JP2009058967A - 印刷媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】視差画像がレンズシート全面に印刷された印刷媒体を、作成者が面倒な作業を行うことなく葉書などにして他の人に送付することができる印刷媒体を提供する。
【解決手段】基材30は、レンチキュラーシート10aとの固着部から、更に図面右側方向に延び、矩形形状を有するレンチキュラーシート10aに隣接して存在する延在部10bを形成している。延在部10bの裏面に設けられたインク吸収層40に「視差画像」を、延在部10bの表面に設けられた印刷用紙50に「宛名」を、さらにインク吸収層40に「折り目」をそれぞれ印刷し、「折り目」を基準として延在部10bを折り曲げることで、印刷された視差画像と宛名書きの部分をレンチキュラーシート10aの裏面側に容易に貼り合わせることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面が所定のレンズ形状に形成された矩形のレンズシートを有する印刷媒体に関する。
従来より、立体画像を楽しむ方法として、表面に円筒形状の凸レンズを多数並列配置したレンチキュラーレンズが形成されたレンズシート(以降、「レンチキュラーシート」とも呼ぶ)を利用する方法や、平面的に複数の凸レンズが配列された蝿の目レンズを利用するインテグラルフォトグラフィーと呼ばれる方法などがある。
これらの方法では、形成された複数のレンズの各々に対応する位置に、右目用と左目用の画像つまり視差画像を配置し、配置された視差画像を観賞することで立体画像が得られるようになっている。従って、レンズに対応する位置に視差画像が正しく配置されないと立体画像を楽しむことができないことになる。
そこで、レンズに対する視差画像の位置を正しく配置するため、レンチキュラーシートへ直接視差画像を印刷する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。あるいは、レンチキュラーシートの一部を印刷面に残し、残したレンチキュラーシートの各々のレンズに対応する位置に視差画像を印刷する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3471930号公報 特開2005−196153号公報
近年、上述した特許文献1または2のような印刷技術に加え、レンチキュラーシートのコスト低下やプリンタの普及などにより、作成者は、視差画像を手軽に印刷媒体に印刷して立体画像を作成することができるようになってきた。そして、作成者個人が視差画像を観賞して立体画像を楽しむだけでなく、視差画像を印刷した印刷媒体を、他の人に葉書として送付することが行われるような状況にもなってきている。
このような状況を鑑みたとき、作成したレンチキュラーシートを葉書として送付することになるが、特許文献1に開示された技術では、視差画像が印刷されたレンチキュラーシート面に宛名を書く必要が生じ、そのまま宛名を書くと視差画像に宛名が上書きされた状態になってしまう。これを避けるためには、例えば、宛名を書いても視差画像に影響しないような用紙を、レンチキュラーシートとの位置合わせを行いながら接着剤を用いて視差画像の上から貼り付け、その後この用紙に宛名を書くという作業が必要になる。このような貼り付け作業を行う際には、視差画像が印刷されている印刷面を汚さないように、また印刷された視差画像を剥がないように注意しなければならず、作成者には大変負荷の大きい面倒な作業になってしまうという課題がある。
また、特許文献2に開示された技術では、視差画像が印刷される面に残されたレンチキュラーレンズ部分は視差画像が印刷できないため、例えばレンチキュラーシートを葉書として送付する場合、葉書面全面を立体画像用に利用できないという課題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、視差画像がレンズシート全面に印刷された印刷媒体を、作成者が面倒な作業を行うことなく葉書などにして他の人に送付することができる印刷媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、表面が所定のレンズ形状に形成された矩形のレンズシートを有する印刷媒体であって、前記レンズ形状が形成されていない裏面に固着され、前記レンズシートの裏面範囲を超え前記レンズシートの外側へ延びて存在する延在部を有する薄板状の基材を備え、前記延在部は、(1)前記矩形のレンズシートの一辺を基準にして前記基材を折り曲げたとき、前記レンズシートの裏面範囲全体と重なる形状を有し、(2)前記レンズシートとの固着側と反対側の面について、印刷用の第1の印刷面が形成され、(3)前記レンズシートとの固着側と同じ側の面について、印刷用の第2の印刷面が形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、基材を折り曲げることによって、延在部をレンズシートの裏面全体に重ねることができる。