JP2009054059A - 自動販売機の商品払出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】商品の払出が行われない可能性を最小限に抑えることができて、信頼性を向上させることができる自動販売機の商品払出装置を提供する。
【解決手段】商品を上下に積み重ねて収納する商品収納経路内の下から2番目の商品の落下を規制する規制体2と、商品収納経路下端の開口部を開閉自在に配置されて最下端の商品を受け止める商品受台4とを備え、商品収納経路内の下から2番目の商品の落下を規制体2により規制しながら、商品受台4を開放姿勢として商品収納経路下端の開口部を開けて最下端の商品を払い出す自動販売機の商品払出装置において、商品受台4が支持姿勢と開放姿勢とに実際に切り換えられたことを検知する受台姿勢検知スイッチ31、32を設けた。これにより、商品受台4が開放姿勢に実際に切り換えられるまで、駆動モータ5を駆動制御することが可能となり、商品の払出を確実に行うことができて、信頼性を向上させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】商品を上下に積み重ねて収納する商品収納経路内の下から2番目の商品の落下を規制する規制体2と、商品収納経路下端の開口部を開閉自在に配置されて最下端の商品を受け止める商品受台4とを備え、商品収納経路内の下から2番目の商品の落下を規制体2により規制しながら、商品受台4を開放姿勢として商品収納経路下端の開口部を開けて最下端の商品を払い出す自動販売機の商品払出装置において、商品受台4が支持姿勢と開放姿勢とに実際に切り換えられたことを検知する受台姿勢検知スイッチ31、32を設けた。これにより、商品受台4が開放姿勢に実際に切り換えられるまで、駆動モータ5を駆動制御することが可能となり、商品の払出を確実に行うことができて、信頼性を向上させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は自動販売機の商品払出装置に関し、特に、商品を上下に積み重ねて収納する商品収納経路を備えた自動販売機の商品払出装置に関する。
飲料を紙パック等で包装した商品等を販売する従来の自動販売機(いわゆる商品直積み式自動販売機)の商品払出装置100は、例えば、図28〜図30に示す構成とされている。なお、図29、図30においては、商品払出装置100の内部構造をわかり易く示すために、後述する片側の規制体2や昇降支持部材13を省いた状態で示している。
商品払出装置100は、商品Aを上下に積み重ねて収納する商品収納経路1内の下から2番目の商品Aの落下を規制する規制体2と、商品収納経路1の下端部の開口部3を開閉自在に配置されて最下端の商品Aを受け止める商品受台4と、規制体2および商品受台4を駆動する駆動力を発生する駆動源としての駆動モータ5と、略上下方向に延びて、駆動モータ5の駆動力により回転される駆動軸6と、駆動軸6に取り付けられて回転され、規制体2を規制姿勢(図28(b)において仮想線で示す)と非規制姿勢(図28(b)において実線で示す)とに駆動させる規制カム7と、駆動軸6における下端部、すなわち規制カム7よりも下方の箇所に取り付けられて回転され、商品受台4を支持する支持姿勢(図28(b)において実線で示す)と商品受台4を支持しないで商品収納経路1の下端部の開口部3を開放する開放姿勢(図28(b)において仮想線で示す)とに駆動させる支持カム8とを備えている。そして、商品収納経路1内の下から2番目の商品Aの落下を規制体2により規制しながら、商品収納経路1下端の開口部3を開けて最下端の商品Aを払い出すよう構成されている。
具体的には、商品払出装置100は、隣り合う商品収納経路1間(詳しくは商品収納経路1の内面側領域を仕切る仕切内枠15A間)の非商品収納空間の下部に設けられた上下に長い矩形箱形状の筐体枠10内に配設されている。筐体枠10の下端部には1対の受台支持軸12が左右に略平行な横姿勢で配設され、この受台支持軸12に、商品収納経路1の下端部の開口部3を開閉する略矩形形状で平板状の商品受台4が、商品収納経路1内に略水平に突出して開口部3を閉鎖することで商品Aを受ける支持姿勢と、受台支持軸12から垂下した状態となって開口部3を開放する開放姿勢とにわたって、開閉自在に取り付けられている。
また、筐体枠10内において上下にスライド自在に配設された昇降支持部材13の下端部に規制体支持軸部14が取り付けられ、この規制体支持軸部14をその上端部の中心として回動する規制体2が設けられている(この例では、規制体支持軸部14が規制体2の上部に一体形成されている場合を示しているが、規制体支持軸部14が規制体2とは別体構造でもよい)。この規制体2は、非商品収納空間内に収納されて規制動作を行わない非規制姿勢と、その下部側が商品収納経路1に突出して、2番目の商品Aを、商品収納経路1の外面側をなす仕切外枠15Bとの間で挟んで保持する規制姿勢とにわたって出退自在に配設されている。
