JP2009039217A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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正宏 青山
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Abstract

【課題】 玉が転落入賞口へ入賞してその転落抽選結果を報知する場合に、遊技者が衝撃を受けず、かつ期待感をもって転落抽選結果を受け止めることができるパチンコ遊技機の提供である。
【解決手段】 パチンコ遊技機100の遊技領域3aに設けられたいずれかの転落入賞口12,13に玉が入賞すると、転落抽選処理S300を行うとともに、報知時期乱数を取得して、転落抽選結果を報知する報知ゲーム数を特定する。報知ゲームにおいて、大当り図柄を表示する前に行うリーチ演出を介して、転落抽選結果を報知する。遊技者は大当りに対する期待感を抱きながら転落抽選結果を受け止めるため、たとえ転落抽選に当選したことが報知されてもその衝撃が緩和される。
【選択図】 図10

Description

本発明は、転落抽選に当選するまで確変状態(確率変動状態)が継続するパチンコ遊技機に関するものである。
近年、パチンコ遊技機の興趣を高めるために、確変状態となった後に所定の転落抽選を行い、大当りが確定している従来の確変状態とは異なるスリルある確変状態となるパチンコ遊技機が見受けられる。この場合、転落抽選を大当りの抽選と同様に行う(即ち、玉が始動入賞口へ入賞したときに行う)パチンコ遊技機において、確変状態からの転落抽選の報知を興趣の高いものとするために、リーチ演出により報知するという技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照。以下、公知例1と記載する)。
他方、転落抽選を行う場合、始動入賞口以外の入賞口として転落入賞口を設け、その入賞に応じて確変状態から通常状態へと移行する前提の下、転落入賞口への入賞を振り分けることで玉の動きにも注目させるというパチンコ遊技機の技術が開示されている(例えば、特許文献2を参照。以下、公知例2と記載する)。公知例2に基づいて、転落入賞口への入賞に応じて転落抽選を行う構成とすることが想定されるが、この場合、公知例1の技術を用いて転落抽選の報知を興趣の高いものとしても、転落入賞口へ入賞した時点で報知を行うと、転落する可能性が高いため、仮に期待感のあるリーチ演出を行ったとしても、遊技者は、その演出自体について大当りの期待感を持つことは困難である。
特開2005−296076号公報 特開2006−204695号公報
本発明は、上記した事情に鑑み、玉が転落入賞口へ入賞してその転落抽選結果を報知する場合に、遊技者が衝撃を受けず、かつ期待感をもって転落抽選結果を受け止めることができるパチンコ遊技機を提供することを課題としている。
課題を解決するための手段及び効果
上記課題を解決するための本発明のパチンコ遊技機は、
遊技領域に設けられた始動入賞口への入賞に起因して大当り抽選を行う大当り抽選手段と、
前記大当り抽選手段の抽選結果に基づいて図柄変動を行い、当該抽選結果が大当りのときには、所定の予兆演出を介して大当り図柄を表示する表示手段とを備え、
通常の遊技状態よりも前記大当り抽選手段による大当り抽選結果が大当りとなる確率を高めた確変状態へと移行するパチンコ遊技機において、
遊技状態が前記確変状態である場合に、当該確変状態を終了させ、通常の遊技状態へと移行させる転落処理を行う確変転落手段と、
前記遊技領域に設けられ、前記始動入賞口とは異なる入賞口である転落入賞口への入賞に起因して、前記確変転落手段による転落処理を行うか否かを決定するための転落抽選を行う転落抽選手段と、
前記転落抽選手段の抽選結果を前記表示手段により報知する報知時期を決定する報知時期決定手段と、を備え、
前記表示手段は、前記報知時期決定手段によって決定された報知時期に対応する図柄変動において、前記大当り図柄の表示前に行う所定の予兆演出を介して、前記転落抽選手段の抽選結果を報知し、
前記報知時期決定手段は、前記転落入賞口及び前記始動入賞口のうちの少なくとも一方への入賞に起因して報知時期抽選を行い、当該報知時期抽選によって前記転落抽選手段の抽選結果を報知する報知時期を決定することを特徴としている。
確変状態で玉が転落入賞口へ入賞したことは、遊技者にとって確変状態の終了を想起させるものであるため、遊技者は、転落の報知を気分よく受け止めることができないのが普通である。しかも、従来のパチンコ遊技機から想定される構成では、転落入賞口に入賞した直後に転落の報知を行うため、遊技者の興趣の低下が著しい。しかし、本発明に係るパチンコ遊技機では、転落抽選手段と報知時期決定手段とを備えていて、転落抽選手段による転落抽選を行い、報知時期決定手段によって決定した所定回数の図柄変動を行った後の報知ゲームにおいて転落抽選結果を報知する。このため、転落抽選の結果の報知を受けたときの遊技者の衝撃が緩和される。
