JP2009047262A - ロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置及びその組み付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速作業を可能とし、かつ、設置面積を少なくすることのできること。
【解決手段】複数枚の扇形摩擦10を円環状に配設する円環溝31を形成したベース部材30と、ベース部材30の円環溝31の所定の円周毎に配設した扇形摩擦材10の下端を受ける下端側支持材21及びその扇形摩擦材10の上端を受ける上端側支持材22と、ベース部材30の円環溝31の溝内に挿入自在で、円環溝31に並べられた複数枚の扇形摩擦材10を下端側支持材21及び上端側支持材22の退避と共に、複数枚の扇形摩擦材10を環状摩擦材10Aとすべく押圧する押圧部材50とを具備し、複数枚の扇形摩擦材10を順次回転させて供給する場合でも遠心力によって扇形摩擦材10が移動しないから、高速作業が可能となる。また、隣接する複数枚の扇形摩擦材10の端部の接合密度が高くなり、扇形摩擦材10の境界線で機械的強度が低下することがない。
【選択図】図3

Description

本発明は、トルクコンバータのロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置及びその組み付け方法に関するものであり、特に、芯金に対する複数の摩擦材を接合したの組み付け装置及びその組み付け方法に関するものである。
従来の芯金に対する複数の摩擦材を接合したロックアップクラッチ用摩擦板及びその製造方法として特許文献1に記載の技術がある。
特許文献1には、芯板(23)(なお、ここで( )内の数字記号は特許文献1の図面の構成部品を示すものである)の側面に、平坦な摩擦面を持つ円環状の摩擦ライニング(24)を接着してなる摩擦板(F)を製造する方法において、摩擦ライニング材テープ(38)から打ち抜いた複数枚の扇形のライニングセグメント(24a)を互いに重なることなくインデックステーブル(32)上に概ね円環状に仮配列する工程と、インデックステーブル(32)上に仮配列した複数枚のライニングセグメント(24a)をインデックステーブル(32)の中心に向けて一斉に移動することにより、ライニングセグメント(24a)の仮配列を、各ライニングセグメント(24a)間から隙間を排除した円環状に修正する工程と、円環状に配列修正した複数枚のライニングセグメント(24a)を芯板(23)の側面に接着する工程を備えるの組み付け装置及びその組み付け方法を開示している。
特許第3614763号
ところが、特許文献1によれば、ライニングセグメント仮配列ステーション(S1)によって、摩擦ライニング材テープ(38)から打ち抜いた複数枚の扇形のライニングセグメント(24a)を互いに重なることなくインデックステーブル(32)上に概ね円環状に仮配列し、ライニングセグメント配列修正ステーション(S2)によって、インデックステーブル(32)上に仮配列した複数枚のライニングセグメント(24a)を、それらの外周の配設した複数の配列修正部材(58)によりインデックステーブル(32)の中心に向けて一斉に移動させ、ライニングセグメント(24a)の仮配列を各ライニングセグメント(24a)間から隙間を排除した円環状に修正すると共に、配列修正したライニングセグメント(24a)群を配列修正部材(58)に保持するものである。
したがって、ライニングセグメント仮配列ステーション(S1)のインデックステーブル(32)は、その径を大きくし、その後、ライニングセグメント配列修正ステーション(S2)によって概ね円環状に仮配列した複数枚の扇形のライニングセグメント(24a)の間隔を狭めるようにスライドさせる必要があり、ロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置が占める工場内の面積が広くならざるを得なかった。
また、インデックステーブル(32)の上で概ね円環状に仮配列した複数枚の扇形のライニングセグメント(24a)の間隔を狭めるようにスライドさせる必要性から、平面に配置している。ここで生産性を高めるために、インデックステーブル(32)の回転速度を速くすると、ライニングセグメント(24a)に遠心力が作用し、各扇形のライニングセグメント(24a)の間隔に乱れが生じ、複数枚の扇形のライニングセグメント(24a)の間隔を狭めるようにスライドさせるとき、何枚かが離脱し、正確にライニングセグメント(24a)の径が定まらない可能性がある。
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、高速作業を可能とし、かつ、設置面積を少なくすることのできるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置及びその組み付け方法の提供を目的とするものである。
請求項1にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置は、円環溝の所定の円周毎に配設した複数枚の扇形摩擦材の下端を受ける下端側支持材と、前記円環溝の所定の円周毎に配設した前記扇形摩擦材の上端を受ける上端側支持材と、前記ベース部材の前記円環溝の溝内に挿入自在で、前記円環溝に並べられた複数枚の扇形摩擦材を前記下端側支持材及び上端側支持材の退避と共に、前記複数枚の扇形摩擦材を環状とすべく押圧する押圧部材とを具備するものである。
ここで、円環溝を形成したベース部材は、複数枚の扇形摩擦材を円環状に並べる金型となるものであり、基本的に円環溝が得られる形態であればよい。
また、上記扇形摩擦材の下端を受ける下端側支持材は、上端を略直角溝を形成するのが望ましいが、平面としても、小突起を形成した凸面としてもよい。そして、上記扇形摩擦材の上端を受ける上端側支持材は、上端を平面または略直角を形成するのが望ましいが、部分的な凹面とすることもできる。
更に、上記押圧部材は、前記金型としてのベース部材の前記円環溝内に挿入自在で、前記円環溝に並べられた複数枚の扇形摩擦材を前記下端側支持材及び上端側支持材を退避させて互いに端部が接触するように環状とし、両面を平坦面とすべく押圧するものであり、前記金型としてのベース部材の前記円環溝と同様、環状の金型として形成するものであればよい。