図28、図31に簡略的に示すように、筐体枠10内の上部には、駆動モータ5と、駆動モータ5で発生した駆動力のトルクを増加させる減速機構11(外観のみ示す)と、駆動軸6の上端に固定されて駆動軸6の回転方向の位置を検出するための突部9aを有する駆動軸位置検知用カム9と、この駆動軸位置検知用カム9が回転する箇所の近傍において90度毎に設けられている4つの駆動軸位置検知スイッチ28A〜28Dなどが配設されており、駆動モータ5の駆動力が駆動軸6の上端部に伝達される。筐体枠10の下端部には平面視略半円板形状の支持カム8が駆動軸6とともに一体的に回転するように固定されている。そして、支持カム8の少なくとも一部(略半分)が商品収納経路1内に突出している状態では、支持カム8によって、商品受台4が水平姿勢に支持されるよう構成している。一方、支持カム8が商品収納経路1にない状態では、商品受台4を下方から支持するものが無くなるので、商品受台4が商品収納経路1の下端の開口部3を開放する開放姿勢となる。
また、駆動軸6の下部寄り部分には、上下に長く、一側方に突出する突部7aを有する規制カム7が固定されている。そして、規制カム7の突部7aが規制体2に背面側から当接可能に配設されており、この規制カム7が規制体2を背面側より押し上げるように回転されることで、規制体2が商品収納経路1に突出して、下から2番目の商品Aの落下を規制するよう構成されている。
なお、駆動軸6に対する支持カム8と規制カム7とは図32に示すような位置関係で固定されている。また、これらの支持カム8と規制カム7との位置、すなわち、駆動軸6の回転位置を、この駆動軸6に固定された駆動軸位置検知用カム9の位置を各駆動軸位置検知スイッチ28A〜28Dにより検知しており、この駆動軸位置検知スイッチ28A〜28Dの出力に応じて、駆動軸6の回転位置を検知して駆動モータ5をON・OFF制御している。
商品の販売待機時には、図30などに示すように、駆動軸6により回転される支持カム8が平面視して両側の商品収納経路1に跨る位置に配設されて、支持カム8で支持された商品受台4により最下端の商品Aが受けられ、また、規制体2が筐体枠10内(非商品収納空間内)に収納された姿勢となっており、商品収納経路1内の商品Aが保持される。
一方、商品の販売時には、駆動軸6が、図30に示す状態から90度回転され(図32(b)参照)、図28(b)において仮想線で示すように、規制カム7により規制体2が押し上げられてこの規制体2が商品収納経路1内に突出し、商品収納経路1内の下から2番目の商品Aの落下が規制される。同時に、支持カム8が片側の商品収納経路1から外れるように回転されて支持カム8で商品受台4が支持されなくなり、商品受台4がその重量や商品の荷重により(または、別途設けられた付勢ばね24の付勢力により、)開放姿勢(垂下姿勢)となり、この結果、商品収納経路下端の開口部3から最下端の商品Aが払い出される。
この後、駆動軸6が逆向きに90度回転され、規制カム7、規制体2、支持カム8、商品受台4が待機姿勢に戻される。
また、受台支持軸12には、商品Aの売切を検知するための売切検知レバー16が、商品受台4の上面に重なる姿勢と上方に少し離反する姿勢とにわたって、商品受台4とともに回動自在に取り付けられ、図示しない付勢手段(例えば、つるまきばね等)により、商品受台4から上方に離反する方向に付勢されている。また、筐体枠10の上下に延びる片側の側辺(図29においては手前側の辺)に沿って、前記売切検知レバー16の姿勢の変位(売切検知の回動動作)を検知する通知用連動プレート17が上下に長く配設されており、通知用連動プレート17の下端部に対して、売切検知レバー16の基端部が係合可能に配置され、さらに、通知用連動プレート17の上端部近傍箇所(減速機構11の下方)に配設された売切検知スイッチ18に、売切検知レバー16の回転動作(姿勢の変位)が伝達されるようになっている。つまり、商品収納経路1に商品Aがある場合には、売切検知レバー16の上に商品Aが載って売切検知レバー16が商品受台4に密接した姿勢となっている。一方、商品収納経路1から商品Aがなくなると、売切検知レバー16が上方に回動して商品受台4から離反した姿勢となる。そして、この離反姿勢への回動状態(変位)が、通知用連動プレート17を介して、上方の売切検知スイッチ18に伝達されて、売切検知スイッチ18の検知部を押圧するなどして商品Aの売切が検知される。
