JP2009043595A - コネクタ接続構造および車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器の搭載性を向上させることが可能なコネクタ接続構造および該構造を備えた車両を提供する。
【解決手段】コネクタ接続構造は、側面11および上面12と側面11に形成された開口とを有するケース10と、上記開口からケース10内に挿入されるコネクタ端子部と、ケース10内に設けられ、コネクタ端子部と接続される端子台と、上記開口を閉塞するコネクタ本体およびコネクタハウジング50と、上面12上からケース10に差し込まれ、ケース10とコネクタハウジング50とを締結するボルト60とを備える。コネクタハウジング50はボルト60を受け入れる穴部51を有する。また、ボルト60の差し込み方向に対して傾斜し、ボルト60の差し込みに伴なってコネクタハウジング50をケース10に向けて押圧するようにコネクタハウジング50をガイドする傾斜面51Aが、穴部51の側壁に形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、コネクタ接続構造および車両に関し、特に、ケースに設けれた開口にコネクタ端子部を挿入するコネクタ接続構造および該構造を備えた車両に関する。
特開2002−324616号公報(特許文献1)では、コネクタ装置において、シールドシェルをシールドケースの外面に当接させ、シールドシェルに形成されたボルト孔に貫通させたボルトをシールドケースの雌ねじ孔に螺合することで、コネクタをシールドケースに固定することが記載されている。
また、特開2004−199914号公報(特許文献2)では、各相のケーブル端子の接続面がバスバー表面と当接する位置にまで各相の当該ケーブル端子を着脱自在に装着するソケット部を有するケーシングと、ケーブル端子の接続面とバスバー表面との接触面に対し当該接続面の略垂直方向から抗力を及ぼす方向にケーブル端子とバスバーとを付勢する付勢手段とを備えたケーブル接続構造が記載されている。
特開2002−324616号公報 特開2004−199914号公報
コネクタが接続される機器における当該コネクタの取付け面と対向する位置に、上記機器に近接して他の機器が設けられる場合がある。特許文献1では、コネクタの挿入方向とコネクタ固定用ボルトの差し込み方向とが同じであるため、上記のように、コネクタが取付けられる機器に近接して他の機器が設けられる場合、ボルトの締付作業が行ないにくくなる。特許文献1において、コネクタが取付けられる当該機器と他の機器との間にボルトの締付作業用のスペースを確保しようとすると、当該機器の搭載性が低下する。
なお、特許文献2では、ケーブルのケーシングへの差込み方向と交差する方向から付勢部材が取付けられているが、当該付勢部材は、ケーブル端子とバスバーとを結合するものであって、ケーシングと当該ケーシングに設けられた開口を塞ぐ閉塞部材とを結合するものではない。したがって、特許文献2に記載の発明と本願発明とは前提および構成が全く異なる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、機器の搭載性を向上させることが可能なコネクタ接続構造および該構造を備えた車両を提供することにある。
本発明に係るコネクタ接続構造は、互いに交差する方向に延在する第1と第2の面と第1の面に形成された開口とを有するケースと、開口からケース内に挿入されるコネクタ端子部と、ケース内に設けられ、コネクタ端子部と接続される端子台と、開口を閉塞する閉塞部と、第2の面上からケースに差し込まれ、該ケースと閉塞部とを締結する締結部材とを備える。閉塞部は締結部材を受け入れる穴部を有する。また、締結部材の差し込み方向に対して傾斜し、該締結部材の差し込みに伴なって閉塞部をケースに向けて押圧するように閉塞部をガイドする傾斜面が、穴部の側壁または締結部材の先端の少なくとも一方に形成されている。
上記構成によれば、コネクタ端子部と締結部材とを互いに異なる方向からケースに対して差し込むことができるので、コネクタ取付け部に面する部分にスペースの余裕がない場合も、締結部材の差し込みを行なうためのスペースを容易に確保することができる。したがって、機器の搭載性を向上させることが可能なコネクタ接続構造が提供される。
上記コネクタ接続構造において、好ましくは、ケースは、第1の面上に形成された凹部を有し、閉塞部は、凹部に嵌合する凸部を有し、締結部材は第2の面上から凹部内に達するように設けられ、穴部は凸部上に設けられる。
上記コネクタ接続構造は、好ましくは、ケースにおける第1の面と閉塞部との間に設けられたシール材をさらに備える。
