JP2009046874A - フェンスの連結構造及びフェンス - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な取付作業でフェンス本体の横ラインを一直線状とし、上下方向のずれや面方向のずれを防止することのできるフェンスの連結構造及びその連結構造を有したフェンスを提供する。
【解決手段】連結材3は表面板20と裏面板21と折り曲げ部22を介して連結対向し、折り曲げ部22は表面板20と裏面板21の一方の側部の上下方向いずれか一方に偏った位置に形成され、表面板20と裏面板21の折り曲げ部22が形成される側部と反対側の側部には、対向する板側に向かって縦方向に沿って突出してなる縦片23が形成され、表面板20と裏面板21の上部中央部には、対向する板側に向かって横方向に沿って突出してなる横片25が形成され、連結材3を、連結される両フェンス本体1端部の横線11と縦線10の交差部に配置して、表面板20と裏面板21とをネジ止めにより固定してなる。
【選択図】図10

Description

本発明は、複数の横線及び縦線で形成されたフェンス本体を連結片により連結するフェンスの連結構造及びそれを用いたフェンスに関し、特に一部材からなる連結片を横線と縦線の交差部に配置してフェンス本体を連結するフェンスの連結構造及びフェンスに関する。
従来、間隔を有して立設された支柱に、縦横に配置した複数の横線と縦線とを格子状に組合せてなるフェンス本体を沿わせ、このフェンス本体を連結材を介して連結して長尺状とするフェンスの連結構造が知られている。連結材は、連結する両フェンス本体の端部に配置される縦線を保持連結するものであり、このような連結材を用いた連結構造としては例えば特許文献1に挙げるようなものがある。しかし、縦線のみを保持する連結構造においては、連結するフェンス本体が上下方向にずれることや、面方向にずれることがあった。そこで、縦線と横線の交差部分に取付可能な連結片でフェンス本体を連結することにより、フェンス本体の横ラインを一直線状とし、上下方向のずれや面方向のずれを防止することができる。このような連結片による連結構造としては、例えば特許文献2に挙げるようなものがある。
特開2005−97877号公報 特開平10−121791号公報
しかし、従来の連結構造における連結片は、フェンス本体の縦線と横線の交差部に配置するために、表面側と裏面側の二部材からなり、これらによって交差部を挟持すると共にネジにより固定することで縦線と横線を保持するようにしていた。このため、取付作業が繁雑になり施工性が悪いという問題があった。
本発明は、前記課題を解決すべくなされたものであり、簡易な取付作業でフェンス本体の横ラインを一直線状とし、上下方向のずれや面方向のずれを防止することのできるフェンスの連結構造及びその連結構造を有したフェンスを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明にかかるフェンスの連結構造は、間隔を有して立設された支柱に、複数の横線と縦線とを格子状に組合せてなるフェンス本体を沿わせ、該フェンス本体を連結材を介して連結するフェンスの連結構造において、
前記連結材は表面板と裏面板とが対向し、該表面板と裏面板とを折り曲げ自在な折り曲げ部を介して連結してなり、該折り曲げ部は前記表面板と裏面板の一方の側部の上下方向いずれか一方に偏った位置に形成され、
少なくとも前記表面板と裏面板のいずれか一方の前記折り曲げ部が形成される側部と反対側の側部には、対向する板側に向かって縦方向に沿って突出してなる縦片が形成され、少なくとも前記表面板と裏面板のいずれか一方の上部または下部の中央部には、対向する板側に向かって横方向に沿って突出してなる横片が形成され、
前記連結材を、連結される両フェンス本体端部の前記横線と縦線の交差部に配置して、前記表面板と裏面板とをネジ止めにより固定して、前記横線及び縦線を保持することを特徴として構成されている。
また、本発明にかかるフェンスの連結構造は、一方のフェンス本体の横線の端部は前記縦片の下方から前記表面板と裏面板間の領域に進入するよう配置され、両フェンス本体端部の縦線は、それぞれ前記横片と折り曲げ部との間及び前記横片と縦片との間において前記表面板と裏面板間の領域に進入するよう配置されることを特徴として構成されている。