また、報知ゲームにおいて転落抽選結果を報知するときには、大当りしたときの表示前に行う所定の予兆演出を介して報知する。このため、遊技者は、転落抽選結果の報知を受け止めるときであっても、転落入賞口へ入賞した後の所定回数の図柄変動で大当りしているかもしれないという期待感を抱くことができる。これにより、遊技者は、従来のパチンコ遊技機では不快な気分で受けるしかなかった転落抽選結果の報知を、期待感をもって受け止めることができる。
更に、転落抽選確率と大当り確率とを均衡させずとも、報知時期決定手段による抽選確率を調整すれば、転落入賞口への入賞後の図柄変動において、転落抽選結果が報知される期待値と、大当りとなる期待値とを均衡させることが可能となるので、転落抽選の当選率を少なくとも大当り確率よりも高めて、転落入賞口への入賞の行方を追う遊技性を高めるという遊技の自由度を高めたまま、その結果の報知、即ち、予兆演出への期待感を高めることが可能となる。
前記転落入賞口への入賞に起因して前記転落抽選手段の抽選結果が報知される旨の予告表示を行う予告表示手段を備え、
前記予告表示手段が行う予告表示は、前記大当り図柄を表示する場合又は前記転落抽選結果を報知する場合に行われる予兆演出に対応した表示であり、
前記表示手段は、前記予告表示の開始後に前記大当り図柄を表示する場合又は前記転落抽選手段の抽選結果を報知する場合には、当該予兆演出を他の予兆演出に優先して選択することが望ましい。
転落入賞口へ入賞してから転落抽選結果を報知するまでの間、予告表示がされるため、遊技者は期待感をもって遊技を行うことができる。このため、その間の遊技者の興趣が一層高められる。そして、予告表示が予兆演出に対応しているため、予告表示後、対応した予兆演出により大当りが発生した遊技者にとっては、予告表示が大当りを想起させるものとして受け止められるようになり、遊技者にとって受け止め難い事実である予告表示を大当りに結び付けることが可能となる。
上記した結果、本発明に係るパチンコ遊技機が、転落抽選を行う転落入賞口を設け、その転落抽選の当選率を少なくとも大当り確率よりも高めることで、入賞の行方を追う遊技性を高めた機種でありながら、その結果を報知する場合の興趣の低下を最小に抑えることができる。また、転落抽選結果の報知を一定のゆとりをもって受け止めさせる効果も期待できる。
なお、前記予告表示の開始後に、前記表示手段に前記大当り図柄が表示されたとき、当該大当りがいかなる状態で発生したのかを報知する大当り状態報知手段を備えていてもよい。
これにより、確変状態から通常の遊技状態に転落した後で大当りが発生した場合は、低確率遊技状態での大当りの当選(いわゆる、引戻し)であるため、遊技者の喜びが倍増する。
そして、前記予告表示の開始後、前記大当り図柄を表示するまでの期間又は前記転落抽選手段の抽選結果を報知するまでの期間における予兆演出の発生頻度は、それらを除く期間における予兆演出の発生頻度よりも小に設定されていることが望ましい。
これにより、予告表示後、予兆演出が行われた場合に、転落抽選結果が報知される度合い及び大当りとなる度合いが相対的に高まるので、予兆演出が開始されたときの遊技者の期待感が一層高められる。
本発明の実施例のパチンコ遊技機100について説明する。図1はパチンコ遊技機100の正面図、図2は制御装置200のブロック図、図3ないし図5、図7及び図8は各処理のフローチャート、図6の(a),(b)は、いずれかの転落入賞口12,13に玉が入賞した後の状況を示す図である。
最初に、本実施例のパチンコ遊技機100の構成について説明する。図1に示されるように、本実施例のパチンコ遊技機100は、「セブン機」と称されているものであり、台枠1に取り付けられ、開閉可能な透明ガラス板より成る前面扉2と、台枠1の内側に配置されて前面扉2によって覆われる遊技盤3と、遊技盤3の上方位置等に配置された装飾ランプ類4と、遊技盤3の下方に設けられた玉受け皿5と、その右側下方に設けられたハンドル装置6とを備えている。
ハンドル装置6を所定方向に回転させると、その回転量に応じた回転操作信号が発射制御回路205に出力され、その回転操作信号に応じた発射強度にて発射装置28により玉受け皿5の玉が毎分所定数(本実施例では100玉)の割合で遊技領域3aへと打ち込まれる。なお、打ち込まれた玉は、自重により落下する。
遊技盤3の遊技領域3aのほぼ中央部には、液晶表示装置7(本発明の表示手段、予告表示手段、大当り状態報知手段に相当)が配置されている。また、遊技盤3には、液晶表示装置7の左側に設けられたスルーチャッカー8と、多数本の釘9と、液晶表示装置7の下方に設けられた始動入賞口11と、始動入賞口11の両側に設けられた2つの入賞口(転落入賞口12,13)と、始動入賞口11の直下に設けられた大入賞口14と、大入賞口14の下方に設けられ、いずれの入賞口11〜14にも入賞しなかった玉を回収するためのアウト口15と、液晶表示装置7の上部に設けられた普図表示部16と、普図表示部16の右側に設けられた普図保留表示部17とが配置されている。始動入賞口11は、いわゆる電動チューリップ(以下、「電チュー」と略記する)によって構成されていて、通常の遊技状態(第1遊技状態)で閉鎖状態となって玉を入賞しにくくするとともに、特定の遊技状態(時短状態)で開放状態となって玉を入賞し易くする一対の可動翼11aを有している。各転落入賞口12,13は、通常の遊技状態では入賞口として、大当り終了後の確変状態では、転落入賞口として作動する(後述)。普図表示部16で当たり表示がなされると、一対の可動翼11aが所定時間にわたって開放され、始動入賞口11に玉を入賞させ易くなる。図1においては、一対の可動翼11aが閉鎖した状態を示している。
