JP2006252244A - プリペイド式ガス供給制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】1回の操作でガスを使用可能状態にできるプリペイド式ガス供給制御システムを提供する。
【解決手段】前払い料金が設定され、設定された前払い料金に達するまでガスの使用が可能とされるプリペイド式ガス供給制御システムであって、前払い料金を設定する設定手段2cと、設定手段2cで設定された前払い料金を記憶する記憶手段4と、ガス使用量が前払い料金に達したか否かを判定する判定手段2aと、判定手段2aでガス使用量が前払い料金に達したと判定された場合に、遮断弁6を弁閉し、遮断弁6の弁閉後の設定手段2cによる前払い料金の設定に応じて、遮断弁6を自動復帰させるように制御する制御手段2bとを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】前払い料金が設定され、設定された前払い料金に達するまでガスの使用が可能とされるプリペイド式ガス供給制御システムであって、前払い料金を設定する設定手段2cと、設定手段2cで設定された前払い料金を記憶する記憶手段4と、ガス使用量が前払い料金に達したか否かを判定する判定手段2aと、判定手段2aでガス使用量が前払い料金に達したと判定された場合に、遮断弁6を弁閉し、遮断弁6の弁閉後の設定手段2cによる前払い料金の設定に応じて、遮断弁6を自動復帰させるように制御する制御手段2bとを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、プリペイド(料金前払い)式ガス供給制御システムに関する。
ガス供給制御システムには、マイコンを搭載しているものがあり、このマイコンによって保安をはじめとした様々な機能を働かせている。代表例としてはガスメータが挙げられる。このガスメータにおいては、料金を前払いすることによって、その金額相当のガスを使用でき、また前払い金額(ガス使用可能量)を超えるガス使用量になると、ガスメータが遮断してガスの使用を止める機能を有する、プリペイド(料金前払い)機能付きガスメータもある(たとえば、特許文献1参照)。
このように、ガス料金を前払いして、その分のガスを使用できるプリペイド式ガス供給制御システムでは、前払いされた金額に達するまでガスの使用量を積算していき、前払い金額に相当するガスの使用量になると、ガス供給制御システムがガスの供給を止める。この場合、再度ガスを使用できるようにするには、前払い金額もしくはそれ相当のガス使用可能量等の情報をガス供給制御システムに設定入力する。設定入力後、ガスが再使用可能になる(遮断が復帰する)ように、ガス供給制御システムを操作する必要がある。
図4は、従来のプリペイド式ガス供給システムの動作を示すフローチャートである。まず、ガスメータに内蔵のプリペイドカウンタが、前払い料金(ガス使用可能量)からガス使用量を減算するようにカウントし(ステップS11)、次に、ガス使用量が前払い料金(ガス使用可能量)に達したか否かを判定する(ステップS12)。ガス使用量が前払い料金(ガス使用可能量)に達すると(ステップS12のYes)、遮断弁が弁閉するように制御してガスの流れを遮断する(ステップS13)。次に、ガスを再使用するため、ガス供給制御システムへ前払いした料金(もしくはそれ相当のガス使用可能量)を設定入力する(ステップS14)。
上述の設定入力が完了したら、次に、ガス供給制御システムの復帰操作を行う(ステップS15)。この復帰操作は、たとえば、ガスメータの復帰ボタンを押すか、管理センタ側のボタンを押した復帰操作に基づくガスメータへの復帰信号の通信により行われる。次に、システムによって遮断後の復帰時の復帰安全確認が行われ(ステップS16)、復帰安全確認されると、遮断弁が弁開されて、ガス使用が可能になる(ステップS17)。
特開平8−5398号公報
しかし、従来のプリペイド式ガス供給制御システムでは、ガス使用量が前払い金額に相当するガス使用可能量に達し、ガスの供給を止めた際には、前払い金額(ガス使用可能量)の設定(入力)操作とガスの再使用可能にするための復帰操作とを必ずセットで行わなければならず、2回の手動操作が必要となっている。
そこで本発明は、上述した従来の問題点に鑑み、1回の操作でガスを使用可能状態にできるプリペイド式ガス供給制御システムを提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、前払い料金が設定され、設定された前払い料金に達するまでガスの使用が可能とされるプリペイド式ガス供給制御システムであって、前払い料金を設定する設定手段2cと、前記設定手段2cで設定された前払い料金を記憶する記憶手段4と、ガス使用量が前払い料金に達したか否かを判定する判定手段2aと、前記判定手段2aでガス使用量が前払い料金に達したと判定された場合に、遮断弁6を弁閉し、前記遮断弁6の弁閉後の前記設定手段2cによる前払い料金の設定に応じて、前記遮断弁6を自動復帰させるように制御する制御手段2bとを備えたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、前払い料金(もしくはそれ相当のガス使用可能量)の設定操作という1回の操作のみでガスを使用可能状態にでき、従来のような2回の操作をせず復帰ボタン等の操作が不要となるので、操作が簡単となり、作業性が向上する。また、ガス供給制御システムの復帰操作忘れを防ぐことができるが、復帰安全確認機能は従来通り実施される。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施の形態に係るプリペイド式ガス供給制御システムとして働くガスメータを示すブロック図である。ガスメータは、マイクロコンピュータ(以下、μCOMと記す)1と、それぞれ、μCOM1に接続された、流量検出部5、遮断弁6、表示部7、復帰スイッチ8および通信部9とから構成される。
