JP2009054435A - 車両用ランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の点灯状態で外部からレンズを全体的に見たとき、レンズに対する相対的な位置変化により、人の目を引くように変化する見え方となり、視認性の向上を期待することができる車両用ランプを提供すること。
【解決手段】車両用ランプは、フロントコンビネーションランプハウジング1と、フロントコンビネーションランプハウジング1の前面側開口部を覆う位置に配置された第2両側波状曲面レンズ7と、第2両側波状曲面レンズ7の背面位置に配置された第2光源12と、を備えた第2ポジションランプ4である。この第2ポジションランプ4において、第2両側波状曲面レンズ7は、投光側のレンズ面と光源側のレンズ面の両面に、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面7a,7bをそれぞれ有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の外装ランプ等として適用され、ランプハウジングとレンズと光源を備えた車両用ランプに関する。
従来、テールランプとストップランプを隣接して配設した車両用ランプにおいて、前面レンズの内面に、規則性を持って配列した同形状の凸レンズを複数形成し、隣接する凸レンズの境界を、2つの凸レンズ面が交差する溝形状としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、多数の発光ダイオードを光源として使用する車両用ランプにおいて、前面レンズの内面に、複数のプリズム要素が互いに段差を持って組み合わされたプリズム単位を、規則性を持って複数配列したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
実開平5−31003号公報 特開平2−44603号公報
しかしながら、従来の車両用ランプにあっては、いずれも溝や段差により切り分けられる規則性のあるレンズ要素の集合体により前面レンズが構成されているため、外部からレンズを全体的に見たとき、レンズに対して相対的な位置変化をしても、人の目に入ってくる光の形状や位置が殆ど変化せず、見え方として単調となり、車両用外装ランプ等に要求される外部からの高い視認性を期待できない、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、光源の点灯状態で外部からレンズを全体的に見たとき、レンズに対する相対的な位置変化により、人の目を引くように変化する見え方となり、視認性の向上を期待することができる車両用ランプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の車両用ランプでは、ランプハウジングと、前記ランプハウジングの前面側開口部を覆う位置に配置されたレンズと、前記レンズの背面位置に配置された光源と、を備えている。
この車両用ランプにおいて、前記レンズとして、少なくとも光源側のレンズ面に、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面を有する波状曲面レンズを用いた。
よって、本発明の車両用ランプにあっては、光源の点灯状態で、外部から波状曲面レンズを全体的に見たとき、波状曲面レンズに対する相対的な位置変化により、例えば、小さな波が立っている水面に光が反射するときのように、輝く光の形状や位置が複雑に変化して見える。
すなわち、波状曲面レンズの波状曲面は、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持つ。このため、例えば、車内または路上に止まっている人から路上に止まっている車両のランプを見るとき、レンズを通して見える輝く光の形状は、見る位置が少し違うだけでも異なった形状となる。
そして、波状曲面レンズの波状曲面は、滑らかな繋がる曲面である。このため、例えば、車内または路上の人と車両の少なくとも一方が動き、相対的な位置変化がある状態で、車両のランプを見るとき、レンズを通して見える輝く光の形状は、繋がり感を持ちながら変化し、急に形が変わったり、途切れたりすることがない。
さらに、波状曲面レンズに対する相対的な位置変化がゆっくりである場合は、例えば、炎のようなメラメラ感を持ちながら、レンズを通して見える輝く光の形状が変化する。そして、相対的な位置変化の速度が高くなるほど、例えば、水面に反射する光のようなキラキラ感を持ちながら、レンズを通して見える輝く光の形状が変化する。
この結果、光源の点灯状態で外部からレンズを全体的に見たとき、レンズに対する相対的な位置変化により、人の目を引くように変化する見え方となり、視認性の向上を期待することができる。
以下、本発明の車両用ランプを実現する最良の形態を、図面に示す実施例1及び実施例2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の車両用ランプをポジションランプとして適用したフロントコンビネーションランプを示す正面図である。図2は実施例1の車両用ランプをポジションランプとして適用したフロントコンビネーションランプを示す図1のA−A線断面図である。図3は実施例1の車両用ランプをポジションランプとして適用したフロントコンビネーションランプを示す分解斜視図である。
