JP2009041824A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンク内を上流側と下流側とに仕切る仕切部材を備える熱交換器において、仕切部材に隣接するチューブの熱歪みを低減する。
【解決手段】複数のチューブ2と、複数のチューブ2と連通する上側タンク41および下側タンク42と、下側タンク42の内部を上流側と下流側とに仕切る第2仕切板72とを備えるヒータコアにおいて、複数のチューブ2のうち、第2仕切板72と対応する部位に配置される仕切チューブ20の内部に、仕切チューブ20内の一部をチューブ積層方向に分割するセパレータ21を設け、セパレータ21を第2仕切板72と連続的に繋げ、下側タンク42のうち第2仕切板72より上流側の空間42Aから仕切チューブ20内におけるセパレータ21より上流側に流入した冷却水の一部が、仕切チューブ20内におけるセパレータ21より下流側から下側タンク42のうち第2仕切板72より下流側の空間42Bに流出するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換器に関し、車両用空調装置の加熱用熱交換器に適用して有効である。
従来、この種の加熱用熱交換器(ヒータコア)として、暖房効率を向上させるため、上側タンクと下側タンクの少なくとも一方に、タンク内を上流側と下流側とに仕切る仕切部材を設け、冷却水がUターン状またはNターン状に流れるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−92947号公報
このような構成のヒータコアにおいて、仕切部材より上流側のチューブには、冷却水流入口からの高温の冷却水が直接流入するが、仕切部材より下流側のチューブには、空気と熱交換した後の冷却された低温の冷却水が流入する。このため、仕切部材に隣接するチューブ間には温度差が発生するので、仕切部材に隣接する2つのチューブの熱膨張量は互いに異なる。
したがって、仕切部材に隣接するチューブ間の温度差に起因する熱膨張量の違いにより、仕切部材に隣接するチューブとタンクとの根付部(接合部)に熱歪みに伴う熱応力が発生しやすい。そして、この熱応力が繰り返し発生すると、根付部近傍のチューブが破断するという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、タンク内を上流側と下流側とに仕切る仕切部材を備える熱交換器において、仕切部材に隣接するチューブの熱歪みを低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、複数のチューブ(2)のうち、仕切部材(72)と対応する部位に配置される仕切チューブ(20)の内部には、仕切チューブ(20)内の一部を複数のチューブ(2)の積層方向に分割するセパレータ(21)が設けられており、セパレータ(21)は、仕切部材(72)と連続的に繋がっており、少なくとも一方のタンク(42)のうち仕切部材(72)より上流側の空間(42A)から仕切チューブ(20)内におけるセパレータ(21)より上流側に流入した熱媒体の一部が、仕切チューブ(20)内におけるセパレータ(21)より下流側から少なくとも一方のタンク(42)のうち仕切部材(72)より下流側の空間(42B)に流出するように構成されていることを特徴としている。
これによれば、仕切チューブ(20)内において、熱媒体の一部を他方のタンク(41)をバイパスさせて、一方のタンク(42)うち仕切部材(72)より下流側の空間(42B)に直接流入させることができる。このため、仕切部材(72)に隣接するチューブ(2)間で発生する温度差を緩和することができるので、仕切部材(72)に隣接するチューブ(2)の熱歪みを低減することが可能となる。
また、上記特徴の熱交換器において、仕切チューブ(20)は、他のチューブ(2)よりも複数のチューブ(2)の積層方向における長さが長くなっていてもよい。これによれば、仕切チューブ(20)内にセパレータ(21)を設けても、熱媒体が流通するのに十分な通路断面積を確保することが可能となる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態について図1に基づいて説明する。本実施形態は、本発明に係る熱交換器を、車両用空調装置内に配置され、エンジンを冷却した冷却水(熱媒体)を熱源とするヒータコア(加熱用熱交換器)1に適用したものである。図1は、本実施形態に係るヒータコア1を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態のヒータコア1は、冷却水が流通するチューブ2を備えている。このチューブ2は、空気の流通方向(紙面垂直方向)が長径方向と一致するように扁平状に形成されているとともに、その長手方向が鉛直方向に一致するように水平方向に複数本平行に配置されている。また、チューブ2の積層方向(以下、チューブ積層方向という)中央部には、他のチューブ2よりチューブ積層方向の長さが長い、すなわち流路断面積が大きいセンターチューブ3が配置されている。
