JP2009041176A - テキスタイル扁平ファブリック及びエアバッグ - Google Patents

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Norbert Huber
フーバー、ノルベルト
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Abstract

【課題】エアバッグ及びエアベルトのうち少なくともいずれかに使用されるテキスタイル扁平ファブリックを提供する。
【解決手段】エアバッグ、サイドカーテンエアバッグ及びエアベルトを含む乗客保護システムに使用されるテキスタイル扁平ファブリックにであって、織物と該織物面の少なくとも一部に配された弾性膜6を備え、織物を構成する経糸2及び緯糸4,4’のうち少なくとも1つは、負荷が掛かったときに塑性的に変形すると共に、前記面を拡張するように伸長する非エラストマフィラメントを有し、前記弾性膜の気体透過性は、前記ファブリックが完全に伸長した状態で実質的にゼロであり、該弾性膜は前記ファブリックと同程度まで伸長する。
【選択図】図1

Description

本出願は、2007年8月7日に提出された米国特許出願(出願番号11/835063)の優先権主張に基づく。該米国出願は、2000年10月5日に提出された独国出願(出願番号10049395.5)の優先権を主張して出願された国際出願(出願番号PCT/EP2001/011512)の国内段階として2003年3月26日に提出された米国特許出願(出願番号10/397866)の部分継続出願である。上記米国特許出願の全開示内容は、引用をもって本書に繰込み記載されるものとする。
本発明は、乗客保護システムに使用されるテキスタイル扁平(面状ないしシート状)ファブリック(テキスタイル面状織物)(textile sheet fabric)に関する。
現在使用されているエアバッグシステムでは、エアバッグが使用されるが、従来のエアバッグは、原理的に、乗客が、エアバッグ内の空気の大きな圧力により後方へ叩き付けられるという危険性をはらんでいる(ゴムボール効果)。この場合、この乗客は大怪我をする可能性がある。この問題は、従来、大掛かりな方法で、例えば、エアバッグに−その(乗客に向って)膨張していく側と反対側の部分に−通気孔又はバルブを設けたり、エアバッグの当該部分に所定の気体透過性(通気性)を有するいわゆる濾布を設けることによって解決していた。即ち、エアバッグは、乗客に衝突すると、エアバッグ中のガスが漏出することによって萎み、衝突する乗客を穏やかに受け止めることができたのである。
特表2004−510618号公報
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
しかしながら、そのような方法には欠点が幾つかある。例えば、所定の気体透過性(通気性)を有する濾布を使用すると、絶対的な気体透過性(全体としての通気性ないし通気量)の変動が生じ、この変動によって、またもや、乗客との衝突の際のエアバッグ中のガスの漏出、従って衝突の硬さに不利な影響が及び得る。更に、エアバッグが萎むとき、エアバッグに設けられた通気孔を通って、エアバッグの膨張物の燃え滓が客室に飛び出てきて、場合によっては、乗客に怪我を負わせかねない。
本発明の課題は、背景技術の欠点を回避し、又は少なくとも著しく低減するテキスタイル扁平(シート状)ファブリック(面状ウェブ)及びエアバッグを提供することである。
この課題は、本発明の原理に基づくテキスタイル扁平ファブリックによって解決される。特に、本発明のテキスタイル扁平ファブリックは、エアバッグ、サイドカーテンエアバッグ及びエアベルトを含む乗客保護システムに使用される。テキスタイル扁平ファブリックは、少なくとも1つの面方向に負荷が掛かった時に、ファブリック面を拡張することを可能とする塑性的変形可能な糸を有する。テキスタイル扁平ファブリックは、気体透過性がゼロである一定の弾性膜(被覆)ないしフィルムを備える。ここで、用語「膜」ないし「被覆」は、表面上を覆う物質層を意味する。用語「フィルム」は、薄い層又は膜を意味する。これらの用語は、本発明において互換的に使用される。さらに、本発明のテキスタイル扁平ファブリックは、少なくとも1つの糸システムにおいて、標準的なヤーンと比較して多段階的な伸長能力を有するヤーンを有する。すなわち、本発明は、乗客保護システムに使用されるテキスタイル構成物を提供し、該テキスタイル構成物は、少なくとも1つの面方向に圧力が掛かった時に、テキスタイル構成物表面の拡張を可能とする塑性的変形可能なフィラメントを含む。