上記コネクタ接続構造において、好ましくは、コネクタ端子部と端子台とは他の締結部材により互いに固定され、他の締結部材は、締結部材と同じ方向からコネクタ端子部および端子台に差し込まれる。
上記コネクタ接続構造において、好ましくは、ケース内に車両駆動用回転電機を制御する制御装置が設けられる。
本発明に係る車両は、上述したコネクタ接続構造を備える。
本発明によれば、コネクタが取付けられる機器の搭載性を向上させることができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の構成を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る電気機器のコネクタ構造を有するハイブリッド車両の構成を示す概略図である。
図1を参照して、ハイブリッド車両1は、エンジン100と、モータジェネレータ200と、動力分割機構300と、ディファレンシャル機構400と、ドライブシャフト500と、前輪である駆動輪600L,600Rと、PCU(Power Control Unit)700と、ケーブル800,900と、バッテリ1000とを含んで構成される。
図1に示すように、エンジン100と、モータジェネレータ200と、動力分割機構300と、PCU700とは、エンジンルーム2内に配設される。モータジェネレータ200とPCU700とは、ケーブル800により接続される。PCU700とバッテリ1000とは、ケーブル900により接続される。また、エンジン100およびモータジェネレータ200からなる動力出力装置は、動力分割機構300および減速機構を介してディファレンシャル機構400に連結されている。ディファレンシャル機構400は、ドライブシャフト500を介して駆動輪600L,600Rに連結されている。
モータジェネレータ200は、3相交流同期電動発電機であって、PCU700から受ける交流電力によって駆動力を発生する。また、モータジェネレータ200は、ハイブリッド車両1の減速時等においては発電機としても使用され、その発電作用(回生発電)により交流電力を発電し、その発電した交流電力をPCU700へ出力する。動力分割機構300は、たとえばプラネタリギヤを含んで構成される。
PCU700は、バッテリ1000から受ける直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ200を駆動制御する。また、PCU700は、モータジェネレータ200が発電した交流電圧を直流電圧に変換してバッテリ1000を充電する。
図2は、PCU700の主要部の構成を示す回路図である。図2を参照して、PCU700は、「車両駆動用回転電機」であるモータジェネレータ200を制御する「制御装置」であり、コンバータ710と、インバータ720,730と、制御装置740と、フィルタコンデンサC1と、平滑コンデンサC2とを含んで構成される。コンバータ710は、バッテリ1000とインバータ720,730との間に接続され、インバータ720,730は、それぞれ、モータジェネレータ200(210,220)と接続される。
コンバータ710は、パワートランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2と、リアクトルLとを含む。パワートランジスタQ1,Q2は直列に接続され、制御装置740からの制御信号をベースに受ける。ダイオードD1,D2は、それぞれパワートランジスタQ1,Q2のエミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにパワートランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間にそれぞれ接続される。リアクトルLは、バッテリ1000の正極と接続される電源ラインPL1に一端が接続され、パワートランジスタQ1,Q2の接続点に他端が接続される。
このコンバータ710は、リアクトルLを用いてバッテリ1000から受ける直流電圧を昇圧し、その昇圧した昇圧電圧を電源ラインPL2に供給する。また、コンバータ710は、インバータ720,730から受ける直流電圧を降圧してバッテリ1000を充電する。
インバータ720,730は、それぞれ、U相アーム721U,731U、V相アーム721V,731VおよびW相アーム721W,731Wを含む。U相アーム721U、V相アーム721VおよびW相アーム721Wは、ノードN1とノードN2との間に並列に接続される。同様に、U相アーム731U、V相アーム731VおよびW相アーム731Wは、ノードN1とノードN2との間に並列に接続される。