チューブ2の長手方向端部には、チューブ2の長手方向と直交する方向に延びて複数のチューブ2およびセンターチューブ3と連通するヘッダタンク4が設けられている。このヘッダタンク4は、チューブ2およびセンターチューブ3が挿入接合されたコアプレート4aと、コアプレート4aとともにタンク内空間を構成するタンク本体4bとを有して構成されている。
ここで、ヘッダタンク4のうち、上方側に配置されるものを上側タンク41といい、下方側に配置されるものを下側タンク42という。そして、上側タンク41の中央部の上面には、上側タンク41内から冷却水を流出させる冷却水流出口410が設けられている。また、下側タンク42の左右の端部には、下側タンク42内に冷却水を流入させる冷却水流入口420が設けられている。なお、上側タンク41が本発明の第1タンクに相当し、下側タンク42が本発明の第2タンクに相当している。
チューブ2およびセンターチューブ3の両側の扁平面には波状に成形されたフィン5が接合されており、このフィン5により空気との伝熱面積を増大させて冷却水と空気との熱交換を促進している。なお、以下、チューブ2、センターチューブ3およびフィン5からなる略矩形状の熱交換部をコア部6と呼ぶ。また、コア部6の両端部には、チューブ2の長手方向と略平行に延びてコア部6を補強するインサート7が設けられている。
上側タンク41内には、中央寄りに2つの第1仕切板71が間隔を開けて配置されている。そして、2つの第1仕切板71により、上側タンク41のタンク内空間が、複数のチューブ2の上端と連通する上流側空間41Aと、センターチューブ3の上端および冷却水流出口410と連通する下流側空間41Bとに仕切られている。
下側タンク42内には、2つの第2仕切板72が間隔を開けて配置されている。第2仕切板72は、センターチューブ3の左側と右側とに1つずつ配置されている。そして、第2仕切板72により、下側タンク42のタンク内空間が、複数のチューブ2のうち上流側(本実施形態ではチューブ積層方向外側)に配置される上流側チューブ群2Aの下端および冷却水流入口420と連通する上流側空間42Aと、複数のチューブ2のうち下流側(本実施形態ではチューブ積層方向内側)に配置される下流側チューブ群2Bおよびセンターチューブ3の下端と連通する下流側空間42Bとに仕切られている。なお、第2仕切板72が、本発明の仕切部材に相当している。
これにより、冷却水は、冷却水流入口420から下側タンク42の上流側空間42Aに流入し、上流側チューブ群2Aを通じて上側タンク41の上流側空間41Aに流れる。続いて、下流側チューブ群2Bを経て下側タンク42の下流側空間42Bに流れ、センターチューブ3を通じて上側タンク41の下流側空間41B、すなわち2つの第1仕切板71間に流入し、冷却水流出口410から流出するというNターン状に流れる。
ところで、複数のチューブ2のうち、第2仕切板72と対応する部位に配置されるチューブを仕切チューブ20という。この仕切チューブ20は、他のチューブ2よりチューブ積層方向の長さのみが長くなっており、本実施形態ではセンターチューブ3と同じチューブが使用されている。
また、仕切チューブ20の内部には、仕切チューブ20内の冷却水通路の一部をチューブ積層方向に分割するセパレータ21が配設されている。セパレータ21は、第2仕切板72と連続的に繋がっている。本実施形態では、セパレータ21は、第2仕切板72と一体に形成されている。そして、セパレータ21は、仕切チューブ20におけるチューブ積層方向中央部において、仕切チューブ20内の一部をチューブ積層方向に2つに分割している。
ここで、仕切チューブ20内にセパレータ21によって形成された2つの冷却水通路のうち、セパレータ21より上流側(本実施形態ではチューブ積層方向外側)の冷却水通路を上流側通路20Aといい、セパレータ21より下流側(本実施形態ではチューブ積層方向内側)の冷却水通路を下流側通路20Bという。上流側通路20Aは下側タンク42の上流側空間42Aと連通しており、下流側通路20Bは下側タンク42の下流側空間42Bと連通している。