本発明では、あらゆる種類のテキスタイル扁平ファブリックが適用可能である。即ち、「テキスタイル扁平ファブリック」という概念には、ニット編み(knitted)、織成ないし編成(woven)、縒り(綯い)編み(braided)、鉤針編み(crocheted)、又はその他の方法でヤーン(yarn)又はファイバー(fiber)から作られる全てのテキスタイル扁平ファブリックが含まれるものとする。しかしながら、以下では常に、上記のバリエーションを全て含んだ「ファブリック(fabric)」という用語を便宜上使用するものとする。
現在では、乗物の安全システムの乗客保護機構としては、エアバッグのことをいうのが極く普通である。更に、安全ベルト(シートベルト)とエアバッグを組み合わせたエアベルトも知られている。本発明のファブリックは、エアバッグでの使用のためにも、エアベルトでの使用のためにも、すなわち、バッグないしバッグ状物への乗客の衝突が緩和されるべきあらゆるシステムにおいて適用できるので、用語「ファブリック」は、エアバッグ(用)ファブリックのみに限られず、乗客保護機構として使用されるあらゆるバッグ状物に使用されるファブリックを含むように幅広い意味に解釈される。
本発明の第1視点によれば、エアバッグ及びエアベルトのうち少なくともいずれかに使用されるテキスタイル扁平ファブリックを提供する。テキスタイル扁平ファブリックは、経糸と、面を形成するように経糸と織られた緯糸と、面の少なくとも一部に配された弾性膜と、を備える。複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、負荷が掛かったときに塑性的に変形すると共に、面を拡張するよう伸長(elongate)する非エラストマフィラメント(filament)を有する。弾性膜の気体透過性は、ファブリックが完全に伸長(stretch)した場合であっても実質的にゼロである。弾性膜は、ファブリックと実質的に同程度まで伸長(stretch)する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、エアバッグないしエアベルトの膨張時及び膨張後の乗客の身体の衝突時に伸長するように、多段階的に塑性的伸長可能な糸である。
上記第1視点の好ましい形態によれば、弾性膜は、高度の弾性を有するフィルムないし被覆である。
上記第1視点の好ましい形態によれば、エアバッグはサイドカーテンエアバッグである。
上記第1視点の好ましい形態によれば、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、ナイロンである。
上記第1視点の好ましい形態によれば、弾性膜はシリコーンである。
上記第1視点の好ましい形態によれば、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、エアバッグないしエアベルトの膨張による負荷が掛かった時に、第1段階の伸長として伸長能力の100%未満で伸長する(100%までは伸長しない)。
上記第1視点の好ましい形態によれば、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、エアバッグないしエアベルトの膨張による負荷が掛かった時に、伸長能力の10%〜100%の範囲で伸長する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、膨張後に物体(乗客の身体など)が衝突すると、第1段階の伸長からさらに(それを越えて)伸長する。
本発明の第2視点によれば、経糸及び緯糸で織られたテキスタイル扁平ファブリックを備えるエアバッグを提供する。複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、非エラストマフィラメントを有する塑性的に変形可能な糸である。塑性的に変形可能な糸は、負荷が掛かったときに、長手方向に伸長し、テキスタイル扁平ファブリックの面を拡張する。テキスタイル扁平ファブリックは、エアバッグの膨張時に少なくとも20ミリ秒間、気体透過性が実質的にゼロである弾性膜を有する。
上記第2視点の好ましい形態によれば、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、多段階方式で伸長する。多段階の第1段階は、膨張によるものである。多段階の第2段階は、(乗客の身体などの)衝撃によるものある。
上記第2視点の好ましい形態によれば、弾性膜は、気体透過性がゼロである高度の弾性を有するフィルムないし被覆で形成される。
上記第2視点の好ましい形態によれば、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、非エラストマである。
