JP2009046867A - 窓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クレセント錠と同様な施錠機能を有しながらも、空き巣等にガラスを割って解錠されるようなおそれがなく、防犯上有効な窓装置を提供する。
【解決手段】窓枠内に障子や面格子等の開閉仕切具1,2を引き違い式に設け、両開閉仕切具1,2の召し合わせ框11,11には開閉仕切具1,2が閉鎖する方向に互いにテーパ係合して両召し合わせ框11,11を召し合わせ位置にロックするテーパ係合部材3,4を設け、各開閉仕切具1,2の召し合わせ框11,11とは反対側の戸尻側框12と、その框12が当接する窓枠5の縦枠部10との間に、開閉仕切具1,2を閉鎖位置に施錠する開閉仕切具施錠機構6を介装する。
【選択図】図2

Description

本発明は、窓枠内に障子や面格子等の開閉仕切具を引き違い式に設けてなる窓装置に関するものである。
窓枠内に障子等が引き違い式に設けられた従来の窓装置では、引き違い障子等の召し合わせ框にクレセント錠を取り付けて、その障子等を閉鎖位置に施錠するようにしている。このクレセント錠は、窓枠内の室外側にくる障子の召し合わせ框に受け金物を取り付け、それとかみ合うよう三日月形の回転する金物を室内側にくる障子の召し合わせ框に取り付けるもので、開閉操作が非常に簡単で、コストも安いことから、引き違い窓障子の施錠手段として広く採用されている。
ところが、このクレセント錠を装備した窓装置は、空き巣に狙われ易く、簡単に解錠されるという問題がある。即ち、召し合わせ框の中程にある金物周辺のガラスをドライバーやバールで割り、手を差し込んでクレセントを解錠する手口で、普通のガラス板の場合、数十秒程度で室内に侵入されてしまうのが実情である。
本発明は、上記のような課題に鑑み、クレセント錠と同様な施錠機能を有しながらも、空き巣等にガラスを割って解錠されるようなおそれがなく、防犯上有効な窓装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の窓装置は、窓枠5内に障子や面格子等の開閉仕切具1,2を引き違い式に設け、開閉仕切具1,2の召し合わせ框11,11には開閉仕切具1,2が閉鎖する方向に互いにテーパ係合して両召し合わせ框11,11を召し合わせ位置に引き付けた状態にロックするテーパ係合部材3,4を設け、開閉仕切具1,2の戸尻側框12と、その框12が当接する窓枠5の縦枠部10A,10Bとの間に、開閉仕切具1,2を閉鎖位置に施錠する開閉仕切具施錠機構6を介装してなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の窓装置において、開閉仕切具施錠機構6は、開閉仕切具1,2の戸尻側框12に取り付けられた係止片17と、その係止片17に対し係脱自在な被係止片18を有し、窓枠5の縦枠部10A,10B内で係止片17が被係止片18に係止する施錠位置と係止片17が被係止片18から離脱する解錠位置とに亘ってスライド自在に支持されるスライド杆19と、スライド杆19を施錠位置に付勢するバネ20と、このバネ20の付勢力に抗してスライド杆19を解錠位置にスライド操作するための操作手段21とからなることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の窓装置において、開閉仕切具施錠機構6は、開閉仕切具1,2が解錠された時に開閉仕切具1,2を開放方向に押圧する手段22を有してなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の窓装置は、開閉仕切具1,2の召し合わせ框11,11には、開閉仕切具1,2の閉鎖方向に互いにテーパ係合して両召し合わせ框11,11を召し合わせ位置に引き付けた状態にロックするテーパ係合部材3,4を設け、開閉仕切具1,2の戸尻側框12と、その框12が当接する窓枠5の縦枠部10A,10Bとの間に、開閉仕切具1,2を閉鎖位置に施錠する開閉仕切具施錠機構6を介装してなるもので、召し合わせ框11,11に設けたテーパ係合部材3,4が、従来のクレセント錠と同様な施錠機能を発揮することができながら、クレセント錠のように空き巣等にガラスを割って解錠されるようなおそれがなく、従って防犯上きわめて有効である。
