JP2001177118A - 赤外線データ通信モジュール - Google Patents

赤外線データ通信モジュール

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JP2001177118A
JP2001177118A JP35890199A JP35890199A JP2001177118A JP 2001177118 A JP2001177118 A JP 2001177118A JP 35890199 A JP35890199 A JP 35890199A JP 35890199 A JP35890199 A JP 35890199A JP 2001177118 A JP2001177118 A JP 2001177118A
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infrared data
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JP35890199A
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Katsuyuki Matsui
克之 松井
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Sharp Corp
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  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 性能を劣化することなく小型化を行える赤外
線データ通信モジュールを提供すること。 【解決手段】 ポリイミドからなるフレキシブル基板2
にカップ状の凹部4をプレス形成して、この凹部4の中
心にLEDチップ3を搭載し、上記凹部4以外の平坦部
にフォトダイオード5と、ICチップ6とを搭載する。
上記フレキシブル基板2に搭載した電子部品は、赤外線
透過性樹脂7で封止するとともに、LEDチップ3とフ
ォトダイオード5に対応する位置が、レンズ部7aおよ
び7bとなるように上記樹脂7を形成している。この赤
外線データ通信モジュール1は、従来の0.8mm程の
厚さの硬質基板に替えて、0.1mm程度の厚さのフレ
キシブル基板2を用いるため、レンズ7a,7bの形状
を変更して性能を落とすことなく小型化することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
ー、PDA(Personal Digital Assistant;携帯用情報
端末機器)、プリンター、デジタルカメラ、携帯電話等
の民生機器に使用される赤外線データ通信モジュールに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、赤外線データ通信機能を搭載した
ノート型パソコン、PDA、携帯電話、デジタルカメラ
の小型化に伴い、赤外線データ通信モジュールに対する
小型化が強く要求されている。
【0003】従来、赤外線データ通信モジュールとして
は、図25に示すようなものがある。この赤外線データ
通信モジュール101の硬質回路基板102は、ガラス
エポキシ等の耐熱性および絶縁性を有する材料からな
る。上記硬質回路基板102の表面と裏面の両面には、
エッチング等で図示しない電極パターンを形成してお
り、上記硬質回路基板102の表面と裏面の電極パター
ンは、図示しないスルーホールで接続されている。ま
た、上記硬質回路基板102のLED(発光ダイオー
ド)チップ103を搭載する位置には、指向性や発光強
度の性能を向上させる目的で、ドリルによる切削加工等
によりカップ状の凹部104を形成している。この凹部
104の中心にLEDチップ103をダイボンドおよび
ワイヤーボンディングにより搭載している。そして、フ
ォトダイオード105とICチップ106とを、上記硬
質回路基板102にダイボンドおよびワイヤーボンディ
ングにより搭載している。
【0004】上記硬質回路基板102上の電子部品は、
赤外線波長以外の光を遮断する特性をもつエポキシ系樹
脂107によって封止されている。上記エポキシ系樹脂
107は、上記硬質回路基板102の電子部品を搭載し
た側に略直方体に形成される。上記エポキシ系樹脂10
7は、上記LEDチップ103およびフォトダイオード
105に対応する部分が半球型レンズ部107aおよび
107bになっていて、赤外線光の照射角度の調整や赤
外線光の集光の機能を有している。上記硬質回路基板1
02の露出面には、半田付用の図示しない端子部がエッ
チング等により形成されており、図示しないマザーボー
ドあるいはサブ基板と接続できるようにしている。
【0005】図26は、従来の赤外線データ通信モジュ
ール101を、マザーボードあるいはサブ基板108
に、赤外線を出射する方向がマザーボードあるいはサブ
基板108と平行になるように搭載した状態を示した図
である。赤外線データ通信モジュール101の上記硬質
回路基板102に設けた図示しない端子部と、上記マザ
ーボードあるいはサブ基板108に設けた図示しない端
子部とを、リフロー等により半田109で接続してい
る。上記硬質回路基板102上には、電源フィルター用
コンデンサー等の周辺電子部品110を、赤外線データ
通信モジュールの直近にリフロー等により半田付けして
いる。
【0006】図27は、従来の赤外線データ通信モジュ
ール101を、マザーボードあるいはサブ基板108
に、赤外線を出射する方向がマザーボードあるいはサブ
基板108と直角になるように搭載した状態を示した図
である。赤外線データ通信モジュール101の硬質回路
基板102に設けた図示しない端子部と、上記マザーボ
ードあるいはサブ基板108に設けた図示しない端子部
とを、リフロー等により半田109で接続している。上
記硬質回路基板102上には、電源フィルター用コンデ
ンサー等の周辺電子部品110を、赤外線データ通信モ
ジュール101の直近にリフロー等により半田付けして
いる。
【0007】図28は、従来の赤外線データ通信モジュ
ール101に、電磁シールドを施した様子を示した斜視
図である。赤外線データ通信モジュール101は、マザ
ーボードあるいはサブ基板108と接触する面とレンズ
部107a、107bを除いて、鉄や銅等からなるシー
ルドケース111で覆われている。このシールドケース
111は、マザーボードあるいはサブ基板108と電気
的接続を得るための半田付け部分112を有しており、
この部分をリフロー等により半田付けして、マザーボー
ドあるいはサブ基板108の図示しないGNDパターン
と接続している。
【0008】図29は、従来の赤外線データ通信モジュ
ールに、補助光源用LED120を追加した様子を示し
た斜視図である。上記従来の赤外線データ通信モジュー
ル101は、マザーボードあるいはサブ基板108に、
赤外線を出射する方向がマザーボードあるいはサブ基板
108と平行になるように搭載されており、上記赤外線
データ通信モジュール101の両側後方に、補助光源用
LED120が、上記赤外線データ通信モジュール10
1と、平面上に角度を持って搭載されている。上記補助
光源用LED120は、上記赤外線データ通信モジュー
ル101のみでは通信指向角度を満足できない規格の赤
外線通信についても通信可能とするために、上記通信指
向角度を満足する角度を持って搭載されている。さら
に、上記マザーボードあるいはサブ基板108の上記赤
外線データ通信モジュール101の後方には、赤外線通
信性能を確保するための電源フィルター用コンデンサー
等の周辺電子部品110が搭載されている。さらに、補
助光源用LED120を駆動するためのトランジスター
等からなる補助光源用LED駆動部品121が搭載され
ている。
【0009】図30は、従来の赤外線データ通信モジュ
ールに、補助光源用LED120を追加した別の形態を
示した斜視図である。上記従来の赤外線データ通信モジ
ュール101は、マザーボードあるいはサブ基板108
に、赤外線を出射する方向がマザーボードあるいはサブ
基板108と直角になるように搭載されている。上記補
助光源用LED120は、上記赤外線データ通信モジュ
ール101の送受信方向と角度をなして設置しなければ
ならないので、上記マザーボードあるいはサブ基板10
8と角度をなして搭載する必要がある。そのため、リ−
ド端子122を有するディスクリートタイプの補助光源
用LED120を使用して、上記リ−ド端子122を得
たい通信指向性に対応した角度に折り曲げて加工した
後、マザーボードあるいはサブ基板108の図示しない
取り付け穴に挿入し、半田付けにより固定している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、赤外線データ
通信機能を搭載したノートパソコンや携帯電話等の民生
機器の急速な小型化に伴って、赤外線データ通信モジュ
ールの小型化要求が非常に強くなっているが、レンズの
縮小やレンズ高の低減は現状以上には行えないため、通
信距離や通信指向性などの性能を満足させつつ小型化を
行うには限界があるという問題がある。
