JP2009043649A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】仮嵌合時の嵌合のし易さと斜め挿入のし難さとを両立させるとともに、スライド部材の高さを小さくすることができる、ひいてはコネクタを小型化(低背化)できるレバー式コネクタを提供する。
【解決手段】レバー式コネクタ1におけるスライド部材20a,20bには、相手コネクタ50との仮嵌合時において従動突起53に掛かる掛り突起23a,23bを有する弾性ラッチアーム22a,22bが設けられている。弾性ラッチアーム22a,22bは、従動突起53が入り込むカム溝21a,21bの入口25a,25b側の端部であって従動突起53が入り込む側と反対側の所定点A1,A2から延びる1対のスリット24a,24a:24b,24b間に形成されてスライド部材20a,20bの厚さ方向に弾性変位する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタ同士を嵌合させる操作に要する力を低減させるためのレバー式コネクタに関する。
多数のコンタクトを有するコネクタを相手コネクタと嵌合する場合がある。ここで、コンタクトの数が増加すると、コネクタ同士を嵌合させる操作に要する力(以下、単にコネクタ同士の嵌合力という)がますます大きくなる。このコネクタ同士の嵌合力を低減するために、一方のコネクタに、相手コネクタに設けられた従動突起とカム係合するカム溝を有するスライド部材と、このスライド部材を駆動するレバーとを設けるようにしたレバー式コネクタが知られている。
このレバー式コネクタにおいては、コネクタ同士が仮嵌合状態にあることを確認してからレバーを駆動させないと、コネクタを壊してしまうことがあるので、コネクタ同士の仮嵌合を行うようにしている。
このレバー式コネクタとして、例えば、図16乃至図19に示すものが知られている(特許文献1参照)。図16は、従来のレバー式コネクタ及びこのレバー式コネクタに嵌合する相手コネクタの嵌合前の状態を示す側面図である。図17は、図16に示すレバー式コネクタ及び相手コネクタが仮嵌合した状態を示す側面図である。図18は、図16に示すレバー式コネクタ及び相手コネクタが仮嵌合したときのカム溝の入口近傍の拡大図である。図19は、図17の19−19線に沿う一部断面図である。
図16及び図17に示すレバー式コネクタ101は、相手コネクタ150と嵌合するもので、図示しない複数のコンタクトを取り付けたほぼ直方体状のハウジング110と、スライド部材120と、レバー130とを具備する。
ここで、ハウジング110は、図19に示すように、相手コネクタ150を受容するキャビティ115を有する。ハウジング110の側壁には、相手コネクタ150の嵌合方向に対して直交する方向に延びる1対のスライド部材収容通路111が設けられる。これらスライド部材収容通路111には、スライド部材120の脚部が移動可能に受容される。
また、スライド部材120の脚部には、図16乃至図19に示すように、相手コネクタ150に設けられた従動突起152とカム係合する複数のカム溝121が形成されている。
更に、レバー130は、ハウジング110に対して回転軸131を中心に回転するように取り付けられる。レバー130は、その回転によりスライド部材120をスライド部材収容通路111内で移動させる。即ち、レバー130は、図17に示す初期位置から矢印A向きに最終位置(図示せず)までの間、回転軸131を中心に回転し、この際に、スライド部材120を、図17に示す初期位置から前向き(図17における左向き)に最終位置まで移動させる。また、その逆にレバー130は、最終位置から初期位置までの間矢印A向きと逆向きに回転軸131を中心に回転し、この際に、スライド部材120を、最終位置から後向きに初期位置まで移動させる。
また、ハウジング110の側壁の下方端部には、図17及び図18に示すように、複数の弾性ラッチアーム113が設けられている。各弾性ラッチアーム113が設けられる、ハウジング110の前後方向位置は、スライド部材120が初期位置に位置したときの各カム溝121の入口に対応するところである。各弾性ラッチアーム113の前後両側には、図18に示すように、ハウジング側壁の外面からスライド部材収容通路111にかけて貫通するスリット112が形成され、各弾性ラッチアーム113は内外方向(図19における左右方向)に弾性変形する。各弾性ラッチアーム113の下端部には、図19に示すように、内側に向けて突出する掛り突起114が設けられる。
レバー式コネクタ101において、レバー130及びスライド部材120を初期位置にある状態で、相手コネクタ150の相手ハウジング151をハウジング110のキャビティ115内に挿入する。すると、図19に示すように、弾性ラッチアーム113の掛り突起114が相手コネクタ150に設けられた従動突起152を乗り越えて従動突起152の下方に位置し、従動突起152がスライド部材120に設けられたカム溝121の入口に入り込む。この状態は、仮嵌合状態と呼ばれる。この仮嵌合状態では、相手コネクタ150の従動突起152が掛り突起114によって抜け止めされており、レバー式コネクタ101の相手コネクタ150に対する脱落が防止されている。