前記フロントコンビネーションランプFは、図1に示すように、フロントコンビネーションランプハウジング1(ランプハウジング)と、プロジェクタヘッドランプ2(ヘッドランプ)と、第1ポジションランプ3(ポジションランプ)と、第2ポジションランプ4(ポジションランプ)と、フロントターンシグナルランプ9と、を備えている。
前記フロントコンビネーションランプハウジング1は、車両前面の両隅位置に設定され、プロジェクタヘッドランプ2と共に種類が異なる複数のランプを一体化するハウジングである。このフロントコンビネーションランプハウジング1の前面側開口部の形状は、各辺が交わる部分に丸みを持たせ、車両の両隅の曲面形状に合わせた三角曲面開口部形状としている。そして、フロントコンビネーションランプハウジング1の内面は、光を反射する鏡面仕上げとしている。
前記プロジェクタヘッドランプ2は、前記フロントコンビネーションランプハウジング1の開口領域の中央部位置に設定され、凸レンズを使って配光する。実施例1では、円筒状のヘッドランプボディ5内に4つのプロジェクタヘッドランプ2を収容し、凸レンズを使って、ハイビームとロービームを切り換えて配光する4灯式としている。
前記第1ポジションランプ3は、前記プロジェクタヘッドランプ2の車両内側位置に設定している。前記第2ポジションランプ4は、前記プロジェクタヘッドランプ2を挟んで車両外側位置に設定している。なお、第2ポジションランプ4の車両外側部分は、必要時にフロントターンシグナルランプ9として用いられる。
すなわち、フロントコンビネーションランプFの全体としては、人間の目をモチーフにしたデザインであり、フロントコンビネーションランプハウジング1が開いた上下瞼に相当し、プロジェクタヘッドランプ2が中央部に輝く瞳に相当し、両側の第1ポジションランプ3と第2ポジションランプ4が瞳を取り囲む白目に相当する。
実施例1では、図2及び図3に示すように、前記フロントコンビネーションランプハウジング1内にポジションランプとして設定した第1ポジションランプ3と第2ポジションランプ4に対して、第1両側波状曲面レンズ6(波状曲面レンズ)と第2両側波状曲面レンズ7(波状曲面レンズ)をそれぞれ備えた本発明の車両用ランプを適用している。
前記第1ポジションランプ4は、図3に示すように、フロントコンビネーションランプハウジング1と、第1両側波状曲面レンズ6と、アウターレンズ8と、第1光源11(光源)と、第1光源基板21と、第1光源ガイド枠31と、を備えている。
前記第1両側波状曲面レンズ6は、図3に示すように、フロントコンビネーションランプハウジング1の前面側開口部の車両内側一部を覆う位置に配置される。この第1両側波状曲面レンズ6の投光側のレンズ面は、ハウジング前端面位置から少し背面方向にオフセットした位置に配置される。
前記アウターレンズ8は、図2及び図3に示すように、前記フロントコンビネーションランプハウジング1の前端面位置に係合配置される。すなわち、フロントコンビネーションランプハウジング1の前端面の全ての開口領域が、アウターレンズ8により覆われる。つまり、第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7は、このアウターレンズ8に対しインナーレンズとして設定される。
前記第1光源11は、例えば、等間隔にて複数設定した白色LEDにより構成され、図3に示すように、前記第1両側波状曲面レンズ6の背面位置に配置された第1光源基板21上に設定される。そして、第1光源11を有する第1光源基板21は、第1光源ガイド枠31と共に、フロントコンビネーションランプハウジング1の後端面にネジ止め等により固定される(図2参照)。なお、第1光源ガイド枠31には、第1光源11からの光束をコントロールする拡散フィルム等を設けても良い。
前記第2ポジションランプ4は、図2及び図3に示すように、フロントコンビネーションランプハウジング1と、第2両側波状曲面レンズ7と、アウターレンズ8と、第2光源12(光源)と、第3光源13(光源)と、第2光源基板22と、第2光源ガイド枠32と、を備えている。
前記第2両側波状曲面レンズ7は、図3に示すように、フロントコンビネーションランプハウジング1の前面側開口部の車両外側一部を覆う位置に配置される。この第2両側波状曲面レンズ7の投光側のレンズ面は、第1両側波状曲面レンズ6と同様に、ハウジング前端面位置から少し背面方向にオフセットした位置に配置される。
前記第2光源12は、例えば、図2に示すように、等間隔にて複数設定した白色LEDにより構成される。そして、第2光源12は、図3に示すように、前記第2両側波状曲面レンズ7の背面位置に配置された第2光源基板22上のうち、第2両側波状曲面レンズ7の車両内側領域に対応する位置に配置される。
前記第3光源13は、例えば、等間隔にて複数設定したオレンジ色LEDにより構成される。そして、第3光源13は、図3に示すように、前記第2両側波状曲面レンズ7の背面位置に配置された第2光源基板22上のうち、第2両側波状曲面レンズ7の車両外側領域に対応する位置に配置される。