そこで、延在部について、レンズシート側と反対側の裏面領域に形成された第1の印刷面に視差画像を印刷し、レンズシート側と同じ側の表面領域に形成された第2の印刷面に宛名を書いたのち、基材を折り曲げて延在部をレンズシートに重ねると、レンズシート表面方向からは全面に視差画像が、レンズシートの裏面方向からは宛名が見える状態になる。この結果、視差画像が観賞できる葉書として印刷媒体を用いることが可能となる。
ここで、前記第1の印刷面には、少なくとも印刷用のインクを吸収する第1のインク吸収層が形成されていることとしてもよい。
こうすれば、視差画像が所定のインクを用いて印刷された場合、インクを安定して印刷面に保持することができるので、インクによって形成された視差画像を延在部の裏面領域に安定して形成することができる。
また、前記第2の印刷面には、少なくとも印刷用のインクを吸収する第2のインク吸収層が形成されていることとしてもよい。
こうすれば、例えば、延在部に形成された第2の印刷面へ所定のインクを用いて宛名書きが行われた場合、インクを安定して印刷面に保持することができるので、インクによって書かれた宛名を延在部の表面に安定して形成することができる。
さらに、前記基材には、前記レンズシートとの固着側と反対側の面について、前記レンズシートの裏面範囲に接着層が形成されていることとしてもよい。
こうすれば、基材を折り曲げたとき、接着層によって延在部がレンズシートの裏面に接着されるので、作成者は、別途接着剤を用いて延在部をレンズシートの裏面に貼り付けるといった面倒な作業を行うことなく葉書などにして他の人に送付することができる。
また、本発明の印刷媒体において、前記所定のレンズ形状は、円筒形状を有する凸レンズが多数並列配置されたレンチキュラーレンズであることとしてもよい。
レンチキュラーレンズは、視差画像との組み合わせで容易に立体画像を作成することができるので、所定のレンズ形状として好適である。
さらに、前記延在部は、前記矩形のレンズシートの四辺のうち、前記凸レンズの円筒軸に対して平行に最も近い一辺から外側に延びて存在することとしてもよい。
例えば、延在部に形成された第2の印刷面への宛名書きを印刷にて行うとき、印刷を行う印刷装置がレンチキュラーレンズの各凸レンズのピッチを検出するように構成し、検出した凸レンズのピッチに基づいて視差画像を印刷する場合がある。このような場合、延在部を前記凸レンズの円筒軸に対して平行に最も近い一辺から外側に延びて存在させるようにしておけば、凸レンズのピッチを精度良く検出することになり、凸レンズと視差画像との相対的なズレを抑制することができる。
また、本発明の印刷媒体において、前記基材に、当該基材を折り曲げるための基準となる折り目が設けられたこととしてもよい。
あるいは、本発明の印刷媒体において、前記第1の印刷面に、前記基材を折り曲げるための基準となる折り目が設けられたこととしてもよい。
あるいは、本発明の印刷媒体において、前記第2の印刷面に、前記基材を折り曲げるための基準となる折り目が設けられたこととしてもよい。
このようにすれば、基材を折り曲げて延在部をレンズシートの裏面に重ねるとき、設けられた折り目を基準にして折り曲げることができるため、延在部に形成された第1の印刷面や第2の印刷面をレンズシートの裏面の適切な位置に重ねることが可能になる。従って、例えば、第1の印刷面に印刷された視差画像をレンズシートの裏面に貼り付ける際、折り目を基準にして折り曲げることによって、視差画像と凸レンズとの相対的な位置ズレを抑制し、位置合わせ精度良く貼り付けることができる。また、この折り曲げに伴う作業も容易になり、作成者が行う作業負荷を軽減することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について、実施例を用いて説明する。
本発明の一実施例となる印刷媒体10について、図1を用いて説明する。図1は、印刷媒体10の構成要素を模式的に示した説明図である。印刷媒体10は、複数の円筒状の凸レンズ20が表面(図面上側)に形成された矩形形状を有するレンチキュラーシート10a、基材30、インク吸収層40、印刷用紙50、接着層60、および剥離シート70から構成されている。ここで、インク吸収層40は請求項に記載の第1の印刷面に相当する。また、印刷用紙50は請求項に記載の第2の印刷面に相当する。
