JP2009034205A - 遊技機 - Google Patents

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Akihiro Kato
晶弘 加藤
Tsunehiro Hidaka
常博 日高
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Abstract

【課題】最小限の発光素子により、遊技状態を遊技者に対して通知するための遊技機を提供する。
【解決手段】大当たり遊技が開始し、第二LED及び第三LEDが変動している場合においては、変動開始から一定時間中は「保留球あり」を通知するために第二電役LED及び第三電役LEDを構成する2つのLEDがON状態となり(T5〜T22、T6〜T7)、一定時間経過後は「抽選中」を通知するために、2つのLEDが交互にON−OFFを繰り返す状態となり(T22〜T23、T7〜T8)、第二LED及び第三LEDの変動停止後、電動役物の開放時間中は、「当たり」を通知するために、2つのLEDがON状態となる(T23〜T24、T8〜T9)。このことにより、LEDの制御回路を簡単化でき、遊技機の低コスト化を実現できる。
【選択図】図8

Description

本発明は遊技機に関し、詳細には、遊技機の遊技状態を外部へ出力する遊技機に関する。
従来、パチンコ機等の遊技機にあっては、遊技領域に遊技球を打ち込み、この遊技領域内に設けられた入賞口又は始動口に遊技球を入賞させて遊技する。そして、遊技球が入賞口に入賞すると、遊技機内に設けられた賞球払出装置から予め決められた個数の賞球が、遊技者に対して払い出される。一方、遊技球が始動口に入賞すると、大当たり又は外れが抽選され、図柄表示装置の図柄表示領域の表示図柄により演出表示される。
この図柄表示装置は、例えばカラー液晶表示パネルで構成され、その略矩形状の表示画面の複数の図柄表示領域に、図柄表示、例えば「1」〜「9」の数字を表示することにより演出する。すなわち、始動口への入賞を契機に、図柄表示領域に表示される図柄を変動(スクロール)させ、一定時間後に順次停止させる。大当たりの場合には、図柄表示領域に大当たり図柄、例えば「111」「222」「777」・・・が停止表示される。そして、表示領域内の大入賞口(又は大入賞装置)が開放して、遊技球の入賞確率を高める、遊技者に有利な遊技状態となる。
このように、遊技球が始動口に入賞すると、図柄表示領域の表示図柄を変動させて大当たり又は外れ等を演出表示するので、判定が開始されてから終了するまでには一定時間を要する。そこで、表示図柄の変動中に始動口に1個以上の遊技球が続けて入賞し、処理待ち状態が生じる場合がある。このような状態に対応するために、処理待ち入賞球数を記憶表示する保留ランプ(又は始動記憶保留ランプ)を有する遊技機が一般的に知られている。ここで保留ランプは、図柄表示装置の近傍に配置された複数の発光ダイオード(以降「LED」という。)ランプの点灯個数により保留数を表示するのが一般的である。
ここで、遊技者が遊技を一層楽しめると共に遊技者に斬新さをアピールし、ゲーム性を高めるために、多数のLEDを特定形状(しめ縄や野球のダイヤモンド等)に配置し、点灯させる遊技機が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−153615号公報
しかしながら、多数のLEDをCPUにより制御するためには、当該CPUに多数の制御用I/Oポートが必要となってしまい、また、これらの点灯制御のための複雑な制御プログラムが必要であるという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、最小限の発光手段による集合体により、保留球の報知や大当たり判定結果を遊技者に対して通知することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の遊技機は、遊技盤上に設けられた始動口への遊技球の進入を検出する始動口遊技球検出手段と、遊技盤上に設けられた入賞口への遊技球の進入を検出する入賞口遊技球検出手段と、前記入賞口遊技球検出手段により検出された前記遊技球の数を記憶する入賞球数記憶手段と、前記始動口遊技球検出手段及び前記入賞口遊技球検出手段により遊技球が検出されたことを契機として乱数値を取得する乱数取得手段と、前記乱数取得手段により取得された乱数値に基づいて大当たりであるか否かを判定する大当たり判定手段と、前記始動口遊技球検出手段により遊技球が検出されたことを契機として前記大当たり判定手段により判定が行われ、大当たりと判定された場合に、前記入賞口に前記遊技球を入賞可能な状態とする大当たり遊技を所定時間実行する大当たり遊技制御手段と、前記入賞口遊技球検出手段により遊技球が検出されたことを契機として、前記入賞球数記憶手段により前記遊技球が記憶されているか否か、前記大当たり判定手段による判定の実施の有無、及び判定結果を遊技者に報知する入賞口判定結果報知手段とを備えた遊技機において、前記入賞口判定結果は、2以上の発光手段からなる一つの集合体により構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の遊技機は、請求項1に係る発明の構成に加え、前記発光手段は、発光ダイオードであることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の遊技機は、請求項2に係る発明の構成に加え、前記入賞口判定結果報知手段は、前記発光ダイオードの点灯及び消灯のタイミングが異なる複数の報知態様により報知することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の遊技機は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記入賞口判定結果報知手段は、前記入賞球数記憶手段により記憶された前記遊技球の数を遊技者に報知することを特徴とする。
請求項1に係る発明の遊技機は、遊技盤上に設けられた始動口への遊技球の進入を検出する始動口遊技球検出手段と、遊技盤上に設けられた入賞口への遊技球の進入を検出する入賞口遊技球検出手段と、前記入賞口遊技球検出手段により検出された前記遊技球の数を記憶する入賞球数記憶手段と、前記始動口遊技球検出手段及び前記入賞口遊技球検出手段により遊技球が検出されたことを契機として乱数値を取得する乱数取得手段と、前記乱数取得手段により取得された乱数値に基づいて大当たりであるか否かを判定する大当たり判定手段と、前記始動口遊技球検出手段により遊技球が検出されたことを契機として前記大当たり判定手段により判定が行われ、大当たりと判定された場合に、前記入賞口に前記遊技球を入賞可能な状態とする大当たり遊技を所定時間実行する大当たり遊技制御手段と、前記入賞口遊技球検出手段により遊技球が検出されたことを契機として、前記入賞球数記憶手段により前記遊技球が記憶されているか否か、前記大当たり判定手段による判定の実施の有無、及び判定結果を遊技者に報知する入賞口判定結果報知手段とを備えた遊技機において、前記入賞口判定結果は、2以上の発光手段からなる一つの集合体により構成されていることを特徴とする。従って、2以上の発光手段からなる一つの集合体により複数の通知態様にて通知するため、発光手段の制御構成を複数の集合体によらず簡略化することができ、遊技機の低コスト化が可能となる。
また、請求項2に係る発明の遊技機は、請求項1に係る発明の効果に加え、前記発光手段は、発光ダイオードであることを特徴とする。従って、制御回路を簡単化でき、かつ制御するためのCPUのI/Oポートを最小限にできるため、当該CPUの低コスト化が可能となる。
また、請求項3に係る発明の遊技機は、請求項2に係る発明の効果に加え、前記入賞口判定結果報知手段は、前記発光ダイオードの点灯及び消灯のタイミングが異なる複数の報知態様により報知することを特徴とする。従って、最小限の発光ダイオードにより複数の通知態様を表現することができ、複数の遊技機の遊技状態を通知できるようになることから、遊技機の遊技性が向上する。
また、請求項4に係る発明の遊技機は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果に加え、前記入賞口判定結果報知手段は、前記入賞球数記憶手段により記憶された前記遊技球の数を遊技者に報知することを特徴とする。従って遊技者は、最小限の発光素子により入賞球を把握することができ、遊技機の遊技性が向上する。
以下、本発明に係る遊技機の一実施の形態である、所謂一般電役機のパチンコ機1について、図面を参照して説明する。まず、図1及び図2を参照して、パチンコ機1の機械的構成について説明する。図1はパチンコ機1の正面図であり、図2は図柄表示装置8の正面図である。
図1に示すように、パチンコ機1の正面の上半分の部分には、発射ハンドル7の操作により図示外の発射機から発射された遊技媒体としての遊技球が流下する遊技盤2が設けられている。この遊技盤2は略正方形であり(図1参照)、透明なガラス板を保持したガラス枠9で保護されている。遊技盤2の下方部には、発射機に遊技球を供給し、かつ賞品球を受ける上皿5が設けられている。そして、上皿5の直下には、賞品球を受ける下皿6が設けられ、下皿6の右横には遊技球の発射を調整する発射ハンドル7が設けられている。さらに、ガラス枠9の右上角及び左上角にはスピーカ48がそれぞれ設けられている。なお、遊技盤2上には、遊技球を導く釘が多数配置されているが、図1においては省略されている。
また、図1及び図2に示すように、遊技盤2の前面にはガイドレール3で囲まれた略円形の遊技領域4が設けられている。この遊技領域4の略中央には、LCDから構成された図柄表示画面28や第一普通図柄表示部11、第二普通図柄表示部12、第三普通図柄表示部13、第四普通図柄表示部14、各種ランプ、LEDを備えた図柄表示装置8が設けられている。この図柄表示装置8の下方には第一始動口30が設けられており、図柄表示装置8の右側には第四普通電動役物35が設けられており、第四普通電動役物35の右斜め下方には第一普通電動役物32が設けられており、第一普通電動役物32の左斜め下方には第二普通電動役物33が設けられており、第二普通電動役物33の左斜め下方には第三普通電動役物34が設けられており、第三普通電動役物34の上方には第四始動口31が設けられている。
なお、第一普通電動役物32には開閉部材321,322が設けられ、遊技球が入賞することはない。開閉部材321,322は、左右方向に回動可能にそれぞれの下端において第一普通電動役物32に軸支されており、開閉部材321の上端は左へ、開閉部材322の上端は右へ回動されることにより、第一普通電動役物32が開放される。また、第二普通電動役物33にも開閉部材331,332が設けられており、第一普通電動役物32の開閉部材321,322と同様に、左右方向に回動可能にそれぞれの下端において第二普通電動役物33に軸支され、開閉部材331の上端は左へ、開閉部材332の上端は右へ回動されることにより、第二普通電動役物33が開放される。さらに、第三普通電動役物34にも開閉部材341,342が設けられており、第一普通電動役物32の開閉部材321,322、及び第二普通電動役物33の開閉部材331,332と同様に、左右方向に回動可能にそれぞれの下端において第三普通電動役物34に軸支され、開閉部材341の上端は左へ、開閉部材342の上端は右へ回動されることにより、第三普通電動役物34が開放される。さらに、第四普通電動役物35にも開閉部材351,352が設けられており、第一普通電動役物32の開閉部材321,322、第二普通電動役物33の開閉部材331,332、及び第三普通電動役物34の開閉部材341、342と同様に、左右方向に回動可能にそれぞれの下端において第四普通電動役物35に軸支され、開閉部材351の上端は左へ、開閉部材352の上端は右へ回動されることにより、第四普通電動役物35が開放される。なお、第一普通電動役物32,第二普通電動役物33,第三普通電動役物34、第四普通電動役物35のいずれも通常は閉鎖された状態となっている。
なお本構成では、第一始動口30へ入賞する遊技球の大多数が、遊技領域4における図柄表示装置8の左側を通過する遊技球である一方、第四始動口31へ入賞する遊技球のほとんどが、遊技領域4における図柄表示装置8の右側を通過する遊技球であるように、遊技球を導く釘(図示外)の配置が調整されている。また、第一普通電動役物32、第二普通電動役物33、第三普通電動役物34、及び第四普通電動役物35へ入賞する遊技球の大多数を、遊技領域4における図柄表示装置8の右側を通過する遊技球とするように、遊技球を導く釘(図示外)の配置が調整されている。従って、遊技領域4における図柄表示装置8の左側を通過する遊技球が、第四始動口31、第一普通電動役物32、第二普通電動役物33、第三普通電動役物34、及び第四普通電動役物35に入賞する確率は低く、遊技領域4における図柄表示装置8の右側を通過する遊技球が第一始動口30に入賞する確率は低い。
また、図1に示すように、第二普通電動役物33の上方には、2個のLED361、362が設けられており、第三普通電動役物34の上方には、2個のLED371、372が設けられている(以降、LED361、362を併せて「第二電役LED」といい、LED371、372を併せて「第三電役LED」という。)。これらは、第二普通電動役物33、及び第三普通電動役物34の状態を遊技者に通知するために使用されるが、詳細は後に詳述する。
また、図2に示すように、図柄表示装置8の図柄表示画面28の上部左側には3個のLEDが2段に配置された第一普通図柄表示部11が設けられており、図柄表示画面28の上部右側には第一普通図柄表示部11と左右対称な位置に第二普通図柄表示部12及び第三普通図柄表示部13が設けられている。上段の3個のLEDが第三普通図柄表示部13であり、下段の3個のLEDが第二普通図柄表示部12である。さらに、図柄表示画面28の上部中央には、第四普通図柄表示部14が設けられている。
ここで、図3を参照して、本実施の形態のパチンコ機1の遊技例の一について説明する。図3は、第一始動口30に遊技球が入賞した場合における各電動役物の基本動作を示すタイミングチャートである(なお、第四始動口31に遊技球が入賞した場合における各電動役物の動作についても、第一LEDの基本動作を除き同様である。)。
第一始動口30(及び第四始動口31)へ遊技球が入賞すると第一回目の当たり(以降「第一普通当たり」という。)(第四始動口31へ遊技球が入賞した場合の一回目の当たりを、以降「第四普通当たり」という。)の判定が行われる。そして、当たりと判定されると第一普通電動役物32の開閉部材321,322が開放されて、所定時間又は所定数の遊技球が入賞するまで開放される(第四普通当たりの場合、当たりと判定されると、第四普通電動役物35の開閉部材351、352が開放されて、所定時間または所定数の遊技球が入賞するまで開放される。)。この第一普通電動役物32(及び第四普通電動役物35)の開放中に遊技球が第一普通電動役物32(及び第四普通電動役物35)に入賞すると、多数の遊技球が払い出される(これらのうち、第一普通当たりに伴うものを「第一普通当たり遊技」といい、第四普通当たりに伴うものを「第四普通当たり遊技」という。)。なお、本実施の形態では、第一普通当たり(及び第四普通当たり)となる確率は1/130となっている(なお、当該確率は必ずしも1/130である必要はなく、1/130以外であってもかまわない。)。
また、第一普通電動役物32(及び第四普通電動役物35)は、遊技球を獲得するための入賞口としての機能だけでなく、第二回目の当たり(以降、「第二普通当たり」という。)の抽選の契機となる始動口としての機能も有しており、第一普通電動役物32(及び第四普通電動役物35)に遊技球が入賞すると第二普通当たりの抽選が行われる。そして、当たりと判定されると第二普通電動役物33が所定時間又は所定数の遊技球が入賞するまで開放される。この第二普通電動役物33の開放中に遊技球が第二普通電動役物33に入賞すると、多数の遊技球が払い出される(以降、「第二普通当たり遊技」という。)。第一普通電動役物32、及び第四普通電動役物35へは最大4球まで入賞可能であり、第二普通当たりの抽選は最大4回行われることとなり、第二普通当たり遊技も最大4回行われることとなる。なお、本実施の形態では、第二普通当たりとなる確率は100%となっている(なお、当該確率は必ずしも100%である必要はなく、100%未満であってもかまわない。)。
さらに、この第二普通電動役物33も、第一普通電動役物32(及び第四普通電動役物35)と同様に、遊技球を獲得するための入賞口としての機能だけでなく、第三回目の当たり(以降、「第三普通当たり」という。)の抽選の契機となる始動口としての機能も有しており、第二普通電動役物33に遊技球が入賞すると第三普通当たりの抽選が行われる。そして、当たりと判定されると第三普通電動役物34が所定時間又は所定数の遊技球が入賞するまで開放される。そして、この第三普通電動役物34の開放中に第三普通電動役物34に遊技球が入賞すると多数の遊技球が払い出される(以降、「第三普通当たり遊技」という。)。第二普通電動役物33へは最大4球まで入賞可能であり、第三普通当たりの抽選は最大4回行われることとなり、第三普通当たり遊技も最大4回行われることとなる。ここで本実施の形態では、第三普通当たりとなる確率は100%となっている(なお、当該確率は必ずしも100%である必要はなく、100%未満であってもかまわない。)。
第二普通電動役物33は最大4球まで入賞可能であるので、1回の第二普通当たり遊技が行われると、最大4回の第三普通当たりの抽選が行われ、第三普通当たりとなる確率は100%なので、4回の第三普通当たり遊技が行われることとなる。この第二普通電動役物33へ入賞した4球の遊技球に対して実施されるそれぞれの第三普通当たりの判定結果の報知、第三普通当たり遊技(第三普通当たりとなった場合)をまとめて「一連の第三普通当たり遊技」と呼ぶこととする。
なお、第一始動口30(及び第四始動口31)へ入賞した遊技機は合計4球まで保留することが可能である。つまり、遊技者は遊技球を獲得するために、まず、第一始動口30(及び第四始動口31)へ遊技球を入賞させる。そこで、第一普通当たり(及び第四普通当たり)と判定されれば、第一普通電動役物32が開放されるので、第一普通電動役物32(及び第四普通電動役物35)に遊技球を入賞させることにより、多数の遊技球を獲得することができる。ここで最大数の4球が入賞したとする。