そして、この仮嵌合状態を確認した後に、レバー130を図17における矢印A向きに最終位置まで回転する。すると、スライド部材120が最終位置まで移動し、カム溝121と従動突起152との協働により、レバー式コネクタ101が相手コネクタ150側に引き込まれて両コネクタ101,150の嵌合が完了する。
しかしながら、このレバー式コネクタ101にあっては、ハウジング110の外壁に設けた弾性ラッチアーム113が相手コネクタ150との仮嵌合時に弾性変形する構成となっているため、ハウジング110の剛性が低く、相手コネクタ150に対して斜めに挿入した場合にハウジング110が拡がってしまい、相手コネクタ150に対して斜めに挿入されてしまうおそれがあった。相手コネクタ150に対してレバー式コネクタ101が斜めに挿入された状態でレバー130を回転すると、嵌合部に過大な力が加わって両コネクタ101,150が壊れてしまうおそれがあった。
一方、ハウジング110の剛性を低下させないために、ハウジング110には弾性ラッチアーム113を設けずに、ハウジング110の外壁の下端部あるいはスライド部材120の下端部に掛り突起114を設けると、相手コネクタ150の従動突起152が掛り突起114に接触してハウジング110を撓ませながら仮嵌合がなされることになる。この際に、ハウジング110の剛性が高いから、仮嵌合させるために必要な力(操作力)が大きくなり、両コネクタ101,150を嵌合し難くなる問題があった。
このような仮嵌合時における相手コネクタ150に対しての斜め挿入を防止すると共に、両コネクタ101,150の嵌合のし難さを回避するものとして、例えば、図20に示すレバー式コネクタが開発されている。図20は、従来のレバー式コネクタの相手コネクタに対する仮嵌合状態を示す、前後方向に沿って切断した断面図である。
図20に示すレバー式コネクタ201のハウジング210には、1対のスライド部材収容空間211が形成されている。各スライド部材受容空間211には、スライド部材220が移動可能に設けられる。スライド部材220には、複数の弾性ラッチアーム222が設けられる。各弾性ラッチアーム222の先端には、相手コネクタ250との仮嵌合時において、相手ハウジング251に設けられた従動突起252に掛かる掛り突起223が設けられる。
この弾性ラッチアーム222は、従動突起252が入り込むカム溝221の入口224側の後方部(図20における左方部)において上下方向に延び、スライド部材220の面内方向(前後方向)に弾性変形する。
このように、弾性ラッチアーム222をスライド部材220に設けることにより、ハウジング210の剛性を低下させることがないため、相手コネクタ250との仮嵌合時において相手コネクタ250に対しての斜め挿入を防止することができる。また、仮嵌合時において弾性ラッチアーム222のみが弾性変形し、相手コネクタ150への挿入によってハウジング210を撓ませる必要はないから、大きな力を必要とすることなく両コネクタ201,250の嵌合操作を容易に行うことができる。
特開平9−115605号公報
しかしながら、この従来の図20に示すレバー式コネクタ201にあっては、以下の問題点があった。
即ち、弾性ラッチアーム222は、スライド部材220の面内方向に弾性変形するよう構成され、弾性変形時における弾性力や変位量を適当にするため、上下方向においてある程度の長さが必要になる。
しかし、弾性ラッチアーム222の設置位置はカム溝221との位置関係によって制約される。即ち、弾性ラッチアーム222をカム溝221を避けて設置するため、スライド部材220の高さ(上下方向の長さ)を小さくすることができなかった。
従って、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、仮嵌合時の嵌合のし易さと斜め挿入のし難さとを両立させるとともに、スライド部材の高さを小さくすることができる、ひいてはコネクタを小型化(低背化)できるレバー式コネクタを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に係るレバー式コネクタは、コンタクトを有するハウジングと、相手コネクタに設けられた従動突起とカム係合するカム溝を有するスライド部材と、前記スライド部材を駆動するレバーとを具備し、前記スライド部材に、前記相手コネクタとの仮嵌合時において前記従動突起に掛かる掛り突起を有する弾性ラッチアームを設けたレバー式コネクタにおいて、前記弾性ラッチアームが、前記従動突起が入り込む前記カム溝の入口側の端部であって前記従動突起が入り込む側と反対側の所定点から延びる1対のスリット間に形成されて前記スライド部材の厚さ方向に弾性変形するとともに、先端に前記掛り突起を有することを特徴としている。
