JP6197715B2 - 熱交換器 - Google Patents

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本発明は、熱交換器に関するもので、内燃機関(エンジン)に供給される燃焼用の空気(吸気)を冷却するインタークーラに適用して有効である。
従来、内部を吸気が流通するとともに、外部を冷却媒体が流通する複数のチューブを積層して構成されたコア部と、複数のチューブの両端部に接続されるとともに、複数のチューブを流れる吸気の集合あるいは分配を行うタンク部とを備えるインタークーラが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
欧州特許出願公開第1707911号明細書
上記特許文献1に記載のインタークーラでは、チューブ内を吸気が流通する構成のため、吸気の圧力損失が増大してしまう。このため、チューブの流路断面積を拡大する必要があり、インタークーラの体格が大型化するという問題があった。
これに対し、本発明者らは、先に、特願2013−92234号(以下、先願例という)にて、冷却流体が流通する複数のチューブを積層して構成されたコア部と、複数のチューブを流れる冷却流体の集合あるいは分配を行うタンク部と、コア部を覆うように配置されて吸気が流通する吸気流路を形成するダクトプレートとを備え、ダクトプレートがタンク部に接合された熱交換器を提案している。
この先願例の熱交換器のように、ダクトプレートがタンク部に接合されていると、吸気流路を高温の吸気が流れる際に、チューブとダクトプレートとの間に大きな温度差が生じる。これにより、タンク部とチューブとの根付部(接合部)に熱歪みが発生する可能性がある。
本発明は上記点に鑑みて、タンク部とチューブとの根付部に発生する熱歪みを低減することができる熱交換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、気体である第1流体と第1流体より低温の液体である第2流体との間で熱交換を行うことで、第1流体を冷却する熱交換器において、内部を第2流体が流通するとともに、外部を第1流体が流通する複数のチューブ(1)を積層して構成されたコア部(3)と、複数のチューブ(1)の少なくとも一方の端部に接続されるとともに、複数のチューブ(1)を流れる第2流体の集合あるいは分配を行うタンク部(4)と、コア部(3)を覆うように配置されるとともに、第1流体が流通する第1流体流路を形成する流路形成部材(5)とを備え、流路形成部材(5)は、タンク部(4)にろう付け接合されており、タンク部(4)は、複数のチューブ(1)が接合されるチューブ接合面(400)を有しており、複数のチューブ(1)のうち、チューブ(1)の積層方向の最外側に配置されるチューブ(1)を最外側チューブ(10)としたとき、チューブ接合面(400)における、最外側チューブ(10)と当該最外側チューブ(10)に隣り合うチューブ(1)との間には、第1流体の流れ方向に延びるリブ(8)が設けられており、チューブ接合面(400)における、最外側チューブ(10)よりもチューブ(1)の積層方向の外側には、リブ(8)が設けられていないことを特徴とする。
これによれば、チューブ接合面(400)における最外側チューブ(10)と当該最外側チューブ(10)に隣り合うチューブ(1)との間に、第1流体の流れ方向に延びるリブ(8)を設けることで、第1流体流路に高温の第1流体が流通した際に、タンク部(4)とチューブ(1)との根付部にかかる熱負荷を分散させることができる。また、チューブ接合面(400)における最外側チューブ(10)よりもチューブ(1)の積層方向の外側に、リブ(8)を設けないようにすることで、リブ(8)によりタンク部(4)の剛性が高くなりすぎて熱歪みの緩和効果が低減してしまうことを抑制できる。したがって、タンク部(4)とチューブ(1)との根付部に発生する熱歪みを低減することが可能となる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の実施形態に係るインタークーラを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るインタークーラを示す分解斜視図である。 本発明の実施形態におけるコアプレート近傍を示す平面図である。 リブの突出長さと発生歪比との関係を示す特性図である。 図3のV−V断面図である。 端面間距離と発生歪比との関係を示す特性図である。
以下、本発明の一実施形態について図に基づいて説明する。本実施形態では、本発明の熱交換器を、内燃機関の吸気と冷却流体(例えば、水)とを熱交換させて吸気を冷却するインタークーラに適用したものである。なお、気体である吸気が本発明の第1流体に相当し、吸気より低温の液体である冷却流体が本発明の第2流体に相当している。
図1および図2に示すように、本実施形態のインタークーラは、内部に冷却流体を流通させる複数本のチューブ1、この複数本のチューブ1の両端側に配置されてそれぞれのチューブ1を流通する冷却流体の集合あるいは分配を行うタンク部4等を有する、いわゆるタンクアンドチューブ型の熱交換器として構成されている。