すると、さらに第一普通電動役物32(及び第四普通電動役物35)へ遊技球が入賞したことに対して、第二普通当たりの判定(1回目)が行われる。そして、第二普通当たりと判定されれば、第二普通電動役物33が開放され、第二普通電動役物33に遊技球を入賞させることにより、多数の遊技球を獲得することができる。さらに、一連の第三普通当たり遊技が開始される。第二普通電動役物33への1球目の入賞に対して、第三普通当たりの判定が行われ(1回目)、第三普通当たりと判定されれば、第三普通電動役物34が開放され、第三普通電動役物34に遊技球を入賞させることにより、多数の遊技球を獲得することができる。次いで、第二普通電動役物33への2球目の入賞に対して、第三普通当たりの判定(2回目)、第三普通当たり遊技が行われ、多数の遊技球を獲得することができる。次いで、第二普通電動役物33への3球目の入賞に対して、第三普通当たりの判定(3回目)、第三普通当たり遊技が行われ、多数の遊技球を獲得することができる。次いで、第二普通電動役物33への4球目の入賞に対して、第三普通当たりの判定(4回目)、第三普通当たり遊技が行われ、多数の遊技球を獲得し、一連の第三普通当たり遊技が終了する。
さらに、第一普通電動役物32(及び第四普通電動役物35)へ入賞した遊技球の保留分の遊技球に対して、第二普通当たりの判定(2回目)が行われる。そして、第二普通当たりと判定されれば、第二普通電動役物33が開放される第二普通当たり遊技が行われて、多数の遊技球を獲得することができる。さらに、第二普通電動役物33への遊技球の入賞に対して、一連の第三普通当たり遊技が行われ、多数の遊技球を獲得することができる。
さらに、第一普通電動役物32(及び第四普通電動役物35)へ入賞した遊技球の保留分の遊技球に対して、第二普通当たりの判定(3回目)が行われる。そして、第二普通当たりと判定されれば、第二普通電動役物33が開放される第二普通当たり遊技が行われて、多数の遊技球を獲得することができる。さらに、第二普通電動役物33への遊技球の入賞に対して、一連の第三普通当たり遊技が行われ、多数の遊技球を獲得することができる。
さらに、第一普通電動役物32(及び第四普通電動役物35)へ入賞した遊技球の保留分の遊技球に対して、第二普通当たりの判定(4回目)が行われる。そして、第二普通当たりと判定されれば、第二普通電動役物33が開放される第二普通当たり遊技が行われて、多数の遊技球を獲得することができる。さらに、第二普通電動役物33への遊技球の入賞に対して、一連の第三普通当たり遊技が行われ、多数の遊技球を獲得することができる。
なお、第一普通当たり(及び第四普通当たり)が請求項にいう「大当たり」に該当し、第一普通当たり(及び第四普通当たり)に伴う第一普通電動役物32(及び第四普通当たり)の開放、第二普通当たりの判定、第二普通電動役物33の開放、一連の第三普通当たり遊技が「大当たり遊技」に該当する。
次に、図2を参照して、第一普通当たり,第二普通当たり,第三普通当たり、第四普通当たりの判定結果の報知、判定を保留している遊技球の数である保留球数の報知について説明する。
図2に示すように、第一普通図柄表示部11には合計6個のLEDが設けられている。下段左のLED110と上段左のLED119が、第一普通当たりの判定結果を報知するLEDである(以降、これらを併せて「第一LED」という。)。判定中には点滅し、判定結果が当たりである場合には点灯し、判定結果がはずれである場合には、消灯する。そして、下段の中央のLED111,下段の右のLED112,上段の中央のLED113,上段の右のLED114は第一普通当たりの判定を保留している保留球数を示している。つまり、第一始動口30へ入賞し、第一普通当たりの判定が行われていない遊技球の数を示している。保留球が1つの場合にはLED111のみが点灯し、保留球が2つの場合にはLED111,112の2つが点灯し、保留球が3つの場合にはLED111,112,113の3つが点灯し、保留球が4つの場合にはLED111,112,113,114の全てが点灯する。
また、第二普通図柄表示部12には合計3個のLEDが設けられている。左のLED120は第二普通当たりの判定結果を報知するLEDであり(以降、「第二LED」という。)であり、判定中には点滅し、判定結果が当たりである場合には点灯し、はずれである場合には消灯する。そして、中央のLED121、右のLED122は第二普通当たりの判定についての保留球を示している。保留球が1つの場合にはLED121のみが点灯し、保留球が2つの場合にはLED121,122ともに点灯し、保留球が3つの場合には、LED121が点滅し、LED122が点灯する。保留球が4つの場合には、LED121,122ともに点滅する。
また、第三普通図柄表示部13には合計3個のLEDが設けられている。左のLED130は第三普通当たりの判定結果を報知するLED(以降「第三LED」という。)であり、判定中には点滅し、判定結果が当たりである場合には点灯し、はずれである場合には消灯する。そして、中央のLED131、右のLED132は第三普通当たりの判定についての保留球を示している。保留球が1つの場合にはLED131のみが点灯し、保留球が3つの場合にはLED131,132ともに点灯し、保留球が3つの場合には、LED131が点滅し、LED133が点灯する。保留球が4つの場合には、LED131,132ともに点滅する。
また、第四普通図柄表示部14には、合計7個のLEDが設けられている。上段左側のLED140、上段中央のLED141、上段右側のLED142が、第四普通当たりの判定結果を報知するLED140、141、142である。これらのうちLED140、及び142は当たり判定中に点滅し(以降、これらを併せて「第四LED」という。)、LED141は判定結果が当たりである場合に、当該当たりを報知するために点灯する。また、下段のLED143、144、145、及び146は、第四普通当たりの判定を保留している保留数を示している。つまり、第四始動口31へ入賞し、第四普通当たりの判定が行われていない遊技球の数を示している。保留数が1つの場合にはLED143のみが点灯し、保留数が2の場合はLED143、144の2つが点灯し、保留数が3の場合はLED143、144、145の3つが点灯し、保留数が4の場合はLED143、144、145、146のすべてが点灯する。
なお、以下、第一普通当たりの保留球を第一保留球、第二普通当たりの保留球を第二保留球、第三普通当たりの保留球を第三保留球、第四普通当たりの保留球を第四保留球と呼ぶこととする。
さらに、図柄表示装置8の図柄表示画面28には、左から、デモ図柄表示部D1,デモ図柄表示部D3,デモ図柄表示部D2の順に、3つのデモ図柄表示部が横一列に配置されている。このデモ図柄表示部D1〜D3には、第一普通当たりの判定結果が表示される。デモ図柄表示部D1〜D3には、後述するデモ図柄が上から下方向にスクロールするように変動表示され、デモ図柄表示部D1、デモ図柄表示部D2、デモ図柄表示部D3の順に停止するようになっている。なお、このデモ図柄表示部D1〜D3の配置、停止表示させる順序、スクロールの方向などは任意に変更できる。
本実施の形態では、デモ図柄表示部D1〜D3には、「0」,「1」,「2」,「3」,「4」,「5」,「6」,「7」,「8」,「9」の10種類の図柄が表示される。このデモ図柄表示部D1〜D3は、第一LEDの点滅開始に同期して変動が開始され、10種類の図柄が原則としてこの順序で順次表示される。そして、所定の変動表示時間が経過して、第一LEDが停止する動作に伴い、デモ図柄表示部D1,D2,D3の順で図柄が停止し、最終的に3つのデモ図柄表示部D1〜D3の全ての変動が停止して第一普通当たりの判定結果を示すデモ図柄が停止する(以降「確定表示」という。)。
なお、図柄表示画面28上には、デモ図柄表示部D1〜D3の背景に画像やメッセージ等も表示されるようになっている。さらに、デモ図柄表示部D1〜D3にはデモ図柄が常に表示されているわけではなく、これらの表示に代えて画像やメッセージ等を表示できるようになっている。なお、図柄表示装置8は、その裏面に図柄表示基板44(図4参照)を備えている。
次に、図4を参照して、パチンコ機1の電気的構成について説明する。図4は、パチンコ機1の電気的回路構成を示すブロック図である。
図4に示すように、制御部40は、主基板41、電源基板42、音基板43、図柄表示基板44、払出制御基板45、電飾基板46、中継基板47及びサブ統合基板58から構成されている。この制御部40は、パチンコ機1(図1参照)の裏側(背面側)に設けられている。
パチンコ機1の主制御を司る主基板41には、プログラムにしたがって各種の処理を行うCPUユニット50が設けられている。このCPUユニット50には、各種の演算処理を行うCPU51と、フラグやカウンタ等の演算処理中に発生するデータの値等を一時的に記憶するRAM52と、制御プログラム、各種データの初期値、他の基板への指示を行うコマンド等を記憶したROM53とが設けられており、これらは一つのLSIとして一体にモールディングされている。また、CPUユニット50には割込信号発生回路57が接続され、この割込信号発生回路57は、例えば、0.002秒(以下、「2ms」と略す。)ごとにCPU51に割込信号を与えるようになっている。CPU51は、この割込信号が入力されるごとにROM53に記憶されている制御プログラムを実行し、この制御プログラムにしたがってパチンコ機1の制御を行う。
また、主基板41にはI/Oインタフェイス54が設けられており、サブ統合基板58、払出制御基板45、中継基板47等のサブ基板と接続している。さらに、音基板43、図柄表示基板44及び電飾基板46は、サブ統合基板58を介して主基板41に接続されている。払出制御基板45は賞品球払出装置49の制御を行い、中継基板47はスイッチやソレノイドの配線の中継を行っている。また、サブ統合基板58は音基板43、図柄表示基板44、電飾基板46の総合的な制御を行っており、音基板43はパチンコ機1の効果音の発生を制御し、図柄表示基板44は図柄表示画面28や普通図柄表示部11〜13に表示される図柄の制御を行い、電飾基板46はパチンコ機1の各電飾の発光態様を制御している。なお、サブ統合基板58にはCPU581、RAM582及びROM583が設けられている。そして、音基板43にはCPU43aや図示外の入力インタフェイス、RAM及びROMが内蔵されており、図柄表示基板44にはCPU44aや図示外の入力インタフェイス、RAM及びROMが内蔵されている。さらに、払出制御基板45にはCPU45aや図示外の入力インタフェイス、RAM及びROMが内蔵されており、電飾基板46にはCPU46aや図示外の入力インタフェイス、RAM及びROMが内蔵されている。
また、主基板41のI/Oインタフェイス54には、遊技場管理用のホールコンピュータ(図示外)にパチンコ機1の状態(大当たり遊技中であるか否か)を示す情報を出力する大当たり情報出力ポート81が接続されている。この大当たり情報出力ポートは、後述する情報中継装置(図示外)の大当たり情報入力ポート91にケーブル89を介して接続している。そして、主基板41のCPU51では、パチンコ機1において大当たり遊技が行われている間に大当たり情報出力ポート81に大当たり情報が出力されていない状態とする。なお、図示しないが、パチンコ機1には、ホールコンピュータ(図示外)へその他の情報を出力する出力ポートが設けられている。
電飾基板46には、第一普通図柄表示部11、第二普通図柄表示部12、第三普通図柄表示部13、第四普通図柄表示部14、第二電役LED36、第三電役LED37、電飾用のLED62、及び電飾ランプ63が接続されている。また、図柄表示基板44には図柄表示画面28が接続され、払出制御基板45には賞品球払出装置49が接続されている。また、音基板43には、スピーカ48が接続されている。
さらに、中継基板47には、第一普通電動役物32の開閉部材を開放・閉鎖する第一普通電動役物開放ソレノイド70、第二普通電動役物33の開閉部材を開放・閉鎖する第二普通電動役物開放ソレノイド71、第三普通電動役物34の開閉部材を開放・閉鎖する第三普通電動役物開放ソレノイド72、第四普通電動役物35の開閉部材を開放・閉鎖する第四普通電動役物開放ソレノイド78、第一始動口30へ入賞した遊技球を検出する第一始動口スイッチ73、第四始動口31へ入賞した遊技球を検出する第四始動口スイッチ74、第一普通電動役物32へ入賞した遊技球を検出する第一普通電動役物スイッチ75、第二普通電動役物33へ入賞した遊技球を検出する第二普通電動役物スイッチ76、第三普通電動役物34へ入賞した遊技球を検出する第三普通電動役物スイッチ77、第四普通電動役物35へ入賞した遊技球を検出する第四普通電動役物スイッチ79が接続されている。
また、電源基板42は、主基板41、音基板43、図柄表示基板44、払出制御基板45、電飾基板46及びサブ統合基板58に各々接続し、直流の安定化した電力を供給している。なお、電源基板42には交流24Vが供給されている。電源基板42には、図示外のシリコンダイオードブリッジからなる整流器、電解コンデンサからなる平滑回路、レギュレータICからなる安定化回路等が設けられており、安定化された直流の12V及び5V等を各基板へ供給できるようになっている。なお、図4では、特に図示しないが、主基板41、電源基板42、音基板43、図柄表示基板44、払出制御基板45、電飾基板46、中継基板47及びサブ統合基板58は、全てアースラインで接続されている。
次に、図5を参照して、ROM53の記憶エリアについて説明する。図5は、ROM53の記憶エリアを示す概念図である。
図5に示すように、ROM53には、パチンコ機1のリセットが行われる際に各記憶エリアに記憶される初期値等を記憶する初期設定記憶エリア5301、CPU51がパチンコ機1を制御するための各種制御プログラムを記憶する制御プログラム記憶エリア5302、主基板41からサブ統合基板58に出力される制御コマンドのテーブルを記憶する制御コマンドテーブル記憶エリア5303、判定の結果を報知する際の変動パターンに関する情報が記憶されている変動パターン記憶エリア5304等が設けられている。さらに、ROM53には、図示外の各種の記憶エリアが設けられている。
次に、図6を参照して、RAM52の記憶エリアについて説明する。図6は、RAM52の記憶エリアを示す概念図である。
図6に示すように、RAM52には、各種のカウンタを記憶するカウンタ記憶エリア5201が設けられ、各ゲートや各入賞口に遊技球が入賞したか否かを示すフラグを記憶する入賞球フラグ記憶エリア5202が設けられ、第一普通当たり,第二普通当たり,第三普通当たり、及び第四普通当たりに関する乱数を記憶する当たり関係情報記憶エリア5203が設けられている。そして、第一始動口30へ入賞し、判定の行われていない遊技球である第一保留球の数を記憶する第一保留球数記憶エリア5204、第一普通電動役物32へ入賞した遊技球の数を計数するための第一入賞球数記憶エリア5205、第四始動口31へ入賞し、判定の行われていない遊技球である第四保留球の数を記憶する第四保留球数記憶エリア5212、第四普通電動役物35へ入賞した遊技球の数を計数するための第四入賞球数記憶エリア5213が設けられ、第一普通電動役物32、及び第四普通電動役物35へ入賞し、判定の行われていない遊技球である第二保留球の数を記憶する第二保留球数記憶エリア5206が設けられ、第二普通電動役物33へ入賞した遊技球の数を計数するための第二入賞球数記憶エリア5207が設けられ、第二普通電動役物33へ入賞し、判定の行われていない遊技球である第三保留球の数を記憶する第三保留球数記憶エリア5208が設けられ、第三普通電動役物34へ入賞した遊技球の数を計数するための第三入賞球数記憶エリア5209が設けられている。
そして、主基板41からサブ統合基板58に出力される制御コマンドを記憶するコマンド関係記憶エリア5210が設けられ、大当たり遊技状態であるか否かを示す大当たり遊技フラグ、第一LEDの表示状態を示す第一変動フラグ、第二LEDの表示状態を示す第二変動フラグ、第三LEDの表示状態を示す第三変動フラグ、第四LEDの表示状態を示す第四LED変動フラグ、LED141の変動要求を行うLED141変動要求フラグ、LED141の表示状態を示すLED141変動フラグ、第一普通電動役物32の開閉状態を示す第一開放フラグ、第二普通電動役物33の開閉状態を示す第二開放フラグ、第三普通電動役物34の開閉状態を示す第三開放フラグ、第四普通電動役物35の開閉状態を示す第四開放フラグ等のフラグを記憶するフラグ関係記憶エリア5211等が設けられている。なお、RAM52には、パチンコ機1の電源切断時にも記憶内容が保持されるように、バックアップ用のバッテリ(図示外)が接続されている。さらに、RAM52には、図示外の各種の記憶エリアが設けられている。
次に、カウンタ記憶エリア5201に記憶される各種カウンタについて説明する。カウンタ記憶エリア5201には第一普通当たり判定カウンタ、第二普通当たり判定カウンタ、第三普通当たり判定カウンタ、第四普通当たり判定カウンタ、変動パターン決定カウンタ、第一変動時間カウンタ、第二変動時間カウンタ、第三変動時間カウンタ、第一開放時間カウンタ、第二開放時間カウンタ、第三開放時間カウンタ、大当たり累積回数カウンタ等が各々記憶されている。これらの値は、後述する第一普通図柄処理、第二普通図柄処理、第三普通図柄処理、第四普通図柄処理などにおいて、当たり関係情報記憶エリア5203に各々取り込まれて格納されたり、タイマカウンタとして使用されたりする。
なお、第一普通当たり判定カウンタ、第二普通当たり判定カウンタ、第三普通当たり判定カウンタ、第四普通当たり判定カウンタ、変動パターン決定カウンタの値は、割込信号発生回路57(図4参照)からの割込信号に基づいて実行されるパチンコ機1の制御プログラムのメイン処理のカウンタ更新処理(図11参照)において、一定間隔の時間(例えば、割込信号発生の間隔である2ms)ごとに所定量(例えば、「1」)ずつ加算される。そして、各カウンタには最小値(下限値)及び最大値(上限値)が設けられており、最小値から最大値まで範囲の数値内を循環するように構成されている。つまり、更新の結果、カウンタの値が最大値と同じ値になると、次の更新でカウンタの値は最小値を取ることとなる。