また、本発明のうち請求項2に係るレバー式コネクタは、請求項1記載のレバー式コネクタにおいて、前記弾性ラッチアームの前記掛り突起が、前記従動突起が入り込む側の前記スライド部材の端縁よりも奥側に位置することを特徴としている。
本発明のうち請求項1に係るレバー式コネクタによれば、弾性ラッチアームが、従動突起が入り込むカム溝の入口側の端部であって従動突起が入り込む側と反対側の所定点から延びる1対のスリット間に形成されてスライド部材の厚さ方向に弾性変形するとともに、先端に掛り突起を有するので、仮嵌合時にスライド部材に設けた弾性ラッチアームが弾性変形して掛り突起が相手コネクタの従動突起に掛かることになり、ハウジングの剛性を低下させることがない。このため、相手コネクタとの仮嵌合時において相手コネクタに対しての斜め挿入を防止することができる。また、仮嵌合時において弾性ラッチアームが弾性変形し、ハウジングの端部あるいはスライド部材の端部に掛り突起を設けなくて済み、ハウジングは撓ませる必要はないから、大きな力を必要とすることなく嵌合操作を容易に行うことができる。そして、弾性ラッチアームが、従動突起が入り込むカム溝の入口側の端部であって従動突起が入り込む側と反対側の所定点から延びる1対のスリット間に形成されてスライド部材の厚さ方向に弾性変形する。このため、カム溝内に弾性ラッチアームを設けて、スライド部材の厚さを従来のスライド部材の厚さ(図20に示したスライド部材220の厚さ)よりも厚くすることによってスライド部材の板厚の範囲内で弾性ラッチアームの必要な変形量を確保し、弾性ラッチアームの上下方向の長さを長くする必要はないので、スライド部材の高さ(上下方向の長さ)を小さくすることができ、ひいてはコネクタの小型化(低背化)を図ることができる。
また、本発明のうち請求項2に係るレバー式コネクタによれば、請求項1記載のレバー式コネクタにおいて、前記弾性ラッチアームの前記掛り突起が、前記従動突起が入り込む側の前記スライド部材の端縁よりも奥側に位置するので、相手コネクタへの挿入を開始して掛り突起が相手コネクタに設けられた従動突起に接するまでの間に、隙間を確保できる。このため、弾性ラッチアームの掛り突起が相手コネクタに設けられた従動突起を乗り越えて仮嵌合状態に至る際の手ごたえやクリック音が、掛り突起を従動突起が入り込む側のスライド部材の端縁と同一面に設ける場合よりも明瞭になる。また、弾性ラッチアームの掛り突起を、従動突起が入り込む側のスライド部材の端縁よりも奥側に位置させることで、カム溝の角度を、掛り突起を従動突起が入り込む側のスライド部材の端縁と同一面に設ける場合よりも小さくすることができ、コネクタ着脱の繰り返しに対する損傷が少なくなり、耐久性が向上するという効果を得ることができる。
更に、前記弾性ラッチアームの前記掛り突起が、従動突起が入り込む側のスライド部材の端縁よりも奥側に位置するので、仮嵌合状態を容易に感知することができ、スライド部材の操作ミスを回避することができる。即ち、弾性ラッチアームの掛り突起が、従動突起が入り込む側のスライド部材の端縁と同一の位置にあると、掛り突起が従動突起に掛かってから従動突起がカム溝に入るまでの隙間が大きく、この状態でスライド部材を操作しても当初は操作荷重が小さい。これに対して、弾性ラッチアームの掛り突起が、従動突起が入り込む側のスライド部材の端縁よりも奥側に位置していると、掛り突起が従動突起に掛かってから従動突起がカム溝に入るまでの隙間が小さく、この状態でスライド部材を操作すると当初から操作荷重が大きい。このため、仮嵌合状態を容易に感知することができ、スライド部材の操作ミスを回避することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るレバー式コネクタの相手コネクタに対する嵌合開始時状態を示し、(A)は前後方向に沿って切断した断面図、(B)は(A)における1B−1B線に沿う断面図である。図2は、レバー式コネクタの相手コネクタに対する仮嵌合状態を示し、(A)は前後方向に沿って切断した断面図、(B)は(A)における2B−2B線に沿う断面図である。図3は、レバー式コネクタの相手コネクタに対する嵌合完了状態を示し、(A)は前後方向に沿って切断した断面図、(B)は(A)における3B−3B線に沿う断面図である。
図1乃至図3に示すように、レバー式コネクタ1と相手コネクタ50とが嵌合する。
相手コネクタ50は、図1乃至図3に示すように、ほほ直方体状の絶縁性の相手ハウジング51と、相手ハウジング51に取り付けられた複数の金属製の相手コンタクト54とを具備している。ハウジング51の内部には、レバー式コネクタ1のハウジング10に設けられた嵌合部11を受容する嵌合部受容凹部52が設けられている。また、ハウジング51の左右側壁(図1(B)における左側及び右側の側壁)の外面には、複数の従動突起53が形成されている。