μCOM1は、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)2と、CPU2のためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM3と、各種のデータを格納するとともにCPU2の処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM4等を有して構成されている。CPU2は、請求項における判定手段2a、制御手段2bおよび設定手段2cとして働き、RAM4は、記憶手段として働く。
流量検出部5は、ガス流路を流れるガスの流量を検出するものであり、流量を発信する磁石の動きを検知するリードスイッチ、超音波センサやフローセンサ等の流量センサからなる。
表示部7は、液晶ディスプレイ(LCD)等が用いられ、μCOM1からの制御によってガス使用量の積算値や警報などの各種の情報を表示する。復帰スイッチ8は、復帰ボタン(図示しない)の押下によりオン操作され、遮断弁6を開弁させるための復帰信号を出力する。通信部9は、NCU(Network Control Unit)が用いられ、μCOM1によって制御されて、電話回線などの公衆回線を介してガス販売業者の管理センター等のセンターとの通信が可能となっている。
上述の構成において、流量検出部5から流量検出信号が入力されると、CPU2は、流量の演算および積算を行い、積算値をRAM4に記憶させると共に、表示部7に表示させる。また、CPU2は、合計流量遮断、増加流量遮断等の遮断事象が発生すると、遮断弁6を駆動して弁閉してガスの流れを遮断する。遮断後、復帰スイッチ8が操作されて復帰信号が入力されると、CPU2は、ガスの流れの有無や圧力正常か否か等の安全確認作業を行い、問題なければ所定期間後に遮断弁6を駆動して弁開し、通常のガス使用可能状態にする。
さらに、CPU2は、通信部9を介する管理センターからの通信または設定器の接続により、ガス消費者により支払われた前払い料金(もしくは、対応するガス使用可能量)の情報をRAM4に設定入力して記憶させる。そして、ガス使用量が、設定された前払い料金(ガス使用可能量)に達すると、遮断弁6を弁閉してガスの供給を遮断する。また、遮断後、再び前払い料金(ガス使用可能量)の設定入力が行われると、それに応じて遮断弁6を自動復帰させ、ガスの流れの有無や圧力正常か否か等の復帰安全確認作業を行い、問題なければ所定期間後に遮断弁6を駆動して弁開し、通常のガス使用可能状態にする。
次に、ガスメータの自動復帰処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
上述のように、ガス消費者により支払われた前払い料金(もしくはそれ相当のガス使用可能量)が、通信部9を介する管理センターからの通信または設定器の接続により、CPU2によってRAM4に設定入力され予め記憶されている。
そこで、まず、プリペイドカウンタが、予め記憶されている前払い料金(ガス使用可能量)からガス使用量を減算するようにカウントし(ステップS1)、次に、ガス使用量が前払い料金(ガス使用可能量)に達したか否かを判定する(ステップS2)。ガス使用量が前払い料金(ガス使用可能量)に達すると(ステップS2のYes)、遮断弁6を弁閉するように制御し、ガスの流れを遮断する(ステップS3)。次に、遮断後ガス消費者により前払い料金が支払われると、支払われた前払い料金(もしくはそれ相当のガス使用可能量)が、通信部9を介する管理センターからの再通信または設定器の再接続により、CPU2によってRAM4に再び設定入力され、RAM4に記憶される(ステップS4)。
上述の設定入力が完了すると、次に、遮断弁6を自動復帰させて弁開する(ステップS5)。次に、所定時間(たとえば、1分)の間ガスの流れの有無や圧力正常か否か等の安全確認作業を行い(ステップS6)、次に異常があれば遮断弁6を弁閉し、異常がなければ弁開を維持して通常のガス使用可能状態にする(ステップS7)。
このように、本発明によれば、ガスの使用量がプリペイド機能によって設定入力された前払い料金(もしくはそれ相当のガス使用可能量)に達して、ガスの供給を遮断した際に、前払い料金(もしくはそれ相当のガス使用可能量)の情報をガス供給制御システムに再度設定入力する1回の操作のみによって、ガスが再使用できるものである。この場合、ガスを再使用するために、ガス供給制御システムへ、前払い料金(もしくはそれ相当のガス使用可能量)の設定をしなければならないが、この設定が完了すると同時に、自動的にガスの供給停止状態(遮断状態)を解除し、供給を再開(遮断復帰)するための安全確認作業に入るようになる。料金前払いの設定入力後に復帰ボタン等の操作を行わなくても良いことになるが、復帰時の安全確認は従来と同様に行われるため、これによって安全性が損なわれることはない。従来は、ガスの供給が停止し再利用したい場合には、前払い料金(もしくはそれ相当のガス使用可能量)の設定入力をした後に、必ずガス供給制御システムの復帰操作をしなければならなかったが、本発明によって、前払い料金(もしくはそれ相当のガス使用可能量)の設定入力の1回操作のみによって、自動復帰してガスの再使用を可能とすることができる。