変動パターン決定カウンタの値は変動パターンを決定するために使用される。変動パターンは、第一普通当たり判定の結果を報知する際の演出様態の種類であり、変動パターン決定カウンタの値や第一普通当たり判定、第四普通当たり判定の結果に基づいて選択される。選択された変動パターンは、変動パターン指定コマンドとしてサブ統合基板58へ送信され、サブ統合基板58からさらに音基板43、図柄表示基板44及び電飾基板46へ送信される。なお、第一LEDの点滅開始から全図柄停止までの時間はこの変動パターンごとに決定されており、ROM53の変動パターン記憶エリア5304に記憶されている。また、本実施の形態では変動パターンは62種類設けられている。そして、この変動パターン決定カウンタの最大値は「65535」、最小値は「0」であり、1割込ごと(2msごと)に「1」加算され「65535」より大きくなった際に「0」へ戻る。そして、当たりである場合、はずれである場合の2つの変動パターン決定テーブル(図示外)が設けられており、それぞれ「0」〜「65535」の値に対して、変動パターンのいずれかが割り振られている。
また、第一変動時間カウンタ、第二変動時間カウンタ、第三変動時間カウンタ、第四変動時間カウンタ、第一開放時間カウンタ、第二開放時間カウンタ、第三開放時間カウンタ、第四開放時間カウンタは、それぞれ、第一普通図柄表示部11の変動表示時間,第二普通図柄表示部12の変動表示時間,第三普通図柄表示部13の変動表示時間,第四普通図柄表示部14の変動表示時間,第一普通電動役物32の開放時間,第二普通電動役物33の開放時間,第三普通電動役物34,第四普通電動役物35の開放時間を計測するためのものである。これらの時間カウンタは整数値を取り、「1」以上である場合に、後述するメイン処理のカウンタ更新処理(図9参照)において、「1」ずつ減算される。
次に、図7を参照して、当たり関係情報記憶エリア5203について説明する。図7は、RAM52の当たり関係情報記憶エリア5203を示す概念図である。
図7に示すように、当たり関係情報記憶エリア5203には、判定エリア及び第一記憶エリア〜第四記憶エリアが設けられており、各記憶エリアに変動パターン乱数欄、第一普通当たり乱数欄、第二普通当たり乱数欄、第三普通当たり乱数欄、第四普通当たり乱数欄が設けられている。この当たり関係情報記憶エリア5203は、後述するメイン処理(図9参照)において使用される。
変動パターン乱数欄及び第一普通当たり乱数欄には、第一始動口30へ遊技球が入賞した際に、変動パターン決定カウンタの値及び第一普通当たり判定カウンタの値がそれぞれ記憶される。この際、第一保留球数記憶エリア5204の値(保留球数)に対応した記憶エリアに記憶される。例えば、保留球数が「3」であれば第三記憶エリアに記憶される。
同様に、変動パターン乱数欄及び第四普通当たり乱数欄には、第四始動口31へ遊技球が入賞した際に、変動パターン決定カウンタの値及び第四普通当たり判定カウンタの値がそれぞれ記憶される。この際、第四保留球数記憶エリア5212の値(保留球数)に対応した記憶エリアに記憶される。例えば、保留球数が「4」であれば第四記憶エリアに記憶される。
そして、第一普通当たり及び第四普通当たりの判定が行われる際には、第一記憶エリアの変動パターン乱数欄及び第一普通当たり乱数欄及び第四普通当たり乱数欄に記憶されている値が判定エリアにシフトされ、判定エリアに記憶されている値に基づいて第一普通当たり及び第四普通当たりの判定結果の報知が実行される。また、第一記憶エリアが判定エリアにシフトされたことに伴い、第二記憶エリアの値が第一記憶エリアへ、第三記憶エリアの値が第二記憶エリアへ、第四記憶エリアの値が第三記憶エリアへと順にシフトされ、第四記憶エリアの値がクリアされる。以下、このように各記憶エリアの値をシフトさせる処理を「シフト処理」と呼ぶこととする。
なお、本実施の形態では、第一始動口30及び第四始動口31へ入賞した遊技球に対して、乱数を記憶して作動を保留しておくことができる数は「4」であり、第一普通電動役物32及び第四普通電動役物35へ入賞した遊技球に対して、乱数を記憶して作動を保留しておくことができる数は「4」であり、第二普通電動役物33へ入賞した遊技球に対して乱数を記憶して作動を保留しておくことができる数は「4」である。従って、記憶エリアの数は4つ設けられている。
そして、第二普通当たり乱数欄には、第一普通電動役物32(及び第四普通電動役物35)に遊技球が入賞した際に、第二普通当たり判定カウンタの値が記憶される。この際にも、第二保留球数記憶エリア5206の値(保留球数)に対応した記憶エリアに記憶される。そして、第二普通当たりの判定が行われる際には、第二普通当たり乱数欄の値についてシフト処理が行われる。また、第三普通当たり乱数欄には、第二普通電動役物33に遊技球が入賞した際に第三普通当たり判定カウンタの値が記憶される。この際にも、第三保留球数記憶エリア5208の値(保留球数)に対応した記憶エリアに記憶される。第三普通当たりの判定が行われる際には、第三普通当たり乱数欄の値についてシフト処理が行われる。
次に、図8に示すタイミングチャートを参照して、本発明の要部である第二電役LED及び第三電役LEDによる大当たり報知の際の報知のタイミングについて説明する。図8は、第一始動口30に遊技球が入賞し「当たり」となることにより開始する一連の大当たり遊技のタイミングチャートである。
図8に示すように、遊技機は、第一始動口30へ入賞した1球目の遊技球に対する抽選結果を報知するために、第一LEDの変動が開始される。そして、第一LEDの変動が停止し、第一普通当たりの判定結果が「当たり」であることが報知されると、この後第一普通電動役物が開放され第一大当たり遊技が開始される(T1)。
一連の第一大当たり遊技においては、第一LEDの変動停止後、第一普通電動役物が開放する(T1〜T2)。この状態において、開放された第一普通電動役物への入賞球数が4であった場合、第一普通電動役物は第二の始動口を兼ねているため、入賞した遊技球毎に抽選が行われることとなる。
第一普通電動役物に入賞した遊技球のうち1球目の遊技球に対しての抽選結果を報知するために、第二LEDの変動が開始する(T3)。ここで、第二LEDの変動開始から所定の期間は、第二電役LEDにより保留球の有無が報知される期間となる。この状態において第二の始動口(第一普通電動役物)に入賞した遊技球数は4であり、保留球は残り「3」であるため、第二電役LEDは「保留球あり」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLED361、LED362の両方がONした状態となる。
次に、第二LEDの変動開始から所定の期間が経過した後は、第二電役LEDにより保留球に対する抽選が実施中である旨が報知される。ここでは、第二電役LEDは「抽選中」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLED361、LED362が交互にON−OFFを繰り返す状態となる(T3〜T4)。
次に、第二LEDの変動が停止し(T4)、抽選の結果「当たり」であると判断されると、第二普通電動役物が開放する。ここで、第二普通電動役物の開放期間中(T5)においては、第二電役LEDにより抽選結果が報知される期間となる。この状態において、抽選の結果「当たり」であるため、第二電役LEDは「当たり」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLED361、LED362の両方がONした状態となる。
また、開放された第二普通電動役物への入賞球数が4であった場合、第二普通電動役物は第三の始動口を兼ねているため、入賞した遊技球毎に抽選が行われることとなる。
第二普通電動役物に入賞した遊技球のうち1球目の遊技球に対しての抽選結果を報知するために、第三LEDの変動が開始する(T6)。ここで、第三LEDの変動開始から所定の期間(T6〜T7)は、第三電役LEDにより保留球の有無が報知される期間となる。この状態において第三の始動口(第二普通電動役物)に入賞した遊技球数は「4」であり、保留球は残り「3」となるため、第三電役LEDは「保留球あり」を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLED371、LED372の両方がONした状態となる。
次に第三LEDの変動開始から所定の期間を経過した後(T7〜)は、第三電役LEDにより保留球に対する抽選が実施中である旨が報知される。ここでは、第三電役LEDは「抽選中」を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLED371、LED372が交互にON−OFFを繰り返す状態となる(T7〜T8)。
次に、第三LEDの変動が終了し、抽選の結果「当たり」であると判断されると、第三普通電動役物が開放する(T8〜T9)。ここで、第三普通電動役物の開放期間中においては、第三電役LEDにより抽選結果が報知される期間となる。この状態において、抽選の結果「当たり」であるため、第三電役LEDは「当たり」を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLED371、LED372の両方がONした状態となる(T8〜T9)。
この状態において、開放された第三普通電動役物への入賞球数に応じて、遊技球が獲得できる遊技球が決定する。
次に第二普通電動役物に入賞した遊技球のうち2球目及び3球目の遊技球に対しての抽選結果を報知するために、第三LEDの変動が開始する。ここで、第三LEDの変動開始から所定の期間は、第三電役LEDにより保留球の有無が報知される期間となる(T9〜T10)。この状態において第三の始動口(第二普通電動役物)に入賞した遊技球数は「4」であり、保留球は残り「2」及び「1」となるため、第三電役LEDは「保留球あり」を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLEDの両方がONした状態となる(T9〜T10)。
次に第三LEDの変動開始から所定の期間を経過した後は、第三電役LEDにより保留球に対する抽選が実施中である旨が報知される(T10〜T11)。ここでは、第三電役LEDは「抽選中」を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLED371、LED372が交互にON−OFFを繰り返す状態となる(T10〜T11)。
次に、第三LEDの変動が終了し、抽選の結果「当たり」であると判断されると、第三普通電動役物が開放する(T11〜)。ここで、第三普通電動役物の開放期間中においては、第三電役LEDにより抽選結果が報知される期間となる。この状態において、抽選の結果「当たり」であるため、第三電役LEDは「当たり」を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLED371、LED372の両方がONした状態となる。
この状態において、開放された第三普通電動役物への入賞球数に応じて、遊技球が獲得できる遊技球が決定する。
次に、第二普通電動役物に入賞した遊技球のうち4球目の遊技球に対しての抽選結果を報知するために、第三LEDの変動が開始する(T12〜)。ここで、第三LEDの変動開始から所定の期間は、第三電役LEDにより保留球の有無が報知される期間となる(T12〜T13)。この状態において第三の始動口(第二普通電動役物)に入賞した遊技球数は「4」であり、保留球は残り「0」であるため、第三電役LEDは「保留球なし」を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLED371、LED372の両方がOFFした状態となる(T12〜T13)。
次に第三LEDの変動開始から所定の期間を経過した後(T13〜)は、第三電役LEDにより保留球に対する抽選が実施中である旨が報知される(T13〜T14)。ここでは、第三電役LEDは「抽選中」を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLED371、LED372が交互にON−OFFを繰り返す状態となる。
次に、第三LEDの変動が終了し、抽選の結果「当たり」であると判断されると、第三普通電動役物が開放する(T14〜T15)。ここで、第三普通電動役物の開放期間中においては、第三電役LEDにより抽選結果が報知される期間となる。この状態において、抽選の結果「当たり」であるため、第三電役LEDは「当たり」を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLED371、LED372の両方がONした状態となる(T14〜T15)。
この状態において、開放された第三普通電動役物への入賞球数に応じて、遊技球が獲得できる遊技球が決定する。
また、第一普通電動役物に入賞した遊技球のうち2球目、及び3球目の遊技球に対しての抽選結果を報知するために、第二LEDの変動が開始する(T5〜)。そして、変動が終了し、抽選の結果「当たり」であると判断されると(T23)、第二普通電動役物が開放する(T23〜T24)。ここで、第二普通電動役物は第三の始動口を兼用しているため、第三普通電動役物に入賞した遊技球毎に抽選が行われ、入賞球に応じて第三普通当たり遊技が実施される。このなかで、第三電役LEDが変動制御され、第三保留球の有無、判定の有無、及び判定結果が報知される。またこの状態において、開放された第三普通電動役物への入賞球数に応じて、遊技球が獲得できる遊技球が決定する。
次に、第一普通電動役物に入賞した遊技球のうち4球目の遊技球に対しての抽選結果を報知するために、第二LEDの変動が開始する(T25)。ここで、第二LEDの変動開始から所定の期間は、第二電役LEDにより保留球の有無が報知される期間となる(T25〜T26)。この状態において第二の始動口(第一普通電動役物)に入賞した遊技球数は4であり、保留球は残り「0」であるため、第二電役LEDは「保留球なし」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLED361、LED362の両方がOFFした状態となる(T25〜T26)。
次に、第二LEDの変動開始から所定の期間が経過した後(T26〜)は、第二電役LEDにより保留球に対する抽選が実施中である旨が報知される。ここでは、第二電役LEDは「抽選中」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLED361、LED362が交互にON−OFFを繰り返す状態となる(T26〜T27)。
次に、第二LEDの変動が停止し、抽選の結果「当たり」であると判断されると、第二普通電動役物が開放する(T27〜T28)。ここで、第二普通電動役物の開放期間中においては、第二電役LEDにより抽選結果が報知される期間となる。この状態において、抽選の結果「当たり」であるため、第二電役LEDは「当たり」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLEDの両方が点灯した状態となる。
以上のように、第二電役LEDを構成する2つのLED361,LED362及び第三電役LEDを構成する2つのLED371,LED372を制御することにより、普通電動役物毎の遊技状態、すなわち、「抽選中」、「抽選結果」、及び「保留球の有無」を報知することができる。
次に、本実施の形態のパチンコ機1の動作の詳細について、図9乃至図19に示すフローチャートを参照して説明する。その後、これらのフローチャートを参照して、図3に示したタイミングチャートの例を具体的に説明する。なお、第四始動口及び第四普通電動役物の第四普通電動役物処理、及び第四普通図柄処理に関しては、第一普通電動役物処理、及び第一普通図柄処理と同一であるため、以下においては省略する。
図9は、メイン処理のフローチャートである。図10は、メイン処理において実施される第一普通電動役物処理のフローチャートであり、図11は、メイン処理において実施される第一普通図柄処理のフローチャートであり、図12は、メイン処理において実施される第四普通電動役物処理のフローチャートであり、図13は、メイン処理において実施される第四普通図柄処理のフローチャートであり、図14は、メイン処理において実施される第二普通電動役物処理のフローチャートであり、図15は、メイン処理において実施される第二普通図柄処理のフローチャートであり、図16は、メイン処理にて実施される第二電役LED制御処理のフローチャートであり、図17は、メイン処理において実施される第三普通電動役物処理のフローチャートであり、図18は、メイン処理において実施される第三普通図柄処理のフローチャートであり、図19は、メイン処理において実施される第三電役LED制御処理のフローチャートである。以下、フローチャートの各ステップについて「S」と略記する。
パチンコ機1の制御は、ROM53の制御プログラム記憶エリア5302(図5参照)に記憶されている制御プログラムにより行われる。制御プログラムのメイン処理は、割込信号発生回路57(図4参照)が発生する割込信号をCPU51が感知した際に、CPU51において実行される。割込み信号は一定の間隔(本実施の形態では2ms)ごとに発生されるので、メイン処理は2msごとに繰り返し実行されることになる。なお、パチンコ機1の電源切断時には、RAM52のチェックサムの計算や、例えばハッシュ関数を利用したパスワードの生成が行われる。そして、次回電源投入時には、同様の処理を行って計算されたRAM52のチェックサムや生成されたパスワードとの同一性チェックが行われる。前回電源終了時との同一性が認められない場合、パチンコ機1のCPU51はROM53の初期設定記憶エリア5301に記憶された値を使用して、例えば、各カウンタの値や各フラグのクリアを行うなど、パチンコ機1のリセットを行う。また、図示外のリセットボタンを押しながらパチンコ機1の電源が投入された場合にも、パチンコ機1のリセットが行われる。パチンコ機1のリセットが行われない場合には、RAM52の各記憶エリアの値の状態が前回電源切断時と同じ状態に戻される、いわゆる復帰処理が行われる。
ここで、メイン処理において使用されるフラグについて説明する。メイン処理では、大当たり遊技フラグ、第一変動フラグ、第二変動フラグ、第三変動フラグ、第一開放フラグ、第二開放フラグ、第三開放フラグ、第四開放フラグ、第一終了フラグ、第三終了フラグ、出力フラグ、第四終了フラグ、次当たりフラグが使用される。これらのフラグは「0」又は「1」の値を取り、「0」の場合には「OFF」を示し、「1」の場合には「ON」を示している。そして、これらのフラグはRAM52のフラグ関係記憶エリア5211に記憶されている。