すなわち、第2ポジションランプ4とフロントターンシグナルランプ9は、第2両側波状曲面レンズ7を共用し、第2両側波状曲面レンズ7の車両外側領域に対応する背面位置に第3光源13を配置することにより、図1に示すように、第2ポジションランプ4の車両外側位置にフロントターンシグナルランプ9を並列設定している。
そして、第2光源12と第3光源13を有する第2光源基板22は、図2に示すように、第2光源ガイド枠32と共に、車体パネル10に固定支持されたフロントコンビネーションランプハウジング1の後端面にネジ止め等により固定される。なお、第2光源ガイド枠32には、第2光源12と第3光源13からの光束をコントロールする拡散フィルム等を設けても良い。
前記第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7は、透明プラスチック等を素材とし、視認性の高いレンズ面形状を有して形成したものである。
第1両側波状曲面レンズ6は、例えば、図3に示すように、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面6a,6bを、投光側のレンズ面と光源側のレンズ面の両面にそれぞれ有する。
第2両側波状曲面レンズ7は、例えば、図2及び図3に示すように、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面7a,7bを、投光側のレンズ面と光源側のレンズ面の両面にそれぞれ有する。
ここで、「不規則性」とは、曲率半径に下限値と上限値を持たせ、下限値と上限値の範囲内でランダムに選択した曲率半径を有する凸曲面や凹曲面を、設定位置を特定することなく自由に組み合わせることをいう。なお、曲率半径に下限値と上限値を持たせるのは、曲率半径が小さ過ぎると、離れた位置から見た場合に輝点集合により変化すべき形状を認識できないし、曲率半径が大き過ぎると、離れた位置から見た場合に輝く光の形状がほとんど変化しないというように、光の形状変化を演出できないことによる。
すなわち、波状曲面形状とは、外部から第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7を全体的に見たとき、第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7に対する相対的な位置変化により、波が立っている水面に光が反射するときのように、輝く光の形状や位置が複雑に変化して見えるレンズ面形状のことをいう。
次に、車両用外装ランプの技術背景を説明する。
HIDヘッドランプ(HIDは「High Intensity Discharge」の略称)は、別名キセノンヘッドライト、ディスチャージヘッド等とも呼ばれる。このHIDヘッドランプの仕組みは、発光管(バルブ)の中にキセノンガスを封入し、そこで放電現象を発生させる。ハロゲンバルブのヘッドランプに比べ2倍〜3倍の明るさを持ち、消費電力は少なくなるという特徴を持ち、最近の車両のヘッドランプに多く採用されている。
LEDヘッドランプ(LEDは「Light Emitting Diode」の略称)は、高出力白色LEDとLEDからの光を効率的に利用する光学制御システムをベースに実現化されたものである。このLEDヘッドランプは、従来のヘッドランプとは異なり、3連小型プロジェクタと小型反射鏡から得られる光の合成による配光パターンを作り出してドライバーの視認性向上を図ったものである。点灯速度が速く瞬時に視界を確保でき、長寿命で光量の低下や色度変化がほとんどないという特性を備え、実車への採用が開始されている。
これらのHIDヘッドランプやLEDヘッドランプは、光源の種類が異なるものの、いずれも凸レンズを使って配光するプロジェクタ構造によるプロジェクタヘッドランプとしている。このプロジェクタヘッドランプは、凸レンズを使うことで反射鏡の大きさを抑えられる特性を持つため、ヘッドランプの小型化を可能にする。その点で、エクステリアデザインを設計する上での自由度が拡大する他、点灯していないときも凸レンズの輝きが印象的であるため、フロントマスクの精悍さなどを演出する上でのワンポイントとすることができる。
そして、プロジェクタヘッドランプの特長である小型コンパクト性を活用し、ヘッドランプの周りの部分に、ポジションランプ(別名、車幅灯やクリアランスランプとも呼ばれる。)やフロントターンシグナルランプ等を一体化させたフロントコンビネーションランプが、実車に採用されるに至っている。
本発明者は、フロントコンビネーションランプの場合、プロジェクタヘッドランプに比べてポジションランプ等の視認性が劣る点、ヘッドランプの周りを一体感のある領域にした方がエクステリアデザイン上においてより有用である点に着目した。
この着目点にしたがって、ランプレンズとして、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面をレンズ面とする波状曲面レンズを採用し、光源の点灯状態あるいは点滅状態で外部からレンズを全体的に見たとき、レンズに対する相対的な位置変化により、人の目を引くように変化する見え方となり、視認性の向上を期待することができるようにした。
次に、作用を説明する。
以下、実施例1の車両用ランプをポジションランプとして適用したフロントコンビネーションランプFにおける作用を、「非点灯時」、「ポジションランプ点灯時」、「昼間のターン時」、「夜間のターン時」に分けて説明する。
[非点灯時]
