JP2009043909A - リモコン受光ユニットおよびこれを搭載した電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】垂直方向実装された場合にも実装強度を確保できるリモコン受光ユニットおよびこれを搭載した電子機器を提供する。
【解決手段】受光素子2と信号処理用半導体集積回路チップ3とを同一のフレームに実装し、同一のモールド樹脂パッケージ4内に搭載した表面実装型フレームタイプIrDA型のリモコン受光ユニットにおいて、モールド樹脂パッケージ4の、電気的接続用端子6が設けられた一側面に対向する他の側面側に、垂直方向実装時に回路基板表面に接合する固定用端子8が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】受光素子2と信号処理用半導体集積回路チップ3とを同一のフレームに実装し、同一のモールド樹脂パッケージ4内に搭載した表面実装型フレームタイプIrDA型のリモコン受光ユニットにおいて、モールド樹脂パッケージ4の、電気的接続用端子6が設けられた一側面に対向する他の側面側に、垂直方向実装時に回路基板表面に接合する固定用端子8が設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯機器、小型電子機器もしくは電話、TV(テレビ)、VTR(ビデオテープレコーダ)、オーディオコンポまたはエアコン等といった電子機器に取り付けられており、送信機から送信された赤外線信号を受信し、この赤外線信号に準じた制御信号およびデータ信号を発生させて電子機器へ送信する受光ユニットおよびこれを搭載した電子機器に関わるものであり、特に、表面実装型リードフレームタイプIrDA(Infrared Data Association)型のリモコン受光ユニットおよびこれを搭載した電子機器に関わるものである。
一般に、光半導体装置は、TV(テレビ)、VTR(ビデオテープレコーダ)、オーディオコンポまたはエアコン等の電子機器、赤外線通信等に用いられる携帯機器、もしくは小型電子機器等といった搭載機器の回路基板に取り付けられて使用される。
光半導体装置では、搭載機器の制御部からの制御信号に基づき、信号処理用半導体集積回路(Integrated Circuit(IC))チップが発光素子を動作させて赤外線等の光信号を出力する。また、搭載機器の外部から送信された光信号を受光素子で受信したときには、受光素子で電気信号に変換した後、信号処理用ICチップへ電気信号を出力する。信号処理用ICチップは、受信した電気信号に準じた信号を搭載機器の制御部へ出力する。
このような光半導体装置は、通常、リードフレームを用いて形成される。
リードフレームを使用した従来の光半導体装置の一例としては、特開2005−142530号公報に開示されている光半導体装置がある。
図19は、従来の光半導体装置の一例を示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は側面図である。また、図20は、図19(a)に示す光半導体装置の断面説明図であり、(a)はF1−F1線断面図であり、(b)はF2−F2線断面図である。
この光半導体装置は、リードフレーム111の各部品実装部にそれぞれ発光素子113、受光素子114および信号処理用ICチップ115を実装し、全体をモールドすることにより、モールド樹脂パッケージ117上面に受光レンズ部118および発光レンズ部119を形成する。この後、リードフレームのタイバー部の不要な部分を切断し、次に、リードフレーム111のうち、モールド樹脂パッケージ117の一側面から外部に延設している端子部111dと前記一側面に対向する他の側面から外部に延設しているシールドケース部111aとをフォーミングする。
端子部111dは、モールド樹脂パッケージ117の一側面に沿うように下方に屈曲し、さらに、先端部位をモールド樹脂パッケージ117の底面に沿うように屈曲することにより形成されている。
一方、シールドケース部111aは、リードフレームの一部である長方形の薄板部材をモールド樹脂パッケージ117の外部に延設させたものであり、このシールドケース部111aをモールド樹脂パッケージ117の他の側面に沿うように上方に屈曲した後、モールド樹脂パッケージ117上面に沿うように屈曲し、さらに、先端部位をモールド樹脂パッケージ117の一側面に沿うように下方に屈曲することにより形成されている。
この光半導体装置は、モールド樹脂パッケージ117のICチップ内蔵部位の上面および他の側面をシールドケース部111aで覆うことにより、ICチップに対する遮光性を向上させ、ICチップの誤作動を防止している。
特開2005−142530号公報
従来の光半導体装置は、搭載機器の小型化に伴い高密度実装可能な構造を有している必要があり、基板実装面積を削減するために端子部が一側面のみに延設されていた。さらに、基板実装の効率化のために、回路基板に手挿入して実装するタイプの光半導体装置よりも自動実装可能なリフロータイプの光半導体装置が用いられていた。
しかしながら、特開2005−142530号公報に開示されている光半導体装置を回路基板にリフロー実装する際、実装方向によっては実装強度の確保が困難であるといった問題があった。
図21は、図19に示す光半導体装置を回路基板に水平方向実装した状態を示す説明図である。また、図22は、図19に示す光半導体装置を回路基板に垂直方向実装した状態を示す説明図である。
光半導体装置の一側面を回路基板120上面に対して水平に配置して水平方向実装したときは、図21に示すように、リードフレームのシールドケース部111aが接合部位P101で、端子部111dの一側面に平行になっている部分が接合部位P102で回路基板120と接合する。