各フラグがONである場合に何を示しているかを述べる。大当たり遊技フラグは、大当たり遊技中であることを示している。第一変動フラグは、第一LEDが変動表示中であることを示している。第二変動フラグは、第二LEDが変動表示中であることを示している。第三変動フラグは、第三LEDが変動表示中であることを示している。第四変動フラグは、第四LEDが変動表示中であることを示している。第一開放フラグは、第一普通電動役物32が開放中であることを示している。第二開放フラグは、第二普通電動役物33が開放中であることを示している。第三開放フラグは、第三普通電動役物34が開放中であることを示している。第四開放フラグは、第四普通電動役物35が開放中であることを示している。第一終了フラグは、第一普通当たりによる第一普通電動役物32の開放(第一普通当たり遊技)が終了したことを示している。そして、第三終了フラグは、一連の第三普通当たり遊技中であることを示している。そして、第四終了フラグは、第四普通当たりによる第四普通電動役物35の開放(第四普通当たり遊技)が終了したことを示している。そして、次当たりフラグは、大当たり遊技中に次の第一普通当たり又は第四普通当たりが発生して、次の大当たり遊技が開始されたことを示している。
さらに、RAM52の入賞球フラグ記憶エリア5202には、各種入賞口に設けられたスイッチに対応したフラグが記憶されている。各種入賞口に設けられたスイッチとは、例えば、第一始動口30に設けられた第一始動口スイッチ73、第四始動口31に設けられた第四始動口スイッチ74、第一普通電動役物32に設けられた第一普通電動役物スイッチ75、第二普通電動役物33に設けられた第二普通電動役物スイッチ76、第三普通電動役物34に設けられた第三普通電動役物スイッチ77、第四普通電動役物35に設けられた第四普通電動役物スイッチ79である。これらのスイッチに対応した各入賞フラグにおいても、「0」又は「1」の値を取り、「0」の場合には「OFF」を示し、「1」の場合には「ON」を示しており、各入賞口に遊技球が入賞し、各スイッチが動作した場合に「ON」とされる。
はじめに、メイン処理(図9参照)について説明する。割込信号の感知によってメイン処理が開始されると、図9に示すように、まずコマンド出力処理が行われる(S10)。このコマンド出力処理では、制御コマンドが、I/Oインタフェイス54を介してサブ統合基板58に出力される。制御コマンドとは、例えば、第一保留球数を示す第一保留コマンド、第二保留球数を示す第二保留コマンド、第三保留球数を示す第三保留コマンド、第四保留級数を示す第四保留コマンド、第一LEDの変動を停止させる第一停止コマンド、第四LEDの変動を停止させる第四停止コマンド、第二LEDの変動を停止させる第二停止コマンド、第三LED130の変動を停止させる第三停止コマンド、第一普通電動役物32の開放を開始させる第一開放開始コマンド、第一普通電動役物32の開放を終了させる第一開放終了コマンド、第四普通電動役物35の開放を開始させる第四開放開始コマンド、第四普通電動役物35の開放を終了させる第四開放終了コマンド、第二普通電動役物33の開放を開始させる第二開放開始コマンド、第二普通電動役物33の開放を終了させる第二開放終了コマンド、第三普通電動役物34の開放を開始させる第三開放開始コマンド、第三普通電動役物34の開放を終了させる第三開放終了コマンド、第二電役LEDの点灯を開始する第二電役LED点灯コマンド、第二電役LEDを消灯する第二電役LED消灯コマンド、第二電役LEDの点灯、及び消灯を繰り返し実施する第二電役LED変動コマンド、第三電役LEDの点灯を開始する第四電役LED点灯コマンド、第三電役LEDを消灯する第三電役LED消灯コマンド、第四電役LEDの点灯、及び消灯を繰り返し実施する第三電役LED変動コマンド等である。ここで出力される制御コマンドは、前回実施されたメイン処理においてコマンド関係記憶エリア5210に出力コマンドとして記憶された制御コマンドである。
次に、スイッチ読込処理が行われる(S11)。このスイッチ読込処理は、第一始動口30,第四始動口31、第一普通電動役物32,第二普通電動役物33,第三普通電動役物34、第四普通電動役物35等への遊技球の入賞を検出するものである。具体的には、第一始動口30に設けられた第一始動口スイッチ73、第四始動口31に設けられた第四始動口スイッチ74、第一普通電動役物32に設けられた第一普通電動役物スイッチ75、第二普通電動役物33に設けられた第二普通電動役物スイッチ76、第三普通電動役物34に設けられた第三普通電動役物スイッチ77が用いられる。入賞と判断された場合には、RAM52の入賞球フラグ記憶エリア5202に記憶された各スイッチに対応したフラグに「1」が記憶されてONとされる。
なお、スイッチ読込処理を行っているメイン処理はCPU51が割込信号を受信する間隔、すなわち2msごとに実行されている。そこで、遊技球がスイッチを通過する速度と遊技球の大きさを考慮すると、1球の遊技球がスイッチを通過する間にスイッチ読込処理は複数回実施される。よって、1球の遊技球の入賞が連続した複数回のスイッチ読込処理で検出されることになる。そこで、例えばスイッチ読込処理の連続した3回の実行において「非検出」・「検出」・「検出」の状態となった場合に初めて遊技球が入賞したと判断する。なお、スイッチ読込処理の開始時には、入賞球フラグ記憶エリア5202の全てのフラグがリセットされる。
スイッチ読込処理が終了すると、次いで、カウンタ更新処理が行われる(S12)。このカウンタ更新処理では、RAM52のカウンタ記憶エリア5201に各々記憶されている第一普通当たり判定カウンタ、第二普通当たり判定カウンタ、第三普通当たり判定カウンタ、第四普通当たり判定カウンタ、変動パターン決定カウンタの各値が上記の所定量だけ加算され、第一変動時間カウンタ、第二変動時間カウンタ、第三変動時間カウンタ、第一開放時間カウンタ、第二開放時間カウンタ、第三開放時間カウンタの各値が上記の所定量だけ減算される。
カウンタ更新処理が終了すると第一普通電動役物処理が行われる(S13、図10参照)。この第一普通電動役物処理では、第一普通当たりとなり、その結果が第一LEDに報知された後に、遊技球が第一普通電動役物32へ入賞可能となるように、第一普通電動役物32に設けられた一対の開閉部材321,322の開閉の制御が行われる。つまり、第一普通当たり遊技のための制御が行われる。この第一普通電動役物処理については、図10のフローチャートを参照して、後に詳述する。
次いで、第一普通図柄処理が行われる(S14、図11参照)。この第一普通図柄処理では、第一始動口30に遊技球が入賞した際に、第一保留球に加算され、第一普通当たりのための乱数の取得、第一普通当たりの判定、第一LEDにおける第一普通当たりの判定結果の報知に関する制御が行われる。この第一普通図柄処理については、図11のフローチャートを参照して、後に詳述する。
次いで、第四普通電動役物処理が行われる(S15、図12参照)。この第四普通電動役物処理では、第四普通当たりとなり、その結果が第四LEDに報知された後に、遊技球が第四普通電動役物35へ入賞可能となるように、第四普通電動役物35に設けられた一対の開閉部材351,352の開閉の制御が行われる。つまり、第四普通当たり遊技のための制御が行われる。この第四普通電動役物処理については、図12のフローチャートを参照して、後に詳述する。
次いで、第四普通図柄処理が行われる(S16、図13参照)。この第四普通図柄処理では、第四始動口31に遊技球が入賞した際に、第四保留球に加算され、第四普通当たりのための乱数の取得、第四普通当たりの判定、第四LEDにおける第四普通当たりの判定結果の報知に関する制御が行われる。この第四普通図柄処理については、図13のフローチャートを参照して、後に詳述する。
次いで、第二普通電動役物処理が行われる(S17、図14参照)。この第二普通電動役物処理では、第二普通当たりとなり、その結果が第二LEDに報知された後に、遊技球が第二普通電動役物33へ入賞可能となるように、第二普通電動役物33に設けられた一対の開閉部材331,332の開閉の制御が行われる。つまり、第二普通当たり遊技のための制御が行われる。この第二普通電動役物処理については、図14のフローチャートを参照して、後に詳述する。
次いで、第二普通図柄処理が行われる(S18、図15参照)。この第二普通図柄処理では、第二普通当たりの抽選の契機となる第一普通電動役物32又は第四普通電動役物35に遊技球が入賞した際に、第二保留球に加算され、第二普通当たりのための乱数の取得、第二普通当たりの判定、第二LEDにおける第二普通当たりの判定結果の報知に関する制御が行われる。この第二普通図柄処理については、図15のフローチャートを参照して、後に詳述する。
次いで、第二電役LED制御処理が行われる(S19、図16参照)。この第二電役LED制御処理では、第二保留球として記憶されている球数、第二普通当たりの判定実施の有無、及び判定結果を報知するために、第二電役LEDの点灯、消灯の制御が行われる。この第二電役LED制御処理については、図16のフローチャートを参照して、後に詳述する。
次いで、第三普通電動役物処理が行われる(S20、図17参照)。この第三普通電動役物処理では、第三普通当たりとなり、その結果が第三LEDに報知された後に、遊技球が第三普通電動役物34へ入賞可能となるように、第三普通電動役物34の開閉部材341、342の開閉の制御が行われる。この第三普通電動役物処理については、図17のフローチャートを参照して、後に詳述する。
次いで、第三普通図柄処理が行われる(S21、図18参照)。この第三普通図柄処理では、第三普通当たりとなり、その結果が第三LEDに報知された後に、遊技球が第三普通電動役物34へ入賞可能となるように、第三普通電動役物34の開閉部材341、342の開閉の制御が行われる。
次いで、第三電役LED制御処理が行われる(S22、図19参照)。この第三電役LELD制御処理では、第三保留球として記憶されている球数、第三普通当たりの判定実施の有無、及び判定結果を報知するために、第三電役LEDの点灯、消灯の制御が行われる。この第三電役LED制御処理については、図19のフローチャートを参照して、後に詳述する。
そして、賞品球の払い出しを行う払出制御が行われ(S19)、次いでエラーチェックが行われる(S20)。パチンコ機1にエラーが発生している場合には、図柄表示装置8にエラー表示を行わせたり、LED62や電飾ランプ63を点灯・点滅させたり、スピーカ48からエラー音を発音させたりする。そこで、S10のコマンド出力処理にてサブ統合基板58へ送信するためのエラーコマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶される。
ここで、図10乃至図19のフローチャートを参照して、第一普通電動役物処理、第一普通図柄処理、第四普通電動役物処理、第四普通図柄処理、第二普通電動役物処理、第二普通図柄処理、第二電役LED制御処理、第三普通電動役物処理、第三普通図柄処理、第三電役LED制御処理について順に説明する。
まず、図10のフローチャートを参照して、第一普通電動役物処理について説明する。ここでは、第一普通電動役物32の開閉の制御が行われる。まず、大当たり遊技中であるか否かの判断が行われる(S31)。この判断は大当たり遊技フラグがONであるか否かにより行われ、大当たり遊技フラグがONでなければ、大当たり遊技中でないとして(S31:NO)、そのままメイン処理へ戻る。すなわち、本第一普通電動役物処理については大当たり遊技中でない場合には特段の処理は行われない。
一方、大当たり遊技フラグがONであり、大当たり遊技中であれば(S31:YES)、まず、第一普通当たり遊技が終了したか否かの判断が行われる(S32)。この判断は第一終了フラグがONであるか否かにより行われ、第一終了フラグがONであれば、第一普通当たり遊技が終了したとして(S32:YES)、そのままメイン処理へ戻る。すなわち、本第一普通電動役物処理については、大当たり遊技中であっても第一普通当たり遊技が終了していれば、特段の処理は行われない。
そして、大当たり遊技中であり(S31:YES)、第一終了フラグがONでなく、第一普通当たり遊技が終了していなければ(S32:NO)、第一普通当たり遊技に関する制御を行う必要がある。そこで、まず、第一普通電動役物32が開放中であるか否かの判断が行われる(S33)。この判断は第一開放フラグがONであるか否かにより行われ、第一開放フラグがONでなければ、開放中でないので(S33:NO)、第一普通電動役物32を開放する必要がある。そこで、第一開放開始コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶され(S34)、第一開放時間カウンタに第一普通電動役物32の開放時間(例えば、10秒を示す「5000」)が記憶され(S35)、第一開放フラグがONとされる(S36)。そして、次当たりフラグがONとされ(S38)、メイン処理へ戻る。
そして、大当たり遊技中であり(S31:YES)、第一終了フラグがONでなく、第一普通当たり遊技が終了しておらず(S32:NO)、第一開放フラグがONであり、開放中であれば(S33:YES)、第一普通電動役物32へ入賞した遊技球の処理、第一普通電動役物32を閉鎖するための処理を行う必要がある。そこで、第一普通電動役物32を開放する第一開放時間が経過したか否かの判断が行われる(S41)。この判断は第一開放時間カウンタの値が「0」であるか否かにより行われる。第一開放時間カウンタの値が「0」であり、第一開放時間が経過していれば(S41:YES)、第一普通電動役物32を閉鎖する必要があるので、S45へ進む。
また、第一開放時間カウンタの値が「0」でなく、第一開放時間が経過していなければ(S41:NO)、入賞球フラグ記憶エリア5202の第一普通電動役物32に設けられた第一普通電動役物スイッチ75に対応するフラグがONとなっており、第一普通電動役物32へ遊技球が入賞したか否かの判断が行われる(S42)。そして、フラグがONとなっており、遊技球が入賞していれば(S42:YES)、第一入賞球数記憶エリア5205に「1」が加算される(S43)。そして、第一入賞球数が第一普通電動役物32の最大入賞球数である「4」以上となったか否かの判断が行われる(S44)。「4」以上となっていれば(S44:YES)、第一普通電動役物32を閉鎖する必要があるので、S45へ進む。「4」以上となっていなければ(S44:NO)、継続して第一普通電動役物32を開放しているので、そのままメイン処理へ戻る。
また、第一普通電動役物32を閉鎖する場合には、第一開放終了コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶され(S45)、第一開放フラグがOFFとされ(S46)、第一終了フラグがONとされる(S47)。そして、メイン処理へ戻る。
次に、図11のフローチャートを参照して、第一普通図柄処理について説明する。ここでは、第一始動口30へ遊技球が入賞すると、第一保留球に加算され、第一普通当たりの抽選、結果報知の制御が行われる。まず、入賞球フラグ記憶エリア5202の第一始動口30に対応する各フラグがONとなっており、第一始動口30又は第四始動口31へ遊技球が入賞したか否かの判断が行われる(S51)。各フラグがOFFであり入賞していなければ(S51:NO)、S55へ進む。
各フラグはONであり入賞していれば(S51:YES)、第一保留球数記憶エリア5204に記憶されている第一保留球数が最大数の「4」以上であるか否かの判断が行われる(S52)。第一保留球数が「4」以上であれば(S52:YES)、入賞した遊技球を保留することはできないので、そのままS55へ進む。一方、第一保留球数が「4」以上でなければ(S52:NO)、第一保留球数に「1」が加算され(S53)、乱数取得処理が行われる(S54)。具体的には、カウンタ記憶エリア5201の変動パターン決定カウンタ及び第一普通当たり判定カウンタの値が読み出され、当たり関係情報記憶エリア5203の第一記憶エリア〜第四記憶エリアのうち、第一保留球数記憶エリア5204の値に対応する番号の変動パターン乱数欄及び第一普通当たり乱数欄に記憶エリアにそれぞれ記憶される。そして、S55へ進む。
S55では、第二普通電動役物又は第三普通電動役物のいずれかが開放中であるか否かの判断が行われる(S55)。この判断は、第二開放フラグ及び第三開放フラグにより判断され、いずれもONされていなければ(S55:NO)、S56に移る。一方、いずれのフラグもONであれば(S55:YES)、そのまま処理を終了してメイン処理に戻る。このようにすることによって、例えば、第一普通当たりとなり、その後、第二普通当たりや第三普通当たりとなった場合には、第二普通電動役物33や第三普通電動役物34が開放されることとなるが、その間に次の第一保留球についての判定が行われ、第一LEDの変動が開始されることがある。この様な場合に、第一LEDの変動時間は終了しても、第一LEDの変動を終了させて、判定結果を停止表示させず、さらには、第一普通当たりであった場合に第一普通電動役物32を開放させないようにすることができる。
次に、S56では、第一LEDが変動中であるか否かがの判断が行われる(S56)。この判断は、第一変動フラグがONであるか否かにより行われ、第一変動フラグがONでなく変動表示中でなければ(S55:NO)、第一普通当たりの抽選についての処理が行われ(S57〜S62)、第一変動フラグがONであり変動表示中であれば(S55:YES)、第一LEDの停止についての処理(S71〜S74)、第一普通当たりであれば大当たり遊技開始の処理が行われる(S75〜S81)。
第一変動フラグがONでなく変動表示中でなければ(S56:NO)、まず、第一保留球数記憶エリア5204に記憶されている第一保留球数が「1」以上であるか否かの判断が行われる(S57)。「1」以上でなければ(S57:NO)、保留球がない、すなわち、判定すべき対象の入賞球がないということなので、本第一普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
