JP2009058028A - シールリング - Google Patents

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Abstract

【課題】相手部材に対する追随性及び油圧応答性の高いシールリングを提供する。
【解決手段】軸孔20を有するハウジング2と軸孔20に挿入される軸3のうちの一方の部材に設けられた環状溝30に装着され、密封対象流体から受ける圧力によって、これら2部材のうちの他方の部材2の表面21に密着するとともに、環状溝30の非密封対象流体側の側壁面31に摺動接触することにより、2部材間の環状隙間4をシールするシールリング1において、密封対象流体から非密封対象流体側Aかつ他方の部材側2の方向の圧力を受けるように構成された受圧凹部12を有し、シールリング1の非密封対象流体側の側面14は、環状溝の溝底側が他方の部材側に対して非密封対象流体側Aに突出したテーパ状の傾斜面であることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、2部材間の環状隙間をシールするためのシールリングに関するものである。
図4に示すのは、断面矩形のシールリングであり、図5に示すような回転継ぎ手における軸シールとして、あるいは、特許文献に示すようなパワーステアリングにおけるコントロールバルブ用シールとして用いられている。図4は、従来技術に係るシールリングの模式的断面図である。図5は、回転継ぎ手の一部切り欠き模式的斜視断面図である。
シールリング100は、ハウジング200の軸孔201と、該軸孔201に挿入され、ハウジング200に対して回転・揺動運動をする軸300と、の間の環状隙間をシールするものである。
図4(a)に示すように、シールリング100は、軸300の外周面に設けられた環状溝301に装着され、密封対象流体側Oから受ける圧力Pにより、その外周面101がハウジング200の軸孔201内周面に密着し、非密封対象流体側Aの側面102が環状溝301の側壁面310に密着する。これにより、密封対象流体の非密封対象流体側Aへの漏れを防止している。
また、軸300の回転・揺動運動時においては、シールリング100は、基本的に外周面101がハウジング200の軸孔201内周面に密着して軸300に対して静止した状態となり、側面102が軸300の環状溝301の側壁面310に対して摺動する構成となっている。すなわち、ハウジング200と軸300との相対回転においては、シールリング100は、ハウジング200と供回りするように構成されている。
実開平4−110673号公報
油圧が作用する前の状態においては、シールリング100は、環状溝301に対して自由な状態で装着されているため、必ずしも非密封対象流体側Aに押し込まれた状態となっているわけではない。すなわち、側面102が必ずしも環状溝301の側壁面310に密着しているわけではない。したがって、装着時においてシールリング100が密封対象流体側Oに位置している場合には、油圧を受けてシールリング100が非密封対象流体側Aに向かって軸方向に移動し、側面102が環状溝301の側壁面310に密着する状態となる。
しかしながら、シールリング100の外周面101とハウジング200の軸孔201内周面との間の摺動抵抗の度合によっては、油圧が作用してもシールリング100が完全に非密封対象流体側Aに押し込められずに環状溝301の側壁面310との間に隙間が生じ、図4(b)に矢印で示すような漏れ経路が形成されることがある。
例えば、図5に示す回転継ぎ手においては、図中の矢印で示す流路に加わる圧力をシールリング100によって密封することで油の流路を確保しているが、上述のような漏れ経路が形成されてしまうと、油の流路を確保することが困難となってしまう。
また、軸回転時における動圧の発生やハウジング200及び軸300の偏心等による環状隙間の変化等が生じた場合でも、ハウジング200及び軸300に対するシールリング
100の密着状態は維持されなければならない(ハウジング及び軸に対する追随性)。
従来においては、シールリングの外径寸法や厚さ(外周面の半径寸法と内周面の半径寸法との差)を調整することによって、油圧応答性の向上(油圧が作用してからシールリングが漏れ経路を遮断するまでに要する時間を短くすること)や追随性の向上を図ってきたが、さらなる向上が望まれている。
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、相手部材に対する追随性及び油圧応答性の高いシールリングを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明におけるシールリングは、