U相アーム721Uは、直列接続された2つのパワートランジスタQ3,Q4を含む。同様に、U相アーム731U、V相アーム721V,731VおよびW相アーム721W,731Wは、それぞれ、直列接続された2つのパワートランジスタQ5〜Q14を含む。また、各パワートランジスタQ3〜Q14のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D14がそれぞれ接続されている。
インバータ720,730の各相アームの中間点は、それぞれ、モータジェネレータ210,220の各相コイルの各相端に接続されている。そして、モータジェネレータ210,220においては、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成
される。
フィルタコンデンサC1は、電源ラインPL1,PL3間に接続され、電源ラインPL1の電圧レベルを平滑化する。また、平滑コンデンサC2は、電源ラインPL2,PL3間に接続され、電源ラインPL2の電圧レベルを平滑化する。
インバータ720,730は、制御装置740からの駆動信号に基づいて、平滑コンデンサC2からの直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ210,220を駆動する。
制御装置740は、外部ECUからのモータトルク指令値、モータジェネレータ210,220の各相電流値、およびインバータ720,730の入力電圧に基づいてモータジェネレータ210,220の各相コイル電圧を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ3〜Q14をオン/オフするPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成してインバータ720,730へ出力する。
また、制御装置740は、上述したモータトルク指令値およびモータ回転数に基づいてインバータ720,730の入力電圧を最適にするためのパワートランジスタQ1,Q2のデューティ比を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ1,Q2をオン/オフするPWM信号を生成してコンバータ710へ出力する。
さらに、制御装置740は、モータジェネレータ210,220によって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ1000を充電するため、コンバータ710およびインバータ720,730におけるパワートランジスタQ1〜Q14のスイッチング動作を制御する。
次に、図3〜図6を用いて、本実施の形態に係るコネクタ構造について説明する。本実施の形態に係るコネクタ構造は、たとえば、図3〜図6に示すように、PCU700とモータジェネレータ200とを接続するケーブル800のPCU700への接続部分に適用される。
図3(コネクタ本体40等の斜視図)、図4(コネクタ本体40をケース10に組付けた状態をコネクタ差し込み方向からみた状態を示す図)、図5(図4におけるV−V断面図)および図6(図4におけるVI−VI断面図)を参照して、本実施の形態に係るコネクタ構造は、ケース10と、コネクタ端子部20と、端子台30と、コネクタ本体40と、コネクタハウジング50と、ボルト60と、Oリング70と、ボルト80とを含む。
PCU700に含まれるコンバータ710、インバータ720,730および制御装置740を構成する電気部品は、たとえばアルミニウムなどからなるケース10内に設けられる。ケース10は、側面11と、上面12と、側面11上に設けられた開口13および凹部14とを含んで構成される。コネクタ端子部20(図6の例では、V相端子20V)は、開口13からケース10内に挿入され、矢印DR80方向に挿通されたボルト80によりケース10内の端子台30と締結される。これにより、ケーブル800とPCU700とが電気的に接続される。
コネクタ本体40は、フランジ部41を含んで構成される。フランジ部41とケース10との間には、「シール材」としてのOリング70が設けられている。これにより、開口13が閉塞される。コネクタ本体40には、コネクタ端子部20(U相端子20U,V相端子20V,W相端子20W)が設けられている。U相端子20U,V相端子20V,W相端子20Wは、それぞれ、U相ケーブル800U,V相ケーブル800V,W相ケーブル800Wと接続される。コネクタハウジング50は、フランジ部41を覆うように形成され、凸部52と、凸部52上に設けられる穴部51とを含んで構成される。凸部52は、コネクタ接続時にケース10の側面11に設けられた凹部14に嵌合するように設けられる。凹部14に嵌合した凸部52の上面には、有底の穴部51が設けられている。穴部51は、傾斜面51Aを有する。なお、穴部51は、凸部52を貫通する貫通穴であってもよい。
