JP2009043257A - 工作機械、生産機械、又はロボットとして形成された機械の操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】工作機械、生産機械、又はロボットとして形成された機械の簡単な操作を可能にする。
【解決手段】機械を操作するための操作装置1がディスプレイ2を有し、ディスプレイ2によって同時に第1の操作ウィンドウ3a及び第2の操作ウィンドウ3bが可視化可能であり、機械の操作のための第1のアプリケーション4aが第1の操作ウィンドウ3aに可視化可能であり、機械を操作するための第2のアプリケーション4bが第2の操作ウィンドウ3bに可視化可能であり、第1のアプリケーション4aの操作は第1の操作ウィンドウ3aに所属する第1の操作キー5aを用いて行われ、第2のアプリケーション4bの操作は第2の操作ウィンドウ3bに所属する第2の操作キー5bを用いて行われ、第1の操作キー5aは第1の操作ウィンドウ3aの単一の又は複数の側方に沿って配置され、第2の操作キー5bは第2の操作ウィンドウ3bの単一の又は複数の側方に沿って配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】機械を操作するための操作装置1がディスプレイ2を有し、ディスプレイ2によって同時に第1の操作ウィンドウ3a及び第2の操作ウィンドウ3bが可視化可能であり、機械の操作のための第1のアプリケーション4aが第1の操作ウィンドウ3aに可視化可能であり、機械を操作するための第2のアプリケーション4bが第2の操作ウィンドウ3bに可視化可能であり、第1のアプリケーション4aの操作は第1の操作ウィンドウ3aに所属する第1の操作キー5aを用いて行われ、第2のアプリケーション4bの操作は第2の操作ウィンドウ3bに所属する第2の操作キー5bを用いて行われ、第1の操作キー5aは第1の操作ウィンドウ3aの単一の又は複数の側方に沿って配置され、第2の操作キー5bは第2の操作ウィンドウ3bの単一の又は複数の側方に沿って配置されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、工作機械、生産機械、又はロボットとして形成された機械を操作するための操作装置に関する。
工作機械、生産機械、又はロボットを操作するための操作装置においては、機械の操作はディスプレイ及びキーボードを介して行うのが特徴的である。ディスプレイにおける利用可能な場所及び現在商慣習上使用される操作構想は、情報及び操作経過が多かれ少なかれ論理的に区分された操作メニューを介して構造化されるという結果になる。このことは、複雑な操作プロセスにおいてはしばしば、ディスプレイによってキー操作で順次可視化されほぼそれぞれ全ディスプレイを占める異なる操作ウィンドウ間で、操作員は通常の操作装置の場合あちこちと切り換えなければならず、操作員は続けてそれぞれ必要な情報の一部分のみを見得るだけという結果になる。特に、同時に異なる機械構成要素の情報及び操作の少なくとも一方を要求する操作プロセスの場合には、通常の機械においては異なる操作ウィンドウ間の頻繁な切り換えが必要である。
本発明の課題は、工作機械、生産機械、又はロボットとして形成された機械の簡単な操作を可能にすることにある。
この課題は、工作機械、生産機械、又はロボットとして形成された機械を操作するための操作装置がディスプレイを有し、ディスプレイによって同時に第1及び第2の操作ウィンドウが可視化可能であり、機械の操作のための第1のアプリケーションが第1の操作ウィンドウに可視化可能であり、機械を操作するための第2のアプリケーションが第2の操作ウィンドウに可視化可能であり、第1のアプリケーションの操作は第1の操作ウィンドウに所属する第1の操作キーを用いて行われ、第2のアプリケーションの操作は第2の操作ウィンドウに所属する第2の操作キーを用いて行われ、第1の操作キーは第1の操作ウィンドウの単一の又は複数の側方に沿って配置されており、第2の操作キーは第2の操作ウィンドウの単一の又は複数の側方に沿って配置されていることによって解決される。
本発明の有利な構成は従属請求項によって与えられる。