なお、本実施例では、各凸レンズ20の円筒軸方向は、矩形形状を有するレンチキュラーシート10aの長辺と平行であるものとする。また、説明の簡略化のためレンチキュラーシートは6つの円筒状の凸レンズ20から構成されているものとして以降説明する。もとより、レンチキュラーシート10aは、凸レンズ20のピッチが30〜180LPI(Lens Per Inch)であるものが通常多く用いられ、実際にはこれらに相当する本数の凸レンズが存在したものである。
レンチキュラーシート10aは、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PETG(グリコール変性ポリエチレンテレフタレート)、APET、PP、PS、PVC、アクリル、UV、PC(ポリカーボネイト)樹脂やPMMA(メタクリル)樹脂など、レンズとして用いることができる透明な樹脂材料から形成され、その裏面(図面下側)部分全体が基材30と固着されている。固着方法は、基材30の材料に応じて、溶着や接着など周知の方法を用いて行われるが、レンチキュラーシート10aと基材30が透明性を保って固着できる方法であれば何でもよい。
基材30は、透明性を有する材料から薄板状に形成され、例えばPETG樹脂などが用いられる。もとより、通常のPET樹脂などを用いてもよく、後述するインク吸収層40に形成される「視差画像」を、レンチキュラーシート10aを介して観賞できるような透過性を有し、同じく後述する「折り目」から折り曲げが可能な材料であれば何でも良い。
さて、基材30は、図1に示したように、レンチキュラーシート10aとの固着部から、更に図面右側方向に延び、矩形形状を有するレンチキュラーシート10aの右側長辺の右側に隣接して存在する延在部10bを形成している。延在部10bは、レンチキュラーシート10aのこの右側長辺に基づいて設けられた「折り目」(後述する)に従って折り曲げたとき、レンチキユラーシート10aの裏面全体と重なる形状を有している。つまり、レンチキュラーシート10aと略一致する矩形形状を有しているのである。
この基材30が延びて形成されている延在部10bの裏面(図面下側)には、インク吸収層40が構成されている。このインク吸収層40は、各凸レンズに対する視差画像が形成される構成要素であり、視差画像の形成がインクの吐出による印刷によって行われたとき、吐出されたインクを吸収し、吐出された位置にインクを固着させるためのものである。このインク吸収層によって、各凸レンズに対応する位置に視差画像を安定して形成することができ、立体画像を適切に形成することができるのである。なお、インク吸収層40は、例えば、PVA(ポリビニルアルコール)等の親水性ポリマー樹脂、カチオン化合物、シリカ等の微粒子などを材料として形成されている。
また、延在部10bには、その表面(図面上側)に印刷用紙50が接着などによって貼り付けられている。印刷用紙50は、その表面に、住所などの宛名を作成者が直筆したり、プリンタなどを用いて印刷したりして書き込むためのもので、特に印刷する場合は、例えばインクジェット記録紙のような印刷に好適な用紙を用いるとよい。
ところで、前述したように、印刷用紙50の裏面側には、透明性を有する基材30を介して、視差画像が印刷されたインク吸収層40が位置している。従って、印刷用紙50は、その表面側から視差画像が容易に視認できない程度に不透明であること、また、逆に、インク吸収層40の裏面側(図面下側)から印刷用紙50に書かれた宛名が容易に視認できない程度に不透明であることが好ましい。
一方、基材30には、レンチキュラーシート10aとの固着側と反対側で、レンチキュラーシート10aの裏面範囲に相当する部分に接着層60が形成され、さらに接着層60の裏面側(図面下側)に剥離シート70が貼り付けられている。
接着層60は、延在部10bをレンチキュラーシート10aの裏面方向に折り曲げたとき、延在部10bにおけるインク吸収層40を、レンチキュラーシート10aの裏面範囲に相当する基材30の裏面領域に接着するためのものである。従って、インク吸収層40に印刷された視差画像は、接着層60および基材30を介在してレンチキュラーシート10aの表面から観賞できることになる。
このため、接着層60は透明性を有する材料によって形成する。例えば、エポキシ系やシアノアクリレート系の接着剤などを材料として形成してもよい。もとより、インク吸収層40と基材30との接着ができ、透明性を有する材料であれば何でもよい。
