JP2009037296A - 滞納ガス使用料金の督促方法およびガス使用料金滞納対策用ガスメータ - Google Patents

滞納ガス使用料金の督促方法およびガス使用料金滞納対策用ガスメータ Download PDF

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Abstract

【課題】ガス使用料金の滞納期間において多量にガスが使用されることを防止でき、滞納者に対して滞納ガス使用料金の支払い要求を継続して行うことのできる滞納ガス料金の督促方法を提案すること。
【解決手段】滞納ガス料金の督促方法では、滞納者宅のガスメータ3に、ガス遮断弁11を強制遮断するまでのガス使用可能量Qを入力設定して滞納督促モードにする(ST1、2)。ガス使用可能量Qが設定されている間は、ガス使用料金を支払わない場合にはガスが止まる旨のガス強制遮断警告を発し(ST3)、ガス強制遮断警告を発した後の時点からのガス使用量がガス使用可能量に達すると(ST5)、ガス遮断弁11を強制遮断し(ST7)、弁開スイッチ14による操作入力を無効にする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガス販売事業者がガス使用料金の滞納者に対して直接に滞納ガス使用料金の支払いを督促することなく、滞納ガス使用料金の支払いを督促できる滞納ガス使用料金の督促方法に関する。また、本発明は、当該滞納ガス使用料金の督促方法に用いるのに適したガス使用料金滞納対策用ガスメータに関する。
ガス使用料金の滞納対策としては、ガスメータに備わっているガス遮断弁を遮断してガスを使用不可能にし、滞納者に対してガス使用料金の支払いを督促する方法が知られている。特許文献1にはタイマを用いてガス遮断弁を解除不可の遮断状態にして滞納者に対してガス使用料金の支払いを促すプリペイドガスメータが開示されている。ここに開示のプリペイドガスメータにおいては、月1回の検針時にガス使用料金の滞納があるか否かを調べ、滞納が無い場合にはタイマをリセットして、タイマによる60日のカウントを再スタートさせる。滞納がある場合にはタイマをリセットすることなくカウントを継続させ、タイマが60日をカウントし終わった時点でガス遮断弁を解除不能の遮断状態にし、ガスを使用できなくしている。
特開2007−101466号公報
特許文献1に開示の方法では滞納日数に応じてガス遮断弁を強制遮断しているので、この間において、滞納者によって多量のガスが使用されてしまうことを制限できない。このため、ガス販売事業者が多大な損害を受ける可能性がある。
また、ガス使用料金の滞納者に対する督促手段は、月1回の検針員による督促あるいは督促状、または電話による督促だけである。滞納者が検針員による督促状を見落とした場合、不在などにより督促できなかった場合等においては、滞納者は、ガス使用料金を滞納していることに気付く前にタイマがカウントアップして突然にガスが止まってしまったと感ずる可能性がある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、滞納期間において多量にガスが使用されてしまうことを防止でき、また、滞納者に対して滞納ガス使用料金の支払い要求を継続して行うことのできる滞納ガス料金の督促方法を提案することにある。
また、本発明の課題は、滞納ガス料金の督促に用いるのに適したガス料金滞納対策用ガスメータを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の滞納ガス料金の督促方法は、
ガス使用料金の滞納者によるガス使用場所に設置されているガスメータに、当該ガスメータに内蔵されているガス遮断弁を強制遮断するまでのガス使用可能量を入力設定できるようにし、
前記ガスメータは、前記ガス使用可能量が設定されている間は、ガス使用料金を支払わない場合にはガスが止まる旨のガス強制遮断警告を発し、
前記ガスメータは、前記ガス強制遮断警告を発した後の時点からのガス使用量が前記ガス使用可能量に達したか否かを監視し、
前記ガスメータは、前記ガス使用可能量の設定が解除される前に、前記ガス強制遮断警告後のガス使用量が当該ガス使用可能量に達した場合には、前記ガス遮断弁を強制遮断し、