【0011】また、赤外線データ通信の高速化に伴っ
て、通信性能確保のために必要な電源フィルター用コン
デンサー等の周辺電子部品を赤外線データ通信モジュー
ルの直近に配置する必要があり、赤外線データ通信モジ
ュール搭載機器の内部や外部からによる上記赤外線デー
タ通信モジュールに対する電磁ノイズの影響を遮断する
ために、電磁シールドが不可欠になっている。しかし、
従来の赤外線データ通信モジュールのシールドケースを
用いた電磁シールドは、シールドケースを用いるため
に、赤外線データ通信モジュールの体積が増加する。ま
た、シールドケースと、マザーボードあるいはサブ基板
上のGNDとを半田付けによって接続する必要があるた
め、半田付け作業可能な大きさを確保する必要があっ
て、強い小型化要求への対応に限界が生じるという問題
がある。
【0012】また、上記民生機器の小型化により赤外線
データ通信モジュールの上記民生機器への取り付け形態
も複雑化しており、サブ基板に赤外線データ通信モジュ
ールを搭載する必要が発生している。この場合、通信性
能確保のために、周辺電子部品も同時にサブ基板に搭載
する必要がある。しかし、従来の赤外線データ通信モジ
ュールとともに周辺電子部品をサブ基板の上に搭載する
と、部品搭載面積が増えて、小型化要求への対応に限界
が生じるという問題がある。
【0013】また、赤外線通信規格の多様化により一つ
の赤外線データ通信モジュールだけでは通信性能が確保
できない通信仕様があり、赤外線データ通信モジュール
に補助光源用赤外線発光素子を追加しなければならない
必要が発生している。しかし、従来の赤外線データ通信
モジュールでは、補助光源を発光させるための駆動回路
も別に備える必要があるため、赤外線データ通信モジュ
ールが大型化するという課題がある。
【0014】そこで、本発明の目的は、レンズを縮小す
ることなく赤外線データ通信モジュールの小型化を行
え、シールドケースを使用することなく電磁シールドを
行え、周辺電子部品を直近に配置することができ、補助
光源および補助光源駆動回路を内蔵した赤外線データ通
信モジュールを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の赤外線データ通信モジュールは、フレキ
シブル配線基板に、赤外線発光素子、赤外線受光素子お
よび電子部品を搭載すると共に、上記赤外線発光素子と
赤外線受光素子に対応する位置にレンズ部が形成される
ように、上記赤外線発光素子、赤外線受光素子および電
子部品を、赤外線透過性樹脂で封止したことを特徴とし
ている。
【0016】この発明の赤外線データ通信モジュールに
よると、赤外線発光素子、赤外線受光素子および電子部
品を搭載する基板として、フレキシブル配線基板を使用
している。したがって、基板として硬質基板部を用いた
場合よりも赤外線データ通信モジュール全体の厚みを薄
くできる。
【0017】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
は、上記フレキシブル基板に凹部を設け、この凹部に上
記赤外線発光素子を配置したことを特徴としている。
【0018】上記実施形態の赤外線データ通信モジュー
ルによると、上記フレキシブル基板に搭載する赤外線発
光素子を、上記フレキシブル基板の赤外線発光素子の搭
載面に設けた凹部に設置することによって、上記赤外線
透過性樹脂によって形成したレンズの表面から離隔して
設置することができる。そのため、上記レンズの焦点距
離に適切に対応して上記赤外線発光素子を設置できて、
赤外線の指向性や発光強度の性能が向上する。
【0019】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
は、上記フレキシブル基板は、上記赤外線発光素子、赤
外線受光素子、電子部品および赤外線透過性樹脂を搭載
している主部分と、その主部分から延長されている延長
部とを有し、この延長部は、上記レンズ部以外の上記赤
外線透過性樹脂の少なくとも一部の表面を覆って電磁シ
ールドを形成したことを特徴としている。
【0020】上記実施形態の赤外線データ通信モジュー
ルによると、上記赤外線発光素子、赤外線受光素子、電
子部品および赤外線透過性樹脂を搭載したフレキシブル
基板の主部分から延長した延長部を設け、この延長部は
電磁シールドを形成している。例えばこの延長部に、G
NDに接続した金属パターンが施してある。上記電磁シ
ールドを施した延長部で、上記赤外線透過性樹脂のレン
ズ部以外の表面の少なくとも一部を覆うことによって、
シールドケースを用いることなく電磁シールド効果を得
ることができる。この実施形態では、シールドケースを
用いずに電磁シールドを行えるので、赤外線データ通信
モジュールの小型化が図れる。また、上記延長部に施し
た金属パターンは、赤外線データ通信モジュール内でG
NDに接続されるので、シールドケースを用いた場合の
ように、赤外線データ通信モジュールを搭載するマザー
ボードおよびサブ基板上のGNDと半田付けによって接
続する必要がない。したがって、半田付けの際に生じ得
る接続不良を回避できて、接続の信頼性を向上できる。
また、上記電磁シールドは、薄くて加工が容易なフレキ
シブル基板を使用するので、上記赤外線透過性樹脂の表
面の略全てを覆うようにフレキシブル基板を加工するこ
とが可能であり、そのため、電磁シールド性能を向上す
ることができる。
【0021】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
は、上記フレキシブル基板は、上記赤外線発光素子、赤
外線受光素子、電子部品および赤外線透過性樹脂を搭載
している主部分と、その主部分から延長されている延長
部とを有し、この延長部に、周辺電子部品を搭載したこ
とを特徴としている。
【0022】上記実施形態の赤外線データ通信モジュー
ルによると、上記フレキシブル基板に、上記赤外線発光
素子、赤外線受光素子、電子部品および赤外線透過性樹
脂を搭載する部分の他に、上記周辺電子部品を搭載する
延長部を設けている。したがって、上記赤外線発光素
子、赤外線受光素子および電子部品からなる赤外線デー
タ通信を実行する部品の直近に、周辺電子部品を設置す
るので、上記部品の間の接続回線が短く、赤外線データ
通信の高速化に対応できる。また、赤外線データ通信モ
ジュールの中に周辺電子部品を組み込むので、赤外線デ
ータ通信モジュールと、周辺電子部品とを別個に製造し
た後に、搭載基板に夫々搭載する場合に比べて、搭載時
の半田付けの際に生じ得る接続不良を回避できて、信頼
性を向上できる。
【0023】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
は、上記実施形態の赤外線データ通信モジュールにおい
て、上記延長部に、周辺電子部品を搭載したことを特徴
としている。
【0024】上記実施形態の赤外線データ通信モジュー
ルによると、電磁シールドとして赤外線透過性樹脂の表
面を覆ったフレキシブル基板に、周辺電子部品を搭載す
るので、周辺電子部品を、上記赤外線発光素子、赤外線
受光素子および電子部品の直近に設置できる。したがっ
て、上記部品の間の接続回線を短くできて、赤外線デー
タ通信の高速化に対応できる。また、赤外線透過性樹脂
を覆うフレキシブル基板に、直接に周辺電子部品を設置
するので、上記周辺電子部品の設置による占有体積の増
加を最小限に止めることができる。
【0025】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
は、フレキシブル基板の上記凹部が形成された面と反対
側の面において、上記凹部に対応する凸部を、樹脂部で
封止したことを特徴としている。
【0026】上記実施形態の赤外線データ通信モジュー
ルによると、上記フレキシブル配線基板の凹部に対応す
る反対側の凸部を樹脂によって封止するので、この封止
した樹脂が凹部内に設置した赤外線発光素子を保護でき
るので、赤外線の発光機能の信頼性を向上することがで
きる。また、上記フレキシブル基板の凸部のみを樹脂封
止するので、赤外線データ通信モジュールの体積の増大
を最小限に止めることができる。
【0027】この発明の赤外線データ通信モジュールの
取付け機構は、上記実施形態の赤外線データ通信モジュ
ールと、この赤外線データ通信モジュールが搭載される
基板とを備え、上記基板には、上記凸部を封止した樹脂
部が挿入された貫通穴を有することを特徴としている。
【0028】この発明の赤外線データ通信モジュールの
取付け機構によると、上記フレキシブル基板の凸部の樹
脂封止部分は、上記搭載基板に設けた貫通穴に収納され
ている。したがって、上記樹脂封止部分の体積が、上記
搭載基板の中に吸収されるので、赤外線データ通信モジ
ュールの占有体積を小さくすることが可能となる。
【0029】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
は、上記赤外線発光素子、赤外線受光素子、電子部品お
よび赤外線透過性樹脂を搭載している主部分と、その主
部分から延長されている延長部とを有し、この延長部
に、赤外線発光素子を赤外線透過性樹脂で封止してなる
赤外線発光部、赤外線受光素子を赤外線透過性樹脂で封