図4は、図1乃至図3に示したレバー式コネクタの分解斜視図である。図5は、図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが初期位置にある状態を示し、(A)は右側面斜め上方から見た斜視図、(B)は右側面斜め下方から見た斜視図である。図6は、図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが初期位置にある状態を示し、(A)は左側面斜め上方から見た斜視図、(B)は左側面斜め下方から見た斜視図である。図7は、図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが初期位置にある状態を示し、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は左側面図である。図8は、図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが初期位置にある状態を示し、(A)は平面図、(B)は底面図、(C)は背面図である。図9は、図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが最終位置にある状態を示し、(A)は右側面斜め上方から見た斜視図、(B)は右側面斜め下方から見た斜視図である。図10は、図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが最終位置にある状態を示し、(A)は左側面斜め上方から見た斜視図、(B)は左側面斜め下方から見た斜視図である。図11は、図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが最終位置にある状態を示し、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は左側面図である。図12は、図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが最終位置にある状態を示し、(A)は平面図、(B)は底面図、(C)は背面図である。
レバー式コネクタ1は、図4乃至図12に示すように、絶縁性のハウジング10と、2枚1組の左右スライド部材20a,20bと、レバー30とを具備している。
ハウジング10は、図1(B)がよく示すように、相手コネクタ50の嵌合部受容凹部52内に受容されるほぼ直方体状の嵌合部11と、図1(B)及び図8(B)がよく示すように、嵌合部11の周囲を覆うアウターハウジング部12とを具備している。ハウジング10は、絶縁性の樹脂を成形することによって形成される。嵌合部11には、図示しない複数のコンタクトが収容されている。各コンタクトに接続された電線(図示せず)は、図1(B)及び図4がよく示す電線導出孔11aを通って上方(図1(B)における上方)に導出される。また、図1(B)、図5(A)、図6(B)、図7(A)及び図8(C)がよく示すように、アウターハウジング部12の左側壁12aの内側には左側スライド部材受容空間13aが形成されている。その一方、図1(A)、図1(B)、図5(A)、図6(B)、図7(A)及び図8(C)がよく示すように、アウターハウジング部12の右側壁12bの内側には右側スライド部材受容空間13bが形成されている。左側スライド部材受容空間13a及び右側スライド部材受容空間13bは、それぞれアウターハウジング部12に対して相手コネクタ50の嵌合方向と直交する方向に延び、即ち前後方向(図1(B)において紙面に対して直交する方向)に延び、貫通している。また、ハウジング10の後端部(図1(A)における左端部)の上端には、レバー30を取り付けるための1対の取付部14が上方に向けて突出形成されている。各取付部14には、レバー30の回転軸33を支持する支持部14aが設けられている。また、各取付部14には、図4及び図5(A)に示すように、レバー30が初期位置にあるときにそのレバー30の仮係止突起36が掛かる仮係止部18が設けられている。更に、ハウジング10の前方部の上端には、図4に最もよく示すように、本係止部19が設けられ、この本係止部19には、レバー30が最終位置にあるときにそのレバー30に設けた本係止突起35aが掛かる。また、図4に最もよく示すように、ハウジング10の前方部には、電線導出孔11aから導出される電線の束を上方に案内する案内部17が設けられている。また、ハウジング10のアウターハウジング部12の左側壁12a及び右側壁12bのそれぞれの内側には、図5(B)及び図6(B)に示すように、相手コネクタ50に設けられた従動突起53が入り込む複数の導入溝16a及び16bのそれぞれが前後方向に沿って設けられている。なお、嵌合部11の周囲には、図1(B)が最もよく示すように、環状の防水シール15が設けられている。
なお、案内部17は、電線導出孔11aから導出される電線の束を上方に案内する場合のみならず、図15に示すように、電線の束を前方向(図15(A)における左方向)に導出する案内部17’としてもよい。
また、2枚1組の左右スライド部材20a,20bは、それぞれ左側スライド部材収容空間13a,右側スライド部材収容空間13b内に挿入され、図1(A)及び図2(A)に示す初期位置と、図3(A)に示す最終位置との間を前後方向に移動する。図1(A)、図2(A)及び図3(A)においては、右側のスライド部材20bのみ図示されている。
