JP2009053215A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像ズレや用紙負荷を低減しつつ、用紙剥離性を向上させた定着装置を提供する。
【解決手段】定着ローラ21は弾性層23を有し、ヒータ25を内蔵している。加圧手段30は、無端状の加圧接触部材35を、弾性部材である加圧部材32により押圧して定着ローラ21に圧接させている。ニップ部領域内における加圧部材32の見掛けゴム硬度がゴム荷重方向厚さに対して急激に変化し始める点よりも見掛け硬度が高くなるように構成する。これにより、ニップ中央領域のみ加圧部材32のゴム硬度が硬くなる現象が起き、ニップ出口部の用紙突出姿勢が適正化されて用紙剥離性が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置における熱定着装置に関し、さらに詳しくいえば、定着部材に圧接される加圧接触部材として無端状部材を用いる定着装置に関するものである。
特許第3298354号公報
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において、転写紙・OHPシート等の記録媒体(以下、用紙という)上に形成された未定着トナー像を、熱と圧力によって用紙上に定着させる熱定着装置は周知である。そのような熱定着装置として、定着ローラ等の定着部材にエンドレスベルト等の無端状加圧接触部材を圧接させ、定着部材と無端状加圧接触部材間にニップ部を形成し、該ニップ部に未定着トナー像を担持する用紙を通過させて加熱及び加圧し、定着を行なうベルトニップ方式のものが、例えば特許文献1に開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された定着装置では、表面が弾性変形する加熱定着ロールのニップ出口部を局所的に弾性変形させているため、そのニップ出口部における局所的な変形による速度差(特許文献1の図4参照)によって、画像ズレが生じやすいという問題がある。
さらに、加熱定着ロールの弾性層を硬質部材で押圧することで局所的に弾性層に歪を設け、曲率の小さなニップ形状を作ることから、用紙に与える負荷(ペーパーダメージやカール量)が大きくなるという問題もある。
本発明は、従来における上述の問題を解決し、簡単な構成で画像ズレを防止でき、かつ、用紙に大きな負荷をかけることがなく、良好な画質を得ることができ、また、用紙の分離性にも優れた定着装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを課題とする。
前記の課題は、本発明により、加熱手段により加熱される定着部材であって、表面が弾性変形可能な定着部材と、前記定着部材に圧接される無端状の加圧接触部材と、該加圧接触部材を前記定着部材に押圧する加圧部材とを有する加圧手段とを備え、前記定着部材と前記加圧接触部材間に形成されるニップ部に未定着トナー像を担持する記録媒体を通過させて定着を行う定着装置において、前記加圧部材が弾性層を有し、前記ニップ部領域内における前記加圧部材弾性層の見掛けゴム硬度(ASKER−C)がゴム荷重方向厚さに対して急激に変化し始める点よりも見掛け硬度が高くなるように構成されていることにより解決される。
また、前記加圧部材の記録媒体搬送方向の長さが、前記定着部材に無限平板を圧接させたときに形成されるニップ幅以下であると好ましい。
また、前記加圧部材弾性層は、圧力0〜0.735N/mm の範囲で見掛けゴム硬度が50度(ASKER−C)以下であると好ましい。
また、前記加圧部材弾性層は、ゴム硬度8Hs(JIS−A)以下、ゴム荷重方向厚さ2mm以下であると好ましい。
また、前記加圧部材弾性層はゴム永久歪4%以下であると好ましい。
また、前記加圧部材弾性層は、ゴム荷重方向厚さ2mm以下であると好ましい。
また、前記定着部材が弾性層を有する定着ローラとして構成され、前記加熱手段が該定着ローラ内部に配置されると好ましい。
また、前記定着ローラは直径が27mm以下であり、該定着ローラの前記弾性層はゴム硬度8Hs(JIS−A)以下、ゴム厚さ0.8mm以上であると好ましい。
また、前記定着ローラの前記弾性層は永久歪4%以下であると好ましい。
また、前記定着部材が無端状部材として構成され、該無端状定着部材を前記加圧接触部材に圧接させる弾性部材を有すると好ましい。
また、前記定着部材が、熱源を内蔵する複数の加熱ローラに張架されていると好ましい。