一方、光半導体装置の一側面を回路基板120上面に対して垂直に配置して垂直方向実装したときは、図22に示すように、リードフレームの端子部111dの底面に平行になっている部分のみが接合部位P103で回路基板120と接合し固定される。
このように、水平方向実装した場合には、光半導体装置は2つの接合部位P101,102で回路基板に接合するが、垂直方向実装した場合、光半導体装置は1つの接合部位P103のみで回路基板120に接合する。従って、一側面に対向する他の側面に外力が加わった場合、他の側面下方が回路基板120から離れてしまう場合があり、垂直方向実装された光半導体装置は、水平方向実装された光半導体装置と比較して実装強度が低いという問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、垂直方向実装した場合にも実装強度を確保できるリモコン受光ユニットおよびこれを搭載した電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のリモコン受光ユニットは、図1に示すように、リードフレーム1の各部品実装部に受光素子2と信号処理用ICチップ3とを実装し、リードフレーム1ごと受光素子2および信号処理用ICチップ3をモールドすることにより、モールド樹脂パッケージ4を形成している。さらに、モールド樹脂パッケージ4の一側面には、リードフレーム1と同一のフレームまたは異なるフレームでそれぞれ形成された複数の電気的接続用端子6が下方向に屈曲され延設されている。一方、この電気的接続用端子6が延設された一側面に対向する他の側面には、固定用端子8が下方向に屈曲され延設されているので、垂直方向実装時に固定用端子8が回路基板表面に接合するため、実装強度を向上することができる。
なお、本明細書において、水平方向実装とは、回路基板表面に対してモールド樹脂パッケージ側面が水平になるように実装した状態をいい、また、垂直方向実装とは、回路基板表面に対してモールド樹脂パッケージ側面が垂直になるように実装した状態をいう。
本発明によれば、固定用端子が、受光素子と信号処理用半導体集積回路チップとが実装されたフレームと同一のフレームの一部が屈曲形成ものであってもよい。
この場合には、屈曲することにより固定用端子を形成することができる。
また、本発明によれば、前記固定用端子が、受光素子と信号処理用半導体集積回路チップとが実装されたフレームとは別体のシールドケースに形成されていてもよい。例えば、図13に示すように、薄板状の部材を第1屈曲部D1および第2屈曲部D2で屈曲させて、コ字型の別体シールドケース9を形成し、この別体シールドケース9を、図12に示すように、モールド樹脂パッケージ4に上方から嵌め込むことにより、第2屈曲部D2から下方に延設されている部位(第2側面被覆部9c)を固定用端子として機能させることができる。なお、図12に示すようにモールド樹脂パッケージ4の信号処理用ICチップ内蔵部位がシールドケース部7で覆われている場合は、別体シールドケース9をシールドケース部7に上方から嵌め込む。
このように、別体シールドケースの一部分を固定用端子として用いることにより、別体シールドケースとリードフレームとで樹脂パッケージの信号処理用ICチップ内蔵部位を覆うことができるので、リモコン受光ユニットのノイズ耐性を向上させることができる。
なお、この別体シールドケース9を嵌め込む際に、接着剤を用いて樹脂パッケージにより確実に固定してもよい。
また、前記固定用端子を、樹脂パッケージの底面に対して横並びになる位置において外側に屈曲させることにより、L字形状に形成してもよい。即ち、樹脂パッケージの底面と固定用端子の屈曲部から先端部までの部位の底面とが面一となっている。この場合には、垂直方向実装時に屈曲部から先端部までが回路基板に当接するため、接合面積が広くなり実装強度をより向上させることができる。
また、前記固定用端子の先端部に幅広の基板固定片が設けられることにより、固定用端子がT字形状に形成されていてもよい。この場合には、垂直方向実装時に基板固定片が回路基板に当接するため、接合面積が広くなり実装強度をより向上させることができる。
また、前記固定用端子は複数設けられていてもよい。この場合には、外力を分散させることができるとともに、接合面積が広くなるので実装強度をより向上させることができる。
また、前記固定用端子に、垂直方向実装時に回路基板に挿入される複数の位置決め用端子を設けてもよい。この場合には、リモコン受信ユニットを回路基板上に配置し固定するまでの間に、回路基板上でリモコン受信ユニットが回転することを防止できる。
本発明の電子機器は、前記リモコン受光ユニットを搭載したものであるため、電子機器の組み立て時に半田付け不良などが生じることがなく、組み立て作業を容易に実施することができる。
本発明は上記のように構成したので、水平方向実装のみならず垂直方向実装時の実装強度を確保できる。そのため、電子機器の組み立て等のASSYを容易に実施することができるようになるとともに、ASSY時に半田付け不良等が生じて回路基板からリモコン受光ユニットが剥がれ落ちてしまうことや、リモコン受光ユニットが回転して電子機器の受光部の指向角特性が変化することを防止できる。
以下、本発明のリモコン受光ユニットおよびこれを搭載した電子機器の実施形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
本発明のリモコン受光ユニットの実施形態1について、図面を参照して説明する。
本発明のリモコン受光ユニットの実施形態1について、図面を参照して説明する。