軸孔を有するハウジングと前記軸孔に挿入される軸のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着され、
密封対象流体から受ける圧力によって、これら2部材のうちの他方の部材の表面に密着するとともに、前記環状溝の非密封対象流体側の側壁面に摺動接触することにより、前記2部材間の環状隙間をシールするシールリングにおいて、
密封対象流体から非密封対象流体側かつ前記他方の部材側の方向の圧力を受けるように構成された受圧凹部を有し、
シールリングの非密封対象流体側の側面は、前記環状溝の溝底側が前記他方の部材側に対して非密封対象流体側に突出したテーパ状の傾斜面であることを特徴とする。
このように、シールリングが受圧凹部で密封対象流体から非密封対象流体側かつ他方の部材側方向に圧力を受けることより、シールリングの軸及びハウジングに対する追随性が向上されるとともに、油圧作動時におけるシールリングの軸方向の移動がスムーズとなって漏れ経路の形成が抑制される。
また、環状溝の側壁面に対しては、テーパ状に構成された非密封対象流体側の傾斜側面における環状溝の溝底側の縁部が摺動する構成となる。したがって、シールリングの環状溝に対する摺動抵抗が低減され、回転トルクの低減、摺動時における発熱や摩耗の低減を図ることができる。
前記受圧凹部は、
シールリングにおける密封対象流体側であって前記環状溝の溝底側の部分に設けられ、非密封対象流体側かつ前記他方の部材側の方向に向かって凹んだ凹部であり、
前記他方の部材の表面に密着する周面の反対側に設けられ、軸方向に沿って延びる受圧周面と、
前記非密封対象流体側の側面の反対側に設けられ、該側面に沿ってテーパ状に延びる受圧傾斜面と、を有するとよい。
かかる構成によれば、密封対象流体から、受圧周面によって径方向に他方の部材側の方向の圧力を受け、受圧傾斜面によって軸方向に対して他方の部材側に傾いた方向、すなわち、非密封対象流体側かつ他方の部材側の方向の圧力を受ける。したがって、これらの圧力の合力により、シールリングには非密封対象流体側かつ他方の部材側の方向の力が作用し、軸及びハウジングに対する追随性が向上される。
上記目的を達成するために、本発明におけるシールリングは、
軸孔を有するハウジングと前記軸孔に挿入される軸のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着され、
密封対象流体側から受ける圧力によって、これら2部材のうちの他方の部材の表面に密着するとともに、前記環状溝の非密封対象流体側の側壁面に摺動接触することにより、前記2部材間の環状隙間をシールするシールリングにおいて、
前記他方の部材の表面に密着するシール周面と、該シール周面の反対側に設けられ密封対象流体から前記他方の部材側の方向の圧力を受ける受圧周面と、有する筒状部と、
前記筒状部の非密封対象流体側の端部から前記環状溝の溝底側に向かって、径方向に対して非密封対象流体側に斜めの方向に突出し、密封対象流体側及び非密封対象流体側の両側面がテーパ状の傾斜面に構成された突出部と、を備え、
前記突出部の非密封対象流体側の側面における前記環状溝の溝底側の縁部が、前記環状溝の側壁面に摺動接触し、
前記突出部の密封対象流体側の側面が、密封対象流体から非密封対象流体側かつ前記他方の部材側の方向の圧力を受けることを特徴とする。
このように、筒状部の受圧周面が、密封対象流体から他方の部材側の方向の圧力を受け、突出部の密封対象流体側の傾斜側面が、密封対象流体から非密封対象流体側かつ他方の部材側の方向、すなわち、軸方向に対して他方の部材側に傾いた方向の圧力を受けることにより、シールリングには、これらの圧力の合力による非密封対象流体側かつ他方の部材側の方向の力が作用する。これにより、シールリングの軸及びハウジングに対する追随性及び油圧応答性が向上される。
また、環状溝の側壁面に対しては、テーパ状に構成された非密封対象流体側の傾斜側面における環状溝の溝底側の縁部が摺動する構成となり、シールリングの環状溝に対する摺動抵抗が低減される。したがって、回転トルクの低減、摺動時の発熱や摩耗の低減が図られる。
以上説明したように、本発明により、相手部材に対する追随性及び油圧応答性が向上する。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図3を参照して、本発明の実施例に係るシールリング1について説明する。図1は、本実施例に係るシールリング1の構成を示す模式図であり、(a)がシールリング1を軸方向からみた様子を示し、(b)が(a)のA−A断面を示している。図2は、本実施例に係るシールリング1の装着状態を示す模式的断面図である。図3は、本実施例に係るシールリング1の寸法形状を説明する模式的断面図である。