図4は非点灯時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用説明図である。
昼間の直進走行時や停止時等で、ランプ系への点灯操作やランプ系への点灯制御を行わないとき、第1光源11と第2光源12と第3光源13がいずれもが非点灯状態となる。この非点灯時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用を説明する。
まず、フロントコンビネーションランプFのプロジェクタヘッドランプ2は、図4に示すように、外来光による凸レンズのレンズ表面に反射する鋭い輝きが印象的である。加えて、フロントコンビネーションランプFの第1ポジションランプ3と第2ポジションランプ4は、図4に示すように、外来光により第1両側波状曲面レンズ6の波状曲面6aと第2両側波状曲面レンズ7の波状曲面7aに反射する光の輝きが、複雑に形状を変化させながらの輝きとなり、プロジェクタヘッドランプ2とは異なった穏やかな印象による見え方をする。
このため、非点灯時、フロントコンビネーションランプFは、プロジェクタヘッドランプ2の外来光による鋭い輝きと、第1ポジションランプ3と第2ポジションランプ4の波状曲面6a,7aに対する外来光により形状を変化させながの弱い光の輝きが相俟って、車両のフロントマスクの精悍さと優雅さを併せて演出する。
[ポジションランプ点灯時]
図5はポジションランプ点灯時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用説明図である。
ライトスイッチへの手動操作時やオートライト機能による点灯判定がオン時には、第1光源11と第2光源12が共に点灯される。このポジションランプ点灯時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用を説明する。
まず、フロントコンビネーションランプFのプロジェクタヘッドランプ2は、非点灯状態であるため、図5に示すように、第1ポジションランプ3と第2ポジションランプ4の光の中に沈み込み、凸レンズの輝きも目立たない。
一方、フロントコンビネーションランプFの第1ポジションランプ3と第2ポジションランプ4は、点灯状態であるため、図5に示すように、外部から第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7を全体的に見たとき、両波状曲面レンズ6,7に対する相対的な位置変化により、例えば、小さな波が立っている水面に光が反射するときのように、白く輝く光の形状や位置が複雑に変化して見える。
すなわち、第1両側波状曲面レンズ6の波状曲面6a,6bと、第2両側波状曲面レンズ7の波状曲面7a,7bは、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持つ。このため、例えば、車内または路上に止まっている人から路上に止まっている車両のランプを見るとき、第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7を通して見える両光源11,12の白く輝く光の形状は、見る位置が少し違うだけでも異なった形状となる。
そして、第1両側波状曲面レンズ6の波状曲面6a,6bと、第2両側波状曲面レンズ7の波状曲面7a,7bは、滑らかな繋がる曲面である。このため、例えば、車内または路上の人と車両の少なくとも一方が動き、相対的な位置変化がある状態で、フロントコンビネーションランプFを見るとき、第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7を通して見える白く輝く光の形状は、繋がり感を持ちながら変化し、急に形が変わったり、途切れたりすることがない。
さらに、第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7に対する相対的な位置変化が非常にゆっくりである場合は、例えば、炎のようなメラメラ感を持ちながら、第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7を通して見える白く輝く光の形状が変化する。そして、相対的な位置変化の速度が高くなるほど、例えば、水面に反射する光のようなキラキラ感を持ちながら、第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7を通して見える白く輝く光の形状が変化する。
このため、ポジションランプ点灯時におけるフロントコンビネーションランプFを全体的に見たとき、第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7に対する相対的な位置変化により、上記のように、人の目を引くように変化する見え方となり、第1ポジションランプ3と第2ポジションランプ4の視認性が向上する。
[昼間のターン時]
図6は昼間のターン時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用説明図である。
昼間の旋回走行時や車線変更時等であって、ターンシグナルスイッチを右あるいは左に操作したときには、第3光源13のみが点滅する。この昼間のターン時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用を説明する。
