JP2009054683A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微小なコンタクトを形成する場合でも、コンタクト抵抗の上昇を抑制することができる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板10上に狭い間隔で配置された複数のゲート電極12と、当該ゲート電極12を被覆する層間絶縁膜20とを備える。層間絶縁膜20は、互いに隣接するゲート電極12間を充填するとともに、ゲート電極12上での膜厚が、半導体基板10の平坦面上での膜厚よりも薄い吸湿性絶縁膜15と、吸湿性絶縁膜15上に形成された非吸湿性絶縁膜16とを備える。この構造によれば、ゲート電極12間に微小なコンタクトを形成する場合でも、吸湿性絶縁膜15から放出されるH2Oに起因するコンタクト抵抗の増大を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、層間絶縁膜を備えた半導体装置およびその製造方法に関する。
半導体集積回路装置(以下、半導体装置という。)において、集積度の向上および電気特性向上のため、デザインルールの縮小が継続して行われている。また、近年の半導体装置では、多層配線構造が採用され、各配線層間に層間絶縁膜が配置されている。図5は、このような層間絶縁膜を備えた従来の半導体装置の構造を示す断面図である。
図5に示す半導体装置では、半導体基板50上に、複数のゲート電極52が配置されている。各ゲート電極52は、薄いゲート絶縁膜51を介して半導体基板50上に形成されている。また、各ゲート電極52の両側には、絶縁膜からなるサイドウォール53が形成されている。近年の微細パターンを備えた半導体装置では、半導体基板50上でゲート電極52が近接して配置されることが多い。回路パターンのレイアウトにも依存するが、半導体基板50上の一部の領域では、ゲート電極間54(ここでは、サイドウォール53間の最小間隔)が数十nm程度まで狭くなっている。
このようなゲート電極52上には、ゲート電極52と、ゲート電極52よりも上層に形成される配線とを電気的に絶縁するための層間絶縁膜60が形成されている。近年のゲート電極間54が狭い半導体装置では、ゲート電極間54をボイド等の欠陥を発生させることなく埋め込むため、層間絶縁膜60として、下層から、吸湿性絶縁膜55と非吸湿性絶縁膜56とを順に堆積した積層膜が使用されている(例えば、特許文献1等参照。)。上層の非吸湿性絶縁膜56は、その上面に配線等を形成するために平坦化されている。例えば、吸湿性絶縁膜55には、O3(オゾン)とTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)とを原料として、定温CVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成される、O3−TEOS膜が使用される。また、非吸湿性絶縁膜56には、TEOSを原料としたプラズマCVD法により形成されるプラズマTEOS膜が使用される。
また、図5では、層間絶縁膜60に、層間絶縁膜60よりも上層に形成される配線と、ゲート電極52を含む半導体素子の一部である、半導体基板50表面に形成された不純物領域(例えば、ソース領域やドレイン領域)とを電気的に接続するコンタクトが形成されている。コンタクトは、層間絶縁膜60を貫通するコンタクトホール57と、コンタクトホール57の内部に充填されたコンタクトプラグ58とで構成されている。
なお、図5に示す半導体装置は、半導体基板50上にゲート電極52およびサイドウォール53を形成する工程、吸湿性絶縁膜55を形成する工程、吸湿性絶縁膜55上に非吸湿性絶縁膜56を形成する工程、吸湿性絶縁膜56を平坦化する工程、およびコンタクトを形成する工程を経て、形成される。
一方、図6は、吸湿性絶縁膜55であるO3−TEOS膜と非吸湿性絶縁膜56であるプラズマTEOS膜との埋め込み特性を示す図である。ここで、埋め込み特性とは、絶縁膜を堆積したときに、ゲート電極のような配線パターン間にボイドを発生することなく埋め込むことができる最小のパターン間隔を指す。なお、図6は、図5のゲート電極52の高さが100nmである場合のデータを示している。図6から、O3−TEOS膜は、プラズマTEOS膜より埋め込み特性が優れ、ゲート電極間54が20nm以下の場合にも、良好な埋め込みができることが理解できる。このため、近年の微細化された半導体装置では、微小な配線間を埋め込む絶縁膜として広く使用されている。