前記ガス遮断弁の強制遮断後においては、前記ガス遮断弁を開けるために前記ガスメータに配置されている手動操作用の弁開スイッチによる操作入力を無効とすることを特徴としている。
本発明の方法では、ガス使用料金に滞納が発生すると、滞納ガス使用料金の支払い猶予期間を設定する代わりにガス使用可能量がガスメータに設定される。したがって、ガス販売事業者は、支払い猶予期間の間に多量のガスが使用され、しかも滞納金も回収できないという不利益を蒙ることを回避できる。また、ガス使用可能量が設定されている間は、ガスを強制遮断する旨の警告が発せられているので、滞納者に対して確実に支払いの督促を行うことができ、滞納料金の回収を効率良く行うことが可能になる。
ここで、ガス使用可能量の入力設定および設定解除は、前記ガスメータに取り付けられている外部通信用端末を利用して行うことができる。また、前記弁開スイッチ、および、前記ガスメータに内蔵されているマグネットスイッチを、予め定めた操作手順に従って操作して、前記ガス使用可能量の入力設定および設定解除を行うようにしてもよい。
次に、滞納者に対する強制遮断する旨の警告は、前記ガスメータの表示部、あるいは、当該ガスメータに接続されている宅内表示操作器の表示部を利用して行うことができる。
また、前記ガス使用可能量が設定されている間は、前記ガスメータあるいは当該ガスメータに接続されている宅内表示操作器に、前記強制遮断が実行されるまでのガス使用可能残量を表示して、滞納者にガスが止まる時期を知らせることが望ましい。
さらに、前記ガス遮断弁を強制遮断する場合には、前記ガスメータは、当該強制遮断に先立って前記ガス使用場所においてガスが使用されているか否かを確認し、ガスが使用されていない場合には直ちに強制遮断を実行し、ガスが使用されている場合にはガスの使用停止を確認した後に強制遮断を実行することが望ましい。すなわち、ガスが使用されている状態でガスを強制遮断すると、ガス器具の栓が開いたまま放置される可能性があるので、ガスの使用停止を確認した時点で強制遮断することが望ましい。
次に、前記ガス遮断弁を強制遮断した後においては、前記ガスメータ、当該ガスメータに接続されている宅内表示操作器、あるいは、当該ガスメータに接続されているガス漏れ警報器から、強制遮断された旨を報知することにより、滞納者にガスが止まった理由を知らせることが望ましい。また、ガスメータから、当該ガスメータを通信回線を介して集中監視している監視コンピュータシステムに、強制遮断された旨を通報することが望ましい。
次に、上記の滞納ガス料金の督促方法に用いるのに適したガス料金滞納対策用ガスメータは、
ガス遮断弁と、
このガス遮断弁を開けるために手動操作される弁開スイッチと、
前記ガス遮断弁を強制遮断するまでに使用可能なガス使用可能量の入力設定および設定解除を行うための設定・解除手段と、
前記ガス使用可能量が入力設定されると、ガス使用料金を支払わない場合にはガスが止まる旨のガス強制遮断警告を発する警告手段と、
前記ガス強制遮断警告を発した後の時点からのガス使用量が前記ガス使用可能量に達したか否かを監視する監視手段と、
前記ガス使用可能量の設定が解除される前に、前記ガス強制遮断警告後のガス使用量が当該ガス使用可能量に達した場合に、前記ガス遮断弁を強制遮断する強制遮断手段と、
前記ガス使用可能量が設定されている間は、前記弁開スイッチの操作入力を無効にする操作入力無効手段とを有していることを特徴としている。
ここで、前記設定・解除手段は、外部通信用端末を利用して、前記ガス使用可能量の入力設定および設定解除を行うものとすることができる。
また、前記設定・解除手段は、前記弁開スイッチおよび、外部からマグネットを用いて操作可能なマグネットスイッチを、予め定めた操作手順に従って操作することにより前記ガス使用可能量の入力設定および設定解除を行うものとすることができる。
次に、前記警告手段は、ガス流量値、積算値などのガス使用状況を表示するための表示部に警告表示を行うものとすることができる。
また、前記警告手段は、前記ガス使用可能量が設定されている間は、前記強制遮断が実行されるまでのガス使用可能残量を表示するものとすることができる。
さらに、前記警告手段は、前記ガス遮断弁が強制遮断された旨を報知するものとすることができる。