フロントコンビネーションランプFのプロジェクタヘッドランプ2と、第1ポジションランプ3及び第2ポジションランプ4は、図6に示すように、消灯状態であるため、非点灯時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用にて説明したように、車両のフロントマスクの精悍さと優雅さを併せて演出する存在となる。
しかし、ターンシグナルスイッチ操作に基づき、第3光源13のみが点滅すると、第2両側波状曲面レンズ7に対する相対的な位置変化により、第2両側波状曲面レンズ7の車両外側領域に設定したフロントターンシグナルランプ9において、例えば、波が立っている水面に夕日が反射するときのように、オレンジ色に輝く光の形状や位置が複雑に変化しながら、点滅状態にて見える。しかも、フロントターンシグナルランプ9の領域はオレンジ光の輝度が高く、第2ポジションランプ4とフロントターンシグナルランプ9の境界部分では、車両内側に移行するにしたがってオレンジ光の輝度が、滑らかに連続して低くなっていき、一色の光の輝度が滑らかに連続して変化してゆくというグラデーションによる光の演出作用を示す。
このため、昼間のターン時にフロントコンビネーションランプFを全体的に見たとき、第2両側波状曲面レンズ7のフロントターンシグナルランプ9に対する相対的な位置変化により、上記のように、単調なオン/オフ点滅とは異なり、光の形状変化やグラデーションにより人の目を引くオレンジ光の点滅となり、外部の人や他の車両からのフロントターンシグナルランプ9の点滅視認性が向上する。
[夜間のターン時]
図7は夜間のターン時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用説明図である。
夜間の旋回走行時や車線変更時等であって、ターンシグナルスイッチを右あるいは左に操作したときには、プロジェクタヘッドランプ2の光源(HID光源やLED光源等)と第1光源11と第2光源12が点灯している状態で、第3光源13が点滅する。この夜間のターン時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用を説明する。
フロントコンビネーションランプFのプロジェクタヘッドランプ2の点灯状態では、ハイビームまたはロービームによる強い光によるビーム光束を車両前方に向けて投光している。同時に、第1ポジションランプ3及び第2ポジションランプ4は、図7に示すように、点灯状態であるため、ポジションランプ点灯時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用にて説明したように、人の目を引くように白く輝く光が変化する見え方となり、第1ポジションランプ3と第2ポジションランプ4の視認性を高めている。
加えて、ターンシグナルスイッチ操作に基づき、第3光源13が点滅すると、第2両側波状曲面レンズ7に対する相対的な位置変化により、第2両側波状曲面レンズ7の車両外側領域に設定したフロントターンシグナルランプ9において、例えば、波が立っている水面に夕日が反射するときのように、オレンジ色に輝く光の形状や位置が複雑に変化しながら、点滅状態にて見える。しかも、フロントターンシグナルランプ9の領域は白色光の輝度に比べてオレンジ光の輝度が高く、第2ポジションランプ4とフロントターンシグナルランプ9の境界部分では、車両内側に移行するにしたがってオレンジ光の輝度が低くなっていくのに対し白色光の輝度が高くなっていき、二色の光が滑らかに連続して変化してゆくというグラデーションによる光の演出作用を示す。
このため、夜間のターン時にフロントコンビネーションランプFを全体的に見たとき、第1ポジションランプ3と第2ポジションランプ4が白く輝きながら光が変化している中から、プロジェクタヘッドランプ2からのビーム光束が投光している見え方で、外部からの視認性が高い夜間照明となる。この状態でのフロントターンシグナルランプ9によるオレンジ光の点滅は、光の形状変化やグラデーションにより人の目を引く点滅となり、夜間照明状態でありながらも、外部の人や他の車両からのフロントターンシグナルランプ9の点滅視認性が向上する。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用ランプにあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) ランプハウジングと、前記ランプハウジングの前面側開口部を覆う位置に配置されたレンズと、前記レンズの背面位置に配置された光源と、を備えた車両用ランプにおいて、前記レンズは、少なくとも光源側のレンズ面に、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面を有する波状曲面レンズ(第1両側波状曲面レンズ6,第2両側波状曲面レンズ7)であるため、光源の点灯状態で外部からレンズを全体的に見たとき、レンズに対する相対的な位置変化により、人の目を引くように変化する見え方となり、視認性の向上を期待することができる。