また、前記加圧接触部材と前記加圧部材の間、または、前記定着部材と前記弾性部材の間に、両者間の摩擦を低減させる低摩擦部材を配置すると好ましい。
また、前記の課題は、本発明により、請求項1〜11のいずれか1項に記載の定着装置を備える画像形成装置により解決される。
本発明の定着装置及び画像形成装置によれば、ニップ部領域内における加圧部材弾性層の見掛けゴム硬度がゴム荷重方向厚さに対して急激に変化し始める点よりも見掛け硬度が高くなるように構成されているので、ニップ中央領域のみ加圧部材のゴム硬度が硬くなる様な現象が起き、弾性変形可能な定着部材が上記領域で局所的に変形してニップ出口部の用紙突出姿勢が適正化されることにより、画像ズレや用紙負荷を低減しつつ、効率的に用紙剥離性を向上させることができる。
請求項2の構成により、加圧部材弾性層の幅を適正化することでニップ出口部の用紙突出姿勢を適正化し、画像ズレや用紙負荷を低減しつつ、効率的に剥離性能を向上することができる。
請求項3及び請求項4の構成により、ニップ内の部分的な定着部材の変形を効果的なものとし、用紙剥離性向上を実現することができる。
請求項5の構成により、ニップ形状の経時的変形を防ぎ、定着特性及び用紙剥離特性の低下を抑制することができる。
請求項6の構成により、ニップ形状の経時的変形の防止に有利である。
請求項7の構成により、簡単な構成の加熱定着ローラを用いることで、用紙剥離性に優れた定着装置を低価格にて実現することができる。
請求項8の構成により、用紙剥離性の向上に効果がある。
請求項9の構成により、ニップ形状の経時的変形を防ぎ、定着特性及び用紙剥離特性の低下を抑制することができる。
請求項10の構成により、高速化への対応が容易となる。また、定着装置全体の大きさに与える影響を抑えつつ、ニップ幅やニップ出口部の形状の設定が容易となる。
請求項11の構成により、無端状定着部材の張設と加熱とを簡単な構成で実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る定着装置を備える画像形成装置の一例であるレーザプリンタの概略構成を模式的に示す断面図である。この図に示すレーザプリンタ100は、像担持体としての感光体ドラム1を備えており、感光体ドラム1の周囲には、帯電手段2,現像装置3,転写手段4,クリーニング手段5,除電手段6等が配設されている。帯電手段2と現像装置3の間は露光位置となっており、上方に配置されたレーザ書込み装置装置7からの書き込み光が感光体ドラム1に照射される。
装置下方には給紙カセット8が設けられており、用紙を給送するための給紙ローラ9や搬送ローラ対10、レジストローラ対11等が配設されている。また、上記感光体ドラム1と転写手段4が対向する転写部の側方には定着装置20が配置されている。定着装置20については後述する。
上記のように構成されたレーザプリンタ100における画像形成動作について簡単に説明する。
画像形成動作が開始されると、感光体ドラム1が図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転駆動され、その感光体ドラム1の表面が帯電手段2によって所定の極性に一様に帯電される。レーザ書込み装置7においては、パソコン等のホストマシーンより送られた画像データに基づいて図示しないLD(レーザダイオード)が駆動され、書込み光としてのレーザ光を感光体ドラム1上に照射する。これにより感光体ドラム1上に静電潜像が形成される。その静電潜像に現像装置3からトナーが付与され、トナー像として可視化される。
一方、給紙カセット8からは記録用紙が給紙ローラ9により送り出され、搬送ローラ対10により搬送される。その用紙はレジストローラ11に一旦突き当てられた後、上記可視像に同期するようにして送出され、感光体ドラム1と転写手段4とが対向する転写部にて上記トナー像が用紙上に転写される。トナー像が転写された用紙は、定着装置20を通過する時に、熱と圧力とによりトナー像が用紙上に定着される。トナー像定着後の用紙は、図示しない排紙ローラにより排紙トレイ12上に排出されてスタックされる。
用紙上へのトナー像転写後、感光体ドラム1の表面に付着した残留トナーなどの付着物はクリーニング手段5によりクリーニングされ、さらに、感光体ドラム1の表面の残留電荷が除電手段6により除去されて、1回の画像形成動作が終了する。