上記第2視点の好ましい形態によれば、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、実質的に23%〜25%の伸長能力を有するナイロンである。
上記第2視点の好ましい形態によれば、弾性膜は、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つよりも伸長能力が高いシリコーンである。
上記第2視点の好ましい形態によれば、弾性膜の伸長能力は、実質的に、テキスタイル扁平ファブリックの約16倍である。
本発明の第3視点によれば、エアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、及びエアベルトを含む群から選択される乗客保護システムに使用されるテキスタイル扁平ファブリックを提供する。テキスタイル扁平ファブリックは、経糸と、面を形成するように経糸と織られた緯糸と、面の少なくとも一部に配された弾性膜と、を備える。複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、塑性的に変形可能な糸である。塑性的に変形可能な糸は、乗客保護システムの膨張時(初期伸長時)に伸長能力の100%未満伸長し(100%までは伸長せず)、その後負荷が掛かったときにさらに(初期伸長に加えて)伸長する。弾性膜は、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つよりも大きく変形可能である。
上記第3視点の好ましい形態によれば、塑性的に変形可能な糸は、多段階的に伸長する糸である。
上記第3視点の好ましい形態によれば、弾性膜は、気体透過性が実質的にゼロである高度の弾性を有するフィルムないし被覆である。
上記第3視点の好ましい形態によれば、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、変形回復後、元の長さより約1.5mm伸びている。
上記第3視点の好ましい形態によれば、弾性膜は、実質的に、約4.2N/mm〜約5.2N/mmの引っ張り強さを有する。
本発明の第4視点によれば、乗客保護システムに使用されるテキスタイル扁平ファブリックを提供する。テキスタイル扁平ファブリックは、経糸と、面を形成するように経糸と織られた緯糸と、面の少なくとも一部に配された被覆と、を備える。複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、(初期)伸長(ストレッチ)の後にさらに伸長(2次伸長)する能力を有する。被覆は、糸の残留伸長能力の範囲において拡張したときに、実質的に気体透過性がゼロである。
上記第4視点の好ましい形態によれば、テキスタイル扁平ファブリックは、衝撃を受けたときに面を拡張する。
上記第4視点の好ましい形態によれば、被覆は、弾性膜である。
上記第4視点の好ましい形態によれば、被覆は、液状シリコーンゴムである。
本発明の第5視点によれば、経糸と、面を形成するように経糸と織られた緯糸とを有するテキスタイル扁平ファブリックと、面上に配された被覆と、を備えるエアバッグを提供する。複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、伸長(stretch)能力を有する。被覆は、糸の伸長能力の範囲において拡張したときに、実質的に気体透過性がゼロである。
上記第5視点の好ましい形態によれば、伸長能力は、第1伸長と第2伸長(enlogation)を有する。第1伸長は、エアバッグの膨張により生じる。第2伸長は、第1伸長後の衝撃により第1伸長を越えて生じる。
上記第5視点の好ましい形態によれば、被覆は、弾性膜である。
上記第5視点の好ましい形態によれば、被覆は、液状シリコーンゴムである。
上記第5視点の好ましい形態によれば、被覆は、実質的に厚さ約50μmのフィルムを有する。
上記第5視点の好ましい形態によれば、テキスタイル扁平ファブリックは、実質的に23%〜25%の伸長能力を有する。
上記第5視点の好ましい形態によれば、被覆の伸長能力は、テキスタイル扁平ファブリックの伸長能力よりも高い。
本発明の第6視点によれば、経糸と、面を形成するように経糸と織られた緯糸とを有するテキスタイル扁平ファブリックを備えるエアバッグを提供する。複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、膨張中、長手方向に負荷が掛かったときに破断することなく伸長する。テキスタイル扁平ファブリックは、膨張中伸長条件に関係なく不変の気体透過性を有する被覆を備える。被覆は、膨張中ファブリックから膨張ガスが漏れることを防ぐ。