特開平8−51108号公報
以上のような微細パターンを備えた半導体装置では、コンタクトプラグ58のコンタクト抵抗や不純物領域の抵抗が動作速度等を低下させる大きな要因となる。そのため、不純物領域が形成されたシリコン単結晶基板の表面に、ニッケルシリサイド(NiSi)層のような低抵抗の高融点金属シリサイド層が形成されている。図7は、コンタクトの寸法とコンタクト抵抗との関係を示す図である。ここで、コンタクト抵抗は、コンタクトプラグ58とニッケルシリサイド層との間の接触抵抗である。なお、図7において、横軸がコンタクト径(コンタクトホール57の内径)に対応し、縦軸がコンタクト抵抗に対応する。層間絶縁膜60の総膜厚59aは250nmであり、吸湿性絶縁膜55の最大膜厚59(半導体基板50表面からゲート電極52上に堆積された吸湿性絶縁膜55の上面までの厚さ)は200nmである(図5参照。)。すなわち、ゲート電極52上に堆積された吸湿性絶縁膜55上に50nmの非吸湿性絶縁膜56が堆積されている。図7に示すように、コンタクト径が小さくなるにつれコンタクト抵抗は大きくなる。特に、コンタクト径が80nm以下にまで微細化されると、コンタクト抵抗の上昇が顕著になる。
また、図8は、コンタクト形成位置における、層間絶縁膜の総膜厚59aに占める吸湿性絶縁膜55の膜厚の比率と上記コンタクト抵抗との関係を示す図である。図8において、横軸が膜厚比率に対応し、縦軸がコンタクト抵抗に対応する。層間絶縁膜の総膜厚59aは250nmであり、コンタクト径は80nmである。図8に示すように、総膜厚59aに占める吸湿性絶縁膜55の膜厚の比率が増加すると、コンタクト抵抗が増加する。本願発明者の解析によれば、これは、コンタクトホール57を形成するためのドライエッチング中に、コンタクトホール57の内面として露出した吸湿性絶縁膜55から放出された水分(H2O)と半導体基板50上のニッケルシリサイド層とが反応し、半導体基板表面が酸化されることに起因している。また、図8から、コンタクト抵抗の増大を抑制するためには、層間絶縁膜の総膜厚59aに占める吸湿性絶縁膜55の比率が70%以下である必要があることが理解できる。
従来、ゲート電極間54をボイド等の欠陥を発生させることなく埋め込むために、半導体基板50上に堆積する吸湿性絶縁膜55の膜厚は、ゲート電極52の高さと同等程度にされてきた。この条件を満足する状態で吸湿性絶縁膜55を堆積すると、ゲート電極52上には、ゲート電極52の高さと同一の膜厚を有する吸湿性絶縁膜55が堆積されることになる。すなわち、吸湿性絶縁膜55の最大膜厚59は、半導体基板50の平坦な領域に堆積された吸湿性絶縁膜55の膜厚の2倍になる。この場合、コンタクト形成位置における、層間絶縁膜60の総膜厚59aに占める吸湿性絶縁膜55の膜厚の割合は、例えば、層間絶縁膜60の総膜厚59aが250nmであり、ゲート電極52の高さが100nmであるとき、200/250×100=80%になる。したがって、ゲート電極間54における、層間絶縁膜の総膜厚59aに占める吸湿性絶縁膜55の膜厚の比率は70%を超えることになる。このため、図5に示したコンタクトホール57(主として狭いゲート電極間54に形成されるコンタクトホール57)のドライエッチング中には、コンタクトホール57の側壁から水分が放出され、その結果、コンタクト抵抗が上昇するという課題があった。また、このようなコンタクト抵抗の上昇は、ゲート電極間54が数十nm程度と狭い場合に顕在化し、今後の半導体装置の微細化にともなってゲート電極間54がより狭くなると、半導体装置の動作速度を大きく低下させることになる。