スルーチャッカー8は賞球がないゲートであり、玉が通過したときにゲート通過検出器18(図2参照)がその通過を検出し、普図(普通図柄)の抽選処理が行われる。普図の抽選結果に基づき、普図表示部16において図柄変動(LEDによる「○」「×」の相互点灯動作)が行われ、所定時間経過後に「○」が点灯表示すれば当たりとなり、電チューソレノイド19(図2参照)を作動させて始動入賞口11を所定時間開放する。なお、本実施例では、普図の図柄変動を行う時間及び始動入賞口11の開放時間を遊技者にとって有利にし、始動入賞口11に玉が入賞し易くなる状態を開放状態としている。もちろん、いずれか一方のみを遊技者にとって有利とする構成にしてもよい。普図の図柄変動中や始動入賞口11の開放動作中に新たな普図の抽選処理が行われると、その抽選結果はRAM20(図2参照)の所定領域に一時記憶(保留)され、普図保留表示部17のLEDが1つ点灯する。この抽選結果は、最大4つまで保留される。先の図柄変動や開放動作が終了すると、普図表示部16では保留された普図の抽選結果に基づいて新たな図柄変動が開始される。
液晶表示装置7は、3つの特図(特別図柄。例えば、3桁のアラビア数字)を並列に液晶表示して、遊技者に抽選結果を報知する特図表示部7aと、その下方に設けられた4つのLEDより成る特図保留表示部7bとを備えている。特図保留表示部7bは、始動入賞口11に対応するものであり、特図保留表示部7bは、始動入賞口11に対応するものである。始動入賞口11に玉が入賞すると、始動入賞検出器22(図2参照)によりその玉の入賞が検出され、所定数の賞球が払い出されて特図の抽選処理が行われる。これらの抽選結果に基づき、液晶表示装置7の特図表示部7aで図柄変動が行われ、所定時間経過後に停止する。特図表示部7aに同じ図柄(例えば、数字)が3つ並べば「大当り」となり、大当り処理が行われる。特図の図柄変動中や大当り処理中に新たな特図の抽選処理が行なわれると、それらの抽選結果は、RAM20の所定領域に独立して一時記憶(保留)され、特図保留表示部7bのLEDが1つ点灯する。これらの抽選結果は、それぞれ最大4つまで保留される。先の図柄変動や大当り処理が終了すると、特図表示部7aでは、保留された特図の抽選結果に基づいて新たな図柄変動が開始される。
なお、大当り処理後には、「大当り」となった場合に表示された図柄(大当り図柄)に応じて、遊技状態が移行する。即ち、確率変動図柄(奇数図柄の3つ並び)であれば、後述するように、前述した特図の抽選における大当りに当選する確率が向上する確変状態となり、時間短縮図柄(偶数図柄の3つ並び)であれば、前述したように、始動入賞口11を開放状態とする時短状態(時間短縮状態)となる。なお、確変状態及び時短状態は大当りの発生により終了するが、確変状態は、後述する転落抽選によっても終了する場合があり、時短状態は、特図表示部7aでの図柄変動回数が所定数(100回)となった場合にも終了する。
大入賞口14は、いわゆるアタッカーと呼ばれる可変入賞口であり、その蓋部材が大入賞ソレノイド23(図2参照)の作動により開閉自在である。大入賞口14は、1回の大当り処理で、例えば、蓋部材が開放してから10個の玉の入賞を大入賞検出器24(図2参照、本発明の判定手段に相当)が検出するまで、または蓋部材14aの開放状態が25秒経過するまでを1ラウンドとして、15ラウンド継続する処理を行う。なお、各入賞口11〜14へと入賞し、始動入賞検出器22等により入賞が検出されると、それらの入賞に対し相当数の賞球が払い出される。
次に、図1及び図4を参照しながら、本実施例のパチンコ遊技機100の制御装置200の構成を説明する。制御装置200は、遊技盤3の背面側に配置されている。