第一保留球数が「1」以上であれば(S57:YES)、判定すべき対象の入賞球があるということである。そこで、まず、第一保留球数記憶エリア5204の値が「1」減算され(S58)、当たり関係情報記憶エリア5203の変動パターン乱数欄及び第一普通当たり乱数欄の値のシフト処理が行われる(S59)。具体的には、それぞれの乱数欄の第一記憶エリアに記憶されている値が判定エリアへ記憶され、第二記憶エリアに記憶されている値が第一記憶エリアへ記憶され、第三記憶エリアに記憶されている値が第二記憶エリアへ記憶され、第四記憶エリアに記憶されている値が第三記憶エリアへ記憶され、第四記憶エリアの値がクリアされる。
そして、判定エリアの第一普通当たり乱数欄の値に基づいて、第一判定結果指定コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶される(S60)。具体的には、第一普通当たり乱数欄の値が予め第一普通当たりと定められている値(例えば、「77」)である場合には当たりを示すコマンドが記憶され、予め第一普通当たりと定められている値でない場合にははずれを示すコマンドが記憶される。そして、判定エリアの変動パターン乱数ランの値に基づいて、その値が示す変動パターンの第一LEDの変動時間が第一変動時間カウンタに記憶される(S61)。そして、第一変動フラグがONとされる(S62)。そして、第一普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
一方、第一変動フラグがONであり変動表示中であれば(S56:YES)、まず、大当たり遊技中で、新たに第一普通当たりが発生したか否かが判断される(S79)。ここで、大当たり遊技フラグがONであり、かつ、第一普通当たり乱数欄の値が予め第一普通当たりと定められている値である場合は(S79:YES)、大当たり遊技中に新たな大当たり遊技が確定したと判断して、次当たりフラグがONされる(S81)。
次に、第一LEDの変動時間が経過したか否かの判断が行われる(S71)。第一普通図柄変動時間カウンタの値が「0」でなければ、まだ経過していないとして(S71:NO)、そのまま第一普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。メイン処理が繰り返し実施される中で、第一普通図柄変動時間カウンタの値が「0」となり、変動時間が経過したら(S71:YES)、次に、第一普通当たり乱数欄の値が予め第一普通当たりと定められている値であるか否かにより、第一普通当たりであるか否かの判断が行われる(S75)。第一普通当たり乱数欄の値が予め第一普通当たりと定められている値でなく、第一普通当たりでない(はずれ)場合には(S75:NO)、第一普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
一方、第一普通当たり乱数欄の値が予め第一普通当たりと定められている値であり、第一普通当たりであった場合には(S75:YES)、大当たり遊技フラグがONとされ(S76)、第一終了フラグがOFFとされ(S77)、当たり関係情報記憶エリア5203の第二普通当たり乱数欄の値及び第二保留球数記憶エリア5206が「0」にクリアされる(S78)。
次に、図12のフローチャートを参照して、第四普通電動役物処理について説明する。ここでは、第四普通電動役物の開閉の制御が行われる。まず、大当たり遊技中であるか否かの判断が行われる(S201)。この判断は大当たり遊技フラグがONであるか否かにより行われ、大当たり遊技フラグがONでなければ、大当たり遊技中でないとして(S201:NO)、そのままメイン処理へ戻る。すなわち、本第四普通電動役物処理については大当たり遊技中でない場合には特段の処理は行われない。
一方、大当たり遊技フラグがONであり、大当たり遊技中であれば(S201:YES)、まず、第四普通当たり遊技が終了したか否かの判断が行われる(S203)。この判断は第四終了フラグがONであるか否かにより行われ、第四終了フラグがONであれば、第四普通当たり遊技が終了したとして(S203:YES)、そのままメイン処理へ戻る。すなわち、第四普通電動役物処理については、大当たり遊技中であっても第四普通当たり遊技が終了していれば、特段の処理は行われない。
そして、大当たり遊技中であり(S201:YES)、第四終了フラグがONでなく、第四普通当たり遊技が終了していなければ(S203:NO)、第四普通当たり遊技に関する制御を行う必要がある。そこで、まず、第四普通電動役物35が開放中であるか否かの判断が行われる(S205)。この判断は第四開放フラグがONであるか否かにより行われ、第四開放フラグがONでなければ、開放中でないので(S205:NO)、第四普通電動役物35を開放する必要がある。そこで、第四開放開始コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶され(S221)、第四開放時間カウンタに第四普通電動役物の開放時間(例えば、10秒を示す「5000」)が記憶され(S223)、第四開放フラグがONとされる(S225)。そして、次当たりフラグがON(S224)とされ、メイン処理へ戻る。
一方、大当たり遊技中であり(S201:YES)、第四終了フラグがONでなく、第四普通当たり遊技が終了しておらず(S203:NO)、第四開放フラグがONであり、開放中であれば(S205:YES)、第四普通電動役物へ入賞した遊技球の処理、第四普通電動役物を閉鎖するための処理を行う必要がある。そこで、第四普通電動役物を開放する第四開放時間が経過したか否かの判断が行われる(S207)。この判断は第四開放時間カウンタの値が「0」であるか否かにより行われる。第四開放時間カウンタの値が「0」であり、第四開放時間が経過していれば(S207:YES)、第四普通電動役物を閉鎖する必要があるので、S215へ進む。
また、第四開放時間カウンタの値が「0」でなく、第四開放時間が経過していなければ(S207:NO)、入賞球フラグ記憶エリア5202の第四普通電動役物に設けられた第四普通電動役物スイッチ79に対応するフラグがONとなっており、第四普通電動役物へ遊技球が入賞したか否かの判断が行われる(S209)。そして、フラグがONとなっており、遊技球が入賞していれば(S209:YES)、第四入賞球数記憶エリア5213に「1」が加算される(S211)。そして、第四入賞球数が第四普通電動役物の最大入賞球数である「4」以上となったか否かの判断が行われる(S213)。「4」以上となっていれば(S213:YES)、第四普通電動役物35を閉鎖する必要があるので、S215へ進む。「4」以上となっていなければ(S213:NO)、継続して第四普通電動役物35を開放しているので、そのままメイン処理へ戻る。
また、第四普通電動役物を閉鎖する場合には、第四開放終了コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶され(S215)、第四開放フラグがOFFとされ(S217)、第四終了フラグがONとされる(S219)。そして、メイン処理へ戻る。
次に、図13のフローチャートを参照して、第四普通図柄処理について説明する。第四始動口31へ遊技球が入賞すると、第四保留球に加算され、第四普通当たりの抽選、結果報知の制御が行われる。まず、入賞球フラグ記憶エリア5202の第四始動口31に対応する各フラグがONとなっており、第四始動口31へ遊技球が入賞したか否かの判断が行われる(S241)。各フラグがOFFであり入賞していなければ(S241:NO)、S248へ進む。
各フラグはONであり入賞していれば(S241:YES)、第四保留球数記憶エリア5212に記憶されている第四保留球数が最大数の「4」以上であるか否かの判断が行われる(S243)。第四保留球数が「4」以上であれば(S243:YES)、入賞した遊技球を保留することはできないので、そのままS248へ進む。一方、第四保留球数が「4」以上でなければ(S243:NO)、第四保留球数に「1」が加算され(S245)、乱数取得処理が行われる(S247)。具体的には、カウンタ記憶エリア5201の変動パターン決定カウンタ及び第四普通当たり判定カウンタの値が読み出され、当たり関係情報記憶エリア5203の第一記憶エリア〜第四記憶エリアのうち、第四保留球数記憶エリア5212の値に対応する番号の変動パターン乱数欄及び第四普通当たり乱数欄に記憶エリアにそれぞれ記憶される。そして、S248へ進む。
S248では、第二普通電動役物、又は第三普通電動役物のいずれかが開放中であるか否かが判断される。この判断は、第二開放フラグ及び第三開放フラグにより行われ、いずれかのフラグがONであり、いずれかの普通電動役物が開放されていれば(S248:YES)、以降の処理を行わずメイン処理に戻る。一方、いずれの普通電動役物も開放していない場合は(S248:NO)、次に、第四LEDが変動表示中であるか否かの判断が行われる(S249)。この判断は、第四変動フラグがONであるか否かにより行われ、第四変動フラグがONでなく変動表示中でなければ(S249:NO)、第四普通当たりの抽選についての処理が行われ(S251〜S265)、第四変動フラグがONであり変動表示中であれば(S249:YES)、第四LEDの停止についての処理(S277〜S281)が行われ、第四普通当たりであれば、大当たり遊技開始の処理が行われる(S283〜S291)。
第四変動フラグがONでなく変動表示中でなければ(S249:NO)、まず、第四保留球数記憶エリア5212に記憶されている第四保留球数が「1」以上であるか否かの判断が行われる(S251)。「1」以上でなければ(S253:NO)、保留球がない、すなわち、判定すべき対象の入賞球がないということなので、本第四普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
第四保留球数が「1」以上であれば(S251:YES)、判定すべき対象の入賞球があるということである。そこで、まず、第四保留球数記憶エリア5212の値が「1」減算され(S253)、当たり関係情報記憶エリア5203の変動パターン乱数欄及び第四普通当たり乱数欄の値のシフト処理が行われる(S255)。具体的には、それぞれの乱数欄の第一記憶エリアに記憶されている値が判定エリアへ記憶され、第二記憶エリアに記憶されている値が第一記憶エリアへ記憶され、第三記憶エリアに記憶されている値が第二記憶エリアへ記憶され、第四記憶エリアに記憶されている値が第三記憶エリアへ記憶され、第四記憶エリアの値がクリアされる。
そして、判定エリアの第四普通当たり乱数欄の値に基づいて、第四判定結果指定コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶される(S257)。具体的には、第四普通当たり乱数欄の値が予め第四普通当たりと定められている値(例えば、「77」)である場合には当たりを示すコマンドが記憶され、予め第四普通当たりと定められている値でない場合にははずれを示すコマンドが記憶される。そして、判定エリアの変動パターン乱数ランの値に基づいて、その値が示す変動パターンの第四LEDの変動時間が第四変動時間カウンタに記憶される(S259)。そして、第四変動フラグがONとされる(S263)。そして、第四普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
一方、第四変動フラグがONであり変動表示中であれば(S249:YES)、まず、大当たり遊技中であり且つ第四普通当たりであるかが判断される(S293)。ここで、大当たり遊技フラグがONであり、第四普通当たり乱数欄の値が予め第四普通当たりと定められている値である場合は(S293:YES)、大当たり遊技中に新たな大当たりが発生したため、次当たりフラグをONする(S297)。
次に、第四LEDの変動時間が経過したか否かの判断が行われる(S277)。第四普通図柄変動時間カウンタの値が「0」でなければ、まだ経過していないとして(S277:NO)、そのまま第四普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。メイン処理が繰り返し実施される中で、第四普通図柄変動時間カウンタの値が「0」となり、変動時間が経過したら(S277:YES)、第四停止コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶され(S281)、第四変動フラグがOFFとされる(S282)。そして、第四普通当たり乱数欄の値が予め第四普通当たりと定められている値であるか否かにより、第四普通当たりであるか否かの判断が行われる(S283)。第四普通当たり乱数欄の値が予め第四普通当たりと定められている値でなく、第四普通当たりでない(はずれ)場合には(S283:NO)、第四普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
一方、第四普通当たり乱数欄の値が予め第四普通当たりと定められている値であり、第四普通当たりであった場合には(S283:YES)、大当たり遊技フラグがONとされ(S287)、第四終了フラグがOFFとされ(S289)、当たり関係情報記憶エリア5203の第二普通当たり乱数欄の値及び第二保留球数記憶エリア5206が「0」にクリアされる(S291)。そして、第四普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
次に、図14のフローチャートを参照して、第二普通電動役物処理について説明する。ここでは、第二普通電動役物33の開閉の制御が行われる。まず、第二普通電動役物33が開放中であるか否かの判断が行われる(S91)。この判断は第二開放フラグがONであるか否かにより行われ、第二開放フラグがONでなければ、開放中でないので(S91:NO)、本第二普通電動役物処理は終了され、メイン処理へ戻る。
一方、第二開放フラグがONであり、開放中であれば(S91:YES)、第二普通電動役物33へ入賞した遊技球の処理、第二普通電動役物33を閉鎖するための処理を行う必要がある。そこで、第二普通電動役物33を開放する第二開放時間が経過したか否かの判断が行われる(S92)。この判断は第二開放時間カウンタの値が「0」であるか否かにより行われる。第二開放時間カウンタの値が「0」であり、第二開放時間が経過していれば(S92:YES)、第二普通電動役物33を閉鎖する必要があるので、S96へ進む。
また、第二開放時間カウンタの値が「0」でなく、第二開放時間が経過していなければ(S92:NO)、入賞球フラグ記憶エリア5202の第二普通電動役物33に設けられた第二普通電動役物スイッチ76に対応するフラグがONとなっており、第二普通電動役物33へ遊技球が入賞したか否かの判断が行われる(S93)。そして、フラグがONとなっており、遊技球が入賞していれば(S93:YES)、第二入賞球数記憶エリア5207に「1」が加算される(S94)。そして、第二入賞球数が第二普通電動役物33の最大入賞球数である「4」以上となったか否かの判断が行われる(S95)。「4」以上となっていれば(S95:YES)、第二普通電動役物33を閉鎖する必要があるので、S96へ進む。「4」以上となっていなければ(S95:NO)、継続して第二普通電動役物33を開放するので、そのままメイン処理へ戻る。
また、第二普通電動役物33を閉鎖する場合には、第二開放終了コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶され(S96)、第二開放フラグがOFFとされる(S97)。そして、メイン処理へ戻る。
次に、図15のフローチャートを参照して、第二普通図柄処理について説明する。ここでは、第一普通電動役物32及び第四普通電動役物35(第二普通当たりの作動口)へ遊技球が入賞すると、第二保留球に加算され、第二普通当たりの抽選、結果報知の制御が行われる。まず、入賞球フラグ記憶エリア5202の第一普通電動役物32に対応する各フラグがONとなっており、第一普通電動役物32へ遊技球が入賞したか否かの判断が行われる(S101)。各フラグがOFFであり入賞していなければ(S101:NO)、S105へ進む。
各フラグはONであり入賞していれば(S101:YES)、第二保留球数記憶エリア5206に記憶されている第二保留球数が最大数の「4」以上であるか否かの判断が行われる(S102)。第二保留球数が「4」以上であれば(S102:YES)、入賞した遊技球を保留することはできないので、そのままS105へ進む。一方、第二保留球数が「4」以上でなければ(S102:NO)、第二保留球数に「1」が加算され(S103)、乱数取得処理が行われる(S104)。具体的には、カウンタ記憶エリア5201の第二普通当たり判定カウンタの値が読み出され、当たり関係情報記憶エリア5203の第一記憶エリア〜第四記憶エリアのうち、第二保留球数記憶エリア5206の値に対応する番号の第二普通当たり乱数欄に記憶エリアにそれぞれ記憶される。そして、S105へ進む。
S105では、第二LEDが変動表示中であるか否かの判断が行われる(S105)。この判断は、第二変動フラグがONであるか否かにより行われ、第二変動フラグがONでなく変動表示中でなければ(S105:NO)、第二普通当たりの抽選についての処理が行われ(S106〜S112)、第二変動フラグがONであり変動表示中であれば(S105:YES)、第二LEDの停止についての処理(S121〜S124)、第二普通当たりであれば第二普通当たり遊技開始の処理が行われる(S125〜S130)。
第二変動フラグがONでなく変動表示中でなければ(S105:NO)、まず、第二普通電動役物33が開放中であるか否かの判断が行われる(S106)。第二開放フラグがONであり、第二普通電動役物33が開放中である場合には(S106:YES)、前回の第二普通当たり遊技がまだ行われているので、そのまま第二普通図柄処理は終了され、メイン処理へ戻る。一方、第二開放フラグがONでなく、第二普通電動役物33が開放中でなければ(S106:NO)、第二保留球数記憶エリア5206に記憶されている第二保留球数が「1」以上であるか否かの判断が行われる(S107)。「1」以上でなければ(S107:NO)、保留球がない、すなわち、判定すべき対象の入賞球がないということなので、本第二普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