請求項2にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置は、更に、前記押圧部材には、環状に形成された前記複数枚の扇形摩擦材を吸引し、前記複数枚の扇形摩擦材を環状に形成された状態で吸引し、前記環状に形成された複数枚の扇形摩擦材の場所を移動するワーク移動手段を具備するものである。
ここで、上記ワーク移動手段は、前記押圧部材に環状に形成された複数枚の扇形摩擦材を吸引する空気路及び吸引ヘッドを形成するものであればよい。また、前記環状に形成された複数枚の扇形摩擦材の場所の移動は、次の処理が行える工程に移動するものであればよく、その移動も専用機であっても、ロボットであっても、トランスファーマシン等であってもよい。
請求項3にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の前記ベース部材の円環溝は、その径方向の断面形状が上側を幅広とした台形に形成されているものである。ここで、台形とは、深さが一定で、上辺の幅が下辺の幅よりも広いものを意味する。
請求項4にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置は、前記ベース部材の径方向の断面形状の台形は、外周側が変化せず、内周側のみを変化させたものである。即ち、ここで、台形とは、外周側が変化せず、内周側のみの上辺の幅が下辺の幅よりも広いものとしたものである。
請求項5にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法は、支持材設定工程でベース部材に形成した円環溝の所定の円周毎に配設した扇形摩擦材の下端を受ける下端側支持材と、同じく、所定の円周毎に配設した前記扇形摩擦材の上端を受ける上端側支持材とを各々所定の高さに設定し、供給工程で前記円環溝の複数枚の扇形摩擦材を互いに反対傾斜となるように隣接する下端側支持材と上端側支持材の上端に略円環状に配設し、また、押圧工程で前記円環溝に並べられた複数枚の扇形摩擦材を前記下端側支持材及び上端側支持材を退避させ、前記複数枚の扇形摩擦材の端部を接触させて、両面が平滑面となる環状摩擦材とすべく押圧するものである。
ここで、上記支持材設定工程は、下端側支持材と上端側支持材に扇形摩擦材を所定の角度で載置できるように、前記下端側支持材と前記上端側支持材を所定の高さに設定するもので、前記下端側支持材と前記上端側支持材は、それぞれ定められた所定の高さになるように制御するものであればよい。
また、上記供給工程は、前記円環溝内の複数枚の扇形摩擦材を互いに反対傾斜となるように隣接する下端側支持材と上端側支持材の上端に円環状に配設するもので、単一の供給路から互いに反対傾斜となる扇形摩擦材を供給してもよいし、2つの供給路から互いに同一傾斜となる扇形摩擦材を供給してもよい。
そして、上記押圧工程は、前記円環溝に並べられた複数枚の扇形摩擦材を前記下端側支持材及び上端側支持材を退避させると共に、前記複数枚の扇形摩擦材の端部を接触させて環状とすべく押圧するもので、前記下端側支持材及び上端側支持材の退避は、押圧に伴って退避するものであってもよいし、積極的に前記下端側支持材及び上端側支持材を退避させながら、押圧させるようにしてもよい。
請求項6にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法は、更に、前記押圧工程の後、環状に形成された前記複数枚の扇形摩擦材を、前記環状に形成された状態で吸引し、前記環状に形成された複数枚の扇形摩擦材の場所を移動するワーク移動工程を具備するものである。
ここで、ワーク移動工程は、前記押圧部材に環状に形成された複数枚の扇形摩擦材を吸引する管路及び吸引ヘッドを形成したもので、前記環状に形成された複数枚の扇形摩擦材の場所を他に移動させるものであればよく、その移動も専用機であっても、ロボットであっても、トランスファーマシン等であってもよい。
請求項7にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法の前記供給工程では、単一の供給路から、互いに反対傾斜となる扇形摩擦材を供給するものである。ここで、単一の供給路とは、単一の摩擦材の打ち抜きと同時に摩擦材を供給することができる。
請求項8にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法の前記供給工程では、2つの供給路から、互いに同一傾斜となる扇形摩擦材を供給するものである。ここで、上記2つの供給路とは、互いに同一傾斜となる扇形摩擦材供給路を2系列所有することを意味するものである。
請求項9にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法の前記支持材設定工程は、連続稼動において、ワーク移動工程と重複して開始されるものである。
ここで、上記連続稼動とは、ロックアップクラッチ用摩擦板の組み付けラインとしての稼動を意味する。また、ワーク移動工程と重複して開始されるとは、前記支持材設定工程とワーク移動工程とが部分的に、または全部が重複して開始されることを意味する。
請求項1におけるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置は、ベース部材に形成した円環溝の所定の円周毎に配設した扇形摩擦材の下端を受ける下端側支持材と、同じく、所定の円周毎に配設した前記扇形摩擦材の上端を受ける上端側支持材とを各々所定の高さに設定し、その円環溝に複数枚の扇形摩擦材を互いに反対傾斜となるように隣接する下端側支持材の上端と上端側支持材の上端に円環状に配設し、また、前記円環溝に並べられた複数枚の扇形摩擦材を前記下端側支持材及び上端側支持材を退避させ、前記複数枚の扇形摩擦材の端部を接触させた環状とすべく押圧するものである。
したがって、ベース部材に形成した円環溝よりも広いスペースを使用することなく複数枚の扇形摩擦材を環状として取り出すことができるから、装置の設置面積が少なくて製造を行うことができる。また、ベース部材に形成した円環溝は、従来例とは異なり、固定したものであり、余剰スペースを持つものでないので、複数枚の扇形摩擦材を順次回転させて供給する場合でも遠心力によって扇形摩擦材が移動しないから、高速作業が可能となる。