また、受台支持軸12には、商品Aの売切を検知するための売切検知レバー16が、商品受台4の上面に重なる姿勢と上方に少し離反する姿勢とにわたって、商品受台4とともに回動自在に取り付けられ、図示しない付勢手段(例えば、つるまきばね等)により、商品受台4から上方に離反する方向に付勢されている。また、筐体枠10の上下に延びる片側の側辺(図29においては手前側の辺)に沿って、前記売切検知レバー16の姿勢の変位(売切検知の回動動作)を検知する通知用連動プレート17が上下に長く配設されており、通知用連動プレート17の下端部に対して、売切検知レバー16の基端部が係合可能に配置され、さらに、通知用連動プレート17の上端部近傍箇所(減速機構11の下方)に配設された売切検知スイッチ18に、売切検知レバー16の回転動作(姿勢の変位)が伝達されるようになっている。つまり、商品収納経路1に商品Aがある場合には、売切検知レバー16の上に商品Aが載って売切検知レバー16が商品受台4に密接した姿勢となっている。一方、商品収納経路1から商品Aがなくなると、売切検知レバー16が上方に回動して商品受台4から離反した姿勢となる。そして、この離反姿勢への回動状態(変位)が、通知用連動プレート17を介して、上方の売切検知スイッチ18に伝達されて、売切検知スイッチ18の検知部を押圧するなどして商品Aの売切が検知される。
商品受台4、規制体2、昇降支持部材13、売切検知レバー16、通知用連動プレート17、売切検知スイッチ18は、各商品収納経路1毎に対応して1つずつ設けられ、通知用連動プレート17はその背面同士が近接した姿勢で配設されている。一方、駆動モータ5、減速機構11、駆動軸6、規制カム7、支持カム8は、左右1対の商品収納経路1毎に1つだけ設けられて共用化されている。19は、昇降支持部材13および規制体2の上下方向に対する位置を調整するための位置調整つまみである。
なお、図28〜図30に示した従来の商品払出装置と類似した構成の商品払出装置が、本出願人が出願した特許文献1や特許文献2に開示されている。
また、駆動モータ5を制御するための、支持カム8と規制カム7との位置、および駆動軸位置検知用カム9と各駆動軸位置検知スイッチ28A〜28Dとの位置関係を示す構造が、例えば、特許文献3の第6図〜第8図に開示されている。
特開2004−94565号公報
特開2004−240846号公報
特開昭60−225994号公報
また、駆動モータ5を制御するための、支持カム8と規制カム7との位置、および駆動軸位置検知用カム9と各駆動軸位置検知スイッチ28A〜28Dとの位置関係を示す構造が、例えば、特許文献3の第6図〜第8図に開示されている。
ところで、従来の商品払出装置においては、駆動軸6の回転位置を、駆動軸位置検知用カム9と各駆動軸位置検知スイッチ28A〜28Dとで検出することにより、支持カム8の回転位置を認識し、この支持カム8の位置によって、商品受台4が、支持姿勢または開放姿勢に切り換えられたと推測して、商品Aの払出処理が実行されたと判断していた。
しかしながら、上記従来構成では、駆動軸6(駆動軸位置検知用カム9)の回転位置を検知しながら、駆動モータ5をON・OFF制御する構成であったため、駆動軸6を所定位置まで回転させたにもかかわらず、商品受台4が、支持姿勢から開放姿勢に切り換えられず、その結果、商品Aの払出が行われない可能性があり、信頼性の低下を招くおそれがあった。
例えば、近年において、商品Aの容器形状が、多様化、複雑化してきており、高さ方向に関して形状が不規則的に変化した容器も流通している。このような商品Aを商品収納経路1内に横向き姿勢で上下方向に直積みした際、極めてまれではあるものの、商品Aの一部が、商品受台4と側壁部15との間の隙間に嵌り込んで、支持カム8が商品収納経路1から退避した姿勢であるにもかかわらず、商品受台4が支持姿勢のまま維持されて、開閉不良となり、商品Aが払い出されないおそれがあった。
本発明は上記課題を解決するもので、商品の払出が行われない可能性を最小限に抑えることができて、信頼性を向上させることができる自動販売機の商品払出装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明の自動販売機の商品払出装置は、商品を上下に積み重ねて収納する商品収納経路内の下から2番目の商品の落下を規制する規制体と、商品収納経路下端の開口部を開閉自在に配置されて最下端の商品を受け止める商品受台と、前記規制体および商品受台を駆動する駆動力を発生する駆動モータと、略上下方向に延びて、駆動モータの駆動力により回転される駆動軸と、駆動軸に取り付けられて回転され、前記規制体を規制姿勢と非規制姿勢とに駆動させる規制カムと、駆動軸における前記規制カムよりも下方の箇所に取り付けられて回転され、前記商品受台を支持する支持姿勢と商品受台を支持しない開放姿勢とに駆動させる支持カムとを備え、商品収納経路内の下から2番目の商品の落下を前記規制体により規制しながら、商品受台を開放姿勢として商品収納経路下端の開口部を開けて最下端の商品を払い出す自動販売機の商品払出装置であって、商品受台が支持姿勢と開放姿勢とに実際に切り換えられたことを検知する受台姿勢検知スイッチを設けたことを特徴とする。