図1は、リモコン受光ユニットの実施形態1を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。
このリモコン受光ユニットは、いわゆる表面実装型リードフレームタイプIrDA型リモコン受光ユニットであり、リードフレーム1の各部品実装部に赤外線信号を受信する受光素子2および信号処理用ICチップ3をそれぞれ実装し、受光素子2および信号処理用ICチップ3とリードフレーム1の各電極部とを図示しない金線等を用いて電気的に接続した後、赤外線透過性樹脂を用いて全体をモールドすることにより、モールド樹脂パッケージ4を形成している。モールド樹脂パッケージ4上面には凸形状の受光レンズ部4aが形成されている。さらに、モールド樹脂パッケージ4の一側面下部には凹部4bが形成されている。
続いて、リードフレーム1の不要な部位を切断した後、リードフレーム1の、モールド樹脂パッケージ4の一側面から外部に延設している部位をフォーミングして、複数の電気的接続用端子6を形成し、モールド樹脂パッケージ4の他の側面から外部に延設している部位をフォーミングして、シールドケース部7を形成する。
前記電気的接続用端子6は、リードフレーム1のうち、モールド樹脂パッケージ4の一側面から外部に延設している部位を、モールド樹脂パッケージ4の一側面に沿うように下方に屈曲し、さらに、先端部位を、モールド樹脂パッケージ4の凹部4b内に逃すように屈曲することにより形成されている。
また、前記シールドケース部7は、リードフレーム1のうち、モールド樹脂パッケージ4の他の側面から外部に延設している部位を、モールド樹脂パッケージ4の他の側面に沿うように上方に屈曲した後、モールド樹脂パッケージ4上面に沿わせて信号処理用ICチップ3上方を覆うように屈曲し、さらに、先端部位をモールド樹脂パッケージ4の一側面に沿うように下方に屈曲することにより形成されている。
さらに、本実施形態のリモコン受光ユニットには、モールド樹脂パッケージ4の他の側面に固定用端子8が設けられている。この固定用端子8は、電気的接続用端子6と同様の端子形状の部材であり、モールド樹脂パッケージ4の他の側面から延設された端子形状の部材を、モールド樹脂パッケージ4の他の側面近傍において下方に屈曲することにより、モールド樹脂パッケージ4の他の側面に沿うように形成されている。また、固定用端子8の長さは、下端部の端面がモールド樹脂パッケージ4の底面に対して横並びになる位置に配置されるように設定されている。即ち、固定用端子8の長さは、モールド樹脂パッケージ4の底面と固定用端子8の底面とが面一となるように設定されている。
本実施形態のリモコン受光ユニットはこのような構成を有しているため、回路基板にリモコン受光ユニットを垂直方向実装したときに、電気的接続用端子6のみならず固定用端子8が回路基板上面に当接する。その結果、リモコン受光ユニットを垂直方向実装した場合の実装強度を向上することができる。
<実施形態2>
次に、本発明のリモコン受光ユニットの実施形態2について、図面を参照して説明する。
次に、本発明のリモコン受光ユニットの実施形態2について、図面を参照して説明する。
図2は、実施形態2のリモコン受光ユニットを構成するリードフレームの一例を示す説明図である。
図3は、リモコン受光ユニットの実施形態2を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のA−A線断面図であり、(c)は(a)のB−B線断面図である。
本実施形態においては、図2に示すように、固定用端子18を受光素子マウント部11aおよび信号処理用ICチップマウント部11bと同一のフレームに形成している。
即ち、リードフレーム11は、中央部には、受光素子マウント部11aおよび信号処理用ICチップマウント部11bを備えており、図2において前記中央部の下方には、受光素子マウント部11aおよび信号処理用ICチップマウント部11bと同一のフレームに1本の電気的接続用端子6aが形成され、別のフレームに5本の電気的接続用端子6bが形成されており、計6本の電気的接続用端子6が配置されている。さらに、図2において信号処理用ICチップマウント部11b上方には、受光素子マウント部11aおよび信号処理用ICチップマウント部11bと同一のフレームに形成されたシールドケース部17が配置されている。さらに、シールドケース部17の中央部には、端子形状に型抜きすることにより固定用端子18が形成されている。
但し、固定用端子18は、シールドケース部17から完全に抜き取られておらず、シールドケース部17と信号処理用ICチップマウント部11bとの境界部位において信号処理用ICチップマウント部11bに一体化されている。ここでは、信号処理用ICチップマウント部11bは、受光素子マウント部11aとともに、グランド(GND)端子として使用される部位(ここでは左端の電気的接続用端子6a)と一体成形されている。即ち、固定用端子18は、信号処理用ICチップマウント部11bおよび受光素子マウント部11aとともに、GND端子である左端の電気的接続用端子6aと同一のフレームに形成されている。