図2は、定着装置20の要部構成を示す断面図である。
この図に示す定着装置20は、用紙に直接接触する定着部材として加熱定着ローラ21を用いるものである。加熱定着ローラ21は、表面被覆層22,弾性層23,芯金24を有している。また、芯金24の内部には熱源としての定着ヒータ25が配置されている。この加熱定着ローラ21は、図示しない駆動手段により図中時計回りに回転駆動される。そして、加熱定着ローラ21に対して加圧手段30が圧接されている。未定着トナー像Tを担持する転写紙等の用紙Pは、加熱定着ローラ21と加圧手段30が圧接されて形成された定着ニップを通過し、定着ヒータ25により加熱された加熱定着ローラ21からの熱と、定着ニップにおける圧力とにより、未定着トナー像Tが用紙P上に定着される。
上記加熱定着ローラ21の表面被覆層22は、未定着トナーがローラ表面に付着しにくいようにPFA(四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合体)層などが用いられる。また、弾性層23としては、一般的にシリコンゴムやフッ素ゴムなどが用いられている。シリコンゴムを用いた場合、耐膨潤性を向上させるためにフッ素層などがコートされることもある。
上記加圧手段30は、定着部材(ここでは加熱定着ローラ21)及び用紙に直接接触する加圧接触部材として無端状部材を用いたもので、無端状部材として構成された加圧接触部材31のループ内に、加圧部材32,加圧部材32を支持する支持部材33,加圧部材32及び支持部材33を加熱定着ローラ21方向に付勢する付勢手段としての加圧スプリング34,加圧接触部材31と加圧部材32の間に配置されて両者の摩擦を低減するための低摩擦部材35,加圧接触部材31の回動をガイドしその搬送経路を規定する2つのガイド部材36および加圧接触部材31に潤滑油を供給して加圧接触部材31と加圧部材32間の摩擦をさらに低減させるための潤滑油供給部材37を備えている。潤滑油としては、一般的に、シリコーンオイルもしくはフッ素オイルなどが含まれているものが使用される。また、本例では、無端状加圧接触部材31はPFAとポリイミドより形成されている。加圧部材32は、加圧方向の面がフラットな加圧パッドを用いており、シリコーンゴム又はフッ素ゴムのゴム層を有している。なお、本例では加圧部材32として、部材全体がゴムからなるゴムパッドとしたが、ゴム層等の弾性層を有する部材でもよい。加圧部材32は特許請求の範囲における「加圧部材」である。
ここで、ゴム荷重方向厚さに対する見掛けゴム硬度(ASKER―C)について図3を参照して説明する。なお、ゴム単体の硬度はJIS−A規格に基づいて測定した。また、図3の横軸はゴム荷重方向厚さ(mm)、縦軸は見掛けゴム硬度(ASKER―C)である。
図3において、曲線60はゴム硬度8Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ2mmの見掛けゴム硬度曲線である。曲線61はゴム硬度20Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ4mmの見掛けゴム硬度曲線である。曲線62はゴム硬度30Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ4mmの見掛けゴム硬度曲線である。
直線93、94、95は、ASKER−Cゴム硬度計でJIS−A規格のゴムの硬度を測定した場合のゴム厚さに概ね線形比例するゴム硬度の範囲を一次近似して得られた近似直線である。直線93はゴム硬度8Hs(JIS−A)の近似直線であり、直線94はゴム硬度20Hs(JIS−A)の近似直線であり、直線95はゴム硬度30Hs(JIS−A)の近似直線である。
また、点81は、曲線60の傾斜が直線93から離れる点を表し、ゴム硬度8Hs(JIS−A)の場合、ゴム厚さ3mm付近でこの現象が起きている。点82は、曲線61の傾斜が直線94から離れる点を表し、ゴム硬度20Hs(JIS−A)の場合、ゴム厚さ2mm付近でこの現象が起きている。点83は、曲線62の傾斜が直線95から離れる点を表し、ゴム硬度30Hs(JIS−A)の場合、ゴム厚さ1.3mm付近でこの現象が起きている。
これらの曲線が示すように、見掛けゴム硬度はゴム荷重方向厚さが薄いと実際のゴム硬度(JIS−A)よりも硬く測定される。ゴム硬度(JIS−A)が高くなるにつれ、グラフ上の点が左上(見掛けゴム硬度が高く、ゴム荷重方向厚さが低くなる方向)にシフトする。