これにより、下側タンク42の上流側空間42Aから仕切チューブ20の上流側通路20Aに流入した冷却水の一部が、仕切チューブ20の下流側通路20Bから下側タンク42の下流側空間42Bに流出する。すなわち、仕切チューブ20内において、冷却水がセパレータ21に沿ってUターンするように流れる。
以上説明したように、第2仕切板72と対応する部位に配置される仕切チューブ20の内部に、仕切チューブ20内の一部をチューブ積層方向に分割するセパレータ21を設け、このセパレータ21を第2仕切板72と連続的に繋げることにより、仕切チューブ20内において、下側タンク42の上流側空間42Aから流入した冷却水の一部を、上側タンク41をバイパスさせて下側タンク42の下流側空間42Bに直接流入させるようにできる。このため、第2仕切板72に隣接するチューブ2間で発生する温度差を緩和することができるので、第2仕切板72に隣接するチューブ2の熱歪みを低減することが可能となる。
このとき、セパレータ21におけるチューブ長手方向の長さを変更することで、仕切チューブ20内において上側タンク41をバイパスする冷却水量を調整し、仕切チューブ20内における冷却水の温度分布の最適化を図ることができる。
また、仕切チューブ20を、他のチューブ2よりもチューブ積層方向における長さを長く形成することで、仕切チューブ20内にセパレータ21を設けても、冷却水が流通するのに十分な通路断面積を確保することができる。また、本実施形態のように、仕切チューブ20としてセンターチューブ3と同じチューブを用いることで、仕切チューブ20のために新たなチューブを用意する必要がないため、部品種類の増加を抑制できる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、ヒータコア1を、冷却水が上下方向に流れるダウンフロー型の熱交換器とした例について説明したが、冷却水が水平方向に流れるクロスフロー型の熱交換器としてもよい。
また、上記実施形態では、本発明に係る熱交換器をヒータコア1に適用した例について説明したが、これに限らず、ラジエータ、エバポレータ等の各種の熱交換器に適用してもよい。この場合、熱媒体としては、エンジン冷却水以外のものを用いてもよい。
また、上記実施形態では、本発明に係る熱交換器を、上側タンク41および下側タンク42それぞれに仕切板71、72を配設し、冷却水がNターン状に流れるように構成した熱交換器に適用した例について説明したが、これに限らず、2つのタンク41、42のうちいずれか一方のみに仕切板を配設し、冷却水がUターン状に流れるように構成した熱交換器に適用してもよい。
本実施形態に係るヒータコア1を示す断面図である。
符号の説明
2…チューブ、20…仕切チューブ、21…セパレータ、41…上側タンク(第1タンク)、42…下側タンク(第2タンク)、42A…上流側空間、42B…下流側空間、72…第2仕切板(仕切部材)。

Claims (2)

  1. 熱媒体が流れる複数のチューブ(2)と、
    前記チューブ(2)の長手方向両端部に配置され、前記複数のチューブ(2)と連通する第1、第2タンク(41、42)と、
    前記第1、第2タンク(41、42)のうち少なくとも一方のタンク(42)の内部を上流側と下流側とに仕切る仕切部材(72)とを備える熱交換器であって、
    前記複数のチューブ(2)のうち、前記仕切部材(72)と対応する部位に配置される仕切チューブ(20)の内部には、当該仕切チューブ(20)内の一部を前記複数のチューブ(2)の積層方向に分割するセパレータ(21)が設けられており、
    前記セパレータ(21)は、前記仕切部材(72)と連続的に繋がっており、
    前記少なくとも一方のタンク(42)のうち前記仕切部材(72)より上流側の空間(42A)から前記仕切チューブ(20)内における前記セパレータ(21)より上流側に流入した熱媒体の一部が、前記仕切チューブ(20)内における前記セパレータ(21)より下流側から前記少なくとも一方のタンク(42)のうち前記仕切部材(72)より下流側の空間(42B)に流出するように構成されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記仕切チューブ(20)は、他の前記チューブ(2)よりも前記複数のチューブ(2)の積層方向における長さが長くなっていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
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