また、剥離シート70は、接着層60が汚れるなどによって接着性が劣化しないように保護するためのもので、延在部10bを折り曲げてレンチキュラーシート10aの裏面側に接着する際に、接着に先んじて接着層60から剥離される。従って、接着層60から剥離できる材料であれば、樹脂材料でも紙でも何でもよい。
それでは次に、延在部10bを折り曲げてレンチキュラーシート10aの裏側に接着する様子を、図2を用いて説明する。図2は、本実施例における印刷媒体10を厚み方向から見た模式図である。なお、基材30や前述したインク吸収層40など印刷媒体10を構成する各構成要素は、概ね厚さが数十μmから数百μmのシート状(薄板状)に形成されることから、図2では説明の簡略化のため、各構成要素を省略し、一枚のシートとして図示した。
図2(a)に示したように、印刷媒体10の裏面(図面下側)には、延在部10bの裏面側(図面下側)全体に相当する部分に「視差画像印刷」が行われ、延在部10bの表面側(図面上側)に相当する部分に「宛名書き」が行われている。また、同じく印刷媒体10の裏面には、レンチキュラーシート10aの一辺で、延在部10b側の一辺10kを基準にして「折り目10t」が設けられている。この「視差画像印刷」、「宛名書き」と「折り目10t」については、後ほど補足説明する。
そして、図2(b)に示したように、折り目10tを基準として、延在部10bを折り曲げ、図中矢印で示した方向に延在部10bを曲げ込むことで、接着層60の面と、インク吸収層40の面とを貼り合わせる。
そして、接着層60の面と、インク吸収層40の面とが貼り合わされると、図2(c)に示したように、レンチキュラーシート10aの表面方向からは立体画像を観賞することができ、延在部10bの図面下側方向からは宛名が確認できる状態となる。つまり、印刷媒体10は、立体画像が観賞できる「葉書」となるのである。
図2で説明したように、本実施例における印刷媒体10は、折り目10tを基準にして折り曲げることによって、容易にレンチキュラーシート10aの部分と、延在部10bの部分とを貼り合わせることができる。従って、レンチキュラーシートとの位置合わせを行いながら、接着剤を用いて視差画像の上から宛名書き用紙を貼り付けるというような面倒な作業を行うことなく、作成者は、容易に立体画像が観賞できる葉書を作成することが可能となる。
それでは、前述した「視差画像印刷」と「宛名書き」および「折り目10t」について補足説明する。本実施例では、印刷媒体10に「視差画像」と「宛名」および「折り目」をプリンタによって印刷することによってそれぞれを行うものとする。
本実施例では、まず「宛名」を印刷するものとし、図3にその様子を示した。図3(a)は印刷媒体10を厚み方向から見た模式図であり、図3(b)はそれを上面方向から見た模式図である。図3(a)に示したように、印刷媒体10の図面上側には、プリンタの印刷ヘッド(図示せず)を備えたキャリッジ90が配置され、図3(a)において矢印で示したように、キャリッジ90が図面左右方向に走査されることによって印刷媒体への印刷が行われる。もとより、印刷媒体10は、図3(b)において、紙送りローラーなど図示しないプリンタの印刷媒体搬送手段によって図面上下方向に搬送され、印刷媒体10の全体領域に印刷が行われるよう構成されている。
さて、図3(a)に示したように、キャリッジ90には、反射光91aを利用してレンチキュラーシート10aの各凸レンズ20のピッチを検出するための検出装置91が備えられ、キャリッジ走査(図中矢印)に合わせて凸レンズ20のピッチを検出する。ピッチ検出範囲は、図3(b)の網掛け部分で示したように、レンチキュラーシート10aが存在する範囲であり、この範囲について、図3(b)中矢印で示したように、キャリッジ90の走査に伴ってピッチ検出走査を行う。そして、検出した結果を、所定の処理を行い、例えばプリンタに内蔵された記憶手段に記憶することで、レンチキュラーシートの各凸レンズのピッチ情報を記憶する。
その後、キャリッジ90が印刷用紙50の範囲に来ると、所定の位置にインク95をキャリッジ90に備えられた印刷ヘッドから吐出して、印刷用紙50の表面に所定の宛名を印刷するのである。
次に、「視差画像」の印刷について、図4を用いて説明する。図4(a)は、印刷媒体10を厚み方向から見た模式図であり、図4(b)は、それを上面方向から見た模式図である。
図4(a)に示したように、インク吸収層40の範囲すなわち視差画像印刷範囲(図4(b)網掛け部分)において、前述した記憶されている各凸レンズのピッチ情報を読み出し、読み出したピッチ情報に基づいて、各凸レンズ20に対応する所定の位置に、キャリッジ90に備えられた印刷ヘッドからインク95を吐出して、インク吸収層40の表面にインクを付着させ、所定の視差画像を印刷する。その後、図1で説明したように、付着したインクがインク吸収層40に固着して、視差画像は基材30の裏面に安定して形成されるのである。
