2が交差点3を抜ける方向であると特定するようになっていてもよい。
また、プログラム100のステップ150で情報を取得する対象の信号機は、交差点に設置されている必要は必ずしもない。例えば、退出道路6を横切る横断歩道のための信号機であってもよい。
また、上記実施形態においては、タッチパネルを利用して乗員が進入側撮影画像26中から自車両を特定するようになっているが、退出側撮影画像25中の自車両を特定する方法は、これ以外の方法であってもよい。
また、上記実施形態においては、距離L1と距離L2を特定する際、撮影画像25、26の縮尺情報を利用している。しかし、2つの撮影画像25、26があらかじめ同じ縮尺となるようにカメラ7、5が設定されている場合、距離L1、L2は、縮尺情報を利用せずに、撮影画像中の画素を基準とした距離として特定するようになっていてもよい。
また、上記実施形態においては、車両用ナビゲーション装置1が距離L1を特定するようになっているが、路側無線機20が退出側撮影画像25に基づいて距離L1を特定し、特定した距離L1を車両用ナビゲーション装置1に無線送信するようになっていてもよい。この場合は、特許請求の範囲の第1距離特定手段を、路側無線機20が有していることになる。
また、上記の実施形態において、制御回路17がプログラムを実行することで実現している各機能は、それらの機能を有するハードウェア(例えば回路構成をプログラムすることが可能なFPGA)を用いて実現するようになっていてもよい。
本発明の実施形態が適用される場面の一例を概念的に示す図である。 路側無線機20の構成を示すブロック図である。 車両用ナビゲーション装置1の構成を示すブロック図である。 車両用ナビゲーション装置1の制御回路17が実行するプログラム100のフローチャートである。 退出側カメラ7によって撮影される退出側撮影画像25の一例を示す図である。 進入側カメラ5によって撮影される進入側撮影画像26の一例を示す図である。 プログラム100のステップ140における画像合成の一例を示す図である。 プログラム100のステップ140における画像合成の一例を示す図である。
符号の説明
1…車両用ナビゲーション装置、2…自車両、3…交差点、4…進入道路、
5…進入側カメラ、6…退出道路、7…退出側カメラ、8…交差点、9…信号機、
10…無線部、11…位置検出器、12…画像表示装置、13…操作部、
14…スピーカ、15…交通情報受信機、16…地図データ取得部、17…制御回路、
20…路側無線機、21…無線部、22…制御回路、25…退出側撮影画像、
26…進入側撮影画像、33…合成画像、41…進入禁止表示、42…通行許可表示、
91、92…退出道路、100…プログラム。

Claims (12)

  1. 交差点(3)を退出するための第1の道路(6、91、92)中の、前記交差点(3)の直後の部分を被写体とする第1の撮影画像(25)を取得し、さらに、前記第1の道路(6、91、92)に退出する前に前記交差点(3)に進入するための第2の道路(4)中の、前記交差点(3)の手前の部分を被写体とする第2の撮影画像(26)と、を無線通信によって取得する画像取得手段(120)と、
    前記画像取得手段が取得した前記第1の画像(25)中の車両の配置に基づいて、前記第1の道路(6、91、92)における前記交差点(3)の直後の空きスペースの長さ(以下、第1距離という)を特定する第1距離特定手段(125)と、
    前記画像取得手段が取得した前記第2の画像(26)中の自車両(2)の位置を特定する車両位置特定手段(130)と、
    前記車両位置特定手段が特定した前記位置に基づいて、前記第2の道路(4)における自車両(2)から前記交差点までの距離(以下、第2距離という)を特定する第2距離特定手段(135)と、
    前記第1距離が前記第2距離より短いことに基づいて、自車両(2)が前記交差点(3)に進入することを抑制するための通知を報知装置(12、14)に行わせる通知制御手段(165、170)と、を備えた車載用交差点内停止予防装置。
  2. 前記第1の道路(6)において前記交差点(3)の先にある信号機(9)の表示状態を無線通信によって取得する信号機状態取得手段(155)を備え、
    前記通知制御手段は、前記信号機状態取得手段が取得した前記表示状態が、前記第2の道路(6)から前記信号機(9)を通過可能である旨を示しているか否かに基づいて、前記報知装置(12、14)に行わせる通知の内容を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の車載用交差点内停止予防装置。
  3. 前記車両位置特定手段は、前記第2の画像(26)中の自車両(2)の位置を乗員に指定させ、その指定に基づいて当該位置を特定することを特徴とする請求項1または2に記載の車載用交差点内停止予防装置。
  4. 前記画像取得手段は、前記第1の道路(6)が渋滞している旨の情報を取得したことに基づいて、前記第1の撮影画像(25)および前記第2の撮影画像(26)を取得し、渋滞していない旨の情報を取得したことに基づいて、前記第1の撮影画像(25)および前記第2の撮影画像(26)を取得しないことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車載用交差点内停止予防装置。
