JP6892304B2 - パネル体の脱落防止具および該脱落防止具の固定方法 - Google Patents
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Description
そこでパネル体が持上げられないようパネル体上端縁に当接する当接部を備えた脱落防止具を設けるようにしたものが知られている(例えば特許文献2参照。)。
請求項2の発明は、支柱正面に上下方向複数穿設した係止孔に係止された取付け金具に、パネル体裏面に設けたスリットを係合させることで該パネル体を、天井面に設けた天井レール正面にパネル体の上端部がオーバーラップする状態で支柱に取付ける構成とするにあたり、該パネル体が上動することでスリットが取付け金具から抜け出てパネル体が脱落するのを防止するための脱落防止具を、パネル体の上端縁に当接する当接部と、該当接部からL字形に折曲されて天井レールとパネル体との間に挿入される挿入部と、パネル体から左右方向外方に抜け出るよう挿入部から延出して天井レールにビスを介して固定される固定部とが備えられた構成にすると共に、前記固定部は、支柱に対して左右方向外方に延出し、該延出部位には下方に垂下する垂下部が設けられ、該垂下部は、当接部側端縁が支柱の左右方向外側面に当接するよう折曲されることを特徴とするパネル体の脱落防止具である。
請求項3の発明は、脱落防止具は、隣接して同じ支柱に取付けられる左右のパネル体に、該左右のパネル体間の隙間を除いてビスも含めて覆蓋されていることを特徴とする請求項2記載のパネル体の脱落防止具である。
請求項4の発明は、支柱は、下端部が支柱上端部に上下方向調節自在に内嵌し、ビスを介して天井レールに固定される支持金具を含むものであり、固定部は、支柱の左右方向外側位置で天井レールにビス固定されることを特徴とする請求項3記載のパネル体の脱落防止具である。
請求項5の発明は、支柱は、下端部が支柱上端部に上下方向調節自在に内嵌し、ビスを介して天井レールに固定される支持金具を含むものであり、固定部は、支柱の左右方向内側位置で天井レールにビス固定されることを特徴とする請求項3記載のパネル体の脱落防止具である。
請求項6の発明は、支柱正面に上下方向複数穿設した係止孔に係止された取付け金具に、パネル体裏面に設けたスリットを係合させることで該パネル体を、天井面に設けた天井レール正面にパネル体の上端部がオーバーラップする状態で支柱に取付ける構成とし、該パネル体が上動することでスリットが取付け金具から抜け出てパネル体が脱落するのを防止するためパネル体の上端縁に当接する当接部を備えた脱落防止具を固定するにあたり、隣接するパネル体が支柱に取付けられる前に、当接部からL字形に折曲された挿入部を天井レールとパネル体との間に挿入した後、該挿入部からパネル体の左右方向外方に抜け出るように形成された固定部を、ビスを介して天井レールに固定するようにしたことを特徴とするパネル体の脱落防止具の固定方法である。
請求項7の発明は、支柱は、下端部が支柱上端部に上下方向調節自在に内嵌し、ビスを介して天井レールに固定される支持金具を含み、固定部は、支柱に対して左右方向外方に延出するものであり、該延出部位には下方に垂下する垂下部が設けられ、該垂下部は、固定部がビス固定される前に、支柱の左右方向外側面方向に向けて折曲され、該折曲部位の当接部側端縁が支柱の左右方向外側面に当接されることを特徴とする請求項6記載のパネル体の脱落防止具の固定方法である。
請求項2の発明とすることにより、脱落防止具によりパネル体の不用意な脱落を防止できるものでありながら、該脱落防止具はパネル体に覆蓋されて視認できない部位があることになって外観性が向上すると共に、パネル体が持上がろうとするときに脱落防止具に働く負荷は、折曲された垂下部の挿入部側端縁が当接する支柱に受けられることになって分散されてビスに集中することがなく、パネル体の上動を強度のある状態で防止できることになる。
請求項3の発明とすることにより、脱落防止具は、隣接するパネル体の間の隙間を除いてこれらパネル体にビスも含めて覆蓋されることになって外部から殆どが視認できず、外観性が向上する。
請求項4、5の発明とすることにより、脱落防止具のビス固定が確実になされることになる。
請求項6の発明とすることにより、脱落防止具によりパネル体の不用意な脱落を防止できるものでありながら、該脱落防止具はパネル体に覆蓋されて視認できない部位があることになって外観性が向上する。
請求項7の発明とすることにより、パネル体が持上がろうとするときに脱落防止具に働く負荷は、折曲された垂下部の挿入部側端縁が当接する支柱に受けられることになって分散されてビスに集中することがなく、パネル体の上動を強度のある状態で防止できることになる。