本実施例のパチンコ遊技機100は、各種抽選及び遊技状態等の制御を行う主回路201(本発明の大当り抽選手段、確変転落手段、転落抽選手段、報知時期決定手段に相当)が搭載された主制御基板25と、主回路201に接続され、LEDより成る特図保留表示部7b、普図表示部16及び普図保留表示部17と、主回路201に接続され、アンプ/スピーカ26及び装飾ランプ類4を制御する副制御回路202が搭載された副制御基板(図示せず)と、副制御回路202に接続され、液晶表示装置7を制御する表示制御回路203(本発明の表示手段に相当)が搭載された表示制御基板(図示せず)と、主回路201に接続され、払出装置27を制御する払出制御回路204が搭載された払出制御基板(図示せず)と、払出制御回路204に接続され、ハンドル装置7からの回転信号に基づいて発射装置28を制御する発射制御回路205が搭載された発射制御基板(図示せず)と、スルーチャッカー8に併設され、主回路201に接続されたゲート通過検出器18と、始動入賞口11に併設され、主回路201に接続された始動入賞検出器22と、各転落入賞口12,13に併設され、主回路201に接続された転落検出器29と、大入賞口14に併設され、主回路201に接続された大入賞検出器24と、主回路201に接続され始動入賞口11の可動翼11aを開閉する電チューソレノイド19と、主回路201に接続され大入賞口14の蓋部材を開閉する大入賞ソレノイド23と、各基板に所定電圧を供給する電源回路206とを含んで構成されている。
主回路201は、CPU30、プログラム格納用のROM31、ワークエリアや各種カウンタ等が割り当てられるRAM20、I/O32を備えている。なお、その他の各基板の各回路も、個別にCPUやメモリを備える構成が一般的であるが、図2では省略している。
<図柄変動関連処理>
次に、図3のフローチャートを参照しながら、本実施例のパチンコ遊技機100の図柄変動関連処理S100について説明する。図柄変動関連処理としては、まず、始動入賞処理S200を実行するが、遊技状態が大当り中であれば(S101でのYES)、始動入賞処理S200のみを繰り返し実行する。一方、遊技状態が大当り中でなければ(S101でのNO)、転落抽選処理S300を実行し、液晶表示装置7の図柄(特図)が停止中であれば(S102でのYES)、図柄変動開始処理S400を実行し、液晶表示装置7の図柄が変動中であれば(S102でのNO)、図柄変動停止処理S500を実行する。
<始動入賞処理>
次に、図4のフローチャートを参照しながら、始動入賞処理S200について説明する。始動入賞口11に玉が入賞(即ち、始動入賞検出器22にて玉の通過を検知)した場合(S201でのYES)、特図保留表示部7bに保留されている特図の保留の数が4つでなければ(S202でのNO)、主回路201は、乱数カウンタ(図示せず)より、表1に示される大当り乱数の値とリーチ乱数の値とを取得して(S203)特図の内部抽選を行い、その抽選結果を保留としてRAM20の特図用保留記憶領域(図示せず)に加算する(S204)。そして、特図保留表示部7bのランプを1つ点灯する。保留が4つあれば(S202でのYES)、更なる特図の保留の加算は行わない。即ち、最大特図保留数4を越える特図の抽選結果は、保留することなしに破棄される。
Figure 2009039217
本実施例のパチンコ遊技機100の場合、通常時における大当りの当選確率は1/300、確変時における大当りの当選確率は1/30である。取得したリーチ乱数が当りとなる確率は、いずれの状態においても1/10である。リーチ乱数が当たりであれば、リーチ演出を行う。
<転落抽選処理>
次に、図5のフローチャートを参照しながら、転落抽選処理S300について説明する。確変フラグが1である(即ち、大当り終了後の確変状態である)ときに(S301でのYES)、いずれかの転落入賞口12,13に玉が入賞すると(S302でのYES)、表1に示される転落抽選乱数と報知時期乱数とを取得する(S303,S304)。なお、通常時において転落抽選乱数と報知時期乱数とを取得する場合はない。
転落抽選が当りであると(S305でのYES)、確変フラグをリセットして0となり(S306)、確変状態(大当り確率が高い状態)から通常の遊技状態(大当り確率が低い状態)に移行する(転落)。そして、工程S304で取得した報知時期乱数に基づいて、転落抽選結果を報知するまでのゲームの回数(報知ゲーム数)を特定する(S307,S308)。そして、その旨の予告報知を開始する(S309)。なお、本明細書における「ゲーム」とは、液晶表示装置7の特図表示部7aにおける特図の図柄変動を意味し、「ゲーム数」とは図柄変動を行う回数を意味する。
報知時期乱数を取得すると、取得された乱数に応じてゲーム数を選択する。そして、そのゲームにおいて、転落抽選の結果を報知する。例えば、図6の(a)に示されるように、取得した報知時期乱数が19であった場合、予告報知(S309)をしたときから数えて19ゲーム目に転落抽選結果を報知する。なお、本実施例のパチンコ遊技機100では、転落抽選結果が「当たり」の場合だけでなく、「はずれ」の場合にも報知を行う。また、報知時期乱数の最大値が30であり、選択されるゲーム数の最大値が30であることは、本実施例のパチンコ遊技機100の確変状態における大当り発生確率が1/30であることに対応している。
ここで、ゲーム数に応じた大当り発生確率(期待値)は、表2の通りである。即ち、ゲーム数に応じた大当り発生確率は、(1−大当りとならない確率)で計算できるため、大当り確率をpとすると、1ゲーム(以下、「1G」と記載する)での大当り発生確率は、[1−(1−p)]となり、2G以内での大当り発生確率は、[1−(1−p)×(1−p)]となる。即ち、n回転以内で大当りが発生する確率は、[1−(1−p)]となる。