さらに、本発明にかかるフェンスの連結構造は、少なくとも前記表面板と裏面板のいずれか一方の前記折り曲げ部が形成される側部と反対側の側部には、対向する板側に向かって折り曲げられてなる第2縦片が形成され、該第2縦片は前記縦片の下方に前記横線を挿通可能な間隔を有して配置されることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明にかかるフェンスの連結構造は、前記縦片と第2縦片及び横片は前記表面板と裏面板の両方にそれぞれ設けられることを特徴として構成されている。
そして、本発明にかかるフェンスは、間隔を有して立設された支柱に、縦横に配置した複数の横線と縦線とを格子状に組合せてなるフェンス本体を沿わせ、該フェンス本体を前記いずれかのフェンスの連結構造で連結してなることを特徴として構成されている。
本発明にかかるフェンスの連結構造によれば、連結材は表面板と裏面板とが対向し、表面板と裏面板とを折り曲げ自在な折り曲げ部を介して連結してなり、折り曲げ部は表面板と裏面板の一方の側部の上下方向いずれか一方に偏った位置に形成され、少なくとも表面板と裏面板のいずれか一方の折り曲げ部が形成される側部と反対側の側部には、対向する板側に向かって突出してなる縦片が形成され、少なくとも表面板と裏面板のいずれか一方の上部または下部の中央部には、対向する板側に向かって突出してなる横片が形成され、連結材を、連結される両フェンス本体端部の横線と縦線の交差部に配置して、表面板と裏面板とをネジ止めにより固定することにより、一部材からなる連結材によりフェンス本体の縦線と横線の両方を保持することができ、簡易な取付作業でフェンス本体の横ラインを一直線状とし、上下方向のずれや面方向のずれを防止することができる。
また、本発明にかかるフェンスの連結構造によれば、一方のフェンス本体の横線の端部は縦片の下方から表面板と裏面板間の領域に進入するよう配置され、両フェンス本体端部の縦線は、それぞれ横片と折り曲げ部との間及び横片と縦片との間において表面板と裏面板間の領域に進入するよう配置されることにより、連結される両方の縦線を確実に保持しつつ、横線が上下方向及び面方向のいずれにもずれないようにすることができる。
さらに、本発明にかかるフェンスの連結構造によれば、少なくとも表面板と裏面板のいずれか一方の折り曲げ部が形成される側部と反対側の側部には、対向する板側に向かって突出してなる第2縦片が形成され、第2縦片は縦片の下方に横線を挿通可能な間隔を有して配置されることにより、横線を縦片と第2縦片で上下方向いずれにも移動しないよう規制することができるので、フェンス本体の上下方向のずれをより確実に防止することができる。
さらにまた、本発明にかかるフェンスの連結構造によれば、縦片と第2縦片及び横片は表面板と裏面板の両方にそれぞれ設けられることにより、連結材をフェンス本体の反対面側から取付けても縦線及び横線を保持することができるようにすることができ、いずれの側からでも取付作業が可能となるので施工性を向上させることができる。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態における連結構造を有したフェンスの正面図を示している。この図に示すように、本実施形態のフェンスは、所定間隔毎に立設された支柱2に、フェンス本体1を沿わせ、さらに支柱2間の位置においてフェンス本体1を連結材3を介して連結して横方向に連続状となるように構成されている。フェンス本体1は、縦横に配置した複数の縦線10と横線11とを格子状に組合せてなり、上端部と下端部はそれぞれ縦線10が半円形状に折り曲げられている。連結材3は、連結されるフェンス本体1、1の端部の上端部と下端部及び中間部の3箇所に配置されて、それぞれフェンス本体1、1を連結している。
