JP2009048734A - 光ディスク記録方法、光ディスク記録再生装置及び光ディスク - Google Patents
光ディスク記録方法、光ディスク記録再生装置及び光ディスク Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本光ディスク記録方法は、データ記録対象の光ディスクのメディアIDを読み出すステップと、読み出されたメディアIDがλ=405nmに吸収スペクトルを有し且つ有機色素を用いた光ディスクであることを示している場合には、最短マークを形成するためのライトパルスのパルス長が、記録特性に関する指標値について予め定められた条件を満たす範囲で最短値になるよう設定する設定ステップとを含む。本願発明者の非自明な知見によれば、上で述べた条件を満たすように最短マークを形成するためのライトパルスのパルス長を最短に設定することによって、アシンメトリ値やβ値とメインパワーPwとの関係が適切な直線で表されるようになる。
【選択図】図7
Description
図3にマルチパルス型の記録パルス(Write Pulse)の波形を模式的に示す。図3(c)において、スペース形成時には、スペース形成に必要な記録パワーであるスペース形成パワーPsが用いられ、マーク形成時には、メインパワーPwが用いられ、3T以上のマークでトップパルス以降の各パルスの間にはバイアスパワーPbwが用いられ、マークの最後のパルスの後の下向きのパルスであるクーリングパルスにはクーリングパルスパワーPcが用いられる。なお、図3(a)は、記録データ(2Tマーク(P2T)及び8Tマーク(P8T))を表し、図3(b)は、サンプリング信号波形を表す。本願発明者は、有機色素を用いた光ディスクであっても、バイアスパワーPbwを図3に示すように従来より上昇させることによって、図4に示すようにアシンメトリ値とメインパワーPwとが線形性を有するようになることを非自明に見出した。特に、Pbwを、再生時のリードパワーPrより高くすることが好ましい。なお、2Tのパルス長を2Ttopと表し、例えばn(nは3以上の整数)Tの場合の最初のパルスのパルス長をnTtopと表す(図3では8Tマークであるから、8Ttopと表す)。また、3T以上のマークで生ずる中間パルスのパルス長をTmpと表し、クーリングパルスのパルス長をTclと表す。
1.6<2Ttop/Tlp<2.4
がDCJ特性を満足し、且つメインパワーPw変化に対してβ値やアシンメトリ値が線形的に追従しやすい範囲である。
本発明の実施の形態におけるドライブ・システムの機能ブロック図を図12を用いて説明する。本発明の実施の形態に係るドライブ・システムは、光ディスク記録再生装置100と、テレビ受像器などの表示部とリモートコントローラなどの操作部とを含む入出力システム(図示せず)とを含む。
110 ピックアップ部 111 LD
112 PD 113 コリメートレンズ
114 対物レンズ 115 検出レンズ
116 ビームスプリッタ 121 LDドライバ
123 データ復調回路 124 特性値検出部
125 制御回路 126 メモリ回路
127 メモリ 128 I/F 129 データ変調回路
131 等化器 132 サーボ制御回路
150 光ディスク
Claims (24)
- データ記録対象の光ディスクのメディアIDを読み出すステップと、
読み出されたメディアIDがλ=405nmに吸収スペクトルを有し且つ有機色素を用いた光ディスクであることを示している場合には、最短マークを形成するためのライトパルスのパルス長が、記録特性に関する指標値について予め定められた条件を満たす範囲で最短値になるよう設定する設定ステップと、
を含む光ディスク記録方法。 - 前記記録特性に関する指標値について予め定められた条件が、DCジッタについて予め定められた閾値以下であるという条件、DCジッタが予め定められた第2の閾値以下となるライトパワーの幅が所定値以上であるという条件、アシンメトリ値について予め定められた閾値未満であるという条件、β値について予め定められた閾値未満であるという条件のいずれかである
請求項1記載の光ディスク記録方法。 - 前記設定ステップが、
バイアスパワーPbwを、リードパワーPrより高く設定するステップ
を含む請求項1記載の光ディスク記録方法。 - データ記録対象の光ディスクのメディアIDを読み出すステップと、
読み出されたメディアIDがλ=405nmに吸収スペクトルを有し且つ有機色素を用いた光ディスクであることを示している場合には、最短マークを形成するためのライトパルスのパルス長を、記録特性に関する指標値が予め定められた条件を満たすライトパワーの幅である前記記録特性のマージンが予め定められた閾値以上最大値未満であって且つ前記記録特性のマージンと前記ライトパルスのパルス長との関係を表す曲線の接線の傾きが正である範囲に入るように設定する設定ステップと、
を含む光ディスク記録方法。 - 前記記録特性に関する指標値が、DCジッタ、アシンメトリ値又はβ値である
請求項4記載の光ディスク記録方法。 - 前記設定ステップが、
バイアスパワーPbwを、リードパワーPrより高く設定するステップ
を含む請求項4記載の光ディスク記録方法。 - データ記録対象の光ディスクのメディアIDを読み出すステップと、
読み出されたメディアIDがλ=405nmに吸収スペクトルを有し且つ有機色素を用いた光ディスクであることを示している場合には、最短マークを形成するためのライトパルスのパルス長2Ttopと、前記最短マークより長いマークを形成する際に含まれるラストパルスのパルス長Tlpとを、
1.6<2Ttop/Tlp<2.4
となるように設定する設定ステップと、
を含む光ディスク記録方法。 - 前記設定ステップが、
バイアスパワーPbwを、リードパワーPrより高く設定するステップ