図2に示すような構造を有するリードフレームを用いて、実施形態1と同様の手順で電気的接続用端子6を屈曲形成し、図1に示すシールドケース部7と同様の手順でシールドケース部17を屈曲形成し、図1に示す固定用端子8と同様の手順で固定用端子18を屈曲形成し、図3に示すリモコン受光ユニットを形成する。この場合、固定用端子18は、GND端子と同一のフレームに形成されているので、常にGND電位となる。そのため、固定用端子18をGND電位に落とすための新たな構造および手順は不要であり、効率的に固定用端子18を設けることができる。また、一般に、端子を増やした場合、電子機器等から発せられるノイズの影響を受けやすくなり、さらに、この端子が信号処理用ICチップに比較的近い位置にありGND電位でない場合には、ノイズをGNDに逃すことができず、信号処理用ICチップを介してノイズに敏感な受光素子に影響を与えてしまう。その結果、リモコン受光ユニットのノイズ耐性が低下し、受信不具合に陥る場合がある。しかしながら、本実施形においては、固定用端子18はGND端子と同一のフレームに形成されており常にGND電位であるため、リモコン受光ユニットのノイズ耐性の低下を防止できる。
<固定用端子の他の具体例1>
固定用端子の形状は、図1および図3に示す形態に限定されるものではない。
固定用端子の形状は、図1および図3に示す形態に限定されるものではない。
図4は、図1に示すリモコン受光ユニットを構成する固定用端子の他の具体例1を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
本具体例では、モールド樹脂パッケージ4の他の側面に1本の固定用端子28が延設されており、図4(b)に示すようにL字形状に形成されている。即ち、固定用端子28は、モールド樹脂パッケージ4の他の側面近傍において下方に屈曲し、さらに、モールド樹脂パッケージ4の底面に対して横並びになる位置において外方向に屈曲することにより、L字形状に形成されている。即ち、モールド樹脂パッケージ4の底面と固定用端子28の屈曲部から先端部までの部位の底面とが面一となっている。また、その他の構成は、図1に示すリモコン受光ユニットと同じである。
本具体例の固定用端子を備えたリモコン受光ユニットは、垂直方向実装時に固定用端子が回路基板に当接する面積を広くすることができるので、接合面積が広くなる。その結果、実装強度をより高くすることができる。
<固定用端子の他の具体例2>
図5は、図1に示すリモコン受光ユニットを構成する固定用端子の他の具体例2を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
図5は、図1に示すリモコン受光ユニットを構成する固定用端子の他の具体例2を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
本具体例では、モールド樹脂パッケージ4の他の側面に1本の固定用端子38が延設されている。この固定用端子38は、モールド樹脂パッケージ4の他の側面から延設されている部材を、モールド樹脂パッケージ4の他の側面近傍において下方に屈曲し、さらに、モールド樹脂パッケージ4の底面に対して横並びになる位置において外方向に屈曲することによって、図5(b)に示すように側面側から見たときにL字形状に形成されている。即ち、モールド樹脂パッケージ4の底面と固定用端子38の屈曲部から先端部までの部位の底面とが面一となっている。
さらに、固定用端子38の先端部には基板固定片38aが形成されている。この基板固定片38aの長手方向はモールド樹脂パッケージ4の他の側面に対して平行に延設されているので、基板固定片38aの、モールド樹脂パッケージ4側面に対して平行な方向の寸法は、固定用端子38の他の部分よりも幅広となっている。即ち、本具体例の固定用端子38は、図5(a)に示すように上面側から見たときにT字形状に形成されている。
また、本具体例の固定用端子38は、基板固定片38aを備えている以外は、図4に示すリモコン受光ユニットと同じ構成を有している。
本具体例の固定用端子を備えたリモコン受光ユニットは、基板固定片を設けることによって、垂直方向実装時に固定用端子と回路基板との接合面積をより広くすることができるので、実装強度をより高くすることができる。
なお、本具体例では、図4に示す固定用端子28の先端部に基板固定片を設けた例について説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図1に示す固定用端子8の先端部に基板固定片を設けてもよい。
<固定用端子の他の具体例3>
図1および図3に示すリモコン受光ユニットは、固定用端子8を1本備えているが、固定用端子の数はこれに限定されるものではない。
図1および図3に示すリモコン受光ユニットは、固定用端子8を1本備えているが、固定用端子の数はこれに限定されるものではない。
図6は、図1に示すリモコン受光ユニットを構成する固定用端子の他の具体例3を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
本具体例では、モールド樹脂パッケージ4の他の側面において、シールドケース部7の下方に3本の固定用端子48が設けられている。
本具体例の固定用端子を備えたリモコン受光ユニットは、固定用端子の数を多くすることにより外力を分散することができるとともに、接合面積を広くすることができるので、その結果、実装強度を高くすることができる。
<固定用端子の他の具体例4>
図7は、図1に示すリモコン受光ユニットを構成する固定用端子の他の具体例4を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
図7は、図1に示すリモコン受光ユニットを構成する固定用端子の他の具体例4を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
本具体例では、モールド樹脂パッケージ4の他の側面において、シールドケース部7の下方に3本の固定用端子58が設けられており、各固定用端子58が、図4に示す固定用端子28と同様に、L字形状に形成されている。