本発明は、上記従来の事情を鑑みて提案されたものであって、直径が80nm以下の微小なコンタクトを形成した場合でも、コンタクト抵抗の上昇を抑制することができる半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の技術的手段を採用している。まず、本発明は、半導体基板上に形成された複数の突部と、前記複数の突部を被覆する層間絶縁膜と、前記突部の間で前記層間絶縁膜を貫通する貫通孔と、前記貫通孔を充填する導電体プラグとを備える半導体装置を前提としている。そして、本発明に係る半導体装置は、層間絶縁膜が、互いに隣接する前記突部の間を充填するとともに、前記突部上での膜厚が、前記半導体基板の平坦面上での膜厚よりも薄い吸湿性絶縁膜と、吸湿性絶縁膜上に形成された非吸湿性絶縁膜とを備えている。ここで、吸湿性絶縁膜とは、O3−TEOS膜等の膜中に含まれる水分量が比較的多い膜を指す。また、非吸湿性絶縁膜とは、プラズマTEOS膜等の膜中に含まれる水分量が比較的少ない膜を指す。
本構成によれば、コンタクト抵抗を増大させる原因となる吸湿性絶縁膜の膜厚を必要最小限になる。そのため、吸湿性絶縁膜を含む層間絶縁膜に微小なコンタクトを形成する場合でも、コンタクト抵抗の上昇を抑制することができる。この結果、コンタクト抵抗を安定化させることができ、半導体装置を高い製造歩留まりで安定して形成することができる。
上記構成において、複数の突部は、例えば、半導体基板上に形成されたゲート電極である。また、互いに隣接する突部の間の半導体基板表面には、高融点金属シリサイド層が形成されていてもよい。さらに、突部上の吸湿性絶縁膜の膜厚は、5nm以上であることが好ましい。本構成は、貫通孔の直径が80nm以下である半導体装置に特に好適である。
一方、他の観点では、本発明は半導体装置の製造方法を提供することもできる。すなわち、本発明に係る半導体装置の製造方法では、まず、半導体基板上にゲート電極が形成される。次いで、ゲート電極を被覆する吸湿性絶縁膜が形成される。吸湿性絶縁膜上には、第1の非吸湿性絶縁膜が形成される。続いて、吸湿性絶縁膜と第1の非吸湿性絶縁膜との積層膜の表面が平坦化される。このとき、上記ゲート電極上の吸湿性絶縁膜が表面に露出するとともに、当該吸湿性絶縁膜の膜厚が減少する。平坦化された前記積層膜上には、第2の非吸湿性絶縁膜が形成される。そして、第2の非吸湿性絶縁膜および平坦化時に膜厚を減少させた吸湿性絶縁膜を貫通する貫通孔が形成され、当該貫通孔に導電体が充填される。
吸湿性絶縁膜には、例えば、O3−TEOS膜を使用することができる。また、第1の非吸湿性絶縁膜には、例えば、プラズマTEOS膜を使用することができ、第2の非吸湿性絶縁膜にも、プラズマTEOS膜を使用することができる。また、上記平坦化は、例えば、化学的機械的研磨や、ドライエッチングによるエッチバック等により実施することができる。
本発明によれば、コンタクト抵抗を増大させる原因となる吸湿性絶縁膜の膜厚を必要最小限にすることができる。そのため、吸湿性絶縁膜を含む層間絶縁膜に微小なコンタクトを形成する場合であっても、コンタクト抵抗の上昇を抑制することができる。その結果、半導体装置を、高歩留まりで安定して生産することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態では、O3−TEOS膜からなる吸湿性絶縁膜およびプラズマTEOS膜からなる非吸湿性絶縁膜の積層膜からなる層間絶縁膜を備えた半導体装置として本発明を具体化している。
図1は、本発明の一実施形態における半導体装置の要部構成を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態の半導体装置は、シリコン単結晶基板からなる半導体基板10上に薄いゲート絶縁膜11を介して設けられた複数(図1では、3本)のゲート電極12を備える。各ゲート電極12の側面には、シリコン窒化膜やシリコン酸化膜等の絶縁膜からなるサイドウォール13が設けられている。ここでは、ゲート電極間14が数十nm程度になっている。なお、ゲート電極間14は、互いに隣接するゲート電極12に設けられたサイドウォール13間の最小間隔である。
ゲート電極12は、層間絶縁膜20によって被覆されている。本実施形態では、層間絶縁膜20は、O3−TEOS膜からなる吸湿性絶縁膜15およびプラズマTEOS膜からなる非吸湿性絶縁膜16の積層膜で構成されている。吸湿性絶縁膜15は、ゲート電極12の直上に設けられている。本実施形態の半導体装置では、半導体基板10の平坦面上の膜厚よりも、ゲート電極12上の膜厚が薄くなる状態で吸湿性絶縁膜15が設けられている。ここで、平坦面とは、周囲の凹凸の影響を受けることなく絶縁膜等の膜を平坦に堆積できる領域を指す。例えば、図1では、ゲート電極間14以外の半導体基板10上で、かつ、吸湿性絶縁膜15が、ゲート電極12と同程度の高さで堆積されている領域である。そして、当該吸湿性絶縁膜15上に、非吸湿性絶縁膜16が設けられている。非吸湿性絶縁膜16の表面は全面にわたって平坦化されており、その上面に、上層の配線や上層の層間絶縁膜等が形成される。