図1に示すように、シールリング1は、断面略L字形の樹脂材料からなる環状部材である。シールリング1の材料としては、例えば、充填剤入りPTFEやPA(ポリアミド)等を挙げることができる。
図2に示すように、シールリング1は、ハウジング2と、ハウジング2の軸孔20に挿入された軸3との間の環状隙間4をシールするためのものであり、軸3の外周面に設けられた環状溝30に装着されて使用される。本実施例に係るシールリング1は、例えば、図5に示すような回転継ぎ手の軸シールや、パワーステアリングのコントロールバルブ用シ
ール等の回転・揺動用シールとして用いることができる。
シールリング1は、軸方向に円筒状に延びる筒状部10と、筒状部10の非密封対象流体側Aの端部から軸中心に向かって、径方向に対して非密封対象流体側A(筒状部10とは反対側)に傾いた方向に突出する突出部11と、から構成されている。そして、筒状部10と突出部11とが劣角を形成する部分に、非密封対象流体側Aかつハウジング2側の方向に向かって凹んだ受圧凹部12が形成されている。
シールリング1は、密封対象流体側O(図中下側)から作用する油圧(図中矢印P)により、非密封対象流体側A(図中上側)に押される。そして、筒状部10の外周面13が、軸孔20の内周面21に密着し、突出部11の非密封対象流体側Aの傾斜側面(テーパ面)14の内径側の縁部15が環状溝30の側壁面31に密着する。これにより、密封対象流体の非密封対象流体側Aへの漏れが抑制される。
また、軸3の回転・揺動運動時においては、シールリング1は、外周面13がハウジング2の軸孔内周面21に密着し、傾斜側面14の縁部15が軸3の環状溝30の側壁面31に対して摺動する。すなわち、ハウジング2と軸3との相対回転においては、シールリング1は基本的にハウジング2と供回りするように構成されている。
受圧凹部12は、筒状部10の内周面16と、突出部11の密封対象流体側の傾斜側面(テーパ面)17と、から構成されている。図2に示すように、内周面16は、密封対象流体から外径方向、すなわち、ハウジング2の軸孔内周面21側に向かう方向の圧力を受け、テーパ面17は、概ね軸方向であって、若干軸方向に対して外径側に傾いた方向の圧力を受ける。したがって、シールリング1には、図2において矢印Qで示すように、内周面16、テーパ面17で受ける圧力の合力によって、ハウジング2の軸孔内周面21側かつ非密封対象流体側Aの方向に作用する力が発生する。
この合力の作用によって、シールリング1のハウジング2及び軸3に対する追随性が向上される。また、油圧作動時におけるシールリング1の軸方向の移動がスムーズとなり、シールリング1と環状溝30の側壁面31との接触状態をより確実に形成することができる。したがって、漏れ経路の形成を防止することができ、また、油圧応答性が向上されることにより、油圧が作用する前の密封対象流体側Oと非密封対象流体側Aとが連通した状態から、油圧が作用してシールリング1と環状溝30の側壁面31とが接触する密封状態となるまでの時間が短縮される。すなわち、漏れ経路が形成された状態を迅速に解消することができる。したがって、漏れ経路を介しての吹き抜け漏れを低減することができ、また、例えば、図5に示す回転継ぎ手においては、油の流路の確保をより確実に行うことができる。
また、環状溝30の側壁面31に対しては、テーパ状に構成された非密封対象流体側の傾斜側面14の縁部15が摺動する構成となるので、シールリング1の環状溝30に対する摺動抵抗が低減され、回転トルクの低減、摺動時における発熱や摩耗の低減を図ることができる。
また、突出部11の先端側の縁部15を環状溝30の側壁面31に摺動接触させる構成とすることで、従来技術に係るシールリップの先端が摺動面と接触する構成と同じような効果を得ることができ、ハウジング2及び軸3の偏心時等における摺動相手部材の挙動による影響が低減され、良好なシール性の維持が可能となる。
また、受圧凹部12(傾斜側面17)で受ける圧力によって縁部15を支点として生じるモーメント等の影響により、縁部15における環状溝30の側壁面31に対する密着性
が向上される。したがって、縁部15によって構成される摺動シール部のシール性が向上される。
また、シールリング1の非密封対象流体側Aの側面14のうち環状溝30の開口部側の領域は、環状溝30の開口部の縁部から離れた構成となっているため、シールリング1の一部が軸孔20の表面21と軸3の表面との間に噛み込み等を生じるのが防止される。