具体的には、インタークーラは、内部に冷却流体が流通するとともに、外部に吸気が流通するチューブ1を複数備えている。チューブ1は、吸気の流れ方向(以下、吸気流れ方向という)が長径方向と一致するように、長手方向垂直断面の形状が扁平な長円形状(扁平形状)に形成されている。
複数のチューブ1は、吸気の流れに直交する方向に列をなすように配置されている。さらに、複数のチューブ1は、吸気の流れ方向に沿って二列をなすように配置されている。つまり、複数のチューブ1は、吸気流れ方向の上流側に位置する上流列と、上流列より下流側に位置する下流列とを形成するように配置されている。
また、チューブ1は、チューブ1における冷却流体が流通する流体通路を挟んで対向する二つの扁平面を有している。チューブ1の両側の扁平面には、波状に成形された伝熱部材としてのフィン(図示せず)が接合されている。このフィンにより空気との伝熱面積を増大させて冷却水と空気との熱交換を促進している。なお、以下、チューブ1およびフィンからなる略矩形状の熱交換部をコア部3と呼ぶ。
本実施形態のチューブ1は、一枚の金属製(例えば、アルミニウム製)の板状部材を折り曲げてその端部同士を接合することにより形成されている。チューブ1の内面および外面には、犠牲材が設けられている。
タンク部4は、チューブ1の長手方向(以下、チューブ長手方向という)の両端部にてチューブ長手方向と直交する方向に延びて複数のチューブ1と連通するものである。タンク部4は、チューブ1が挿入接合されたチューブ接合面400を有するコアプレート4aと、コアプレート4aとともにタンク内空間を構成するタンク本体部4bとを備えて構成されている。
ここで、二つのタンク部4のうち、鉛直方向上方側に配置されるものを第1タンク部41といい、鉛直方向下方側に配置されるものを第2タンク部42という。
第1タンク部41の内部(コアプレート4aとタンク本体部4bとの間)には、タンク内空間を吸気流れ方向に二つに仕切るセパレータ4cが設けられている。ここで、セパレータ4cに仕切られた二つのタンク内空間のうち、吸気流れ下流側に位置する空間を第1空間といい、吸気流れ下流側に位置する空間を第2空間という。
第1空間は、複数のチューブ1のうち下流列に属するチューブ1と連通しており、当該下流列に属するチューブ1に冷却水を分流する。第2空間は、複数のチューブ1のうち上流列に属するチューブ1と連通しており、当該上流列側に属するチューブ1から流出する冷却流体を集合させる。
第1タンク部41のタンク本体部4bには、冷却流体を第1空間に流入させる入口パイプ4dと、吸気との熱交換により加熱された冷却流体を外部へ流出させる出口パイプ4eとが設けられている。
第2タンク部42は、下流列に属するチューブ1から流出した冷却流体を集合させるとともに、集合した冷却水を上流列に属するチューブ1に分流する。また、第2タンク部42の内部、つまりコアプレート4aとタンク本体部4bとの間には、チューブ1の積層方向(以下、チューブ積層方向という)に対して略直交する方向に延びて第2タンク部42を補強する補強プレート4fが複数(本実施形態では二つ)設けられている。
二つのタンク部4(第1タンク部41および第2タンク部42)を上述のように構成することにより、インタークーラにおいて、冷却流体の流れがUターンする。
コア部3のチューブ積層方向両端部には、チューブ1に対して略平行に延びてコア部3を補強するサイドプレート30が設けられている。このサイドプレート30のうちコア部3側の面はフィンにろう付けされ、長手方向両端部はタンク部4のコアプレート4aにろう付けされている。
コア部3の外側には、コア部3を覆うように配置されるとともに、吸気が流通する吸気流路を形成する流路形成部材としてのダクトプレート5が設けられている。このダクトプレート5は、第1プレート51と第2プレート52を組み合わせて接合することにより構成されている。
第1プレート51および第2プレート52は、チューブ1、フィンおよびタンク部4等の他の構成部品と同様の材料(本例では、アルミニウム)により構成されている。なお、第1プレート51および第2プレート52の構成材料として、アルミニウム製の芯材の少なくとも一方の面にろう材がクラッドされたクラッド材を採用することで、ろう材の使用量を低減することができる。
ダクトプレート5、つまり第1プレート51および第2プレート52は、チューブ長手方向の両端部において、タンク部4のコアプレート4aにろう付け接合されている。
本実施形態では、第1プレート51および第2プレート52は、ほぼ同等の形状に形成されている。具体的には、第1プレート51および第2プレート52は、それぞれ、吸気流れ方向に対して略直交する底面5aと、当該底面5aにおけるチューブ積層方向の両端部から底面5aに対して略直交する方向に突出して吸気流れ方向と略平行に延びる一対の側面5bとを有する断面略コの字状に形成されている。側面5bは、サイドプレート30にろう付け接合されている。
第1プレート51および第2プレート52それぞれの底面5aには、ダクトプレート5内の吸気流路に吸気を流出入させる開口部5cが形成されている。本実施形態では、開口部5cは、底面5aのほぼ全面に亘って形成されている。また、開口部5cの外周縁部には、コア部3と反対側へ向かって延びる壁部5dが設けられている。