次に、前記強制遮断手段は、前記強制遮断に先立って前記ガス使用場所においてガスが使用されているか否かを確認し、ガスが使用されていない場合には直ちに強制遮断を実行し、ガスが使用されている場合にはガスの使用停止を確認した後に強制遮断を実行することが望ましい。
本発明では、ガス使用料金に滞納が発生したことを確認すると、そのガス使用場所に設置されているガスメータにガス使用可能量を設定し、滞納が解消しないとガスを強制遮断する旨を警告して滞納料金の支払いを督促している。また、設定されたガス使用可能量を使い終わっても滞納状態が解消されない場合にはガスを強制遮断している。
本発明によれば、滞納料金の支払い猶予期間を設定する代わりに、滞納料金の支払いが猶予されるガス使用可能量を設定しているので、滞納状態のままで多量のガスが滞納者によって使用されてしまうことを防止できる。また、ガス使用可能量がガスメータに入力設定されると、当該ガス使用可能量が設定されている間は、当該ガスメータの表示部、ここに接続されている宅内表示操作部の表示部などを介して、滞納料金の支払いの督促が継続して行われる。したがって、滞納ガス使用料金の回収を効率良く行うことができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したガス料金滞納対策用のガスメータシステムの実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係るガスメータシステムの全体構成図である。ガスメータシステム1は各ガス使用場所、例えば住宅2に配置されており、ガス料金滞納対策用ガスメータ3(以下、単に、ガスメータという。)と、このガスメータ3に接続された伝送装置4、ガス漏れ警報器5および宅内表示操作器6とを備えている。ガス供給源からのガスは、ガスメータ3を介して、住宅2に設置されている各ガス器具7(1)、7(2)・・・に供給される。ガスメータ3によってガス使用流量および、その積算値が計測され、その検針は、例えば、ガスメータ3に検針用端末を接続して行われる。また、ガスメータ3は伝送装置4および公衆電話回線8などの通信回線を介してガス販売事業者9側の監視コンピュータシステム10との間で通信可能となっている。
ガスメータ3には、ガス漏れ時などにガスを強制遮断するためのガス遮断弁11、マグネットスイッチ(容器交換スイッチ)12などが内蔵されている。また、ガスメータ3の前面には、液晶表示部13、弁開スイッチ14が配置されている。弁開スイッチ14を押すと、遮断状態のガス遮断弁11を開けることができる。さらに、ガスメータ3の下端には外部通信用端末15が取り付けられており、ここを介して、伝送装置4、ガス漏れ警報器5、宅内表示操作器6などの外部機器との間で通信が行われる。
宅内表示操作器6は、液晶表示部16、弁開スイッチ17、緊急ガス止スイッチ18などを備えている。液晶表示部16にはガスの使用状態、ガスメータ3の状態などの各種の情報が表示される。弁開スイッチ17を操作するとガスメータ3のガス遮断弁11を開けることができる。緊急ガス止スイッチ18を操作するとガス遮断弁11を遮断することができる。
図2はガスメータ3の制御系を示す概略ブロック図である。ガスメータ3の制御系はマイクロコンピュータを備えた制御部21を中心に構成されている。制御部21には計量部22が接続されており、計量部22においてはガス使用流量の計測および、その積算値の算出などが行われる。計量部22での計量結果はメモリ23に記憶保持される。また、計量結果などは、ドライバ24を介して液晶表示部13に表示される。さらに、通信制御部25および外部通信用端末15を介して、制御部21と外部(伝送装置4、ガス漏れ警報器5、宅内表示操作器6など)との間で通信が行われる。
制御部21は、計量部22で計量されたガス使用流量が異常と判定した場合、外部から指令、あるいは、ガス漏れ警報器5によりガス漏れが検知された場合などにおいては、ドライバ26を介してガス遮断弁11を強制遮断する。制御部21は、弁開スイッチ14が操作されると、遮断されたガス遮断弁11を再び開状態に復帰させる。