請求項2の窓装置によれば、ガラス障子1,2が閉鎖された状態では開閉仕切具施錠機構6の構成部材が全てガラス障子1,2の戸尻側框12内部及び窓枠5の縦枠部10内部に隠蔽されてしまうから、防犯上きわめて有効であると共に外観上の体裁も良好となり、しかも解錠及び施錠操作が簡単容易となる。
請求項3の窓装置のように、開閉仕切具1,2が解錠された時に開閉仕切具1,2を開放方向に押圧する手段22を設けることによって、ガラス障子1,2の開放操作が容易となる。
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1 は本発明に係る窓装置を室内側から見た正面図、図2は図1のX−X線拡大断面図、図3は図1のY−Y線拡大断面図であり、図4の(a) ,(b) は図1のZ−Z線拡大断面図であり、図5は図1の(a) の一部拡大破断図である。この窓装置は、建物の窓開口部Oに設けられた窓枠5内に開閉仕切具としての2枚のガラス障子1,2を引き違い式に設け、両ガラス障子1,2の召し合わせ框に、障子1,2の閉鎖方向に互いにテーパ係合して両召し合わせ框11,11を召し合わせ位置に互いに引き付けた状態にロックするテーパ係合部材3,4を設け、各ガラス障子1,2の召し合わせ框11とは反対側(戸尻側)の框12と、その框12が当接する窓枠5の縦枠部10A,10Bとの間に、ガラス障子1,2を閉鎖位置に施錠する開閉仕切具施錠機構6を介装してなるものである。図1〜図3において、7aは窓枠5の室内側に設けられた室内側化粧枠、7bと窓枠5の室外側に設けられた室外側化粧枠である。
窓枠5は、夫々アルミ押出型材よりなる上下横枠部8,9と左右縦枠部10A,10Bとで矩形枠状に形成され、上横枠部8には上レール8a,8bが、また下横枠部9には下レール9a,9bが夫々形成され、ガラス障子1は上下レール8a,9aに沿って、またガラス障子2は上下レール8b,9bに沿って夫々スライド自在に嵌装される。なお、窓枠5の左右縦枠部10A,10Bを図8に拡大横断面図で示している。即ち、図8の(a) に示すように、左右縦枠部10A,10Bには夫々正面側に正面化粧プレート30が係嵌部31,32を介して係嵌式に嵌め込まれている。
各ガラス障子1,2は、召し合わせ框11と、これとは反対側に位置する戸尻側框12と、上框13及び下框14とによって枠組みされる障子枠15にガラス板16を嵌装してなるものであり、両ガラス障子1,2の召し合わせ框11,11には、図2の(a) ,(b) に示すようにガラス障子1,2の閉鎖方向に互いにテーパ係合して両召し合わせ框11,11を召し合わせ位置に引き付けた状態にロックするテーパ係合部材3,4が設けられ、テーパ係合部材3は室外側ガラス障子1の召し合わせ框11に設けられ、テーパ係合部材4は室内側ガラス障子2の召し合わせ框11に設けられている。
室外側ガラス障子1の召し合わせ框11に設けられたテーパ係合部材3は、その召し合わせ框11の室内側に召し合わせ框11の全長に亘って一体に形成された横断面略直角三角形状の突条片3aからなり、また室内側ガラス障子1の召し合わせ框11に設けられたテーパ係合部材4も、その召し合わせ框11の室外側に召し合わせ框11の全長に亘って一体に形成された横断面直角三角形状の突条片4aからなるもので、両突条片3a,4aのテーパ面3o,4oが互いにテーパ係合して、その楔作用により、図2の(a) に示すように両召し合わせ框11,11を召し合わせ位置に互いに引き付けた状態にロックするようになっている。
図4の(b) は、両ガラス障子1,2の召し合わせ框11,11が未だ召し合わせ位置に到達しておらず、両テーパ係合部材3,4が互いに離間した状態にあって、この状態から両ガラス障子1,2が閉鎖方向にスライドすると、両突条片3a,4aのテーパ面3o,4oが仮想線図示のように互いにテーパ係合し、その楔作用により、両召し合わせ框11,11を互いに引き付け合って図4の(a) に示すように召し合わせ位置にロックすることになる。