(2) 前記レンズは、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面6a,6bを、投光側のレンズ面と光源側のレンズ面の両面にそれぞれ有する第1両側波状曲面レンズ6と、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面7a,7bを、投光側のレンズ面と光源側のレンズ面の両面にそれぞれ有する第2両側波状曲面レンズ7であるため、同じ見え方とする場合に片方の光源側のレンズ面のみに波状曲面を有する場合に比べ、第1両側波状曲面レンズ6と第2両側波状曲面レンズ7のレンズ厚さを薄くすることができ、空間の狭いランプハウジングの場合でも適用し易くなる。
(3) 前記ランプハウジングは、車両前面の両隅位置に設定され、ヘッドランプと共に種類が異なる複数のランプを一体化するフロントコンビネーションランプハウジング1であり、前記両側波状曲面レンズ6,7と前記光源によるランプを、前記フロントコンビネーションランプハウジング1内にポジションランプとして設定したため、法規を満たしつつ、ヘッドランプとポジションランプを一体に有する実車両のフロントコンビネーションランプFに採用することができる。
(4) 前記ヘッドランプは、前記コンビネーションランプハウジング1の開口領域の中央部位置に設定され、凸レンズを使って配光するプロジェクタヘッドランプ2であり、前記ポジションランプは、前記プロジェクタヘッドランプ2の車両内側位置に設定した第1ポジションランプ3と、前記プロジェクタヘッドランプ2を挟んで車両外側位置に設定した第2ポジションランプ4により構成したため、小型コンパクトであるプロジェクタヘッドランプ2の周りを、第1ポジションランプ3と第2ポジションランプ4により一体感のある領域にし、エクステリアデザイン性と高い視認性を兼ね備えたフロントコンビネーションランプFを提供することができる。
(5) 前記第1ポジションランプ3は、第1両側波状曲面レンズ6と第1光源11を有し、前記第2ポジションランプ4は、第2両側波状曲面レンズ7と、前記第2両側波状曲面レンズ7の車両内側領域に対応する背面位置に配置した第2光源12を有し、前記第2両側波状曲面レンズ7を共用し、前記第2両側波状曲面レンズ7の車両外側領域に対応する背面位置に第3光源13を配置することにより、前記第2ポジションランプ4の車両外側位置にフロントターンシグナルランプ9を並列設定したため、ヘッドランプとポジションランプとターンシグナルランプという3種類の外装ランプを一体に有し、旋回や車線変更等によるターン時に光の形状変化やグラデーションにより人の目を引くフロントターンシグナルランプ9の点滅が得られるフロントコンビネーションランプFを提供することができる。
(6) 前記第1光源11は、複数の白色LEDを第1光源基板21に設定した光源であり、前記第2光源12は、複数の白色LEDを第2光源基板22の車両内側領域に設定した光源であり、前記第3光源13は、複数のオレンジ色LEDを第2光源基板22の車両外側領域に設定した光源であるため、夜間のターン時にフロントコンビネーションランプFを全体的に見たとき、第1ポジションランプ3と第2ポジションランプ4の白く輝く光が変化している夜間照明状態で、フロントターンシグナルランプ9によるオレンジ光の点滅が、形状変化やグラデーションを伴う点滅となり、外部の人や他の車両からの両ポジションランプ3,4の視認性を向上することができると共に、フロントターンシグナルランプ9の点滅視認性も向上することができる。
実施例2は、本発明の車両用ランプをリアコンビネーションランプのテールランプとして適用した例である。
まず、構成を説明する。
図8は実施例2の車両用ランプをテールランプとして適用したリアコンビネーションランプを示す断面図である。
前記テールランプ40は、図8に示すように、リアコンビネーションランプハウジング41と、片側波状曲面レンズ42と、光源43と、光源基板44と、光源ガイド枠45と、を備えている。
前記リアコンビネーションランプハウジング41は、車両後面の両隅位置に設定され、テールランプ40と共に種類が異なる複数のランプ(例えば、ストップランプやリアターンシグナルランプ等)を一体化するハウジングである。
前記片側波状曲面レンズ42は、赤色半透明プラスチック等を素材として形成され、図8に示すように、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面42bを、光源43側のレンズ面にのみ有する。なお、投光側のレンズ面は、車体形状等に沿った緩やかな円弧面42aにより形成される。
前記光源43は、例えば、等間隔にて複数設定した白色LEDにより構成され、図8に示すように、前記片側波状曲面レンズ42の背面位置に配置された光源基板44上に設定される。そして、光源43を有する光源基板44は、光源ガイド枠45と共に、リアコンビネーションランプハウジング41の後端面にネジ止め等により固定される。なお、光源ガイド枠45には、光源43からの光束をコントロールする拡散フィルム等を設けても良い。
次に、作用を説明する。
夜間走行時等であって、手動による点灯操作やオートライトシステムによる自動点灯指令の出力時には、光源43が点滅する。この夜間走行時等におけるテールランプ40に対する外部からの視認作用を説明する。
