JP2009058999A - 監視サーバ、監視システム、監視方法およびプログラム - Google Patents

監視サーバ、監視システム、監視方法およびプログラム Download PDF

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Ryosuke Iida
亮介 飯田
Tsuguhiro Kurihara
紹弘 栗原
Yasunori Matsuda
安功 松田
Toshihiko Kobari
俊彦 小針
Hideo Oi
秀朗 尾井
Fuzuki Ishibashi
ふづき 石橋
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Abstract

【課題】 監視エリア内に多数のタグ検出装置がある場合にも、被監視者の移動履歴を把握しやすい態様で表示することができる監視システムを提供する。
【解決手段】 監視システム1は、監視エリアに設けられた複数のタグ検出装置20と、監視サーバ30とを有する。監視サーバ30は、複数のタグ検出装置20から、被監視者が有するタグ装置10の接近を検出したことを示す検出データを受信する検出データ収集部31と、受信した検出情報を記憶する検出履歴DB32と、所定の被監視者に関する検出情報を検出履歴DB32から読み出し、読み出した検出データを集約して当該被監視者の移動履歴として表示すべき表示地点を決定する表示地点決定部37と、表示地点を監視エリアの地図と重畳して表示画像を生成する表示画像生成部34と、保護者用端末40に対して送信する表示画像を送信するインターネットサーバ部35とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、監視エリア内において被監視者を監視する監視サーバ、監視システムに関する。
従来から、児童や園児を監視する地域防犯システムが知られている。例えば、特許文献1は、設備の設置や維持にかかるコストを低減すると共に、相応の自由度をもちつつ監視することができる地域防犯システムを開示している。
特許文献1に記載された地域防犯システムは、児童または園児に持たせる無線タグ付きの名札と、所定のエリアに配置された複数の監視装置と、監視装置とネットワークによって接続された管理装置とによって構成される。無線タグ付きの名札は、他の名札とアドホック通信を行うことができ、他の名札を介して監視装置と通信可能である。これにより、特許文献1に記載されたシステムは、設備の設置や維持に要するコストを低減することができる。
特開2007−42009号公報
監視すべきエリア内に設置されるタグ検出装置(特許文献1でいう監視装置)が増えてくると、被監視者が多数のタグ検出装置で検出されることになるが、タグ検出結果を表示する地図の縮尺によっては検出数が多くなりすぎて全体像を把握しにくい場合もある。特に広域表示の場合は顕著である。また、一般的に、タグ検出装置は、数10m〜100m程度という比較的広い範囲に電波が到達する。従って、タグ検出装置の増加により、複数のタグ検出装置からの電波の到達範囲が重なり、タグ装置が一箇所に留まっている場合にも複数のタグ検出装置で検出されてしまう事態が予想される。被監視者の移動履歴として、タグ装置を検出したタグ検出装置の位置をそのまま表示すると、多くのタグ検出装置が表示されることになって、地図上で移動履歴を把握しづらくなってしまう。
そこで、本発明は、監視エリア内に多数のタグ検出装置がある場合にも、被監視者の移動履歴を把握しやすい態様で表示することができる監視サーバを提供することを目的とする。
本発明の監視サーバは、監視エリア内に設けられた複数のタグ検出装置から、被監視者が有するタグ装置の接近を検出したことを示す検出情報を受信する検出情報受信部と、前記検出情報受信部にて受信した検出情報を記憶する検出情報記憶部と、所定の被監視者に関する検出情報を前記検出情報記憶部から読み出し、読み出した検出情報を集約して当該被監視者の移動履歴として表示すべき表示地点を決定する表示地点決定部と、前記表示地点を前記監視エリアの地図と重畳して表示画像を生成する表示画像生成部と、前記表示画像を出力する画像出力部とを備える。
この構成により、検出情報を集約して被監視者の移動履歴として表示すべき地点を決定するので、多数の検出情報がある場合にも適切な表示地点を決定し、移動履歴を把握しやすい態様で表示できる。
本発明の監視サーバにおいて、前記検出情報受信部は、前記検出情報として前記タグ装置を検出した検出時刻および電波強度を示す情報を受信し、前記表示地点決定部は、前記被監視者を検出した検出時刻に応じて検出情報を複数のグループに分け、各グループにおいて最大の電波強度を有する検出情報を検出したタグ検出装置の位置を前記表示地点として決定する。
このように検出時刻に応じて分けられたグループの中で最大の電波強度を有する検出情報を選ぶことにより、移動履歴を把握しやすい態様で表示できると共に、グループの中で、被監視者が通過した経路に最も近いタグ検出装置の位置を表示できる。
本発明の監視サーバにおいて、前記検出情報受信部は、前記検出情報として前記タグ装置を検出した検出時刻および電波強度を示す情報を受信し、前記表示地点決定部は、所定の時間内に複数の検出情報が含まれている場合に、それぞれの電波強度に応じて求めたタグ装置の位置を前記表示地点として決定する。
この構成により、複数の検出情報に基づいてタグ装置の位置を検出するので、タグ装置の位置を精度良く求めることができる。被監視者の移動速度が遅い場合には、所定の時間内に含まれる検出情報が同時に検出されたと近似してタグ装置の位置を求めてもよい。また、被監視者の移動速度が速い場合には、電波強度に加えて検出時刻の情報を用いてタグ装置の位置を求めてもよい。