また、円環溝に複数枚の扇形摩擦材を互いに反対傾斜となるように配置し、隣接する複数枚の扇形摩擦材を環状に合わせるものであるから、端部の接触圧が高くなり、扇形摩擦材の境界線で機械的強度が低下することがない。
請求項2におけるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置は、更に、前記押圧部材には、環状に形成された前記複数枚の扇形摩擦材を吸引し、前記複数枚の扇形摩擦材を環状に形成された状態で吸引し、前記環状に形成された複数枚の扇形摩擦材を移動するワーク移動手段を具備するものであるから、請求項1に記載の効果に加えて、次の加工工程に移動させる場合、前記複数枚の扇形摩擦材を環状に形成された状態で吸引することによって、その環状の形状が崩れないで使用でき、仕上げ精度を高くすることができる。
請求項3におけるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の前記ベース部材の円環溝は、その径方向の断面形状が略上側を幅広とした台形に形成されているものであるから、請求項1または請求項2に記載の効果に加えて、特定の成型位置、即ち、底面の成型位置まで移動する間に側面でガイドされ、精度よく複数枚の扇形摩擦材を環状に形成できる。
請求項4におけるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の前記ベース部材の径方向の断面形状の台形は、外周側が変化せず、内周側のみを変化させたものであるから、請求項3に記載の効果に加えて、仮に遠心力が作用しても前記ベース部材の円環溝の外周面を基準面とするだけで、外周面でガイドされ、精度よく複数枚の扇形摩擦材を環状に形成できる。
請求項5におけるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法は、ベース部材に形成した円環溝の所定の円周毎に配設した扇形摩擦材の下端を受ける下端側支持材と、同じく、所定の円周毎に配設した前記扇形摩擦材の上端を受ける上端側支持材とを各々所定の高さに設定し、前記ベース部材に形成した円環溝の複数枚の扇形摩擦材を互いに反対傾斜となるように隣接する下端側支持材と上端側支持材の上端に円環状に配設し、前記円環溝に並べられた複数枚の扇形摩擦材を前記下端側支持材及び上端側支持材を退避させると共に、前記複数枚の扇形摩擦材の端部を接触させて環状とすべく押圧するものである。
したがって、ベース部材に形成した円環溝よりも広いスペースを使用することなく複数枚の扇形摩擦材を環状として取り出すことができ、装置の設置面積が少なくて製造を行うことができる。また、ベース部材に形成した円環溝は、従来例とは異なり、固定したものであり、余剰スペースを持つものでないので、複数枚の扇形摩擦材を順次回転させて供給する場合でも遠心力によって扇形摩擦材が移動しないから、高速作業が可能となる。
また、円環溝に複数枚の扇形摩擦材を互いに反対傾斜となるように配置し、隣接する複数枚の扇形摩擦材を環状に合わせるものであるから、端部の接触圧が高くなり、扇形摩擦材の境界線で機械的強度が低下することがない。
請求項6におけるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法は、更に、前記押圧工程の後、環状に形成された前記複数枚の扇形摩擦材を、前記環状に形成された状態で吸引し、前記環状に形成された複数枚の扇形摩擦材の場所を移動するワーク移動工程を具備するものであるから、請求項5に記載の効果に加えて、次の加工工程に移動させる場合、前記複数枚の扇形摩擦材を環状に形成された状態で吸引することによって、その環状の形状が崩れないで使用でき、仕上げ精度を高くすることができる。
請求項7におけるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法の前記供給工程では、単一の供給路から、互いに反対傾斜となる扇形摩擦材を供給するものであるから、請求項5または請求項6に記載の効果に加えて、装置全体をコンパクトに構成することができる。
請求項8におけるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法の前記供給工程では、2つの供給路から、互いに同一傾斜となる扇形摩擦材を供給するものであるから、請求項5または請求項6に記載の効果に加えて、扇形摩擦材を正確に設定でき、精度のよい仕上げを行うことができる。
請求項9におけるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法の前記支持材設定工程は、連続稼動において、ワーク移動工程と重複して開始されるものであるから、請求項6に記載の効果に加えて、生産性を上げることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図中、同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここでは重複する説明を省略する。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の全体動作を示す説明図、図2は図1の切断線A−Aによる断面図である。また、図3は本発明の実施の形態1にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の断面の直線展開説明図である。そして、図4は本発明の実施の形態1にかかるロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の円環溝を含むベース部材と円環状下部を含む押圧部材の平面図による説明図である。
本発明の実施の形態においては、扇形摩擦材10(以下、本実施の形態において、位置を特定しない扇形摩擦材については「10」で、位置を特定する扇形摩擦材については「10-1〜10-8」で示すこととする)は、図示しない別の場所で打ち抜いて、供給路60を順次送出するものである。なお、本発明を実施する場合、扇形摩擦材10の供給は、打ち抜きを行ったものを直接、環状摩擦材10Aの成型金型として形成したベース部材30の円環溝31に供給してもよい。