この構成により、商品受台が支持姿勢から開放姿勢に実際に切り換えられたことを受台姿勢検知スイッチにより検知でき、これにより、商品受台が開放姿勢に実際に切り換えられるまで、駆動モータを駆動制御することが可能となり、商品の払出を確実に行うことができて、信頼性を向上させることができる。
また、本発明は、商品受台が固定された駆動軸の回転位置を検出する駆動軸位置検知スイッチを備えたことを特徴とする。さらに好ましくは、駆動軸位置検知スイッチにより、商品受台が開放姿勢となるべき位置まで駆動軸が回転されたことを検知しながら、受台姿勢検知スイッチにより商品受台が支持姿勢から開放姿勢に実際に切り換えられたことを検知しなかった場合に、制御部により、商品受台の開閉動作の不良を解除する動作を行わせる。
この構成により、駆動軸位置検知スイッチにより駆動軸の回転位置を検出しながら、受台姿勢検知スイッチにより商品受台が支持姿勢から開放姿勢に実際に切り換えられたかどうかを検知することができる。つまり、駆動軸位置検知スイッチにより、商品受台が開放姿勢となるべき位置まで駆動軸が回転されたことを検知しながら、受台姿勢検知スイッチにより商品受台が支持姿勢から開放姿勢に実際に切り換えられたことを検知しなかった場合には、商品受台の開閉動作が不良であると判断することができる。したがって、商品受台の開閉動作を検知でき、この場合には、駆動モータの回転動作を複数回繰り返すなど、商品受台の開閉動作の不良を解除する動作を行ったり、商品受台の開閉動作の不良を外部に通知する警報動作を行ったりすることも可能であり、信頼性を向上させることができる。
また、本発明は、商品受台の上面に載った姿勢と商品受台の上面から離反した姿勢とに変位自在の売切検知レバーと、この売切検知レバーの姿勢の変位を検知する売切検知スイッチとを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、受台姿勢検知スイッチと売切検知スイッチとが1つのスイッチで兼用されていることを特徴とする。
この構成により、受台姿勢検知スイッチと売切検知スイッチとを個別に設けた場合と比較して、部品点数を削減することができて、製造コストを低減させることができる。
この構成により、受台姿勢検知スイッチと売切検知スイッチとを個別に設けた場合と比較して、部品点数を削減することができて、製造コストを低減させることができる。
本発明によれば、商品収納経路内の下から2番目の商品の落下を前記規制体により規制しながら、商品受台を開放姿勢として商品収納経路下端の開口部を開けて最下端の商品を払い出す自動販売機の商品払出装置において、商品受台が支持姿勢と開放姿勢とに実際に切り換えられたことを検知する受台姿勢検知スイッチを設けることにより、商品受台が開放姿勢に実際に切り換えられるまで、駆動モータを駆動制御することが可能となり、商品の払出をより確実に行うことができて、信頼性を向上させることができる。
また、受台姿勢検知スイッチを設けることに加えて、商品受台が固定された駆動軸の回転位置を検出する駆動軸位置検知スイッチを備えることで、商品受台の開閉動作の不良を検知することができる。また、このように商品受台の開閉動作の不良を検知した場合に、商品受台の開閉動作の不良を解除する動作を行わせることで、商品受台の開閉動作の不良を解除できて、商品の払出動作を一層確実に行うことができて、信頼性が向上する。
また、商品受台の上面に載った姿勢と商品受台の上面から離反した姿勢とに変位自在の売切検知レバーと、この売切検知レバーの姿勢の変位を検知する売切検知スイッチとを備え、受台姿勢検知スイッチと売切検知スイッチとを1つのスイッチで兼用することで、受台姿勢検知スイッチと売切検知スイッチとを個別に設けた場合と比較して、部品点数を削減することができて、製造コストを低減させることができる。
以下、本発明の実施の形態にかかる自動販売機の商品払出装置を図面に基づき説明する。なお、従来の商品払出装置100の構成要素と同様な機能のものには同符号を付してその説明は省略し、異なる点について説明する。