  5. 交差点(3)を退出するための第1の道路(6、91、92)中の、前記交差点(3)の直後の部分を被写体とする第1の撮影画像(25)を取得し、さらに、前記第1の道路(6、91、92)に退出する前に前記交差点(3)に進入するための第2の道路(4)中の、前記交差点(3)の手前の部分を被写体とする第2の撮影画像(26)と、を無線通信によって取得する画像取得手段(120)と、
    前記画像取得手段が取得した前記第1の撮影画像(25)、および、前記画像取得手段が取得した前記第2の撮影画像(26)中の車両を、画像表示装置(12)に表示させる表示制御手段(140)と、を備えた車載用交差点内停止予防装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記第2の画像(26)中の車両を切り出し、切り出した車両を前記第1の画像(25)中の最後尾の車両に並べた画像を前記画像表示装置に表示させることを特徴とする請求項5に記載の車載用交差点内停止予防装置。
  7. 交差点(3)を退出するための第1の道路(6、91、92)中の、前記交差点(3)の直後の部分を被写体として第1の撮影画像(25)を撮影する第1のカメラ(7)と、
    前記第1の道路(6、91、92)に退出する前に前記交差点(3)に進入するための第2の道路(4)中の、前記交差点(3)の手前の部分を被写体として第2の撮影画像(26)を撮影する第2のカメラ(5)と、
    前記画像取得手段が取得した前記第1の画像(25)中の車両の配置に基づいて、前記第1の道路(6、91、92)における前記交差点(3)の直後の空きスペースの長さ(以下、第1距離という)を特定する第1距離特定手段(125)と、
    前記画像取得手段が取得した前記第2の画像(26)中の車両(2)の位置を特定する車両位置特定手段(130)と、
    前記車両位置特定手段が特定した前記位置に基づいて、前記第2の道路(4)における前記車両(2)から前記交差点までの距離(以下、第2距離という)を特定する第2距離特定手段(135)と、
    前記第1距離が前記第2距離より短いことに基づいて、前記車両(2)が前記交差点(3)に進入することを抑制するための通知を報知装置(12、14)に行わせる通知制御手段(165、170)と、を備えた交差点内停止予防システム。
  8. 車載用交差点内停止予防装置用のプログラムであって、
    交差点(3)を退出するための第1の道路(6、91、92)中の、前記交差点(3)の直後の部分を被写体とする第1の撮影画像(25)を取得し、さらに、前記第1の道路(6、91、92)に退出する前に前記交差点(3)に進入するための第2の道路(4)中の、前記交差点(3)の手前の部分を被写体とする第2の撮影画像(26)と、を無線通信によって取得する画像取得手段(120)、
    前記画像取得手段が取得した前記第1の画像(25)中の車両の配置に基づいて、前記第1の道路(6、91、92)における前記交差点(3)の直後の空きスペースの長さ(以下、第1距離という)を特定する第1距離特定手段(125)、
    前記画像取得手段が取得した前記第2の画像(26)中の自車両(2)の位置を特定する車両位置特定手段(130)、
    前記車両位置特定手段が特定した前記位置に基づいて、前記第2の道路(4)における自車両(2)から前記交差点までの距離(以下、第2距離という)を特定する第2距離特定手段(135)、および
    前記第1距離が前記第2距離より短いことに基づいて、自車両(2)が前記交差点(3)に進入することを抑制するための通知を報知装置(12、14)に行わせる通知制御手段(165、170)として、コンピュータを機能させるプログラム。
  9. 第1の踏切(3)を退出するための第1の道路(6、91、92)中の、前記第1の踏切(3)の直後の部分を被写体とする第1の撮影画像(25)を取得し、さらに、前記第1の道路(6、91、92)に退出する前に前記第1の踏切(3)に進入するための第2の道路(4)中の、前記第1の踏切(3)の手前の部分を被写体とする第2の撮影画像(26)と、を無線通信によって取得する画像取得手段(120)と、
    前記画像取得手段が取得した前記第1の画像(25)中の車両の配置に基づいて、前記第1の道路(6、91、92)における前記第1の踏切(3)の直後の空きスペースの長さ(以下、第1距離という)を特定する第1距離特定手段(125)と、
    前記画像取得手段が取得した前記第2の画像(26)中の自車両(2)の位置を特定する車両位置特定手段(130)と、
    前記車両位置特定手段が特定した前記位置に基づいて、前記第2の道路(4)における自車両(2)から前記第1の踏切までの距離(以下、第2距離という)を特定する第2距離特定手段(135)と、
    前記第1距離が前記第2距離より短いことに基づいて、自車両(2)を前記第1の踏切(3)に進入することを抑制するための通知を報知装置(12、14)に行わせる通知制御手段(165、170)と、を備えた車載用踏切内停止予防装置。
  10. 第1の踏切(3)を退出するための第1の道路(6、91、92)中の、前記第1の踏切(3)の直後の部分を被写体とする第1の撮影画像(25)を取得し、さらに、前記第1の道路(6、91、92)に退出する前に前記第1の踏切(3)に進入するための第2の道路(4)中の、前記第1の踏切(3)の手前の部分を被写体とする第2の撮影画像(26)と、を無線通信によって取得する画像取得手段(120)と、