本発明の監視サーバは、前記タグ検出装置を複数のグループに分け、各グループに対して予め設定された代表地点を記憶したグループ情報記憶部を備え、前記表示地点決定部は、前記検出情報を検出したタグ検出装置を含むグループの代表地点を前記グループ情報記憶部から読み出し、前記代表地点を前記表示地点として決定する。
この構成により、グループに含まれる複数のタグ検出装置によって検出された検出情報に対して代表地点のみが表示されるので、被監視者の移動履歴を把握しやすい態様で表示できる。
本発明の監視サーバにおいて、前記代表地点は、そのグループに含まれるタグ検出装置のうちの一のタグ検出装置が設けられた位置である。
この構成により、グループに含まれる一のタグ検出装置を選択することにより、容易に代表地点を設定できる。
本発明の監視サーバにおいて、前記グループ情報記憶部は、前記表示画像生成部にて生成する地図の縮尺に応じて異なるグループ分けがなされた情報を記憶している。
この構成により、生成する地図の縮尺に応じて適切な数の表示地点を決定することができる。例えば、地図の縮尺が小さい場合には、縮尺が大きい場合に比べて多数のタグ検出装置を一つのグループに含める。地図の縮尺が小さい場合には地図上に表示されるタグ検出装置の密度が高くなるが、この例のような構成とすることにより、より多くの検出情報が代表地点に集約されるので、地図の縮尺が大きい場合と同様の密度で表示地点を表示し、移動履歴を把握しやすくできる。
本発明の監視サーバにおいて、前記表示画像生成部は、前記表示地点決定部にて決定された表示地点を所定の個数含む地図を用いて前記表示画像を生成する。
この構成により、被監視者の移動履歴の全体的な傾向を鳥瞰することができる。
本発明の監視サーバにおいて、前記表示画像生成部は、所定の時間内に検出された、あるいは最後に検出された検出情報に基づいて求めた前記地点を含む地図を用いて前記表示画像を生成する。
この構成により、所定の時間内における被監視者の移動履歴を確認することができる。
本発明の監視サーバにおいて、前記表示画像生成部は、あらかじめ設定された場所を含む地図を用いて前記表示画像を生成する。
この構成により、所望の場所を含む監視エリア内での被監視者の移動履歴を確認することができる。
本発明の監視システムは、監視エリア内に設けられ、被監視者が有するタグ装置の接近を検出して検出情報を生成する複数のタグ検出装置と、前記タグ検出装置から前記検出情報を受信し、前記検出情報に基づいて被監視者を監視する監視サーバと、被監視者の移動履歴を表示する監視員端末とを備え、前記監視サーバは、前記タグ検出装置から前記検出情報を受信する検出情報受信部と、前記検出情報受信部にて受信した検出情報を記憶する検出情報記憶部と、前記監視員端末から送信される所定の被監視者の移動履歴の表示要求を受信する表示要求受信部と、前記移動履歴の表示要求がなされた被監視者に関する検出情報を前記検出情報記憶部から読み出し、読み出した検出情報を集約して前記移動履歴として表示すべき表示地点を決定する表示地点決定部と、前記表示地点を前記監視エリアの地図と重畳して表示画像を生成する表示画像生成部と、前記表示画像を前記監視員端末に送信する画像出力部とを備える。
この構成により、本発明の監視サーバと同様に、検出情報を集約して被監視者の移動履歴として表示すべき地点を決定するので、多数の検出情報がある場合にも適切な表示地点を決定し、移動履歴を把握しやすい態様で表示できる。なお、本発明の監視サーバの各種の構成を本発明の監視システムに適用することが可能である。
本発明の監視システムは、監視サーバと監視員端末とを有する監視システムであって、前記監視サーバは、監視エリア内に設けられた複数のタグ検出装置から、被監視者が有するタグ装置の接近を検出したことを示す検出情報を受信する検出情報受信部と、前記検出情報受信部にて受信した検出情報を記憶する検出情報記憶部と、所定の被監視者に関する検出情報を前記検出情報記憶部から読み出し、読み出した検出情報を集約して当該被監視者の移動履歴として表示すべき表示地点を決定する表示地点決定部と、表示地点のデータを前記監視員端末に送信し、前記監視員端末は、前記監視サーバから送信された表示地点のデータを監視エリアの地図に重畳して表示画像を生成し、生成した表示画像を表示する構成を有する。
この構成により、本発明の監視サーバと同様に、検出情報を集約して被監視者の移動履歴として表示すべき地点を決定するので、多数の検出情報がある場合にも適切な表示地点を決定し、移動履歴を把握しやすい態様で表示できる。また、表示地点と地図とを重畳する処理を監視員端末にて行うことにより、表示画像の生成処理の負荷を分散できる。なお、本発明の監視サーバの各種の構成を本発明の監視システムに適用することが可能である。
本発明の監視方法は、監視エリア内における被監視者の移動履歴を出力する監視方法であって、監視エリア内に設けられた複数のタグ検出装置から、被監視者が有するタグ装置の接近を検出したことを示す検出情報を受信するステップと、受信した検出情報を検出情報記憶部に記憶するステップと、所定の被監視者に関する検出情報を前記検出情報記憶部から読み出し、読み出した検出情報を集約して当該被監視者の移動履歴として表示すべき表示地点を決定するステップと、前記表示地点を前記監視エリアの地図と重畳して表示画像を生成するステップと、前記表示画像を出力するステップとを備える。
この構成により、本発明の監視サーバと同様に、検出情報を集約して被監視者の移動履歴として表示すべき地点を決定するので、多数の検出情報がある場合にも適切な表示地点を決定し、移動履歴を把握しやすい態様で表示できる。なお、本発明の監視サーバの各種の構成を本発明の監視方法に適用することが可能である。