ここで、本例のガスメータ3においては、外部からガス使用可能量を設定可能となっている。例えば、伝送装置4を介して監視コンピュータシステム10の側から入力設定できる。また、専用の設定器30を外部通信用端末15を介して制御部21と接続し、設定器30からガス使用可能量を入力設定できる。また、弁開スイッチ14とマグネットスイッチ12を予め定めた操作手順にしたがって操作することにより、ガス使用可能量を入力設定できるようになっている。ガス使用可能量の設定解除も、同様に、外部入力により行うことが可能となっている。また、ガス使用可能量が設定されている間は、制御部21は滞納督促モードの状態にあり、弁開スイッチ14の操作入力を無効としている。
ガス使用可能量が入力設定されると、制御部21は、当該ガス使用可能量が設定されている間は、液晶表示部13に「ガス使用料金が滞納状態です」「あと○○m3ガス使用で遮断」などの滞納警告表示を行うようになっている。かかる警告表示は、宅内表示操作器6の液晶表示部16に表示してもよく、ガスメータ3および宅内表示操作器6の双方に表示してもよい。
さらに、制御部21は、ガス使用可能量が入力設定された時点からのガス使用量を、計量部22を介して監視し、当該ガス使用量がガス使用可能量に達すると、ガス遮断弁11を強制遮断する。強制遮断した後は、ガスを止めた旨を、伝送装置4および公衆電話回線8を介して監視コンピュータシステム10に通報する。また、ガスメータ3あるいは宅内表示操作器6に表示する。さらに、ガスメータ3に内蔵のスピーカ27を介して音声により知らせる。同時に、宅内表示操作器6およびガス漏れ警報器5の一方あるいは双方において、それらに内蔵のスピーカを介して音声により知らせてもよい。
図3は、本例のガスメータシステム1を用いた滞納ガス使用料金の督促動作例を示す概略フローチャートである。このフローチャートにしたがって滞納料金の督促動作の流れを説明する。ガス販売事業者9はガス使用料金が滞納状態になっていることを確認すると、ガス使用場所である住宅2に出向き、ガスメータ3の制御部21にガス使用可能量Qを入力設定する(ステップST1)。
ガス使用可能量Qがガスメータ3に設定されると、当該ガスメータ3は滞納督促モードになり、その液晶表示部13には、ガス使用料金が滞納状態に陥っていること、および、滞納ガス使用料金が支払われないとガスを強制遮断することと、ガスが強制遮断されるまでのガス使用可能残量とを表示する。例えば、「ガス使用料金が滞納状態です」「あと○○m3ガス使用で遮断」などの表示が行われる(ステップST2、3)。
ガス使用可能量が入力設定された後においても滞納ガス使用料金が支払われることなく、住宅2におけるガス使用量が当該ガス使用可能量Qに達した場合には、制御部21によってガス遮断弁11が強制遮断される(ステップST5、7)。ガスメータ3は、ガス使用可能量Qが設定されている間は滞納督促モードに保持される。滞納督促モードにおいては、弁開スイッチ14の操作入力が無効とされる。したがって、滞納督促モードが解除されない限り、弁開スイッチ14を操作してもガス遮断弁11を開けることができない。
ここで、強制遮断時においては、制御部21は計量部22を介して住宅2においてガス器具7(1)、7(2)・・・が使用されているか否かを確認する(ステップST6)。ガス器具が使用されている場合には直ちに強制遮断を行わずに、その使用が止まってからガスを強制遮断する(ステップST6、7)。
強制遮断後に滞納ガス使用料金が支払われると、監視コンピュータシステム10から、公衆電話回線8および伝送装置4を介して、ガス使用可能量の設定を解除する。この代わりに、検針員が住宅2に出向き、ガスメータ3を外部操作してガス使用可能量の設定を解除してもよい(ステップST8)。これによりガスメータ3の滞納督促モードが解除され、液晶表示部13の督促表示も解除され、弁開スイッチ14の入力が有効に戻る(ステップST9)。検針員などが弁開スイッチ14を操作すると、制御部21によってガス遮断弁が開状態に復帰する(ステップST10,11)。
以上説明したように、本形態のガスメータシステム1では、ガスメータ3にガス使用可能量を入力設定すると当該ガスメータ3が滞納督促モードになり、滞納ガス使用料金の支払いの督促が表示される。また、ガス使用量が当該ガス使用可能量に達すると、ガスの供給が強制的に停止される。