開閉仕切具施錠機構6は、各ガラス障子1,2の召し合わせ框11とは反対側の框12の上下2箇所に取り付けられた係止片17と、この係止片17に対して係脱自在な被係止片18を有し、窓枠5の縦枠部10A,10B内で係止片17が被係止片18に係止する施錠位置と係止片17が被係止片18から離脱する解錠位置とに亘ってスライド自在に支持されるスライド杆19と、このスライド杆19を施錠位置に付勢するコイルバネ20と、このコイルバネ20の付勢力に抗してスライド杆19を解錠位置にスライド操作するための操作手段21と、各ガラス障子1,2が解錠された時に各ガラス障子1,2を開放方向に押圧する押圧手段22とを備えている。
図6に示すように、係止片17は先端部にテーパ係合面17aを有し、被係止片18は係止片17のテーパ係合面17aに対応するテーパ係合面18aを有する。スライド杆19は、窓枠5の縦枠部10A,10B内のガイド部23によって上下方向スライド自在に支持されていると共に、常時はコイルバネ20で施錠位置に保持されている。
操作手段21は、例えば図7の(a) に示すように、窓枠5の縦枠部10A,10B内に取り付けた押しボタン33からなるもので、この押しボタン33は、常時は同図の実線図示のような非作用位置にバネ(図示省略)で保持されていて、そのバネ付勢力に抗して押しボタン33を押すと、軸部本体33aの先端が、スライド杆19に設けられたテーパガイド19aにテーパ係合してスライド杆19を解錠位置に押し上げるようになっている。この押しボタン33は、縦枠部10A,10Bの正面側に嵌め込まれた正面化粧プレート30の窓30oから指を差し込んで操作するようになっており、そして窓30oには図1に示すように蓋34がヒンジ35で開閉自在に取り付けてあって、ボタン操作時に図7の(a) に示すように蓋34を開けてボタン33を押すようになっている。この蓋34を設けたことによって、ボタン33が外部から見えなくなり、防犯上極めて有効であると共に、外観上の体裁も良好となる。
図7の(b) は回転式ハンドル36からなる操作手段21を示す。この回転式ハンドル36は、窓枠5の縦枠部10A,10B内に軸支した回転胴部36oの外周に操作杆36aと押し上げ杆36bとを例えば90°の間隔で突設し、図示のように操作杆36aを同図の矢印方向に回転操作することにより、押し上げ36bをスライド杆19のテーパガイド19aに係合させて、スライド杆19を解錠位置に押し上げるようにしたもので、回転胴部36oは、常時は同図の実線図示のような非作用位置にバネ(図示省略)で保持されており、操作時に蓋34を開けて操作杆36aを回転操作するようになっている。
図7の(c) はレバー式ハンドル37からなる操作手段21を示す。このレバー式ハンドル36は、図示のようにレバー本体37aの先端部を窓枠5の縦枠部10A,10B内に枢着すると共に、非操作時は同図の仮想線図示のようにハンドル37の全体を縦枠部10A,10B内に収納させるようにしておき、そして操作時に実線図示のように蓋34を開け、レバー本体37aの基端部を持って下向きに回し、同図の実線図示のような水平位置で、レバー本体37aにスライド可能に支持されている押し上げ杆37bを前方へ突き出すことにより、押し上げ杆37bの先端をスライド杆19のテーパガイド19aに係合させて、スライド杆19を解錠位置に押し上げるようにしたもので、押し上げ杆37bは、常時は同図の実線図示のような非作用位置にバネ(図示省略)で保持されており、操作時に操作片37cを押すと、押し上げ杆37bが前方へ突出してスライド杆19のテーパガイド19aに係合するようになっている。