止してなる赤外線受光部、または赤外線発光素子および
赤外線受光素子を赤外線透過性樹脂で封止してなる赤外
線通信部のうちの少なくとも1つを上記主部分上の樹脂
と分離して設けて、上記フレキシブル基板の主部分と延
長部とが任意の角度を持つことができることを特徴とし
ている。
【0030】上記実施形態の赤外線データ通信モジュー
ルによれば、上記赤外線発光素子、赤外線受光素子、電
子部品および赤外線透過性樹脂を搭載しているフレキシ
ブル基板の主部分に加えて、上記主部分からフレキシブ
ル基板を延長した延長部を設けている。この延長部に、
赤外線発光素子を赤外線透過性樹脂で封止してなる赤外
線発光部、赤外線受光素子を赤外線透過性樹脂で封止し
てなる赤外線受光部、または赤外線発光素子および赤外
線受光素子を赤外線透過性樹脂で封止してなる赤外線通
信部のうちの少なくとも1つを設ける。上記主部分上の
樹脂と、上記延長部上の樹脂とは分離して設けている。
この赤外線データ通信モジュールは、フレキシブル基板
の主部分の赤外線データ通信部に加えて、延長部に補助
的な通信部品を付加しているので、主部分のみでは通信
が不可能な通信規格にも対応することができる。また、
上記フレキシブル基板の主部分の樹脂と、延長部の樹脂
とは分離して設けているので、上記主部分と延長部とが
なす角度を、上記通信規格に対応する赤外線の発光およ
び受光の角度に設定することが可能である。また、従来
の赤外線データ通信モジュールのように、上記補助的な
通信部品の取り付け位置を、上記主部分と別個に半田付
けなどで固定する必要がない。したがって、半田付けに
よる接続の工程を省いて、半田付けの際に起こり得る接
続不良を回避できて、工程の簡略化と信頼性の向上を図
ることが可能である。また、上記補助的な通信部品の駆
動部品を、上記主部分の電子部品に組み込むので、従来
のように主部分と別個に補助的な通信部品を設ける場合
に比べて、上記補助的な通信部品を駆動する電子部品を
別個に設ける必要がない。そのため、部品点数を削減で
きて、上記駆動部品を別個に設置するための半田付けの
省略によって、赤外線データ通信モジュールの信頼性の
向上を行える。
【0031】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
は、上記赤外線発光素子、赤外線受光素子、電子部品お
よび赤外線透過性樹脂を搭載している主部分と、その主
部分から延長されている延長部とを有し、この延長部の
一部に、赤外線発光素子を赤外線透過性樹脂で封止して
なる赤外線発光部、赤外線受光素子を赤外線透過性樹脂
で封止してなる赤外線受光部、または赤外線発光素子お
よび赤外線受光素子を赤外線透過性樹脂で封止してなる
赤外線通信部のうちの少なくとも1つを上記主部分上の
樹脂と分離して設けて、上記フレキシブル基板の主部分
と延長部とが任意の角度を持つことができると共に、上
記延長部の他の部分に、周辺電子部品を搭載しているこ
とを特徴としている。
【0032】上記実施形態の赤外線データ通信モジュー
ルによれば、上記フレキシブル基板は、上記赤外線発光
素子、赤外線受光素子、電子部品および赤外線透過性樹
脂を搭載している主部分に加えて、上記主部分を延長し
た延長部を備える。上記延長部の一部分には、上記実施
形態と同様に、赤外線発光部、赤外線受光部、または赤
外線通信部のうちの少なくとも1つを設ける一方、上記
延長部の他の部分には周辺電子部品を設ける。上記構成
によれば、周辺電子部品を赤外線データ通信モジュール
の中に組み込めるので、従来のように、赤外線データ通
信モジュールと、周辺電子部品とを別個に製造した後
に、搭載基板に夫々搭載する場合に比べて、搭載時の半
田付け工程を削減して半田付けの際に起こり得る半田の
接続不良を回避できて、信頼性を向上できる。
【0033】この発明の赤外線データ通信モジュール
は、フレキシブル配線基板に、赤外線発光素子、赤外線
受光素子および電子部品を搭載している主部分と、その
主部分から延長されている延長部とを有し、この延長部
に、赤外線発光素子、赤外線受光素子、または赤外線発
光素子および赤外線受光素子のうちの少なくとも1つを
設けて、上記フレキシブル基板の主部分と上記延長部と
が所定の角度をなすと共に、上記赤外線発光素子と赤外
線受光素子に対応する位置にレンズ部が形成されるよう
に、上記主部分および延長部分上の赤外線発光素子、赤
外線受光素子および電子部品を、赤外線透過性樹脂で一
体に封止したことを特徴としている。
【0034】この発明の赤外線データ通信モジュールに
よれば、主部分に設けた赤外線発光素子、赤外線受光素
子および電子部品と、上記主部分から延長した延長部に
設けた赤外線発光素子、赤外線受光素子、または赤外線
発光素子および赤外線受光素子のうちの少なくとも1つ
とを、赤外線透過性樹脂で一体に封止する。上記主部分
と延長部は所定の角度を持っており、この角度は通信を
行う規格に対応して設定される。上記延長部の部品は、
主部分に備えた電気部品で駆動される。上記の構成の赤
外線データ通信モジュールによると、従来の赤外線デー
タ通信モジュールのように、補助的な通信部品を別個に
搭載基板に固定する必要がないので、半田付けによる接
続の工程を削減することができる。そのため、工程の簡
略化ができ、かつ、半田付け時に起こり得る接続不良を
回避することによって、信頼性の向上を図ることが可能
である。また、従来のように、上記補助的な通信部品を
駆動する電子部品を別個に設ける必要がないので、部品
点数の削減と、上記駆動部品を別個に設置する際に起こ
り得る半田付けの接続不良を回避して、信頼性の向上を
行える。
【0035】この発明の赤外線データ通信モジュール
は、フレキシブル配線基板に、赤外線発光素子、赤外線
受光素子および電子部品を搭載している主部分と、その
主部分から延長されている延長部とを有し、この延長部
の一部に、赤外線発光素子、赤外線受光素子、または赤
外線発光素子および赤外線受光素子のうちの少なくとも
1つを設けて、上記フレキシブル基板の主部分と上記延
長部の一部とが所定の角度をなすと共に、上記赤外線発
光素子と赤外線受光素子に対応する位置にレンズ部が形
成されるように、上記主部分および延長部上の赤外線発
光素子、赤外線受光素子および電子部品を、赤外線透過
性樹脂で一体に封止している一方、上記延長部の他の部
分に周辺電子部品を備えたことを特徴としている。
【0036】この発明の赤外線データ通信モジュールに
よれば、主部分に設けた赤外線発光素子、赤外線受光素
子および電子部品と、上記主部分から延長した延長部の
1部分に設けた赤外線発光素子、赤外線受光素子、また
は赤外線発光素子および赤外線受光素子のうちの少なく
とも1つとを、赤外線透過性樹脂で一体に封止する。一
方、上記延長部の他方に周辺電子部品を設ける。この赤
外線データ通信モジュールは、周辺電子部品を赤外線デ
ータ通信モジュールの中に組み込むので、従来のよう
に、赤外線データ通信モジュールと、周辺電子部品とを
別個に製造した後に、搭載基板に夫々搭載する場合に比
べて、搭載時の半田付けの際に生じ得る半田の接続不良
を回避できて、信頼性を向上できる。
【0037】
【発明の実施形態】以下、本発明による赤外線データ通
信モジュールを、図示の実施形態により詳細に説明す
る。
【0038】図1は本発明の第1実施形態を示した図で
ある。赤外線データ通信モジュール1のフレキシブル基
板2は、ポリイミド等からなり、耐熱性および絶縁性を
有する。上記フレキシブル基板2の表側と裏側の表面に
は、エッチング等によって図示しない電極パターンが形
成されており、これら電極パターンは図示しないスルー
ホールにより接続されている。また、上記フレキシブル
基板2上の赤外線発光素子としてのLEDチップ3を搭
載する位置は、指向性や発光強度の性能を向上させる目
的で、成形型でのプレス加工によりカップ状の凹部4と
なっている。この凹部4の中心に、LEDチップ3をダ
イボンドおよびワイヤーボンディングにより搭載してい
る。赤外線受光素子としてのフォトダイオード5は、上
記フレキシブル基板2に、ダイボンドおよびワイヤーボ
ンディングにより搭載されている。また、上記LEDチ
ップの駆動や、上記フォトダイオードからの信号の処理
を行うICチップ6は、上記フレキシブル基板2にダイ
ボンドおよびワイヤーボンディングにより搭載されてい
る。
【0039】上記各電子部品を搭載したフレキシブル基
板2上に、赤外線波長以外の光を遮断する特性をもつエ
ポキシ系樹脂を設置して、上記電子部品を封止するとと
もに、略直方体の封止樹脂7を形成する。上記封止樹脂
7は、上記LEDチップ3およびフォトダイオード5に
対応する部分が、半球型レンズ部7aおよび7bになっ
ており、上記レンズ部7aおよび7bは、赤外線光の照
射角度の調整、および赤外線光の集光の機能を有する。
上記フレキシブル基板2の封止樹脂7を設置していない
面には、図示しないマザーボードあるいはサブ基板と接
続するために、半田付け用の図示しない端子部をエッチ
ング等により形成している。
【0040】従来の赤外線データ通信モジュールで使用
されていた硬質基板は、一般に0.8mm程の厚みがあ
るのに対して、本発明による赤外線データ通信モジュー