以上の通り、本発明の最良の形態について説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用が可能である。
たとえば、前払い料金の設定・再設定は、通信設備を備えた管理センターやメータと接続して直接通信を行う設定器だけでなく、特小無線機能等を有したハンディターミナルのようにメータと非接触でありながら情報交換できる機器等においても実施可能である。この場合、実際にメータと接続しなくても良いので、器物番号やパスワード等でメータを特定することにより、離れた場所からもメータへの設定・再設定が可能になる。メータが自動復帰することにより、離れた場所からの設定・再設定が可能になる。また、ハンディターミナルで対応可能となることにより、設定・再設定がメータの検針時に併せて作業できることにつながる。
また、前払い料金をそのままプリペイド式ガス供給制御システムに設定し、実際のガス使用量を金額換算することによって、ガス使用量を金額で管理する場合でも、ガス使用量が金額に換算されているだけであるからもちろん応用は可能である。
1 マイクロコンピュータ(μCOM)
2 CPU(判定手段2a、制御手段2b、設定手段2c)
4 RAM(記憶手段)
6 遮断弁
2 CPU(判定手段2a、制御手段2b、設定手段2c)
4 RAM(記憶手段)
6 遮断弁
Claims (1)
- 前払い料金が設定され、設定された前払い料金に達するまでガスの使用が可能とされるプリペイド式ガス供給制御システムであって、
前払い料金を設定する設定手段と、
前記設定手段で設定された前払い料金を記憶する記憶手段と、
ガス使用量が前払い料金に達したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段でガス使用量が前払い料金に達したと判定された場合に、遮断弁を弁閉し、前記遮断弁の弁閉後の前記設定手段による前払い料金の設定に応じて、前記遮断弁を自動復帰させるように制御する制御手段と
を備えたことを特徴とするプリペイド式ガス供給制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005068764A JP2006252244A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | プリペイド式ガス供給制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005068764A JP2006252244A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | プリペイド式ガス供給制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006252244A true JP2006252244A (ja) | 2006-09-21 |
Family
ID=37092668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005068764A Abandoned JP2006252244A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | プリペイド式ガス供給制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006252244A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102779378A (zh) * | 2012-07-31 | 2012-11-14 | 河南汉威电子股份有限公司 | 新型预付费燃气表及其目标气体计量方法 |
JP2014137642A (ja) * | 2013-01-15 | 2014-07-28 | Panasonic Corp | 流体供給制御装置 |
-
2005
- 2005-03-11 JP JP2005068764A patent/JP2006252244A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102779378A (zh) * | 2012-07-31 | 2012-11-14 | 河南汉威电子股份有限公司 | 新型预付费燃气表及其目标气体计量方法 |
CN102779378B (zh) * | 2012-07-31 | 2014-04-16 | 河南汉威电子股份有限公司 | 新型预付费燃气表及其目标气体计量方法 |
JP2014137642A (ja) * | 2013-01-15 | 2014-07-28 | Panasonic Corp | 流体供給制御装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20090203 |