本発明のプログラムは、監視エリア内における被監視者の移動履歴を出力するためのプログラムであって、コンピュータに、監視エリア内に設けられた複数のタグ検出装置から、被監視者が有するタグ装置の接近を検出したことを示す検出情報を受信するステップと、受信した検出情報を記憶部に記憶するステップと、所定の被監視者に関する検出情報を記憶部から読み出し、読み出した検出情報を集約して当該被監視者の移動履歴として表示すべき表示地点を決定するステップと、前記表示地点を前記監視エリアの地図と重畳して表示画像を生成するステップと、前記表示画像を出力するステップとを実行させる。
この構成により、本発明の監視サーバと同様に、検出情報を集約して被監視者の移動履歴として表示すべき地点を決定するので、多数の検出情報がある場合にも適切な表示地点を決定し、移動履歴を把握しやすい態様で表示できる。なお、本発明の監視サーバの各種の構成を本発明のプログラムに適用することが可能である。
本発明によれば、検出情報を集約して被監視者の移動履歴として表示すべき地点を決定するので、多数の検出情報がある場合にも適切な表示地点を決定し、移動履歴を把握しやすい態様で表示できるというすぐれた効果を有する。
以下、本発明の実施の形態の監視システムおよび監視サーバについて図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の監視システム1の構成を示す図である。監視システム1は、例えば児童等の被監視者が携帯するタグ装置10と、タグ装置10が接近したことを検出するタグ検出装置20と、タグ検出装置20にて検出した検出データを管理する監視サーバ30と、被監視者を監視する保護者用端末40とを有している。以下、監視システム1の各構成について説明する。
タグ装置10は、マイコン11と、メモリ12と、無線送受信部13と、アンテナ14とを有する。メモリ12は、タグ装置10を識別するIDデータ(以下、「タグID」という)を記憶している。メモリ12には、タグIDの他に、被監視者の氏名や住所等の個人情報を記憶しておくこととしてもよい。無線送受信部13は、タグ検出装置20との無線通信を制御する機能を有する。無線送受信部13は、タグ検出装置20から送信される電波をアンテナ14を介して受信し、アンテナ14を介してタグ検出装置20に対してデータを送信する。マイコン11は、タグ装置10を制御する機能を有する。マイコン11は、タグ検出装置20から送信されたデータを受信すると、メモリ12に記憶されたタグIDをタグ検出装置20に送信する。
タグ検出装置20は、アンテナ21と、タグ読取部22と、コントローラ部26と、計時部27と、IPカメラ28と、画像記録部29とを有している。タグ読取部22は、無線送受信部23と、マイコン24と、メモリ25とを有している。メモリ25は、タグ検出装置20を識別するIDデータを記憶している。無線送受信部13は、タグ検出装置20の存在を示すデータをアンテナ21を介して送出する。また、無線送受信部23は、タグ装置10から送信される電波をアンテナ21を介して受信する。マイコン24は、タグ読取部22を制御する機能を有する。マイコン24は、タグ装置10から送信されたデータを受信すると、受信したデータの内容を読み取る。ここで読み取るデータの内容は、例えば、タグ装置10のタグIDである。マイコン24は、読み取ったタグIDをコントローラ部26に伝える。また、マイコン24は、タグ装置10から受信した電波の電波強度(Received Signal Strength Indicator:以下、「RSSI」という)のデータをコントローラ部26に伝える。
コントローラ部26は、タグ検出装置20を制御する機能を有する。コントローラ部26は、タグ読取部22からタグIDおよびRSSIのデータを受け取ると、タグIDと、タグ検出装置20のIDと、計時部27にて計時した現在時刻のデータと、RSSIのデータとを含む検出データを生成する。コントローラ部26は、生成した検出データをインターネット50を通じて監視サーバ30に送信する。
IPカメラ28は、タグ検出装置20の周辺の様子を撮影する機能を有する。IPカメラ28にて撮影した画像は、画像記録部29に記録する。IPカメラ28は、コントローラ部26によって制御される。コントローラ部26は、タグ装置10からのRSSIデータに基づいて、タグ装置10がタグ検出装置20の近傍に存在すると判断した場合にIPカメラ28に撮影を指示する。これにより、被監視者がタグ検出装置20の近傍にいる場合に、被監視者を含む画像を撮影し、画像記録部29に記録しておくことができる。
次に、監視サーバ30の構成について説明する。監視サーバ30は、複数のタグ検出装置20から送信される検出データを受信する検出データ収集部31と、検出データ収集部31にて収集した検出データを記憶する検出履歴データベース(以下、「検出履歴DB」という)32とを有している。
図2は、検出履歴DB32に記憶されたデータの例を示す図である。検出履歴DB32には、タグ装置10の検出データをタグIDごとに記憶している。検出履歴DB32は、タグIDに関連付けて、検出時刻と、タグ検出装置のIDおよび位置と、RSSIのデータを記憶している。検出時刻は、タグIDで識別されるタグ装置10を検出した時刻である。タグ検出装置のIDおよび位置は、タグ装置10を検出したタグ検出装置を識別するIDおよび位置のデータである。なお、タグ検出装置の属性データを記憶した別ファイルを準備しておき、当該別ファイルにタグ検出装置の位置のデータを記憶することとしてもよい。RSSIは、タグ装置10から受信した電波のRSSIのデータである。図2に示す例では、タグIDがU001のタグ装置10を有する被監視者は、16時30分にタグ検出装置N001で検出され、16時35分にタグ検出装置N002で検出され、16時37分にタグ検出装置N005で検出されている。このように、検出履歴DB32に記憶されたデータから、被監視者がタグ検出装置N001、N002、N005の近傍を通って移動していることが分かる。