ところで、各凸レンズのピッチ情報に基づいて形成された視差画像は、これまで説明したように接着層60が形成された面に折り曲げられて貼り付けられる。このため、図4(b)において、各凸レンズの位置と、その凸レンズに対応する視差画像の位置とは、左右がそれぞれ反対となる位置関係になる。そこで、図4(b)に示したように、図3(b)に示した状態に対して左右が反対方向になるよう印刷媒体10を裏返して視差画像を印刷すれば、記憶された各凸レンズのピッチ情報を左右反転などの付加処理を行うことなく、記憶されたピッチ情報をそのまま読み出して用いることができる。
次に、「折り目」について説明する。本実施例では、図4(b)に示したように、キャリッジ90の視差画像の印刷走査において、視差画像印刷範囲の図面右端、つまり図2において説明したレンチキュラーシート10aの一辺10kに相当する位置に折り目10tを印刷することで折り目を設ける。
例えば、図4(b)において、視差画像印刷範囲の右端に位置する視差画像を印刷する際、画像の最右端部に対応して吐出されるインク95を黒インクなどにして印刷する。もとより、黒インクに限らず、視差画像に対して相対的に視認性のよい色インクを用いればよい。
なお、図4(b)では、折り目10tの印刷を、一例として上下それぞれ2個のドットで示したが、これ以外にも、破線や実線としてもよく、またレンチキュラーシート10aの一辺10kに沿って、その一部や全体に印刷することとしてもよい。こうすることで、折り目の視認性をさらに高めることができる。
以上説明したように、本実施例における印刷媒体10によれば、印刷媒体10に設けられたインク吸収層40に「視差画像」を、印刷用紙50に「宛名」を、さらにインク吸収層40に「折り目」をそれぞれ印刷することができる。そして、「宛名」の印刷時に凸レンズ20のピッチ情報を検出することが可能であり、検出されたピッチ情報に基づいて「視差画像」を印刷することによって、各凸レンズ位置に合わせた位置に視差画像を印刷することができる。
また、折り目10tを基準として折り曲げることで、視差画像が印刷され宛名書きされた延在部10bをレンチキュラーシート10aの裏面側に接着層60によって容易に貼り合わせることが可能となる。従って、作成者は、折り目を基準として折り曲げることで、例えばレンチキュラーシートに対する適切な位置に、視差画像を容易に貼り付けることができる。この結果、各凸レンズと視差画像との相対的な位置ズレを抑制し、位置合わせ精度よく貼り合わせることができる。また、別途接着剤を用いて延在部10bをレンチキュラーシート10aの裏面側に貼り付けるといった面倒な作業を行うことなく葉書などにして他の人に送付することができる。
以上、本発明を具体化した実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。
(第1変形例)
例えば、上記実施例では、図1に示したように、レンチキュラーシート10aの表面に形成された円筒形状の各凸レンズ20の円筒軸方向は、矩形形状を有するレンチキュラーシート10aの長辺と平行であることとしたが、本変形例では、レンチキュラーシート10aの長辺と平行でないこととしてもよい。
第1変形例を、図5を用いて説明する。図5(a)は、上記実施例での印刷媒体10を示す模式図で、図5(b)から(d)に示した本変形例の印刷媒体を示す模式図と比較して説明するために記載した。本実施例では、図5(a)に示したように、レンチキュラーシート10aは図面上下方向となる縦方向に円筒軸を持つ凸レンズが並んだレンチキュラーレンズが形成されており、その右側に延在部10bが存在する。
これと比較して、図5(b)に示した印刷媒体では、凸レンズの円筒軸が図面左方向へ少し回転した斜め状態のレンチキュラーシート11aと延在部11bから構成されている。また図5(c)では、凸レンズの円筒軸がさらに左方向へ回転した状態のレンチキュラーシート12aと延在部12bから構成される印刷媒体となっている。そして、図5(d)は、凸レンズの円筒軸がさらに左方向へ回転し、図面左右方向となる横方向に円筒軸を持つレンチキュラーシート13aと延在部13bから構成される印刷媒体となっている。