そして、実験点84は、後述する剥離実験を行った条件で、ゴム硬度8Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ2mmの見掛けゴム硬度を示す。
実験点85は、後述する剥離実験を行った条件で、ゴム硬度20Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ4mmの見掛けゴム硬度を示す。
実験点86は、後述する剥離実験を行った条件で、ゴム硬度30Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ4mmの見掛けゴム硬度を示す。
次に、図4は、高分子計器株式会社製のスプリング式硬さ試験機ASKER−C型の測定器を用いて測定したゴム硬度と圧力の関係を示すものである。図4の横軸は圧力(kgf/mm)、縦軸はゴム硬度(ASKER―C)である。
ASKER−C測定器は、定められた形の押針をスプリングの力で試料の表面に押付け、変形を与え、その時試料が示す抵抗力とスプリング力がバランスした状態での押針の押し込み深さを、0から100までの相対値により硬度として表現したものである。押針形状は、直径φ5.08mm±0.02mmの半球で、加圧面よりの突出高さ2.54mm(ストローク長さ)で、内蔵の負荷装置であるコイルスプリングは、測定目盛0度で55gf、100度で855gf±8gfの線形関係を持つ。押針が試料に押し当てられた時に押針面と試料が接触する面積と荷重値を計算することで、測定目盛の度数から試料にかかる圧力を計算することができる。
図4において、曲線96は、見掛けゴム硬度(ASKER−C)と圧力の関係を示す。図3で測定した見掛けゴム硬度が急激に変化する点と実験点は計算上、すべてこの曲線96上に乗る。
ここで分かるのは、ゴム硬度8Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ3mmの場合、点81が示すように、圧力が約0.035kgf/mm(0.343N/mm)かかる時に起こり(見掛けゴム硬度の急激な変化が起こり)、ゴム硬度20Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ2mmの場合、点82が示すように、圧力が約0.065kgf/mm(0.637N/mm)かかる時に起こり、ゴム硬度30Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ1.3mmの場合、点83が示すように、圧力が約0.300kgf/mm(2.942N/mm)かかる時に起こる。
同じ様に、ゴム硬度8Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ2mmの場合、実験点84が示すように、圧力が約0.065kgf/mm(0.637N/mm)かかる時に起こり、ゴム硬度20Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ4mmの場合、実験点85が示すように、圧力が約0.065kgf/mm(0.637N/mm)かかる時に起こり、ゴム硬度30Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ4mmの場合、実験点86が示すように、圧力が約0.170kgf/mm(1.667N/mm)かかる時に起こる。
図5は、本願発明者が実施した定着ローラ加圧実験におけるニップ部圧力分布を示すグラフである。具体的には、図2の定着装置の加熱定着ローラ21(昭和電線製、外径27mm、弾性層ゴム厚さ1.0mm、弾性層ゴム硬度8Hs(JIS−A)、弾性層ゴム永久歪4%)に対し、構成の異なる3種類の加圧部材で荷重40kgfを加えたときのニップ部圧力分布を示すものである。図5の横軸は用紙搬送方向におけるニップ位置(mm、中心を0とし上流側を+、下流側を−とする)であり、縦軸はニップ圧力(kgf/mm)である。
加圧部材としては次の3種類のゴムパッド(それぞれ昭和電線製)を用いた。
(1) ゴム硬度8Hs(JIS−A)、ゴム永久歪4%、ゴム荷重方向厚さ2mm、ゴム搬送方向幅4mm、ゴム軸方向(ローラ軸方向)長さ230mm
(2) ゴム硬度20Hs(JIS−A)、ゴム永久歪4%、ゴム荷重方向厚さ4mm、ゴム搬送方向幅6mm、ゴム軸方向長さ230mm
(3) ゴム硬度30Hs(JIS−A)、ゴム永久歪4%、ゴム荷重方向厚さ4mm、ゴム搬送方向幅6.5mm、ゴム軸方向長さ230mm
図5において、曲線63は上記ゴムパッド(1)を用いたときの圧力分布であり、曲線64は上記ゴムパッド(2)を用いたときの圧力分布であり、曲線65は上記ゴムパッド(3)を用いたときの圧力分布である。
各ゴムパッドのゴム搬送方向幅はニップ幅が約7〜8mmに一致するように調整した。具体的にはゴム搬送方向幅を上記のように4mm〜6.5mmに設定した。この設定により定着ローラに荷重40kgfで圧接させると、上記各ゴムパッドはニップ幅方向に潰れて広がり、いずれのゴム硬度のゴムパッドもニップ幅の約7〜8mm程度に広がる。
曲線63は曲線65に比べて最大圧力値が大きく、ニップ端部での圧力の傾斜が大きいことが分かる。加熱定着ローラ側の弾性層のゴム永久歪が大きい場合、加熱定着ローラ表面形状が局所的に変形し、画像の光沢ムラ等の画像劣化を起こす原因となる。今回の実験から、加熱定着ローラ弾性層のゴム永久歪が5%以上の場合、光沢ムラが目立ち、ゴム永久歪4%以下が望ましいことが分かった。
更に、加圧部材のゴム永久歪が大きい場合、ニップ形状の経時的変形が起き、定着特性及び剥離特性が不安定になる可能性がある。今回の実験から、加圧部材のゴム永久歪が5%以上の場合、100時間以上の加熱空転後の剥離特性が低下することが確認できた。従って、加圧部材のゴム永久歪4%以下が望ましいことが分かった。
また、加圧部材の幅(用紙搬送方向の長さ)は、無限平板を用いて定着部材(図2の定着ローラ20では加熱定着ローラ21)に圧接させたときに形成されるニップ幅と同じか、もしくはそれ以下とするのが好ましい。加圧部材の幅を適正化することで、加熱定着ローラ弾性層の局所的な変形を生み、ニップ出口部における用紙突出姿勢を適正化し、画像ズレや用紙負荷を低減しつつ、効率的に剥離性能を向上することができる。
図6は、図3,4に示したゴム物性値の測定結果を元に、実測した圧力分布から加熱定着ローラの弾性層の変形形状を計算した結果である。なお、この計算結果はゴムの搬送方向と加圧方向の変形は考慮していないが、比較検証するには充分な計算であると考える。図6の横軸は用紙搬送方向における位置(mm)であり、縦軸は荷重方向における位置(mm)である。
図6において、曲線69は、手前位置の加熱ローラ表面形状であり、曲線66,67,68は加圧部材を圧接させた際の用紙搬送方向上流から見てニップ通過後の加熱ローラ弾性層の表面形状である。具体的には曲線66は、ゴム硬度8Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ2mmの加圧部材を圧接させた際のニップ通過後の加熱ローラ弾性層の表面形状であり、曲線67は、ゴム硬度20Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ4mmの加圧部材を圧接させた際のニップ通過後の加熱ローラ弾性層の表面形状であり、曲線68は、ゴム硬度30Hs(JIS−A)、ゴム荷重方向厚さ4mmの加圧部材を圧接させた際のニップ通過後の加熱ローラ弾性層の表面形状である。
更に、図6において、直線70は、曲線66が示すニップ形状から搬出してくる記録媒体の姿勢を模擬した直線であり、直線71は、曲線67が示すニップ形状から搬出してくる記録媒体の姿勢を模擬した直線であり、直線72は、曲線68が示すニップ形状から搬出してくる記録媒体の姿勢を模擬した直線である。
図6が示すように、直線72に比べて直線70は、ニップ出口後(曲線69と直線70〜直線72との交点)の加熱定着ローラ表面とのクリアランスが大きいことが分かる(図中の両矢印に相当)。直線70は、ニップ出口後の用紙の姿勢を模擬しているので、ニップ出口後の加熱ローラ表面と用紙表面とのクリアランスが大きいと用紙は剥離し易いと考える。
次の表1に、図2の定着装置20にて剥離実験を行った結果を示す。実験の設定はすべて同じ条件で、ニップ幅を一定にし、加圧部材32の構成だけを変えて剥離実験を行った。記録媒体としてカット用紙を用いた。
Figure 2009053215
この実験では坪量55g/cmの一般的な用紙上にフルカラー画像を付着させ、図2に示した定着装置にて実験を行った。その結果、加圧部材32としてゴム硬度8Hs(JIS−A),ゴム荷重方向厚さ2mmのゴムパッドを用いた場合に、剥離性能が良くなることが確認できた。他の2ケースに関しては十分な剥離性能を得ることはできなかった。これは図6の各直線(用紙姿勢を模擬した線)が示すように、加圧部材32としてゴム硬度8Hs(JIS−A),厚さ2mmの部材を用いた場合、加熱定着ローラ弾性層の変形形状が適正化され、剥離性能が向上したと考える。
ゴム硬度8Hs(JIS−A)の加圧部材の場合は、荷重方向厚みに対して見掛けゴム硬度が急激に変化する点81(図4参照)が0.034kgf/mm(0.333N/mm)で起こり、今回の実験は、この圧力以上で構成されているニップ領域が約3.5mmで、全体のニップ領域の約44%を占めているのが分かる。このニップ領域では、曲線60が示すように、見掛けゴム硬度はゴム荷重方向厚さが薄いと実際のゴム硬度よりも硬く測定されることで、加熱定着ローラ弾性層の変形形状がニップ中央部で大きく変形され、用紙突出状態が適正化されたと考える。すなわち、加圧部材の見掛けゴム硬度がニップ中央領域のみゴム硬度が硬くなる様な現象が起き、この領域内の加熱ローラ弾性層の局所的な変形を生み、ニップ出口部の用紙突出姿勢が適正化された結果、用紙剥離性が向上された。
ゴム硬度20Hs(JIS−A)の加圧部材の場合、点82(図4参照)が0.095kgf/mmにあり、この圧力以上で構成されているニップ領域は無く、用紙突出状態を有利にする加熱定着ローラ弾性層のニップ中央部の変形が無いことが分かる。図3の曲線61が示すように、今回実験した実験点85は、点82よりも右側(ゴム厚さが厚く、見掛けゴム硬度が低い方向)にあり、ゴム硬度8Hs(JIS−A)の場合と違って、見掛けゴム硬度と荷重方向厚さの関係が線形であることが分かる。
同じく、ゴム硬度30Hs(JIS−A)の加圧部材の場合、点83(図4参照)が0.300kgf/mmにあり、この圧力以上で構成されているニップ領域は当然無く、用紙突出状態を有利にする加熱定着ローラ弾性層のニップ中央部の変形が無いことが分かる。曲線62が示すように、今回実験した実験点86は、点83よりも右側(ゴム厚さが厚く、見掛けゴム硬度が低い方向)にあり、ゴム硬度8Hs(JIS−A)の場合と違って、見掛けゴム硬度と荷重方向厚さの関係が線形であることが分かる。
今回の実験から、見掛けゴム硬度が急激に変化する点が起こる圧力値以上で構成されているニップ領域が、全体のニップ領域の40%以上ある場合のみ、加熱定着ローラ弾性層の変形形状を効果的に適正化し、効率的に剥離性能を向上させることが出来ることが確認できた。
今回、ゴム硬度8Hs(JIS−A)の加圧部材を用いた場合に良好な剥離性能を得られたが、図4から判るように、今回用いたゴム硬度8Hs(JIS−A)の加圧部材(図4に黒四角で示す点)では、圧力が0〜0.075kgf/mmで見掛けゴム硬度が50度(ASKER−C)以下となっており、言い換えれば、圧力が0〜0.075kgf/mm(0.735N/mm)の範囲で見掛けゴム硬度が50度(ASKER−C)以下となる加圧部材を用いることで良好な剥離性能を得ることができる。
更に、ニップ出口後の加熱定着ローラ表面と用紙表面とのクリアランスが大きいと用紙は剥離しやすいと言う考えから、加熱定着ローラの外径もこのクリアランスを決めるパラメータのひとつであることが分かる。今回の実験で、加熱定着ローラ外径がφ27mm以上の場合、剥離性能が低下するのが確認できた。従って、加熱定着ローラ外径はφ27mm以下が望ましい。
更に、加熱定着ローラの弾性層の厚さも、加熱定着ローラ表面と用紙表面とのクリアランスを決めるパラメータのひとつであることが分かる。今回の実験から、ゴム厚さが0.8mm以下の場合、剥離性能が低下することが分かった。これは加熱定着ローラ弾性層の厚さが薄くなるにつれ、変形量が小さくなり、ニップ出口部の用紙突出姿勢を適正な状態に出来ないためと考えられる。従って、加熱定着ローラの弾性層の厚さは0.8mm以上が望ましい。
同じく、加熱定着ローラの弾性層のゴム硬度も、クリアランスを決めるパラメータのひとつであることが分かる。今回の実験から、ゴム硬度が8Hs(JIS−A)以上の場合、剥離性能が低下することが分かった。これは加熱定着ローラ弾性層の硬度が高くなるにつれ、変形量が小さくなり、ニップ出口部の用紙突出姿勢を適正な状態に出来ない為と考える。従って、加熱定着ローラの弾性層のゴム硬度は8Hs(JIS−A)以下が望ましい。
図7は、定着装置の第2実施例である。図2の定着装置20と同じ部分には同じ符号を付すとともに、重複する説明は省略する。なお、図1のレーザプリンタ100の定着装置として、本第2実施例の定着装置40を用いることが可能である。
図7に示す定着装置40は、無端状定着部材41を用いた方式で、その無端状定着部材41に圧接される加圧手段30は図2の定着装置20と同じものである。上記無端状部材として構成された定着部材41のループ内には、加圧部材42,加圧部材42を支持する支持部材43,加圧部材42及び支持部材43を加圧手段30方向に付勢する付勢手段としての加圧スプリング44,定着部材41と加圧部材42の間に配置されて両者の摩擦を低減するための低摩擦部材45,定着部材41を張設して回動可能に支持するとともに定着部材41を加熱する2つの加熱ローラ46及び対向部材47が配置されている。加熱ローラ46,46は、それぞれ熱源50を内蔵している。
そして、定着部材41の外周には、加熱ローラ46,46間の上辺にテンションローラとしての第3の加熱ローラ48が、また、図において右側の加熱ローラ46部に第4の加熱ローラ49がそれぞれ配置されている。第3及び第4加熱ローラ48,49は、それぞれ熱源50を内蔵している。テンションローラである第3加熱ローラ48は、付勢手段としての加圧スプリング51により付勢され、定着部材41を挟んで対向部材47に圧接され、無端状部材として構成された定着部材41に所定のテンションを与えている。また、第4加熱ローラ49は、定着部材41を挟んで右側の加熱ローラ46に圧接される。
定着部材41は、ループ内のどちらか一方又は双方の加熱ローラ46,46が図示しない駆動手段により回転駆動されることにより、図中時計回り方向に走行駆動される。第3及び第4加熱ローラ48,49は、回動する定着部材41に従動して回転する。定着部材41に所定の定着ニップを形成させる加圧部材42は弾性部材または弾性層を備える部材であり、第1実施例における加熱定着ローラ21の弾性層23に相当する。
このような構成において、定着部材41は、加熱ローラ46,46により内側から加熱されるとともに、第3及び第4加熱ローラ48,49により外側からも加熱される。未定着トナー像Tを担持する転写紙等の用紙Pは、定着部材41と加圧手段30が圧接されて形成された定着ニップを通過し、各加熱ローラ46,46,48,49により加熱された定着部材41からの熱と、定着ニップにおける圧力とにより、未定着トナー像Tが用紙P上に定着される。なお、ループ内の加熱ローラ46,46により充分な熱量を得られる場合は、外部の加熱ローラ48,49を設けない構成も可能である。また、第3加熱ローラ48部に単なるテンションローラを配置する構成でも良い。
本第2実施例の定着装置40においても、先に説明した第1実施例の定着装置20と同じ加圧手段30を用いており、また、無端状定着部材41はニップ部に弾性部材または弾性層を備える加圧部材42を備えており、該構成により、第1実施例の定着装置20と同様に、画像ズレの発生を防止するとともに用紙へ大きな負荷を与えることがなく、かつ、用紙分離性にも優れた定着装置を提供することができる。
そして、本第2実施例の定着装置40では、未定着トナーに直接接触する定着部材として無端状定着部材41を用いることにより、定着装置全体の大きさにさほど影響を与えることなく、ニップ幅及びニップ出口部の変形形状を設定することが可能となる。したがって、小型且つ定着性に優れた定着装置の実現がより容易である。なお、無端状定着部材41を用いる定着装置40では、加圧側の加圧部材32の幅(用紙搬送方向の長さ)を、定着側の加圧部材42の幅と同等もしくは小さく設定する必要がある。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、加圧手段における加圧部材としては本発明の規定を満たす適宜な部材を使用可能である。また、第1実施例においては、定着部材としての加熱定着ローラを加熱する熱源は、ローラ外部に配置することも可能であるし、加熱方式として誘導加熱方式を採用することも可能である。また、第2実施例においては、無端状定着部材41の張設形状等も任意である。
また、画像形成装置の構成も任意であり、中間転写方式を採用することも可能であるし、モノクロ装置に限らずカラー画像形成装置として構成することも可能である。もちろん、画像形成装置としてはプリンタに限らず、複写機やファクシミリ、あるいは複数の機能を備える複合機であっても良い。