また、層間絶縁膜20には、当該層間絶縁膜20よりも上層に設けられた配線と、半導体基板10とを電気的に接続するためのコンタクトが設けられている。当該コンタクトは、層間絶縁膜20を貫通するコンタクトホール17と、コンタクトホール17を充填する導電性のコンタクトプラグ18とにより構成される。なお、図1では、3本のゲート電極のうち、図中において中央のゲート電極12と右側のゲート電極12との間の半導体基板10に電気的に接続するコンタクトのみを図示している。
なお、互いに隣接するゲート電極12間の半導体基板10の表面部には、ゲート電極12を含む半導体素子の一部である不純物領域(図示せず)が設けられている。例えば、半導体素子が電界効果トランジスタである場合、当該不純物領域はソース領域やドレイン領域である。当該不純物領域の表面には、高融点金属シリサイドであるニッケルシリサイド層が設けられている。
公知のように、このようなニッケルシリサイド層は、半導体基板10上に、ゲート電極12およびサイドウォール13が形成された状態で、半導体基板10の全面に高融点金属(ここでは、ニッケル)を堆積した後、熱処理を実施することで形成される。また、ゲート電極間14が数十nm程度の狭い間隔で、ゲート電極12が配置されるような半導体装置では、半導体装置の動作速度の低下を抑制するため、ゲート電極12の抵抗を低くする必要がある。このため、N型あるいはP型多結晶シリコン等のシリコンを主成分とする材質でゲート電極12が構成されている場合には、ゲート電極12の表面部にもニッケルシリサイド層が形成される。
このようにゲート電極12の表面部にもニッケルシリサイド層が形成されている場合、ニッケルシリサイド層を形成した後の半導体装置の製造工程で、ニッケルシリサイド層が露出すると工程汚染等の原因になる。そのため、ゲート電極12上の吸湿性絶縁膜15は、ゲート電極12上のニッケルシリサイド層が露出しない最低限の膜厚を有する必要がある。このような膜厚は、5nmであれば十分である。このため、本実施形態では、ゲート電極12表面を被覆する吸湿性絶縁膜15の最小膜厚を5nmにしている。
本構成では、例えば、ゲート電極12の高さが100nmであるとき、半導体基板10の表面から吸湿性絶縁膜15の最も高い位置(ゲート電極12上の吸湿性絶縁膜15の上面)までの厚さである最大膜厚19は105nmになる。すなわち、ゲート電極間14での吸湿性絶縁膜15の膜厚が105nmになる。
図2は、ゲート電極高さが100nmである場合の、本構造と従来構造との、吸湿性絶縁膜の膜厚および層間絶縁膜の総膜厚に占める吸湿性絶縁膜の膜厚の比率を示す図である。なお、ここでは、本構造と従来構造とにおいて、ゲート電極12上の吸湿性絶縁膜を被覆する非吸湿性絶縁膜の膜厚を同一(50nm)にしている。図2において、左縦軸が吸湿性絶縁膜の膜厚に対応し、右縦軸が層間絶縁膜の総膜厚に占める吸湿性絶縁膜の膜厚の比率に対応する。従来構造では、ゲート電極52上に、ゲート電極52の高さと同程度の膜厚の吸湿性絶縁膜55が形成されているため、吸湿性絶縁膜55の最大膜厚は200nm程度になっている(図5参照)。これに対し、本実施形態の構造によれば、吸湿性絶縁膜15の最大膜厚は105nm程度である。すなわち、吸湿性絶縁膜15の最大膜厚19を、従来に比べて、ほぼ半減させることができる。この結果、ゲート電極間14における層間絶縁膜20の総膜厚(本実施形態では、155nm)に占める吸湿性絶縁膜15の比率は、従来構造が80%であったのに対し、本実施形態の構造では、105/155×100=68%になる。すなわち、本実施形態の構造によれば、ゲート電極間14における層間絶縁膜20全体に占める吸湿性絶縁膜15の比率を70%以下にすることができる。