Figure 2009039217
前述したように、本実施例のパチンコ遊技機100の場合、確変状態での大当り確率(p)が1/30である。このため、確変状態において、最初のゲーム(1G)で大当りが発生する期待値は3.33%であるのに対して、21Gまでに大当りが発生する期待値は50.93%であり、30Gまでに大当りが発生する期待値は68.83%である。即ち、確変状態が継続しているのであれば、21G以降に大当りが発生する期待値の方が転落する確率(50%)よりも高くなるため、30G以内でリーチ演出が発生した場合、遊技者は、たとえ確変終了の報知が行われる可能性があるとしても、「大当りするかもしれない」という期待感を抱きながら遊技を行うことができる。また、確変時の大当り確率が1/30であるのに対し、転落抽選結果を報知するゲーム数を30Gの内から均等に選択しているため(報知時期乱数の取得範囲が1〜30)、どのゲームにおいても転落抽選結果を報知する確率と大当りが発生する期待値とが均衡しており(即ち、30Gのうち、いずれかのゲームが均等に報知するゲームとして選択されるため、それぞれのゲームが報知するゲームとなる確率は1/30となり、大当りの当選確率と均衡する)、遊技者は、大当りに対しての期待感を維持したまま遊技を行うことができる。
例えば、図6の(a)に示されるように、確変状態の開始後、いずれかの転落入賞口12,13に入賞したときの転落抽選結果が「当り」であり、報知時期乱数として19が選択された場合、いずれかの転落入賞口12,13に入賞して予告報知がされてから19Gまでは転落抽選結果が報知されない状態で遊技が行われ、19G目に転落抽選結果(この場合、転落抽選に当選したこと。即ち、確変状態が終了したこと)が報知される。遊技者にとっては、いずれかの転落入賞口12,13に入賞した直後にいきなり転落抽選の当選が報知されるのではなく、所定ゲーム数だけ後に転落が報知されるため、転落に対する衝撃(ショック、動揺)が緩和される。
また、図6の(b)に示されるように、予告報知をしてから19Gの間(例えば、12G)で、転落抽選結果を報知する前に、始動入賞口11に入賞した玉の抽選が大当りに当選する場合もある。この大当りは、転落した後の通常状態(大当り確率が低い状態)での大当りである(いわゆる、引戻し)。この場合、大当りを報知するため、転落抽選結果は報知しない。同様に、確変状態が継続されている場合(即ち、転落抽選結果が「はずれ」であった場合)において、転落抽選結果が報知される前に大当りに当選した場合にも、転落抽選結果を報知しない。
次に、図7のフローチャートを参照しながら、図柄変動開始処理S400について説明する。RAM20の特図保留領域に特図の保留があれば(S401でのYES)、その保留を減算し(S402)、取得した大当り乱数(表1参照)が当りか否かを判断する(S403)。大当り乱数が当りであれば(S403でのYES)、リーチ演出を介して大当り図柄にて停止する図柄変動を開始する(S404)。大当り乱数がはずれであり(S403でのNO)、転落入賞口12,13への入賞に基づく予告報知(図5のS309)をしていない場合(S405でのNO)、取得したリーチ乱数(表1参照)が当りか否かを判断する(S406)。リーチ乱数が当りであれば(S406でのYES)、リーチ演出を介してはずれ図柄で停止する図柄変動を開始し(S407)、リーチ乱数がはずれであれば(S406でのNO)、リーチ演出をすることなく、はずれ図柄で停止する図柄変動を開始する(S408)。
また、大当り乱数がはずれであり(S403でのNO)、かつ予告報知をしている場合(S405でのYES)、取得した報知時期乱数によって選択された報知ゲーム数を減算する(S409)。報知ゲーム数が0でなければ(S410でのNO)、はずれ図柄で停止する図柄変動を開始する(S411)。報知ゲーム数が0(即ち、転落抽選結果を報知するゲームになったとき)であれば(S410でのYES)、確変状態であるか否かを判断し(S412)、確変状態のままであれば(転落抽選結果がはずれ。S412でのYES)、工程S407を実行し、確変状態でなければ(既にS305にて当りと判定され、通常状態へと転落している場合。S412でのNO)、リーチ演出を介して後述する転落図柄で停止する図柄変動を開始する(S413)。
次に、図8のフローチャートを参照しながら、図柄変動停止処理S500について説明する。特図の図柄変動が停止した状態で(S501でのYES)、その停止図柄が大当り図柄であるか否かを判断する(S502)。停止図柄が大当り図柄でなく(S502でのNO)、予告報知中であり(S503でのYES)、かつ報知ゲーム数が0であれば(S504でのYES)、予告報知を終了する(S505)。