    前記画像取得手段が取得した前記第1の撮影画像(25)、および、前記画像取得手段が取得した前記第2の撮影画像(26)中の車両を、画像表示装置(12)に表示させる表示制御手段(140)と、を備えた車載用踏切内停止予防装置。
  11. 第1の踏切(3)を退出するための第1の道路(6、91、92)中の、前記第1の踏切(3)の直後の部分を被写体として第1の撮影画像(25)を撮影する第1のカメラ(7)と、
    前記第1の道路(6、91、92)に退出する前に前記第1の踏切(3)に進入するための第2の道路(4)中の、前記第1の踏切(3)の手前の部分を被写体として第2の撮影画像(26)を撮影する第2のカメラ(5)と、
    前記画像取得手段が取得した前記第1の画像(25)中の車両の配置に基づいて、前記第1の道路(6、91、92)における前記第1の踏切(3)の直後の空きスペースの長さ(以下、第1距離という)を特定する第1距離特定手段(125)と、
    前記画像取得手段が取得した前記第2の画像(26)中の車両(2)の位置を特定する車両位置特定手段(130)と、
    前記車両位置特定手段が特定した前記位置に基づいて、前記第2の道路(4)における前記車両(2)から前記第1の踏切までの距離(以下、第2距離という)を特定する第2距離特定手段(135)と、
    前記第1距離が前記第2距離より短いことに基づいて、前記車両(2)を前記第1の踏切(3)に進入することを抑制するための通知を報知装置(12、14)に行わせる通知制御手段(165、170)と、を備えた踏切内停止予防システム。
  12. 車載用踏切内停止予防装置用のプログラムであって、
    第1の踏切(3)を退出するための第1の道路(6、91、92)中の、前記第1の踏切(3)の直後の部分を被写体とする第1の撮影画像(25)を取得し、さらに、前記第1の道路(6、91、92)に退出する前に前記第1の踏切(3)に進入するための第2の道路(4)中の、前記第1の踏切(3)の手前の部分を被写体とする第2の撮影画像(26)と、を無線通信によって取得する画像取得手段(120)、
    前記画像取得手段が取得した前記第1の画像(25)中の車両の配置に基づいて、前記第1の道路(6、91、92)における前記第1の踏切(3)の直後の空きスペースの長さ(以下、第1距離という)を特定する第1距離特定手段(125)、
    前記画像取得手段が取得した前記第2の画像(26)中の自車両(2)の位置を特定する車両位置特定手段(130)、
    前記車両位置特定手段が特定した前記位置に基づいて、前記第2の道路(4)における自車両(2)から前記第1の踏切までの距離(以下、第2距離という)を特定する第2距離特定手段(135)、および
    前記第1距離が前記第2距離より短いことに基づいて、自車両(2)を前記第1の踏切(3)に進入することを抑制するための通知を報知装置(12、14)に行わせる通知制御手段(165、170)として、コンピュータを機能させるプログラム。
JP2007223887A 2007-08-30 2007-08-30 車載用交差点内停止予防装置、交差点内停止予防システム、車載用交差点内停止予防装置用のプログラム、車載用踏切内停止予防装置、踏切内停止予防システム、および車載用踏切内停止予防装置用のプログラム Expired - Fee Related JP4924300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007223887A JP4924300B2 (ja) 2007-08-30 2007-08-30 車載用交差点内停止予防装置、交差点内停止予防システム、車載用交差点内停止予防装置用のプログラム、車載用踏切内停止予防装置、踏切内停止予防システム、および車載用踏切内停止予防装置用のプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007223887A JP4924300B2 (ja) 2007-08-30 2007-08-30 車載用交差点内停止予防装置、交差点内停止予防システム、車載用交差点内停止予防装置用のプログラム、車載用踏切内停止予防装置、踏切内停止予防システム、および車載用踏切内停止予防装置用のプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009059039A true JP2009059039A (ja) 2009-03-19
JP4924300B2 JP4924300B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=40554749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007223887A Expired - Fee Related JP4924300B2 (ja) 2007-08-30 2007-08-30 車載用交差点内停止予防装置、交差点内停止予防システム、車載用交差点内停止予防装置用のプログラム、車載用踏切内停止予防装置、踏切内停止予防システム、および車載用踏切内停止予防装置用のプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4924300B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011095828A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Toyota Motor Corp 運転支援装置