これにより、警告時から滞納者が使用可能なガスの量を制限することができるとともに、滞納者に対して支払いを促すことができるため、ガス料金の滞納期間の長期化を防ぐことができる。また、ガス販売事業者がわざわざ、後日、ガス遮断弁を閉状態とするための行動を起こす必要もないため、その分、人件費を低減させることができる。また、ガスの供給の停止は、ガスメータ3の制御部21によって自動的に行われるため、ガス停止時に、ガス事業者がガス利用者と直接、面接することによるトラブルを回避することができるという効果も奏する。
また、滞納督促モードにおいては、後どれくらいの量のガスを使用した後にガス遮断弁が強制遮断となるかという情報が常に表示される。これにより、滞納者に対して確実に滞納状態であることを知らしめることができ、ガス料金の滞納期間の長期化を防ぐことができる。さらに、滞納のためにガスが強制遮断されたことが音声表示されるので、これによっても、ガス料金の滞納者に対して支払いを促すことができる。
(その他の実施の形態)
なお、上記の実施の形態においては、ガス使用可能量によってガス遮断弁の遮断時期を制御している。これと合わせて、タイマカウントにより遮断時期を制御してもよい。例えば、ガス使用量が少ない場合には強制遮断されるまでに長期間を要し、督促効果が薄らぐ可能性がある。そこで、ガス使用可能量とタイマカウントを併用して滞納料金の支払いを督促することが効果的である。
本発明を適用したガスメータシステムの概略構成図である。 図1のガスメータの制御系を示す概略ブロック図である。 滞納ガス使用料金の督促動作の流れを示す概略フローチャートである。
符号の説明
1 ガスメータシステム
2 住宅
3 ガスメータ
4 伝送装置
5 ガス漏れ警報器
6 宅内表示操作器
7(1)、7(2) ガス器具
8 公衆電話回線
9 ガス販売事業者
10 監視コンピュータシステム
11 ガス遮断弁
12 マグネットスイッチ
13 液晶表示部
14 弁開スイッチ
15 外部通信用端末
16 液晶表示部
17 弁開スイッチ
18 緊急ガス止スイッチ
21 制御部
22 計量部
23 メモリ
24 ドライバ
25 通信制御部
26 ドライバ
27 スピーカ
30 設定器

Claims (15)

  1. ガス使用料金の滞納者によるガス使用場所に設置されているガスメータに、当該ガスメータに内蔵されているガス遮断弁を強制遮断するまでに使用可能なガス使用可能量を入力設定し、
    前記ガスメータは、前記ガス使用可能量が入力設定されると、ガス使用料金を支払わない場合にはガスが止まる旨のガス強制遮断警告を発し、
    前記ガスメータは、前記ガス強制遮断警告を発した後の時点からのガス使用量が前記ガス使用可能量に達したか否かを監視し、
    前記ガスメータは、前記ガス使用可能量の設定が解除される前に、前記ガス強制遮断警告後のガス使用量が当該ガス使用可能量に達した場合には、前記ガス遮断弁を強制遮断し、
    前記ガス使用可能量が設定されている間は、前記ガス遮断弁を開けるために前記ガスメータに配置されている手動操作用の弁開スイッチによる操作入力を無効とすることを特徴とする滞納ガス使用料金の督促方法。
  2. 請求項1に記載の滞納ガス使用料金の督促方法において、
    前記ガスメータに取り付けられている外部通信用端末を利用して、前記ガス使用可能量の入力設定および設定解除を行うことを特徴とする滞納ガス使用料金の督促方法。
  3. 請求項1に記載の滞納ガス使用料金の督促方法において、
    前記弁開スイッチ、および、前記ガスメータに内蔵されているマグネットスイッチを、予め定めた操作手順に従って操作すると、前記ガス使用可能量の入力設定および設定解除が可能となっていることを特徴とする滞納ガス使用料金の督促方法。
  4. 請求項1に記載の滞納ガス使用料金の督促方法において、
    前記ガスメータの表示部、あるいは、当該ガスメータに接続されている宅内表示操作器の表示部に、前記ガス強制遮断警告を表示することを特徴とする滞納ガス使用料金の督促方法。
  5. 請求項1に記載の滞納ガス使用料金の督促方法において、