光源43の点灯状態で外部から片側波状曲面レンズ42を全体的に見たときには、片側波状曲面レンズ42に対する相対的な位置変化により、例えば、小さな波が立っている水面に光が反射するときのように、赤く輝く光の形状や位置が複雑に変化して見える。
すなわち、片側波状曲面レンズ42の波状曲面42bは、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持つ。このため、例えば、車内または路上に止まっている人から路上に止まっている車両のランプを見るとき、片側波状曲面レンズ42を通して見える光源43の赤く輝く光の形状は、見る位置が少し違うだけでも異なった形状となる。
そして、片側波状曲面レンズ42の波状曲面42bは、滑らかな繋がる曲面である。このため、例えば、車内または路上の人と車両の少なくとも一方が動き、相対的な位置変化がある状態で、テールランプ40を見るとき、片側波状曲面レンズ42を通して見える赤く輝く光の形状は、繋がり感を持ちながら変化し、急に形が変わったり、途切れたりすることがない。
さらに、片側波状曲面レンズ42に対する相対的な位置変化が非常にゆっくりである場合は、例えば、炎のようなメラメラ感を持ちながら、片側波状曲面レンズ42を通して見える赤く輝く光の形状が変化する。そして、相対的な位置変化の速度が高くなるほど、例えば、水面に反射する光のようなキラキラ感を持ちながら、片側波状曲面レンズ42を通して見える赤く輝く光の形状が変化する。
このため、夜間走行時等においてテールランプ40を全体的に見たとき、片側波状曲面レンズ42に対する相対的な位置変化により、上記のように、人の目を引くように変化する見え方となり、テールランプ40の視認性、特に、後続車両から見た場合の視認性が向上する。
次に、効果を説明する。
実施例2の車両用ランプにあっては、実施例1の(1)の効果に加え、下記に列挙する効果を得ることができる。
(7) 前記レンズは、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面42bを、光源43側のレンズ面にのみ有する片側波状曲面レンズ42であるため、アウターレンズを用いない外装ランプとして、視認性の高い車両用ランプを提供することができる。
(8) 前記ランプハウジングは、車両後面の両隅位置に設定され、種類が異なる複数のランプを一体化するリアコンビネーションランプハウジング41であり、前記片側波状曲面レンズ42と前記光源43によるランプを、前記リアコンビネーションランプハウジング41内にテールランプ40として設定したため、法規を満たしつつ、夜間走行時等において視認性の高いテールランプ40を一体に有する実車両のリアコンビネーションランプに採用することができる。
(9) ランプハウジングと、前記ランプハウジングの前面側開口部を覆う位置に配置されたレンズと、前記レンズの背面位置に配置された光源と、を備えた車両用ランプにおいて、前記外部からレンズを全体的に見たとき、レンズに対する相対的な位置変化により、波が立っている水面に光が反射するときのように、輝く光の形状や位置が複雑に変化して見えるレンズ面形状を有するため、光源の点灯状態で外部からレンズを全体的に見たとき、レンズに対する相対的な位置変化により、人の目を引くように変化する見え方となり、視認性の向上を期待することができる。
以上、本発明の車両用ランプを実施例1及び実施例2に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1,2では、光源として複数個のLED光源を用いた例を示したが、LED以外の発光体や発光管による光源を用いても良い。実施例1,2では、ランプハウジングとして他の種類のランプハウジングと共用するコンビネーションランプハウジングの例を示したが、1種類のランプに専用のランプハウジングを用いた例であっても良い。要するに、少なくとも光源側のレンズ面に、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面を有する波状曲面レンズを備えた車両用ランプであれば、具体的構造は、実施例1,2に限られることはない。
実施例1ではフロントコンビネーションランプのポジションランプとして適用した例を示し、実施例2ではリアコンビネーションランプのテールランプとして適用した例を示した。しかし、本発明の車両用ランプは、ポジションランプやテールランプ以外の外装ランプや内装ランプとして適用することもできる。また、コンビネーションランプとしての適用ではなく、独立したランプとして適用することもできる。要するに、ランプハウジングとレンズと光源を備えた車両用ランプであれば適用できる。
実施例1の車両用ランプをポジションランプとして適用したフロントコンビネーションランプを示す正面図である。 実施例1の車両用ランプをポジションランプとして適用したフロントコンビネーションランプを示す図1のA−A線断面図である。 実施例1の車両用ランプをポジションランプとして適用したフロントコンビネーションランプを示す分解斜視図である。 非点灯時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用説明図である。 ポジションランプ点灯時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用説明図である。 昼間のターン時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用説明図である。 夜間のターン時におけるフロントコンビネーションランプFに対する外部からの視認作用説明図である。 実施例2の車両用ランプをテールランプとして適用したリアコンビネーションランプを示す断面図である。
