JP2009056991A - シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 - Google Patents

シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数をできるだけ削減して組立を容易にし、かつ電子制御装置を簡単な構成で水滴から防止する。
【解決手段】ECU16は、ベース16aと、このベースに固定されてモータ4を駆動制御するECU基板16bと、ベース16aに取り付けられるカバー16cとを備えている。ベース16aには、浸入した水滴を左右両側縁に誘導し、その後水滴が下方に落下させるガイド壁16a4が設けられている。ECU基板16bの下端部には、ECU用コネクタ16b1が一体に配設されている。ECU基板16bとECU用コネクタ16b1とは電気的に直結されている。更に、カバー16cの下端縁には、下方に開放する開口16c1が設けられている。ECU16が組み立てられた状態では、ECU16の内部の下端は、開口16c1により下方に開放される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動モータでスプールを回転することでシートベルトの巻取りおよび送り出しの少なくとも一方を行うシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置の技術分野に関し、特に、電動モータが電子制御装置(ECU)で制御されるシートベルトリトラクタおよびこれを用いたシートベルト装置の技術分野に関するものである。なお、明細書の記載中の「左」および「右」は、それぞれその記載に対応する図面において左、右をいう。
従来から自動車等の車両に装備されているシートベルト装置は、車両衝突時等の緊急時に、シートベルトで乗員を拘束することにより乗員のシートからの飛び出しを阻止している。このようなシートベルト装置においては、シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタを備えている。このシートベルトリトラクタでは、シートベルトは非装着時にはスプールに巻き取られているが、装着時には送り出されて乗員に装着される。そして、前述のような緊急時にシートベルトリトラクタのロック機構が作動してスプールのベルト送り出し方向の回転を阻止することにより、シートベルトの送り出しが阻止される。これにより、緊急時にシートベルトは乗員を拘束するようになる。
従来のシートベルト装置としては、電動モータでスプールを回転制御することでベルト巻取りを行うシートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図6はこの特許文献1に記載の従来のシートベルト装置を模式的に示す図、図7はこのシートベルト装置に用いられているシートベルトリトラクタを模式的に示す図である。
図6および図7に示すように、このシートベルト装置1は、従来公知の三点式シートベルト装置と同様に、先端のベルトアンカー3aが車体の床あるいは車両シート2に固定されるシートベルト3、車体に固定されかつ電動のモータ4でスプール5を回転することでシートベルト3の巻取りを行うシートベルトリトラクタ6、シートベルトリトラクタ6から送り出されたシートベルト3を乗員のショルダーの方へガイドするガイドアンカー7、このガイドアンカー7からガイドされてきたシートベルト3に摺動自在に支持されたタング8、車体の床あるいは車両シート2に固定されかつタング8が係脱可能に挿入係合されるバックル9から構成されている。
この例のシートベルトリトラクタ6は従来公知のシートベルトリトラクタと同様に、背板10aおよびその両側からそれぞれ突出した左右両側壁10b,10cを有するコ字状のフレーム10、シートベルト3、フレーム10に回転自在に支持されてシートベルト3を巻き取るスプール5、フレーム10に支持されてスプール5を常時巻取り方向に付勢するスプリング装置11、フレーム10に支持されてスプール5を回転するための駆動手段であるモータ4、フレーム10に支持されてモータ4の動力を変速してスプール5に伝達する動力伝達機構12、およびフレーム10の左側の側壁10bに設けられたカバー13に支持されかつモータ4を駆動制御するプリント回路14aを有する回路基板14をそれぞれ備えている。したがって、シートベルト3の巻取りは、スプリング装置11の付勢力のみによるか、またはスプリング装置11の付勢力とモータ4の駆動力とにより行われる。