本具体例の固定用端子を備えたリモコン受光ユニットは、固定用端子の数を多くして、垂直方向実装時にかかる外力を分散することができるとともに接合面積を広くすることができるので、その結果、実装強度をより高くすることができる。
<固定用端子の他の具体例5>
図1および図3に示すリモコン受光ユニットでは、固定用端子の先端部を回路基板上面に当接させているが、本具体例では、先端部を回路基板に挿入可能な固定用端子について説明する。
図1および図3に示すリモコン受光ユニットでは、固定用端子の先端部を回路基板上面に当接させているが、本具体例では、先端部を回路基板に挿入可能な固定用端子について説明する。
図8は、図1に示すリモコン受光ユニットを構成する固定用端子の他の具体例5を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。また、図9は、図8に示す固定用端子を備えたリモコン受光ユニットを回路基板に垂直方向実装した状態を示す説明図であり、ここでは、リモコン受光ユニットを回路基板に垂直方向実装しており、分かりやすくするために回路基板のみ断面で示した。
本具体例では、モールド樹脂パッケージ4の他の側面において、シールドケース部7の下方に固定用端子68が設けられている。
この固定用端子68の先端部は長手方向に平行に3分割されている。そして、3分割されたうちの右側の部位と左側の部位とは、位置決め用端子68aとして、モールド樹脂パッケージ4の底面よりもさらに下方に延設されており、中央の部位は基板固定部68bとして、モールド樹脂パッケージ4の底面に対して横並びになる位置で屈曲されることにより、L字形状に形成されている。即ち、モールド樹脂パッケージ4の底面と基板固定部68bの屈曲部から先端部までの部位の底面とが面一となっている。
このような構造を有するリモコン受光ユニットを回路基板10に垂直方向実装する場合、固定用端子68の位置決め用端子68aを、回路基板10に形成された凹部(または貫通孔)に挿入した状態で、回路基板10表面にリモコン受光ユニットを配置する。このとき、基板固定部68bの屈曲部から先端部までの部位は、回路基板10表面に当接している。続いて、例えばリフロー半田を実施して、電気的接続用端子6および回路固定用端子68を回路基板10表面に形成された配線パターン(図示せず)上に固定して接続する。
なお、位置決め用端子68aは、リフロー炉で半田を溶解してから凝固するまでの過程でリモコン受光ユニットが回路基板10上で回転してしまうことを防ぐために、本具体例のように一定の間隔で複数本形成されていることが好ましい。
本具体例の固定用端子を備えたリモコン受光ユニットは、製造過程でリモコン受光ユニットが回転してしまうことを防止することができるので、受光レンズの中心部と電子機器等の受光窓の中心部とのズレによる指向角特性が変化することを防止することができる。
<固定用端子の他の具体例6>
図10は、図1に示すリモコン受光ユニットを構成する固定用端子の他の具体例6を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。また、図11は、図10に示す固定用端子を備えたリモコン受光ユニットを回路基板に実装した状態を示す説明図であり、ここでは、リモコン受光ユニットを回路基板に垂直方向実装しており、分かりやすくするために回路基板のみ断面で示した。
図10は、図1に示すリモコン受光ユニットを構成する固定用端子の他の具体例6を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。また、図11は、図10に示す固定用端子を備えたリモコン受光ユニットを回路基板に実装した状態を示す説明図であり、ここでは、リモコン受光ユニットを回路基板に垂直方向実装しており、分かりやすくするために回路基板のみ断面で示した。
本具体例では、モールド樹脂パッケージ4の他の側面において、シールドケース部7の下方に固定用端子78が設けられている。
この固定用端子78の先端部は長手方向に平行に3分割されている。そして、3分割されたうちの右側の部位と左側の部位とは、位置決め用端子78aとして、モールド樹脂パッケージ4の底面よりもさらに下方に延設されており、中央の部位は基板固定部78bとして、モールド樹脂パッケージ4の底面に対して横並びになる位置で屈曲されることにより、L字形状に形成されている。即ち、基板固定部78bは、モールド樹脂パッケージ4の底面と屈曲部から先端部までの部位の底面とが面一となっている。
さらに、前記位置決め用端子78aには、図10(b)に示すように、その先端部を4回屈曲することにより形成された、バネ性を有する菱形のキンク部78a1が形成されている。このキンク部78a1は、垂直方向実装時、回路基板10に形成された貫通孔10aに挿入される。なお、この貫通孔10aは、キンク部78a1が挿入可能で、かつ、キンク部78a1の横幅よりも直径が小さい貫通孔である。また、キンク部78a1の形状は、これに限定されるものではなく、回路基板挿入後、キンク部78a1が回路基板10の貫通孔10aから抜けないような形状であればよい。
このような構造を有するリモコン受光ユニットを回路基板10に垂直方向実装する場合、まず、回路基板10表面にリモコン受光ユニットを配置する。このとき、キンク部78a1は、回路基板10に形成された貫通孔10aに挿入され、一旦上下方向に延びて縮径するが、バネ性を有しているため、貫通後に再び横方向に広がり拡径し、回路基板10下面に当接する。一方、基板固定部78bの屈曲部から先端部までの部位は、回路基板10表面に当接している。続いて、例えばリフロー半田を実施して、電気的接続用端子6および回路固定用端子78を回路基板10表面に形成された配線パターン(図示せず)上に固定して接続する。