上記第6視点の好ましい形態によれば、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、第1伸長及び第2伸長をするように多段階的に伸長する。第1伸長は、エアバッグの膨張により生じる。第2伸長は、第1伸長後の衝撃により第1伸長を越えて生じる。
上記第6視点の好ましい形態によれば、被覆は、液状シリコーンゴムを有する。
上記第6視点の好ましい形態によれば、被覆は、実質的に厚さ約50μmのフィルムを備える。
上記第6視点の好ましい形態によれば、被覆は、実質的に約4.2N/mm〜約5.2N/mmの引っ張り強さを有する。
上記第6視点の好ましい形態によれば、複数の経糸及び複数の緯糸のうち少なくとも1つは、変形回復後、元の長さより約1.5mm伸びている。
本発明は、以下の効果のうち少なくとも1つを有する。
本発明のファブリックは、その化学的性質、構造、規定された特定の特性及び伸長(ないし延び、elongation)特性により、既知のエアバッグファブリックと比べて多数の利点がある。
例えば、塑性変形可能な糸、即ち残留する伸長能力を有するため負荷を受けると伸長することが可能な糸、を使用することによって、衝撃(例えば身体など物体の衝突)を受けたとき、本発明のファブリックは、その表面を拡大することが可能である。その際、本発明のファブリックの糸は、急激に延伸されるが、これによって長さは長くなるものの、引き千切れたりはしない。本発明のファブリックから製造されたエアバッグに身体(物体)が衝突すると、当該ファブリックの延伸により、(エアバッグの)体積は増加する。このため、エアバッグの内圧は低下し、エアバッグはより柔らかくなり、それに伴って、糸の直径も小さくなる(力価減少(titre reduction))。この結果、本発明のファブリックは、その(糸同士が)交差している(各)点のところにおいてより開いた状態になる(隙間が増える、目が粗くなる)。即ち、極めて細かい(多数の)「開口」(microholes)が生じ、(ファブリックの)表面(積)を、これに応じて拡大させる。ファブリックをこのように構成する上では、気体透過性(通気性の設定ないし調節)は、全く顧慮されない(考慮する必要がない)。このことは、(ファブリックの)製造に必要とされる精密さに関し大きな利点を提供する。要求される均一ないし一様な気体透過性(通気性)は、本発明のエアバッグファブリックが被覆層(ないしコーティング層)を有することによって、達成される。この被覆層は、ファブリックが完全に引き伸ばされた状態でも、(表面積の拡大によって)気体透過性(通気性)が(エアバッグの)必要とされる部分において一定に保たれるように、選択される。
本発明の更なる利点は、エアバッグファブリックの製造段階において、気体透過性(通気性)の要因は、多かれ少なかれ無視することができる。というのは、気体透過性(通気性)は、追加的に取り付けられる(付与される)べき被覆層によって調節されるからである。このため、製造上コスト的に少なからず有利になる。
本発明のエアバッグファブリックの有利な一実施形態は、少なくとも1つの糸システムにおいて、必要に応じ多段階的に伸長する塑性変形可能な糸又はヤーンを使用することによって実現される。伸長の第一段階は、現在普通に使用されているヤーンと同じ程度で伸長する膨張段階において行なわれる。伸長の第二段階は、身体(物体)の衝突時に開始する。ここで上記変形可能なヤーンは、なお残留している伸長能力の範囲内で更に伸長を続ける。この付加的な(最終)伸長によって、上述した体積の(追加的)増加が生じる。
本発明の有利な他の一実施形態では、被覆層として、高伸縮(弾力)性の被覆層(フィルム)又はコーティング膜が使用される。これは、当該フィルムが、本発明のファブリックの追加延伸の程度に適合する伸長(度)を有するという利点を有する。このフィルムが被覆(張り合わせ)されたファブリックは、いわば、このフィルムによって、「シール(密閉)」されて要求される(所定の)気体透過(特)性(通気性)を保ち続ける。本発明のエアバッグファブリックの乗客保護システムへの使用は、更なる利点を提供する。即ち、衝突時にエアバッグの膨張に要する時間は、通常のエアバッグファブリックの場合と比べてより短い時間で膨張することが可能であるということである。というのは、膨張中、完全に空気が充満した形状(状態)に達するより前には、膨張ガスが漏出することがないからである。このため、膨張時間は、これまで使用されてきたファブリックの場合と比べてより短くなる。そのため、本発明のファブリックを有するエアバッグは、従来のエアバッグよりも短い時間での衝突防護を提供する。この時間の短縮は、当業者であれば十二分に高く評価できるものである。
本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して、さらに説明する。