図2には、フェンス本体1と支柱2の取付部分を表した縦断面図を示している。この図に示すように、フェンス本体1は上下方向中間部において、支柱2にボルト止め固定されている略J字状の支柱取付金具15に横線11が保持されることによって、支柱2に対して固定されている。また、フェンス本体1の上端部には、支柱2の上端部近傍にビス止め固定された上端部仮置金具16が設けられ、この上端部仮置金具16に横線11を仮置きすることができるようにされている。
図3には、フェンス本体1の上下方向中間部における連結構造の拡大図を示している。この図に示すように、フェンス本体1を構成する縦線10は図中前面側に配置され、横線11はその後側に配置される。フェンス本体1は、全面に渡って縦線10が前面側に、横線11がその後側に配置されるように形成される。連結材3はフェンス本体1の端部における縦線10と横線11の交差部に配置され、連結されるフェンス本体1の縦線10及び横線11を保持固定する。
連結材3の構成についてより詳細に説明する。図4には連結材3の正面図を、図5には連結材3の背面図を、図6には連結材3の平面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、連結材3は表面板20と裏面板21及びこれらを連結する折り曲げ部22とが一体的に形成されてなるものであり、表面板20と裏面板21は互いに対向し、折り曲げ部22は表面板20と裏面板21の一方の側部においてこれらを弾性的に懸架する。
図4に示すように、表面板20は中央部にネジ孔20aを有しており、ネジ孔20aを取り囲むように立ち上がり状のリブ20bが形成されている。また、図5に示すように、裏面板21にも中央部にネジ孔21aが形成され、ネジ孔21aを取り囲むように立ち上がり状のリブ21bが形成されている。リブ20b、21bが表面板20と裏面板21にそれぞれ形成されていることにより、表面板20及び裏面板21の強度を向上させることができる。また、表面板20に形成されたネジ孔20aは、ネジを単に挿通させることができるように形成され、裏面板21に形成されたネジ孔21aは、ネジを螺合させることができるように内面にネジ山が切られている。したがって、ネジを表面板20側から挿入し、裏面板21で螺合させることにより、縦線10や横線11を保持した状態で表面板20と裏面板21を固定することができる。
折り曲げ部22は、図4及び図5に示すように表面板20と裏面板21の一端部のうち、図4における上端部と上下方向中央部とにそれぞれ形成されている。すなわち、折り曲げ部22は表面板20及び裏面板21の側部の上下方向一方に偏って形成されている。したがって、連結材3を縦線10と横線11の交差部に配置した際、折り曲げ部22が形成されていない側において横線11と折り曲げ部22とが干渉しないようにすることができる。
図4及び図6に示すように、表面板20の折り曲げ部22が形成された側と反対側の端部には、対向する裏面板21側に向かって縦方向に沿って突出する縦片23が形成されている。縦片23は、上下方向において折り曲げ部22と対向する位置に形成されている。また、図4に示すように、縦片23の下方には、所定の間隔を有して第2縦片24が裏面板21側に向かって突出するように形成されている。縦片23と第2縦片24との間隔は、連結材3を縦線10と横線11の交差部に取付ける際に、横線11を挿入可能な幅を有するように設定される。
図5及び図6に示すように、裏面板21にも折り曲げ部22が形成された側と反対側の端部に、対向する表面板20側に向かって縦方向に沿って突出する縦片23が形成される。さらに、表面板20と同様に第2縦片24も形成される。
図6に示すように、表面板20の上端中央部には、裏面板21側に向かって横方向に沿って突出する横片25が形成されている。また、裏面板21の上端中央部にも、表面板20側に向かって横方向に沿って突出する横片25が形成されている。これら横片25は、折り曲げ部22との間に空間部分を有するように形成されており、この空間部分に一方のフェンス本体1の縦線10を保持することができる。また、横片25と縦片23との間にも同様の空間部分が形成され、他方のフェンス本体1の縦線10を保持することができる。