ディスプレイによって同時に第1、第2、第3及び第4の操作ウィンドウが可視化可能であると有利であることが実証されており、その際機械を操作するための第1のアプリケーションは第1の操作ウィンドウに可視化可能であり、機械を操作するための第2のアプリケーションは第2の操作ウィンドウに可視化可能であり、機械を操作するための第3のアプリケーションは第3の操作ウィンドウに可視化可能であり、機械を操作するための第4のアプリケーションは第4の操作ウィンドウに可視化可能であり、第1のアプリケーションの操作は第1の操作ウィンドウに所属する第1の操作キーを用いて行われ、第2のアプリケーションの操作は第2の操作ウィンドウに所属する第2の操作キーを用いて行われ、第3のアプリケーションの操作は第3の操作ウィンドウに所属する第3の操作キーを用いて行われ、第4のアプリケーションの操作は第4の操作ウィンドウに所属する第4の操作キーを用いて行われ、第1の操作キーは第1の操作ウィンドウの単一の又は複数の側方に沿って配置されており、第2の操作キーは第2の操作ウィンドウの単一の又は複数の側方に沿って配置され、第3の操作キーは第3の操作ウィンドウの単一の又は複数の側方に沿って配置されており、第4の操作キーは第4の操作ウィンドウの単一の又は複数の側方に沿って配置されている。これによって4つのアプリケーションを一目瞭然と操作することができる。
さらに機械を操作するための操作装置が共通の操作キーを有していると有利であることが実証されており、その際操作ウィンドウから1つの操作ウィンドウが選択可能であり、しかも共通の操作キーに所属可能である。操作装置はしたがって固定的に所属される操作キーのほかにいわゆる共通の操作キーを有し、この操作キーは1つの、例えば選択キーを用いて選択された操作ウィンドウに所属させることができる。
さらにディスプレイが接触反応式のディスプレイとして形成されていると有利であることが実証されており、その際操作キー又は操作キーの一部はディスプレイの不可欠な構成要素である。それによって、操作キーを通常の機械的キーとして実施することは問題にならないか又は少なくとも部分的に問題にならず、そのことによって操作装置の構造を簡単化することができる。さらにここで、選択キー及び共通の操作キーもディスプレイの不可欠の構成要素であってよいことを指摘しておく。接触反応式のディスプレイは、迅速でかつ直接の(例えば選択すべき操作ウィンドウを押すことによる)操作ウィンドウの選択を可能にする。
さらに操作キーがディスプレイの外側に配置されていると有利であることが実証されており、その理由はそうすれば操作キーを特に堅固に作り上げることができるからである。さらに、操作キーの人間工学的な造りないし触角を持った操作キーの造り(操作員への触覚によるメッセージ)が可能となる。
さらに、本発明による操作装置を備えた工作機械、生産機械、又はロボットとして形成された機械を作り出すことが有利である。
本発明を以下に2つの実施例について詳細に説明する。
図1には本発明による操作装置の第1の構成が概略図の形で示されている。操作装置1はディスプレイ2を有し、このディスプレイ2によって同時に第1の操作ウィンドウ3a及び第2の操作ウィンドウ3bが可視化される。第1の操作ウィンドウ3aには機械を操作するための第1のアプリケーション4aが可視化され、同時に第2の操作ウィンドウ3bには機械を操作するための第2のアプリケーション4bが可視化される。第1のアプリケーション4aは例えば、機械製造者のアプリケーションの形で存在することができ、機械の冷却媒体供給又は削りくず搬出に関する機能を表すものである。その結果第1のアプリケーションを用いて、操作員により例えばそのために必要なパラメータをパラメータ化することができる。第2のアプリケーション4bは例えば加工プロセスの制御機能性の操作を含むことができる。そうして例えば第2のアプリケーション4bを介して制御パラメータ(例えば工具の回転速度のような)が制御のため、例えば加工品の加工のため操作員によって入力されることが可能である。第2のアプリケーション4bはそのようにして制御機能性に対する操作インタフェースの形で存在することができる。
第1のアプリケーション4aの操作は、第1の操作ウィンドウ3aに属する第1の操作キー5aを用いて、また第2のアプリケーション4bの操作は、第2の操作ウィンドウ3bに属する第2の操作キー5bを用いて行われる。その際実施例の枠組みにおいては、第1の操作キー5a及び第2の操作キー5bはそれぞれ第1の操作ウィンドウ3a及び第2の操作ウィンドウ3bの複数の側方に沿って配置されている。個々の操作キーはその際図1には正方形のボックスの形で概略的に示されている。各所属の操作ウィンドウの単一の又は複数の側方に沿う操作キーの固定した配属によって、操作員にとっては機械の簡単かつ一目瞭然の操作が可能となる。さらに、操作員はディスプレイ表示内において、第1のアプリケーション4a並びに第2のアプリケーション4bを操作し、商用の機械においては通常であるが例えばあるメニューを用いてまず順次呼び出さねばならないようなことなくこれらのアプリケーションを一見することができる。