押圧手段22は、ガラス障子1,2が解錠された時にガラス障子1,2を開放方向に押圧するように、窓枠5の縦枠部10A,10B内の例えば上下2箇所に設けられている。各押圧手段22は、図5及び図6から分かるように、縦枠部10A,10Bに取り付けたブラケット25に押圧ピン26をガラス障子1,2の開閉方向にスライド自在に支持すると共に、押圧ピン26とブラケット25との間には、押圧ピン26の先端側を縦枠部10A,10Bの内側壁10bに設けた孔27からガラス障子1,2の戸尻側端面と対向する方向に突出させるように付勢するコイルバネ28を介装し、押圧ピン26の基端部には当該ピン26の突出長さを規制するストッパー29を設けてなるものである。
次に、上記のような構成よりなる窓装置の作用について説明する。
図1及び図2に示すように2枚のガラス障子1,2が閉鎖された状態においては、両ガラス障子1,2の召し合わせ框11,11は室内外方向に互いに重合する召し合わせ位置にあり、この位置においてテーパ係合部材3,4が互いにテーパ係合して、その楔作用により、両召し合わせ框11,11を互いに引き付けて召し合わせ位置にロックする一方、召し合わせ框11,11とは反対側の框12が、窓枠5の縦枠部10A,10Bに当接した位置で開閉仕切具施錠機構6により施錠され、それによって両ガラス障子1,2は閉鎖位置に固定保持されている。
ガラス障子1,2を開放する際には、例えば図1に示される左側のガラス障子1を開放する時は窓枠5の左側の縦枠部10Aに設けてある操作手段21の例えば押しボタン33を操作すれば、開閉仕切具施錠機構6によるガラス障子1の施錠が解除され、しかしてこのガラス障子1は、押圧手段22の押圧ピン26で開放方向(右方向)へ押圧され、この押圧力によってガラス障子1の召し合わせ框11のテーパ係合部材3が右側のガラス障子2の召し合わせ框11にあるテーパ係合部材4から離脱し、左側のガラス障子1を自由に開放させることができる状態となり、この状態を図6に示す。
そして右側のガラス障子2は、窓枠5の右側の縦枠部10Bにある操作手段21を上記同様に解除操作すれば、開閉仕切具施錠機構6によるガラス障子2の施錠が解除されるから、この右側のガラス障子2も自由に開放させることができる状態となる。なお、操作手段21を解除操作した後は、スライド19は、コイルバネ20の付勢力によって施錠位置に復帰する。
上記のようにして開放されたガラス障子1,2を閉鎖する時は、例えば左側のガラス障子1の戸尻側框12を閉鎖方向にスライドさせて窓枠5の縦枠部10Aに当接させるようにすると、開閉仕切具施錠機構6の係止片17のテーパ係合面17aが縦枠部10A内にあるスライド杆19の被係止片18のテーパ係合面18aに係合して、その楔作用によりスライド杆19が押し上げられて係止片17が被係止片18に係止し、施錠される。右側のガラス障子2も上記左側のガラス障子1と同じように、その戸尻側框12を閉鎖方向にスライドさせて窓枠5の縦枠部10Bに当接させることにより、開閉仕切具施錠機構6の係止片17が被係止片18に係止して施錠される。
また、開放されたガラス障子1,2を閉鎖する時は、例えば図6の(b) に示すように、操作手段21によってスライド杆19を解錠位置に引き上げたままの状態で、ガラス障子1を閉じるようにしてもよい。
また上記のようにガラス障子1,2を閉鎖する時には、窓枠5の縦枠部10A,10Bの内側面から突出している押圧ピン26をそのバネ28の付勢力に抗して縦枠部10内に押し込むように戸尻側框12を縦枠部10の内側面に押し当てる必要がある。
以上説明したような窓装置によれば、両ガラス障子1,2の召し合わせ框11,11にガラス障子1,2が閉鎖する方向に互いにテーパ係合して両召し合わせ框11,11を召し合わせ位置に引き付けた状態にロックするテーパ係合部材3,4を設け、各開閉仕切具1,2の召し合わせ框11,11とは反対側の框12と、その框12が当接する窓枠5の縦枠部10A,10Bとの間に、開閉仕切具1,2を閉鎖位置に施錠する開閉仕切具施錠機構6を介装しているから、召し合わせ框11,11に設けたテーパ係合部材3,4が、従来のクレセント錠と同様な施錠機能を発揮することができながら、クレセント錠のように空き巣等にガラスを割って解錠されるようなおそれがなく、従って防犯上きわめて有効となる。