ここで、環状摩擦材10Aとは、複数の扇形摩擦材10で形成した環状の摩擦材を言うこととする。複数とは、ここでは8枚の扇形摩擦材10の例を示すが、本発明を実施する場合には、その枚数に限定されるものではなく2枚以上であればよい。
ベース部材30は全体平面形状が円形をなしており、その同心円上に円環溝31が形成されたものである。ベース部材30及びその円環溝31は、金属製からなり、その円環溝31の外周内面は、複数枚の扇形摩擦材10で形成した環状摩擦材10Aの外周に等しくなっている。また、その上部内側は、環状摩擦材10Aの内径よりも小さくなっており、その底面内側で環状摩擦材10Aの内径に略等しくなっている。
即ち、ベース部材30の中央の円盤部分35は、図2に示すように、中心を通る上部端部31a相互間が、同じく中心を通る下部端部31b相互間の距離よりも短くなっており、円環溝31の深さに比例して中心を通る端部相互間の距離が増加するようになっている。また、ベース部材30の外周壁32の内面31dは、平滑面となっている円環溝31の底面31cから垂直に形成されている。
このベース部材30の下面側は、図示しない動力源の制御された回転力を得て、回転自在に回転軸33にボルト34で固着されている。また、ベース部材30の下面側には、油圧シリンダ、エアシリンダ、または磁気ソレノイドで制御される下端側支持材21と上端側支持材22が配設されている。本実施の形態では、エアシリンダ40-1〜40-8によって制御されるものとする。
下端側支持材21は、ベース部材30の円環溝31の所定の円周毎、本実施の形態では、8枚配設した扇形摩擦材10の下端を受ける角柱ロッドで、また、上端側支持材22は、ベース部材30の円環溝31の所定の円周毎に配設した扇形摩擦材10の上端を受ける角柱ロッドである。
下端側支持材21の高さは低く、通常、高さを問われるものでないが、最低位置が0〜15mmの高さに形成される。
具体的には、図3の拡大図に示すように扇形摩擦材10の配置角度によって、両側斜面21aの傾斜角度θ(θ以下)が決定される。特に、本実施の形態においては、下端側支持材21の中央に位置決め突起21bを設けている。この位置決め突起21bは、扇形摩擦材10の端部角度によってその突出角度が決定され、両側に角度θ傾斜した約2θの角度となっている。位置決め突起21bの高さは、扇形摩擦材10の厚み以下にするのが一般的であるが、当該厚み以上であっても、扇形摩擦材10との滑りが確保できるものであればよい。位置決め突起21bの下端の厚みは、扇形摩擦材10相互間の端部の上部が接触するか、扇形摩擦材10相互間の端部の上部に僅かの間隔、例えば、0.1mm程度の間隔を設けるのが望ましい。
下端側支持材21として角柱ロッドを使用しており、扇形摩擦材10は環状摩擦材10Aに形成されるものであるから、正確には、環状摩擦材10Aの中心軸に向かって、位置決め突起21bの突出角度も若干内側の肉厚が薄くなるように修正している。この厚みの修正は、元々扇形摩擦材10が放射状に環状摩擦材10Aを切断した形状を呈していることから、その誤差範囲の程度であるが、これを設けることにより、位置決め突起21bと扇形摩擦材10の端部との接触精度がよくなり、発明者らの実験では好適な結果を得た。
なお、この下端側支持材21は、円環溝31に対して回転自在としないために、角柱ロッドを使用しているが、円柱ロッドであってもキー溝等の回転防止機能が付いておればよい。
上端側支持材22は、ベース部材30の円環溝31の所定の円周毎、本実施の形態では、下端側支持材21相互間の中間位置に4個配設した扇形摩擦材10の上端を受ける角柱ロッドである。上端側支持材22の高さは、通常、高さを問われるものでないが、最高位置が10〜40mmの高さに形成される。
具体的には、図3の拡大図に示すように扇形摩擦材10の配置角度、即ち、下端側支持材21の両側斜面21aの傾斜角度θ(θ以下)及び扇形摩擦材10の長さによってその高さが決定される。特に、本実施の形態においては、上端側支持材22の両側斜面22a及び上端22bは、扇形摩擦材10の配置角度によって、その両側に角度θだけ傾斜している。なお。上端22bは面取りし、滑りやすくしている。
上端側支持材22として角柱ロッドを使用しており、扇形摩擦材10は環状摩擦材10Aに形成されるものであるから、正確には、環状摩擦材10Aの中心軸に向かって、上端22bの長さが形成されている。
上端22bの突出角度も若干内側の肉厚が薄くなるように修正している。この厚みの修正は、元々扇形摩擦材10が放射状に環状摩擦材10Aを切断した形状を呈していることから、上端22bの突出角度も若干内側の肉厚が薄くなるように設けることにより、位置決め突起21bと扇形摩擦材10の端部との接触抵抗が少なくなり、また上端側支持材22が下降する際に扇形摩擦材10相互間が当接する。その際に、若干の精度合わせが生じることから、発明者らの実験では好適な結果を得た。
なお、この上端側支持材22は、円環溝31に対して回転自在としないために、角柱ロッドを使用しているが、円柱ロッドであってもキー溝等の回転防止機能が付いておればよい。
本実施の形態においては、ベース部材30の円環溝31の溝(径方向の溝)の略中央で、所定の円周毎、90度毎に配設した扇形摩擦材10の下端を受ける下端側支持材21と、同じく、ベース部材30の円環溝31の所定の円周毎、即ち、下端側支持材21相互間の中間位置で、90度毎に配設した扇形摩擦材10の上端を受ける上端側支持材22は、個々にエアシリンダ40(以下、本実施の形態において、位置を特定しないエアシリンダについては「40」で、位置を特定するエアシリンダについては「40-1〜40-8」で示すこととする)で制御されるが、本発明を実施する場合、単一のエアシリンダ40で各4個の下端側支持材21及び上端側支持材22を同時昇降制御してもよいし、2個のエアシリンダ40で4個の下端側支持材21と4個の上端側支持材22を2つに分けて同時昇降制御してもよい。
ベース部材30の円環溝31の溝内に挿入自在な押圧部材50は、円環溝31に並べられた複数枚の扇形摩擦材10を下端側支持材21及び上端側支持材22の退避と共に、複数枚の扇形摩擦材10を環状の環状摩擦材10Aとすべく押圧するものである。
