JP7307474B2 - シール部材およびその製造方法、並びに気密摺動機構 - Google Patents
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Description
外周面と内周面とを有する筒状体からなるシール部材であって、
前記シール部材はフッ素樹脂を含み、
前記外周面または前記内周面の少なくとも一方の周面に、少なくとも一つのリング状の突出部を備えている、シール部材。
前記少なくとも一つのリング状突出部の各々は、前記筒状体の軸方向の幅が前記リング状突出部の先端側ほど小さくなる形状を有する、項目1に記載のシール部材。
前記少なくとも一つのリング状突出部の各々は、その先端部が前記筒状体の軸方向に約0.1mm~約1.0mmの平坦な面を有する、項目1または項目2に記載のシール部材。
前記少なくとも一つのリング状突出部は、隣接するリング状突出部同士が接するように配置されている、項目3に記載のシール部材。
項目1~項目4のいずれか一項に記載のシール部材を含む気密摺動機構であって、
内周面を有する中空の第1部材と、
外周面を有し、前記第1部材の内部で摺動する第2部材と
を備え、
前記シール部材は、前記筒状体を前記第2部材の外周面に固定することにより、前記筒状体の外周側の前記リング状突出部が前記第1部材の内周面に摺動可能に接触するように、前記第1部材と前記第2部材との間に組み込まれている、気密摺動機構。
前記気密摺動機構は、
少なくとも、前記少なくとも一つのリング状突出部の個数と、
前記シール部材を前記第1部材と前記第2部材との間に組み込む前の前記リング状突出部の内径および前記第2部材の外径と
を調整することにより、
前記シール部材により前記第1部材と前記第2部材との隙間で約1MPa以上の気密状態を保持可能である、項目5に記載の気密摺動機構。
項目1~項目4のいずれか一項に記載のシール部材を含む気密摺動機構であって、
内周面を有する中空の第1部材と、
外周面を有し、前記第1部材の内部で摺動する第2部材と
を備え、
前記シール部材は、前記筒状体を前記第1部材の内周面に固定することにより、前記筒状体の内周側の前記リング状突出部が前記第2部材の外周面に摺動可能に接触するように、前記第1部材と前記第2部材との間に組み込まれている、気密摺動機構。
前記気密摺動機構は、
少なくとも、前記少なくとも一つのリング状突出部の個数と、
前記シール部材を前記第1部材と前記第2部材との間に組み込む前の前記リング状突出部の内径および前記第2部材の外径と
を調整することにより、前記シール部材により前記第1部材と前記第2部材との隙間で約1MPa以上とする気密状態を保持可能である、項目7に記載の気密摺動機構。
シール部材を製造する方法であって、
フッ素樹脂の成形により成形体を形成することと、
前記成形体を切削加工することにより外周面と内周面とを有する筒状体を形成することと
を含み、
前記成形体を切削加工することは、前記筒状体の前記外周面または前記内周面の少なくとも一方の周面に、少なくとも一つのリング状の突出部を形成することを含む、シール部材の製造方法。
外周面と内周面とを有する筒状体からなるシール部材であって、
シール部材はフッ素樹脂を含み、
外周面または内周面の少なくとも一方の周面に、少なくとも一つのリング状の突出部を備えている、シール部材を提供することにより、上記課題を解決したものである。
ここで、シール部材の材料は、フッ素樹脂を含んでいれば任意であり得る。好ましくは、シール部材全体はフッ素樹脂から形成されるが、本発明はこれに限定されない。少なくともシール部材が有するリング状突出部はフッ素樹脂で形成される。リング状突出部を撥水性に富んだフッ素樹脂で構成されることで、撥水性に起因するシール効果を最低限発揮できるものである。シール部材は、フッ素樹脂以外の樹脂、あるいは樹脂以外の材料(セラミック、金属、あるいはゴムなど)を含んでいてもよい。
シール部材100は、その外観形状は、外周面と内周面とを有する筒状体であれば、シール面の形状に合わせて任意の寸法、形状であり得る。
本発明のシール部材において、少なくとも一つのリング状突出部の形状は任意であり得る。例えば、少なくとも一つのリング状突出部の各々は、筒状体の軸方向における幅がリング状突出部の先端側ほど小さくなる形状を有するものであってもよいし、あるいは、筒状体の軸方向における幅がリング状突出部の先端側か根元側かに拘わらず一定の寸法であるものであってもよい。好ましくは、少なくとも一つのリング状突出部の各々は、筒状体の軸方向における幅がリング状突出部の先端側ほど小さくなる形状を有する。このようにすることで、シール部材の使用時にかかるシール圧によりシール部材が若干変形したときにシール面に接触する面積を増やすことができるため、シール効果を増加させることが可能となる。