なお、位置決め用端子78aは、リフロー炉で半田を溶解してから凝固するまでの過程でリモコン受光ユニットが回路基板10上で回転してしまうことを防ぐために、本具体例のように一定の間隔で複数本形成されていることが好ましい。
本具体例の固定用端子を備えたリモコン受光ユニットは、垂直方向実装時に、回路基板上にリモコン受光ユニットを配置し、リフロー炉で半田を硬化させる過程において、リモコン受光ユニットが回路基板上面から上方に浮いてしまうことを防止することができる。従って、半田付け不良を軽減することができる。
<実施形態3>
次に、本発明のリモコン受光ユニットの実施形態3について、図面を参照して説明する。
次に、本発明のリモコン受光ユニットの実施形態3について、図面を参照して説明する。
図12は、リモコン受光ユニットの実施形態3を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図であり、(d)は(a)のC−C線断面図である。また、図13は、図12に示すリモコン受光ユニットを構成する別体シールドケースの一例を示す説明図である。
本実施形態のリモコン受光ユニットは、リードフレームに固定用端子を形成する代わりに、図13に示す別体シールドケース9を用いて実装強度を向上している。
この別体シールドケース9は、例えば長方形の薄板を第1屈曲部D1および第2屈曲部D2で屈曲させることにより形成されたコ字型の部材である。この別体シールドケース9は、シールドケース部7に上方から嵌め込むことによってモールド樹脂パッケージ4に固定する。このようにモールド樹脂パッケージ4に固定することにより、第1屈曲部D1から第2屈曲部D2までの上面被覆部9aが、モールド樹脂パッケージ4上面を覆い、第2屈曲部D2から下方に延設された第2側面被覆部9cが、モールド樹脂パッケージ4の他の側面の上端部から下端部までを覆うことになる。また、第1屈曲部D1から下方に延設された第1側面被覆部9aは、シールドケース部7と電気的接続用端子6との短絡を防止するために、電気的接続用端子6に接触しない程度の範囲、例えばモールド樹脂パッケージ4の一側面の上端部から電気的接続用端子6の上部近傍位置までの範囲を覆うように構成する。
本実施形態のリモコン受光ユニットは、図1を参照しつつ示した手順と同様の手順でリードフレーム90をフォーミングして複数の電気的接続用端子6およびシールドケース部7を形成した後、別体シールドケース9をシールドケース部7に上方から嵌め込むことにより得られる。
別体シールドケース9は、ノイズ対策のためにGND電位に落としておく必要がある。例えば、別体シールドケース9が常に接触しているシールドケース部7をリードフレーム90のGND端子と同一のフレームで形成することで、別体シールドケース9をGND電位に落としてもよい。また、リモコン受光ユニットを実装する基板にGNDに接続されるパターンを予め形成しておき、リモコン受光ユニットを基板に実装する際に前記パターンに別体シールドケース9を接続(または接触)させることによって、別体シールドケース9自体を直接GND電位に落としてもよい。
このような構造を有する別体シールドケース9を用いることにより、別体シールドケース9およびリードフレーム90の信号処理用ICチップマウント部90aで、信号処理用ICチップ3をシールドすることができる。
また、別体シールドケース9がシールドケース部7表面により密着するように、第1屈曲部位D1および第2屈曲部位D2を、内角E1,E2が90度よりも小さい角度(好ましくは、87度〜89度)になるようにそれぞれ成形して、第1側面被覆部9aおよび第2側面被覆部9cにテーパを付けることにより、別体シールドケース9にバネ性をもたせている。また、別体シールドケース9の材料としては、りん青銅を用いることが好ましい。一般的なシールドケースの材料としては、比較的安価な鉄材が用いられる場合が多い。しかし、本実施形態で用いられる別体シールドケース9は、非常に小さな部材であるため、シールドケース部7への固定方法が限られていることと、生産工程をより簡易にするためにシールドケース部7にワンタッチで嵌め込み固定できることとを考慮すると、鉄材よりもより高いバネ性を備えたりん青銅を用いることが好ましい。
図19および図20に示すような従来の光半導体装置ではモールド樹脂パッケージの一側面については上部しかシールドケース部で覆うことはできなかったが、本実施形態のリモコン受光ユニットは、このような構造を有する別体シールドケース9を備えているため、別体シールドケース9の第1側面被覆部9aによってモールド樹脂パッケージ4の一側面の電気的接続用端子6上方までを覆うことができる。従って、信号処理用ICチップ4をより確実にシールドすることができ、その結果、リモコン受光ユニットのノイズ耐性を向上させることができる。
また、別体シールドケース9にバネ性をもたせたので、既存の受光装置(例えばリモコン受光ユニット)に後付で別体シールドケース9を取り付けることができるので、既存の製造装置および製造時に用いられる金型を大きく変更する必要がなく、リモコン受光ユニットのノイズ耐性を効率的に向上できる。
<別体シールドケースの他の具体例1>
図14は、図12に示すリモコン受光ユニットを構成する別体シールドケースの他の具体例1を示す説明図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
図14は、図12に示すリモコン受光ユニットを構成する別体シールドケースの他の具体例1を示す説明図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