ル1で使用するフレキシブル基板2は、0.1mm程度
の薄いものであるため、レンズ7a,7bの形状を変更
して性能を落とすことなしに、赤外線データ通信モジュ
ール1の体積を低減することができる。
【0041】図2は、本発明の第1実施形態の赤外線デ
ータ通信モジュール1を、マザーボードあるいはサブ基
板8に、赤外線透過性樹脂のレンズ部7bから赤外線を
出射する方向が上記マザーボードあるいはサブ基板8と
平行になるように搭載した状態を示した側面図である。
上記赤外線データ通信モジュール1は、フレキシブル基
板2にエッチング等で設けた上記端子部が、マザーボー
ドあるいはサブ基板8に設けた端子部と半田9で接続さ
れ、固定されている。赤外線データ通信モジュール1の
直近後方には、赤外線通信性能を確保するための電源フ
ィルター用コンデンサー等からなる周辺電子部品10を
配置している。
【0042】図3は、本発明の第1実施形態の赤外線デ
ータ通信モジュール1を、マザーボードあるいはサブ基
板8に、赤外線透過性樹脂のレンズ部7bから赤外線を
出射する方向が上記マザーボードあるいはサブ基板8と
直角になるように搭載した状態を示した側面図である。
赤外線データ通信モジュール1のフレキシブル基板2の
LEDチップ3を搭載する位置に設けたカップ状凹部4
は、フレキシブル基板2の封止樹脂7を設置していない
面では凸部15となって現れる。上記マザーボードある
いはサブ基板8に、上記凸部15の外径より大きな内径
の貫通穴16を設け、この貫通穴16に上記凸部15を
収めて上記赤外線データ通信モジュール1を設置する。
そして、上記赤外線モジュール1のフレキシブル基板2
にエッチング等で設けた端子部と、マザーボードあるい
はサブ基板8に設けた端子部とを、半田9により接続し
て固定する。そうすると、上記赤外線データ通信モジュ
ール1の凸部15の体積は、マザーボードあるいはサブ
基板の貫通穴16に吸収されるため、上記赤外線データ
通信モジュール1の搭載機器内での占有体積を、小さく
することができる。
【0043】上記第1実施形態の赤外線データ通信モジ
ュール1のフレキシブル基板2の凸部15は、内部が赤
外線透過性樹脂で充填されているので、外部からの衝撃
に対して強度を持っているが、上記凸部を、さらに強度
を持たせるために樹脂で封止して保護したものを、第2
実施形態に示す。
【0044】図4は、本発明の第2実施形態の赤外線デ
ータ通信モジュール1を、マザーボードあるいはサブ基
板8に、赤外線透過性樹脂のレンズ部7bが赤外線を出
射する方向が上記マザーボードあるいはサブ基板8と平
行になるように搭載した状態を示す側面断面図である。
上記フレキシブル基板2の赤外線透過性樹脂を設置して
いない側の面に、上記凸部15のみを覆う樹脂部17を
設ける。この樹脂部17でフレキシブル基板2の凸部1
5が保護されるので、この凸部15の反対側の凹部4に
設置されたLEDチップ3は、発光性能の信頼性を向上
できる。また、上記樹脂部17は、凸部15の周囲のみ
に設けるので、赤外線データ通信モジュール1の体積の
増加は、最小限に抑えることができる。
【0045】図5は、第2実施形態の赤外線データ通信
モジュール1を、マザーボードあるいはサブ基板8に、
レンズ部7bが赤外線を出射する方向が上記マザーボー
ドあるいはサブ基板8と直角になるように搭載した状態
を示した側面断面図である。上記マザーボードあるいは
サブ基板8に、上記フレキシブル基板2の凸部15を覆
って設けた樹脂部17の径より大きな径の貫通穴16を
設けている。そして、上記貫通穴16に上記樹脂部17
が収まるように、上記赤外線データ通信モジュール1を
上記マザーボードあるいはサブ基板8に設置している。
そして、第1実施形態と同様に、フレキシブル基板2に
エッチング等で設けた端子部と、マザーボードあるいは
サブ基板8に設けた端子部とを半田付け9によって接続
し、固定する。以上のように、樹脂部17による赤外線
データ通信モジュール1の体積増加分は、マザーボード
あるいはサブ基板の貫通穴16で吸収されるため、より
小さな占有体積での赤外線データ通信モジュール1の搭
載が可能となる。
【0046】図6は、本発明の第3実施形態の赤外線デ
ータ通信モジュールを構成する部品の1つであるフレキ
シブル基板を示した図である。フレキシブル基板2の主
部分2aは、LEDチップ3を搭載する位置がカップ状
の凹部4になっており、フォトダイオード5,ICチッ
プ6およびLEDチップ3が搭載される。上記フレキシ
ブル基板2の主部分2aには、赤外線透過性樹脂7が設
置されて、上記フォトダイオード5,ICチップ6およ
びLEDチップ3は、この赤外線透過性樹脂によって封
止される。上記赤外線透過性樹脂7は、第1実施形態と
同様に略直方体の形状をしており、上記赤外線透過性樹
脂7の、上記フォトダイオード5とLEDチップ3に対
向する位置が、レンズ部7a,7bになっている。上記
フレキシブル基板2は、主部分2aから延長する延長部
2b,2cを有する。上記フレキシブル基板の延長部2
bは、上記フレキシブル基板2の主部分2aと延長部2
bとの間の境界線で略90°で折り曲げられて、上記直
方体の赤外線透過性樹脂7に接して設置される。上記フ
レキシブル基板2の延長部2bから更に延長される延長
部2cは、上記延長部2bとの間の境界線で90°で折
り曲げられて、上記赤外線透過性樹脂7のレンズ7a,
7bとなっている面に、上記レンズ7a,7b部分を除
いて接するように設置される。以上のように、フレキシ
ブル基板2の主部分2aと、延長部2b,2cが、赤外
線透過性樹脂7の表面を覆って赤外線データ通信モジュ
ール1を構成する。そして、上記フレキシブル基板2の
延長部2b,2cは、エッチング等により全面に図示し
ない銅箔パターンを設けており、赤外線データ通信モジ
ュール1に対して電磁シールドを行うようにしている。
上記図示しない銅箔パターンは、赤外線データ通信モジ
ュール1内部でGNDと接続されている。フレキシブル
基板2の主部分2aのLEDチップ3等の電子部品を搭
載しない面においても、図示しない端子部を除いて、図
示しない銅箔パターンを設けており、この銅箔パターン
は赤外線データ通信モジュール1内部でGNDと接続さ
れている。
【0047】図7は、上記フレキシブル基板2を、上記
赤外線透過性樹脂7の表面に覆った状態を示した図であ
る。
【0048】この赤外線データ通信モジュール1は、銅
箔パターンを備えて電磁シールド効果を有するフレキシ
ブル基板2で覆われることよって、シールドケースを使
用することなく電磁シールド効果が得られる。そのた
め、シールドケースによる体積の増加がないので、赤外
線データ通信モジュール1を小型にすることができる。
また、シールドケースとGNDとを、赤外線データ通信
モジュール1の外部で半田付けによって接続する必要が
ないので、半田付けの際に起こり得る接続不良を回避で
きて、信頼性の向上が図れる。
【0049】図8は、本発明の第4実施形態の赤外線デ
ータ通信モジュールのフレキシブル基板を示した図であ
り、図6に示した本発明の第3実施形態の赤外線データ
通信モジュールのフレキシブル基板2に、延長部2dを
更に追加したものである。上記延長部2dにも電磁シー
ルド効果を与えるために銅箔パターンを施しており、第
3実施形態において表面を覆っていなかった赤外線透過
性樹脂7の側面部も、上記フレキシブル基板の延長部2
dで覆うようにしている。
【0050】図9は、このフレキシブル基板2を組み立
てて赤外線透過性樹脂7の表面を覆った状態を示してい
る。上記フレキシブル基板の延長部2dを付加すること
によって、赤外線透過性樹脂17の電磁シールドをする
面を増やして、上記赤外線データ通信モジュール1の電
磁シールド効果をさらに向上させることが可能である。
また、同様に、更にフレキシブル基板2を延長すること
によって、赤外線透過性樹脂7の下面も電磁シールドす
ることも可能であり、そうすれば、シールドケースでは
実現が難しかった全面シールドを容易に行うことができ
る。
【0051】図10は、本発明の第5実施形態の赤外線
データ通信モジュールを構成する1部分であるフレキシ
ブル基板2を示した図である。フレキシブル基板2のフ
ォトダイオード5、ICチップ6およびLEDチップ3
を搭載して赤外線透過性樹脂7を設置する主部分2a
は、上記LEDチップ3を搭載する位置が、カップ状の
凹部4になっている。上記フレキシブル基板の主部分2
aは、短辺方向の一方に延長して、赤外線データ通信モ
ジュール1の上面を覆う延長部2bを形成し、そして延
長部2bからさらに延長して、赤外線データ通信モジュ
ール1のレンズ部7a,7bを有する面の、上記レンズ
7a,7bを除いた面を覆う延長部2cとを設けてい
る。このフレキシブル基板2は両面基板もしくは3層以
上のパターン層を有するものとし、上記フレキシブル基
板2の延長部2bの赤外線透過性樹脂7に接しない側の
面に、エッチング等により図示しない配線パターンを形
成する。この配線パターンに、ダイボンドあるいはリフ
ロー等により周辺電子部品10を接続し、上記周辺電子
部品10を延長部2bに搭載する。上記周辺電子部品1
0に接続する配線パターンと、赤外線データ通信モジュ