停止図柄が大当り図柄であり(S502でのYES)、予告報知中であり(S506でのYES)、かつ確変フラグが0であれば(転落抽選結果が当り。S507でのYES)、通常状態で大当りとなった旨を報知(いわゆる、引戻しによる大当り)し(S508)、予告報知を終了する(S509)。確変フラグが0でなければ(転落抽選結果がはずれ。S507でのNO)、そのまま予告報知を終了し、このときの大当りが、確変図柄による大当りの場合(S510でのYES)、確変フラグを1にセットして(S511)大当り処理を開始する(S512)。非確変図柄で大当りした場合(S510でのNO)、確変フラグをリセットして(S513)大当り処理を開始する(S512)。
<遊技の流れ>
次に、本実施例のパチンコ遊技機100の遊技の流れについて説明する。玉が始動入賞口11に入賞すると、所定数(例えば、4個)の玉を払い出すとともに、大当り乱数を取得して大当り抽選(S403)を行う(始動入賞処理S200)。この抽選結果に基づいて、図柄変動を開始する(図柄変動開始処理S400)。
図柄変動後、停止した図柄が大当り図柄であった場合には大当り状態となり(図柄変動停止処理S500)、所定時間に亘って大入賞口14を開放する。なお、大当り図柄が確変図柄であった場合には、大当り終了後に大当り確率が向上する確変状態となる。
確変状態で、いずれかの転落入賞口12,13に玉が入賞した場合には、取得した転落抽選乱数(表1参照)に基づいて転落抽選を行い、更に取得した報知時期乱数(表1参照)に基づき報知ゲーム数を決定する。そして、図9の(a)に示されるように、液晶表示装置7の特図表示部7aの下部にキャラクタ33を表示することにより、予告報知を行う(転落抽選処理S300)。このキャラクタ33は、転落抽選結果を報知する場合、或いは大当りの当選結果を報知する場合に行われるリーチ演出に対応した(リーチ演出時に登場する)キャラクタで、決定した報知ゲーム数に達するまで又は次の大当りに当選するまでの間、そのまま表示される。予告報知中においては、次の大当りに当選した場合と、報知ゲーム数が0である場合とを除いて、取得したリーチ乱数の抽選結果に拘わらず、リーチ演出を行わない。なお、図9の(a)において、「↓」は図柄変動中であることを表している。
予告報知中は、図柄変動が行われる毎に報知ゲーム数を1ずつ減算していく。そして、図9の(b),(c)に示されるように、報知ゲーム数が0となるゲーム(転落抽選結果を報知するゲーム)において、所定の演出を開始する。本実施例のパチンコ遊技機100の場合、液晶表示装置7の特図表示部7aに表示されたキャラクタ33が、「いくぞ!!」とコメントしながら右端から左端に移動するというリーチ前演出(本発明の予兆演出に相当)と、右側の図柄表示部と左側の図柄表示部とに同一の図柄(例えば、「7」)を表示してリーチ状態となったときに、キャラクタ33が「当たれ!!」とコメントするリーチ演出(本発明の予兆演出に相当)を行う。
本実施例のパチンコ遊技機100では、予告報知中に大当りした場合と転落抽選結果を報知する場合とにおいて同一の演出を行う。即ち、予告報知中に大当りに当選していれば、図10の(a)に示されるように、特図表示部7aに大当り図柄を表示する(この場合、「7」の3つ揃い)。また、キャラクタ33のコメント(「やったね!!大当り!!」)を表示する。これにより、遊技者は、大当りしたこと、及び転落抽選にはずれたことを知る。
また、転落抽選に当選し、通常状態へと既に転落しており、報知ゲーム数が0であるゲームにおいて、大当りに当選していなければ、図10の(b)に示されるように、左右のテンパイ図柄に「1」を加えた図柄(この場合、「8」)を中央の図柄として停止する転落図柄を表示して大当りに当選しなかったこと(S403にてNO、S405,S410にてYES、S412にてNO)、及び転落抽選に当選したことを報知する(S413にて図柄変動を開始し、S502にてNO、S503,S504にてYES)。なお、キャラクタ33のコメントによっても上記内容を報知し、キャラクタ33の表示を終了する(S505)。
また、大当りに当選しなかったものの、転落抽選にも当選していなければ、図10の(c)に示されるように、左右のテンパイ図柄から「1」を減じたもの(この場合、「6」)を中央の図柄表示部に表示して大当りに当選しなかったこと、及び確変が継続していること(S403にてNO、S405,S410にてYES、S412にてYES)を報知する(S407にて図柄変動を開始し、S502にてNO、S503,S504にてYES)。なお、キャラクタ33のコメントによっても上記内容を報知し、キャラクタ33の表示を終了する(S505)。
そして、転落抽選に当選し、確変状態が終了していたにも拘わらず、予告報知中に大当りに当選する場合がある(S502,S506,S507にていずれもYES)。この場合、図11に示されるように、特図表示部7aに大当り図柄を表示する(S508)。なお、キャラクタ33のコメント(「やったね!!大当り、しかも引戻し!!」)によっても上記内容を報知し、キャラクタ33の表示を終了する(S509)。これにより、遊技者は、転落抽選に当選しながらも、通常状態で大当りに当選したことを知る。この大当りは、通常状態(低確率状態)での大当りのため、遊技者の喜びが倍増される。