第二保留球数が「1」以上であれば(S107:YES)、判定すべき対象の入賞球があるということである。そこで、まず、第二保留球数記憶エリア5206の値が「1」減算され(S108)、当たり関係情報記憶エリア5203の第二普通当たり乱数欄の値のシフト処理が行われる(S109)。
そして、判定エリアの第二普通当たり乱数欄の値に基づいて、第二判定結果指定コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶される(S110)。具体的には、第二普通当たり乱数欄の値が予め第二普通当たりと定められている値(例えば、「77」)である場合には当たりを示すコマンドが記憶され、予め第二普通当たりと定められている値でない場合にははずれを示すコマンドが記憶される。そして、予め定められている第二LEDの変動時間が第二変動時間カウンタに記憶される(S111)。そして、第二変動フラグがONとされる(S112)。そして、第二普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
一方、第二変動フラグがONであり変動表示中であれば(S105:YES)、まず、第二LEDの変動時間が経過したか否かの判断が行われる(S121)。第二普通図柄変動時間カウンタの値が「0」でなければ、まだ経過していないとして(S121:NO)、そのまま第二普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
メイン処理が繰り返し実施される中で、第二普通図柄変動時間カウンタの値が「0」となり、変動時間が経過したら(S121:YES)、一連の第三普通当たり遊技の実施中であるか否かの判断が行われる(S122)。この判断は第三終了フラグがONであるか否かにより行われる。第三終了フラグがOFFでありONでなければ、前回の第二普通当たりにより第二普通電動役物33が開放された際の、第二普通電動役物33に入賞した遊技球に対する一連の第三普通当たり遊技中(図3参照)であることとなる。そこで、第三終了フラグがONでなく、一連の第三普通当たり遊技中である場合には(S122:YES)、本第二普通図柄処理は終了し、メイン処理へ戻る。
第三終了フラグがONであり、一連の第三普通当たり遊技中でなければ(S122:NO)、第二停止コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶され(S123)、第二変動フラグがOFFとされる(S124)。そして、第二普通当たり乱数欄の値が予め第二普通当たりと定められている値であるか否かにより、第二普通当たりであるか否かの判断が行われる(S125)。第二普通当たり乱数欄の値が予め第二普通当たりと定められている値でなく、第二普通当たりでない(はずれ)場合には(S125:NO)、第二普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
一方、第二普通当たり乱数欄の値が予め第二普通当たりと定められている値であり、第二普通当たりであった場合には(S125:YES)、第二普通電動役物33を開放する必要がある。そこで、第二開放開始コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶され(S126)、第二開放時間カウンタに第二普通電動役物33の開放時間(例えば、10秒を示す「5000」)が記憶され(S127)、第二開放フラグがONとされる(S128)。そして、RAM52の当たり関係情報記憶エリア5203の第三普通当たり乱数欄の値が「0」にクリアされ(S129)、第三終了フラグがOFFとされる(S130)。そして、第二普通図柄処理は終了し、メイン処理へ戻る。
次に、図16のフローチャートを参照して、第二電役LED36制御処理について説明する。ここでは、第二普通電動役物に遊技球が入賞した場合における、入賞した遊技球数、「当たり」判定の実施の有無、及び判定結果を、第二電役LED36を介して遊技者に報知するための処理が実行される。
はじめに、第二電役LEDが既に変動制御を開始しているか否かが判断される(S131)。ここで、まだ変動制御が開始していない場合(S131:NO)は、次に、第二普通電役が開放中であるかが判断される(S137)。なお、第二普通電動役物が開放中である場合(S137:YES)は、第二電役LEDは判定の結果を報知する。ここで、第二普通当たりである場合(S138:YES)、判定結果が「当たり」である旨を報知するために第二電役LED36を構成する2つのLED361、LED362を両方とも点灯状態とするために、第二電役LED点灯コマンドが記憶される(S139)。一方、第二普通電動役物が閉鎖されている場合や(S137:NO)、第二普通当たりでない場合(S138:NO)は、第二電役LED36を構成する2つのLED361,LED362を両方とも消灯状態とするために、第二電役LED消灯コマンドが記憶される(S140)。
一方、第二電役LED36が既に変動制御を開始している場合(S131:YES)は、次に、第二LED36の変動開始後、所定時間が経過したかが判断される(S132)。この判断は、第二変動カウンタにより実行され、第二変動カウンタが所定の値以下となっているかどうかにより判断される。ここで、第二LED36の変動開始後、所定時間が経過していない場合(S132:NO)、第二電役LEDは第二普通電動役物の保留球の有無を報知する。この判断は、第二保留球数により判断され、保留球が存在する場合(S133:YES)、保留球が存在する旨を報知するために第二電役LED36を構成する2つのLED361,LED362を両方とも点灯状態とするために、第二電役LED点灯コマンドが記憶される(S134)。一方、保留球が存在しない場合(S133:NO)、保留球が存在しない旨を報知するために、第二電役LED36を構成する2つのLED361,LED362の両方とも消灯状態とするために、第二電役LED消灯コマンドが記憶される(S135)。
さらに、第二電役LED36が変動制御を介している場合であって(S131:YES)、第二LEDの変動開始後、所定時間が経過した後(S132:YES)は、第二普通電動役物に入賞した遊技球に対する抽選が実行されている旨を報知するために、第二電役LED36を構成する2つのLED361,LED362を交互に、点灯、消灯を繰り返す状態とするために、第二電役LED変動コマンドが記憶される(S136)。
次に、図17のフローチャートを参照して、第三普通電動役物処理について説明する。ここでは、第三普通電動役物34の開閉の制御が行われる。まず、第三普通電動役物34が開放中であるか否かの判断が行われる(S141)。この判断は第三開放フラグがONであるか否かにより行われ、第三開放フラグがONでなければ、開放中でないので(S141:NO)、本第三普通電動役物処理は終了され、メイン処理へ戻る。
一方、第三開放フラグがONであり、開放中であれば(S141:YES)、第三普通電動役物34へ入賞した遊技球の処理、第三普通電動役物34を閉鎖するための処理を行う必要がある。そこで、第三普通電動役物34を開放する第三開放時間が経過したか否かの判断が行われる(S142)。この判断は第三開放時間カウンタの値が「0」であるか否かにより行われる。第三開放時間カウンタの値が「0」であり、第三開放時間が経過していれば(S142:YES)、第三普通電動役物34を閉鎖する必要があるので、S146へ進む。
また、第三開放時間カウンタの値が「0」でなく、第三開放時間が経過していなければ(S142:NO)、入賞球フラグ記憶エリア5202の第三普通電動役物34に設けられた第三普通電動役物スイッチ77に対応するフラグがONとなっており、第三普通電動役物34へ遊技球が入賞したか否かの判断が行われる(S143)。そして、フラグがONとなっており、遊技球が入賞していれば(S143:YES)、第三入賞球数記憶エリア5209に「1」が加算される(S144)。そして、第三入賞球数が第三普通電動役物34の最大入賞球数である「4」以上となったか否かの判断が行われる(S145)。「4」以上となっていれば(S145:YES)、第三普通電動役物34を閉鎖する必要があるので、S146へ進む。「4」以上となっていなければ(S145:NO)、継続して第三普通電動役物34を開放するので、そのままメイン処理へ戻る。
また、第三普通電動役物34を閉鎖する場合には、第三開放終了コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶され(S146)、第三開放フラグがOFFとされる(S147)。そして、メイン処理へ戻る。
次に、図18のフローチャートを参照して、第三普通図柄処理について説明する。ここでは、第二普通電動役物33(第三普通当たりの作動口)へ遊技球が入賞すると、第三保留球に加算され、第三普通当たりの抽選、結果報知の制御が行われる。まず、入賞球フラグ記憶エリア5202の第二普通電動役物33に対応する各フラグがONとなっており、第二普通電動役物33へ遊技球が入賞したか否かの判断が行われる(S151)。各フラグがOFFであり入賞していなければ(S151:NO)、S155へ進む。
各フラグはONであり入賞していれば(S151:YES)、第三保留球数記憶エリア5208に記憶されている第三保留球数が最大数の「4」以上であるか否かの判断が行われる(S152)。第三保留球数が「4」以上であれば(S152:YES)、入賞した遊技球を保留することはできないので、そのままS155へ進む。一方、第三保留球数が「4」以上でなければ(S152:NO)、第三保留球数に「1」が加算され(S153)、乱数取得処理が行われる(S154)。具体的には、カウンタ記憶エリア5201の第三普通当たり判定カウンタの値が読み出され、当たり関係情報記憶エリア5203の第一記憶エリア〜第四記憶エリアのうち、第三保留球数記憶エリア5208の値に対応する番号の第三普通当たり乱数欄の記憶エリアにそれぞれ記憶される。そして、S155へ進む。
S155では、第三LEDが変動表示中であるか否かの判断が行われる(S155)。この判断は、第三変動フラグがONであるか否かにより行われ、第三変動フラグがONでなく変動表示中でなければ(S155:NO)、第三普通当たりの抽選についての処理が行われ(S156〜S162)、第三変動フラグがONであり変動表示中であれば(S155:YES)、第三LEDの停止についての処理(S171〜S173)、第三普通当たりであれば第三普通当たり遊技開始の処理が行われる(S174〜S177)。
第三変動フラグがONでなく変動表示中でなければ(S155:NO)、まず、第三普通電動役物34が開放中であるか否かの判断が行われる(S156)。第三開放フラグがONであり、第三普通電動役物34が開放中である場合には(S156:YES)、前回の第三普通当たり遊技がまだ行われているので、そのまま第三普通図柄処理は終了され、メイン処理へ戻る。一方、第三開放フラグがONでなく、第三普通電動役物34が開放中でなければ(S156:NO)、まず、第三保留球数記憶エリア5208に記憶されている第三保留球数が「1」以上であるか否かの判断が行われる(S157)。
第三保留球数が「1」以上であれば(S157:YES)、判定すべき対象の入賞球があるということである。そこで、まず、第三保留球数記憶エリア5208の値が「1」減算され(S158)、当たり関係情報記憶エリア5203の第三普通当たり乱数欄の値のシフト処理が行われる(S159)。そして、判定エリアの第三普通当たり乱数欄の値に基づいて、第三判定結果指定コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶される(S160)。具体的には、第三普通当たり乱数欄の値が予め第三普通当たりと定められている値(例えば、「77」)である場合には当たりを示すコマンドが記憶され、予め第三普通当たりと定められている値でない場合にははずれを示すコマンドが記憶される。そして、予め定められている第三LEDの変動時間が第三変動時間カウンタに記憶される(S161)。そして、第三変動フラグがONとされる(S162)。そして、第三普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
「1」以上でなければ(S157:NO)、保留球がない、すなわち、判定すべき対象の入賞球がなく一連の第三普通当たり遊技が終了されるということである。この場合、第三普通当たり遊技が終了される際に、大当たり遊技も終了される場合がある。そこで、大当たり遊技も終了させる第三普通当たり遊技の終了である場合には、大当たり遊技終了の処理を行う必要がある。そこで、まず大当たり遊技中であるか否かの判断が行われる(S163)。大当たり遊技フラグがOFFであり、大当たり遊技中でなければ(S163:NO)、特段の処理は必要なく、本第三普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
また、大当たり遊技フラグがONであり、大当たり遊技中であれば(S163:YES)、第一普通当たり遊技は終了したか否かの判断が行われる(S164)。この判断は、第一終了フラグがONであるか否かにより行われる。第一終了フラグがOFFでありONでない場合には、第一普通当たり遊技が終了していなければ(S164:NO)、大当たり遊技状態とされているが、まだ第一普通電動役物32の開放が行われていないタイミングであり、大当たり遊技を終了させてはならないので、そのまま本第三普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
また、第一終了フラグがONであり、第一普通当たり遊技が終了している場合には(S164:NO)、まだ判定が行われていない第二保留球が存在するか否かの判断が行われる(S165)。第二保留球数記憶エリア5206に記憶されている値が「1」以上であれば、第二保留球が存在する(S165:YES)。つまり、ここでは、一連の第三普通当たり遊技が終了するのみで、大当たり遊技は終了しない。そこで、第二保留球数記憶エリア5206に記憶されている値が「1」以上であれば(S165:YES)、一連の第三普通当たり遊技が終わったことを示すために第三終了フラグがONとされ(S169)、本第三普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
また、第二保留球数記憶エリア5206に記憶されている値が「1」以上でなければ(S165:NO)、判定の行われていない第二保留球も存在しないので、大当たり遊技を終了させる。しかしながら、本大当たり遊技中に第一普通当たりが発生しており、その次の当たりに対する大当たり遊技が開始されている場合には、大当たり遊技終了の処理を行う必要がない。そこで、次当たりフラグがONであるか否かにより、次の大当たり遊技が開始されているか否かの判断が行われる。次当たりフラグがONであり、次の大当たり遊技が開始されている場合には(S166:YES)、そのまま本第三普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
そして、次当たりフラグがOFFでありONでなく、次の大当たり遊技が開始されていない場合には(S166:NO)、大当たり遊技を終了させてよいので、大当たり遊技フラグがOFFとされ(S167)、出力フラグがOFFとされ(S168)、本第三普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
一方、S155において、第三変動フラグがONであり変動表示中であれば(S155:YES)、まず、第三LEDの変動時間が経過したか否かの判断が行われる(S171)。第三普通図柄変動時間カウンタの値が「0」でなければ、まだ経過していないとして(S171:NO)、そのまま第三普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
メイン処理が繰り返し実施される中で、第三普通図柄変動時間カウンタの値が「0」となり、変動時間が経過したら(S171:YES)、第三停止コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶され(S172)、第三変動フラグがOFFとされる(S173)。そして、第三普通当たり乱数欄の値が予め第三普通当たりと定められている値であるか否かにより、第三普通当たりであるか否かの判断が行われる(S174)。第三普通当たり乱数欄の値が予め第三普通当たりと定められている値でなく、第三普通当たりでない(はずれ)場合には(S174:NO)、第三普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。
一方、第三普通当たり乱数欄の値が予め第三普通当たりと定められている値であり、第三普通当たりであった場合には(S174:YES)、第三普通電動役物34を開放する必要がある。そこで、第三開放開始コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶され(S175)、第三開放時間カウンタに第三普通電動役物34の開放時間(例えば、10秒を示す「5000」)が記憶され(S176)、第三開放フラグがONとされる(S177)。そして、本第三普通図柄処理は終了し、メイン処理へ戻る。
次に、図19のフローチャートを参照して、第三電役LED制御処理について説明する。ここでは、第三普通電動役物に遊技球が入賞した場合における、入賞した遊技球数、「当たり」判定の実施の有無、及び判定結果を、第三電役LED37を介して遊技者に報知するための処理が実行される。
はじめに、第三電役LEDが既に変動制御が開始しているか否かが判断される(S181)。ここで、まだ変動制御が開始していない場合(S181:NO)は、次に、第三普通電役が開放中であるかが判断される(S187)。なお、第三普通電動役物が開放中である場合は、第三電役LED37は判定の結果を報知する。ここで、第三普通当たりである場合(S188:YES)、判定結果が「当たり」である旨を報知するために第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372を両方とも点灯状態とするために、第三電役LED点灯コマンドが記憶される(S189)。一方、第三普通電動役物が閉鎖されている場合や(S187:NO)、第三普通当たりでない場合(S188:NO)は、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372を両方とも消灯状態とするために、第三電役LED消灯コマンドが記憶される(S190)。