次に、図3を参照して、本実施例に係るシールリング1の寸法形状について詳しく説明する。ここでは、シールリング1が装着される環状溝30が従来と同じ仕様である場合における、シールリング1の寸法形状の好ましい一例を示す。したがって、相手部材の仕様等が異なる場合にはシールリングの寸法形状も当然変更されるものであり、その場合は以下に示すものに限られるものではない。
まず、シールリング1の全体の高さ(軸方向の幅)H1及び肉厚(最も外側の外周面の半径寸法と最も内側の内周面の半径寸法との差)T1はそれぞれ1.95mm、1.7mmである。これは、従来の矩形断面のシールリングと同じ設定である。
次に、筒状部10の外周面13の高さ(軸方向の幅)H2は、1.65mm、筒状部10の肉厚T2は、0.8mm、突出部11の軸方向の幅H3は、0.8mmである。また、筒状部10の内周面16と突出部11のテーパ面17とがなす角度αは、100°、テーパ面14が径方向に対してなす角度βは、10°となっている。このテーパ面14の角度βは、角度βによって形成される高さ(H1−H2)がシールリング高さ(H1)に対して10〜20%の範囲となるように設定するのが好ましい。なお、上記各寸法の寸法公差は±0.05mmとする。
このように、本実施例に係るシールリング1は、受圧凹部12を設けることにより、従来の矩形断面のシールリングと比べてボリュームが小さくなっており、ボリュームに対する受圧面の面積の比率が従来と比べて増加している。したがって、従来のシールリングに比して相手部材に対する追随性及び油圧応答性が向上される。
本実施例に係るシールリングの構成を示す模式図。 本実施例に係るシールリングの装着状態を示す模式的断面図。 本実施例に係るシールリングの模式的断面図。 従来技術に係るシールリングの模式的断面図。 回転継ぎ手の一部切り欠き模式的斜視断面図。
符号の説明
1 シールリング
10 筒状部
11 突出部
12 受圧凹部
13 外周面
14 傾斜側面
15 縁部
16 内周面
17 傾斜側面
2 ハウジング
20 軸孔
21 内周面
3 軸
30 環状溝
31 側壁面
4 環状隙間

Claims (3)

  1. 軸孔を有するハウジングと前記軸孔に挿入される軸のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着され、
    密封対象流体から受ける圧力によって、これら2部材のうちの他方の部材の表面に密着するとともに、前記環状溝の非密封対象流体側の側壁面に摺動接触することにより、前記2部材間の環状隙間をシールするシールリングにおいて、
    密封対象流体から非密封対象流体側かつ前記他方の部材側の方向の圧力を受けるように構成された受圧凹部を有し、
    シールリングの非密封対象流体側の側面は、前記環状溝の溝底側が前記他方の部材側に対して非密封対象流体側に突出したテーパ状の傾斜面であることを特徴とするシールリング。
  2. 前記受圧凹部は、
    シールリングにおける密封対象流体側であって前記環状溝の溝底側の部分に設けられ、非密封対象流体側かつ前記他方の部材側の方向に向かって凹んだ凹部であり、
    前記他方の部材の表面に密着する周面の反対側に設けられ、軸方向に沿って延びる受圧周面と、
    前記非密封対象流体側の側面の反対側に設けられ、該側面に沿ってテーパ状に延びる受圧傾斜面と、を有することを特徴とする請求項1に記載のシールリング。
  3. 軸孔を有するハウジングと前記軸孔に挿入される軸のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着され、
    密封対象流体側から受ける圧力によって、これら2部材のうちの他方の部材の表面に密着するとともに、前記環状溝の非密封対象流体側の側壁面に摺動接触することにより、前記2部材間の環状隙間をシールするシールリングにおいて、
    前記他方の部材の表面に密着するシール周面と、該シール周面の反対側に設けられ密封対象流体から前記他方の部材側の方向の圧力を受ける受圧周面と、有する筒状部と、
    前記筒状部の非密封対象流体側の端部から前記環状溝の溝底側に向かって、径方向に対して非密封対象流体側に斜めの方向に突出し、密封対象流体側及び非密封対象流体側の両側面がテーパ状の傾斜面に構成された突出部と、を備え、
    前記突出部の非密封対象流体側の側面における前記環状溝の溝底側の縁部が、前記環状溝の側壁面に摺動接触し、
    前記突出部の密封対象流体側の側面が、密封対象流体から非密封対象流体側かつ前記他方の部材側の方向の圧力を受けることを特徴とするシールリング。
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