図1及び図2は、本発明のエアバッグファブリックの一例の概略断面図を示す。本発明のエアバッグは、ハンドル、ダッシュボード又は乗物の別の場所に取り付けられるエアバッグを有する乗客保護システムに使用することができる。さらに、本発明のエアバッグは、例えばサイドカーテンエアバッグ又はエアベルトを有する他の形態を含んでもよい。
経糸方向に見た図1は、経糸2の断面図に対応する図面であり、経糸2を小さい円として図示する。図1では単純化のため純然たる平織りを示したが、緯糸4及び4’は、紙面の左から右へ延在し、既知の方法及び手段で経糸2に搦みついている。(図1に示すように)図示上、ファブリック上面には、例えば熱的作用又は通常の接着剤によって、膜ないしフィルム6が施されている。図1に示すような緯糸4,4’及び経糸2の状態は、被覆後に製織機から出てきた際のエアバッグファブリックの状態に相応する。矢印8は、ファブリックを通る空気の流れ又はファブリックの気体透過性に関して、空気がファブリックを貫通するには、糸同士の間又は糸の交差点同士の間を流れなければならないことを示している。
図2に、図1に示したのと同じファブリックではあるが、身体(物体)の衝突(身体の衝突は紙面の上方から下方を指し示す太矢印12で表した)後の状態のファブリックを示した。矢印12の方向への身体の衝突に対する反応(反作用)により、図2の双方向矢印10の方向へのエアバッグファブリックの伸長(stretching)が引き起こされる。このとき、ファブリックは、緯糸4及び4’が伸長し、そのため経糸2同士の間の距離が拡大するように変形する。図1と図2に示したエアバッグファブリックの断面の比較から、緯糸4及び4’の塑性変形ないし伸長(stretch)によってファブリックの表面(積)が拡大することが明らかである。
しかしながら、伸長されたファブリックは、伸長されていないファブリックと比べて、その気体透過性(通気性)は変化しない(図2でも気体透過性は矢印8で表した)。被覆層6は、その表面が著しく大きく拡大される場合でも、エアバッグファブリックの気体透過性について規定された値を変化させないように、選択される。一例を示すと、エアバッグの膨張後少なくとも20ミリ秒間はエアバッグファブリックの気体透過性をゼロないし実質的にゼロとすることができる。
エアバッグファブリックは、伸縮能力ないし可塑性を有する適当な合成糸ないしヤーンから形成される。合成糸ないしヤーンは、例えば、適当な性質を有するナイロンのようなポリアミドである。このようなナイロンの一例としては、米国アラバマ州スコッツボロのポリアミドハイパフォーマンス社(Polyamide High performance, Inc.)によって製造販売されている商品名エンカナイロン447HRT(Enka Nylon 447HRT)がある。末尾の「HRT」は、本出願に好適な性質、すなわち耐熱性(Heat Resistant)を有し、からみ合わされている(Tangled/intermingled)ことを表示する。このナイロンの仕様を、以下の表1及び表2に転載する。
Figure 2009041176
Figure 2009041176
好適には、このナイロンは、(バッグ)膨張の際、所定量伸長する(elongate)が、その最大量までは伸長しない。その後の乗客の衝突により伸長が継続される。したがって、多段階の伸長(elongation)が生じる。この作用は、図3に示されている。図3に示すように、T1時からT2時までは、エアバッグの初期膨張である。T2時からT3時までは、初期膨張から乗客が衝突するまでのタイムラグである。T3時からT4時までは、乗客の衝突である。T4時からT5時までは、乗客の衝突後におけるエアバッグの収縮である。
図4を参照すると、商品名エンカナイロン447HRT(Enka Nylon 447HRT)は負荷(最大5N)から回復後、元の長さより約1.5mm伸びている。この伸びの残りは、材料の弾性領域後の残されている(破断前)伸長能力又は残されている延びである。
フィルム6は、液状シリコーンゴムから形成することができる。例えば、液状シリコーンゴム製品の一例として、独国ミュンヘンのワッカーシリコーンAG(Wacker Silicones AG)が製造販売している商品名エラストジル(Elastosil)がある。好適な液状シリコーンとしては、ワッカーシリコーン社から販売されているエラストジルLR6200A/B、エラストジルLR6250F、エラストジルLR7663及びエラストジルLR3162が挙げられる。エラストジルLR7663及びエラストジルLR3162の性質を、以下の表3〜5に転載する。
Figure 2009041176
Figure 2009041176
Figure 2009041176