EP3706454A1 (en) * 2019-03-08 2020-09-09 Volkswagen Aktiengesellschaft Apparatus, method and computer program for determining a duplex resource scheme for a localized communication in a mobile communication system
JP2020154914A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 住友電気工業株式会社 センサ設備装置及びその制御方法、車載装置及びその制御方法、並びに交通支援システム
JP2021093041A (ja) * 2019-12-12 2021-06-17 日立Astemo株式会社 車両制御装置、車両制御方法及び交通管理システム
KR20220147254A (ko) * 2021-04-27 2022-11-03 렉스젠(주) 알림 정보 제공 시스템 및 그 방법

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267915A (ja) * 1988-09-02 1990-03-07 Hitachi Ltd 車載用ナビゲーション装置
JPH06199240A (ja) * 1993-01-05 1994-07-19 Fujitsu Ten Ltd 踏切事故防止装置
JP2003288679A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Railway Technical Res Inst 踏切道路交通信号制御システム、及び踏切道路交通信号制御方法
JP2004094862A (ja) * 2002-09-04 2004-03-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 交通映像提示システム、路側装置および車載装置
JP2005141543A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Nissan Motor Co Ltd 映像提供装置、情報提供システム、情報提供方法及び情報送信装置
JP2006058100A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Fujitsu Ten Ltd 運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法
JP2006072396A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Yaskawa Electric Corp 機器保守装置および機器保守装置の画面生成方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267915A (ja) * 1988-09-02 1990-03-07 Hitachi Ltd 車載用ナビゲーション装置
JPH06199240A (ja) * 1993-01-05 1994-07-19 Fujitsu Ten Ltd 踏切事故防止装置
JP2003288679A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Railway Technical Res Inst 踏切道路交通信号制御システム、及び踏切道路交通信号制御方法
JP2004094862A (ja) * 2002-09-04 2004-03-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 交通映像提示システム、路側装置および車載装置
JP2005141543A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Nissan Motor Co Ltd 映像提供装置、情報提供システム、情報提供方法及び情報送信装置
JP2006058100A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Fujitsu Ten Ltd 運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法
JP2006072396A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Yaskawa Electric Corp 機器保守装置および機器保守装置の画面生成方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011095828A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Toyota Motor Corp 運転支援装置