因みに、脱落防止具8の折曲部8gの形成は、脱落防止具8をビス8hを介して天井レール6に固定する前であれば、本体部8aを天井レール6とパネル体1との隙間に挿入する前の段階で行ってもよく、また一旦、本体部8aを天井レール6とパネル体1との間に仮挿入し、折曲位置を確認した後、脱落防止具8を引き抜いて折曲してもよいことは言うまでもない。
1a スリット
2 支柱
2a 支柱本体
2b 係止孔
2d 外側面
5 支持金具
6 天井レール
7 取付け金具
8 脱落防止具
8a 本体部
8b 当接部
8c 垂下部
8d 一端側半部
8e 他端側半部
8g 折曲部
8h ビス
8i 当接部側端縁
C 天井板
Claims (7)
- 支柱正面に上下方向複数穿設した係止孔に係止された取付け金具に、パネル体裏面に設けたスリットを係合させることで該パネル体を、天井面に設けた天井レール正面にパネル体の上端部がオーバーラップする状態で支柱に取付ける構成とするにあたり、該パネル体が上動することでスリットが取付け金具から抜け出てパネル体が脱落するのを防止するための脱落防止具を、パネル体の上端縁に当接する当接部と、該当接部からL字形に折曲されて天井レールとパネル体との間に挿入される挿入部と、パネル体から左右方向外方に抜け出るよう挿入部から延出して天井レールにビスを介して固定される固定部とが備えられた構成にすると共に、前記脱落防止具は、隣接して同じ支柱に取付けられる左右のパネル体に、該左右のパネル体間の隙間を除いてビスも含めて覆蓋され、支柱は、下端部が支柱上端部に上下方向調節自在に内嵌し、ビスを介して天井レールに固定される支持金具を含むものであり、固定部は、支柱の左右方向外側位置で天井レールにビス固定されることを特徴とするパネル体の脱落防止具。
- 支柱正面に上下方向複数穿設した係止孔に係止された取付け金具に、パネル体裏面に設けたスリットを係合させることで該パネル体を、天井面に設けた天井レール正面にパネル体の上端部がオーバーラップする状態で支柱に取付ける構成とするにあたり、該パネル体が上動することでスリットが取付け金具から抜け出てパネル体が脱落するのを防止するための脱落防止具を、パネル体の上端縁に当接する当接部と、該当接部からL字形に折曲されて天井レールとパネル体との間に挿入される挿入部と、パネル体から左右方向外方に抜け出るよう挿入部から延出して天井レールにビスを介して固定される固定部とが備えられた構成にすると共に、前記固定部は、支柱に対して左右方向外方に延出し、該延出部位には下方に垂下する垂下部が設けられ、該垂下部は、当接部側端縁が支柱の左右方向外側面に当接するよう折曲されることを特徴とするパネル体の脱落防止具。
- 脱落防止具は、隣接して同じ支柱に取付けられる左右のパネル体に、該左右のパネル体間の隙間を除いてビスも含めて覆蓋されていることを特徴とする請求項2記載のパネル体の脱落防止具。
- 支柱は、下端部が支柱上端部に上下方向調節自在に内嵌し、ビスを介して天井レールに固定される支持金具を含むものであり、固定部は、支柱の左右方向外側位置で天井レールにビス固定されることを特徴とする請求項3記載のパネル体の脱落防止具。
- 支柱は、下端部が支柱上端部に上下方向調節自在に内嵌し、ビスを介して天井レールに固定される支持金具を含むものであり、固定部は、支柱の左右方向内側位置で天井レールにビス固定されることを特徴とする請求項3記載のパネル体の脱落防止具。
- 支柱正面に上下方向複数穿設した係止孔に係止された取付け金具に、パネル体裏面に設けたスリットを係合させることで該パネル体を、天井面に設けた天井レール正面にパネル体の上端部がオーバーラップする状態で支柱に取付ける構成とし、該パネル体が上動することでスリットが取付け金具から抜け出てパネル体が脱落するのを防止するためパネル体の上端縁に当接する当接部を備えた脱落防止具を固定するにあたり、隣接するパネル体が支柱に取付けられる前に、当接部からL字形に折曲された挿入部を天井レールとパネル体との間に挿入した後、該挿入部からパネル体の左右方向外方に抜け出るように形成された固定部を、ビスを介して天井レールに固定するようにしたことを特徴とするパネル体の脱落防止具の固定方法。
- 支柱は、下端部が支柱上端部に上下方向調節自在に内嵌し、ビスを介して天井レールに固定される支持金具を含み、固定部は、支柱に対して左右方向外方に延出するものであり、該延出部位には下方に垂下する垂下部が設けられ、該垂下部は、固定部がビス固定される前に、支柱の左右方向外側面方向に向けて折曲され、該折曲部位の当接部側端縁が支柱の左右方向外側面に当接されることを特徴とする請求項6記載のパネル体の脱落防止具の固定方法。
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