ール1の電子部品としてのICチップ6とは、図示しな
いスルーホールにより接続されている。一方、上記延長
部2bの上記周辺電気部品10を設置しない側の面に
は、エッチング等により、全面に図示しない銅箔パター
ンを設けて電磁シールド効果を持たせている。この銅箔
パターンは、赤外線データ通信モジュール1内部でGN
Dと接続されている。また、赤外線データ通信モジュー
ル1の前面を覆う延長部2cにもエッチング等により全
面に図示しない銅箔パターンを設けて、電磁シールド効
果を持たせている。この銅箔パターンも赤外線データ通
信モジュール1内部でGNDと接続する。またフレキシ
ブル基板2の主部分2aも、LEDチップ3等の電子部
品を搭載しない側の面に、図示しない端子部を除いて、
可能な限りの範囲に銅箔パターンを設け、この銅箔パタ
ーンは赤外線データ通信モジュール1内部でGNDと接
続する。
【0052】この赤外線データ通信モジュール1は、赤
外線通信性能を維持するために必要な周辺電子部品10
を、赤外線データ通信モジュール1に直接配置する事が
可能であり、赤外線データ通信データの高速化にも十分
対応した性能が得られる。また、周辺電子部品10をマ
ザーボードあるいはサブ基板に搭載しないので部品搭載
面積を縮小でき、赤外線データ通信機能搭載機器の小型
化が可能である。また、シールドケースを使用せずに電
磁シールドを行えるので、赤外線データ通信モジュール
1の小型化が可能である。
【0053】図11は、本発明の第5実施形態の赤外線
データ通信モジュールの斜視図である。
【0054】図12は、本発明の第6実施形態の赤外線
データ通信モジュールを構成する部品の1つであるフレ
キシブル基板2を示した図である。フレキシブル基板2
は、LEDチップ3を搭載する位置がカップ状の凹部4
になっており、フォトダイオード5,ICチップ6およ
びLEDチップ3を搭載して赤外線透過性樹脂を設置す
る主部分2aと、上記主部分2aを短辺方向の一方に延
長して、周辺電子部品10を搭載する延長部2eと、こ
の延長部2eからさらに延長してなる端子部2fとを有
する。上記フレキシブル基板の延長部2eには、エッチ
ング等により周辺電子部品10を搭載するための図示し
ない配線パターンを設け、この配線パターンに周辺電子
部品10をダイボンドあるいはリフロー等により接続し
ている。また、上記端子部2fにはマザーボードと接続
するための端子をエッチング等により形成している。
【0055】図13は、上記フレキシブル基板2に、赤
外線透過性樹脂7のレンズ部7a,7bから赤外線を出
射する方向が、上記フレキシブル基板2と直角になるよ
うに、赤外線透過性樹脂7を形成した赤外線データ通信
モジュール1を示した図である。この赤外線データ通信
モジュール1は、従来の赤外線データ通信モジュール
を、レンズから赤外線を出射する方向がサブ基板と直角
になるように、サブ基板に搭載した場合と同等の状態
が、赤外線データ通信モジュール1のみで得られる。
【0056】図14は、本発明の第6実施形態の赤外線
データ通信モジュールの変形例を示した図である。図1
2に示したフレキシブル基板2を、主部分2aと、延長
部2eとの境界線で90度曲げて、上記主要部に赤外線
透過性樹脂7を形成している。この変形例によれば、従
来の赤外線データ通信モジュールを、レンズから赤外線
を出射する方向がサブ基板と平行になるように、サブ基
板に搭載した場合と同等の状態が、赤外線データ通信モ
ジュール1のみで得られる。
【0057】上記第6実施形態の赤外線データ通信モジ
ュールによれば、赤外線通信性能確保のために必要な周
辺電子部品10を、赤外線データ通信モジュール1の直
近に配置する事が可能であり、赤外線データ通信の高速
化にも十分対応した性能が得られる。またサブ基板に従
来の赤外線データ通信モジュールを搭載した場合と同等
の状態にすることができるため、サブ基板に従来の赤外
線データ通信モジュールを搭載する際の半田付けが不要
となり、半田付けの際に生じ得る接続不良が回避でき
て、信頼性の向上が図れる。また、従来のサブ基板に相
当する部分は、加工が容易なフレキシブル基板2である
ので、基板形状の要望に容易に対応する事が可能であ
る。
【0058】図15は、本発明の第7実施形態の赤外線
データ通信モジュールを構成する部品の1つであるフレ
キシブル基板2を示した図である。上記フレキシブル基
板2は、フォトダイオード5,ICチップ6およびLE
Dチップ3を搭載して赤外線透過性樹脂7を設置する主
部分2aを、長辺方向の左右両側に夫々延長して、延長
部2g,2gと、そしてさらに延長部2g,2gを夫々
同じ方向に延長して延長部2h,2hを設けている。フ
レキシブル基板の主部分2aには、フォトダイオード
5,ICチップ6およびLEDチップ3をダイボンドお
よびワイヤーボンデイングにより搭載し、延長部2h,
2hには補助光源用LEDチップ12,12をダイボン
ドおよびワイヤーボンディングにより搭載する。上記フ
レキシブル基板2は、LEDチップ3および補助光源用
LEDチップ12,12を搭載する位置がカップ状の凹
部4,4,4になっている。上記補助光源用LEDチッ
プ12,12は、ICチップ6と図示しない銅箔パター
ンにより接続されており、ICチップ6によって、主部
分2aのLEDチップ3と共に駆動される。
【0059】図16は、図15のフレキシブル基板2に
赤外線透過性樹脂7を設置して、LEDチップ3および
補助光源用LEDチップ12,12に対応する位置にレ
ンズ部を形成して、赤外線データ通信モジュール1を形
成した状態を示す図である。上記フレキシブル基板2の
主部分2aに赤外線透過性樹脂7を設置して主モジュー
ル20を形成するとともに、上記フレキシブル基板の延
長部2h,2hに赤外線透過性樹脂樹脂27,27を設
置して補助光源用LED30,30を形成している。一
方、上記フレキシブル基板2の延長部2g,2gには、
樹脂を設置せずに、上記主モジュール20と、上記補助
光源用LED30,30との間を可動に接続する部分と
している。上記可動の延長部2g,2gによって、上記
主モジュール20と、上記補助光源用LED30,30
との間は、任意の角度をなすことができる。
【0060】また、上記補助光源用LED30,30
は、上記フレキシブル基板の延長部2g,2gを通る配
線を介して、上記主モジュール20のICに接続されて
いるため、従来のように上記補助光源用LEDを図示し
ないマザーボードあるいはサブ基板に別個に配線する必
要がない。また、上記補助光源用LED30,30は、
上記フレキシブル基板の延長部2g,2gを介して主モ
ジュール20に支持されているので、従来の補助光源用
LEDのように別個に搭載基板に固定する必要がない。
したがって、端子の接続および固定のために半田付けが
必要な位置は、上記主モジュール20の端子部のみであ
るので、半田付け箇所を削減して、信頼性の向上が図れ
る。
【0061】また、補助光源用LED30,30の駆動
はICチップ6により行うので、赤外線データ通信モジ
ュールの外部に補助光源用LED30,30の駆動部品
を配置する必要がない。したがって、赤外線データ通信
モジュール1の周辺の部品点数を減らして、上記赤外線
データ通信機モジュール1を搭載する機器の小型化が可
能となる。
【0062】図17は、本発明の第8実施形態の赤外線
データ通信モジュールを構成する部品の一つであるフレ
キシブル基板2を示した図である。このフレキシブル基
板2は、図15に示した第7実施形態の赤外線データ通
信モジュールのフレキシブル基板2を、主部分2aの短
辺方向についても延長して、フレキシブル基板2の延長
部2eおよび端子部2fを設けたものである。図15に
示した部品と同一のものは同じ参照番号を付して、詳細
の説明を省く。フレキシブル基板2の短辺方向の延長部
2eには、エッチング等により周辺電子部品10を搭載
するための図示しない配線パターンを形成し、上記配線
パターンに、周辺電子部品10をダイボンドあるいはリ
フロー等によって接続して搭載する。また、上記フレキ
シブル基板2の延長部2eからさらに延長されてなる端
子部2fには、赤外線データ通信モジュール1をマザー
ボードと接続するための端子をエッチング等により形成
している。
【0063】図18は、本発明の第8実施形態であり、
図17に示したフレキシブル基板2の主部分2aと延長
部2h,2hとに赤外線透過性樹脂7,27,27を設
置して、主モジュール20と補助光源用LED30,3
0とを形成している。この赤外線データ通信モジュール
1は、通信性能確保のために必要な周辺電子部品10
を、赤外線データ通信モジュール1の直近に配置する事
が可能であり、赤外線データ通信の高速化にも十分対応
した性能が得られる。また、この赤外線データ通信モジ
ュール1は、従来のサブ基板に、従来の赤外線データ通
信モジュールと従来の補助光源用LEDとを、この従来
の赤外線データ通信モジュールと従来の補助光源用LE
Dとが赤外線を出射する方向が、上記従来のサブ基板と
直角および所定の角度をなすように、夫々別個に搭載し
た場合と同等の性能が得られる。本発明の補助光源用L
ED30,30は、上記主モジュール20のICチップ
6によって、上記主モジュール20と一緒に駆動され