EP3706454A1 (en) * 2019-03-08 2020-09-09 Volkswagen Aktiengesellschaft Apparatus, method and computer program for determining a duplex resource scheme for a localized communication in a mobile communication system
US11765753B2 (en) 2019-03-08 2023-09-19 Volkswagen Aktiengesellschaft Apparatus, method and computer program for determining a duplex resource scheme for a localized communication in a mobile communication system
JP2020154914A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 住友電気工業株式会社 センサ設備装置及びその制御方法、車載装置及びその制御方法、並びに交通支援システム
JP7331399B2 (ja) 2019-03-22 2023-08-23 住友電気工業株式会社 センサ設備装置及びその制御方法、車載装置及びその制御方法、並びに交通支援システム
JP2021093041A (ja) * 2019-12-12 2021-06-17 日立Astemo株式会社 車両制御装置、車両制御方法及び交通管理システム
JP7330085B2 (ja) 2019-12-12 2023-08-21 日立Astemo株式会社 車両制御装置、車両制御方法及び交通管理システム
KR20220147254A (ko) * 2021-04-27 2022-11-03 렉스젠(주) 알림 정보 제공 시스템 및 그 방법
KR102539202B1 (ko) * 2021-04-27 2023-06-02 렉스젠(주) 알림 정보 제공 시스템 및 그 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4924300B2 (ja) 2012-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102011618B1 (ko) 자동 운전 지원 시스템, 자동 운전 감시 장치, 도로 관리 장치 및 자동 운전 정보 수집 장치
JP5070809B2 (ja) 運転支援装置、運転支援方法、及び、プログラム
JP4645516B2 (ja) ナビゲーション装置及びプログラム
JP4622928B2 (ja) 車載カメラ制御装置および車載カメラ制御方法。
CN106575480B (zh) 信息处理系统、终端装置、程序、移动终端装置、计算机可读取的非易失性的有形记录介质
WO2011081159A1 (ja) ナビゲーション装置、経路誘導方法、および、プログラム
JP2005207999A (ja) ナビゲーション装置及び交差点案内方法
CN107923760A (zh) 路径引导装置以及路径引导方法
JP2010271155A (ja) 現在位置特定装置とその現在位置特定方法
JP2010257086A (ja) 運転支援装置、運転支援方法及び運転支援プログラム
JP2008070955A (ja) 移動体を表示するための表示システム、車載装置、画像送信装置及び表示方法
JP2006201122A (ja) ナビゲーション装置およびプログラム
JP2010025774A (ja) 走行速度通知装置および走行速度通知装置用のプログラム
JP2009031196A (ja) 情報通知システム及びプログラム
JP4924300B2 (ja) 車載用交差点内停止予防装置、交差点内停止予防システム、車載用交差点内停止予防装置用のプログラム、車載用踏切内停止予防装置、踏切内停止予防システム、および車載用踏切内停止予防装置用のプログラム
KR102418051B1 (ko) 차선별 교통상황 판단 장치, 시스템, 및 방법
JP2009061871A (ja) 画像表示システム及び画像表示装置
CN102910114A (zh) 车辆鸣笛控制方法及系统
WO2005054783A1 (ja) ナビゲーション装置
JP2009037462A (ja) 交通情報提供システムおよび交通情報提供方法
JP2007108837A (ja) 車載通信装置及び車両間通信システム
KR20120014095A (ko) 선로 영상을 이용한 열차 운행 종합 제어 시스템 및 그 제어방법
JP5523250B2 (ja) 運転支援装置
JP4961311B2 (ja) 運転支援装置及び運転支援方法
JP2008225815A (ja) 渋滞防止装置および渋滞防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4924300

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees