JP2009049425A - 導電性ボール載置装置及び導電性ボールの載置方法 - Google Patents

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清明 飯田
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和男 田中
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秀明 坂口
Mitsutoshi Azuma
光敏 東
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Abstract

【課題】本発明は、導電性ボールを複数のパッドに載置する工程及び余分な導電性ボールを除去する工程における処理時間を短縮して、生産性を向上させることができると共に、パッドに導電性ボールを精度良く載置することのできる導電性ボール載置装置及び導電性ボールの載置方法を提供することを目的とする。
【解決手段】開口部13Aを有した導電性ボール収容体13に複数の導電性ボール14を収容し、開口部13Aとパッド35とが対向するように基板18を保持した後、導電性ボール収容体13を振動させると共に、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14と基板18との間に、電位差を発生させることにより、開口部13Aを介して、複数の導電性ボール14を浮上させて、複数のパッド35に対して、それぞれ1つの導電性ボール14を載置する。
【選択図】図17

Description

本発明は、導電性ボール載置装置及び導電性ボールの載置方法に係り、特に粘着材が形成された複数のパッドを有する配線基板又はウエハ等の基板に導電性ボールを載置する導電性ボール載置装置及び導電性ボールの載置方法に関する。
図1〜図6は、従来の導電性ボールの載置方法を説明するための工程図である。
図1〜図6を参照して、従来の導電性ボールの載置方法について説明する。始めに、図1に示す工程では、基板100に設けられた複数のパッド101上にフラックス102を形成すると共に、複数のパッド101間に位置する部分の基板100上にレジスト膜103を形成する。
次いで、図2に示す工程では、複数の開口部106Aを有したマスク106をレジスト膜103上に固定する。開口部106Aは、パッド101を露出するように形成されている。
次いで、図3に示す工程では、複数の導電性ボール108をマスク106上に載せる。次いで、図4に示す工程では、基板100を振動させて、フラックス102が形成された各パッド101上に1つの導電性ボール108を載置する。
次いで、図5に示す工程では、マスク106の上面をスキージ110により擦ることにより、パッド101上に載置されなかった余分な導電性ボール108を除去する。次いで、図6に示す工程では、マスク106を除去する。これにより、パッド101上に導電性ボール108を備えた基板100が製造される(例えば、特許文献1参照。)。
図7は、従来の導電性ボールの他の載置方法を説明するための図である。
図7を参照するに、従来の導電性ボールの他の載置方法では、複数の導電性ボール121を収容するボール収容体122上に、導電性ボール121を通過させる貫通部123A(パッド127に導電性ボール121を載置するための穴)を有したマスク123を配置すると共に、マスク123の外周部上にスペーサ124を配置し、さらにパッド127及びパッド127を覆うフラックス層128を備えた基板125を、フラックス層128とマスク123とが対向するようにスペーサ124上に配置し、ボール収容体122、マスク123、スペーサ124、及び基板125を一体的に激しく揺動させることで、導電性ボール121をパッド127に載置する(例えば、特許文献2参照。)。
特開平11−297886号公報 特開平02−102538号公報
しかしながら、従来の導電性ボールの載置方法(図1〜図6参照)では、フラックス102が形成された各パッド101上に1つの導電性ボール108を載置する工程と、マスク106の上面をスキージ110で擦ることにより余分な導電性ボール108を除去する工程とを別々に行っていたため、導電性ボール108をパッド101に載置する工程及び余分な導電性ボール108を除去する工程において、生産性を向上させることが困難であるという問題があった。
また、従来の導電性ボールの他の載置方法(図7参照)では、ボール収容体122、マスク123、スペーサ124、及び基板125を一体的に激しく揺動させることで、パッド127に導電性ボール121を載置するため、基板125とマスク123との間で位置ずれが発生しやすい。このため、貫通部123Aとパッド127との間の相対的な位置関係にずれが生じやすく、パッド127に導電性ボール121を精度良く載置することができないという問題があった。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、導電性ボールを複数のパッドに載置する工程及び余分な導電性ボールを除去する工程における処理時間を短縮して、生産性を向上させることができると共に、パッドに導電性ボールを精度良く載置することのできる導電性ボール載置装置及び導電性ボールの載置方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、複数のパッドと、前記パッドを露出する粘着材形成用開口部を有したソルダーレジストと、前記粘着材形成用開口部に露出された部分の前記パッドに形成された粘着材とを有する基板の前記粘着材が形成された複数の前記パッドに対して、それぞれ1つの導電性ボールを載置する導電性ボール載置装置であって、前記複数の導電性ボールを収容すると共に、前記複数の導電性ボールを通過させる開口部を有した導電性ボール収容体と、前記開口部と前記パッドとが対向するように前記基板を保持する基板保持装置と、前記導電性ボール収容体の下方に配置され、前記導電性ボール収容体を振動させることで、前記開口部を介して、前記複数の導電性ボールを浮上させる振動装置と、前記導電性ボール収容体に収容された前記複数の導電性ボールと前記基板との間に、電位差を発生させる電位発生装置と、を設けたことを特徴とする導電性ボール載置装置が提供される。
本発明によれば、複数の導電性ボールを収容すると共に、複数の導電性ボールを通過させる開口部を有した導電性ボール収容体と、開口部と前記パッドとが対向するように基板を保持する基板保持装置と、導電性ボール収容体の下方に配置され、導電性ボール収容体を振動させることで、開口部を介して、複数の導電性ボールを浮上させる振動装置と、導電性ボール収容体に収容された複数の導電性ボールと基板との間に、電位差を発生させる電位発生装置と、を設けることにより、浮上させた複数の導電性ボールのうち、粘着材が形成されたパッドに載置されなかった余分な導電性ボールが導電性ボール収容体に落下するため、導電性ボールを複数のパッドに載置する工程と、余分な導電性ボールを除去する工程とを同時に行うことが可能となる。これにより、導電性ボールを複数のパッドに載置する工程及び余分な導電性ボールを除去する工程における処理時間を短縮することが可能となるため、生産性を向上させることができる。
また、導電性ボール収容体に収容された複数の導電性ボールと基板との間に、電位差を発生させることにより、電気的な引力により複数の導電性ボールがパッドに引き寄せられるため、導電性ボールを複数のパッドに載置する工程に要する時間をさらに短くすることができる。
また、複数のパッドのみに粘着材を形成することにより、パッドに導電性ボールを載置するための貫通部を有したマスクが不要となる。これにより、基板とマスクとの間の位置ずれが発生することがなくなるため、パッドに導電性ボールを精度良く載置することができる。
本発明の他の観点によれば、複数のパッドと、前記パッドを露出する粘着材形成用開口部を有したソルダーレジストと、前記粘着材形成用開口部に露出された部分の前記パッドに形成された粘着材とを有する基板の前記粘着材が形成された複数の前記パッドに対して、それぞれ1つの導電性ボールを載置する導電性ボールの載置方法であって、開口部を有した導電性ボール収容体に複数の前記導電性ボールを収容し、前記開口部と前記パッドとが対向するように前記基板を保持した後、前記導電性ボール収容体を振動させると共に、前記導電性ボール収容体に収容された複数の前記導電性ボールと前記基板との間に、電位差を発生させることにより、前記開口部を介して、複数の前記導電性ボールを浮上させて、複数の前記パッドに対して、それぞれ1つの前記導電性ボールを載置することを特徴とする導電性ボールの載置方法が提供される。
本発明によれば、開口部を有した導電性ボール収容体に複数の導電性ボールを収容し、開口部とパッドとが対向するように基板を保持した後、導電性ボール収容体を振動させると共に、導電性ボール収容体に収容された複数の導電性ボールと基板との間に、電位差を発生させることにより、開口部を介して、複数の導電性ボールを浮上させて、複数のパッドに対して、それぞれ1つの導電性ボールを載置することにより、浮上させた複数の導電性ボールのうち、粘着材が形成されたパッドに載置されなかった余分な導電性ボールが導電性ボール収容体に落下するため、導電性ボールを複数のパッドに載置する工程と、余分な導電性ボールを除去する工程とを同時に行うことが可能となる。これにより、導電性ボールを複数のパッドに載置する工程及び余分な導電性ボールを除去する工程における処理時間を短縮することが可能となるため、生産性を向上させることができる。
また、導電性ボール収容体に収容された複数の導電性ボールと基板との間に、電位差を発生させることにより、電気的な引力により複数の導電性ボールがパッドに引き寄せられるため、導電性ボールを複数のパッドに載置する工程に要する時間をさらに短くすることができる。
本発明によれば、導電性ボールを複数のパッドに載置する工程及び余分な導電性ボールを除去する工程における処理時間を短縮して、生産性を向上させることができると共に、パッドに導電性ボールを精度良く載置することができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図8は、本発明の第1の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。図8では、基板保持装置15により保持された基板18の下方から複数の導電性ボール14を浮上させた状態を図示する。また、図8において、Z,Z方向は鉛直方向を示しており、X,X方向はZ,Z方向と直交する方向を示している。
図8を参照するに、第1の実施の形態の導電性ボール載置装置10は、ステージ11と、導電性ボール供給装置である振動装置12と、導電性ボール収容体13と、複数の導電性ボール14と、基板18を保持する基板保持装置15とを有する。
始めに、説明の便宜上、基板保持装置15により保持される基板18の構成について説明する。基板18は、板状とされた基板本体26に複数の基板25が形成された構成とされている。つまり、基板18は、個片化される前の複数の基板25の集合体である。基板本体26としては、例えば、ガラスエポキシ樹脂を用いることができる。
基板25は、基板本体26と、貫通ビア28と、上部配線29と、パッド31,35と、ソルダーレジスト32,37と、下部配線34と、粘着材38とを有する。貫通ビア28は、基板本体26を貫通するように設けられている。貫通ビア28の上端部は、パッド31と接続されており、貫通ビア28の下端部は、パッド35と接続されている。
上部配線29は、基板本体26の上面26Aに設けられている。上部配線29は、パッド31と接続されている。パッド31は、貫通ビア26の形成位置に対応する部分の基板本体26の上面26Aに設けられている。パッド31は、貫通ビア28と接続されている。パッド31は、電子部品(例えば、受動部品等)を実装するためのものである。ソルダーレジスト32は、上部配線29を覆うように基板本体26の上面26Aに設けられている。ソルダーレジスト32は、パッド31を露出する開口部32Aを有する。
下部配線34は、基板本体26の下面26Bに設けられている。下部配線34は、パッド35と接続されている。パッド35は、貫通ビア26の形成位置に対応する部分の基板本体26の下面26Bに設けられている。パッド35は、貫通ビア28と接続されている。パッド35は、貫通ビア28を介して、パッド31と電気的に接続されている。パッド35には、粘着材38を介して、基板25の外部接続端子となる1つの導電性ボール14が配設されている。
ソルダーレジスト37は、下部配線34を覆うように基板本体26の下面26Bに設けられている。ソルダーレジスト37は、パッド35を露出する開口部37Aを有する。粘着材38は、開口部37Aを充填するようにパッド35に設けられている。粘着材38は、振動装置12が導電性ボール収容体13を振動させた際に浮上する導電性ボール14を仮固定するためのものである。粘着材38としては、例えば、フラックスやはんだペースト等を用いることができる。
上記構成とされた基板18は、粘着材38が形成された複数のパッド35が開口部13Aから露出された複数の導電性ボール14と対向するように、基板保持装置15により保持されている。
ステージ11は、振動装置12を介して、導電性ボール収容体13を支持するためのものである。振動装置12は、ステージ11上に設けられている。振動装置12は、導電性ボール収容体13とステージ11との間に配設されている。振動装置12は、複数の導電性ボール14を収容した導電性ボール収容体13を振動させることにより、複数の導電性ボール14を浮上させて、導電性ボール収容体13の上方に配置された基板18に複数の導電性ボール14を供給するためのものである。
このような振動装置12を設け、基板18の下方側から複数の導電性ボール14を浮上させることにより、浮上させた複数の導電性ボール14のうち、粘着材38が形成されたパッド35に載置されなかった余分な導電性ボール14が導電性ボール収容体13に落下するため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程と、余分な導電性ボール14を除去する工程とを同時に行うことが可能となる。これにより、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程及び余分な導電性ボール14を除去する工程における処理時間を短縮することが可能となるため、生産性を向上させることができる。
導電性ボール収容体13は、複数の導電性ボール14を収容するためのものである。導電性ボール収容体13の上端部には、振動装置12により浮上された複数の導電性ボール14を通過させるための開口部13Aが形成されている。開口部13Aを通過した複数の導電性ボール14は、基板18に到達して、粘着材38が形成されたパッド35に載置される。導電性ボール収容体13の材料としては、例えば、金属を用いることができる。
複数の導電性ボール14は、導電性ボール収容体13に収容されている。導電性ボール14は、基板25の外部接続端子となるものである。導電性ボール14としては、例えば、はんだボールを用いることができる。また、導電性ボール14としてはんだボールを用いた場合、導電性ボール14の直径は、例えば、10μm〜100μmとすることができる。
基板保持装置15は、振動装置12とは別体とされており、導電性ボール収容体13の上方に配置されている。基板保持装置15は、基板保持部21と、支持体22とを有する。基板保持部21は、その下面21Aが導電性ボール収容体13の開口部13Aと対向するように配置されている。基板保持部21は、板状とされている。基板保持部21は、その下面21Aに基板18を保持するためのものである。基板18の保持方法としては、例えば、吸着や機械的な保持(例えば、クランプ等)等を用いることができる。また、基板保持部21により保持された基板18の粘着材38と導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14との距離D1は、例えば、1mmとすることができる。支持体22は、基板保持部21を支持するためのものである。
上記構成とされた基板保持装置15に保持された基板18は、振動装置12及び導電性ボール収容体13から離間した状態で、振動装置12及び導電性ボール収容体13の上方に配置される。
本実施の形態の導電性ボール載置装置によれば、複数の導電性ボール14を収容すると共に、複数の導電性ボール14を供給する開口部13Aを有した導電性ボール収容体13と、開口部13Aと対向するように導電性ボール収容体13の上方に配置され、複数の導電性ボール14と複数のパッド35とが対向するように基板18を保持する基板保持装置15と、複数の導電性ボール14を浮上させる振動装置12とを設けることにより、浮上させた複数の導電性ボール14のうち、粘着材38が形成されたパッド35に載置されなかった余分な導電性ボール14が導電性ボール収容体13に落下するため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程と、余分な導電性ボール14を除去する工程とを同時に行うことが可能となる。これにより、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程及び余分な導電性ボール14を除去する工程における処理時間を短縮することが可能となるため、生産性を向上させることができる。
また、複数のパッド35のみに粘着材38を設けることにより、パッド35に導電性ボール14を載置するための貫通部を有したマスクが不要となるため、基板18とマスクとの間の位置ずれが発生することがなくなるので、パッド35に導電性ボール14を精度良く載置することができる。
図9〜図15は、本発明の第1の実施の形態に係る導電性ボール載置装置を用いた導電性ボールの載置方法を説明するための工程図である。図9〜図15において、先に説明した図8に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。また、図9、図14、及び図15において、Aは基板18を個片化する際に切断する位置(以下、「切断位置A」とする)を示している。
図9〜図15を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る導電性ボール載置装置10を用いた導電性ボール14の載置方法について説明する。
始めに、図9に示す工程では、周知の手法により、複数のパッド35に粘着材38が設けられた基板18を形成する。次いで、図10に示す工程では、複数の導電性ボール14を導電性ボール収容体13に充填する。
次いで、図11に示す工程では、複数の導電性ボール14と粘着材38が設けられた複数のパッド35とを対向させると共に、基板保持部21により、複数の導電性ボール14の上方に振動装置12及び導電性ボール収容体13から離間するように基板18を保持する。
次いで、図12に示す工程では、振動装置12により導電性ボール収容体13を振動させて、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14を浮上させることにより、複数の導電性ボール14を複数のパッド35に供給する。
これにより、浮上させた複数の導電性ボール14のうち、粘着材38が形成されたパッド35に載置されなかった余分な導電性ボール14が導電性ボール収容体13に落下するため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程と、余分な導電性ボール14を除去する工程とを同時に行うことが可能となる。このため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程及び余分な導電性ボール14を除去する工程における処理時間を短縮することが可能となるので、生産性を向上させることができる。
なお、振動装置12による導電性ボール収容体13の振動は、全てのパッド35に導電性ボール14が載置されるまで行う。
次いで、図13に示す工程では、全てのパッド35に導電性ボール14が載置された後、振動装置12による導電性ボール収容体13の振動を停止する。
次いで、図14に示す工程では、基板保持部21から導電性ボール14が載置された基板18を取り外す。その後、図14に示す構造体を加熱して、導電性ボール14とパッド35とを接合し、粘着剤38の洗浄を行う。
次いで、図15に示す工程では、切断位置Aに沿って、図14に示す構造体を切断する。これにより、導電性ボール14を備えた複数の基板25が製造される。
本実施の形態の導電性ボールの載置方法によれば、複数の導電性ボール14と粘着材38が設けられた複数のパッド35とが対向するように保持された基板18の下方側から複数の導電性ボール14を浮上させることにより、浮上させた複数の導電性ボール14のうち、粘着材38が形成されたパッド35に載置されなかった余分な導電性ボール14が導電性ボール収容体13に落下するため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程と、余分な導電性ボール14を除去する工程とを同時に行うことが可能となる。これにより、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程及び余分な導電性ボール14を除去する工程における処理時間を短縮することが可能となるので、生産性を向上させることができる。
また、複数のパッド35のみに粘着材38を設けることにより、パッド35に導電性ボール14を載置するための貫通部を有したマスクが不要となるため、基板18とマスクとの間の位置ずれが発生することがなくなるので、パッド35に導電性ボール14を精度良く載置することができる。
なお、本実施の形態では、導電性ボール供給装置として振動装置12を用いた場合を例に挙げて説明したが、導電性ボール供給装置は、複数の導電性ボール14を浮上させることが可能な手段であればよい。例えば、振動装置12の代わりにエアを供給することで複数の導電性ボール14を浮上させるエア供給装置を用いてもよい。
(第2の実施の形態)
図16は、本発明の第2の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。図16では、基板保持装置15により保持された基板18の下方から複数の導電性ボール14を浮上させた状態を図示する。また、図16において、第1の実施の形態の導電性ボール載置装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図16を参照するに、第2の実施の形態の導電性ボール載置装置45は、第1の実施の形態の導電性ボール載置装置10の構成に、マスク46を設けた以外は導電性ボール載置装置10と同様に構成される。
マスク46は、ソルダーレジスト37に形成されたレジスト膜47を介して、基板18に固定されている。マスク46は、導電性ボール収容体13から離間した位置に配置されている。マスク46は、貫通部46Aを有する。貫通部46Aは、各パッド35の形成位置に対応する部分のマスク46を貫通するように複数形成されている。貫通部46Aは、パッド35を露出している。貫通部46Aの直径R1は、1つの導電性ボール14のみが通過可能な大きさ(導電性ボール14の直径よりも少し大きい大きさ)とされている。具体的には、導電性ボール14の直径が100μmの場合、マスク46の貫通部46Aの直径R1は、例えば、120μmとすることができる。また、マスク46の材料としては、例えば、金属を用いることができる。
本実施の形態の導電性ボール載置装置によれば、複数のパッド35の形成位置に対応する部分に複数の貫通部46Aを有したマスク46を基板18に固定すると共に、貫通部46Aの直径R1を1つの導電性ボール14のみが通過可能な大きさとすることにより、粘着材38が形成された1つのパッド35に複数の導電性ボール14が載置されることを防止できる。
本実施の形態の導電性ボール載置装置45を用いた場合、第1の実施の形態で説明した導電性ボール14の載置方法と同様な手法により、複数のパッド35に導電性ボール14を載置することができる。
本実施の形態の導電性ボールの載置方法によれば、複数のパッド35の形成位置に対応する部分に複数の貫通部46Aを有したマスク46を基板18に固定し、その後、複数の導電性ボール14を浮上させることにより、貫通部46Aの直径R1が1つの導電性ボール14のみが通過可能な大きさであるため、粘着材38が形成された1つのパッド35に複数の導電性ボール14が載置されることを防止できる。
また、マスク46を用いることにより、粘着材38が形成されていない部分の基板18に複数の導電性ボール14が衝突することがなくなるため、導電性ボール14の衝突により基板18が破損することを防止できる。
さらに、基板保持装置15と振動装置12とを別体にすると共に、複数の導電性ボール14と複数のパッド35とを対向させ、複数の導電性ボール14の上方に振動装置12及び導電性ボール収容体13から離間するように基板18を配置することにより、振動装置12の駆動(振動)に起因する基板18とマスク46との間の位置ずれが発生することがなくなるため、パッド35に導電性ボール14を精度良く載置することができる。
(第3の実施の形態)
図17は、本発明の第3の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。図17では、基板保持装置15により保持された基板18の下方から複数の導電性ボール14を浮上させた状態を図示する。また、図17において、第2の実施の形態の導電性ボール載置装置45と同一構成部分には同一符号を付す。
図17を参照するに、第3の実施の形態の導電性ボール載置装置50は、第2の実施の形態の導電性ボール載置装置45の構成に、電位差発生装置51と、絶縁部材52A,52Bとを設けた以外は導電性ボール載置装置45と同様に構成される。
電位差発生装置51は、電源54と、配線56〜58とを有した構成とされている。電源54は、プラス端子54Aと、マイナス端子54Bとを有する。プラス端子54Aは、配線56を介して、基板18と電気的に接続されている。これにより、基板18は、プラス電位とされている。マイナス端子54Bは、配線57を介して、グラウンドと接続されている。これにより、マイナス端子54Bは、グラウンド電位とされている。
配線56は、一方の端部が基板18と接続されており、他方の端部がプラス端子54Aと接続されている。配線57は、一方の端部がマイナス端子54Bと接続されており、他方の端部がグラウンドと接続されている。配線58は、一方の端部が配線57と接続されており、他方の端部が導電性ボール収容体13と接続されている。これにより、導電性ボール収容体13及び導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14は、グラウンド電位とされている。
上記構成とされた電位差発生装置51は、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14と基板18との間に電位差を発生させるためのものである。複数の導電性ボール14と基板18との間に発生させる電位差は、該電位差により複数の導電性ボール14と基板18との間に発生する電気的な引力が導電性ボール14に加わる重力を超えないように設定するとよい。具体的には、複数の導電性ボール14と基板18との間に発生させる電位差は、例えば、数百V〜数万Vとすることができる。
このように、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14と基板18との間に電位差を発生させる電位差発生装置51を設けることにより、浮上した複数の導電性ボール14が電気的な引力により基板18に引き寄せられるため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程における処理時間を短くすることができる。
絶縁部材52Aは、振動装置12と導電性ボール収容体13との間に設けられている。絶縁部材52Aは、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14を帯電させやすくするためのものである。絶縁部材52Bは、基板保持部21と支持体22との間に設けられている。絶縁部材52Bは、基板保持部21と支持体22とを絶縁するためのものである。
本実施の形態の導電性ボール載置装置によれば、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14と基板18との間に電位差を発生させる電位差発生装置51を設けることにより、浮上した複数の導電性ボール14が電気的な引力により基板18に引き寄せられるため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程における処理時間を短くすることができる。
本実施の形態の導電性ボール載置装置50を用いた場合、第1の実施の形態で説明した図11及び図12に示す工程において、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14と基板18との間に電位差を発生させる以外は、第1の実施の形態の導電性ボール14の載置方法と同様な手法により、複数のパッド35に導電性ボール14を載置することができる。
本実施の形態の導電性ボールの載置方法によれば、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14と基板18との間に電位差を発生させた後、複数の導電性ボール14を浮上させることにより、浮上した複数の導電性ボール14が電気的な引力により基板18に引き寄せられるため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程における処理時間を短くすることができる。
なお、本実施の形態では、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14をグラウンド電位にすると共に、基板18をプラス電位とした場合を例に挙げて説明したが、基板18をグラウンド電位にすると共に、複数の導電性ボール14をプラス電位としてもよい。
(第4の実施の形態)
図18は、本発明の第4の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。図18では、基板保持装置15により保持された基板18の下方から複数の導電性ボール14を浮上させた状態を図示する。また、図18において、第3の実施の形態の導電性ボール載置装置50と同一構成部分には同一符号を付す。
図18を参照するに、第4の実施の形態の導電性ボール載置装置60は、第3の実施の形態の導電性ボール載置装置50の構成に、さらに帯電用部材61を設けた以外は導電性ボール載置装置50と同様に構成される。なお、本実施の形態では、帯電用部材61として配線を用いた場合を例に挙げて以下の説明をする。
帯電用部材61は、一方の端部が配線57と接続されており、他方の端部がマスク46と接続されている。これにより、マスク46は、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14の電位と略等しいグラウンド電位とされている。
本実施の形態の導電性ボール載置装置によれば、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14と基板18との間に電位差を発生させる電位差発生装置51と、マスク46の電位を導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14の電位と略等しくする帯電用部材61とを設けることにより、浮上した複数の導電性ボール14が電気的な引力によりパッド35に引き寄せられるため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程における処理時間をさらに短くすることができる。
本実施の形態の導電性ボール載置装置60を用いた場合、第1の実施の形態で説明した図11及び図12に示す工程において、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14と基板18との間に電位差を発生させると共に、マスク46の電位を導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14の電位と略等しくする以外は、1の実施の形態の導電性ボール14の載置方法と同様な手法により、複数のパッド35に導電性ボール14を載置することができる。
本実施の形態の導電性ボールの載置方法によれば、導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14と基板18との間に電位差を発生させると共に、マスク46の電位を導電性ボール収容体13に収容された複数の導電性ボール14の電位と略等しくした後に、複数の導電性ボール14を浮上させることにより、電気的な引力により複数の導電性ボール14がパッド35に引き寄せられるため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程における処理時間をさらに短くすることができる。
(第5の実施の形態)
図19は、本発明の第5の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。図19では、マスク46が設けられた基板18に対して、鉛直方向(Z,Z方向)と直交する方向から複数の導電性ボール14を吹き付けた状態を図示している。また、図19において、第2の実施の形態の導電性ボール載置装置45と同一構成部分には同一符号を付す。
図19を参照するに、第5の実施の形態の導電性ボール載置装置70は、第2の実施の形態の導電性ボール載置装置45に設けられたステージ11、振動装置12、及び導電性ボール収容体13の代わりに支持台71、導電性ボール収容体72、導電性ボール供給装置であるエア供給装置73、及び導電性ボール回収容器74を設けると共に、鉛直方向(Z,Z方向)と直交する方向において、導電性ボール収容体72の開口部76Aとパッド35とが対向するように基板保持装置15により基板18を保持した以外は、導電性ボール載置装置45と同様に構成される。
支持台71は、導電性ボール収容体72及びエア供給装置73を支持するためのものである。導電性ボール収容体72は、前面板76と、背面板77とを有する。導電性ボール収容体72は、前面板76が複数のパッド35と対向するように支持台71上に配置されている。前面板76は、複数の開口部76Aを有する。開口部76Aは、パッド35と対向する部分の前面板76を貫通するように形成されている。導電性ボール14の直径が100μmの場合、開口部76Aの直径R2は、例えば、150μmとすることができる。また、前面板76と粘着材38との距離D2は、例えば、1mmとすることができる。
背面板77は、複数のエア導入口77Aを有する。エア導入口77Aは、開口部76Aと対向する部分の背面板77を貫通するように形成されている。複数のエア導入口77Aは、エア供給装置73から供給されるエアを導電性ボール収容体72内に導入するためのものである。
エア供給装置73は、支持台71上に設けられており、導電性ボール収容体72の背面板77と接触している。エア供給装置73は、エア導入口77Aを介して、導電性ボール収容体72内にエアを供給するための装置である。エア供給装置73は、導電性ボール収容体72内にエアを供給することにより、開口部76Aを介して、マスク46が設けられた基板18(具体的には、複数のパッド35)に複数の導電性ボール14を吹き付けて、複数のパッド35にそれぞれ1つの導電性ボール14を載置するためのものである。
基板18に吹き付けられた複数の導電性ボール14のうち、粘着材38が形成されたパッド35に載置されない余分な導電性ボール14は、重力により鉛直方向に落下するため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程と余分な導電性ボール14を除去する工程とを同時に行うことが可能となる。これにより、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程及び余分な導電性ボール14を除去する工程における処理時間を短縮することが可能となるため、生産性を向上させることができる。
導電性ボール回収容器74は、基板18の下方に配置されている。導電性ボール回収容器74の上端部は、開放されている。導電性ボール回収容器74は、重力により鉛直方向に落下するパッド35に載置されない余分な導電性ボール14を回収するためのものである。このような、導電性ボール回収容器74を設けることにより、回収した導電性ボール14を再利用することができる。
本実施の形態の導電性ボール載置装置によれば、複数の導電性ボール14を収容すると共に、複数の導電性ボール14を供給する複数の開口部76Aを有した導電性ボール収容体72と、鉛直方向(Z,Z方向)と直交する方向において、導電性ボール収容体72の開口部76Aとパッド35とが対向するように基板18を保持する基板保持装置15と、複数のパッド35に複数の導電性ボール14を吹き付けるエア供給装置73とを設けることにより、基板18に吹き付けられた複数の導電性ボール14のうち、粘着材38が形成されたパッド35に載置されない余分な導電性ボール14が重力により鉛直方向に落下するため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程と余分な導電性ボール14を除去する工程とを同時に行うことが可能となる。
これにより、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程及び余分な導電性ボール14を除去する工程における処理時間を短縮することが可能となるので、生産性を向上させることができる。
本実施の形態の導電性ボール載置装置70を用いた場合、第1の実施の形態で説明した図12に示す工程において、エア供給装置73から供給されたエアにより基板18に複数の導電性ボール14を供給する以外は、第1の実施の形態で説明した導電性ボール14の載置方法と同様な手法により、複数のパッド35に導電性ボール14を載置することができる。
本実施の形態の導電性ボールの載置方法によれば、鉛直方向(Z,Z方向)と直交する方向において、開口部76Aとパッド35とが対向するように基板18を保持し、その後、エア供給装置73により複数のパッド35に複数の導電性ボール14を吹き付けることにより、基板18に吹き付けられた複数の導電性ボール14のうち、パッド35に載置されない余分な導電性ボール14が重力により鉛直方向に落下するため、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程と余分な導電性ボール14を除去する工程とを同時に行うことが可能となる。
これにより、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程及び余分な導電性ボール14を除去する工程に要する時間を従来よりも短縮することが可能となるので、導電性ボール14を複数のパッド35に載置する工程及び余分な導電性ボール14を除去する工程における生産性を向上させることができる。
なお、本実施の形態の導電性ボール載置装置70に、第3の実施の形態で説明した電位差発生装置51(図17参照)を設けてもよい。この場合、第3の実施の形態の導電性ボール載置装置50と同様な効果を得ることができる。
また、本実施の形態の導電性ボール載置装置70に、第3の実施の形態で説明した電位差発生装置51(図17参照)と、第4の実施の形態で説明した帯電用部材61(図18参照)とを設けてもよい。この場合、第4の実施の形態の導電性ボール載置装置60と同様な効果を得ることができる。
(第6の実施の形態)
図20は、本発明の第6の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。図20では、基板保持装置15により保持された基板18の下方から複数の導電性ボール14を浮上させた状態を図示する。また、図20において、第2の実施の形態の導電性ボール載置装置45と同一構成部分には同一符号を付す。
図20を参照するに、第6の実施の形態の導電性ボール載置装置80は、第2の実施の形態の導電性ボール載置装置45に設けられたマスク46及びステージ11の代わりに板体81及び収容ステージ82を設けると共に、導電性ボール載置装置45に設けられたレジスト膜47を構成要素から取り除いた以外は導電性ボール載置装置45と同様に構成される。
収容ステージ82は、振動装置12及び導電性ボール収容体13を収容する収容部82Aを有する。収容ステージ82は、振動装置12の下端部と接触している。収容ステージ82は、振動装置12を介して、導電性ボール収容体13を支持している。
板体81は、収容ステージ82に設けられており、導電性ボール収容体13の上方に配置されている。板体81は、複数の貫通部81Aを有する。貫通部81Aは、パッド35と対向する部分の板体81を貫通するように形成されている。複数の貫通部81Aを有した板体81は、パッド35に形成された粘着材38に向けて、導電性ボール14を放出するためのマスクである。導電性ボール14の直径が100μmの場合、貫通部81Aの直径は、例えば、120μmとすることができる。また、板体81の材料としては、例えば、金属を用いることができる。
本実施の形態の導電性ボール載置装置によれば、振動装置12及び導電性ボール収容体13を収容する収容ステージ82を設けると共に、パッド35に形成された粘着材38に向けて導電性ボール14を放出する貫通部81Aを備えた板体81を収容ステージ82に設けることにより、レジスト膜47を用いてマスク46を各基板18に取り付けて導電性ボール14を粘着材38が形成されたパッド35に載置する場合と比較して、導電性ボール14を容易に載置することができると共に、導電性ボール載置工程における生産性を向上させることができる。
本実施の形態の導電性ボール14の載置方法は、第2の実施の形態の導電性ボール14の載置方法と同様な手法により行うことができる。本実施の形態の導電性ボールの載置方法は、第2の実施の形態の導電性ボール14の載置方法と同様な効果を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、粘着材が形成された複数のパッドを有する基板に導電性ボールを載置する導電性ボール載置装置及び導電性ボールの載置方法に適用できる。
従来の導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その1)である。 従来の導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その2)である。 従来の導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その3)である。 従来の導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その4)である。 従来の導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その5)である。 従来の導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その6)である。 従来の導電性ボールの他の載置方法を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る導電性ボール載置装置を用いた導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係る導電性ボール載置装置を用いた導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その2)である。 本発明の第1の実施の形態に係る導電性ボール載置装置を用いた導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その3)である。 本発明の第1の実施の形態に係る導電性ボール載置装置を用いた導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その4)である。 本発明の第1の実施の形態に係る導電性ボール載置装置を用いた導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その5)である。 本発明の第1の実施の形態に係る導電性ボール載置装置を用いた導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その6)である。 本発明の第1の実施の形態に係る導電性ボール載置装置を用いた導電性ボールの載置方法を説明するための工程図(その7)である。 本発明の第2の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る導電性ボール載置装置の断面図である。
符号の説明
10,45,50,60,70,80 導電性ボール載置装置
11 ステージ
12 振動装置
13,72 導電性ボール収容体
13A,76A,32A,37A 開口部
14 導電性ボール
15 基板保持装置
18,25 基板
21 基板保持部
21A,26B 下面
22 支持体
26 基板本体
26A 上面
28 貫通ビア
29 上部配線
31,35 パッド
32,37 ソルダーレジスト
34 下部配線
38 粘着材
46 マスク
46A,81A 貫通部
47 レジスト膜
51 電位差発生装置
52A,52B 絶縁部材
54 電源
54A プラス端子
54B マイナス端子
56〜58 配線
61 帯電用部材
71 支持台
73 エア供給装置
74 導電性ボール回収容器
76 前面板
77 背面板
77A エア導入口
81 板体
82 収容ステージ
82A 収容部
A 切断位置
D1,D2 距離
R1,R2 直径

Claims (2)

  1. 複数のパッドと、前記パッドを露出する粘着材形成用開口部を有したソルダーレジストと、前記粘着材形成用開口部に露出された部分の前記パッドに形成された粘着材とを有する基板の前記粘着材が形成された複数の前記パッドに対して、それぞれ1つの導電性ボールを載置する導電性ボール載置装置であって、
    前記複数の導電性ボールを収容すると共に、前記複数の導電性ボールを通過させる開口部を有した導電性ボール収容体と、
    前記開口部と前記パッドとが対向するように前記基板を保持する基板保持装置と、
    前記導電性ボール収容体の下方に配置され、前記導電性ボール収容体を振動させることで、前記開口部を介して、前記複数の導電性ボールを浮上させる振動装置と、
    前記導電性ボール収容体に収容された前記複数の導電性ボールと前記基板との間に、電位差を発生させる電位発生装置と、を設けたことを特徴とする導電性ボール載置装置。
  2. 複数のパッドと、前記パッドを露出する粘着材形成用開口部を有したソルダーレジストと、前記粘着材形成用開口部に露出された部分の前記パッドに形成された粘着材とを有する基板の前記粘着材が形成された複数の前記パッドに対して、それぞれ1つの導電性ボールを載置する導電性ボールの載置方法であって、
    開口部を有した導電性ボール収容体に複数の前記導電性ボールを収容し、前記開口部と前記パッドとが対向するように前記基板を保持した後、
    前記導電性ボール収容体を振動させると共に、前記導電性ボール収容体に収容された複数の前記導電性ボールと前記基板との間に、電位差を発生させることにより、前記開口部を介して、複数の前記導電性ボールを浮上させて、複数の前記パッドに対して、それぞれ1つの前記導電性ボールを載置することを特徴とする導電性ボールの載置方法。
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