図13は、左側のスライド部材を示し、(A)は右側面斜め下方から見た斜視図、(B)は左側面斜め上方から見た斜視図、(C)は正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は背面図、(G)は平面図、(H)は底面図である。図14は、右側のスライド部材を示し、(A)は右側面斜め下方から見た斜視図、(B)は左側面斜め上方から見た斜視図、(C)は正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は背面図、(G)は平面図、(H)は底面図である。
左側のスライド部材20aと右側のスライド部材20bとは、図4に示すように、鏡面対称形状に形成されているので、以後、右側のスライド部材20bの構成のみについて説明する。
スライド部材20bは、耐磨耗性が高く、かつ、弾性がある樹脂材料、例えばPBTを成形することによって形成されている。スライド部材20bは、図4及び図14に示すように、ほぼ板状に形成されている。スライド部材20bは、図1(A)、図2(A)及び図3(A)に示すように、右側スライド部材収容空間13b内に受容される。スライド部材20bの内面には、図13(B)及び図13(D)に示すように、複数のカム溝21bが形成されている。各カム溝21bには、図1(A)、図2(A)及び図3(A)に示すように、相手コネクタ50に設けられた従動突起53がカム係合する。また、図1(A)に示すように、各カム溝21bには、スライド部材20bが初期位置にあるときに、ハウジング10に設けられた導入溝16bと対向する複数の入口25bが設けられている。各入口25bは、各カム溝21bの端部からスライド部材20bの下端縁にかけて延び、従動突起53が入り込む。また、スライド部材20bには、図1(A)及び図14(D)に示すように、各カム溝21bの入口25b側の端部であって従動突起53が入り込む側(下側)と反対側(上側)の所定点A1,A2から延びる1対のスリット24b,24b間に形成される弾性ラッチアーム22bが設けられている。本実施形態において、所定点A1,A2は、カム溝21bの入口25b側の端部における上端縁に設定されている。各弾性ラッチアーム22bは、スライド部材20bの厚さ方向に弾性変形する。各弾性ラッチアーム22bの先端には、図2(A)及び図14(E)に示すように、相手コネクタ50に設けられた従動突起53に掛かる掛り突起23bが設けられている。各掛り突起23bは、従動突起53が入り込む側(下側)のスライド部材20bの端縁よりも奥側(上側)に位置する。
また、スライド部材20bの外面には、図14(A)から図14(G)に示すように、弾性変形可能なラッチアーム26bが設けられている。このラッチアーム26bは、スライド部材20bが初期位置にあるとき及び最終位置にあるときにハウジング10のアウターハウジング部12の右側壁12bに掛かる。これにより、スライド部材26bが初期位置にあるとき及び最終位置にあるときにレバー30がブラつかなくなる。また、スライド部材20bの外面には、図4、図14(A)及び図14(E)に示すように、スライド部材20bの上端縁から中央にかけて延びる溝27bが形成されている。この溝27bには、図4に示すレバー30に設けられた駆動ピン34が入り込む。
なお、図4及び図13において、符号21aは左側のスライド部材20aに設けられたカム溝、22aは弾性ラッチアーム、23aは掛り突起、24aはスリット、25aはカム溝の入口、26aはラッチアームである。
次に、レバー30は、左側及び右側のスライド部材20a,20bの双方を駆動する機能と、電線導出孔11aから導出される電線の束を保護するとともに案内部17に向けて導出するカバー機能とを併せもっている。このレバー30は、図4に示すように、フード型のカバー部31と、カバー部31の両側から延びる1対の延出部32とを備えている。カバー部31の延出部32の近傍には、ハウジング10の支持部14aに回転可能に支持される1対の回転軸33が内側に向けて突出形成されている。レバー30は、回転軸33を支持部14aに回転可能に支持することにより、図1(A)に示す初期位置から図3(A)に示す最終位置までの間を回転する。そして、各延出部32には、左側及び右側のスライド部材20a,20bに設けられた溝27a,27bに入り込む1対の駆動ピン34が内側に向けて突出形成されている。レバー30が初期位置から最終位置まで回転すると、左側及び右側のスライド部材20a,20bのそれぞれは、初期位置から駆動ピン34に引っ張られて後向きに最終位置まで移動する。その逆に、レバー30が最終位置から初期位置まで回転すると、左側及び右側のスライド部材20a,20bのそれぞれは、最終位置から駆動ピン34に押されて前向きに初期位置まで移動する。