本発明に係る定着装置を備える画像形成装置の一例を模式的に示す断面図である。 定着装置の要部構成を示す断面図である。 ゴム荷重方向厚さに対する見掛けゴム硬度(ASKER―C)について説明する図である。 見掛けゴム硬度(ASKER−C)と圧力の関係を示す図である。 ニップ部圧力分布を示すグラフである。 定着ローラ弾性層の変形形状とニップ出口部における用紙突出姿勢を示す図である。 第2実施例の定着装置の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 感光体ドラム
20,40 定着装置
21 加熱定着ローラ(定着部材)
22 表面被覆層
23 弾性層
24 芯金
25 定着ヒータ(加熱手段)
30 加圧手段(加圧手段)
31 加圧接触部材(無端状加圧接触部材)
32,42 加圧部材(加圧部材)
33,43 支持部材
34,44,51 加圧スプリング
35,45 低摩擦部材
41 無端状定着部材(定着部材)
46,48,49 加熱ローラ
50 熱源(加熱手段)
100 レーザプリンタ

Claims (13)

  1. 加熱手段により加熱される定着部材であって、表面が弾性変形可能な定着部材と、
    前記定着部材に圧接される無端状の加圧接触部材と、該加圧接触部材を前記定着部材に押圧する加圧部材とを有する加圧手段と
    を備え、
    前記定着部材と前記加圧接触部材間に形成されるニップ部に未定着トナー像を担持する記録媒体を通過させて定着を行う定着装置において、
    前記加圧部材が弾性層を有し、
    前記ニップ部領域内における前記加圧部材弾性層の見掛けゴム硬度(ASKER−C)がゴム荷重方向厚さに対して急激に変化し始める点よりも見掛け硬度が高くなるように構成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記加圧部材の記録媒体搬送方向の長さが、前記定着部材に無限平板を圧接させたときに形成されるニップ幅以下であることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加圧部材弾性層は、圧力0〜0.735N/mm の範囲で見掛けゴム硬度が50度(ASKER−C)以下であることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記加圧部材弾性層は、ゴム硬度8Hs(JIS−A)以下、ゴム荷重方向厚さ2mm以下であることを特徴とする、請求項1又は3に記載の定着装置。
  5. 前記加圧部材弾性層はゴム永久歪4%以下であることを特徴とする、請求項1,3,4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記加圧部材弾性層は、ゴム荷重方向厚さ2mm以下であることを特徴とする、請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記定着部材が弾性層を有する定着ローラとして構成され、前記加熱手段が該定着ローラ内部に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  8. 前記定着ローラは直径が27mm以下であり、該定着ローラの前記弾性層はゴム硬度8Hs(JIS−A)以下、ゴム厚さ0.8mm以上であることを特徴とする、請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記定着ローラの前記弾性層は永久歪4%以下であることを特徴とする、請求項7又は8に記載の定着装置。
  10. 前記定着部材が無端状部材として構成され、該無端状定着部材を前記加圧接触部材に圧接させる弾性部材を有することを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  11. 前記定着部材が、熱源を内蔵する複数の加熱ローラに張架されていることを特徴とする、請求項10に記載の定着装置。
  12. 前記加圧接触部材と前記加圧部材の間、または、前記定着部材と前記弾性部材の間に、両者間の摩擦を低減させる低摩擦部材を配置したことを特徴とする、請求項1又は10に記載の定着装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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