なお、図7には明示されないが、フレームの右側壁10cには、車両衝突時等の車両に所定以上の大きな減速度が加えられたとき作動する従来周知のヴィークルセンサ(減速度感知機構)、シートベルトの通常のシートベルトの送り出し(ベルト装着のためのシートベルトの送り出し等)より速く急激にシートベルト3が送り出されたとき作動する従来周知のウェビングセンサ、およびこれらのヴィークルセンサおよびウェビングセンサのいずれかの作動で作動してスプール5のベルト送り方向の回転をロックする周知のロック機構を備えている。
ところで、前述の特許文献1には直接開示されていないが、モータ4から延設される導電線のハーネス15の先端にモータ用コネクタ(不図示)が設けられ、このモータ用コネクタはフレーム10に固定される。また、回路基板14から延設される導電線のハーネス(不図示)の先端に回路基板用コネクタ(不図示)が設けられ、この回路基板用コネクタはモータ用コネクタに電気的に接続される。
特開2001−130377号公報。
ところで、モータ駆動によるシートベルトリトラクタにおいては、電子制御装置(ECU)を水滴から保護することが求められる。しかしながら、前述の特許文献1に記載のシートベルトリトラクタでは、回路基板14を水滴から保護することについては特に対策が講じられていない。通常、カバー13を防滴構造として回路基板14を水滴から保護することが考えられるが、このようにカバー13を特別の防滴構造としたのでは、カバー13にパッキン等のシール部材を設ける必要があり、部品点数が増えるばかりでなくコストが高くなる。
また、モータ4と回路基板14とを電気的に接続するために、モータ4から延設されるハーネス15、モータ用コネクタ、回路基板14から延設されるハーネス、および回路基板用コネクタが必要となっている。このため、部品点数が多く必要となるばかりでなく、組立も煩雑となるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、部品点数をできるだけ削減して組立を容易にし、かつ電子制御装置を簡単な構成で水滴から防止することのできるシートベルトリトラクタおよびこれを用いたシートベルト装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、請求項1の発明に係るシートベルトリトラクタは、背板とこの背板の両側縁から突設される両側壁とを有するフレームと、このフレームに回転可能に支持されてシートベルトを巻き取るスプールと、このスプールを回転させるためのモータと、このモータを駆動制御する電子制御装置とを少なくとも備えるシートベルトリトラクタにおいて、前記電子制御装置が前記フレームに配置されており、前記電子制御装置が、ベースと、このベースに固定されて前記モータを駆動制御する電子制御装置基板と、この電子制御装置基板を覆うようにして前記ベースに取り付けられるカバーとを備え、前記電子制御装置の下端に、前記電子制御装置の内部を前記電子制御装置の外部に開放する開口が設けられていることを特徴としている。
また、請求項2の発明に係るシートベルトリトラクタは、前記ベースに、前記電子制御装置内に浸入した液体を前記ベースの左右両側縁に誘導し、その後前記液体が下方に落下させるガイド壁が設けられていることを特徴としている。
更に、請求項3の発明に係るシートベルトリトラクタは、前記電子制御装置基板の下端部に、前記電子制御装置基板に電気的に接続しかつ前記モータのモータ用コネクタと電源等の車両側電気部品に接続される車両コネクタとの少なくとの1つに接続可能な電子制御装置用コネクタが設けられていることを特徴としている。
更に、請求項4の発明に係るシートベルト装置は、モータでスプールを回転することでシートベルトの巻取りおよび送り出しの少なくとも一方を行うシートベルトリトラクタと、このシートベルトリトラクタから送り出されたシートベルトに摺動自在に支持されたタングと、このタングが係脱可能に係合されるバックルとを少なくとも備え、前記タングが前記バックルに係合することで前記シートベルトによって乗員を拘束するシートベルト装置において、前記シートベルトリトラクタが、請求項1ないし3のいずれか1記載のシートベルトリトラクタであることを特徴としている。