また、レバー30のカバー部31の両側面には、図4に示すように、1対の仮係止突起(図4には一方のみ図示)36が外方に向けて突出形成されている。これら仮係止突起36は、レバー30が初期位置にあるときにハウジング10の仮係止部18に掛かる。更に、レバー30のカバー部31の両側面には、図4がよく示すように、1対の本係止アーム35が設けられている。各本係止アーム35の一方端には、レバー30が最終位置にあるときにハウジング10に設けられた本係止部19に掛かる本係止突起35aが内側に向けて突出形成され、他方端には操作部35bが設けられている。
次に、レバー式コネクタ1の作用について説明する。
先ず、レバー式コネクタ1の組み立てが完了した状態では、図1(A)及び図1(B)に示すように(図1(A)においては右側のスライド部材のみ示される)、レバー30と、左側及び右側のスライド部材20a,20bとが初期位置に位置する。左側及び右側のスライド部材20a,20bは、同一の作用をするので、以後、右側のスライド部材20b側の作用のみについて説明する。
スライド部材20bが初期位置に位置した状態では、図1(A)に示すように、スライド部材20bの入口25bがハウジング10に設けられた導入溝16bと対向している。レバー式コネクタ1を移動して相手コネクタ50の嵌合部受容凹部52内に嵌合部11を挿入する。すると、図1(A)及び図1(B)に示すように、相手コネクタ50の相手ハウジング51がレバー式コネクタ1の嵌合部11とアウターハウジング12との間に入り込み、相手ハウジング51に設けられた従動突起53がハウジング10の導入溝16b及びスライド部材20bの入口25bを通って弾性ラッチアーム22bの掛り突起23bの手前側に位置する。
そして、レバー式コネクタ1を更に奥側に移動すると、図2(A)及び図2(B)に示すように、弾性ラッチアーム22bの掛り突起23bが相手ハウジング51に設けられた従動突起53を乗り越えて掛り突起23bの下側に位置する。これにより、仮嵌合状態になる。掛り突起23bが従動突起53を乗り越える際に、弾性ラッチアーム22bは一旦外方(スライド部材20bの厚さ方向の一方)に弾性変形してから、掛り突起23bが従動突起53を乗り越えると、元の位置に戻る。弾性ラッチアーム22bが外方に変位するときには、弾性ラッチアーム22bは右側スライド部材収容空間13b内(スライド部材20bの板厚の範囲内)で変形し、アウターハウジング部12の右側壁12bに接触することはない。そして、掛り突起23bが従動突起53を乗り越えて弾性ラッチアーム22bが元の位置に戻るときに「パチッ」という明瞭な音が発生するので、作業者は、コネクタを目視しなくても仮嵌合状態に至ったことを感知することができる。この仮嵌合状態では、弾性ラッチアーム22bの掛り突起23bが相手ハウジング51に設けられた従動突起53に掛かるので、レバー式コネクタ1の脱落が防止される。
ここで、相手コネクタ50との仮嵌合時においては、スライド部材20bに設けた弾性ラッチアーム22bが弾性変形して掛り突起23bが相手コネクタ50の従動突起53に掛かるので、ハウジング10の剛性を低下させることがないため、相手コネクタ50との仮嵌合時において相手コネクタ50に対しての斜め挿入を防止することができる。また、この仮嵌合時においては、先端に掛り突起23bのある弾性ラッチアーム22bが弾性変形し、ハウジング10の端部あるいはスライド部材20bの端部に掛り突起を設けなくて済み、相手コネクタ50への挿入によってハウジング10は撓ませる必要はないから、大きな力を必要とすることなく嵌合操作を容易に行うことができる。
そして、弾性ラッチアーム22bが、従動突起53が入り込むカム溝21bの入口25b側の端部であって従動突起53が入り込む側と反対側の所定点A1,A2から延びる1対のスリット24b,24a間に形成されてスライド部材20bの厚さ方向に弾性変形する。即ち、弾性ラッチアーム22bがカム溝21bの入口25b側の端部であって上端縁に設定された所定点A1,A2から延びる1対のスリット24b,24a間に形成され、カム溝21b内に設置されている。。また、弾性ラッチアーム22bがスライド部材20bの厚さ方向に弾性変形する。このため、スライド部材20bの厚さを従来のスライド部材の厚さ(図20に示したスライド部材220の厚さ)よりも厚くすることによってスライド部材20bの板厚の範囲内で弾性ラッチアーム22bの必要な変位量を確保し、弾性ラッチアーム22bの上下方向の長さを長くする必要はないので、スライド部材20bの高さ(上下方向の長さ)を小さくすることができ、ひいてはレバー式コネクタ1を小型化できる。
また、弾性ラッチアーム22bをカム溝21b内に設置するとともにスライド部材20bの厚さ方向に弾性変形させる構成とすることによって、弾性ラッチアーム22bの設計の自由度があがる。これにより、スライド部材20bのカム溝21bの入口25bの部分(スライド部材20bの下端縁からカム溝21bの上端縁までの部分)を図20に示す従来例よりも短く構成することができる。このため、スライド部材20bの高さを小さくすることができるだけでなく、レバー30の操作を開始してから倍力作用を発揮し始めるまでのレバー回転核(いわば空走距離)を小さくしつつ、必要な嵌合長(ストローク)を確保できる。