図7には、表面板20と裏面板21を開いた状態の平面図を示している。折り曲げ部22は折り曲げ部分が弾性を有するように形成されており、したがって対向する表面板20と裏面板21とが離れるように開くことができる。この際、表面板20側の縦片23と裏面板21側の縦片23が離隔するため、この開いた側から連結するフェンス本体1の縦線10が表面板20と裏面板21間の領域に配置されるように連結材3を取付ける。
図8には連結材3の左側面図を、図9には連結材3の右側面図を、それぞれ示している。図8に示すように、折り曲げ部22は連結材3の中央より上部側に偏って配置されるので、折り曲げ部22の下部には横線11を表面板20と裏面板21の間の領域に進入可能な空間が形成される。また、図9に示すように、縦片23と第2縦片24との間には折り曲げ部22の下方に形成される空間と対向する位置に隙間が形成されており、したがってこの隙間から横線11を表面板20と裏面板21の間の領域に進入させることができる。また、ここから進入した横線11は、縦片23及び第2縦片24によって上下方向に移動を規制される。
図10には連結材3を縦線10と横線11の交差部に取付けた状態の平面図を示している。この図に示すように、連結材3を縦線10と横線11の交差部に取付けてネジ26により表面板20と裏面板21とを固定することで、縦線10は表面板20側に、横線11は裏面板21側に、それぞれ配置される。一方の縦線10は、表面板20側の折り曲げ部22と横片25との間において表面板20と裏面板21との間の領域に配置され、他方の縦線10は、表面板20側の縦片23と横片25との間において表面板20と裏面板21との間の領域に配置される。
図11には連結材3を縦線10と横線11の交差部に取付けた状態の右側面図を示している。この図に示すように、横線11は縦片23と第2縦片24との間から表面板20と裏面板21との間の領域に進入するように配置される。また、この図には現れていないが、折り曲げ部22側の横線11も、折り曲げ部22の下方から表面板20と裏面板21との間の領域に進入するように配置される。このように各縦線10と横線11は表面板20と裏面板21とに挟まれることで固定され、両フェンス本体1、1が連結される。また、横線11は、縦片23と第2縦片24によって上下方向の移動が規制されるので、フェンス本体1が上下方向にずれることを防止することができる。さらに、交差する縦線10と横線11とが表面板20と裏面板21との間の領域に配置され固定されているので、フェンス本体1の面方向へのずれも防止することができる。このため、連結されるフェンス本体1間の特に横線11を一直線状としてずれないようにすることができる。
連結材3は、前述のようにフェンス本体1の上端部と下端部にも取付けられる。図12には、フェンス本体1の下端部における連結構造の拡大図を示している。ここでも中間部における連結構造と同様、連結材3によって両方のフェンス本体1の縦線10及び横線11が保持されて連結されている。また、図13には、フェンス本体1の下端部において連結材3を縦線10と横線11の交差部に取付けた状態の右側面図を示している。この図に示すように、フェンス本体1の下端部において縦線10は半円形状に湾曲しており、それに沿って連結材3が取付けられる。連結材3の表面板20と裏面板21は、この湾曲した縦線10及びそれと直交する横線11を納めることができる間隔を有して対向しており、中間部における連結と同様にフェンス本体1を連結することができる。
図14には、フェンス本体1の上端部における連結構造の拡大図を示している。ここにおいても連結材3によって両方のフェンス本体1の縦線10及び横線11が保持されて連結されている。図15には、フェンス本体1の上端部において連結材3を縦線10と横線11の交差部に取付けた状態の右側面図を示している。この図に示すように、フェンス本体1の上端部においても、縦線10は半円形状に湾曲しており、それに沿って連結材3が取付けられる。連結材3の表面板20と裏面板21は、この湾曲した縦線10及びそれと直交する横線11を納めることができる間隔を有して対向しており、中間部における連結と同様にフェンス本体1を連結することができる。