図3は、従来構造と本実施形態の構造とのそれぞれについての、コンタクト径とコンタクト抵抗との関係を示す図である。図3において、横軸がコンタクト径に対応し、縦軸がコンタクト抵抗に対応する。図3に点線で示すように、従来構造(ゲート電極間の吸湿性絶縁膜厚200nm、層間絶縁膜総膜厚250nm)では、コンタクト径が80nm以下になると、コンタクト抵抗の上昇が顕著になる。これに対し、本構成(ゲート電極間の吸湿性絶縁膜厚105nm、層間絶縁膜総膜厚155nm)では、図3に実線で示すように、コンタクト径が80nm以下になっても、コンタクト抵抗の上昇が抑制されている。これは、吸湿性絶縁膜15の膜厚が薄くなっているため、コンタクトホール17の形成過程でコンタクトホール17の内面として露出した吸湿性絶縁膜15からコンタクトホール17内へ放出されるH2Oの量を低減できるからである。このため、本実施形態の構造によれば、半導体基板10、特に、酸化に対して活性なニッケルシリサイド表面の酸化を抑制でき、その結果、コンタクト抵抗の上昇を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態の構造によれば、コンタクト抵抗を増大させる原因となる吸湿性絶縁膜の膜厚を必要最小限にすることができる。そのため、吸湿性絶縁膜を含む層間絶縁膜に微小なコンタクトを形成する場合に、コンタクト抵抗の上昇を抑制することができる。その結果、コンタクト抵抗を安定化することができ、半導体装置を高歩留まりで安定して生産することができる。
なお、ニッケルシリサイド層が形成されていない等、ゲート電極12表面に工程汚染の原因となる物質が存在しない場合には、吸湿性絶縁膜15の膜厚は、ゲート電極12表面が露出しない範囲でさらに薄くすることもできる。また、上記では、層間絶縁膜20の総膜厚19aを155nmとしたが、コンタクト径80nmを用いる半導体装置では、総膜厚19aは500nm以下であれば十分である。
また、サイドウォールも含めた狭いゲート電極間を埋め込むことができ、コンタクト径80nm以下においてコンタクト抵抗の上昇を抑制することができる吸湿性絶縁膜の膜厚の範囲は、以下の(1)と(2)を満足する範囲としてまとめることができる。
(1)層間絶縁膜の総膜厚に占める吸湿性絶縁膜の膜厚の比率が、10%以上、かつ70%未満であること。
(2)ゲート電極上において、ゲート電極高さに対する吸湿性絶縁膜の膜厚の比率が、0%を越え、かつ100%未満であること。
ここでは、半導体基板の平坦面における、層間絶縁膜の総膜厚に占める吸湿性絶縁膜の膜厚の比率の下限を10%以上としているが、10%もあれば十分に狭ゲート間を埋め込むことができる。また、半導体基板の平坦面における、層間絶縁膜の総膜厚に占める吸湿性絶縁膜の膜厚の比率の上限は、図8から当該比率が70%を超えるとコンタクト抵抗が上昇しているためである。また、これを換算すると、(1)、(2)の上限膜厚となる。
続いて、上述の構造を実現することができる半導体装置の製造方法について説明する。図4は、本実施形態における半導体装置の製造過程を示す工程断面図である。図4(a)に示すように、本実施形態の半導体装置の製造方法では、最初に、複数(ここでは3本)のゲート電極12がシリコン単結晶基板からなる半導体基板10上に形成され、各ゲート電極12にサイドウォール13が形成される。当該工程では、まず、半導体基板10上にゲート絶縁膜11が形成される。ゲート絶縁膜11としては、例えば、熱酸化法により形成されたシリコン酸化膜を使用することができる。なお、半導体基板10にはゲート絶縁膜11の形成前に、必要に応じてSTI(Shallow Trench Isolation)等の素子分離が形成される。ゲート絶縁膜11が形成された半導体基板10上には、CVD法により、N型あるいはP型の多結晶シリコン膜が形成される。当該多結晶シリコン膜に、公知のリソグラフィ技術およびエッチング技術を適用することにより、ゲート電極12が形成される。ここでは、ゲート電極12の高さは100nmである。
次いで、ゲート電極12が形成された半導体基板10上に、シリコン窒化膜やシリコン酸化膜、あるいはそれらの積層膜等からなる絶縁膜がCVD法により形成される。当該絶縁膜に対して異方性エッチングを適用することにより、ゲート電極12の側面に絶縁膜からなるサイドウォール13が形成される。上述のように、ゲート電極間14は、数十nm程度になっている。また、図示を省略しているが、半導体基板10の表面部には、ゲート電極12とサイドウォール13とをマスクとして半導体基板10に不純物を導入することにより、不純物濃度が5E19/cm3〜5E20/cm3程度の高濃度の不純物領域が形成されている。当該不純物領域は、ゲート電極12を構成要素とするトランジスタのソース領域やドレイン領域として機能する。なお、半導体基板10に導入する不純物は、半導体基板10の導電型に応じてN型またはP型の不純物を適宜選択することができる。このような不純物領域は、ゲート電極間14にも形成されている。