ここで、図1は本発明の実施の形態に係る自動販売機の商品払出装置を斜め上方から見た斜視図、図2は同商品払出装置を斜め下方から見た斜視図(但し、図1、図2は、内部構造をわかり易く示すために、片側の規制体2や昇降支持部材13を省いた状態で示している)、図3は同商品払出装置の分解斜視図、図4は同商品払出装置の駆動軸およびこの駆動軸に取り付けたユニット部分(駆動ユニットと称す)を示す斜視図、図5は同駆動ユニットの分解斜視図(斜め上方から見た図)、図6は同駆動ユニットの分解斜視図(斜め下方から見た図)、図7(a)、(b)および(c)は同駆動ユニットの減速機構の分解斜視図、収納ケースの斜視図、およびその要部拡大斜視図、図8(a)、(b)および(c)は同商品払出装置の商品受台が支持姿勢で、商品がない状態を示す側面図、斜視図、および正面図、図9(a)および(b)は同商品払出装置の商品受台が支持姿勢で、商品がある状態を示す斜視図および正面図、図10(a)および(b)は同商品払出装置の一方の商品受台が開放姿勢である状態を示す斜視図および正面図、図11(a)および(b)は同商品払出装置の売切検知レバーおよび商品受台の斜視図、図12(a)および(b)は同商品払出装置の売切検知レバーの斜視図およびその要部拡大斜視図である。
図1〜図6などに示すように、この商品払出装置20においては、駆動モータ5と、駆動モータ5で発生した駆動力のトルクを増加させる減速機構11と、商品受台4が支持姿勢と開放姿勢とに実際に切り換えられたことを検知する受台姿勢検知スイッチ31、32(なお、後述するが、一方の受台姿勢検知スイッチ31は、売切検知レバー16の姿勢の変位を検知する売切検知スイッチとしても機能する)とが、上下方向に対して、規制カム7と支持カム8との間となる領域に配設されている。また、図示しない制御部が設けられており、制御部は受台姿勢検知スイッチ31、32の出力に応じて駆動モータ5をON・OFF制御する。
商品払出装置20の各構成要素の配置構造を具体的に説明すると、商品収納経路1間の非商品収納空間における、売切検知レバー16や受台支持軸12が設けられている箇所の少し上方箇所に、横長箱形状のケース部22(図5、図6に示すように、ケース部22は、ケース部22a〜22cからなる)が配設され、このケース部22の一端部上における筐体枠21の外側に駆動モータ5が載せられた状態で支持されている。また、ケース部22内の駆動モータ5が配設されている側の領域に、複数の減速用ギヤ11a〜11e等から構成されている減速機構11(図5〜図7参照)が配設されており、駆動モータ5のモータ軸に固定されたモータギヤ5aに、前記減速用ギヤ11a〜11eが連なって噛み合わされ、最終段の減速用ギヤ11eが駆動軸6に固定された駆動力伝達カム30に噛み合わされている。また、ケース部22内における、減速機構11が配設されている側と反対側の箇所に、受台姿勢検知スイッチ31としてのリードスイッチが配設されている(図13〜図15参照)。この実施の形態で用いられているリードスイッチは、ガラス等で形成された小径筒状空間内に接点部が内装された構造であり、接点部が外気から隔離されている。
この実施の形態の商品払出装置20においては、売切検知レバー16が、受台支持軸12により回転自在に支持されているのではなくて、商品受台4の先端部に一体的に形成された枢支軸23(図11参照)を中心として、その先端部が、商品受台4の基端部側箇所から上方に揺動可能に支持された状態で、商品受台4に対して上方から重なるように配設されている。また、売切検知レバー16の軸支部(先端部側辺と称す)近傍箇所の一部には、下方に突出する係止用突起部16aが形成されており、隣り合う商品収納経路1に対応して設けられた対となった売切検知レバー16の係止用突起部16a間にわたって、引張りばねからなる付勢ばね24が掛け渡されている。そして、この付勢ばね24により、商品受台4が略水平姿勢となっている状態で、売切検知レバー16の前記先端部側辺と反対側の基端部側辺(図1における受台支持軸12の近傍の辺)が、商品受台4から上方に浮き上がる方向に付勢されている。
なお、売切検知レバー16は、その基端部側の一部である被規制基部16cが、ケース部22の端部に形成された凹部22d(図7(c)、図11、図12、図16〜図18等参照)に突入されており、商品受台4が商品受姿勢である際には、被規制基部16cが、凹部22dの天面部分に当接して、商品受台4からの離反姿勢が所定範囲内となるように規制されている。また、売切検知レバー16には、被規制基部16cに続く被規制片部16dが形成され、商品受台4が真下に向いた垂下姿勢である際には、被規制片部16dがケース部22の凹部22dの近傍箇所(規制部22e)に裏面側から当接して、商品受台4にほぼ密接した姿勢(外側に広がらない姿勢)に位置規制されるようになっている。
また、図11、図12などに示すように、この売切検知レバー16の基端部側辺の幅方向一端部に突部16bが形成されているとともに、この突部16bに、売切検知レバー16の姿勢の変位を検知させるための売切検知用磁石25が組みつけられている。そして、商品収納経路1の商品Aが無くなった際には、図14に示すように、商品受台4が水平姿勢となっている状態で、売切検知レバー16の売切検知用磁石25が受台姿勢検知スイッチ31に近接した状態となって、受台姿勢検知スイッチ31がON状態に切り替わり、商品Aの売切が検知される。なお、前記付勢ばね24は、支持カム8が商品収納経路1から外れる位置に回転された際に、商品受台4を強制的に下方に回転させる付勢力を与える機能をも果たしている。