図1においては、第1の操作キー5aが左側及び右側に第1の操作ウィンドウ3aに沿って配置され、第2の操作キー5bは第2の操作ウィンドウ3bの3つの側方に沿って配置されている。もちろん、操作キーを操作ウィンドウの単一の側方にのみ配置することも可能である。このことは、各アプリケーションに対する操作キーの必要な数に依存する。図1においては、2つのアプリケーションが操作される本発明の構成が示されている。しかしまたもちろん、さらに多くのアプリケーション(例えば3つ、4つ、5つ、6つ等)を図1によるパターンに類似して可視化することも可能である。
図2にはそのための例として、4つのアプリケーションが同時に可視化される本発明の構成が示され、図1におけるものと同じ構成要素には同じ符号が付されている。
操作装置1のディスプレイ2によって、同時に第1の操作ウィンドウ3a、第2の操作ウィンドウ3b、第3の操作ウィンドウ3c及び第4の操作ウィンドウ3dが可視化され、機械を操作するための第1のアプリケーション4aは第1の操作ウィンドウ3aに可視化され、機械を操作するための第2のアプリケーション4bは第2の操作ウィンドウ3bに可視化され、機械を操作するための第3のアプリケーション4cは第3の操作ウィンドウ3cに可視化され、機械を操作するための第4のアプリケーション4dは第4の操作ウィンドウ3dに可視化され、第1のアプリケーション4aの操作は第1の操作ウィンドウ3aに属する第1の操作キー5aを用いて行われ、第2のアプリケーション4bの操作は第2の操作ウィンドウ3bに属する第2の操作キー5bを用いて行われ、第3のアプリケーション4cの操作は第3の操作ウィンドウ3cに属する第3の操作キー5cを用いて行われ、第4のアプリケーション4dの操作は第4の操作ウィンドウ3dに属する第4の操作キー5dを用いて行われ、第1の操作キー5aは第1の操作ウィンドウ3aの単一の側方に沿って配置され、第2の操作キー5bは第2の操作ウィンドウ3bの単一の側方に沿って配置され、第3の操作キー5cは第3の操作ウィンドウ3cの単一の側方に沿って配置され、第4の操作キー5dは第4の操作ウィンドウ3dの単一の側方に沿って配置されている。
もちろん各操作キーはまた、操作キーの数に応じて各所属の操作ウィンドウの複数の側方に沿って配置することも可能である。
図1による本発明の構成においては、ディスプレイ2はディスプレイ上の操作ウィンドウの表示によって2つの部分に分割され、一方図2による構成においてはディスプレイ2は4つの操作ウィンドウに相応して4つの部分に分けられている。ディスプレイ2はそのようにして操作ウィンドウの数に相応して分けることができる。
操作装置は、図1及び図2に示されているように、既に述べた各操作ウィンドウに固定的に配属された操作キーに加えて、いわゆる共通の操作キー6を有し、このキーは選択キー7を用いて存在する操作ウィンドウの1つに所属させることができる。選択キー7はそのため例えば何度か短時間に押され、その各押し処理に応じて別の操作ウィンドウが強められてぱっと輝き、そのようにして、当該操作ウィンドウ及びそのように操作ウィンドウに可視化されたアプリケーションが選択されたことを信号で知らせる。次いで、そのようにして選択されたアプリケーションの操作を、共通の操作キー6を用いて行うことができる。操作キー6は例えばパラメータの入力に用いることができる。選択キー7はまたコンピュータマウスの不可欠な構成部分であってもよい。
ディスプレイ2は接触反応式のディスプレイ(タッチスクリーン)として形成することもでき、その際操作キー又は操作キーの一部はディスプレイの不可欠な構成部分であり得る。図1及び図2において、ディスプレイ2の外側に配置された操作キー5a、5b、5c及び5dに代えて又は付加して存在し得る対応する操作キー5a´、5b´、5c´及び5d´が示されている。さらにここで、選択キー7及び共通の操作キー6もディスプレイの不可欠の構成部分であってよいことを指摘しておく。