本発明のシール部材において、筒状体の軸方向における少なくとも一つのリング状突出部の配置間隔は任意であり得る。例えば、少なくとも一つのリング状突出部は、隣接するリング状突出部同士が一定間隔隔たるように筒状体の軸方向に沿って配置してもよいし、リング状突出部同士の間隔をランダムに配置してもよい。一方、少なくとも一つのリング状突出部は、隣接するリング状突出部同士が接するように筒状体の軸方向に沿って配置されていてもよい。
本発明のシール部材において、少なくとも一つのリング状突出部の個数は、特に限定されるものではなく、任意であり得る。例えば、1つの実施形態において、少なくとも一つのリング状突出部の個数は3つである。ただし、少なくとも一つのリング状突出部の個数は1つであってもよいし、2つであっても、4つ以上であってもよい。
さらに、本発明のシール部材は、相互に摺動する2つの部材を備えた気密摺動機構において、2つの部材の隙間をシールするのに用いることができる。本発明の気密摺動機構は、様々な用途の気密摺動部に用いることが可能である。例えば、浮力調整機器、ロボット腕部の伸縮ロッド、医療用機器や特に静寂性が求められる摺動部などに用いることが可能である。
第1のタイプの気密摺動機構は、シール部材を構成する筒状体の外周面に形成されたリング状突出部が、第1部材の内周面に接するとともに、シール部材の筒状体の内周面を第2部材の外周面に固定することにより、リング状突出部が第1部材の内周面に相対的に摺動可能な状態で、シール部材を第1部材と第2部材との間に組み込んだものである。
第2のタイプの気密摺動機構は、シール部材を構成する筒状体の内周面に形成されたリング状突出部が、第2部材の外周面に接するとともに、シール部材の筒状体の外周面を第1部材の内周面に固定することにより、筒状体の内周側のリング状突出部が第2部材の外周面に相対的に摺動可能な状態で、シール部材を第1部材と第2部材との間に組み込んだものである。
第3のタイプの気密摺動機構は、シール部材を構成する筒状体の外周面に形成されたリング状突出部が第1部材の内周面に相対的に摺動可能に接触し、かつ、シール部材を構成する筒状体の内周面に形成されたリング状突出部が第2部材の外周面に相対的に摺動可能な状態で、シール部材を第1部材と第2部材との間に組み込んだものである。
本発明のシール部材の製造は、シール部材を構成する筒状体の外周面に形成されたリング状突出部の外径、あるいはシール部材を構成する筒状体の内周面に形成されたリング状突出部の内径を高い寸法精度で加工する必要があり、筒状体の形成あるいはその仕上げには切削加工が用いられる。切削加工で形成することにより、シール部材(20個)のリング状突出部の寸法誤差を±0.050mm以内という優れた寸法精度に収めることが可能となる。
図1は、本発明の実施形態1によるシール部材100を説明するための図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は図1(a)のB方向から見たシール部材100の構造を示す平面図、図1(c)は図1(a)のC方向から見たシール部材100の構造を示す側面図、図1(d)は図1(b)のId-Id線断面図、図1(e)は図1(d)に示すシール部材100のR1部分の断面形状S1を拡大して示す図である。
なお、実施形態1では、シール部材100(リップリング)として、3つのリング状突出部を有するものを示したが、シール部材100(リップリング)に設けられている少なくとも一つのリング状突出部120の個数は3つに限らず、2つでも、4つ以上でもよい。少なくとも一つのリング状突出部120の個数が多いほど、より高い液圧または気圧に対する気密シールを実現することができ、少なくとも一つのリング状突出部120の個数が少ないほど、第1部材10と第2部材20との摺動抵抗を低減することができる。以下、本発明の実施形態1によるシール部材の変形例として、2つのリング状突出部を備えたシール部材101(リップリング)を説明する。
図5は、本発明の実施形態2によるシール部材200(リップリング)を説明するための図であり、図5(a)は斜視図、図5(b)は図5(a)のB方向から見たシール部材200の構造を示す平面図、図5(c)は図5(a)のC方向から見たシール部材200(リップリング)の構造を示す側面図、図5(d)は図5(b)のVd-Vd線断面図、図5(e)は図5(d)に示すシール部材200(リップリング)のR2部分の断面形状S3を拡大して示す図である。