押圧部材50は、下部が円環溝31に嵌合する程度の下面が円環状である円環状下部51で、かつ、直径方向に0.1〜1mm程度の機械的精度で形成されており、円環状下部51は上部がフレーム52と一体に形成されている。
円環状下部51の内部には、図示しない空気路54及び吸引ヘッド55が形成されていて、円環状下部51の下端の吸引ヘッド55で吸引する構造となっている。そのため、空気路54はフレーム52の内部または外部においても配管されている。この円環状下部51の下端の吸引ヘッド55で吸引する扇形摩擦材10は、環状摩擦材10Aとして整列した状態のものであるから、扇形摩擦材10の中間及びその端部を吸引するようにしている。特に、扇形摩擦材10の下端側支持材21側の端部を、例えば、吸引ヘッド37で吸引すると、扇形摩擦材10の基準点が特定され、環状摩擦材10Aに導きやすくなる。
次に、このように構成された本発明の実施の形態1のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の動作について説明する。
図示しない別の場所で打ち抜かれた扇形摩擦材10は、図1に示す供給路60を順次送出される。
扇形摩擦材10は、送出方向に中心が位置するように順次送り出している。この扇形摩擦材10の送り出しは、図示しない供給装置によって行われる。供給路60の端部には、停止位置ガイド61が形成されていて、停止位置ガイド61に扇形摩擦材10の内径側が当接すると、供給口62から落下するものであるが、完全を期すために、扇形摩擦材10の外形を一回り小さくした押圧ロッドによって下方に移動させている。
供給口62から円環溝31の上端側支持材22までは僅かの間隔であり、落下する扇形摩擦材10は上端側支持材22の斜面22aによって、ベクトル力を受けるがその外力は小さく、上端側支持材22の斜面22aを支点にして扇形摩擦材10が回動する。扇形摩擦材10の下端が下端側支持材21に到着するまでに、若干、扇形摩擦材10が斜面21aを移動し、その扇形摩擦材10は下端側支持材21の中央の位置決め突起21bに当接する。したがって、下端側支持材21の中央に位置決め突起21bが基準となって、扇形摩擦材10が上端側支持材22との間に載置される。
例えば、図1(a)は、供給路60の扇形摩擦材10-1の内側が供給口62に到達する直前の状態を示すものである。また、図1(b)は、供給路60の端部の停止位置ガイド61に扇形摩擦材10-1の内側が当接し、供給口62から落下する直前の状態を示すものである。図1(c)は、図1(b)の扇形摩擦材10-1の載置から更にベース部材30が45度回転されて、扇形摩擦材10-2を供給路60の端部の停止位置ガイド61に扇形摩擦材10の内径側を当接させ、供給口62から落下する直前の状態を示すものである。なお、供給路60の供給口62から落下した扇形摩擦材10-1は、下端側支持材21及び上端側支持材22に載置された状態で、45度だけベース部材30が回動した状態を示すものである。
このようにベース部材30を順次45度づつ回転させながら、円環溝31の下端側支持材21と上端側支持材22の上部に順次扇形摩擦材10を載置する。このとき、図3に示すように、供給口62から円環溝31の上端側支持材22までは僅かの間隔であり、落下する扇形摩擦材10は最初に上端側支持材22の斜面22aに当接する。詳しく説明すると、斜面22aに当接する扇形摩擦材10は、その自重によってベクトル力を受けるが、その空気抵抗が大きく、その斜面21aを滑る方向の外力は小さい。したがって、上端側支持材22の斜面22aを支点として扇形摩擦材10が回動することになる。扇形摩擦材10の下端が下端側支持材21に到着するまでに、若干、扇形摩擦材10が斜面21aを移動するが、その扇形摩擦材10は下端側支持材21の中央の位置決め突起21bに当接する。
当然ながら、中央の円盤部分35は、中心を通る上部端部31a相互間が、下部端部31b相互間の距離よりも短くなっており、円環溝31の深さに比例してベース部材30の中心を通る端部相互間の距離が増加するようになっているから、円環溝31に落下される扇形摩擦材10は適度な空気抵抗を受け、必要に応じて、ベース部材30の円環溝31の外周壁32の内面31dにガイドされながら所定の位置に定まることもある。
このようにして、下端側支持材21の中央の位置決め突起21bが基準となって、扇形摩擦材10が上端側支持材22との間に載置される。下端側支持材21側の扇形摩擦材10の端部は、通常、相互間が軽く当接する状態にある。
この状態で、8枚の扇形摩擦材10を下端側支持材21と上端側支持材22の間に掛け渡すように配設する。
例えば、下端側支持材21と上端側支持材22を同時に下降させると、所定の位置まで、8枚の扇形摩擦材10は平行移動して下降する。下端側支持材21の上部最下位置が円環溝31の底面31cより下方に移動すると、8枚の扇形摩擦材10の下端が底面31cで移動が阻止され、8枚の扇形摩擦材10の互いの下端の上部が当接する。そこで、更に、下端側支持材21及び上端側支持材22が下降すると、8枚の扇形摩擦材10の下端の上部を支点として、8枚の扇形摩擦材10の上部が回動する。
8枚の扇形摩擦材10の下端の上部側を支点として、8枚の扇形摩擦材10の上部が回動するとき、8枚の扇形摩擦材10の上部は、斜面21aを上昇し、面取りされている上端22bに互いの8枚の扇形摩擦材10の上部が乗り上げる。そして、更に、上端側支持材22が下降すると、8枚の扇形摩擦材10の上端部の下部が当接し、そして、8枚の扇形摩擦材10の下端側及び上端側の端部が密に当接する。
この状態で、8枚の扇形摩擦材10は、8枚が連続する環状摩擦材10Aとなる。しかし、8枚の扇形摩擦材10の端部の当接は、自重のみに委ねているから、必ずしも、端面相互間の接合が一致していないものもあり得る。そこで、ベース部材30の円環溝31に8枚の扇形摩擦材10が環状に並べられた状態で、押圧部材50の円環状下部51を用いて、円環溝31の底面31cに環状摩擦材10Aを押圧し、環状摩擦材10Aの平滑面を出し、恰も、8個の放射状のスリットが入った環状摩擦材10Aのように環状に形成する。
そして、この状態で押圧部材50の円環状下部51に設けている吸引ヘッド55から吸引して、環状摩擦材10Aを円環状下部51の下面で保持し、次のロックアップクラッチの芯金またはロックアップクラッチのピストン部材に対する接着剤塗布工程、接合工程に搬送する。