また、弾性ラッチアーム22bの設計の自由度があがることによって弾性ラッチアーム22bを図20に示す従来例よりもしなやかに構成できる。このため、掛り突起23b及び従動突起53の耐久性を向上できる。
更に、弾性ラッチアーム22bはスライド部材20bの厚さ方向に弾性変形するので、弾性ラッチアーム22bの掛り突起23bが相手ハウジング51に設けられた従動突起53を乗り越えるときには、従動突起53の頭上を摺動しつつ乗り越える。図20に示した従来例では、弾性ラッチアーム222はスライド部材220の面内方向に弾性変形するので、掛り突起223が従動突起252の側面上を摺動しつつ乗り越える。従動突起252の側面は、カム溝221との摺動面となるので、掛り突起223が従動突起252の側面上を摺動してカム溝221との摺動面が損傷するのは好ましくない。これに対して、本実施形態では、掛り突起23bが従動突起53の頭上を乗り越えるので、このような不都合はない。
また、弾性ラッチアーム22bの掛り突起23bが、従動突起53が入り込む側のスライド部材20bの端縁よりも奥側に位置するので、相手コネクタ50への挿入を開始して掛り突起23bが従動突起53に接するまでの間に、隙間を確保できる。このため、弾性ラッチアーム22bの掛り突起23bが従動突起53を乗り越えて仮嵌合状態に至る際の手ごたえやクリック音が、掛り突起23bを従動突起53が入り込む側のスライド部材20bの端縁と同一面に設ける場合よりも明瞭になる。
次に、仮嵌合状態になったことを確認した後に、レバー30を図2(A)における矢印X向きに最終位置まで回転させると、スライド部材20bが駆動ピン34に引っ張られて後向きに最終位置まで移動する。これに伴って、図3(A)に示すように、従動突起53がカム溝21b内を摺動してカム溝21bの最終位置に引き込まれ、レバー式コネクタ1の相手コネクタ50に対する嵌合完了状態となる。これにより、レバー式コネクタ1の各コンタクトと相手コネクタ50の相手コンタクト54とが接触し、電気的に導通する。
一方、レバー30を最終位置から図2(A)における矢印Xと反対向きに初期位置まで回転させると、スライド部材20bが前述と逆の動作をし、レバー式コネクタ1の相手コネクタ50に対する嵌合状態が解除され、レバー式コネクタ1が相手コネクタ50から抜去される。
ここで、弾性ラッチアーム22bの掛り突起23bを、従動突起53が入り込む側のスライド部材20bの端縁よりも奥側に位置させることで、カム溝21bの角度を、掛り突起23bを従動突起53が入り込む側のスライド部材20bの端縁と同一面に設ける場合よりも小さくすることができ、コネクタ着脱の繰り返しに対する損傷が少なくなり、耐久性が向上するという効果を得ることができる。
更に、弾性ラッチアーム22bの掛り突起23bが、従動突起53が入り込む側のスライド部材20bの端縁よりも奥側に位置するので、仮嵌合状態を容易に感知することができ、レバー30を操作することによるスライド部材20bの操作ミスを回避することができる。即ち、弾性ラッチアーム22bの掛り突起23bが、従動突起53が入り込む側のスライド部材20bの端縁と同一の位置に位置していると、掛り突起23bが従動突起53に掛かってから従動突起53カム溝21bに入るまでの隙間が大きく、この状態でレバー30を操作しても当初は操作荷重が小さい。これに対して、弾性ラッチアーム22bの掛り突起23bが、従動突起53が入り込む側のスライド部材20bの端縁の奥側に位置していると、掛り突起23bが従動突起53に掛かってから従動突起53がカム溝21bに入るまでの隙間が小さく、この状態でレバー30を操作すると当初から操作荷重が大きい。このため、仮嵌合状態を容易に感知することができ、レバー30の操作によるスライド部材20bの操作ミスを回避することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、スライド部材は、鏡面対称形状に形成された1対の左側及び右側のスライド部材20a,20bとする場合のみならず、左側及び右側のスライド部材20a,20bを一体とした単体で構成してもよい。
また、レバー30は、スライド部材20a,20bを駆動する機能を有すればよく、必ずしも、電線導出孔11aから導出される電線の束を保護し案内部17へ導出する機能はなくてもよい。この場合、電線導出孔11aから導出される電線の束を保護し案内部17へ導出するワイヤカバーを別途設けることが好ましい。
また、所定点A1,A2は、各カム溝21bの入口25b側の端部であって従動突起53が入り込む側(下側)と反対側(上側)に位置すればよく、必ずしもカム溝21bの入口25b側の端部における上端縁に設定される必要はない。