これらのシリコーン製品は、上述のようなナイロンを備えるファブリックに膜厚50μmで適切に塗布されると、気体透過性をゼロないし実質的にゼロにする。シリコーン膜は、ファブリックを越える伸長(elongation)能力を有しているので、上述の被覆ファブリックを備えるエアバッグの膨張に対しても不変の気体透過性をファブリックに付与する。
さらに、シリコーン膜は、ファブリックの膨張時に透過性ゼロの継続時間を短時間付与する。ファブリックを不透過性にするのは、シリコーンゴムのフィルム6の厚さだけに関係する(即ち、厚さに応じて不透過性の時間を調節できる)。好適なフィルム6としては、シリコーン、ポリエチレンもしくはポリウレタンのその他のフィルム又は被覆であってもよい。
上述のシリコーンで被覆されたナイロンファブリックによれば、膨張時及び乗客の衝突時に、一定の(エア)透過性を維持しながらも拡張能力を付与する利点を有するエアバッグファブリックが提供される。
上記説明は、例示に過ぎず、本発明、出願又は使用を限定するものではない。さらに、種々の形態間の特徴、要素及び/又は機能の組み合わせ及び適合は、本明細書に明白に意図されており、当業者は、上記に別に記載されていない限り、一実施形態の特徴、要素及び/又は機能を他の形態に適切に繰み込むことができることを、本発明から認識することができる。さらに、本発明の本質的範囲から外れることなく、特定の状態又は材料を本発明の教示に適合するように種々の変更をなすことができる。したがって、本発明は、本発明の実施のためにベストモードとして図面に図示され、明細書中に説明された特定の実施形態に限定されることなく、本発明は、明細書及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる実施形態を含むものである。
本発明のさらなる課題、目的及び展開形態は、請求の範囲を含む本発明の全開示事項からも明らかにされる。
乗客の身体が衝突する前における本発明のファブリックの一例の概略断面図。 乗客の身体が衝突した後における本発明のファブリックの一例の詳細図。 エアバッグの膨張及びそれに続く乗客の身体の衝突中の時間変化に対するファブリックの伸長の一例を示すプロット図。 背景技術において使用されている材料(HT95)と比較して、本発明の材料の一例(エンカナイロン447HRT)における伸長変化の一例を示すプロット図。
符号の説明
2 経糸
4,4’ 緯糸
6 フィルム

Claims (38)

  1. エアバッグ及びエアベルトのうち少なくともいずれかに使用されるテキスタイル扁平ファブリックであって、
    経糸と、
    面を形成するように前記経糸と織られた緯糸と、
    前記面の少なくとも一部に配された弾性膜と、を備え、
    複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、負荷が掛かったときに塑性的に変形すると共に、前記面を拡張するよう伸長する非エラストマフィラメントを有し、
    前記弾性膜の気体透過性は、前記ファブリックが完全に伸長した状態においても実質的にゼロであり、
    前記弾性膜は、前記ファブリックと実質的に同程度まで伸長すること
    を特徴とするテキスタイル扁平ファブリック。
  2. 複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、エアバッグないしエアベルトの膨張時及び前記膨張後の乗客の身体の衝突時に伸長するように、多段階的に塑性的伸長可能な糸であることを特徴とする請求項1に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  3. 前記弾性膜は、高度の弾性を有するフィルムないし被覆であることを特徴とする請求項1に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  4. 前記エアバッグはサイドカーテンエアバッグであることを特徴とする請求項1に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  5. 複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、ナイロンであることを特徴とする請求項1に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  6. 前記弾性膜はシリコーンであることを特徴とする請求項1に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  7. 