図1を再び参照して、監視サーバ30の構成について説明する。監視サーバ30は、保護者用端末40から被監視者の移動履歴の表示要求を受信する保護者要求受付部33と、保護者要求受付部33にて受け付けた表示要求に応じて移動履歴を表示する表示画面を生成する表示画像生成部34と、生成した表示画面を保護者用端末40に対して送信するインターネットサーバ部35とを有している。表示画像生成部34は、地図データベース(以下、「地図DB」という)36から地図データを読み出し、読み出した地図データに、被監視者が移動した履歴を示す情報を重ね合わせて表示画像を生成する。
本実施の形態では、表示画像生成部34は、被監視者の移動履歴を表示する際に、検出履歴DB32から読み出した全検出データを用いるのではなく、被監視者の移動履歴を把握しやすいように加工した表示画像を生成する。移動履歴を把握しやすい表示画像を生成するために、監視サーバ30は、検出履歴DB32に記憶された検出データの中から表示地点を決定する表示地点決定部37を有している。表示画像生成部34は、表示地点決定部37にて決定された表示地点を表示した画像を生成する。
図3は、表示地点決定部37によって表示地点を決定する処理を説明するための図である。図3において、横軸は検出データの検出時刻を示す。図3は、検出履歴DB32から読み出した検出データを検出時刻順に並べたデータを示す。図3に示すように、時刻t1〜時刻t5はタグ装置10の検出時刻を示し、時刻t6は現在時刻を示している。時刻t1〜時刻t5の下に、タグ装置10を検出したタグ検出装置20のIDとRSSIのデータを示している。
表示地点決定部37は、保護者用端末40から移動履歴の表示要求があった時点t6から遡って所定の期間Tごとに期間を区切って検出データをグループ化する。所定の期間Tは、予め固定値(例えば10分など)を設定しておいてもよいし、読み出した検出データの分布に応じて適切に設定してもよい。例えば、各期間Tに3〜4個の検出データが含まれるように所定の期間Tを決定してもよい。表示地点決定部37は、各グループの中から、RSSIが最大の検出データを選択し、選択した検出データを検出したタグ検出装置20の位置を表示地点として決定する。図3に示す例では、表示地点決定部37は、時刻t1と時刻t4に検出された検出データを選択する。これにより、タグ検出装置N001とタグ検出装置N004の位置が表示地点として決定される。表示画像生成部34は、表示地点決定部37にて決定された表示地点と地図DB36に記憶された地図とを重畳して表示画像を生成する。また、監視サーバ30内の検出データ収集部31はあらかじめ定めた期間Tごとに検出データを区切り、その区切りごとにRSSIの最大の検出データを履歴として保存するように構成してもよい。
また、監視サーバ30は、ユーザ情報データベース(以下、「ユーザ情報DB」という)38を有している。ユーザ情報DB38は、保護者用端末40のユーザのIDやパスワード等のデータを記憶している。監視サーバ30は、保護者要求受付部33にて移動履歴の要求を受け付けると、その要求に含まれるIDおよびパスワードをユーザ情報DB38に記憶されたデータと照合することにより、保護者用端末40の認証を行う。
保護者用端末40は、被監視者を監視する保護者が使用する端末であり、インターネット50に接続可能な通常のパーソナルコンピュータあるいは携帯端末等が用いられる。保護者用端末40は、監視サーバ30に対して被監視者が有するタグIDと共に移動履歴の表示要求を送信する。保護者用端末40は、監視サーバ30から送信される表示画像のデータを受信し、受信したデータを表示部42に表示する。
図4は、第1の実施の形態の監視システム1の動作を示す図である。監視エリアに設けられた複数のタグ検出装置20は、被監視者が有するタグ装置10からタグ信号を受信することによってタグ装置10の接近を検出する(S10)。タグ検出装置20は、タグ装置10の接近を検出すると、検出したタグ装置10のタグID、検出時刻、RSSIおよびタグ検出装置20のIDを含む検出データを生成し、生成した検出データをインターネット50を通じて監視サーバ30に送信する(S12)。ここまでの処理を、監視エリアに設けられた複数のタグ検出装置20が常時行うことによって、監視サーバ30の検出履歴DB32に検出データが蓄積される。
保護者用端末40は、監視サーバ30にログインユーザIDを送信する(S14)。監視サーバ30は、保護者用端末40から送信されたログインユーザIDとユーザ情報DB38に記憶されたユーザ情報とを比較し、ユーザIDを確認する(S16)。監視サーバ30は、ユーザIDを確認すると、保護者用端末40に対してログインOKを送信する(S18)。
次に、保護者用端末40が、監視サーバ30に、被監視者の移動履歴の表示要求を送信する(S20)。ここで、表示要求には、被監視者を特定するタグIDのデータを含む。監視サーバ30が移動履歴の表示要求を受信すると、表示地点決定部37は、指定されたタグIDの検出データを検出履歴DB32から読み出し(S22)、読み出した検出データに基づいて表示地点を決定する(S24)。表示画像生成部34は、表示地点決定部37にて決定された表示地点を地図DB36から読み出した地図データに重ね合わせて移動履歴の表示画像を生成する(S26)。監視サーバ30は、生成した表示画像を保護者用端末40に送信する(S28)。保護者用端末40は、監視サーバ30から送信された表示画像を表示する(S30)。