本実施形態では、さらに、公知のサリサイドプロセスにより、ゲート電極12の上面と前記ソース領域およびドレイン領域の表面に、ニッケルシリサイド層が形成されている。なお、当該ニッケルシリサイド層は、必ずしも形成される必要はなく、ゲート電極12を構成する多結晶シリコン、およびソース領域、ドレイン領域を構成する不純物領域(単結晶シリコン)が表面に露出した構造であってもよい。
次いで、図4(b)に示すように、半導体基板10上に、ゲート電極12およびサイドウォール13を被覆する吸湿性絶縁膜15が形成される。本実施形態では、吸湿性絶縁膜15として、O3−TEOS膜を形成する。これにより、上述のように、ゲート電極間14が数十nm程度と狭い場合でも、ボイド等の欠陥を発生させることなくゲート電極間14を完全に充填することができる。O3−TEOS膜は、例えば、O3とTEOSとを原料とした準常圧熱CVD(20〜700Torr程度)法により堆積することができる。成膜時の基板温度は300℃〜450℃である。ここでは、半導体基板10の平坦面でのO3−TEOS膜の膜厚がゲート電極12と同等の高さとなるようにしている。
続いて、図4(c)に示すように、吸湿性絶縁膜15上に、非吸湿性絶縁膜16の一部を構成する、第1の非吸湿性絶縁膜16aが形成される。ここでは、第1の非吸湿性絶縁膜16aとして、プラズマTEOS膜を堆積する。プラズマTEOS膜は、例えば、O2ガスとTEOSを原料としたプラズマCVD法により堆積することができる。成膜時の基板温度は300℃〜450℃である。本実施形態では、半導体基板10の平坦面でのプラズマTEOS膜の膜厚を400nmにしている。
その後、図4(d)に示すように、吸湿性絶縁膜15および第1の非吸湿性絶縁膜16aからなる積層膜の表面が平坦化される。本実施形態では、化学的機械的研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法により平坦化を行っている。当該平坦化の過程で、ゲート電極12上方の第1の非吸湿性絶縁膜16aが除去され、吸湿性絶縁膜15が表面に露出する。そして、最終的に、ゲート電極12上の吸湿性絶縁膜15の膜厚が5nm程度残る状態まで平坦化が継続される。なお、当該平坦化は、CMP法に代えて、ドライエッチングによるエッチバックにより実施することもできる。
平坦化が完了すると、図4(e)に示すように、半導体基板10上に、非吸湿性絶縁膜16の一部を構成する、第2の非吸湿性絶縁膜16bが堆積される。本実施形態では、図4(c)に示した工程と同一の条件で、プラズマTEOS膜を形成している。ここでは、プラズマTEOS膜の膜厚は50nm程度である。これは50nm以上堆積すれば、吸湿性絶縁膜15が再吸湿することを防止することができるためである。
第2の非吸湿性絶縁膜16bの形成が完了すると、図4(f)に示すように、コンタクトが形成される。図4では、3本のゲート電極のうち、図中において右側のゲート電極12と中央のゲート電極12との間の半導体基板10に電気的に接続するコンタクトのみを図示している。当該コンタクトは、吸湿性絶縁膜15および第2の非吸湿性絶縁膜16bを貫通するコンタクトホール17と、当該コンタクトホール17を充填する導電性のコンタクトプラグ18とにより構成される。コンタクトホール18は、例えば、第2の非吸湿性絶縁膜16b上に、コンタクトホール18の形成位置に開口部を有するマスクパターン(例えば、レジストパターン)を形成し、当該マスクパターンを通じて第2の非吸湿性絶縁膜16bおよび吸湿性絶縁膜15をドライエッチングすることにより形成することができる。当該ドライエッチングは、例えば、並行平板型プラズマドライエッチング装置により実施することができる。エッチング条件としては、例えば、エッチング室内に、CF4ガスを10sccmの流量、C46ガスを20sccmの流量、O2ガスを20sccmの流量で導入し、上部電極に1000Wの高周波電力を印加する条件を使用することができる。半導体基板10が設置される下部電極の温度は、0〜20℃(エッチング中、半導体基板温度は100℃程度になっていると推定される。)である。なお、本実施形態では、コンタクトホール18の直径は80nm以下になっている。また、ゲート電極12上のように、上記平坦化工程で、第1の非吸湿性絶縁膜16aが除去されていない領域では、当該エッチングにより、第2の吸湿性絶縁膜16b、第1の吸湿性絶縁膜16aおよび吸湿性絶縁膜15を貫通するコンタクトホールが形成される。