このように、凸レンズの円筒軸を斜めにすることによって、縦方向のレンチキュラーシートとしての機能と、横方向のレンチキュラーシートとしての機能との両方の機能を持たせることができる。例えば、縦方向のレンチキュラーシートとしての機能を持たせた場合は、前述したように、左目用と右目用の視差画像をそれぞれの目に観賞させることができるため立体画像を提供することができる。一方、横方向のレンチキュラーシートとして機能を持たせた場合は、左目と右目は同一の視差画像を観賞することになるため立体画像として観賞させることはできないが、縦方向についてはレンチキュラーシートの角度を変えることによって異なる視差画像、つまり変化する画像を提供することができる。従って、これらの機能を考慮した視差画像を、本変形例の印刷媒体を用いて形成すれば、視差画像についていろいろな変化を楽しめる葉書を簡単に作成することが可能となる。
なお、第1変形例では凸レンズの円筒軸の回転方向を左方向としたが、もとより右方向に回転することとしてもよい。また、回転する角度も、特に図示したものに限定されるものではない。
ところで、第1変形例における図5(c)あるいは図5(d)に示した印刷媒体の場合、図中矢印で示したキャリッジ走査において各凸レンズのピッチを検出するとき、検出される凸レンズ20のピッチ数は少なくなったり、全く検出されなくなったりしてしまう。これに起因して、検出されたピッチ情報の精度が落ちたり、ピッチ情報が存在しなくなったりしてしまうことになるため、適切な位置に視差画像を印刷することが出来なくなってしまう。
そこで、第1変形例のさらに変形例として、延在部を、矩形形状を有するレンチキュラーシートの長辺に隣接して形成するのではなく、短辺に隣接して形成することとしてもよい。本変形例を図6を用いて説明する。
図6(a)は、本変形例による印刷媒体10を示す模式図で、図6(a)は、図5(c)に対応し、図6(b)は、図5(d)に対応した変形例を示したものである。本変形例について、まず、図6(a)に示した場合では、凸レンズの円筒軸22がレンチキュラーシート12aの長辺12kよりも短辺12hと平行に近くなる。そこで、このような場合は、延在部12bを右側に形成するのではなく、レンチキュラーシート12aの短辺12hに隣接した下側に形成するのである。このようにすると、宛名印刷時におけるキャリッジ走査は、図中矢印で示した方向になり、この結果、検出される凸レンズのピッチ数は多くなり、ピッチ情報の精度は高くなる。もとより、延在部12bを下側でなく上側に形成してもよい。
また、図6(b)に示した場合では、凸レンズの円筒軸23がレンチキュラーシート13aの短辺13hと平行になっている。そこで、このような場合も、延在部13bを右側に形成するのではなく、レンチキュラーシート13aの短辺13hに隣接して下側に形成するのである。このようにすると、宛名印刷時におけるキャリッジ走査は、図中矢印で示した方向になり、この結果、検出される凸レンズのピッチ数は多くなり、ピッチ情報の精度は高くなる。もとより、延在部13bを下側でなく上側に形成してもよい。
(第2変形例)
また、上記実施例における印刷媒体では、図1に示したように、基材30の下面に視差画像の印刷面としてインク吸収層40を形成することとしたが、第2変形例として、印刷用紙を印刷面としてもよい。
インク吸収層40は、前述したように、視差画像の形成がインクの吐出による印刷によって行われたとき、吐出されたインクを吸収し、吐出された位置にインクを固着させるためのものであり、PVA(ポリビニルアルコール)等の親水性ポリマー樹脂、カチオン化合物、シリカ等の微粒子などを材料として形成されている。このため、インクの吸収量やインクの固着具合はこれら形成される材料に依存することになる。従って、インク吸収層40の材料によっては、形成された視差画像について、解像度や画像色などの画像品質が、作成者の所望するものと異なることが起こり得る。例えば、作成者が写真と同等の画像品質の視差画像を所望しても、インク吸収層40では実現が困難な場合である。
従って、第2変形例では、このような場合に鑑み、視差画像の印刷面に写真用のインクジェット用紙(以降、「写真紙」と呼ぶ)などの印刷用紙を用いることとするのである。写真紙は、通常表面が光沢の有る状態と光沢の無い状態のものが印刷用紙として使用されているが、どちらを使用しても差し支えない。なお、写真紙は、基材30に貼り付けられて視差画像の印刷面を形成するが、貼り付け方法は接着剤を用いて貼り付けるなど、基材30と写真紙が接着できる方法であれば何でも良い。
(第3変形例)
また、上記実施例では、印刷媒体10の各構成要素について、形成される各構成要素の厚さを規定しなかったが、第3変形例として、レンチキュラーシート10aの厚さと印刷用紙50の厚さとを、同じ厚さに形成することとしてもよい。