第1の実施の形態の監視サーバ30は、検出履歴DB32から読み出した検出データを所定の期間Tごとにグループ分けし、各グループで最大のRSSIを有する検出データを選択して表示地点としているので、表示地点として用いて検出データの数を減らすと共に、適切な検出データを表示することができる。これにより、被監視者の移動履歴を把握しやすい態様で表示することができる。
図5(a)は、タグ装置10を検出したタグ検出装置20の位置を示す図、図5(b)は、表示地点60を示す図である。図5(a)は、被監視者が学校から自宅に帰るときに検出した検出データを示す図である。本実施の形態では、表示地点決定部37がRSSIに基づいて表示地点60を決定するので、図5(a)に示す検出データを、図5(b)に示すように、検索データより少ない個数の表示地点60に絞り込むことができる。保護者用端末40には、図5(b)に示す画像が表示されるので、被監視者の移動履歴を容易に把握できる。
また、表示地点60として選ばれた検出データは、RSSIの値が大きい検出データなので、この検出データに対応するタグ検出装置の近くを被監視者が通っている。すなわち、本実施の形態では、被監視者の移動履歴を精度良く示した地点を表示することができる。
また、監視サーバ30は、表示地点60として選択されなかった検出データも記憶しているので、保護者用端末40は、必要に応じてさらに詳細な情報を参照することもできる。
なお、本実施の形態では、表示画像の生成を監視サーバ30にて行う例について説明したが、表示画像の生成は、保護者用端末40にて行ってもよい。
図6は、表示画像の生成を保護者用端末40で行う場合の監視システムの動作を示す図である。基本的な動作は、上記した監視システム1の動作と同じであるが、監視サーバ30は、表示地点を決定すると(S24)、表示地点のデータを保護者用端末40に送信する点が異なる(S32)。保護者用端末は、表示地点のデータを受信すると、表示地点のデータを監視エリアの地図に重畳して表示画像を生成し(S34)、生成した表示画像を表示部42に表示する(S36)。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態の監視システムについて説明する。第2の実施の形態の監視システムの基本的な構成は、第1の実施の形態の監視システムと同じである(図1参照)。第2の実施の形態では、監視サーバ30の表示地点決定部37は、複数の検出データのRSSIに基づいてタグ装置10の位置を計算し、計算によって求めたタグ装置10の位置を表示地点として決定する。
図7は、表示地点決定部37による表示地点の決定処理を説明する図である。図7では、タグ検出装置20aが16時29分にRSSI:40でタグ装置10を検出し、タグ検出装置20bが16時30分にRSSI:50でタグ装置10を検出し、タグ検出装置20cが16時31分にRSSI:20でタグ装置10を検出した例を示している。表示地点決定部37は、各タグ検出装置20a〜20cの位置と、各タグ検出装置20a〜20cで検出したRSSIとに基づいてタグ装置10の位置を計算する。RSSIの大きさは、タグ検出装置20a〜20cとタグ装置10との距離にほぼ反比例するので、RSSIの大きさに基づいてタグ装置10と各タグ検出装置20a〜20cとの距離を求めることができ、複数のタグ検出装置20a〜20cとの位置関係によってタグ装置10の位置を求めることができる。なお、被監視者として児童を想定した場合、児童の歩く速度はそれほど速くないので、例えば5分間程度の短時間の間に検出した検出データに基づいてタグ装置10の位置を計算する場合には、表示地点決定部37は、同時刻にタグ装置10を検出したと仮定してタグ装置10の位置を求めてもよい。タグ装置10の位置を精度良く計算するためには、RSSIのデータに加えて検出時刻のデータを用いて、タグ装置10の位置を求めてもよい。
第2の実施の形態の監視システムでは、表示地点決定部37が、複数の検出データのRSSIを用いてタグの位置を検出し、検出された位置を表示地点として決定する。これにより、表示地点として用いて検出データの数を減らすと共に、適切な位置を表示地点として表示することができる。
(第3の実施の形態)
図8は、第3の実施の形態の監視システム3の構成を示す図である。第3の実施の形態の監視システム3の基本的な構成は、第1の実施の形態の監視システム1と同じであるが、表示地点決定部37にて表示地点を決定する処理が異なる。また、監視サーバ30は、タグ検出装置20をグループ分けしたデータを記憶したタグ検出装置グループデータベース(以下、「グループDB」という)39を有している。以下、第3の実施の形態の監視システム3について、第1の実施の形態の監視システム1と相違する点を中心に説明する。
図9は、グループDB39に記憶されたデータの例を示す図である。グループDB39は、グループID、タグ検出装置ID、代表地点、代表地点座標の各データを記憶している。グループIDに関連付けられた複数のタグ検出装置IDは、同じグループに含まれるタグ検出装置20を示している。図9に示す例では、タグ検出装置N001〜N003は、同じグループに分類されたタグ検出装置20である。代表地点は、グループIDで示されるグループを代表する地点を示す名称であり、代表地点座標は代表地点の位置を示す座標である。代表地点としては、被監視者が通過しそうな場所や立寄りそうな場所、あるいは知名度の高い交差点、公園、店舗等を設定しておく。実際のタグ検出装置の設置場所に限らず交差点の中心、公園の入り口などに代表地点を設定することにより、代表地点を直感的に把握できる。なお、代表地点として、グループ内に含まれる複数のタグ検出装置20の位置の重心を用いることも可能である。図9に示す例では、タグ検出装置N001〜N003のいずれかでタグ装置10を検出した場合には、「A交差点」を表示する。