上記マスクパターンをアッシング等により除去した後、コンタクトホール18内にコンタクトプラグ19が形成される。ここでは、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)およびタングステン(W)を順に堆積することにより、コンタクトプラグ19を形成している。ここでは、PVD法により、膜厚10nmのTiが、例えば200〜250℃の処理温度で堆積される。また、CVD法により、膜厚5nmのTiNが、例えば200〜300℃の処理温度で堆積される。また、CVD法により、膜厚200nmのWが、例えば200〜400℃の処理温度で堆積される。なお、第2の非吸湿性絶縁膜16b上の不要な金属膜は、CMP法により除去される。なお、コンタクトが完成すると、第2の非吸湿性絶縁膜16bの上面に、上層の配線や上層の層間絶縁膜が形成され、半導体装置が完成する。
以上の工程により形成された半導体装置では、ゲート電極間を充填する吸湿性絶縁膜15の、ゲート電極12上における膜厚が、半導体基板10の平坦面上における膜厚よりも薄くなる。したがって、ゲート電極間14の半導体基板10上に堆積された層間絶縁膜20において、層間絶縁膜20の総膜厚に占める、吸湿性絶縁膜15の膜厚の比率を小さくすることができる。そのため、コンタクトホール17の形成過程でコンタクトホール17の内面として露出した吸湿性絶縁膜15からコンタクトホール17内へ放出されるH2Oの量を低減することができる。したがって、コンタクトの形成過程でコンタクトホール17内に露出した半導体基板10、特に、酸化に対して活性なニッケルシリサイド表面の酸化を抑制でき、その結果、コンタクト抵抗の上昇を抑制することができる。
以上説明したように、本発明によれば、吸湿性絶縁膜の膜厚を必要最小限とすることができ、コンタクトの形成過程で、吸湿性絶縁膜から放出される水分量を減少させることができる。このため、コンタクトホール底部の酸化を抑制でき、微小なコンタクトホールを狭ゲート電極間に形成した場合であっても、コンタクト抵抗の増大を抑制することができる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において、種々の変形および応用が可能である。例えば、上記では、半導体基板の表面に形成された狭いゲート電極間にコンタクトを形成する事例について説明したが、本発明は、半導体基板上に複数の突部が形成され、当該突部間にコンタクトを形成する場合でも同様の効果を得ることができる。また、当該突部は、半導体基板の直上に形成された突部に限らず、層間絶縁膜上に形成された突部であってもよい。また、ゲート電極、サイドウォール、吸湿性絶縁膜、および非吸湿性絶縁膜の材質は、上述の材質に限定されるものではなく適宜変更可能である。また、半導体基板表面やゲート電極表面に必要に応じて設けられる高融点金属シリサイドも、ニッケルシリサイドに限定されるものではなく、他の高融点金属シリサイドであってもよい。さらに、上記実施形態において説明したプロセスは、公知の等価なプロセスに置換可能である。
また、本発明は吸湿性の絶縁膜からの水分放出を抑制することができるため、同様に上層配線(主として銅配線)の信頼性を向上する効果も得ることができる。
本発明は、微小なコンタクトを形成する場合であっても、コンタクト抵抗の上昇を抑制できるという効果を有し、半導体装置および半導体装置の製造方法として有用である。
本発明の一実施形態における半導体装置を示す断面図 本発明の一実施形態における吸湿性絶縁膜の最大膜厚と膜厚比率とを示す図 本発明の一実施形態におけるコンタクト径とコンタクト抵抗の関係を示す図 本発明の一実施形態における半導体装置の製造過程を示す工程断面図 従来の半導体装置を示す断面図 従来の吸湿性絶縁膜と非吸湿性絶縁膜との埋め込み性能を示す図 従来のコンタクト径とコンタクト抵抗の関係を示す図 従来の吸湿性絶縁膜の膜厚比率とコンタクト抵抗の関係を示す図