ケース10の上面から矢印DR60方向にボルト60が挿通される。ボルト60は、凹部14内に達し、穴部51に形成された傾斜面51Aに当接する。ここで、傾斜面51Aは、ボルト60の挿入方向(矢印DR60方向)に対して交差しているため、ボルト60の締め込みに伴なってコネクタハウジング50が矢印DR50方向に押圧される。コネクタハウジング50が矢印DR50方向に押圧されることで、フランジ部41がケース10の側面11に向けて押圧される。これにより、フランジ部41の側面11へのシール面圧を確保することができる。この結果、コネクタ接続部の防水性および電磁シールド性が確保される。
一般的なコネクタ構造では、コネクタのフランジ部のケース側面へのシール面圧を確保するため、コネクタの差し込み方向(本実施の形態の例に対応させれば、横方向)から、締結用ボルトを差し込んで締め付ける傾向にある。しかしながら、このような構成を採用した場合、ケースの側方における該ケースに近接した位置に他の機器が設けられる場合に、締結用ボルトの締め付け作業が行ないにくくなる。特に、PCU700にモータジェネレータ200用のケーブル800が接続されるのは、エンジンルーム2内にエンジン100を搭載した後であるため、エンジンルーム2内で十分なスペースが確保されていないことが多い傾向にある。したがって、コネクタの差し込み方向と、締結用ボルトの差し込み方向とは異ならせることが好ましい。
他方、コネクタの差し込み方向と、締結用ボルトの差し込み方向とを異ならせるための方策として、フランジ部による面シール構造に代えて、ケースの厚みを利用した軸シール構造を採用することが考えられる。しかしながら、このような軸シール構造を採用する場合、ケースに大きな厚みが必要であり、結果的に、ケース内のスペースが不足することになる。
これに対し、本実施の形態では、ケース10の側面11に設けられた開口13にコネクタ端子部20が挿入されるコネクタ接続構造において、コネクタ本体40を側面11に向けて押圧するためのボルト60を、ケース10の上面12から差し込むことができるので、ケース10の側方におけるケース10に近接した位置に他の機器が設けられている場合にも、ボルト60の締め付けのための作業スペースを確保し、かつ、ボルト60の締め付けにより、フランジ部41とケース10の側面11との間のシール面圧を確保することができる。したがって、PCU700の車両への搭載性を向上させることができる。
また、図5,図6に示すように、コネクタハウジング50をケース10に固定するためのボルト60の挿入方向(矢印DR60方向)と、コネクタ端子部20を端子台30に締結するためのボルト80の挿入方向(矢印DR80方向)とを同じにすることで、ボルト60,80の締め付けがさらに行ないやすくなる。
図7は、本実施の形態の変形例に係るコネクタ接続構造を示す断面図(上述の例の図5に相当する断面図)である。図7を参照して、コネクタハウジング50における凸部52に形成された穴部51に傾斜面51Aを形成することに代えて、ボルト60の先端に傾斜面60Aが設けられてもよい。図7に示す構造においても、ボルト60の締め付けにより、傾斜面60Aがコネクタ本体40およびコネクタハウジング50を矢印DR50方向に押圧して、フランジ部41の側面11へのシール面圧を確保することができる。なお、穴部51に傾斜面51Aを形成するとともに、ボルト60の先端に傾斜面60Aを形成するようにしてもよい。また、上述したボルト60に代えて、打ち込みピンが用いられてもよい。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係るコネクタ接続構造は、互いに交差する方向に延在する「第1の面」としての側面11および「第2の面」としての上面12と側面11に形成された開口13とを有するケース10と、開口13からケース10内に挿入されるコネクタ端子部20と、ケース10内に設けられ、コネクタ端子部20と接続される端子台30と、開口13を閉塞する「閉塞部」としてのコネクタ本体40およびコネクタハウジング50と、上面12上からケース10に差し込まれ、ケース10とコネクタハウジング50とを締結する「締結部材」としてのボルト60と、ケース10における側面11とコネクタ本体40におけるフランジ部41との間に設けられた「シール材」としてのOリング70とを備える。コネクタハウジング50はボルト60を受け入れる穴部51を有する。また、ボルト60の差し込み方向(矢印DR60方向)に対して傾斜し、ボルト60の差し込みに伴なってコネクタハウジング50およびコネクタ本体40におけるフランジ部41をケース10に向けて押圧するようにコネクタハウジング50をガイドする傾斜面51A,60Aが、穴部51の側壁またはボルト60の先端の少なくとも一方に形成されている。