る。したがって、従来のサブ基板に、従来の赤外線デー
タ通信モジュールと従来の補助光源用LEDとを搭載す
る場合に比べて、補助光源用LED駆動部品を別個に搭
載する必要がなくなり、上記補助光源用LED駆動部品
を搭載するための半田付けを削減できて、半田付け時に
起こり得る接続不良を削減できて、信頼性の向上が図れ
る。
【0064】図19は、図18に示した第8実施形態の
赤外線データ通信モジュールの変形例であり、フレキシ
ブル基板2を、主部分2aと、延長部2eとの間の境界
線で略90度に曲げて、上記主モジュール20および補
助光源用LED30,30が赤外線を出射する方向が、
上記フレキシブル基板の延長部2eおよび端子部2fと
夫々平行になるようにした状態を示した図である。
【0065】図20は、本発明の第9実施形態の赤外線
データ通信モジュール1の一部分であるフレキシブル基
板2を示したものである。このフレキシブル基板2は、
LEDチップ3および補助光源用LEDチップ12,1
2を搭載する位置がカップ状の凹部4,4,4になって
いる。上記フレキシブル基板2は、主部分2aの長辺方
向の左右両側に夫々フレキシブル基板を延長して、延長
部2h,2hを設けている。
【0066】上記フレキシブル基板の主部分2aにはフ
ォトダイオード5,ICチップ6およびLEDチップ3
をダイボンドおよびワイヤーボンディングによって搭載
して、延長部2h,2hには、補助光源用LEDチップ
12,12をダイボンドおよびワイヤーボンディングに
より搭載する。上記補助光源用LEDチップ12,12
は、ICチップ6と図示しない銅箔パターンにより接続
されており、ICチップ6内部のLED駆動回路により
駆動される。
【0067】図21は、本発明の第9実施形態であり、
図20に示したフレキシブル基板2に、赤外線透過性樹
脂7を設置して赤外線データ通信モジュールを形成した
状態を示す図である。上記フレキシブル基板2の主部分
2aと延長部2h,2hとは、夫々の境界線において一
定の角度α,αをなすように曲げ加工されている。この
フレキシブル基板2の電子部品を搭載した側の全面に、
赤外線透過性樹脂7を設置し、フレキシブル基板2の主
部分2aに対応する主モジュール20と、フレキシブル
基板の延長部2h,2hに対応する補助光源用LED3
0,30とが一体となった赤外線データ通信モジュール
1を形成している。
【0068】この赤外線データ通信モジュール1は、補
助光源用LED30,30を、通信規格に沿った最適の
発光角度αに設定して固定することができるので、高い
精度の赤外線通信指向性が得られる。また、補助光源用
LED30,30は主モジュール20に接続して支持さ
れるので、従来の赤外線データ通信モジュールのよう
に、補助光源用LEDを別個に支持する必要がない。
【0069】また、補助光源用LED30,30の配線
は、主モジュール20に接続されているため、光源用L
ED部30,30に主モジュール20と別個に端子を設
ける必要はなく、また、補助光源用LED30,30の
駆動回路も、主モジュール20のICチップ6に内蔵さ
れているため、別個に駆動部品を設ける必要はない。し
たがって、部品点数を削減でき、部品と基板を接続する
ための半田付けの箇所が低減できるので、信頼性の向上
も図れる。また、部品点数が少ないので、マザーボード
あるいはサブ基板上の部品搭載面積を小さくできて、赤
外線データ通信モジュール1を搭載する機器の小型化が
可能となる。
【0070】図22に示す本発明の第10実施形態の赤
外線データ通信モジュールのフレキシブル基板は、図2
0に示した第9実施形態のフレキシブル基板に延長部を
設けたものであり、同一の機能を有する部品には同一の
参照番号を付して、詳細な説明を省略する。図22にお
いて、フレキシブル基板2は、主部分2aの短辺方向の
一方に、フレキシブル基板2を延長して延長部2eと端
子部2fとを設けている。上記フレキシブル基板2の延
長部2eには、周辺電子部品10を搭載するための図示
しないパターンをエッチング等によって設け、このパタ
ーンに、周辺電子部品10をダイボンドあるいはリフロ
ー等によって接続して搭載している。また、上記端子部
2fには、赤外線データ通信モジュール1を図示しない
マザーボードと接続するための端子をエッチング等によ
り形成している。
【0071】図23は本発明の第10実施形態であり、
図22で示したフレキシブル基板2を、主部分2aと、
延長部2h,2hとの間の境界線において角度α,αを
持つように曲げて、上記フレキシブル基板の主部分2a
と、延長部2h,2hとの電子部品搭載側に、赤外線透
過性樹脂7を一体に設置している。
【0072】この赤外線データ通信モジュール1は、赤
外線通信性能の確保のために必要な周辺電子部品10
を、赤外線データ通信モジュール1に内臓して直近に配
置する事が可能となり、そのため電子部品間の配線を短
くできて、赤外線データ通信の高速化にも十分対応した
性能を得ることができる。
【0073】また、この第10実施形態の赤外線データ通
信モジュール1は、従来のサブ基板に、従来の赤外線デ
ータ通信モジュールと補助光源用LEDとを、この赤外
線データ通信モジュールと補助光源用LEDとが赤外線
を出射する方向が、上記従来のサブ基板と直角および所
定の角度をなすように、夫々別個に搭載した場合と同等
である。この赤外線データ通信モジュール1は、上記従
来の赤外線データ通信モジュールおよび補助光源用LE
Dに比べて、従来のサブ基板に補助光源用LEDおよび
補助光源用LEDの駆動部品を搭載する必要がい。した
がって、上記補助光源用LEDおよび補助光源用LED
の駆動部品を上記サブ基板に接続するための半田付けが
不要となるので、半田付け時に起こり得る接続不良を回
避できて、信頼性の向上が図れる。
【0074】また、補助光源用LED30,30の配線
は主モジュール20に接続されており、図示しないマザ
ーボードに別個に接続する必要がない。また、補助光源
用LED部20は、通信規格に沿った所定の角度αで固
定されているため、従来の補助光源用LEDを搭載する
際に必要であった取り付け角度の調節は必要ない。した
がって、赤外線データ通信モジュールの赤外線通信指向
性の精度の向上と、取付け作業性の向上とが図れる。
【0075】図24は、図23に示した本発明の第10
実施形態の変形例であり、フレキシブル基板2を、主部
分2aと延長部2eとの間の境界線で略90度に曲げ
て、上記主モジュール20および補助光源用LED3
0,30を、この主モジュール20および補助光源用L
ED30,30が赤外線を出射する方向が上記フレキシ
ブル基板2の延長部2eおよび2fと夫々水平になるよ
うにした状態を示した図である。
【0076】上記図15乃至30によって図示した本発
明の第6乃至第10実施形態の赤外線データ通信モジュ
ールは、主モジュール20に、補助光源用LED30,
30を、角度を変化可能に2個設けたものであるが、こ
の補助光源用LED30,30は、補助受信素子を赤外
線透過性樹脂で封止してなる補助受信モジュールを2個
設けたものでもよく、また、補助光源LEDと、補助受
信モジュールとを1個づつ設けたものでもよい。また、
上記補助光源用LEDおよび補助受信モジュールは、合
計で2個であるが、補助光源用LEDと補助受信モジュ
ールのいずれかまたは両方を、何個設けてもよい。
【0077】上記フレキシブル基板2は、LEDチップ
3および補助光源用LEDチップ12を搭載する位置
が、カップ状の凹部4になっているが、上記凹部4を形
成しないで上記LEDチップ3および補助光源用LED
チップ12を直接フレキシブル基板2に搭載してもよ
い。
【0078】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の赤
外線データ通信モジュールによれば、赤外線発光素子、
赤外線受光素子および電子部品を搭載する基板として、
フレキシブル配線基板を使用するので、従来の硬質基板
を用いる場合に比べて、赤外線データ通信モジュール全
体の厚みを薄くできる。
【0079】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
によれば、上記フレキシブル基板に搭載する赤外線発光
素子を、上記フレキシブル基板の赤外線発光素子の搭載
部に設けた凹部に設置するので、上記赤外線発光素子の
位置を、上記レンズの焦点距離に適切に対応させて、赤
外線の指向性や発光強度の性能の向上が可能となる。
【0080】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
によれば、フレキシブル基板の主部分と、上記主部分か
ら延長した延長部に、例えばGNDに接続した金属パタ
ーンを施して、上記主部分と延長部とで赤外線透過性樹
脂のレンズ部以外の表面を覆うので、シールドケースを
用いないで電磁シールド効果を得ることができる。した
がって、赤外線データ通信モジュールの小型化が行え
る。
【0081】また、上記実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールによれば、上記電磁シールドとして、加工が容