複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、エアバッグないしエアベルトの膨張による負荷が掛かった時に、第1段階の伸長として伸長能力の100%未満伸長することを特徴とする請求項1に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  8. 複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、エアバッグないしエアベルトの膨張による負荷が掛かった時に、伸長能力の10%〜100%の範囲で伸長することを特徴とする請求項1に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  9. 複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、前記膨張後に物体が衝突すると、前記第1段階の伸長からさらに伸長することを特徴とする請求項7に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  10. 経糸及び緯糸で織られたテキスタイル扁平ファブリックを備えるエアバッグであって、
    複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、非エラストマフィラメントを有する塑性的に変形可能な糸であり、
    塑性的に変形可能な前記糸は、負荷が掛かったときに、長手方向に伸長し、前記テキスタイル扁平ファブリックの面を拡張し、
    前記テキスタイル扁平ファブリックは、前記エアバッグの膨張時に少なくとも20ミリ秒間、気体透過性が実質的にゼロである弾性膜を有することを特徴とするエアバッグ。
  11. 複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、多段階方式で伸長し、
    前記多段階の第1段階は、膨張によるものであり、
    前記多段階の第2段階は、衝撃によるものあることを特徴とする請求項10に記載のエアバッグ。
  12. 前記弾性膜は、気体透過性がゼロである高度の弾性を有するフィルムないし被覆で形成されることを特徴とする請求項10に記載のエアバッグ。
  13. 複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、非エラストマであることを特徴とする請求項10に記載のエアバッグ。
  14. 複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、実質的に23%〜25%の伸長能力を有するナイロンであることを特徴とする請求項10に記載のエアバッグ。
  15. 前記弾性膜は、複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つよりも伸長能力が高いシリコーンであることを特徴とする請求項10に記載のエアバッグ。
  16. 前記弾性膜の前記伸長能力は、実質的に、前記テキスタイル扁平ファブリックの約16倍であることを特徴とする請求項15に記載のエアバッグ。
  17. エアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、及びエアベルトを含む群から選択される乗客保護システムに使用されるテキスタイル扁平ファブリックであって、
    経糸と、
    面を形成するように前記経糸と織られた緯糸と、
    前記面の少なくとも一部に配された弾性膜と、を備え、
    複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、塑性的に変形可能な糸であり、
    塑性的に変形可能な前記糸は、前記乗客保護システムの膨張時に伸長能力の100%未満伸長し、その後負荷が掛かったときにさらに伸長し、
    前記弾性膜は、複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つよりも大きく変形可能であること
    を特徴とするテキスタイル扁平ファブリック。
  18. 塑性的に変形可能な前記糸は、多段階的に伸長する糸であることを特徴とする請求項17に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  19. 前記弾性膜は、気体透過性が実質的にゼロである高度の弾性を有するフィルムないし被覆であることを特徴とする請求項17に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  20. 複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、変形回復後、元の長さより約1.5mm伸びていることを特徴とする請求項17に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  21. 前記弾性膜は、実質的に、約4.2N/mm〜約5.2N/mmの引っ張り強さを有することを特徴とする請求項17に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  22. 乗客保護システムに使用されるテキスタイル扁平ファブリックであって、