こうすれば、図3において、レンチキュラーシート10aと延在部10bとの段差を減少させることになり、キャリッジ走査において、キャリッジ90と印刷媒体との空隙が、レンチキュラーシート10aと延在部10bとの隣接部において変化しないことから、例えばキャリッジ90が隣接部の段差に起因して動作停止することなく安定した空隙を保ちながら走査を行うことができる。
さらに、接着層60と剥離シート70とを合わせた厚さと、インク吸収層40の厚さとが、同じ厚さになるよう形成することが好ましい。あるいは、第2変形例に示したように、インク吸収層40の替わりに写真紙などの印刷用紙を用いた場合は、この印刷用紙の厚さと、接着層60と剥離シート70とを合わせた厚さとが、同じ厚さになるよう形成するとよい。
こうすれば、印刷媒体10の厚さは、全体にほぼ均一の厚さになることから、例えば紙送りローラーなど、図示しないプリンタに設けられた印刷媒体の搬送手段において、厚みの変化が少ないことによって安定した搬送が可能となる。
第2変形例および第3変形例を適用した印刷媒体の一例を図7に示した。図1に対して、図7に示した印刷媒体10Nでは、基材30の延在部10bの上面に、レンチキュラーシート10aと同じ厚さを有する印刷用紙50Nが形成され、下面に、接着層60と剥離シート70とを合わせた厚さと同じ厚さの印刷用紙40Nが、剥離シート70と並置状態で形成されている。このように形成されることによって、図中点線で示したように、印刷媒体10Nはほぼ均一な厚さBTになるのである。
(第4変形例)
また、上記実施例では、図4にて説明したように、折り目をインク吸収層40に印刷することで形成することとしたが、インク吸収層40以外の構成要素に折り目を形成することとしてもよい。例えば、図3にて説明したように、宛名を印刷するときに印刷用紙50の左端に形成されることとしてもよい。あるいは、基材30に形成されることとしてもよい。
基材30へ折り目を形成する場合は、上述した印刷によって折り目を形成するのではなく、所定の間隔で切れ目(スリット)を設けることによって、折り目を形成することとしてもよい。こうすれば、基材30はスリット位置から容易に折れ曲がることになるため、作成者は折り目位置を注意深く見極めることなく延在部を折り曲げることが可能となる。あるいは、基材30に折り目を形成する場合、予め基材30を折り曲げることによって形成した折り曲げ形状を折り目として形成することとしても良い。こうすれば、作成者は、予め折り曲げられた折り目によって容易に延在部を折り曲げ、レンチキュラーシートの裏面に視差画像を貼り合わせることができる。
(第5変形例)
さらに、上記実施例では、図3において説明したように、宛名書きをプリンタの印刷にて行うこととしたが、宛名書きを作成者が手書きで行うこととしてもよい。この場合、宛名書き印刷以外の印刷、例えば郵便番号を記載する郵便枠を印刷するなど、葉書として必要な体裁に関する印刷を行うようにしてもよい。もとより、凸レンズ20のピッチを検出するためのキャリッジ走査のみを行うこととしてもよい。
また、その他の変形例として、上記実施例では、接着層60の表面は剥離シート70で覆われていることとしたが、剥離シート70で覆わないこととしてもよい。例えば、接着層60が熱可塑性の接着剤を材料とするような場合、常温では接着力が弱いことから接着層表面に異物が付着する確率が低く、従って、汚れによって接着性が劣化する確率は低い。このような場合、剥離シート70を用いなくてもよい。もとより接着力に関係なく、剥離シート70を用いなくてもよい。
また、上記第2の変形例において、図7に示した例のように、インク吸収層40に替えて印刷用紙40Nを用いる例を示したが、このような場合、変形例として、宛名書きのための印刷用紙50Nに替えてインク吸収層を形成し、このインク吸収層に宛名を印刷することとしてもよい。
印刷用紙40Nに形成された視差画像が基材30側から容易に視認できない程度に、印刷用紙40Nが不透明であれば、このインク吸収層に印刷された宛名書きを、形成された視差画像側からも容易に視認できないことになる。従って、このような場合、宛名書きのためにインクジェット紙などの印刷用紙を用いなくても、インク吸収層によって宛名書きに適した印刷面を形成することができる。こうすることによって、宛名書きは基材30の表面に安定して形成されるのである。
この宛名書きのためのインク吸収層は、前述したインク吸収層40と同様、例えば、PVA(ポリビニルアルコール)等の親水性ポリマー樹脂、カチオン化合物、シリカ等の微粒子などを材料として形成されている。そして、印刷媒体を葉書として用いるとき、このインク吸収層は葉書の宛名書き面つまり葉書表面となるため、ほぼ白色を呈するようになっている。もとより、葉書表面の色は、白色又は淡色であればよいことから、インクを透過し淡色を呈する材料であれば、これら以外の材料から構成されるようにしてもよい。