また、各ガラス障子1,2の召し合わせ框11,11とは反対側の戸尻側框12と、これが当接する窓枠5の縦枠部10A,10Bとの間でガラス障子1,2を閉鎖位置に施錠する開閉仕切具施錠機構6は、各ガラス障子1,2の戸尻側框12に取り付けられた係止片17と、その係止片17に対し係脱自在な被係止片18を有し、窓枠5の縦枠部10内で係止片17が被係止片18に係止する施錠位置と係止片17が被係止片18から離脱する解錠位置とに亘ってスライド自在に支持されるスライド杆19と、スライド杆19を施錠位置に付勢するバネ20と、このバネ20の付勢力に抗してスライド杆19を解錠位置にスライド操作するための操作手段21とからなるもので、ガラス障子1,2が閉鎖された状態では開閉仕切具施錠機構6の構成部材が全てガラス障子1,2の戸尻側框12内部及び窓枠5の縦枠部10A,10B内部に隠蔽されてしまうから、防犯上きわめて有効であると共に、外観上の体裁も良好となり、しかも解錠及び施錠操作が簡単容易となる。
また、この開閉仕切具施錠機構6には、開閉仕切具1,2が解錠された時に開閉仕切具1,2を開放方向に押圧する手段22を設けているから、この押圧手段22により、ガラス障子1,2の開放操作が容易となる。
以上説明した実施形態の窓装置は窓枠5内に2枚のガラス障子1,2を引き違い式に設けた場合であるが、本発明は、窓枠5内に3枚以上のガラス障子を設けた窓装置を含むものである。例えば3枚のガラス障子を引き違い式に設けた場合は、中間に位置するガラス障子にはその窓枠の左右両框が夫々召し合わせ框となるから、その左右框の夫々にテーパ係合部材を設けることになり、そして両端に位置されるガラス障子は、その外側の框が戸尻側框となり、その戸尻側框と窓枠の縦枠部との間に開閉仕切具施錠機構が介装されることになる。
また、上述した実施形態の窓装置では、窓枠内にガラス障子を引き違い式に設けたが、開閉仕切具としては、ガラス障子に限らず、ガラス以外の障子や面格子等を使用することができるものである。
本発明に係る窓装置を室内側から見た正面図である。 図1のX−X線拡大断面図である。 図1のY−Y線拡大断面図である。 (a) ,(b) は図1のZ−Z線拡大断面図である。 図5は図1の(a) の一部拡大破断図である。 (a) ,(b) は開閉仕切具施錠機構の動作を説明する説明図である。 (a) は押しボタンからなる操作手段の説明図、(b) は回転式ハンドルからなる操作手段の説明図、(c) はレバー式ハンドルからなる操作手段の説明図である。 (a) ,(b) は窓枠の左右縦枠部に正面化粧プレートを嵌め込む状態の拡大横断面図である。
符号の説明
1,2 ガラス障子(開閉仕切具)
3,4 テーパ係合部材
5 窓枠
6 開閉仕切具施錠機構
11 召し合わせ框
12 戸尻側框
17 係止片
18 被係止片
19 スライド杆
20 バネ
21 操作手段
22 押圧手段

Claims (3)

  1. 窓枠内に障子や面格子等の開閉仕切具を引き違い式に設け、開閉仕切具の召し合わせ框には開閉仕切具が閉鎖する方向に互いにテーパ係合して両召し合わせ框を召し合わせ位置に引き付けた状態にロックするテーパ係合部材を設け、開閉仕切具の戸尻側框と、その框が当接する窓枠の縦枠部との間に、開閉仕切具を閉鎖位置に施錠する開閉仕切具施錠機構を介装してなる窓装置。
  2. 開閉仕切具施錠機構は、開閉仕切具の戸尻側框に取り付けられた係止片と、その係止片に対し係脱自在な被係止片を有し、窓枠の縦枠部内で係止片が被係止片に係止する施錠位置と係止片が被係止片から離脱する解錠位置とに亘ってスライド自在に支持されるスライド杆と、スライド杆を施錠位置に付勢するバネと、このバネの付勢力に抗してスライド杆を解錠位置にスライド操作するための操作手段とからなる請求項1に記載の窓装置。
  3. 開閉仕切具施錠機構は、開閉仕切具が解錠された時に開閉仕切具を開放方向に押圧する手段を有してなる請求項1又は2に記載の窓装置。
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