なお、本実施の形態では、扇形摩擦材10の供給を単一の供給路60から供給する説明を行ったが、扇形摩擦材10の供給を2つの供給路60から供給することもできる。
[実施の形態2]
図5は本発明の実施の形態2のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の供給動作を示す説明図である。
本発明の実施の形態においては、扇形摩擦材10は、図示しない別の場所で打ち抜いて、単一の供給路60を順次送出するものである。しかし、扇形摩擦材10は交互に角度θが逆になるので、実施の形態1のように水平に搬送して、その後、所定の傾度にする方法を採用している。しかし、扇形摩擦材10のサイズ及び重量によっては、空気抵抗の影響力が大きく、整列誤差が発生する可能性がある。
そこで、本実施の形態では、扇形摩擦材10の落下が同時に下端側支持材21及び上端側支持材22の上端に到達するように設定するものである。
図3に示すように、複数の扇形摩擦材10を使用する場合には、奇数と偶数で傾斜角度が異なってくる。そこで、奇数用の扇形摩擦材10の供給路60Aと、偶数用の扇形摩擦材10の供給路60Bとを設けたものである。奇数用の扇形摩擦材10の供給路60Aと偶数用の扇形摩擦材10の供給路60Bは、同期して扇形摩擦材10の供給動作を行う。
奇数用の扇形摩擦材10の供給路60Aは、供給進行方向に向かって、右方向に角度θだけ傾かせたものであり、また、偶数用の扇形摩擦材10の供給路60Bは、供給進行方向に向かって、左方向に角度θだけ傾かせたものである。
ベース部材30の円環溝31の外周壁32の上部または外周壁32に切り欠きを形成して、そこに奇数用の扇形摩擦材10の供給路60Aと偶数用の扇形摩擦材10の供給路60Bを配設する。
この実施例の場合には、下端側支持材21と上端側支持材22の端部までの距離が一定であるから、無理のない扇形摩擦材10の移送ができる。この実施の形態の場合も、扇形摩擦材10の外形を一回り小さくした押圧ロッドによって下方に移動させるのが望ましい。このように、供給工程を、単一の供給路60から、互いに反対傾斜となる奇数用の扇形摩擦材10の供給路60Aと偶数用の扇形摩擦材10の供給路60Bとして実施することができ、扇形摩擦材10の供給速度及び扇形摩擦材10の供給に乱れのないことから生産性の向上が期待できる。
[実施の形態3]
図6は本発明の実施の形態3のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の供給動作を示す説明図である。
本発明の実施の形態においては、帯状の材料である摩擦材100から、プレス等の可動金型201及び固定金型202からなる打ち抜き装置200で扇形摩擦材10として打ち抜き、それを単一の供給路60の単一平面から供給することができる。また、プレス等の打ち抜き装置200で打ち抜いた扇形摩擦材10を互いに反対傾斜となる奇数用の扇形摩擦材10の供給路60Aと偶数用の扇形摩擦材10の供給路60Bの斜面から供給することもできる。
[実施の形態4]
図7は本発明の実施の形態4のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の供給打ち抜き動作を示す説明図である。
本発明の実施の形態4では、プレス等の可動金型201及び固定金型202からなる打ち抜き装置200で摩擦材100から扇形摩擦材10を打ち抜き、打ち抜いた扇形摩擦材10を直接、下端側支持材21と上端側支持材22の上端部に導くものである。このとき、可動金型201が扇形摩擦材10を打ち抜いたまま、下端側支持材21と上端側支持材22の上端部まで運ぶことで搬送の正確さを出している。
以上のように、本発明の上記実施の形態のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置は、複数枚の扇形摩擦材10を円環状に配設する円環溝31を形成したベース部材30と、ベース部材30の円環溝31の所定の円周毎に配設した扇形摩擦材10の下端を受ける下端側支持材21と、ベース部材30の円環溝31の所定の円周毎に配設した扇形摩擦材10の上端を受ける上端側支持材22と、ベース部材30の円環溝31の溝内に挿入自在で、円環溝31に並べられた複数枚の扇形摩擦材10を下端側支持材21及び上端側支持材22の退避と共に、複数枚の扇形摩擦材10を環状摩擦材10Aとすべく押圧する押圧部材50とを具備するものである。
したがって、ベース部材30に形成した円環溝よりも広いスペースを使用することなく複数枚の扇形摩擦材10を環状摩擦材10Aとして取り出すことができるから、装置の設置面積が少なくて製造を行うことができる。また、ベース部材30に形成した円環溝31は、従来例とは異なり、固定したものであり、余剰スペースを持つものでないので、複数枚の扇形摩擦材10を順次回転させて供給する場合でも遠心力によって扇形摩擦材10が移動しないから、高速作業が可能となる。また、円環溝31に複数枚の扇形摩擦材10を互いに反対傾斜となるように配置し、隣接する複数枚の扇形摩擦材10を環状に合わせるものであるから、端部の接合密度が高くなり、扇形摩擦材10の境界線で機械的強度が低下することがない。
更に、押圧部材50には、環状摩擦材10Aを吸引し、複数枚の扇形摩擦材10を環状摩擦材10Aとした状態で吸引し、環状摩擦材10Aの場所を移動するワーク移動手段を具備する実施の形態とすることもできる。
したがって、次の加工工程に移動させる場合、複数枚の扇形摩擦材10を環状摩擦材10Aに形成された状態で吸引することによって、その環状摩擦材10Aの形状が崩れないで使用でき、仕上げ精度を高くすることができる。
ベース部材30の円環溝31は、その径方向の断面形状が、即ち、中心を通る上部端部31a相互間が、同じく中心を通る下部端部31b相互間の距離よりも短くなっており、上側を幅広とした台形に形成されている実施の形態とすることもできる。したがって、特定の成型位置、即ち、底面31cの成型位置まで扇形摩擦材10を移動する間に側面でガイドされ、精度よく複数枚の扇形摩擦材10を環状摩擦材10Aに形成できる。