第1プレート51および第2プレート52それぞれの開口部5cには、インタークーラの吸気流路と吸気ダクト(図示せず)とを接続するための接続プレート7が接合されている。つまり、第1プレート51および第2プレート52それぞれの開口部5cには、接続プレート7を介して吸気ダクトが接続されている。
上記のように構成された第1プレート51および第2プレート52の側面5b同士を接合することにより、断面矩形状のダクトプレート5が形成されている。
ここで、複数のチューブ1のうち、チューブ積層方向の最外側に配置されるチューブ1を最外側チューブ10とする。
図3に示すように、コアプレート4aのチューブ接合面400における、最外側チューブ10と当該最外側チューブ10に隣り合うチューブ1との間には、吸気流れ方向に延びるリブ8が設けられている。リブ8は、チューブ接合面400からチューブ長手方向内側(コア部3側、図3の紙面奧側)に向けて突出するように形成されている。本実施形態では、チューブ接合面400における隣り合うチューブ1同士の間にも、リブ8がそれぞれ設けられている。
一方、チューブ接合面400における、最外側チューブ10よりもチューブ積層方向の外側の部位410には、リブ8が設けられていない。すなわち、本実施形態では、チューブ接合面400のうち、隣り合うチューブ1(最外側チューブ10も含む)同士の間にリブ8が設けられており、それ以外の部位にはリブ8が設けられていない。
リブ8は、最外側チューブ10に対して吸気流れ方向に突出している。以下、リブ8のうち最外側チューブ10に対して突出している部分を、突出部80という。また、突出部80における吸気流れ方向の長さを、突出長さLaという。本実施形態では、複数のリブ8の突出長さLaが互いに等しくなっている。
ここで、突出部80の突出長さLaと、コアプレート4aとチューブ1との根付部に発生する熱歪みとの関係を図4に示す。なお、図4の縦軸に示す発生歪比とは、突出部80の突出長さLaが0、すなわちチューブ積層方向から見たときに最外側チューブ10の端部とリブ8の端部とが重合している場合に発生する熱歪みを100%として表した熱歪みの値のことである。
図4に示すように、リブ8の突出長さLaを1.2mm以上とすることで、突出部80の突出長さLaが0の場合と比較して、コアプレート4aとチューブ1との根付部に発生する熱歪みを約10%低減することができる。さらに、リブ8の突出長さLaを1.8mm以上とすることで、突出部80の突出長さLaが0の場合と比較して、コアプレート4aとチューブ1との根付部に発生する熱歪みを約15%低減することができる。
以下、コアプレート4aにおけるダクトプレート5が接合された面を、プレート接合面43という。また、図5に示すように、チューブ1における吸気流れ方向の端面100から、プレート接合面43のうち吸気流れ方向の端面430までの、吸気流れ方向の最短距離を端面間距離Lbという。
本実施形態では、端面間距離Lbとは、チューブ1における吸気流れ方向の端面100から、プレート接合面43のうち吸気流れ方向に直交する端面430までの、吸気流れ方向の最短距離のことを表している。
ここで、端面間距離Lbと、コアプレート4aとチューブ1との根付部に発生する熱歪みとの関係を図6に示す。なお、図6の縦軸に示す発生歪比とは、端面間距離Lbが製造限界である2mmの場合に発生する熱歪みを100%として表した熱歪みの値のことである。
図5に示すように、端面間距離Lbを4.9mm以上とすることで、端面間距離Lbが2mmの場合と比較して、コアプレート4aとチューブ1との根付部に発生する熱歪みを約40%低減することができる。さらに、端面間距離Lbを6.6mm以上とすることで、端面間距離Lbが2mmの場合と比較して、コアプレート4aとチューブ1との根付部に発生する熱歪みを約50%低減することができる。
以上説明したように、本実施形態では、コアプレート4aのチューブ接合面400における最外側チューブ10と当該最外側チューブ10に隣り合うチューブ1との間に、吸気流れ方向に延びるリブ8を設けている。これにより、吸気流路に高温の吸気が流通した際に、コアプレート4aとチューブ1との根付部にかかる熱負荷を分散させることができるので、熱歪みを緩和することができる。
ところで、チューブ接合面400にリブ8を設けると、コアプレート4aの剛性が高くなるため、コアプレート4aのリブ8近傍におけるチューブ1の熱膨張・熱収縮に対する拘束力が高くなり、上述した熱歪みの緩和効果が低減する可能性がある。
これに対し、本実施形態では、チューブ接合面400における最外側チューブ10よりもチューブ積層方向の外側に、リブ8を設けないようにしている。これにより、リブ8を設けることによりコアプレート4aの剛性が高くなりすぎることを抑制できるので、コアプレート4aにおけるチューブ1の熱膨張・熱収縮に対する拘束力を低減できる。その結果、コアプレート4aとチューブ1との根付部に発生する熱応力を低減できる。
このとき、上述の図4に示すように、リブ8の突出長さLaを1.2mm以上とすることで、コアプレート4aとチューブ1との根付部に発生する熱歪みを低減することができる。さらに、リブ8の突出長さLaを1.8mm以上とすることで、コアプレート4aとチューブ1との根付部に発生する熱歪みをより低減することができる。