表示地点決定部37は、検出履歴DB32から被監視者の検出データを読み出す。表示地点決定部37は、読み出した検出データがどのグループに含まれるかを判断し、読み出した検出データが含まれるグループに対応付けられた表示地点を決定する。
第3の実施の形態の監視サーバ30は、検出履歴DB32から読み出した検出データがいずれのグループに含まれるか判断し、グループ毎に定められた表示地点を選択して表示地点を決定している。これにより、同一グループに含まれる複数のタグ検出装置20によってタグ装置10が検出されても一つの代表地点が表示されるので、複数の検出データを代表地点に集約できる。このように検出データを集約して適切な表示地点を表示することにより、被監視者の移動履歴を把握しやすい態様で表示することができる。
図10(a)は、タグ装置10を検出したタグ検出装置20の位置を示す図、図10(b)は、表示地点60を示す図である。図10(a)は、被監視者が学校から自宅に帰るときに検出した検出データを示す図である。図10(a)において、タグ検出装置20を囲む枠は、タグ検出装置20のグループ62を示す。なお、図10(a)および図10(b)においては、説明の便宜上、タグ検出装置20a〜20b、表示地点60a、グループ62aを記載しているが、これらも他のタグ検出装置20、表示地点60、グループ62と同じである。
本実施の形態では、表示地点決定部37が、図10(a)に示す検出データに基づいて、各グループ62に対応した代表地点を読み出し、読み出した代表地点を表示地点60として決定する(図10(b)参照)。例えば、図10(a)に示すタグ検出装置20a〜20cを含むグループ62aに対応する表示地点60aは、タグ検出装置20a〜20cが設置された交差点付近の中心となっている。タグ検出装置20a〜20cにて被監視者が検出された場合、移動履歴として検出結果を集約して交差点上の代表地点60aを表示することにより(図10(b)参照)、被監視者の移動履歴を把握しやすくなる。なお、ここでは、グループ62aに含まれる3個のタグ検出装置20a〜20cによって被監視者を検出した例を示しているが、グループ62aに含まれるいずれかのタグ検出装置によって被監視者が検出された場合にも、地図上に表示地点60aを表示する。
なお、本実施の形態では、グループDB39に一のグループ情報を記憶した例について説明したが、グループDB39に地図の縮尺に応じて異なる複数のグループ情報を記憶することとしてもよい。図11(a)は、タグ検出装置グループDB39に記憶されたデータの別の例を示す図、図11(b)は、縮尺1/1000の場合のグループ情報の例を示す図である。図11(a)に示すように縮尺1/500の場合には、タグ検出装置N001〜N003を一つのグループ、タグ検出装置N004〜N006を別のグループとしているが、図11(b)に示すように、縮尺1/1000では、タグ検出装置N001〜N006を一つのグループとしている。縮尺が小さい場合には、地図上に表示されるタグ検出装置20の密度が高くなるので、より多くのタグ検出装置20を一つのグループとし、そのグループに対応する表示地点を決定する。このように表示画像を生成する地図の縮尺に応じてグループ分けを変えることにより、適切な密度で表示地点を表示することができ、被監視者の移動履歴を把握しやすい態様で表示できる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態の監視システムについて説明する。第4の実施の形態の監視システムの基本的な構成は、第3の実施の形態の監視システム3と同じであるが、グループDB39に記憶されたデータが異なる。
図12は、グループDB39に記憶されたデータの例を示す図である。グループDB39は、第3の実施の形態と同様に、複数のタグ検出装置20がグループに関連付けられている。第4の実施の形態では、代表地点のデータに変えて、代表のタグ検出装置20を示すデータを記憶している。例えば、グループG001においては、代表のタグ検出装置としてタグ検出装置N001が設定されている。本実施の形態では、表示地点決定部37は、代表のタグ検出装置の位置を表示地点として決定する。
第4の実施の形態の監視システムは、代表のタグ検出装置20を選択して設定するだけでよいので、表示地点をどこにするかを考えて設定する必要がないので、システムの運用者にとって便利である。
また、第4の実施の形態の監視システムは、第3の実施の形態と同様に、検出データを集約して適切な表示地点を表示することにより、被監視者の移動履歴を把握しやすい態様で表示することができる。
図13(a)は、タグ装置10を検出したタグ検出装置20の位置を示す図、図13(b)は、表示地点60を示す図である。図13(a)は、被監視者が学校から自宅に帰るときに検出した検出データを示す図である。図13(a)において、タグ検出装置20を囲む枠は、タグ検出装置20のグループ62を示す。なお、図13(a)および図13(b)においては、説明の便宜上、タグ検出装置20a〜20b、表示地点60b、グループ62aを記載しているが、これらも他のタグ検出装置20、表示地点60、グループ62と同じである。