また、ベース部材30の径方向の断面形状の台形は、外周側が変化せず、内周側のみを変化させた実施の形態とすることもできる。したがって、ベース部材30の径方向の断面形状の台形は、外周側が変化せず、内周側のみを変化させたものであるから、仮に遠心力が作用してもベース部材30の円環溝31の外周壁32の内面31dを基準面とし、その内面31dでガイドされ、精度よく複数枚の扇形摩擦材10を環状摩擦材10Aに形成できる。
上記本発明の実施の形態のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置は、ロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法として捉えることができる。
即ち、上記本発明の実施の形態のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法は、ベース部材30に形成した円環溝31の所定の円周毎に配設した扇形摩擦材10の下端を受ける下端側支持材21と、同じく、所定の円周毎に配設した扇形摩擦材10の上端を受ける上端側支持材22とを各々所定の高さに設定する支持材設定工程と、ベース部材30に形成した円環溝31の複数枚の扇形摩擦材10を互いに反対傾斜となるように隣接する下端側支持材21と上端側支持材22の上端に円環状に配設する供給工程と、円環溝31に並べられた複数枚の扇形摩擦材10を下端側支持材21及び上端側支持材22を退避させると共に、複数枚の扇形摩擦材10の端部を接触させて環状摩擦材10Aとすべく押圧する押圧工程とを具備するものである。
したがって、ベース部材30に形成した円環溝31よりも広いスペースを使用することなく複数枚の扇形摩擦材10を環状摩擦材10Aとして取り出すことができ、装置の設置面積が少なくて製造を行うことができる。また、ベース部材30に形成した円環溝31は、従来例とは異なり、固定したものであり、余剰スペースを持つものでないので、複数枚の扇形摩擦材10を順次回転させて供給する場合でも遠心力によって扇形摩擦材10が移動しないから、高速作業が可能となる。
また、円環溝31に複数枚の扇形摩擦材10を互いに反対傾斜となるように配置し、隣接する複数枚の扇形摩擦材10を環状に合わせるものであるから、端部の接合密度が高くなり、扇形摩擦材10の境界線で機械的強度が低下することがない。
更に、前記押圧工程の後、環状に形成された環状摩擦材10Aを、環状に形成された状態で吸引し、環状摩擦材10Aの場所を移動するワーク移動工程を具備する実施の形態として実施することもできる。したがって、次の加工工程に移動させる場合、複数枚の扇形摩擦材10を環状に形成された状態で吸引することによって、その環状摩擦材10Aの形状が崩れないで使用でき、仕上げ精度を高くすることができる。
前記供給工程では、単一の供給路60から、互いに反対傾斜となる扇形摩擦材10を供給する実施の形態として実施することもできる。したがって、単一の供給路60から、互いに反対傾斜となる扇形摩擦材10を供給するものであるから、装置全体をコンパクトに構成することができる。
また、前記供給工程では、2つの供給路60A,60Bから、互いに同一傾斜となる扇形摩擦材10を供給するものである。したがって、2つの供給路60A,60Bから、互いに同一傾斜となる扇形摩擦材10を供給するものであるから、扇形摩擦材10を正確に設定でき、精度のよい仕上げを行うことができる。
前記支持材設定工程は、連続稼動において、ワーク移動工程と重複して開始される実施の形態として実施することもできる。したがって、ロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法の前記支持材設定工程は、連続稼動において、ワーク移動工程と重複して開始されるものであるから、生産性を上げることができる。
本発明の実施の形態のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法において、上記支持材設定工程は、下端側支持材21と上端側支持材22に扇形摩擦材10を所定の角度で載置できるように、下端側支持材21と上端側支持材22を所定の高さに設定するもので、下端側支持材21と上端側支持材22は、それぞれ定められた所定の高さになるように制御するものである。
また、上記供給工程は、円環溝31内の複数枚の扇形摩擦材10を互いに反対傾斜となるように隣接する下端側支持材21と上端側支持材22の上端に円環状に配設するもので、単一の供給路から互いに反対傾斜となる扇形摩擦材10を供給してもよいし、2つの供給路60A,60Bから互いに同一傾斜となる扇形摩擦材10を供給してもよい。
そして、上記押圧工程は、円環溝31に並べられた複数枚の扇形摩擦材10を下端側支持材21及び上端側支持材22を退避させると共に、複数枚の扇形摩擦材10の端部を接触させて環状摩擦材10Aとすべく押圧するもので、下端側支持材21及び上端側支持材22の退避は、押圧に伴って退避するものであってもよいし、積極的に下端側支持材21及び上端側支持材22を退避させながら、押圧させるようにしてもよい。
更に、前記押圧工程の後、環状に形成された環状摩擦材10Aを、環状摩擦材10Aに形成された状態で吸引し、前記環状摩擦材10Aの場所を移動するワーク移動工程を具備するものである。ここで、ワーク移動工程は、押圧部材50に環状に形成された環状摩擦材10Aを吸引する空気路54及び吸引ヘッド55を形成したもので、前記環状に形成された複数枚の扇形摩擦材の場所を他に移動させるものであればよく、その移動もロボットであっても、トランスファーマシン等であってもよい。
本実施の形態のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法の前記供給工程では、単一の供給路から、互いに反対傾斜となる扇形摩擦材10を供給するものである。ここで、単一の供給路とは、単一の扇形摩擦材10の打ち抜きと同時に扇形摩擦材10を供給することができる。
本実施の形態のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法の前記供給工程では、2つの供給路60A,60Bから、互いに同一傾斜となる扇形摩擦材10を供給するものである。ここで、上記2つの供給路60A,60Bとは、互いに同一傾斜となる扇形摩擦材10の供給路60A,60Bを2系列所有するものである。しかし、本発明を実施する場合には、2系列以上とすることもできる。