一方、第三電役LEDが既に変動制御を開始している場合(S181:YES)は、次に、第三LEDの変動開始後、所定時間が経過したかが判断される(S182)。この判断は、第三変動カウンタにより実行され、第三変動カウンタが所定の値以下となっているかどうかにより判断される。ここで、第三LED37の変動開始後、所定時間が経過していない場合(S182:NO)、第三電役LED37は第三普通電動役物の保留球の有無を報知する。この判断は、第三保留球数により判断され、保留球が存在する場合(S183:YES)、保留球が存在する旨を報知するために第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372を両方とも点灯状態とするために、第三電役LED点灯コマンドが記憶される(S184)。一方、保留球が存在しない場合(S183:YES)、保留球が存在しない旨を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLED371,LED372を両方とも消灯状態とするために、第三電役LED消灯コマンドが記憶される(S185)。
さらに、第三電役LEDが変動制御を開始している場合であって(S181:YES)、第三LEDの変動開始後、所定時間が経過した後(S182:YES)は、第三普通電動役物に入賞した遊技球に対する抽選が実行されている旨を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLED371,LED372を交互に、点灯、消灯を繰り返す状態とするために、第三電役LED変動コマンドが記憶される(S186)。
次に、図8に示すタイミングチャートについて、図9〜図19に示すフローチャートを参照し説明する。
なお、大当たり遊技フラグ、第一変動フラグ、第二変動フラグ、第三変動フラグ、第四変動フラグ、第一開放フラグ、第二開放フラグ、第三開放フラグ、第四開放フラグ、第一終了フラグ、第二終了フラグ、第三終了フラグ、第四終了フラグ、次当たりフラグ、ともに初期値はOFFである。また、第一保留球数記憶エリア5204,第一入賞球数記憶エリア5205,第二保留球数記憶エリア5206,第二入賞球数記憶エリア5207,第三保留球数記憶エリア5208,第三入賞球数記憶エリア5209には初期値として「0」が記憶されている。
メイン処理(図9参照)は、割込信号発生回路57からの割込タイミングにより実行される。はじめに、コマンド出力処理が行われる(S10)。しかし、コマンド関係記憶エリア5210にコマンドは記憶されていないので出力されない。次いで、スイッチ読込処理が行われる(S11)。ここでは、第一始動口30に遊技球が入賞しているので、第一始動口スイッチ73からONの情報が読み取られ、入賞球フラグ記憶エリア5202の対応するフラグがONとされる。そして、カウンタ更新処理が行われる(S12)。
そして、第一普通電動役物処理が行われる(S13、図10参照)。大当たり遊技フラグはOFFであり、大当たり遊技中でないので(S31:NO)、メイン処理へ戻り、第一普通図柄処理が行われる(S14、図11参照)。ここで、第一始動口30に入賞しており(S51:YES)、第一保留球数は「0」であり「4」以上でないので(S52:NO)、第一保留球数に「1」が加算されて「1」とされる(S53)。そして、カウンタ記憶エリア5201の変動パターン決定カウンタ及び第一普通当たり判定カウンタの値が読み出され、当たり関係情報記憶エリア5203の第一記憶エリアの変動パターン乱数欄及び第一普通当たり乱数欄に記憶エリアにそれぞれ記憶される(S54)。
そして、第二普通電動役物、第三普通電動役物がいずれも開放中でなく(S55:NO)、第一LEDは変動中でないので(S56:NO)、次に、第一保留球数が判断される(S57)。ここで、第一保留球数は「1」であるので(S57:YES)、第一保留球数から「1」が減算されて(S58)、当たり関係情報記憶エリア5203の第一記憶エリアの変動パターン乱数欄及び第一普通当たり乱数欄の値のシフト処理が行われる(S59)。そして、第一判定結果指定コマンドが記憶され(S60)、第一変動時間カウンタに変動時間が記憶され(S61)、第一変動フラグがONとされる(S62)。そして処理を終了し、メイン処理へ戻る。
次に、第四普通電動役物処理(S15、図12参照)において、大当たり遊技中でなく(S201:NO)、処理を終了し、次に、第四普通図柄処理(S16、図13参照)において、第四始動口31に入賞球は検出されず(S241:NO)、第二普通電動役物、第三普通電動役物、いずれも開放中でなく(S248:NO)、第四LEDは変動中でなく(S249:NO)、第四保留級数は「0」であるので(S251:NO)、処理を終了し、メイン処理に戻る。
次に、第二普通電動役物処理が行われ(S17、図14参照)、第二普通電動役物は開放していないため(S91:NO)、処理を終了し、メイン処理に戻る。次に、第二普通図柄処理が行われ(S18、図15参照)、第一普通電動役物への入賞はなく(S101:NO)、第二LEDは変動中でなく(S105:NO)、第二普通電動役物は開放していないので(S106:NO、107:NO)処理を終了し、メイン処理に戻る。
次に、第二電役LED制御処理が行われ(S19、図16参照)、第二電役LEDは変動中でなく(S131:NO)、第二普通電役は開放中でないので(S137:NO)、第二電役LED消灯コマンドが記憶され(S140)処理を終了し、メイン処理に戻る。
次に、第三普通電動役物処理が行われ(S17、図16参照)、第三普通電動役物は開放していないため(S141:NO)、処理を終了し、メイン処理に戻る。次に、第三普通図柄処理が行われ(S18、図17参照)、第二普通電動役物には入賞しておらず(S151:NO)、第三LEDは変動中でなく(S155:NO)、第二普通電動役物は開放しておらず(S156:NO、157:NO)、大当たり遊技中でないので(S163:NO)、第三電役LED消灯コマンドが記憶され(S190)、処理を終了し、メイン処理に戻る。
そして、払出処理が行われる(第一始動口30への入賞に対する払出)。そして、エラーチェックが行われる(S20)。このようにして、第一始動口30への入賞により、第一LEDの変動が開始されて、1巡目のメイン処理は終了する。
そして、次の割込信号を受けると、2巡目のメイン処理が行われることとなる。まず、コマンド出力処理において(S10)、1巡目のメイン処理でコマンド関係記憶エリア5210に記憶された、コマンド(第一普通当たりを示すコマンド)が出力される。そして、スイッチ読込処理(S11)、カウンタ更新処理が行われてカウンタの値が「1」減算される(S12)。そして、第一普通電動役物処理が行われ(S31:NO)、次に第一普通図柄処理が行われ(S51:NO、S55:NO)、第一LEDが変動中であるため(S56:YES)、第一LEDの変動時間が監視される(S71:NO)。そして第四普通電動役物処理が行われ(S201:NO)、次に、第四普通図柄処理が行われ(S241:NO、S248:NO、S249:NO、S251:NO)、そして、第二普通電動役物処理が行われ(S91:NO)、次に、第二普通図柄処理が行われ(S101:NO、S105:NO、S106:NO、S107:NO)、次に、第二電役LED制御処理が行われる(S131:NO、S137:NO、S140)。そして、第三普通電動役物処理が行われ(S141:NO)、次に、第三普通図柄処理が行われ(S151:NO、S155:NO、S156:NO、S157:NO、S163:NO)、次に、第三電役LED制御処理が行われる(S181:NO、S187:NO、S190)。
そして、払出処理が行われる(S19)。ここでは、いずれの入賞口へも入賞していないので払い出しは行われない。そして、エラーチェックが行われる(S20)。このようにして、2巡目のメイン処理は終了する。
このように繰り返しメイン処理が実行される中、第一普通図柄処理(図12、S14参照)において、第一LEDの変動時間が経過すると(S51:NO、S55:NO、S56:YES、S79:NO、S71:YES)、第一停止コマンドが記憶され(S73)、第一LEDをOFFさせるために第一変動フラグがOFFされ(S74)、抽選のために獲得された乱数の判定が行われ(S75)「当たり」と判定される(S75:YES)。そして、大当たり遊技フラグがONされ(S76)、第一終了フラグがOFFされ(S77)、第二普通当たり乱数欄が「0」にクリアされる(S78)。そして処理を終了してメイン処理に戻る。このようにして、第一LEDの変動時間が経過すると、第一LEDの変動が終了され、第一大当たり遊技状態が開始される(T1)。
さらに、繰り返してメイン処理が実施される中、第一始動口30が開放され、遊技球が合計4個入賞すると、スイッチ読込処理において(S11)、入賞球フラグ記憶エリア5202の対応するフラグがONとされる。そして、第一普通電動役物処理(S13、図10参照)において、大当たり遊技中であり(S31:YES)、第一普通当たり遊技は終了しておらず(S32:NO)、第一普通電動役物32は開放状態でない(S33:NO)ので、第一開放開始コマンドが記憶され(S34)、第一開放時間カウンタが記憶され(S35)、第一開放フラグがONされ(S36)、次当たりフラグがOFFされ(S38)、メイン処理に戻る。
次に、繰り返してメイン処理が実行される中、第二普通図柄処理(S18、図15参照)において、第一普通電動役物に遊技球が入賞しており(S101:YES)、第二保留球数は「0」であるので(S102:YES)、第二保留球数が「1」加算され(S103)、次に、カウンタ記憶エリア5201の変動パターン決定カウンタ及び第二普通当たり判定カウンタの値が読み出され、当たり関係情報記憶エリア5203の第一記憶エリアの変動パターン乱数欄及び第二普通当たり乱数欄に記憶エリアにそれぞれ記憶される(S104)。そして、第二LEDは変動中でなく(S105:NO)、第二保留球数は「1」であるので(S107:YES)、第二保留球数が「1」減算され(S108)、当たり関係情報記憶エリア5203の第二普通当たり乱数欄の値のシフト処理が行われる(S109)。そして、判定エリアの第二普通当たり乱数欄の値に基づいて、第二判定結果指定コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶される(S110)。そして、予め定められている第二LEDの変動時間が第二変動時間カウンタに記憶される(S111)。そして、第二変動フラグがONとされる(S112)。そして、第二普通図柄処理は終了して、メイン処理へ戻る。このようにして、第二LEDの変動が開始される。
次に、第二電役LED制御処理(S19、図16参照)において、第二LEDは変動中であるので(S131:YES)、第二LEDの変動時間が監視される(S132)。ここでの監視は、第二LEDの変動時間よりも短い時間であり、第二変動時間カウンタを監視することにより実行される。ここで、所定時間が経過していない状態においては(S132:NO)、第二保留球数は「1」以上であるため(S133:YES)、「保留球あり」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLED361、LED362の両方を点灯状態とするように、第二電役LED点灯コマンドが記憶される(S134)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LED36を構成する2つのLED361,LED362を両方とも点灯させ、「保留球あり」を報知する(T1〜T3)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第二電役LED制御処理(S21、図15参照)において、第二LEDの変動時間が所定時間を経過した場合(S131:YES、S132:YES)、「抽選中」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLEDが交互に点灯する状態となるように、第二電役LED変動コマンドが記憶される。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LED36を構成する2つのLED361,LED362を交互に点灯させ、「抽選中」を報知する(T3〜T4)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第二普通図柄処理(S18、図15参照)において、第二LEDの変動時間が経過すると(S101:NO、S105:YES、S121:YES)、一連の第三普通当たり遊技中でないので(S122:NO)、第二停止コマンドが記憶され(S123)、第二変動フラグがOFFされ(S124)、第二普通当たりであるかの判定が行われる(S125)。ここで、第二普通当たりであると判断されると(S125:YES)、第二開放開始コマンドが記憶され(S126)、第二開放時間カウンタが記憶され(S127)、第二開放フラグがONされ(S128)、第三普通当たり乱数欄がクリアされ(S129)、第三終了フラグがOFFされて(S130)処理を終了し、メイン処理に戻る。このようにして、第二普通電動役物が開放され、第二普通当たり遊技が開始する(T4)。
次に、第二電役LED制御処理(S19、図16参照)において、第二LEDの変動は停止しており(S131:NO)、第二普通電動役物が開放され(S137:YES)、第二普通当たり遊技中であるので(S139:YES)、抽選の結果「当たり」であった旨を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLEDの両方を点灯状態とするように、第二電役LED点灯コマンドが記憶される。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LED36を構成する2つのLED361,LED362を両方とも点灯させ、「当たり」を報知する(T4〜T5)。
さらに、繰り返してメイン処理が実施される中、第二普通電動役物(第三の始動口)が開放され、遊技球が合計4個入賞すると、スイッチ読込処理において(S11)、入賞球フラグ記憶エリア5202の対応するフラグがONとされる。次に、第三普通図柄処理(S21、図18参照)において、第二普通電動役物に遊技球が入賞しており(S151:YES)、第三保留球数は「0」であるので(S152:YES)、第二保留球数が「1」加算され(S153)、次に、カウンタ記憶エリア5201の変動パターン決定カウンタ及び第三普通当たり判定カウンタの値が読み出され、当たり関係情報記憶エリア5203の第一記憶エリアの変動パターン乱数欄及び第三普通当たり乱数欄に記憶エリアにそれぞれ記憶される(S154)。そして、第三LEDは変動中でなく(S155:NO)、第三普通電動役物は開放中でないので(S156:NO)、次に、第三保留球数が判断され、第三保留球数は「1」であるので(S157:YES)、第二保留球数が「1」減算され(S158)、当たり関係情報記憶エリア5203の第三普通当たり乱数欄の値のシフト処理が行われる(S159)。そして、判定エリアの第三普通当たり乱数欄の値に基づいて、第三判定結果指定コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶される(S160)。そして、予め定められている第三LEDの変動時間が第三変動時間カウンタに記憶される(S161)。そして、第三変動フラグがONとされる(S162)。そして、第三普通図柄処理を終了して、メイン処理へ戻る。このようにして、第三LEDの変動が開始される(T6)。
次に、第三電役LED制御処理(S22、図19参照)において、第三LEDは変動中であるので(S181:YES)、第二LEDの変動時間が監視される。ここで監視される時間は、第三LEDの変動時間よりも短い時間であり、第三変動時間カウンタを監視することにより実行される。ここで、所定時間が経過していない状態においては(S182:NO)、第三保留球数は「1」以上であるため(S183:YES)、「保留球あり」を報知するために、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372の両方を点灯状態とするように、第三電役LED点灯コマンドが記憶される(S184)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372の両方を点灯させ、「保留球あり」を報知する(T6〜T7)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第三電役LED制御処理(S22、図19参照)において、第三LEDの変動時間が所定時間を経過した場合(S181:YES、S182:YES)、「抽選中」を報知するために、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372を交互に点灯させる状態とするように、第三電役LED変動コマンドが記憶される(S186)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372が交互に点灯され、「抽選中」が報知される(T7〜T8)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第三普通図柄処理(S21、図18参照)において、第三LEDの変動時間が経過すると(S151:NO、S155:YES、S171:YES)、第三停止コマンドが記憶され(S172)、第三変動フラグがOFFされ(S173)、第三普通当たりであるかの判定が行われる(S174)。ここで、第三普通当たりであると判断されると(S174:YES)、第三開放開始コマンドが記憶され(S175)、第三開放時間カウンタが記憶され(S176)、第三開放フラグがONされ(S177)、処理を終了し、メイン処理に戻る。このようにして、第三普通電役が開放され、第三普通当たり遊技が開始する(T8〜)。
次に、第三電役LED制御処理(S22、図19参照)において、第二LEDの変動は停止しており(S181:NO)、第三普通電動役物が開放され(S187:YES)、