この別体シールドケース19は、上面被覆部19aに上方に膨出させた凸部19a1が形成されている点が図13に示す別体シールドケース9と異なっている。
このような別体シールドケース19をシールドケース部7に固定する際には、接着剤を用いてもよく、凸部19a1を形成することにより接着面積を広げることができる。
さらに、凸部19a1は、四角形状(または円形状)の凸部となっているので、過量に接着剤を塗布してしまった場合に受光レンズ部4aへ接着剤がはみ出すことを防止できる。また、このような形状の凸部19a1を形成することにより、上面被覆部19aの折り曲げ強度を向上することもできる。
本具体例の別体シールドケース19を備えたリモコン受光ユニットは、バネ性による固定強度に加えて接着剤による固定強度が得られるため、予期せぬ強い外力が加わった場合でも別体シールドケース19がシールドケース部7から外れてしまうことがなく、リモコン受光ユニットの安定した生産を実現することができる。
<別体シールドケースの他の具体例2>
図15は、図12に示すリモコン受光ユニットを構成する別体シールドケースの他の具体例2を示す説明図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
図15は、図12に示すリモコン受光ユニットを構成する別体シールドケースの他の具体例2を示す説明図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
本具体例では、別体シールドケース29の第2側面被覆部29cが図15(a)に示すようにL字形状に形成されている点が、図14に示す別体シールドケース9と異なっている。即ち、第2側面被覆部29cの下端部を、外方向に屈曲することによって屈曲部29c1を形成している。この屈曲部29c1は、別体シールドケース29をシールドケース部に嵌め込みモールド樹脂パッケージに固定したときに、モールド樹脂パッケージ4の底面に対して横並びになる位置に形成されている。即ち、モールド樹脂パッケージ4の底面と第2側面被覆部29cの屈曲部29c1から先端部までの部位の底面とが面一となっている。
本具体例の別体シールドケース19を備えたリモコン受光ユニットは、実装時には第2側面被覆部の屈曲部から先端部までが回路基板に当接するため、別体シールドケースと回路基板との接合面積を広くすることができるので、実装強度をより高くすることができる。
<別体シールドケースの他の具体例3>
図16は、図12に示すリモコン受光ユニットを構成する別体シールドケースの他の具体例3を示す説明図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
図16は、図12に示すリモコン受光ユニットを構成する別体シールドケースの他の具体例3を示す説明図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
本具体例では、別体シールドケース39の第2側面被覆部39cが図16(b)に示すようにT字形状に形成されている点が、図14に示す別体シールドケース9と異なっている。即ち、別体シールドケース39の第2側面被覆部39cには、図15に示す別体シールドケース29と同様の屈曲部39c1が形成されており、さらに、その先端部を左右両側に延設することで、図5に示す固定用端子38と同様に、基板固定片39c2を形成している。
本具体例の別体シールドケース19を備えたリモコン受光ユニットは、基板固定片を設けることによって、垂直方向実装時には第2側面被覆部の屈曲部から先端部までと基板固定片とが回路基板に当接するため、別体シールドケースと回路基板との接合面積を広くすることができるので、実装強度をより高くすることができる。
<別体シールドケースの他の具体例4>
図17は、図12に示すリモコン受光ユニットを構成する別体シールドケースの他の具体例4を示す説明図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
図17は、図12に示すリモコン受光ユニットを構成する別体シールドケースの他の具体例4を示す説明図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
本具体例では、別体シールドケース49の第2側面被覆部49cの先端部を、長手方向に平行に3分割し、右側の部位と左側の部位とを下方に延設させて位置決め用端子49c1とし、中央の部位を外側に屈曲させて基板固定部49c2としている点が、図14に示す別体シールドケース9と異なっている。
なお、位置決め用端子49c1は、垂直方向実装時、回路基板に形成された貫通孔または凹部に挿入される。また、基板固定部49c2に形成された屈曲部は、垂直方向実装時、モールド樹脂パッケージ4の底面に対して横並びになる位置に形成されている。即ち、即ち、モールド樹脂パッケージ4の底面と基板固定部49c2の屈曲部から先端部までの部位の底面とが面一となっている。
本具体例の別体シールドケース19を備えたリモコン受光ユニットは、図8に示す固定用端子と同様に、垂直方向実装時、2つの位置決め用端子49c1を回路基板の貫通孔または凹部に挿入するとともに、基板固定部49c2を回路基板表面に接合することができる。その結果、製造過程でリモコン受光ユニットが回転してしまうことを防止することができるので、受光レンズの中心部と電子機器等の受光窓の中心部とのズレによる指向角特性が変化することを防止することができる。
<別体シールドケースの他の具体例5>
図18は、図12に示すリモコン受光ユニットを構成する別体シールドケースの他の具体例5を示す説明図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