    前記ガス使用可能量が設定されている間は、前記ガスメータあるいは当該ガスメータに接続されている宅内表示操作器に、前記強制遮断が実行されるまでのガス使用可能残量を表示することを特徴とする滞納ガス使用料金の督促方法。
  6. 請求項1に記載の滞納ガス使用料金の督促方法において、
    前記ガス遮断弁を強制遮断する場合には、前記ガスメータは、当該強制遮断に先立って前記ガス使用場所においてガスが使用されているか否かを確認し、ガスが使用されていない場合には直ちに強制遮断を実行し、ガスが使用されている場合にはガスの使用停止を確認した後に強制遮断を実行することを特徴とする滞納ガス使用料金の督促方法。
  7. 請求項1に記載の滞納ガス使用料金の督促方法において、
    前記ガス遮断弁を強制遮断した後は、前記ガスメータ、当該ガスメータに接続されている宅内表示操作器、および、当該ガスメータに接続されているガス漏れ警報器のうちの少なくとも一つから、強制遮断された旨を報知することを特徴とする滞納ガス使用料金の督促方法。
  8. 請求項1に記載の滞納ガス使用料金の督促方法において、
    前記ガス遮断弁を強制遮断した後は、強制遮断された旨を、前記ガスメータから、伝送装置および通信回線を介して、監視コンピュータシステムに通報することを特徴とする滞納ガス使用料金の督促方法。
  9. ガス遮断弁と、
    このガス遮断弁を開けるために手動操作される弁開スイッチと、
    前記ガス遮断弁を強制遮断するまでに使用可能なガス使用可能量の入力設定および設定解除を行うための設定・解除手段と、
    前記ガス使用可能量が入力設定されると、ガス使用料金を支払わない場合にはガスが止まる旨のガス強制遮断警告を発する警告手段と、
    前記ガス強制遮断警告を発した後の時点からのガス使用量が前記ガス使用可能量に達したか否かを監視する監視手段と、
    前記ガス使用可能量の設定が解除される前に、前記ガス強制遮断警告後のガス使用量が当該ガス使用可能量に達した場合に、前記ガス遮断弁を強制遮断する強制遮断手段と、
    前記ガス使用可能量が設定されている間は、前記弁開スイッチの操作入力を無効にする操作入力無効手段とを有していることを特徴とするガス使用料金滞納対策用ガスメータ。
  10. 請求項9に記載のガス使用料金滞納対策用ガスメータにおいて、
    外部との間で通信を行う外部通信用端末を有し、
    前記設定・解除手段は、当該外部通信用端末を利用して、前記ガス使用可能量の入力設定および設定解除を行うものであることを特徴とするガス使用料金滞納対策用ガスメータ。
  11. 請求項9に記載のガス使用料金滞納対策用ガスメータにおいて、
    外部からマグネットを用いて操作可能なマグネットスイッチを有し、
    前記設定・解除手段は、前記弁開スイッチおよび前記マグネットスイッチを、予め定めた操作手順に従って操作することにより前記ガス使用可能量の入力設定および設定解除を行うものであることを特徴とするガス使用料金滞納対策用ガスメータ。
  12. 請求項9に記載のガス使用料金滞納対策用ガスメータにおいて、
    前記警告手段は、ガス流量値、積算値などのガス使用状況を表示するための表示部に警告表示を行うものであることを特徴とするガス使用料金滞納対策用ガスメータ。
  13. 請求項12に記載のガス使用料金滞納対策用ガスメータにおいて、
    前記警告手段は、前記ガス使用可能量が設定されている間は、前記強制遮断が実行されるまでのガス使用可能残量を表示することを特徴とするガス使用料金滞納対策用ガスメータ。
  14. 請求項9に記載のガス使用料金滞納対策用ガスメータにおいて、
    前記警告手段は、前記ガス遮断弁が強制遮断された旨を報知することを特徴とするガス使用料金滞納対策用ガスメータ。
  15. 請求項9に記載のガス使用料金滞納対策用ガスメータにおいて、
    前記強制遮断手段は、前記強制遮断に先立って前記ガス使用場所においてガスが使用されているか否かを確認し、ガスが使用されていない場合には直ちに強制遮断を実行し、ガスが使用されている場合にはガスの使用停止を確認した後に強制遮断を実行することを特徴とするガス使用料金滞納対策用ガスメータ。
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