を含む請求項7記載の光ディスク記録方法。 - データ記録対象の光ディスクのメディアIDを読み出す手段と、
読み出されたメディアIDがλ=405nmに吸収スペクトルを有し且つ有機色素を用いた光ディスクであることを示している場合には、最短マークを形成するためのライトパルスのパルス長が、記録特性に関する指標値について予め定められた条件を満たす範囲で最短値になるよう設定する制御手段と、
を有する光ディスク記録再生装置。 - 前記記録特性に関する指標値について予め定められた条件が、DCジッタについて予め定められた閾値以下であるという条件、DCジッタが予め定められた第2の閾値以下となるライトパワーの幅が所定値以上であるという条件、アシンメトリ値について予め定められた閾値未満であるという条件、β値について予め定められた閾値未満であるという条件のいずれかである
請求項9記載の光ディスク記録再生装置。 - 前記制御手段が、
バイアスパワーPbwを、リードパワーPrより高く設定する
請求項9記載の光ディスク記録再生装置。 - データ記録対象の光ディスクのメディアIDを読み出す手段と、
読み出されたメディアIDがλ=405nmに吸収スペクトルを有し且つ有機色素を用いた光ディスクであることを示している場合には、最短マークを形成するためのライトパルスのパルス長を、記録特性に関する指標値が予め定められた条件を満たすライトパワーの幅である前記記録特性のマージンが予め定められた閾値以上最大値未満であって且つ前記記録特性のマージンと前記ライトパルスのパルス長との関係を表す曲線の接線の傾きが正である範囲に入るように設定する設定手段と、
を有する光ディスク記録再生装置。 - 前記記録特性に関する指標値が、DCジッタ、アシンメトリ値又はβ値である
請求項12記載の光ディスク記録再生装置。 - 前記制御手段が、
バイアスパワーPbwを、リードパワーPrより高く設定する
請求項12記載の光ディスク記録再生装置。 - データ記録対象の光ディスクのメディアIDを読み出す手段と、
読み出されたメディアIDがλ=405nmに吸収スペクトルを有し且つ有機色素を用いた光ディスクであることを示している場合には、最短マークを形成するためのライトパルスのパルス長2Ttopと、前記最短マークより長いマークを形成する際に含まれるラストパルスのパルス長Tlpとを、
1.6<2Ttop/Tlp<2.4
となるように設定する制御手段と、
を有する光ディスク記録再生装置。 - 前記制御手段が、
バイアスパワーPbwを、リードパワーPrより高く設定する
請求項15記載の光ディスク記録再生装置。 - λ=405nmに吸収スペクトルを有し且つ有機色素を用いた光ディスクであって、
最短マークを形成するためのライトパルスのパルス長が格納されており、
前記ライトパルスのパルス長が、記録特性に関する指標値について予め定められた条件を満たす範囲で最短値である
光ディスク。 - 前記記録特性に関する指標値について予め定められた条件が、DCジッタについて予め定められた閾値以下であるという条件、DCジッタが予め定められた第2の閾値以下となるライトパワーの幅が所定値以上であるという条件、アシンメトリ値について予め定められた閾値未満であるという条件、β値について予め定められた閾値未満であるという条件のいずれかである
請求項17記載の光ディスク。 - バイアスパワーPbwをリードパワーPrより高く設定するためのパラメータがさらに格納されている請求項17記載の光ディスク。
- λ=405nmに吸収スペクトルを有し且つ有機色素を用いた光ディスクであって、
最短マークを形成するためのライトパルスのパルス長が格納されており、
前記ライトパルスのパルス長が、
記録特性に関する指標値が予め定められた条件を満たすライトパワーの幅である前記記録特性のマージンが予め定められた閾値以上最大値未満であって且つ前記記録特性のマージンと前記ライトパルスのパルス長との関係を表す曲線の接線の傾きが正である範囲に入る
光ディスク。 - 前記記録特性に関する指標値が、DCジッタ、アシンメトリ値又はβ値である
請求項20記載の光ディスク記録方法。 - バイアスパワーPbwをリードパワーPrより高く設定するためのパラメータがさらに格納されている請求項20記載の光ディスク。
- λ=405nmに吸収スペクトルを有し且つ有機色素を用いた光ディスクであって、
最短マークを形成するためのライトパルスのパルス長2Ttopと、前記最短マークより長いマークを形成する際に含まれるラストパルスのパルス長Tlpとが格納されており、
前記2Ttop及び前記Tlpが、1.6<2Ttop/Tlp<2.4を満たす
光ディスク。 - バイアスパワーPbwをリードパワーPrより高く設定するためのパラメータがさらに格納されている請求項23記載の光ディスク。
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JP2003059048A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-28 | Victor Co Of Japan Ltd | レーザパワーの制御方法、レーザパワーの測定方法、レーザパワーの制御装置 |
JP2003346341A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-05 | Victor Co Of Japan Ltd | 記録レーザパワーの制御方法及び記録レーザパワーの制御装置 |
JP2007004983A (ja) * | 2006-10-10 | 2007-01-11 | Tdk Corp | 追記型光記録媒体の記録方法 |
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