本実施の形態では、表示地点決定部37が、グループ62に対応した表示地点60を決定し、図13(a)に示す検出データに基づいて、図13(b)に示すように表示地点60を決定する。例えば、図13(a)に示すタグ検出装置20a〜20cを含むグループ62aの代表は、タグ検出装置20bである。タグ検出装置20a〜20bにて被監視者が検出された場合、タグ検出装置20bの位置を表示地点60bとして表示することにより(図13(b)参照)、被監視者の移動履歴を把握しやすい表示を行える。
なお、第4の実施の形態の監視システムも、第3の実施の形態と同様に、縮尺に応じてグループ分けを変えたグループ情報を記憶することとしてもよい。
(第5の実施の形態)
次に、第5の実施の形態の監視システムについて説明する。第5の実施の形態の監視システムの基本的な構成は、第1の実施の形態の監視システム1と同じであるが、第5の実施の形態の監視システムは、表示画像生成部34が、所定個数の表示地点を含むように地図の表示範囲を決定する点が異なる。表示画像生成部34は、所定個数の表示地点を含むように地図の縮尺を変更する処理や、必要であれば表示される地図の中心を変更する処理を行う。
図14(a)は、最新の表示地点60cを中心に表示した地図の例を示す図、図14(b)は、所定個数の表示地点60を含む地図の例を示す図である。図14(a)に示す例では、自宅付近で検出された最新の検出位置60cを中心に表示しており、移動履歴として5個の地点しか表示されていない。最新検出位置60cを中心として表示する場合はこのままだが、本実施の形態では、表示画像生成部34は、過去の移動履歴として8個の地点が含まれるように地図の表示中心を移動することにより、図14(b)に示すように、過去の移動履歴の全体的な傾向を鳥瞰することができる。
本実施の形態では、所定個数の表示地点を含むように地図の表示範囲を変更する例について説明したが、表示画像生成部34は、過去の所定期間における表示地点が含まれるように地図の表示範囲を決定してもよい。この構成によれば、過去の所定期間における移動履歴を確認することができる。
また、別の変形例として、表示画像生成部34は、保護者用端末40から指定された場所を含む表示範囲の地図を表示することとしてもよい。これにより、所望の場所を含む範囲における移動履歴を見ることができる。
本実施の形態では、第1の実施の形態の監視サーバ30の構成に加えて、表示画像生成部34にて地図の表示範囲を変更する例について説明したが、地図の表示範囲を変更する構成は、上記した第2〜第4の実施の形態のいずれの監視サーバ30の構成とも組み合わせることができる。
以上、本発明の監視サーバおよび監視システムについて実施の形態を挙げて詳細に説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではない。
上記した実施の形態では、被監視者の検出データから表示地点を決定し、表示画像を生成する監視サーバ30について説明したが、上記した監視サーバ30の機能を実現させるプログラムも本発明の範囲に含まれる。
本発明によれば、検出情報を集約して被監視者の移動履歴として表示すべき地点を決定するので、多数の検出情報がある場合にも適切な表示地点を決定し、移動履歴を把握しやすい態様で表示できるというすぐれた効果を有し、例えば、児童等の登下校の様子を監視するシステム等として有用である。
第1の実施の形態の監視システムの構成を示す図 検出履歴DBに記憶されたデータの例を示す図 第1の実施の形態における表示地点決定部の処理を説明するための図 第1の実施の形態の監視サーバの動作を示す図 (a)タグ装置を検出したタグ検出装置の位置を示す図(b)表示地点を示す図 第1の実施の形態の変形例の監視サーバの動作を示す図 第2の実施の形態における表示地点決定部の処理を説明するための図 第3の実施の形態の監視システムの構成を示す図 第3の実施の形態におけるグループDBに記憶されたデータの例を示す図 (a)タグ装置を検出したタグ検出装置の位置を示す図(b)表示地点を示す図 (a)変形例におけるグループDBに記憶されたデータの例を示す図(b)縮尺1/1000の場合のグループ情報の例を示す図 第4の実施の形態におけるグループDBに記憶されたデータの例を示す図 (a)タグ装置を検出したタグ検出装置の位置を示す図(b)表示地点を示す図 (a)最新の検出位置を中心に表示した地図の例を示す図(b)所定個数の表示地点を含む地図の例を示す図
符号の説明
1,3 監視システム
10 タグ装置
11 マイコン
12 メモリ
13 無線送受信部
14 アンテナ
20 タグ検出装置
21 アンテナ
22 タグ読取部
23 無線送受信部
24 マイコン
25 メモリ
26 コントローラ部
27 計時部
28 IPカメラ
29 画像記録部
30 監視サーバ
31 検出データ収集部
32 検出履歴DB
33 保護者要求受付部
34 表示画像生成部
35 インターネットサーバ部
36 地図DB
37 表示地点決定部
38 ユーザ情報DB
39 タグ検出装置グループDB
40 保護者用端末
42 表示部
50 インターネット

Claims (13)

  1. 監視エリア内に設けられた複数のタグ検出装置から、被監視者が有するタグ装置の接近を検出したことを示す検出情報を受信する検出情報受信部と、
    前記検出情報受信部にて受信した検出情報を記憶する検出情報記憶部と、
    所定の被監視者に関する検出情報を前記検出情報記憶部から読み出し、読み出した検出情報を集約して当該被監視者の移動履歴として表示すべき表示地点を決定する表示地点決定部と、