図18は、図12に示すリモコン受光ユニットを構成する別体シールドケースの他の具体例5を示す説明図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
本具体例では、別体シールドケース59の第2側面被覆部59cの先端部を、図17に示す別体シールドケースと同様に3分割し、中央の部位である基板固定部59c2を外方向に屈曲するとともに、位置決め用端子59c1の先端部に、図10に示す固定用端子78の位置決め用端子78aと同様に、キンク部59c10を形成している。
本具体例の別体シールドケース19を備えたリモコン受光ユニットは、図10に示す固定用端子と同様に、垂直方向実装時、位置決め用端子59c1を回路基板の貫通孔に挿入してキンク部59c10を回路基板下面に当接させるとともに、基板固定部59c2を回路基板表面に接合させることができる。その結果、垂直方向実装時に、回路基板上にリモコン受光ユニットを配置し、リフロー炉で半田を硬化させる過程において、リモコン受光ユニットが回路基板上面から上方に浮いてしまうことを防止することができる。従って、半田付け不良を軽減することができる。
本発明の電子機器は、前述のリモコン受光ユニットを搭載したものである。
本発明のリモコン受光ユニットおよびこれを搭載した電子機器は、搭載機器の小型化に伴い電子部品を高密度実装する際に活用できる。
1 リードフレーム
2 受光素子
3 信号処理用ICチップ
4 モールド樹脂パッケージ
4a 受光レンズ部
6 電気的接続用端子
7 シールドケース部
8 固定用端子
9 別体シールドケース
10 回路基板
2 受光素子
3 信号処理用ICチップ
4 モールド樹脂パッケージ
4a 受光レンズ部
6 電気的接続用端子
7 シールドケース部
8 固定用端子
9 別体シールドケース
10 回路基板
Claims (9)
- 受光素子と信号処理用半導体集積回路チップとを同一のフレームに実装し、同一の樹脂パッケージ内に搭載したリモコン受光ユニットであって、
樹脂パッケージの、電気的接続用端子が設けられた一側面に対向する他の側面側に、基板垂直方向実装時に回路基板表面に接合する固定用端子が設けられていることを特徴とするリモコン受光ユニット。 - 請求項1記載のリモコン受光ユニットにおいて、前記固定用端子が、受光素子と信号処理用半導体集積回路チップとが実装されたフレームと同一のフレームの一部が屈曲形成されることにより、樹脂パッケージの他の側面側から下方向に延設されているリモコン受光ユニット。
- 請求項1記載のリモコン受光ユニットにおいて、前記固定用端子が、受光素子と信号処理用半導体集積回路チップとが実装されたフレームとは別体のシールドケースに形成されており、このシールドケースが樹脂パッケージの信号処理用半導体集積回路チップ内蔵部位に取り付けられることにより、固定用端子が樹脂パッケージの他の側面を覆うリモコン受光ユニット。
- 請求項3記載のリモコン受光ユニットにおいて、シールドケースが接着剤を用いて樹脂パッケージに取り付けられているリモコン受光ユニット。
- 請求項2または請求項3記載のリモコン受光ユニットにおいて、前記固定用端子が、樹脂パッケージの底面に対して横並びになる位置において外側に屈曲されることにより、L字形状に形成されているリモコン受光ユニット。
- 請求項2、請求項3または請求項5記載のリモコン受光ユニットにおいて、前記固定用端子の先端部に幅広の基板固定片が設けられているリモコン受光ユニット。
- 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載のリモコン受光ユニットにおいて、前記固定用端子が複数設けられているリモコン受光ユニット。
- 請求項2ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載のリモコン受光ユニットにおいて、前記固定用端子に、回路基板表面に対して基板垂直方向に実装した際に当該回路基板に挿入される複数の位置決め用端子が設けられているリモコン受光ユニット。
- 請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1つに記載のリモコン受光ユニットを搭載したことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007206916A JP2009043909A (ja) | 2007-08-08 | 2007-08-08 | リモコン受光ユニットおよびこれを搭載した電子機器 |
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Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103649697A (zh) * | 2012-04-23 | 2014-03-19 | 雷特龙有限公司 | 一体型光传感器组件 |
-
2007
- 2007-08-08 JP JP2007206916A patent/JP2009043909A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103649697A (zh) * | 2012-04-23 | 2014-03-19 | 雷特龙有限公司 | 一体型光传感器组件 |
JP2014523140A (ja) * | 2012-04-23 | 2014-09-08 | レイトロン カンパニー リミテッド | 一体型光センサーパッケージ |
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