また、上述の図6に示すように、端面間距離Lbを4.9mm以上とすることで、コアプレート4aとチューブ1との根付部に発生する熱歪みを低減することができる。さらに、端面間距離Lbを6.6mm以上とすることで、コアプレート4aとチューブ1との根付部に発生する熱歪みをより低減することができる。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。
(1)上記実施形態では、チューブ接合面400における隣り合うチューブ1同士の間に、リブ8をそれぞれ設けた例について説明したが、これに限定されない。すなわち、最外側チューブ10と当該最外側チューブ10に隣り合うチューブ1との間にリブ8が設けられていれば、最外側チューブ10以外の隣り合うチューブ1間にリブ8を設けなくてもよい。
(2)上記実施形態では、チューブ接合面400に設けられている複数のリブ8の突出長さLaを互いに等しくした例について説明したが、これに限らず、チューブ接合面400に設けられている複数のリブ8の突出長さLaを互いに異ならせてもよい。この場合、最外側チューブ10と当該最外側チューブ10に隣り合うチューブ1との間のリブ8の突出長さLaが上記実施形態に記載した範囲に設定されていれば、最外側チューブ10以外の隣り合うチューブ1間のリブ8の突出長さLaを任意に設定してもよい。
(2)上記実施形態では、インタークーラにおいて、冷却流体の流れがUターンするように構成した例について説明したが、これに限らず、冷却流体の流れがターンしないように構成してもよいし、冷却流体の流れがWターンする(3回Uターンする)ように構成してもよい。
1 チューブ
3 コア部
4 タンク部
5 ダクトプレート(流路形成部材)
8 リブ
10 最外側チューブ
400 チューブ接合面

Claims (6)

  1. 気体である第1流体と前記第1流体より低温の液体である第2流体との間で熱交換を行うことで、前記第1流体を冷却する熱交換器であって、
    内部を前記第2流体が流通するとともに、外部を前記第1流体が流通する複数のチューブ(1)を積層して構成されたコア部(3)と、
    前記複数のチューブ(1)の少なくとも一方の端部に接続されるとともに、前記複数のチューブ(1)を流れる前記第2流体の集合あるいは分配を行うタンク部(4)と、
    前記コア部(3)を覆うように配置されるとともに、前記第1流体が流通する第1流体流路を形成する流路形成部材(5)とを備え、
    前記流路形成部材(5)は、前記タンク部(4)にろう付け接合されており、
    前記タンク部(4)は、前記複数のチューブ(1)が接合されるチューブ接合面(400)を有しており、
    前記複数のチューブ(1)のうち、前記チューブ(1)の積層方向の最外側に配置されるチューブ(1)を最外側チューブ(10)としたとき、
    前記チューブ接合面(400)における、前記最外側チューブ(10)と当該最外側チューブ(10)に隣り合う前記チューブ(1)との間には、前記第1流体の流れ方向に延びるリブ(8)が設けられており、
    前記チューブ接合面(400)における、前記最外側チューブ(10)よりも前記チューブ(1)の積層方向の外側には、前記リブ(8)が設けられていないことを特徴とする熱交換器。
  2. 前記リブ(8)は、前記最外側チューブ(10)に対して前記第1流体の流れ方向に突出していることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記リブ(8)のうち前記最外側チューブ(10)に対して突出している部分(80)における前記第1流体の流れ方向の長さである突出長さ(La)が、1.2mm以上であることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記突出長さ(La)が、1.8mm以上であることを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記タンク部(4)は、前記チューブ接合面(400)を有するコアプレート(4a)と、前記コアプレート(4a)とともにタンク内空間を構成するタンク本体部(4b)とを備えており、
    前記流路形成部材(5)は、前記コアプレート(4a)に接合されており、
    前記チューブ(1)における前記第1流体の流れ方向の端面(100)から、前記コアプレート(4a)における前記流路形成部材(5)が接合された面(43)のうち前記第1流体の流れ方向の端面(430)までの、前記第1流体の流れ方向の最短距離である端面間距離(Lb)が、4.9mm以上であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の熱交換器。
  6. 前記端面間距離(Lb)が、6.6mm以上であることを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
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