本実施例のパチンコ遊技機100の場合、玉が転落入賞口12,13に入賞した場合であっても、報知時期乱数により抽選される所定回数のゲーム(図柄変動)が行われた後でその転落抽選結果を報知するため、報知時期乱数による抽選結果を調整するだけで、大当り確率や転落抽選確率を変更せずとも転落入賞口12,13への入賞後にリーチ演出が行われた場合の要因に対する期待値を、転落抽選結果の報知と大当りの当選報知とで均衡するように調整でき、大当りによる期待感と確変転落による不安感とをバランスよく体感させることが可能となる。換言すれば、リーチ演出により転落抽選結果を報知する場合に、転落抽選結果が報知される期待値が低下することで、大当りに対する期待値が相対的に増加し、転落抽選結果が報知されるときの衝撃(ショック、動揺等の心理的不安感)が緩和される。上記した結果、本実施例のパチンコ遊技機100が、転落抽選を行う転落入賞口12,13を設け、その転落抽選の当選率を少なくとも大当り確率よりも高めることで、入賞の行方を追う遊技性を高めた機種でありながら、その結果を報知する場合の興趣の低下を最小に抑えることができる。また、転落抽選結果の報知を一定のゆとりをもって受け止めさせる効果も期待できる。
更に、リーチ演出に対応した予告報知を行うことで、予告報知中に大当りが発生した場合に、遊技者が予告報知をリーチ予告と認識することも期待でき、遊技性を高めることが可能となる。
<変形例>
上記した転落図柄や大当り図柄は、どのようなものであってもよい。また、転落抽選結果の報知として、特定の転落図柄を設定せず、キャラクタ33のコメント等で転落した旨を報知するようにしてもよい。
本実施例のパチンコ遊技機100では、予告報知中には、大当りの当選、或いは報知ゲーム数0の場合以外には、リーチ演出を行わない構成としたが、これらの場合以外にリーチ演出を行うようにしてもよい。この場合、リーチ乱数の取得範囲を広くしたり、当選乱数を少なくしたりすることにより、予告報知を行っていない状態よりもリーチ演出の発生頻度を低くすることが望ましい。
始動入賞口11或いは転落入賞口12,13は、どのような形態で、遊技領域3aのどのような場所に設けられていてもよい。例えばスルーチャッカー8のように賞球を伴わない入賞口であってもよい。また、乱数や報知ゲーム数は、どのような数値を採用してもよい。
本実施例のパチンコ遊技機100では、いずれかの転落入賞口12,13に玉が入賞したときに、報知ゲーム数の抽選を行うようにしたが、これ以外の形態であってもよい。例えば、転落入賞口への入賞後の始動入賞口への入賞に基づいて報知ゲーム数、或いはその始動入賞口入賞に伴うゲームにて転落抽選結果を報知するか否かを抽選により決定してもよい。もちろん、本実施例と同様に、転落入賞口への入賞に基づいて報知ゲーム数を決定しておき、別途、図柄変動にて転落抽選結果を報知するか否かを決定してもよい。この場合、転落入賞口への入賞後に所定回数(例えば、5回)のゲームが行われた後の始動入賞口への入賞に基づいて抽選を行うようにしてもよい。このように構成すれば、報知ゲームによる演出を所定回数確保することができる。この場合、報知ゲーム中に転落抽選結果の報知、或いは大当りとなった場合以外にはリーチ演出を行わない本実施例の構成を採用すれば、確保された所定回数以内のゲームにてリーチ演出が発生すれば大当りが確定するという遊技性も見込まれる等、その演出効果を高めることが可能となる。
本実施例のパチンコ遊技機100では、1種類のみのリーチ演出を説明したが、転落抽選結果の報知ゲーム及び大当りとなる場合に複数種類のリーチ演出が行われるようにしてもよい。この場合、少なくとも転落抽選結果を報知する場合に採用されるリーチ演出の1つと、大当りとなる場合に行われるリーチ演出のいずれかとを共通化させる必要がある。なお、リーチ演出の全体を共通化せずに、その一部のみを共通化する形態であってもよい。
本実施例のパチンコ遊技機100では、報知時期としていずれかの転落入賞口12,13への入賞からゲーム数(図柄変動数)を起算したが、大当り終了からゲーム数を起算してもよい。例えば、1〜100までの報知時期乱数に基づき、大当り終了から100ゲーム以内のいずれかにて転落抽選を行うように構成し、既に転落報知ゲームを経過している場合には、100ゲーム単位でゲーム数を追加したり(この場合、抽選するのは下2桁のみである)、100ゲーム以上の場合はすぐに報知したりする構成としてもよい。また、1ゲーム単位で報知ゲーム数を特定せず、複数ゲーム単位で特定してもよい。
本実施例のパチンコ遊技機100では、予告報知として、リーチ演出時に登場するキャラクタ33を採用している。しかし、例えば、海、山、大地をテーマとした複数のリーチ演出を行う場合に、各々に対応する青色、緑色、黄色を背景とした表示を予告報知として表示し、それらの背景に対応するリーチ演出を大当り図柄の表示時又は転落抽選結果の報知時に選択するように構成してもよい。もちろん、このように構成した場合に、いわゆる法則崩れ(例えば、青色背景表示の予告報知中に海をテーマとしたリーチ演出を行わずに、山をテーマとしたリーチ演出を行う等)による大当りを想起させるようにしてもよい。