このように構成された本発明のシートベルトリトラクタによれば、電子制御装置の下端に開口が設けられているので、電子制御装置の内部を電子制御装置の外部により下方に向けて開放することができる。したがって、何らかの原因で電子制御装置内に液体が浸入しても、この液体を開口から下方に落下させることができる。これにより、電子制御装置内、特に電子制御装置内の下端部に液体が溜まることはなく、電子制御装置基板および電子制御装置用コネクタが電子制御装置内の液体の影響を効果的に防止することができる。
また、ベースに液体を誘導するガイド壁を設けているので、液体が上方から浸入した際にその液体をガイド壁で受け止めてベースの左右両側縁に誘導し、その後液体を下方に落下させることができる。そして、下方に落下した液体を電子制御装置の下端の開口から外部に排出することができる。これにより、電子制御装置内の下端部に水滴が溜まるのを更に一層防止することができる。
更に、電子制御装置用コネクタを電子制御装置基板の下端部に設けているので、前述のように電子制御装置内の下端部に液体が溜まることがないことから、電子制御装置用コネクタに水滴を付着し難くすることができる。
更に、電子制御装置基板に電子制御装置用コネクタを一体に設けることで、電子制御装置基板と電子制御装置用コネクタとを電気的に接続する従来のようなハーネスを省略することができる。これにより、部品点数を削減でき、かつ組立が容易にすることができる。
また、このように構成された本発明のシートベルト装置によれば、前述のように電子制御装置基板および電子制御装置用コネクタが電子制御装置内の液体の影響から効果的に防止することができることから、例えば車室内で乗員が何らかの液体をこぼして電子制御装置にかかり液体が電子制御装置内に浸入しても、この液体が電子制御装置内に溜まるのを阻止することができる。したがって、電子制御装置が液体の影響を受けるのを防止することができる。これにより、モータによるシートベルトのベルト張力制御および非装着時のベルト巻取り制御を長期にわたって効果的に行うことが可能となり、乗員の拘束性を良好にすることができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の一例を模式的に示す図である。
図1に示すように、この例のシートベルトリトラクタ6はモータ4を駆動制御する平板状の電子制御装置(ECU)16を備えている。図2に示すように、このECU16は、ベース16aと、このベース16aに固定されてモータ4を駆動制御するECU基板16bと、このECU基板16bを覆うようにしてベース16aに取り付けられるカバー16cとを備えている。
ベース16aには、フレーム10に固定するための取付部16a1,16a2,16a3が設けられている。また、ベース16aには、液体である水滴が上方から浸入した際にその水滴を受け止めてベース16aの左右両側縁に誘導し、その後水滴が下方に落下させるガイド壁16a4が設けられている。
また、ECU基板16bの下端部には、ECU用コネクタ16b1が設けられている。このECU用コネクタ16b1は、複数のECU用コネクタ端子16b2,16b2,……を有している。
更に、カバー16cの下端縁には、下方に開放する開口16c1が設けられている。そして、図3に示すようにECU用コネクタ16b1が組み込まれたECU基板16bをベース16aにあてがい、更にその上にカバー16cを被せてねじ等の固着具により一体に固定することで、ECU16が形成される。このようにECU16が組み立てられた状態では、ECU16の内部はその下端において、カバー16cの開口16c1により下方に開放されるようになる。
更に、フレーム10の背板10aには、モータ4が固定支持されている。図1および図3に示すように、モータ4から、先端にモータ用コネクタ4aが接続されたハーネス4bが延設されているとともに、モータ用コネクタ4aが複数のECU用コネクタ端子16b2,16b2,……のうち、所定数(通常は2個)のECU用コネクタ端子16b2に電気的に連結されている。
更に、図1に示すようにフレーム10の背板10aには、中間ハーネス17の一端側の車両コネクタ接続用コネクタ17aが支持されている。図1および図3に示すように、この車両コネクタ接続用コネクタ17aには、モータ4以外の車両の電源(不図示)等の車両側電気部品に接続される車両コネクタ18が電気的に接続される。また、中間ハーネス17の他端側のECU用コネクタ接続用コネクタ17bが、複数のECU用コネクタ端子16b2,16b2,……のうち、残りのECU用コネクタ端子16b2に電気的に接続される。その場合、モータ用コネクタ4aとECU用コネクタ接続用コネクタ17bは単一部材19で一体に構成されている。こうして、ECU用コネクタ16b1のECU用コネクタ端子16b2,16b2,……が中間ハーネス17を介して車両コネクタ18に接続されるとともに、ハーネス4bを介してモータ4に接続される。