本実施の形態のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法の前記支持材設定工程は、連続稼動において、ワーク移動工程と重複して開始されるものである。ここで、上記連続稼動とは、ロックアップクラッチ用摩擦板の組み付けラインとしての稼動であってもよい。また、ワーク移動工程と重複して開始されるとは、前記支持材設定工程とワーク移動工程とが部分的に、または全部が重複して開始されるものであればよい。
本実施の形態のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置及びロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法においては、下端側支持材21と上端側支持材22が所定の設定位置にある前提に説明したが、本発明を実施する場合には、単一の供給路60から供給される扇形摩擦材10を略同一高さで受け取り、その後、所定の設定位置にすることもできる。
図1は本発明の実施の形態1のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の全体動作を示す説明図である。 図2は図1の切断線A−Aによる断面図である。 図3は本発明の実施の形態1のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の断面の直線展開説明図である。 図4は本発明の実施の形態1のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の円環溝を含むベース部材と円環状下部を含む押圧部材の平面図による説明図である。 図5は本発明の実施の形態2のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の供給動作を示す説明図である。 図6は本発明の実施の形態3のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の供給動作を示す説明図である。 図7は本発明の実施の形態4のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置の供給打ち抜き動作を示す説明図である。
符号の説明
10 扇形摩擦材
10A 環状摩擦材
30 ベース部材
31 円環溝
32 外周壁
31c 底面
50 押圧部材
51 円環状下部
54 空気路
60,60A,60B 供給路

Claims (9)

  1. 複数枚の扇形摩擦材を円環状に配設する円環溝を形成したベース部材と、
    前記ベース部材の前記円環溝の所定の円周間隔毎に配設した前記扇形摩擦材の下端を受ける下端側支持材と、
    前記ベース部材の前記円環溝の所定の円周間隔毎に配設した前記扇形摩擦材の上端を受ける上端側支持材と、
    前記ベース部材の前記円環溝の溝内に挿入自在で、前記円環溝に並べられた複数枚の扇形摩擦材を前記下端側支持材及び上端側支持材の退避と共に、前記複数枚の扇形摩擦材を環状とすべく押圧する押圧部材と
    を具備することを特徴とするロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置。
  2. 更に、前記押圧部材には、環状に形成された前記複数枚の扇形摩擦材を吸引し、前記複数枚の扇形摩擦材を環状に形成された状態で吸引し、前記環状に形成された複数枚の扇形摩擦材を移動するワーク移動手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置。
  3. 前記ベース部材の円環溝は、その径方向に切断した断面形状が上側を幅広とした台形に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置。
  4. 前記円環溝の径方向に切断した断面形状の台形は、外周側が変化せず、内周側のみを変化させたことを特徴とする請求項3に記載のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け装置。
  5. ベース部材に形成した円環溝の所定の円周毎に配設した扇形摩擦材の下端を受ける下端側支持材と、同じく、所定の円周毎に配設した前記扇形摩擦材の上端を受ける上端側支持材とを各々所定の高さに設定する支持材設定工程と、
    前記ベース部材に形成した円環溝の複数枚の扇形摩擦材を互いに反対傾斜となるように隣接する下端側支持材と上端側支持材の上端に円環状に配設する供給工程と、
    前記円環溝に並べられた複数枚の扇形摩擦材を前記下端側支持材及び上端側支持材を退避させると共に、前記複数枚の扇形摩擦材の端部を接触させて環状とすべく押圧する押圧工程と
    を具備することを特徴とするロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法。
  6. 更に、前記押圧工程の後、環状に形成された前記複数枚の扇形摩擦材を、前記環状に形成された状態で吸引し、前記環状に形成された複数枚の扇形摩擦材を移動するワーク移動工程を具備することを特徴とする請求項5に記載のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法。
  7. 前記供給工程では、単一の供給路から、互いに反対傾斜となる扇形摩擦材を供給することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法。
  8. 前記供給工程では、2つの供給路から、互いに同一傾斜となる扇形摩擦材を供給することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法。
  9. 前記支持材設定工程は、連続稼動において、ワーク移動工程と重複して開始されることを特徴とする請求項6に記載のロックアップクラッチ用摩擦板の組み付け方法。
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