ところで、フェンスの施工場所によっては、連結材3をフェンス本体1の反対面側からネジ止め固定しなければならない場合がある。本実施形態の連結材3には、縦片23や横片25が表面板20と裏面板21の両方に設けられているため、フェンス本体1の反対面側からも取付けることができる。図16には、連結材3を反対向きに取付けたフェンス本体1の連結構造の拡大図を示している。この図に示すように、連結材3を反対向きに取付けた場合であっても、両方のフェンス本体1の縦線10及び横線11を保持するように連結材3を取付けることができる。
図17には、連結材3を反対向きに取付けた場合における連結部分の平面図を示している。この図に示すように、縦片23及び横片25が表面板20と裏面板21の両方に形成されていることにより、連結材3を反対向きに取付けた場合であっても、縦線10を保持することができる。この場合には、連結材3を縦線10と横線11の交差部に取付けてネジ26により表面板20と裏面板21とを固定することで、縦線10は裏面板21側に、横線11は表面板20側に、それぞれ配置される。一方の縦線10は、裏面板21側の折り曲げ部22と横片25との間において表面板20と裏面板21との間の領域に配置され、他方の縦線10は、裏面板21側の縦片23と横片25との間において表面板20と裏面板21との間の領域に配置される。また、横線11は、表面板20側に配置されるので、表面板20側の縦片23及び第2縦片24との間から表面板20と裏面板21との間の領域に配置される。
本実施形態では、このように縦片23と第2縦片24及び横片25を表面板20と裏面板21の両方に設けたことで、連結材3をフェンス本体1の反対面側からも取付けることができるようにしたが、連結材3を一方側からのみ取付けるのであれば、表面板20か裏面板21のいずれか一方に設けることとしてもよい。この場合には、縦線10を保持するために機能する横片25は、表面板20側に設ける必要があり、また横線11を保持するために機能する縦片23及び第2縦片24は、裏面板21側に設ける必要がある。なお、縦片23及び第2縦片24は、縦線10も保持しているので、裏面板21側にのみ設ける場合であっても、縦線10にかかる位置まで表面板20側に突出させる必要がある。
次に、フェンスを傾斜地に設けた場合について説明する。図18には、傾斜地に配置されたフェンスの正面図を示している。傾斜地におけるフェンスは、傾斜面において鉛直方向に沿って支柱2が立設され、フェンス本体1は傾斜面に沿うように支柱2間に設けられる。フェンス本体1の縦線10は、中央部が支柱2と同様に鉛直方向に沿うように配置され、上下端部が傾斜面に対して略垂直となる方向に沿うように屈曲している。また、横線11は、傾斜面と平行な方向に沿うように設けられる。
傾斜面におけるフェンスの連結構造でも、連結材3を連結される両フェンス本体1、1の上下端部及び中間部の3箇所に設けている。なお、傾斜地に配置されるフェンス本体1と水平地に配置されるフェンス本体は、傾斜金具30によって互いに連結されている。図19には、傾斜地における上下方向中間部でのフェンスの連結構造の正面図を示している。この図に示すように、鉛直方向に沿って配置される縦線10の配置に合わせて連結材3が取付けられる。すなわち、連結材3は縦線10が上下方向に貫通するように配置されており、横線11は傾斜面の角度分だけ傾斜して連結材3に保持される。
一方の横線11は、折り曲げ部22の下方において斜め下方から表面板20と裏面板21との間の領域に進入している。他方の横線11は、他方の縦線10が配置される縦片23と横片25との間の領域に斜め上方から表面板20と裏面板21との間の領域に進入している。このように、連結材3は縦線10に対して傾斜状に配置された横線11についても保持することができる。
図20には、傾斜地における上端部でのフェンスの連結構造の正面図を示している。フェンス本体1の上端部は、前述のように縦線10は傾斜面と直交する方向に沿うように配置されているので、連結材3はその配置に合わせて縦線10が上下方向に貫通するように配置されている。また、横線11は縦線10と直交するように設けられているから、ここでの連結構造は、図3に示した場合と同様となる。