さらに、商品受台4の基端部には、受台支持軸12の軸支部分よりも反対側に少し延びる延設部4bが一体形成され、この延設部4bに、商品受台4の姿勢の変位を検知する(詳しくは、商品受台4が下方に垂下した開放姿勢となったことを検知する)ための受台検知用磁石26(図11(b)、図15等参照)が取り付けられている。そして、商品受台4が、受台支持軸12から垂下する開放姿勢に変位した際に、前記受台検知用磁石26が受台姿勢検知スイッチ31に近接して受台姿勢検知スイッチ31がON状態に切り替わることで、商品受台4が実際に開放姿勢に切り換えられたことも検知される。すなわち、1つの受台姿勢検知スイッチ31により、売切状態の検知と商品受台4の姿勢の変位の検知との両方を検知でき、受台姿勢検知スイッチ31の部品点数が削減されている。
また、図13(b)に示すように、商品受台4が水平な支持姿勢となった際に、前記受台検知用磁石26が位置する箇所の近傍となる位置に、商品受台4が実際に支持姿勢に切り換えられたことを検知する受台姿勢検知スイッチ32が固定されて配設されている。なお、図13(b)においては、ケース部22から垂下するように延設された支持アーム33により受台姿勢検知スイッチ32を保持した場合を示したが、このような支持構造に限るものではなく、受台姿勢検知スイッチ32が、商品受台4が支持姿勢になった際に、その受台検知用磁石26の近傍となる位置に固定されていればよい。
上記構成において、商品の販売待機時には、図13などに示すように、駆動軸6により回転される支持カム8が平面視して両側の商品収納経路1に跨る位置に配設されて、支持カム8で支持された商品受台4により最下端の商品Aが受けられ、また、規制体2が筐体枠10内(非商品収納空間内)に収納された姿勢となっており、商品収納経路1内の商品Aが保持される。
商品の販売指示があると、制御部により、駆動モータ5が駆動されて駆動軸6が販売される商品Aに応じて所定方向に回転される。この場合に、受台姿勢検知スイッチ31により商品受台4が実際に開放姿勢に切り換えられたことを検知するまで、駆動モータ5が所定角度だけ駆動される。なお、この場合に、駆動軸6が90度以上の所定回転角度(例えば120度)だけ回転した場合に駆動モータ5が自動的に停止するように、駆動軸6に、駆動モータ制御用のブラシ状接点を取り付けるとともに、これに対応してケース部22内に、前記ブラシ状接点に接触する円弧状の接点金属箔部を設けるなどすることが好ましい(図示せず)。なお、この際に商品受台4が実際に開放姿勢に切り換えられたことを検知できなかった場合には、駆動軸6を元の位置まで戻して、上記動作を繰り返す。この結果、商品Aの払出をより確実に行うことができて、信頼性を向上させることができる。
この後、受台姿勢検知スイッチ31により商品受台4が実際に開放姿勢に切り換えられたことを検知してから、動作開始用の所定時間だけ経過した時点で、駆動モータ5が逆方向に駆動され、受台姿勢検知スイッチ31により商品受台4が実際に支持姿勢に切り換えられたことを検知してから、例えば、動作停止用の所定時間だけ経過した時点で、駆動モータ5が停止され、支持カム8が平面視して両側の商品収納経路1に跨る位置まで戻される。
上記構成によれば、商品受台4が支持姿勢から開放姿勢に実際に切り換えられたことを受台姿勢検知スイッチ31により検知でき、これにより、商品受台4が開放姿勢に実際に切り換えられるまで、駆動モータ5を駆動制御することが可能となり、商品の払出をより確実に行うことができて、信頼性を向上させることができる。また、図31に示すような、駆動軸6の回転位置を検知する駆動軸位置検知スイッチ28A〜28Dを設けなくて済む利点もあり、製造コストを低減できる利点もある。
また、上記実施の形態においては、1つの受台姿勢検知スイッチ31により、商品受台4の姿勢の変位の検知と、売切状態の検知との両方を検知できるよう構成したので、受台姿勢検知スイッチ31を個別に設けた場合と比較して、部品点数の削減化を図ることができ、これによって製造コストを低減させることができる。
また、上記実施の形態では、受台姿勢検知スイッチ31、32としてリードスイッチを用いることで、自動販売機の設置場所において大気中のガスや湿度等の影響を受けなくでき、さらに信頼性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態では、受台姿勢検知スイッチ32により商品受台4が実際に支持姿勢に切り換えられたことを検知するように構成したが、この構成に限るものではなく、受台姿勢検知スイッチ32を設けずに、駆動モータ5により駆動軸6を回転させて受台姿勢検知スイッチ31によりON状態からOFF状態に切り換わって所定時間だけ駆動モータ5を駆動させるように制御してもよい。