    経糸と、
    面を形成するように前記経糸と織られた緯糸と、
    前記面の少なくとも一部に配された被覆と、を備え、
    複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、伸長後にさらに伸長する能力を有し、
    前記被覆は、前記糸の残留伸長能力の範囲において拡張したときに、実質的に気体透過性がゼロであることを特徴とするテキスタイル扁平ファブリック。
  23. 前記テキスタイル扁平ファブリックは、衝撃を受けたときに前記面を拡張することを特徴とする請求項22に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  24. 前記被覆は、弾性膜であることを特徴とする請求項22に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  25. 前記被覆は、液状シリコーンゴムであることを特徴とする請求項22に記載のテキスタイル扁平ファブリック。
  26. 経糸と、面を形成するように前記経糸と織られた緯糸とを有するテキスタイル扁平ファブリックと、
    前記面上に配された被覆と、を備えるエアバッグであって、
    複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、伸長能力を有し、
    前記被覆は、前記糸の前記伸長能力の範囲において拡張したときに、実質的に気体透過性がゼロであること
    を特徴とするエアバッグ。
  27. 前記伸長能力は、第1伸長と第2伸長を有し、
    前記第1伸長は、エアバッグの膨張により生じ、
    前記第2伸長は、前記第1伸長後の衝撃により第1伸長を越えて生じることを特徴とする請求項26に記載のエアバッグ。
  28. 前記被覆は、弾性膜であることを特徴とする請求項27に記載のエアバッグ。
  29. 前記被覆は、液状シリコーンゴムであることを特徴とする請求項27に記載のエアバッグ。
  30. 前記被覆は、実質的に厚さ約50μmのフィルムを有することを特徴とする請求項27に記載のエアバッグ。
  31. 前記テキスタイル扁平ファブリックは、実質的に23%〜25%の伸長能力を有することを特徴とする請求項27に記載のエアバッグ。
  32. 前記被覆の伸長能力は、前記テキスタイル扁平ファブリックの伸長能力よりも高いことを特徴とする請求項31に記載のエアバッグ。
  33. 経糸と、面を形成するように前記経糸と織られた緯糸とを有するテキスタイル扁平ファブリックを備えるエアバッグであって、
    複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、膨張中、長手方向に負荷が掛かったときに破断することなく伸長し、
    前記テキスタイル扁平ファブリックは、膨張中伸長条件に関係なく不変の気体透過性を有する被覆を備え、
    前記被覆は、膨張中前記ファブリックから膨張ガスが漏れることを防ぐこと
    を特徴とするエアバッグ。
  34. 複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、第1伸長及び第2伸長をするように多段階的に伸長し、
    前記第1伸長は、エアバッグの膨張により生じ、
    前記第2伸長は、前記第1伸長後の衝撃により第1伸長を越えて生じることを特徴とする請求項33に記載のエアバッグ。
  35. 前記被覆は、液状シリコーンゴムを有することを特徴とする請求項34に記載のエアバッグ。
  36. 前記被覆は、実質的に厚さ約50μmのフィルムを備えることを特徴とする請求項35に記載のエアバッグ。
  37. 前記被覆は、実質的に約4.2N/mm〜約5.2N/mmの引っ張り強さを有することを特徴とする請求項36に記載のエアバッグ。
  38. 複数の前記経糸及び複数の前記緯糸のうち少なくとも1つは、変形回復後、元の長さより約1.5mm伸びていることを特徴とする請求項36に記載のエアバッグ。
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