予告報知の終了時期は、転落抽選結果の報知又は大当りの発生に限定しなくても、遊技者に認識できる程度に所定時間だけ報知し、内部的に予告モードとして転落抽選結果の報知時に終了させてもよい。
本実施例では、始動入賞口11が開放状態であることに基づいて、遊技状態が報知されていない場合に確変状態か否かを判断することができないように、確変状態中は始動入賞口11を開放状態としないように構成したが、確変状態へと移行する大当りの一部(例えば、「7」の3つ揃いによる大当り等)にて、転落抽選を行わない確変状態を設け、その確変状態においては確変状態中に始動入賞口11を開放状態とするように構成してもよい。また、確変状態の移行契機としては、大当り以外に、大当りを伴わない所定回数(例えば、大当り後1000回)の図柄変動を行った場合に移行するなど、大当りのみに限定されず、所定の条件の成立に基づけば、どのような条件が成立した場合に移行する構成としてもよい。
パチンコ遊技機100の正面図である。 制御装置200のブロック図である。 図柄変動関連処理S100のフローチャートである。 始動入賞処理S200のフローチャートである。 転落抽選処理S300のフローチャートである。 (a),(b)は、いずれかの転落入賞口12,13に玉が入賞した後の状況を示す図である。 図柄変動開始処理S400のフローチャートである。 図柄変動停止処理S500のフローチャートである。 (a)〜(c)はリーチ演出を示す図である。 (a)は確変状態で大当りしたときのリーチ演出を示す図、(b)は確変が終了したときのリーチ演出を示す図、(c)は確変が継続するときのリーチ演出を示す図である。 引戻し状態で大当りしたときのリーチ演出を示す図である。
符号の説明
100 パチンコ遊技機(遊技機)
201 主回路(大当り抽選手段、確変転落手段、転落抽選手段、報知時期決定手段)
203 表示制御回路(表示手段)
3a 遊技領域
7 液晶表示装置(表示手段、予告表示手段、大当り状態報知手段)
11 始動入賞口
12,13 転落入賞口

Claims (4)

  1. 遊技領域に設けられた始動入賞口への入賞に起因して大当り抽選を行う大当り抽選手段と、
    前記大当り抽選手段の抽選結果に基づいて図柄変動を行い、当該抽選結果が大当りのときには、所定の予兆演出を介して大当り図柄を表示する表示手段とを備え、
    通常の遊技状態よりも前記大当り抽選手段による大当り抽選結果が大当りとなる確率を高めた確変状態へと移行するパチンコ遊技機において、
    遊技状態が前記確変状態である場合に、当該確変状態を終了させ、通常の遊技状態へと移行させる転落処理を行う確変転落手段と、
    前記遊技領域に設けられ、前記始動入賞口とは異なる入賞口である転落入賞口への入賞に起因して、前記確変転落手段による転落処理を行うか否かを決定するための転落抽選を行う転落抽選手段と、
    前記転落抽選手段の抽選結果を前記表示手段により報知する報知時期を決定する報知時期決定手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記報知時期決定手段によって決定された報知時期に対応する図柄変動において、前記大当り図柄の表示前に行う所定の予兆演出を介して、前記転落抽選手段の抽選結果を報知し、
    前記報知時期決定手段は、前記転落入賞口及び前記始動入賞口のうちの少なくとも一方への入賞に起因して報知時期抽選を行い、当該報知時期抽選によって前記転落抽選手段の抽選結果を報知する報知時期を決定することを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記転落入賞口への入賞に起因して前記転落抽選手段の抽選結果が報知される旨の予告表示を行う予告表示手段を備え、
    前記予告表示手段が行う予告表示は、前記大当り図柄を表示する場合又は前記転落抽選結果を報知する場合に行われる予兆演出に対応した表示であり、
    前記表示手段は、前記予告表示の開始後に前記大当り図柄を表示する場合又は前記転落抽選手段の抽選結果を報知する場合には、当該予兆演出を他の予兆演出に優先して選択することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記予告表示の開始後に、前記表示手段に前記大当り図柄が表示されたとき、当該大当りがいかなる状態で発生したのかを報知する大当り状態報知手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記予告表示の開始後、前記大当り図柄を表示するまでの期間又は前記転落抽選手段の抽選結果を報知するまでの期間における予兆演出の発生頻度は、それらを除く期間における予兆演出の発生頻度よりも小に設定されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のパチンコ遊技機。
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