なお、この実施の形態では、商品払出装置20の横方向寸法の薄型化が図られており、この薄型化に伴って、昇降支持部材13を手動で昇降させるための位置調整つまみ19が、つまみ易くなるように、規制体2を支持する昇降支持部材13に対して異なる位置に取り付けられている。
この点について詳しく説明する。昇降支持部材13は、図3に示す筐体枠21b、21cにより両側から挟まれるとともに、図3、図16〜図20などに示すように、昇降支持部材13の両側部において上下に延びるように一体形成されたガイド突部13aが、筐体枠21b、21cにおいて上下に延びるように形成されたガイド用長孔21dに挿入されて案内された状態で昇降自在に支持されている。図19に示すように、一方の昇降支持部材13(13A)には、位置調整つまみ19が例えば右側辺の上端部に弾性変形可能に突出する姿勢で一体形成され、また、他方の昇降支持部材13(13B)には、位置調整つまみ19が例えば右側辺の下端部に弾性変形可能に突出する姿勢で一体形成されている。また、筐体枠21aには、位置調整つまみ19が側方に突出する連通長孔41が形成されているとともに、この連通長孔41に、位置調整つまみ19に形成された係合用突部19aが係合可能な凹部41aが上下に複数箇所形成されている。そして、位置調整つまみ19の係合用突部19aが連通長孔41の凹部41aから離脱するように指で押圧しながら、位置調整つまみ19を持って昇降させることで、昇降支持部材13および規制体2の上下方向位置を調整可能である。また特に、筐体枠21aにおいて、2つの連通長孔41が上下位置を異ならせた領域に形成されており、これに伴って、位置調整つまみ19も、上下位置が異なる領域で調整可能である。したがって、一方の位置調整つまみ19を持つ際に、他の位置調整つまみ19に手が当たることがないので、各位置調整つまみ19をつまみ易い。
つまり、商品払出装置20を薄型化した場合に、従来のように位置調整つまみ19が左右に並んだ状態で対となって配置されていると、位置調整つまみ19間に指が入り難くなって位置調整つまみ19をつまむことが困難となって、操作し難い場合があるが、上記のように、位置調整つまみ19が昇降される領域を上下にずらして配置することで、商品払出装置20の横方向寸法の薄型化(コンパクト化)を図ることができながら、位置調整つまみ19が隣接することがなくなってつまみ易くなり、操作性が向上する。なお、商品払出装置20の横方向寸法がある程度大きいならば、この構成でなくてもよい。
また、上記実施の形態では、受台姿勢検知スイッチ32により商品受台4が実際に支持姿勢に切り換えられたことを検知するように構成したが、この構成に限るものではなく、別途方法として、商品受台4が支持姿勢になったことを検知する受台姿勢検知スイッチ32を設けずに(すなわち、この受台姿勢検知スイッチ32に代えて)、図21、図22に示すように、駆動軸6におけるケース部22の内部に設けられた駆動力伝達カム30に位置検知用マグネット33を先端部に取り付け、この駆動力伝達カム30の周囲の2箇所(180度毎)に、支持カム8が平面視して両側の商品収納経路1に跨る位置となったことを検知するための駆動軸位置検知スイッチ38A、38Cを設け、位置検知用マグネット33による駆動軸位置検知スイッチ38A、38CのON・OFF信号と、商品受台4の開放姿勢を検知する受台姿勢検知スイッチ31のON・OFF信号とに基づいて、駆動モータ5を制御するよう構成してもよい。
また、図23〜図27に示すように、商品受台4が実際に開放姿勢(垂下姿勢)に切り換えられたことを検知する受台姿勢検知スイッチ31を設けるとともに、商品受台4が開放姿勢(垂下姿勢)となるべき位置に駆動軸6が回転されたことを検知する駆動軸位置検知スイッチ38B、38Dを設けてもよい。
この場合に、制御部により、以下の制御動作を行うと好適である。すなわち、商品Aの払出指示に応じて、商品受台4が開放姿勢となるべき位置まで駆動軸6が回転されたことを駆動軸位置検知スイッチ38Bにより検知した際に、商品受台4が開放姿勢に実際に切り換えられたことを受台姿勢検知スイッチ31により検知した場合には、商品受台4の開放姿勢への姿勢変更が良好に行われたとして処理する。一方、商品Aの払出指示に応じて、商品受台4が開放姿勢となるべき位置まで駆動軸6が回転されたことを駆動軸位置検知スイッチ38Bにより検知したにもかかわらず、商品受台4が開放姿勢に実際に切り換えられたことが受台姿勢検知スイッチ31により検知できなかった場合には、商品受台4の開閉動作(開放姿勢への変更動作)が不良であると判断する。そして、この場合には、例えば、駆動モータ5を逆回転させて回転動作を複数回繰り返すなどして、商品受台4の開閉動作の不良を解除する動作を行う。