第2部材20の外径15mmに対して、シール部材100(リップリング)のリング状突出部120の内径を14.9mmとし、両者をしまりばめにより装着した気密摺動機構1000において、目標気密である約1MPa以上の気密性が得られた。また、その際のシール部材100(リップリング)と第2部材20との摺動における摩擦力は、リング状突出部が一つの場合11.55N、リング状突出部が二つの場合16.10N、リング状突出部が三つの場合21.04Nであった。
なお、実施形態2では、シール部材200(リップリング)として、3つのリング状突出部を有するものを示したが、シール部材200(リップリング)に設けられている少なくとも一つのリング状突出部220の個数は3つに限らず、1つでも、2つでも、4つ以上でもよい。少なくとも一つのリング状突出部220の個数が多いほど、より高い液圧または気圧に対する気密シールを実現することができ、少なくとも一つのリング状突出部220の個数が少ないほど、第1部材30と第2部材40との摺動抵抗を低減することができる。以下、本発明の実施形態2によるシール部材の変形例として、2つのリング状突出部を備えたシール部材201(リップリング)を説明する。
10a、30a 第1部材の内周面
20、40 第2部材
20a、40a 第2部材の外周面
100、101、200、201 シール部材(リップリング)
110、210 本体部
110a 本体部の外周面
120、220 リング状突出部
210a 本体部の内周面
Claims (8)
- 外周面と内周面とを有する筒状体からなるシール部材であって、
前記シール部材はフッ素樹脂からなる単一の部材からなり、
前記外周面または前記内周面の少なくとも一方の周面に、複数のリング状突出部を備え、
前記外周面の周面に備わる前記複数のリング状突出部は、内周面を有する中空の第1部材に摺動可能に接触されるためのものであるか、または、前記内周面に備わる前記複数のリング状突出部は、外周面を有し、前記第1部材の内部で摺動する第2部材に摺動可能に接続されるためのものであって、
前記複数のリング状突出部の高さは、それぞれ約0.1mm~約0.5mmであり、
前記複数のリング状突出部の各々は、その先端部が前記筒状体の軸方向に約0.1mm~約1.0mmの平坦な面を有する、シール部材。 - 前記平坦な面の端部はなだらかに傾斜する略円弧状に面取りされている、請求項1に記載のシール部材。
- 前記複数のリング状突出部の各々は、前記筒状体の軸方向の幅が前記リング状突出部の先端側ほど小さくなる形状を有する、請求項1に記載のシール部材。
- 前記複数のリング状突出部は、隣接するリング状突出部同士が接するように配置されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のシール部材。
- 請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のシール部材を含む気密摺動機構であって、
前記シール部材は、前記筒状体を前記第2部材の外周面に固定することにより、前記筒状体の外周側の前記リング状の突出部が前記第1部材の内周面に摺動可能に接触するように、前記第1部材と前記第2部材との間に組み込まれている、気密摺動機構。 - 前記気密摺動機構は、
少なくとも、前記複数のリング状突出部の個数と、
前記シール部材を前記第1部材と前記第2部材との間に組み込む前の前記リング状突出部の内径および前記第2部材の外径と
を調整することにより、
前記シール部材により前記第1部材と前記第2部材との隙間で約1MPa以上の気密状態を保持可能である、請求項5に記載の気密摺動機構。 - 請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のシール部材を含む気密摺動機構であって、
前記シール部材は、前記筒状体を前記第1部材の内周面に固定することにより、前記筒状体の内周側の前記リング状突出部が前記第2部材の外周面に摺動可能に接触するように、前記第1部材と前記第2部材との間に組み込まれている、気密摺動機構。 - 前記気密摺動機構は、
少なくとも、前記複数のリング状突出部の個数と、
前記シール部材を前記第1部材と前記第2部材との間に組み込む前の前記リング状突出部の内径および前記第2部材の外径と
を調整することにより、前記シール部材により前記第1部材と前記第2部材との隙間で約1MPa以上とする気密状態を保持可能である、請求項7に記載の気密摺動機構。
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