符号の説明
10、50 半導体基板
12、52 ゲート電極
13、53 サイドウォール
14、54 ゲート電極間
15、55 吸湿性絶縁膜
16、56 非吸湿性絶縁膜
16a 第1の非吸湿性絶縁膜
16b 第2の非吸湿性絶縁膜
17、57 コンタクトホール
18、58 コンタクトプラグ
19、59 吸湿性絶縁膜の最大膜厚
19a、59a 総膜厚

Claims (14)

  1. 半導体基板上に形成された複数の突部と、前記複数の突部を被覆する層間絶縁膜と、前記突部の間で前記層間絶縁膜を貫通する貫通孔と、前記貫通孔を充填する導電体プラグとを備える半導体装置において、
    前記層間絶縁膜が、
    互いに隣接する前記突部の間を充填するとともに、前記突部上での膜厚が前記半導体基板の平坦面上での膜厚よりも薄い吸湿性絶縁膜と、
    前記吸湿性絶縁膜上に形成された非吸湿性絶縁膜と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記複数の突部が前記半導体基板上に形成されたゲート電極である請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記吸湿性絶縁膜がO3−TEOS膜である請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 前記互いに隣接する突部の間の前記半導体基板表面に、高融点金属シリサイド層が形成された請求項1または2記載の半導体装置。
  5. 前記突部上の前記吸湿性絶縁膜の膜厚は、5nm以上である請求項1から4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記非吸湿性絶縁膜がプラズマTEOS膜である請求項1から5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 前記貫通孔の直径が80nm以下である請求項1から6のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 半導体基板上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極を被覆する吸湿性絶縁膜を形成する工程と、
    前記吸湿性絶縁膜上に、第1の非吸湿性絶縁膜を形成する工程と、
    前記吸湿性絶縁膜と前記第1の非吸湿性絶縁膜との積層膜の表面を平坦化することにより、前記ゲート電極上の前記吸湿性絶縁膜を表面に露出させるとともに、当該吸湿性絶縁膜の膜厚を減少させる工程と、
    平坦化された前記積層膜上に、第2の非吸湿性絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2の非吸湿性絶縁膜および前記平坦化時に膜厚を減少させた吸湿性絶縁膜を貫通する貫通孔を形成する工程と、
    前記貫通孔に導電体を充填する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 前記吸湿性絶縁膜がO3−TEOS膜である請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第1の非吸湿性絶縁膜がプラズマTEOS膜である請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第2の非吸湿性絶縁膜がプラズマTEOS膜である請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記平坦化工程は、前記吸湿性絶縁膜と前記第1の非吸湿性絶縁膜とを同時に平坦化する請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記平坦化が化学的機械的研磨により実施される請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記平坦化がドライエッチングによるエッチバックにより実施される請求項8記載の半導体装置の製造方法。
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