このように構成されたこの例のシートベルトリトラクタ6によれば、ECU16の下端に開口16c1を設けているので、ECU16の内部をECU16の外部に下方に向けて開放することができる。したがって、何らかの原因でECU16内に水滴が浸入しても、この水滴を開口から下方に落下させることができる。これにより、ECU16内に水滴が溜まることはなく、ECU基板16bおよびECU用コネクタ端子16b2,16b2,……をECU16内に浸入した水滴の影響から効果的に防止することができる。
また、ベース16aにガイド壁16a4を設けているので、水滴が上方から浸入した際にその水滴をガイド壁16a4で受け止めてベース16aの左右両側縁に誘導し、その後水滴を下方に落下させることができる。そして、下方に落下した水滴をECU16の下端の開口16c1から外部に排出することができる。これにより、ECU16内の下端部に水滴が溜まるのを更に一層防止することができる。
更に、ECU用コネクタ16b1をECU基板16bの下端部に設けているので、前述のようにECU16内の下端部に水滴が溜まることがないことから、ECU用コネクタ16b1に水滴を付着し難くすることができる。
更に、ECU基板16bにECU用コネクタ16b1を一体に設けることで、ECU基板16bとECU用コネクタ16b1とを電気的に接続する従来のようなハーネスを省略することができる。これにより、部品点数を削減でき、かつ組立が容易にすることができる。
図1に示されないが、この例のシートベルトリトラクタ6においても、従来の周知のシートベルトリトラクタと同様に、図7に示すスプリング機構11、動力伝達機構12、ロック機構、ヴィークルセンサ、およびウェビングセンサが設けられる。また、この例のシートベルトリトラクタ6の他の作用効果も、従来の周知のシートベルトリトラクタと同じである。更に、モータ4によるスプール5の回転制御も、モータを備える従来のシートベルトリトラクタと同じである。
図4は、本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の他の例を模式的に示す図である。
前述の図3に示す例では、モータ用コネクタ4aとECU用コネクタ接続用コネクタ17bとが単一部材19で一体化されているが、図4に示すように、この例のシートベルトリトラクタ6では、モータ用コネクタ4aとECU用コネクタ接続用コネクタ17bとが互いに別体で形成されている。
この例のシートベルトリトラクタ6の他の構成および作用効果は、前述の図3に示す例と同じである。
図5は、本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の更に他の例を模式的に示す図である。
前述の図4に示す例では、車両コネクタ接続用コネクタ17aおよびECU用コネクタ接続用コネクタ17bを有する中間ハーネス17が用いられているが、図5に示すように、この例のシートベルトリトラクタ6では、この中間ハーネス17は省略されている。したがって、この例の場合には、車両コネクタ18がECU用コネクタ16b1のECU用コネクタ端子16b2に直接、電気的に接続される。
この例のシートベルトリトラクタ6の他の構成および作用効果は、前述の図4に示す例と同じである。
なお、前述の例では、ECU用コネクタ16b1がモータ用コネクタ4aおよび車両コネクタ18の両方に接続されるものとしているが、本発明では、ECU用コネクタ16b1には、モータ用コネクタ4aおよび車両コネクタ18のいずれか一方のみを接続するようにすることもできる。
また、本発明のシートベルトリトラクタは、前述の特許文献1に記載のようにモータの駆動力でシートベルトの巻取りのみを行うようにすることもできるし、あるいはモータの駆動力でシートベルトの巻取りと送り出しとを行うようにすることもできる。更に、モータの駆動力でシートベルトの送り出しのみを行うようにすることもできる。すなわち、本発明のシートベルトリトラクタはシートベルトの巻取りおよび送り出しの少なくとも一方を行うものである。
そして、この例のシートベルトリトラクタ6は、例えば図6に示す従来の三点式のシートベルト装置1のシートベルトリトラクタ6に用いることができる。