本発明の実施形態に係るレバー式コネクタの相手コネクタに対する嵌合開始時状態を示し、(A)は前後方向に沿って切断した断面図、(B)は(A)における1B−1B線に沿う断面図である。 レバー式コネクタの相手コネクタに対する仮嵌合状態を示し、(A)は前後方向に沿って切断した断面図、(B)は(A)における2B−2B線に沿う断面図である。 レバー式コネクタの相手コネクタに対する嵌合完了状態を示し、(A)は前後方向に沿って切断した断面図、(B)は(A)における3B−3B線に沿う断面図である。 図1乃至図3に示したレバー式コネクタの分解斜視図である。 図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが初期位置にある状態を示し、(A)は右側面斜め上方から見た斜視図、(B)は右側面斜め下方から見た斜視図である。 図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが初期位置にある状態を示し、(A)は左側面斜め上方から見た斜視図、(B)は左側面斜め下方から見た斜視図である。 図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが初期位置にある状態を示し、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は左側面図である。 図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが初期位置にある状態を示し、(A)は平面図、(B)は底面図、(C)は背面図である。 図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが最終位置にある状態を示し、(A)は右側面斜め上方から見た斜視図、(B)は右側面斜め下方から見た斜視図である。 図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが最終位置にある状態を示し、(A)は左側面斜め上方から見た斜視図、(B)は左側面斜め下方から見た斜視図である。 図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが最終位置にある状態を示し、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は左側面図である。 図1乃至図3に示したレバー式コネクタにおいてレバーが最終位置にある状態を示し、(A)は平面図、(B)は底面図、(C)は背面図である。 左側のスライド部材を示し、(A)は右側面斜め下方から見た斜視図、(B)は左側面斜め上方から見た斜視図、(C)は正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は背面図、(G)は平面図、(H)は底面図である。 右側のスライド部材を示し、(A)は右側面斜め下方から見た斜視図、(B)は左側面斜め上方から見た斜視図、(C)は正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は背面図、(G)は平面図、(H)は底面図である。 レバー式コネクタにおいて案内部を変形した例を示し、(A)はレバーが初期位置にある状態の右側面斜め上方から見た斜視図、(B)はレバーが最終位置にある状態の右側面斜め上方から見た斜視図である。 従来のレバー式コネクタ及びこのレバー式コネクタに嵌合する相手コネクタの嵌合前の状態を示す側面図である。 図16に示すレバー式コネクタ及び相手コネクタが仮嵌合した状態を示す側面図である。 図16に示すレバー式コネクタ及び相手コネクタが仮嵌合したときのカムスロットの入口近傍の拡大図である。 図17の19−19線に沿う一部断面図である。 従来のレバー式コネクタの相手コネクタに対する仮嵌合状態を示す、前後方向に沿って切断した断面図である。
符号の説明
1 レバー式コネクタ
10 ハウジング
20a,20b スライド部材
21a,21b カム溝
22a,22b 弾性ラッチアーム
23a,23b 掛り突起
24a,24b スリット
25a,25b 入口
A1,A2 所定点

Claims (2)

  1. コンタクトを有するハウジングと、相手コネクタに設けられた従動突起とカム係合するカム溝を有するスライド部材と、前記スライド部材を駆動するレバーとを具備し、前記スライド部材に、前記相手コネクタとの仮嵌合時において前記従動突起に掛かる掛り突起を有する弾性ラッチアームを設けたレバー式コネクタにおいて、
    前記弾性ラッチアームが、前記従動突起が入り込む前記カム溝の入口側の端部であって前記従動突起が入り込む側と反対側の所定点から延びる1対のスリット間に形成されて前記スライド部材の厚さ方向に弾性変形するとともに、先端に前記掛り突起を有することを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記弾性ラッチアームの前記掛り突起が、前記従動突起が入り込む側の前記スライド部材の端縁よりも奥側に位置することを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
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