符号の説明
F フロントコンビネーションランプ
1 フロントコンビネーションランプハウジング(ランプハウジング)
2 プロジェクタヘッドランプ(ヘッドランプ)
3 第1ポジションランプ(ポジションランプ)
4 第2ポジションランプ(ポジションランプ)
5 ヘッドランプボディ
6 第1両側波状曲面レンズ(波状曲面レンズ)
6a,6b 波状曲面
7 第2両側波状曲面レンズ(波状曲面レンズ)
7a,7b 波状曲面
8 アウターレンズ
9 フロントターンシグナルランプ
10 車体パネル
11 第1光源(光源)
12 第2光源(光源)
13 第3光源(光源)
21 第1光源基板
22 第2光源基板
31 第1光源ガイド枠
32 第2光源ガイド枠
40 テールランプ
41 リアコンビネーションランプハウジング
42 片側波状曲面レンズ
42a 円弧面
42b 波状曲面
43 光源
44 光源基板
45 光源ガイド枠

Claims (9)

  1. ランプハウジングと、前記ランプハウジングの前面側開口部を覆う位置に配置されたレンズと、前記レンズの背面位置に配置された光源と、を備えた車両用ランプにおいて、
    前記レンズは、少なくとも光源側のレンズ面に、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面を有する波状曲面レンズであることを特徴とする車両用ランプ。
  2. 請求項1に記載された車両用ランプにおいて、
    前記レンズは、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面を、投光側のレンズ面と光源側のレンズ面の両面にそれぞれ有する両側波状曲面レンズであることを特徴とする車両用ランプ。
  3. 請求項1または請求項2に記載された車両用ランプにおいて、
    前記ランプハウジングは、車両前面の両隅位置に設定され、ヘッドランプと共に種類が異なる複数のランプを一体化するフロントコンビネーションランプハウジングであり、
    前記両側波状曲面レンズと前記光源によるランプを、前記フロントコンビネーションランプハウジング内にポジションランプとして設定したことを特徴とする車両用ランプ。
  4. 請求項3に記載された車両用ランプにおいて、
    前記ヘッドランプは、前記フロントコンビネーションランプハウジングの開口領域の中央部位置に設定され、凸レンズを使って配光するプロジェクタヘッドランプであり、
    前記ポジションランプは、前記プロジェクタヘッドランプの車両内側位置に設定した第1ポジションランプと、前記プロジェクタヘッドランプを挟んで車両外側位置に設定した第2ポジションランプにより構成したことを特徴とする車両用ランプ。
  5. 請求項4に記載された車両用ランプにおいて、
    前記第1ポジションランプは、第1両側波状曲面レンズと第1光源を有し、
    前記第2ポジションランプは、第2両側波状曲面レンズと、前記第2両側波状曲面レンズの車両内側領域に対応する背面位置に配置した第2光源を有し、
    前記第2両側波状曲面レンズを共用し、前記第2両側波状曲面レンズの車両外側領域に対応する背面位置に第3光源を配置することにより、前記第2ポジションランプの車両外側位置にフロントターンシグナルランプを並列設定したことを特徴とする車両用ランプ。
  6. 請求項5に記載された車両用ランプにおいて、
    前記第1光源は、複数の白色LEDを第1光源基板に設定した光源であり、
    前記第2光源は、複数の白色LEDを第2光源基板の車両内側領域に設定した光源であり、
    前記第3光源は、複数のオレンジ色LEDを第2光源基板の車両外側領域に設定した光源であることを特徴とする車両用ランプ。
  7. 請求項1に記載された車両用ランプにおいて、
    前記レンズは、曲率半径と凹凸曲面の組み合わせに不規則性を持ちながら滑らかな繋いだ波状曲面を、光源側のレンズ面にのみ有する片側波状曲面レンズであることを特徴とする車両用ランプ。
  8. 請求項7に記載された車両用ランプにおいて、
    前記ランプハウジングは、車両後面の両隅位置に設定され、種類が異なる複数のランプを一体化するリアコンビネーションランプハウジングであり、
    前記片側波状曲面レンズと前記光源によるランプを、前記リアコンビネーションランプハウジング内にテールランプとして設定したことを特徴とする車両用ランプ。
  9. ランプハウジングと、前記ランプハウジングの前面側開口部を覆う位置に配置されたレンズと、前記レンズの背面位置に配置された光源と、を備えた車両用ランプにおいて、
    前記外部からレンズを全体的に見たとき、レンズに対する相対的な位置変化により、波が立っている水面に光が反射するときのように、輝く光の形状や位置が複雑に変化して見えるレンズ面形状を有することを特徴とする車両用ランプ。
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