このように本発明のシートベルトリトラクタ6を備えるシートベルト装置1によれば、前述のようにECU基板16bおよびECU用コネクタ16b1がECU16内の水滴から効果的に防止することができることから、例えば車室内で乗員が何らかの液体をこぼしてECU16にかかったりしても、この液体がECU16内に溜まるのを阻止することができる。したがって、ECU16が水滴の影響を受けるのを防止することができる。これにより、モータ4によるシートベルト3のベルト張力制御を長期にわたって効果的に行うことが可能となり、乗員の拘束性を良好にすることができる。
本発明のシートベルトリトラクタおよびシートベルト装置は、モータでスプールを回転制御することでベルト巻取りおよびベルト送り出しの少なくとも一方を行うシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置に好適に利用することができる。
本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の一例を模式的に示す図である。 この例のシートベルトリトラクタに用いられるECUを模式的にかつ分解して示し、(a)はベースの斜視図、(b)はECU基板の斜視図、(c)はカバーの斜視図である。 この例のシートベルトリトラクタに用いられるECUの斜視図である。 本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の他の例を模式的に示す図である。 本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の更に他の例を模式的に示す図である。 従来のシートベルト装置を模式的に示す図である。 図6に示すシートベルト装置に用いられているシートベルトリトラクタを模式的に示す図である。
符号の説明
1…シートベルト装置、3…シートベルト、4…モータ、4a…モータ用コネクタ、5…スプール、6…シートベルトリトラクタ、8…タング、9…バックル、10…フレーム、10a…背板、10b,10c…側壁、16…ECU、16a…ベース、16a4…ガイド壁、16b…ECU基板、16b1…ECU用コネクタ、16b2…ECU用コネクタ端子、16c…カバー、16c1…開口、17…中間ハーネス、17a…車両コネクタ接続用コネクタ、17b…ECU用コネクタ接続用コネクタ、18…車両コネクタ

Claims (4)

  1. 背板とこの背板の両側縁から突設される両側壁とを有するフレームと、このフレームに回転可能に支持されてシートベルトを巻き取るスプールと、このスプールを回転させるためのモータと、このモータを駆動制御する電子制御装置とを少なくとも備えるシートベルトリトラクタにおいて、
    前記電子制御装置が前記フレームに配置されており、
    前記電子制御装置は、ベースと、このベースに固定されて前記モータを駆動制御する電子制御装置基板と、この電子制御装置基板を覆うようにして前記ベースに取り付けられるカバーとを備え、
    前記電子制御装置の下端に、前記電子制御装置の内部を前記電子制御装置の外部に開放する開口が設けられていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  2. 前記ベースに、前記電子制御装置内に浸入した液体を前記ベースの左右両側縁に誘導し、その後前記液体が下方に落下させるガイド壁が設けられていることを特徴とする請求項1記載のシートベルトリトラクタ。
  3. 前記電子制御装置基板の下端部に、前記電子制御装置基板に電気的に接続しかつ前記モータのモータ用コネクタと電源等の車両側電気部品に接続される車両コネクタとの少なくとの1つに接続可能な電子制御装置用コネクタが設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のシートベルトリトラクタ。
  4. モータでスプールを回転することでシートベルトの巻取りおよび送り出しの少なくとも一方を行うシートベルトリトラクタと、このシートベルトリトラクタから送り出されたシートベルトに摺動自在に支持されたタングと、このタングが係脱可能に係合されるバックルとを少なくとも備え、前記タングが前記バックルに係合することで前記シートベルトによって乗員を拘束するシートベルト装置において、
    前記シートベルトリトラクタは、請求項1ないし3のいずれか1記載のシートベルトリトラクタであることを特徴とするシートベルト装置。
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