より具体的には、ケース10は、側面11上に形成された凹部14を有し、コネクタハウジング50は、凹部14に嵌合する凸部52を有し、ボルト60はケース10の上面12上から凹部14内に達するように設けられ、穴部51は凸部52上に設けられている。
また、コネクタ端子部20と端子台30とは「他の締結部材」としてのボルト80により互いに固定され、ボルト80は、ボルト60と同じ方向(矢印DR80方向)からコネクタ端子部20および端子台30に差し込まれる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係るコネクタ接続構造が適用されるハイブリッド車両の構成を示す概略図である。 図1に示されるPCUの主要部の構成を示す回路図である。 本発明の1つの実施の形態に係るコネクタ接続構造に含まれるコネクタおよびコネクタハウジングを示す斜視図である。 本発明の1つの実施の形態に係るコネクタ接続構造を示す図である。 図4におけるV−V断面図である。 図4におけるVI−VI断面図である。 本発明の1つの実施の形態の変形例に係るコネクタ接続構造を示す断面図である。
符号の説明
1 ハイブリッド車両、2 エンジンルーム、10 ケース、11 側面、12 上面、13 開口、14 凹部、20 コネクタ端子部、20U U相端子、20V V相端子、20W W相端子、30 端子台、40 コネクタ本体、41 フランジ部、50 コネクタハウジング、51 穴部、51A 傾斜面、52 凸部、60 ボルト、60A 傾斜面、70 Oリング、80 ボルト、100 エンジン、200,210,220 モータジェネレータ、300 動力分割機構、400 ディファレンシャル機構、500 ドライブシャフト、600L,600R 駆動輪、700 PCU、710 コンバータ、720,730 インバータ、721U,731U U相アーム、721V,731V V相アーム、721W,731W W相アーム、740 制御装置、800,900 ケーブル、800U U相ケーブル、800V V相ケーブル、800W W相ケーブル、1000 バッテリ、C1 フィルタコンデンサ、C2 平滑コンデンサ、D1〜D14 ダイオード、L リアクトル、PL1,PL2,PL3 電源ライン、Q1〜Q14 パワートランジスタ。

Claims (6)

  1. 互いに交差する方向に延在する第1と第2の面と前記第1の面に形成された開口とを有するケースと、
    前記開口から前記ケース内に挿入されるコネクタ端子部と、
    前記ケース内に設けられ、前記コネクタ端子部と接続される端子台と、
    前記開口を閉塞する閉塞部と、
    前記第2の面上から前記ケースに差し込まれ、該ケースと前記閉塞部とを締結する締結部材とを備え、
    前記閉塞部は前記締結部材を受け入れる穴部を有し、
    前記締結部材の差し込み方向に対して傾斜し、該締結部材の差し込みに伴なって前記閉塞部を前記ケースに向けて押圧するように前記閉塞部をガイドする傾斜面が、前記穴部の側壁または前記締結部材の先端の少なくとも一方に形成された、コネクタ接続構造。
  2. 前記ケースは、前記第1の面上に形成された凹部を有し、
    前記閉塞部は、前記凹部に嵌合する凸部を有し、
    前記締結部材は前記第2の面上から前記凹部内に達するように設けられ、
    前記穴部は前記凸部上に設けられる、請求項1に記載のコネクタ接続構造。
  3. 前記ケースにおける前記第1の面と前記閉塞部との間に設けられたシール材をさらに備えた、請求項1または請求項2に記載のコネクタ接続構造。
  4. 前記コネクタ端子部と前記端子台とは他の締結部材により互いに固定され、
    前記他の締結部材は、前記締結部材と同じ方向から前記コネクタ端子部および前記端子台に差し込まれる、請求項1から請求項3のいずれかに記載のコネクタ接続構造。
  5. 前記ケース内に車両駆動用回転電機を制御する制御装置が設けられる、請求項1から請求項4のいずれかに記載のコネクタ接続構造。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のコネクタ接続構造を備えた、車両。
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