易なフレキシブル基板を使用するので、上記赤外線透過
性樹脂の表面の多くの部分を被覆できて、電磁シールド
効果を向上できる。
【0082】また、上記実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールによれば、電磁シールドとして、シールドケー
スを用いないので、シールドケースを使用する際に必要
である取付け基板との半田付けを省くことができるの
で、半田付けの際に起こり得る接続不良を回避できて、
信頼性の向上を図れる。
【0083】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
によれば、フレキシブル基板の主部分は、上記赤外線発
光素子、赤外線受光素子、電子部品および赤外線透過性
樹脂を備え、上記フレキシブル基板の主部分から延長し
た延長部に周辺電子部品を搭載するので、上記主部分と
電子部品との間の配線が短くなって、赤外線データ通信
の高速化に対応できる。
【0084】また、上記実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールによれば、赤外線データ通信モジュールの中に
周辺電子部品を組み込むので、赤外線データ通信モジュ
ールと、周辺電子部品とを別個に製造した後に、搭載基
板に夫々搭載する場合に比べて、搭載時の半田付けの際
に生じ得る接続不良を回避できて、信頼性を向上でき
る。
【0085】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
によれば、赤外線透過性樹脂の表面を覆うフレキシブル
基板に、周辺電子部品を搭載するので、周辺電子部品
を、赤外線データを送受信する部品の直近に設置でき
る。したがって、配線距離を短くできるので赤外線デー
タ通信の高速化に対応できるとともに、上記周辺電子部
品の設置のための占有体積を最小限に抑えることができ
る。
【0086】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
によれば、赤外線データ通信モジュールのフレキシブル
配線基板に形成した凹部に対応する裏側の凸部のみを、
樹脂によって封止するので、この樹脂によって凹部内に
設置した赤外線発光素子を保護することができて赤外線
の発光機能の信頼性を向上できるとともに、上記凸部の
みを樹脂封止するので、赤外線データ通信モジュールの
体積の増大を最小限に抑えることができる。
【0087】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
の取付け機構によれば、搭載基板に搭載した赤外線デー
タ通信モジュールは、赤外線データ通信モジュールのフ
レキシブル基板の凸部の樹脂封止部分が、上記搭載基板
に設けた貫通穴に収納されているので、搭載機器での上
記赤外線データ通信モジュールの占有体積を抑えること
ができる。
【0088】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
によれば、上記赤外線発光素子、赤外線受光素子、電子
部品および赤外線透過性樹脂を搭載しているフレキシブ
ル基板の主部分に加えて、上記主部分からフレキシブル
基板を延長した延長部に、赤外線発光素子を赤外線透過
性樹脂で封止してなる赤外線発光部、赤外線受光素子を
赤外線透過性樹脂で封止してなる赤外線受光部、または
赤外線発光素子および赤外線受光素子を赤外線透過性樹
脂で封止してなる赤外線通信部のうちの少なくとも1つ
を設けるので、上記主部分のみでは通信が不可能な通信
規格にも対応することができる。
【0089】また、上記実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールによれば、上記フレキシブル基板の主部分の樹
脂と、延長部の樹脂とは分離しているので、上記主部分
と延長部とがなす角度を所望の通信規格に応じて設定す
ることができる。
【0090】また、上記実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールによれば、上記補助的な通信部品を、上記主部
分と別個に調整して固定する必要がないので、上記補助
的な通信部品を固定するための半田付けの際に起こり得
る接続不良を回避できて、工程の簡略化と信頼性の向上
を図ることができる。
【0091】また、上記実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールによれば、上記補助的な通信部品の駆動部品
を、上記主部分の電子部品に組み込めるので、上記補助
的な通信部品を駆動する電子部品を別個に設ける必要が
なく、部品点数の削減と、上記駆動部品を別個に設置す
るための半田付けの省略による信頼性の向上を行える。
【0092】1実施形態の赤外線データ通信モジュール
によれば、フレキシブル基板上に、赤外線発光素子、赤
外線受光素子、電子部品および赤外線透過性樹脂からな
る主部分に加えて、赤外線発光部、赤外線受光部、また
は赤外線通信部のうちの少なくとも1つを設け、更に、
周辺電子部品を設けるので、上記赤外線データ通信モジ
ュールと、上記周辺部品を別個に設置する際の半田付け
を省略して、赤外線データ通信モジュールの信頼性を向
上できる。
【0093】この発明の赤外線データ通信モジュールに
よれば、フレキシブル基板上に、赤外線発光素子、赤外
線受光素子および電子部品からなる主部分と、補助的な
通信部品部分とを設け、一体に赤外線透過性樹脂で封止
して形成するので、上記主部分と、補助的な通信部品と
を別個に搭載基板に固定する必要がないので、補助的な
通信部品を半田付けして接続する工程を削減することが
できる。そのため、工程の簡略化と、半田付け時に起こ
り得る接続不良を回避して、信頼の向上を図ることがで
きる。
【0094】また、上記実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールによれば、上記補助的な通信部品を駆動する電
子部品を別個に設ける必要がないので、部品点数の削減
と、半田付けの接続不良を回避して、赤外線データ通信
モジュールの信頼性を向上できる。
【0095】この発明の赤外線データ通信モジュールに
よれば、フレキシブル基板上に、赤外線発光素子、赤外
線受光素子および電子部品からなる主部分と、補助的な
通信部品部分とを設け、一体に赤外線透過性樹脂で封止
して形成する一方、上記補助的な通信部品を設ける部分
とは別の部分に周辺電子部品を設けるので、従来のよう
に、赤外線データ通信モジュールと周辺電子部品とを別
個に製造した後に搭載基板に夫々搭載する場合に比べ
て、搭載する部品数を減らして搭載工程を削減できるの
で、搭載時の半田付けの際に生じ得る半田の接続不良を
低減して、赤外線データ通信モジュールの信頼性を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールを示した斜視透過図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールを搭載基板に搭載した状態を示した側面図であ
る。
【図3】 本発明の第1実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールを搭載基板に搭載した状態を示した側面図であ
る。
【図4】 本発明の第2実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールを搭載基板に搭載した状態を示した断面図であ
る。
【図5】 本発明の第2実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールを搭載基板に搭載した状態を示した断面図であ
る。
【図6】 本発明の第3実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールのフレキシブル基板を示した図である。
【図7】 本発明の第3実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールを示した斜視図である。
【図8】 本発明の第4実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールのフレキシブル基板を示した図である。
【図9】 本発明の第4実施形態の赤外線データ通信モ
ジュールを示した斜視図である。
【図10】 本発明の第5実施形態の赤外線データ通信
モジュールのフレキシブル基板を示した図である。
【図11】 本発明の第5実施形態の赤外線データ通信
モジュールを示した斜視図である。
【図12】 本発明の第6実施形態の赤外線データ通信
モジュールのフレキシブル基板を示した図である。
【図13】 本発明の第6実施形態の赤外線データ通信
モジュールを示した斜視図である。
【図14】 本発明の第6実施形態の赤外線データ通信
モジュールの変形例を示した斜視図である。
【図15】 本発明の第7実施形態の赤外線データ通信
モジュールのフレキシブル基板を示した図である。
【図16】 本発明の第7実施形態の赤外線データ通信
モジュールを示した斜視図である。