これにより、商品受台4の開閉動作の不良が発生した場合でも、上記のように、商品受台4の開閉動作の不良を解除する動作を行わせることで、商品受台4の開閉動作の不良を解除できて、この結果、商品Aの払出動作をより確実に行うことができて、信頼性が向上する。
なお、上記商品受台4の開閉動作不良を解除する動作を行わせた場合でも、商品受台4が開放姿勢に切り換えられたことを受台姿勢検知スイッチ31により検知できなかった場合には、払出動作の不良が発生したことを知らせるエラー表示を行わせたり、あるいは警報動作を行ったり、返金動作を行わせたりし、さらに、この自動販売機が通信回線に接続されている場合には、この自動販売機の管理者やメーカーなどにエラー状態の連絡を行ったりする。これにより、信頼性をさらに向上させることができる。
A 商品
1 商品収納経路
2 規制体
3 開口部
4 商品受台
5 駆動モータ
6 駆動軸
7 規制カム
8 支持カム
11 減速機構(駆動力伝達部)
13 昇降支持部材
16 売切検知レバー
18 売切検知スイッチ
20 商品払出装置
21 筐体枠
22 ケース部
25 売切検知用磁石
26 受台検知用磁石
30 駆動力伝達カム(駆動軸位置検知用カム)
31、32 受台姿勢検知スイッチ(売切検知スイッチ)
38A〜38D 駆動軸位置検知スイッチ
1 商品収納経路
2 規制体
3 開口部
4 商品受台
5 駆動モータ
6 駆動軸
7 規制カム
8 支持カム
11 減速機構(駆動力伝達部)
13 昇降支持部材
16 売切検知レバー
18 売切検知スイッチ
20 商品払出装置
21 筐体枠
22 ケース部
25 売切検知用磁石
26 受台検知用磁石
30 駆動力伝達カム(駆動軸位置検知用カム)
31、32 受台姿勢検知スイッチ(売切検知スイッチ)
38A〜38D 駆動軸位置検知スイッチ
Claims (5)
- 商品を上下に積み重ねて収納する商品収納経路内の下から2番目の商品の落下を規制する規制体と、商品収納経路下端の開口部を開閉自在に配置されて最下端の商品を受け止める商品受台と、前記規制体および商品受台を駆動する駆動力を発生する駆動モータと、略上下方向に延びて、駆動モータの駆動力により回転される駆動軸と、駆動軸に取り付けられて回転され、前記規制体を規制姿勢と非規制姿勢とに駆動させる規制カムと、駆動軸における前記規制カムよりも下方の箇所に取り付けられて回転され、前記商品受台を支持する支持姿勢と商品受台を支持しない開放姿勢とに駆動させる支持カムとを備え、
商品収納経路内の下から2番目の商品の落下を前記規制体により規制しながら、商品受台を開放姿勢として商品収納経路下端の開口部を開けて最下端の商品を払い出す自動販売機の商品払出装置であって、
商品受台が支持姿勢と開放姿勢とに実際に切り換えられたことを検知する受台姿勢検知スイッチを設けたことを特徴とする自動販売機の商品払出装置。 - 商品受台が固定された駆動軸の回転位置を検出する駆動軸位置検知スイッチを備えたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品払出装置。
- 駆動軸位置検知スイッチにより、商品受台が開放姿勢となるべき位置まで駆動軸が回転されたことを検知しながら、受台姿勢検知スイッチにより商品受台が支持姿勢から開放姿勢に実際に切り換えられたことを検知しなかった場合に、制御部により、商品受台の開閉動作の不良を解除する動作を行わせることを特徴とする請求項2記載の自動販売機の商品払出装置。
- 商品受台の上面に載った姿勢と商品受台の上面から離反した姿勢とに変位自在の売切検知レバーと、この売切検知レバーの姿勢の変位を検知する売切検知スイッチとを備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の自動販売機の商品払出装置。
- 受台姿勢検知スイッチと売切検知スイッチとが1つのスイッチで兼用されていることを特徴とする請求項4記載の自動販売機の商品払出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007221931A JP2009054059A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | 自動販売機の商品払出装置 |
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-
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- 2007-08-29 JP JP2007221931A patent/JP2009054059A/ja active Pending
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