このように連結材3は、同一部品で水平地に設置されるフェンス及び傾斜地に設置されるフェンスのいずれにおいても、上下端部及び中間部においてフェンス本体1を連結することができるように構成されており、また一体的な部品を縦線10と横線11の交差部に取付けて連結することができるので、簡易な取付作業によりフェンス本体1の横ラインを一直線状にし、上下方向のずれや面方向のずれも確実に防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。
本実施形態における連結構造を有したフェンスの正面図である。 フェンス本体と支柱の取付部分を示す縦断面図である。 フェンス本体の上下方向中間部における連結構造の拡大図である。 連結材の正面図である。 連結材の背面図である。 連結材の平面図である。 表面板と裏面板を開いた状態の平面図である。 連結材の左側面図である。 連結材の右側面図である。 連結材を縦線と横線の交差部に取付けた状態の平面図である。 連結材を縦線と横線の交差部に取付けた状態の右側面図である。 フェンス本体の下端部における連結構造の拡大図である。 フェンス本体の下端部において連結材を縦線と横線の交差部に取付けた状態の右側面図である。 フェンス本体の上端部における連結構造の拡大図である。 フェンス本体の上端部において連結材を縦線と横線の交差部に取付けた状態の右側面図である。 連結材を反対向きに取付けたフェンス本体の連結構造の拡大図である。 連結材を反対向きに取付けた場合における連結部分の平面図である。 傾斜地に配置されたフェンスの正面図である。 傾斜地における上下方向中間部でのフェンスの連結構造の正面図である。 傾斜地における上端部でのフェンスの連結構造の正面図である。
符号の説明
1 フェンス本体
2 支柱
3 連結材
10 縦線
11 横線
20 表面板
20a ネジ孔
20b リブ
21 裏面板
21a ネジ孔
21b リブ
22 折り曲げ部
23 縦片
24 第2縦片
25 横片
26 ネジ

Claims (5)

  1. 間隔を有して立設された支柱に、複数の横線と縦線とを格子状に組合せてなるフェンス本体を沿わせ、該フェンス本体を連結材を介して連結するフェンスの連結構造において、
    前記連結材は表面板と裏面板とが対向し、該表面板と裏面板とを折り曲げ自在な折り曲げ部を介して連結してなり、該折り曲げ部は前記表面板と裏面板の一方の側部の上下方向いずれか一方に偏った位置に形成され、
    少なくとも前記表面板と裏面板のいずれか一方の前記折り曲げ部が形成される側部と反対側の側部には、対向する板側に向かって縦方向に沿って突出してなる縦片が形成され、少なくとも前記表面板と裏面板のいずれか一方の上部または下部の中央部には、対向する板側に向かって横方向に沿って突出してなる横片が形成され、
    前記連結材を、連結される両フェンス本体端部の前記横線と縦線の交差部に配置して、前記表面板と裏面板とをネジ止めにより固定して、前記横線及び縦線を保持することを特徴とするフェンスの連結構造。
  2. 一方のフェンス本体の横線の端部は前記縦片の下方から前記表面板と裏面板間の領域に進入するよう配置され、両フェンス本体端部の縦線は、それぞれ前記横片と折り曲げ部との間及び前記横片と縦片との間において前記表面板と裏面板間の領域に進入するよう配置されることを特徴とする請求項1記載のフェンスの連結構造。
  3. 少なくとも前記表面板と裏面板のいずれか一方の前記折り曲げ部が形成される側部と反対側の側部には、対向する板側に向かって突出してなる第2縦片が形成され、該第2縦片は前記縦片の下方に前記横線を挿通可能な間隔を有して配置されることを特徴とする請求項1または2記載のフェンスの連結構造。
  4. 前記縦片と第2縦片及び横片は前記表面板と裏面板の両方にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項3記載のフェンスの連結構造。
  5. 間隔を有して立設された支柱に、縦横に配置した複数の横線と縦線とを格子状に組合せてなるフェンス本体を沿わせ、該フェンス本体を請求項1〜4のいずれか1項に記載のフェンスの連結構造で連結してなることを特徴とするフェンス。
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