【図17】 本発明の第8実施形態の赤外線データ通信
モジュールのフレキシブル基板を示した図である。
【図18】 本発明の第8実施形態の赤外線データ通信
モジュールを示した斜視図である。
【図19】 本発明の第8実施形態の赤外線データ通信
モジュールの変形例を示した斜視図である。
【図20】 本発明の第9実施形態の赤外線データ通信
モジュールのフレキシブル基板を示した図である。
【図21】 本発明の第9実施形態の赤外線データ通信
モジュールを示した斜視図である。
【図22】 本発明の第10実施形態の赤外線データ通
信モジュールのフレキシブル基板を示した図である。
【図23】 本発明の第10実施形態の赤外線データ通
信モジュールを示した斜視図である。
【図24】 本発明の第10実施形態の赤外線データ通
信モジュールの変形例を示した斜視図である。
【図25】 従来の赤外線データ通信モジュールを示し
た斜視透過図である。
【図26】 従来の赤外線データ通信モジュールを、搭
載基板に搭載した状態を示した側面図である。
【図27】 従来の赤外線データ通信モジュールを、搭
載基板に搭載した状態を示した側面図である。
【図28】 従来の赤外線データ通信モジュールに、電
磁シールドを施した状態を示した斜視図である。
【図29】 従来の赤外線データ通信モジュールに、補
助光源用LEDを付加して搭載基板に搭載した状態を示
した斜視図である。
【図30】 従来の赤外線データ通信モジュールに、補
助光源用LEDを付加して搭載基板に搭載した状態を示
した斜視図である。
【符号の説明】
1 赤外線データ通信モジュール 2 フレキシブル基板 2a フレキシブル基板の主部分 2b フレキシブル基板の延長部 2c フレキシブル基板の延長部 2d フレキシブル基板の延長部 2e フレキシブル基板の延長部 2f フレキシブル基板の端子部 2g フレキシブル基板の延長部 2h フレキシブル基板の延長部 3 LEDチップ 4 カップ状凹部 5 フォトダイオード 6 ICチップ 7 赤外線透過性樹脂 7a フォトダイオードに対応する位置の赤外線透過性
樹脂によるレンズ 7b LEDチップに対応する位置の赤外線透過性樹脂
によるレンズ 8 マザーボードあるいはサブ基板 9 半田 10 周辺電子部品 12 補助光源用LEDチップ 15 フレキシブル基板の凸部 16 マザーボードあるいはサブ基板の貫通穴 17 フレキシブル基板の凸部の樹脂封止部 20 主モジュール 30 補助光源LED α 主モジュールと補助光源用LEDとがなす角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E336 BB02 BB12 BC25 CC32 CC57 GG25 5F088 BA13 BA15 BB01 EA06 GA10 HA10 JA03 JA06 LA01 5F089 AA01 AA03 AA10 AB01 AC10 AC26 CA11 CA20 DA13 FA10 5K048 AA03 BA01 BA10 DB04 HA05 HA07 HA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブル配線基板に、赤外線発光素
    子、赤外線受光素子および電子部品を搭載すると共に、
    上記赤外線発光素子と赤外線受光素子に対応する位置に
    レンズ部が形成されるように、上記赤外線発光素子、赤
    外線受光素子および電子部品を、赤外線透過性樹脂で封
    止したことを特徴とする赤外線データ通信モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の赤外線データ通信モジ
    ュールにおいて、上記フレキシブル基板に凹部を設け、
    この凹部に上記赤外線発光素子を配置したことを特徴と
    する赤外線データ通信モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の赤外線データ
    通信モジュールにおいて、上記フレキシブル基板は、上
    記赤外線発光素子、赤外線受光素子、電子部品および赤
    外線透過性樹脂を搭載している主部分と、その主部分か
    ら延長されている延長部とを有し、この延長部は、上記
    レンズ部以外の上記赤外線透過性樹脂の少なくとも一部
    の表面を覆って電磁シールドを形成したことを特徴とす
    る赤外線データ通信モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3に記載の赤外線デ
    ータ通信モジュールにおいて、上記フレキシブル基板
    は、上記赤外線発光素子、赤外線受光素子、電子部品お
    よび赤外線透過性樹脂を搭載している主部分と、その主
    部分から延長されている延長部とを有し、この延長部
    に、周辺電子部品を搭載したことを特徴とする赤外線デ
    ータ通信モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の赤外線データ通信モジ
    ュールにおいて、上記フレキシブル基板の上記凹部の形
    成された面と反対側の面において、上記凹部に対応する
    凸部を、樹脂部で封止したことを特徴とする赤外線デー
    タ通信モジュール。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の赤外線データ通信モジ
    ュールと、この赤外線データ通信モジュールが搭載され
    る基板とを備え、上記基板には、上記凸部を封止した樹
    脂部が挿入された貫通穴を有することを特徴とする赤外
    線データ通信モジュールの取付け機構。
  7. 【請求項7】 請求項1または2に記載の赤外線データ
    通信モジュールにおいて、上記赤外線発光素子、赤外線
    受光素子、電子部品および赤外線透過性樹脂を搭載して
    いる主部分と、その主部分から延長されている延長部と
    を有し、この延長部に、赤外線発光素子を赤外線透過性
    樹脂で封止してなる赤外線発光部、赤外線受光素子を赤
    外線透過性樹脂で封止してなる赤外線受光部、または赤
    外線発光素子および赤外線受光素子を赤外線透過性樹脂
    で封止してなる赤外線通信部のうちの少なくとも1つを
    上記主部分上の樹脂と分離して設けて、上記フレキシブ
    ル基板の主部分と延長部とが任意の角度を持つことがで
    きることを特徴とする赤外線データ通信モジュール
  8. 【請求項8】 請求項1または2に記載の赤外線データ
    通信モジュールにおいて、上記赤外線発光素子、赤外線
    受光素子、電子部品および赤外線透過性樹脂を搭載して
    いる主部分と、その主部分から延長されている延長部と
    を有し、この延長部の一部に、赤外線発光素子を赤外線
    透過性樹脂で封止してなる赤外線発光部、赤外線受光素
    子を赤外線透過性樹脂で封止してなる赤外線受光部、ま
    たは赤外線発光素子および赤外線受光素子を赤外線透過
    性樹脂で封止してなる赤外線通信部のうちの少なくとも
    1つを上記主部分上の樹脂と分離して設けて、上記フレ
    キシブル基板の主部分と延長部とが所定の角度を持つこ
    とができると共に、上記延長部の他の部分に、周辺電子
    部品を搭載していることを特徴とする赤外線データ通信
    モジュール。
  9. 【請求項9】 フレキシブル配線基板に、赤外線発光素
    子、赤外線受光素子および電子部品を搭載している主部
    分と、その主部分から延長されている延長部とを有し、
    この延長部に、赤外線発光素子、赤外線受光素子、また
    は赤外線発光素子および赤外線受光素子のうちの少なく
    とも1つを設けて、上記フレキシブル基板の主部分と上
    記延長部とが所定の角度をなすと共に、上記赤外線発光
    素子と赤外線受光素子に対応する位置にレンズ部が形成
    されるように、上記主部分および延長部分上の赤外線発
    光素子、赤外線受光素子および電子部品を、赤外線透過
    性樹脂で一体に封止したことを特徴とする赤外線データ
    通信モジュール。
  10. 【請求項10】 フレキシブル配線基板に、赤外線発光
    素子、赤外線受光素子および電子部品を搭載している主
    部分と、その主部分から延長されている延長部とを有
    し、この延長部の一部に、赤外線発光素子、赤外線受光
    素子、または赤外線発光素子および赤外線受光素子のう
    ちの少なくとも1つを設けて、上記フレキシブル基板の
    主部分と上記延長部の一部とが所定の角度をなすと共
    に、上記赤外線発光素子と赤外線受光素子に対応する位
    置にレンズ部が形成されるように、上記主部分および延
    長部上の赤外線発光素子、赤外線受光素子および電子部
    品を、赤外線透過性樹脂で一体に封止している一方、上
    記延長部の他の部分に周辺電子部品を備えたことを特徴
    とする赤外線データ通信モジュール。
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