また、本実施例では、レンズシートのレンズとしてレンチキュラーレンズを用いることとしたが、これに限らず、蝿の目レンズや蜂の巣状のレンズなど、本発明の趣旨である視差画像の変化を楽しむことができるレンズであれば、他のレンズ用いることができることは勿論である。
本発明の一実施例としての印刷媒体を示す模式図。 (a)は、実施例の印刷媒体を厚み方向から見た模式図。(b)は、延在部を折り曲げる様子を示した模式図。(c)は、延在部を折り曲げ後の印刷媒体を示した模式図。 (a)は、印刷媒体について、印刷の様子を説明するための模式図。(b)は、(a)を上面から見た様子を示す模式図。 (a)は、印刷媒体について、印刷の様子を説明するための模式図。(b)は、(a)を上面から見た様子を示す模式図。 (a)は、実施例の印刷媒体を示す模式図。(b)〜(d)は、第1変形例の印刷媒体の一例を示す模式図。 (a)および(b)は、第1変形例のさらに変形例としての印刷媒体を示す模式図。 第2変形例と第3変形例を適用した印刷媒体の一例を示す模式図。
符号の説明
10…印刷媒体、10N…印刷媒体、10a…レンチキユラーシート、10b…延在部、10k…一辺、10t…折り目、11a…レンチキュラーシート、11b…延在部、12a…レンチキュラーシート、12b…延在部、12h…短辺、12k…長辺、13a…レンチキュラーシート、13b…延在部、13h…短辺、20…凸レンズ、22…円筒軸、23…円筒軸、30…基材、40…インク吸収層、40N…印刷用紙、50…印刷用紙、50N…印刷用紙、60…接着層、70…剥離シート、90…キャリッジ、91…検出装置、91a…反射光、95…インク。

Claims (9)

  1. 表面が所定のレンズ形状に形成された矩形のレンズシートを有する印刷媒体であって、
    前記レンズ形状が形成されていない裏面に固着され、前記レンズシートの裏面範囲を超え前記レンズシートの外側へ延びて存在する延在部を有する薄板状の基材を備え、
    前記延在部は、
    (1)前記矩形のレンズシートの一辺を基準にして前記基材を折り曲げたとき、前記レンズシートの裏面範囲全体と重なる形状を有し、
    (2)前記レンズシートとの固着側と反対側の面について、印刷用の第1の印刷面が形成され、
    (3)前記レンズシートとの固着側と同じ側の面について、印刷用の第2の印刷面が形成されていることを特徴とする印刷媒体。
  2. 請求項1に記載の印刷媒体であって、
    前記第1の印刷面には、少なくとも印刷用のインクを吸収する第1のインク吸収層が形成されていることを特徴とする印刷媒体。
  3. 請求項1または2に記載の印刷媒体であって、
    前記第2の印刷面には、少なくとも印刷用のインクを吸収する第2のインク吸収層が形成されていることを特徴とする印刷媒体。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の印刷媒体であって、
    前記基材には、前記レンズシートとの固着側と反対側の面について、前記レンズシートの裏面範囲に接着層が形成されていることを特徴とする印刷媒体。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の印刷媒体であって、
    前記所定のレンズ形状は、円筒形状を有する凸レンズが多数並列配置されたレンチキュラーレンズであることを特徴とする印刷媒体。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の印刷媒体であって、
    前記延在部は、前記矩形のレンズシートの四辺のうち、前記凸レンズの円筒軸に対して平行に最も近い一辺から外側に延びて存在することを特徴とする印刷媒体。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の印刷媒体であって、
    前記基材に、当該基材を折り曲げるための基準となる折り目が設けられたことを特徴とする印刷媒体。
  8. 請求項1から6のいずれか一項に記載の印刷媒体であって、
    前記第1の印刷面に、前記基材を折り曲げるための基準となる折り目が設けられたことを特徴とする印刷媒体。
  9. 請求項1から6のいずれか一項に記載の印刷媒体であって、
    前記第2の印刷面に、前記基材を折り曲げるための基準となる折り目が設けられたことを特徴とする印刷媒体。
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