もちろん操作装置は、操作キーを持った単一のディスプレイのみならず複数のディスプレイを有することもでき、その際ディスプレイに関してアプリケーションの操作及び可視化が、本発明に相応して類似した形で行われる。ここで、もちろん複数のディスプレイを有する操作装置の場合には、各ディスプレイによって単一のアプリケーションのみを可視化することもできることを指摘しておく。
1 操作装置
2 ディスプレイ
3a 第1の操作ウィンドウ
3b 第2の操作ウィンドウ
3c 第3の操作ウィンドウ
3d 第4の操作ウィンドウ
4a 第1のアプリケーション
4b 第2のアプリケーション
4c 第3のアプリケーション
4d 第4のアプリケーション
5a、5a´ 第1の操作キー
5b、5b´ 第2の操作キー
5c、5c´ 第3の操作キー
5d、5d´ 第4の操作キー
6 共通の操作キー
7 選択キー
2 ディスプレイ
3a 第1の操作ウィンドウ
3b 第2の操作ウィンドウ
3c 第3の操作ウィンドウ
3d 第4の操作ウィンドウ
4a 第1のアプリケーション
4b 第2のアプリケーション
4c 第3のアプリケーション
4d 第4のアプリケーション
5a、5a´ 第1の操作キー
5b、5b´ 第2の操作キー
5c、5c´ 第3の操作キー
5d、5d´ 第4の操作キー
6 共通の操作キー
7 選択キー
Claims (6)
- 工作機械、生産機械、又はロボットとして形成された機械を操作するための操作装置がディスプレイを有し、前記ディスプレイによって同時に第1及び第2の操作ウィンドウが可視化可能であり、前記機械の操作のための第1のアプリケーションが第1の操作ウィンドウに可視化可能であり、同時に前記機械を操作するための第2のアプリケーションが第2の操作ウィンドウに可視化可能であり、前記第1のアプリケーションの操作は前記第1の操作ウィンドウに固定的に所属する第1の操作キーを用いて行われ、前記第2のアプリケーションの操作は前記第2の操作ウィンドウに固定的に所属する第2の操作キーを用いて行われ、前記第1の操作キーは前記第1の操作ウィンドウの単一の又は複数の側方に沿って配置されており、前記第2の操作キーは前記第2の操作ウィンドウの単一の又は複数の側方に沿って配置されている機械の操作装置。
- 前記ディスプレイによって同時に第1、第2、第3及び第4の操作ウィンドウが可視化可能であり、前記機械を操作するための第1のアプリケーションは前記第1の操作ウィンドウに可視化可能であり、同時に前記機械を操作するための第2のアプリケーションは前記第2の操作ウィンドウに可視化可能であり、同時に前記機械を操作するための第3のアプリケーションは第3の操作ウィンドウに可視化可能であり、同時に前記機械を操作するための第4のアプリケーションは第4の操作ウィンドウに可視化可能であり、前記第1のアプリケーションの操作は前記第1の操作ウィンドウに固定的に所属する第1の操作キーを用いて行われ、前記第2のアプリケーションの操作は前記第2の操作ウィンドウに固定的に所属する第2の操作キーを用いて行われ、前記第3のアプリケーションの操作は前記第3の操作ウィンドウに固定的に所属する第3の操作キーを用いて行われ、前記第4のアプリケーションの操作は前記第4の操作ウィンドウに固定的に所属する第4の操作キーを用いて行われ、前記第1の操作キーは前記第1の操作ウィンドウの単一の又は複数の側方に沿って配置されており、前記第2の操作キーは前記第2の操作ウィンドウの単一の又は複数の側方に沿って配置され、前記第3の操作キーは前記第3の操作ウィンドウの単独の又は複数の側方に沿って配置されており、前記第4の操作キーは前記第4の操作ウィンドウの単独の又は複数の側方に沿って配置されている請求項1記載の操作装置。
- 前記機械を操作するための操作装置が共通の操作キーを有し、前記操作ウィンドウから1つの操作ウィンドウが選択可能であり、しかも前記共通の操作キーに所属可能である請求項1又は2記載の操作装置。
- 前記ディスプレイが接触反応式のディスプレイとして形成され、前記操作キー又は前記操作キーの一部が前記ディスプレイの不可欠な構成要素である請求項1〜3のいずれか1つに記載の操作装置。
- 前記操作キーは前記ディスプレイの外側に配置されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の操作装置。
- 請求項1〜5のいずれか1つに記載の操作装置を有する工作機械、生産機械、又はロボットとして形成された機械。
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20111101 |