    前記表示地点を前記監視エリアの地図と重畳して表示画像を生成する表示画像生成部と、
    前記表示画像を出力する画像出力部と、
    を備える監視サーバ。
  2. 前記検出情報受信部は、前記検出情報として前記タグ装置を検出した検出時刻および電波強度を示す情報を受信し、
    前記表示地点決定部は、前記被監視者を検出した検出時刻に応じて検出情報を複数のグループに分け、各グループにおいて最大の電波強度を有する検出情報を検出したタグ検出装置の位置を前記表示地点として決定する請求項1に記載の監視サーバ。
  3. 前記検出情報受信部は、前記検出情報として前記タグ装置を検出した検出時刻および電波強度を示す情報を受信し、
    前記表示地点決定部は、所定の時間内に複数の検出情報が含まれている場合に、それぞれの電波強度に応じて求めたタグ装置の位置を前記表示地点として決定する請求項1に記載の監視サーバ。
  4. 前記タグ検出装置を複数のグループに分け、各グループに対して予め設定された代表地点を記憶したグループ情報記憶部を備え、
    前記表示地点決定部は、前記検出情報を検出したタグ検出装置を含むグループの代表地点を前記グループ情報記憶部から読み出し、前記代表地点を前記表示地点として決定する請求項1に記載の監視サーバ。
  5. 前記代表地点は、そのグループに含まれるタグ検出装置のうちの一のタグ検出装置が設けられた位置である請求項4に記載の監視サーバ。
  6. 前記グループ情報記憶部は、前記表示画像生成部にて生成する地図の縮尺に応じて異なるグループ分けがなされた情報を記憶している請求項4又は5に記載の監視サーバ。
  7. 前記表示画像生成部は、前記表示地点決定部にて決定された表示地点を所定の個数含む地図を用いて前記表示画像を生成する請求項1〜5のいずれかに記載の監視サーバ。
  8. 前記表示画像生成部は、所定の時間内に検出された、あるいは最後に検出された検出情報に基づいて求めた前記表示地点を含む地図を用いて前記表示画像を生成する請求項1〜5のいずれかに記載の監視サーバ。
  9. 前記表示画像生成部は、あらかじめ設定された場所を含む地図を用いて前記表示画像を生成する請求項1〜6のいずれかに記載の監視サーバ。
  10. 監視エリア内に設けられ、被監視者が有するタグ装置の接近を検出して検出情報を生成する複数のタグ検出装置と、
    前記タグ検出装置から前記検出情報を受信し、前記検出情報に基づいて被監視者を監視する監視サーバと、
    被監視者の移動履歴を表示する監視員端末と、
    を備え、
    前記監視サーバは、
    前記タグ検出装置から前記検出情報を受信する検出情報受信部と、
    前記検出情報受信部にて受信した検出情報を記憶する検出情報記憶部と、
    前記監視員端末から送信される所定の被監視者の移動履歴の表示要求を受信する表示要求受信部と、
    前記移動履歴の表示要求がなされた被監視者に関する検出情報を前記検出情報記憶部から読み出し、読み出した検出情報を集約して前記移動履歴として表示すべき表示地点を決定する表示地点決定部と、
    前記表示地点を前記監視エリアの地図と重畳して表示画像を生成する表示画像生成部と、
    前記表示画像を前記監視員端末に送信する画像出力部と、
    を備える監視システム。
  11. 監視サーバと監視員端末とを有する監視システムであって、
    前記監視サーバは、
    監視エリア内に設けられた複数のタグ検出装置から、被監視者が有するタグ装置の接近を検出したことを示す検出情報を受信する検出情報受信部と、
    前記検出情報受信部にて受信した検出情報を記憶する検出情報記憶部と、
    所定の被監視者に関する検出情報を前記検出情報記憶部から読み出し、読み出した検出情報を集約して当該被監視者の移動履歴として表示すべき表示地点を決定する表示地点決定部と、
    表示地点のデータを前記監視員端末に送信し、
    前記監視員端末は、
    前記監視サーバから送信された表示地点のデータを監視エリアの地図に重畳して表示画像を生成し、生成した表示画像を表示する監視システム。
  12. 監視エリア内における被監視者の移動履歴を出力する監視方法であって、
    監視エリア内に設けられた複数のタグ検出装置から、被監視者が有するタグ装置の接近を検出したことを示す検出情報を受信するステップと、
    受信した検出情報を検出情報記憶部に記憶するステップと、
    所定の被監視者に関する検出情報を前記検出情報記憶部から読み出し、読み出した検出情報を集約して当該被監視者の移動履歴として表示すべき表示地点を決定するステップと、
    前記表示地点を前記監視エリアの地図と重畳して表示画像を生成するステップと、
    前記表示画像を出力するステップと、
    を備える監視方法。
  13. 監視エリア内における被監視者の移動履歴を出力するためのプログラムであって、コンピュータに、
    監視エリア内に設けられた複数のタグ検出装置から、被監視者が有するタグ装置の接近を検出したことを示す検出情報を受信するステップと、
    受信した検出情報を記憶部に記憶するステップと、
    所定の被監視者に関する検出情報を記憶部から読み出し、読み出した検出情報を集約して当該被監視者の移動履歴として表示すべき表示地点を決定するステップと、
    前記表示地点を前記監視エリアの地図と重畳して表示画像を生成するステップと、
    前記表示画像を出力するステップと、
    を実行させるプログラム。
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