第三普通当たり遊技中であるので(S188:YES)、抽選の結果「当たり」であった旨を報知するために、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372の両方を点灯状態とするように、第三電役LED点灯コマンドが記憶される(S189)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372の両方が点灯され、「当たり」が報知される(T8〜T9)。
次に、第二普通電動役物(第三の始動口)に入賞した2球目の遊技球に対応する第三普通当たりが開始する(T9)。第三普通図柄処理(S21、図18参照)において、第二普通電動役物に遊技球が入賞しており(S151:YES)、第三保留球数は「0」でないので(S152:NO)、第保留球数が「1」加算され(S153)、次に、カウンタ記憶エリア5201の変動パターン決定カウンタ及び第三普通当たり判定カウンタの値が読み出され、当たり関係情報記憶エリア5203の第一記憶エリアの変動パターン乱数欄及び第三普通当たり乱数欄に記憶エリアにそれぞれ記憶される(S154)。そして、第三LEDは変動中でなく(S155:NO)、第三普通電動役物は開放中でないので(S156:NO)、次に、第三保留球数が判断され、第三保留球数は「1」以上であるので(S157:YES)、第二保留球数が「1」減算され(S158)、当たり関係情報記憶エリア5203の第三普通当たり乱数欄の値のシフト処理が行われる(S159)。そして、判定エリアの第三普通当たり乱数欄の値に基づいて、第三判定結果指定コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶される(S160)。そして、予め定められている第三LEDの変動時間が第三変動時間カウンタに記憶される(S161)。そして、第三変動フラグがONとされる(S162)。そして、第三普通図柄処理を終了して、メイン処理へ戻る。このようにして、第三LEDの変動が開始される(T9)。
次に、第三電役LED制御処理(S22、図19参照)において、第三LEDは変動中であるので(S181:YES)、第二LEDの変動時間が監視される。ここで監視される時間は、第三LEDの変動時間よりも短い時間であり、第三変動時間カウンタを監視することにより実行される。ここで、所定時間が経過していない状態においては(S182:NO)、第三保留球数は「1」以上であるため(S183:YES)、「保留球あり」を報知するために、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372の両方を点灯状態とするように、第三電役LED点灯コマンドが記憶される(S184)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372の両方を点灯させ、「保留球あり」を報知する(T9〜T10)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第三電役LED制御処理(S22、図19参照)において、第三LEDの変動時間が所定時間を経過した場合(S181:YES、S182:YES)、「抽選中」を報知するために、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372を交互に点灯させる状態とするように、第三電役LED変動コマンドが記憶される(S186)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372が交互に点灯され、「抽選中」が報知される(T10〜T11)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第三普通図柄処理(S21、図18参照)において、第三LEDの変動時間が経過すると(S151:NO、S155:YES、S171:YES)、第三停止コマンドが記憶され(S172)、第三変動フラグがOFFされ(S173)、第三普通当たりであるかの判定が行われる(S174)。ここで、第三普通当たりであると判断されると(S174:YES)、第三開放開始コマンドが記憶され(S175)、第三開放時間カウンタが記憶され(S176)、第三開放フラグがONされ(S177)、処理を終了し、メイン処理に戻る。このようにして、第三普通電役が開放され、第三普通当たり遊技が開始する(T11〜)。
次に、第三電役LED制御処理(S22、図19参照)において、第二LEDの変動は停止しており(S181:NO)、第三普通電動役物が開放され(S187:YES)、
第三普通当たり遊技中であるので(S188:YES)、抽選の結果「当たり」であった旨を報知するために、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372の両方を点灯状態とするように、第三電役LED点灯コマンドが記憶される(S189)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LED37を構成する2つのLED371,LED372の両方が点灯され、「当たり」が報知される(T11〜)。
さらに、繰り返してメイン処理が実施される中、第二普通電動役物(第三の始動口)に入賞した遊技球数に対応する4回目の第三普通大当たり遊技が開始される(T12)。第三普通図柄処理(S18、図17参照)において、新たな遊技球の入賞はなく(S151:NO)、そして、第三LEDは変動中でなく(S155:NO)、第三普通電動役物は開放中でないので(S156:NO)、次に、第三保留球数が判断され、第三保留球数は「1」であるので(S157:YES)、第三保留球数が「1」減算され(S158)、「0」となり、当たり関係情報記憶エリア5203の第三普通当たり乱数欄の値のシフト処理が行われる(S159)。そして、判定エリアの第三普通当たり乱数欄の値に基づいて、第三判定結果指定コマンドがコマンド関係記憶エリア5210に記憶される(S160)。そして、予め定められている第三LEDの変動時間が第三変動時間カウンタに記憶される(S161)。そして、第三変動フラグがONとされる(S162)。そして、第三普通図柄処理を終了して、メイン処理へ戻る。このようにして、第三LEDの変動が開始される(T12)。
次に、第三電役LED制御処理(S22、図18参照)において、第三LEDは変動中であるので(S181:YES)、第二LEDの変動時間が監視される。ここで監視される時間は、第三LEDの変動時間よりも短い時間であり、第三変動時間カウンタを監視することにより実行される。ここで、所定時間が経過していない状態においては(S182:NO)、第三保留球数は「0」であるため(S183:NO)、「保留球なし」を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLEDの両方を消灯状態とするように、第三電役LED消灯コマンドが記憶される(S185)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LEDが消灯され、「保留球なし」が報知される(T12〜T13)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第三電役LED制御処理(S22、図19参照)において、第三LEDの変動時間が所定時間を経過した場合(S181:YES、S182:YES)、「抽選中」を報知するために、第三電役LEDを構成する2つのLEDが交互に点灯する状態となるように、第三電役LED変動コマンドが記憶される(S186)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LEDが点灯され、「抽選中」が報知される(T13〜T14)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第三普通図柄処理(S21、図18参照)において、第三LEDの変動時間が経過すると(S151:NO、S155:YES、S171:YES)、第三停止コマンドが記憶され(S172)、第三変動フラグがOFFされ(S173)、第三普通当たりであるかの判定が行われる(S174)。ここで、第三普通当たりであると判断されると(S174:YES)、第三開放開始コマンドが記憶され(S175)、第三開放時間カウンタが記憶され(S176)、第三開放フラグがONされ(S177)、処理を終了し、メイン処理に戻る。このようにして、第三普通電役が開放され、第三普通当たり遊技が開始する(T14)。
次に、第三電役LED制御処理(S22、図19参照)において、第三LEDの変動は停止しており(S181:NO)、第二普通電動役物が開放され(S187:YES)、
第二普通当たり遊技中であるので(S188:YES)、抽選の結果「当たり」であった旨を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLED371,LED372の両方を点灯状態とするように、第二電役LED点灯コマンドが記憶される(S189)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LEDを構成する2つのLED371、LED372の両方が点灯され、「当たり」が報知される(T14〜T15)。
ここで、繰り返しメイン処理が実施される中、第二普通電動役物処理(S17、図14参照)において、第一普通電動役物(第二の始動口)への1球目の入賞球に対する第二普通当たり遊技が終了し、第二普通電動役物が閉鎖された場合(S91:YES、S92:YES、S96、S97)、第二普通図柄処理(S18、図15参照)において、第二普通電度役物の開放が終了したため(S101:NO、S105:NO、S106:NO)、残りの保留球に対する抽選が行われ(S107:YES、S108〜S111)、第二LEDの変動を開始するためにフラグがONされる(S112)。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第二LEDの変動が開始される(T5)。
次に、第二電役LED制御処理(S19、図16参照)において、第二LEDは変動中であるので(S131:YES)、第二LEDの変動時間が監視される(S132)。ここで監視される時間は、第二LEDの変動時間よりも短い時間であり、第二変動時間カウンタを監視することにより実行される。ここで、所定時間が経過していない状態においては(S132:NO)、第二保留球数は「1」以上であるため(S133:YES)、「保留球あり」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLED361、LED362の両方を点灯状態とするように、第二電役LED点灯コマンドが記憶される(S134)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LEDを構成する2つのLED361、LED362の両方を点灯させ、「保留球あり」を報知する(T5〜T22)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第二電役LED制御処理(S19、図16参照)において、第二LEDの変動時間が所定時間を経過した場合(S131:YES、S132:YES)、「抽選中」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLED361、LED362を交互に点灯する状態とするように、第二電役LED変動コマンドが記憶される(S136)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LEDを構成する2つのLED361、LED362を交互に点灯させ、「抽選中」を報知する(T22〜T23)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第二普通図柄処理(S18、図15参照)において、第二LEDの変動時間が経過すると(S101:NO、S105:YES、S121:YES)、一連の第三普通当たり遊技は終了しているので(S122:NO)、第二停止コマンドが記憶され(S123)、第二変動フラグがOFFされ(S124)、第二普通当たりであるかの判定が行われる(S125)。ここで、第二普通当たりであると判断されると(S125:YES)、第二開放開始コマンドが記憶され(S126)、第二開放時間カウンタが記憶され(S127)、第二開放フラグがONされ(S128)、第三普通当たり乱数欄がクリアされ(S129)、第三終了フラグがOFFされて(S130)処理を終了し、メイン処理に戻る。このようにして、第二普通電動役物が開放され、第二普通当たり遊技が開始する(T23〜)。
次に、第二電役LED制御処理(S19、図16参照)において、第二LEDの変動は停止しており(S131:NO)、第二普通電動役物が開放され(S137:YES)、第二普通当たり遊技中であるので(S138:YES)、抽選の結果「当たり」であった旨を報知するために、第二電役LED36を構成する2つのLED361、LED362の両方を点灯状態とするように、第二電役LED点灯コマンドが記憶される。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LEDを構成する2つのLED361、LED362の両方を点灯させ、「当たり」を報知する(T23〜T24)。
さらにメイン処理が繰り返される中、第二普通電動役物処理(S17、図14参照)において、第一普通電動役物(第二の始動口)への3球目の入賞球に対する第二普通当たり遊技が終了し、第二普通電動役物が閉鎖された場合(S91:YES、S92:YES、S96、S97)、第二普通図柄処理(S18、図15参照)において、第二普通電度役物の開放が終了したため(S101:NO、S105:NO、S106:NO)、最後の保留球に対する抽選が行われ(S107:YES、S108〜S111)、第二LEDの変動を開始するためにフラグがONされる(S112)。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第二LEDの変動が開始される(T25)。
次に、第二電役LED制御処理(S19、図16参照)において、第二LEDは変動中であるので(S131:YES)、第二LEDの変動時間が監視される(S132)。ここで監視される時間は、第二LEDの変動時間よりも短い時間であり、第二変動時間カウンタを監視することにより実行される。ここで、所定時間が経過していない状態においては(S132:NO)、第二保留球数は「0」であるため(S133:NO)、「保留球なし」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLED361、LED362の両方を消灯状態とするように、第二電役LED点灯コマンドが記憶される(S135)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LEDを構成する2つのLED361、LED362の両方を消灯させ、「保留球なし」を報知する(T25〜T26)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第二電役LED制御処理(S19、図16参照)において、第二LEDの変動時間が所定時間を経過した場合(S131:YES、S132:YES)、「抽選中」を報知するために、第二電役LEDを構成する2つのLED361、LED362を交互に点灯する状態とするように、第二電役LED変動コマンドが記憶される(S136)。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LEDを構成する2つのLED361、LED362を交互に点灯させ、「抽選中」を報知する(T26〜T27)。
次に、繰り返しメイン処理が実行される中、第二普通図柄処理(S18、図15参照)において、第二LEDの変動時間が経過すると(S101:NO、S105:YES、S121:YES)、一連の第三普通当たり遊技は終了しているので(S122:NO)、第二停止コマンドが記憶され(S123)、第二変動フラグがOFFされ(S124)、第二普通当たりであるかの判定が行われる(S125)。ここで、第二普通当たりであると判断されると(S125:YES)、第二開放開始コマンドが記憶され(S126)、第二開放時間カウンタが記憶され(S127)、第二開放フラグがONされ(S128)、第三普通当たり乱数欄がクリアされ(S129)、第三終了フラグがOFFされて(S130)処理を終了し、メイン処理に戻る。このようにして、第二普通電動役物が開放され、第二普通当たり遊技が開始する(T27〜)。
次に、第二電役LED制御処理(S19、図16参照)において、第二LEDの変動は停止しており(S131:NO)、第二普通電動役物が開放され(S137:YES)、第二普通当たり遊技中であるので(S138:YES)、抽選の結果「当たり」であった旨を報知するために、第二電役LED36を構成する2つのLED361、LED362の両方を点灯状態とするように、第二電役LED点灯コマンドが記憶される。そして処理を終了し、メイン処理に戻る。そして繰り返しメイン処理が実施される中、コマンド出力処理(S10)において、第三電役LEDを構成する2つのLED361、LED362の両方を点灯させ、「当たり」を報知する(T27〜T28)。
このように、第二電役LEDを構成する2つのLED361、LED362及び第三電役LEDを構成する2つのLED371、LED372を制御することによって、普通電動役物の遊技状態を遊技者に報知することができることから、制御回路及び制御プログラムを簡略化することができ、遊技機の低コスト化を実現できるとともに、遊技機の遊技性を向上させることが可能となる。
なお、上記実施の形態の第一始動口スイッチ73、第四始動口スイッチ74が「始動口遊技球検出手段」に該当し、第二普通電動役物スイッチ76、第三普通電動役物スイッチ77が「入賞口遊技球検出手段」に該当し、第二電役LED361、LED362、第三電役LED371、LED372が「入賞口判定結果報知手段」に該当する。
また、図11の第一普通図柄処理に示すS54の処理を実行するCPU51、図13の第四普通図柄処理に示すS247の処理を実行するCPU51が「乱数取得手段」に該当し、図11の第一普通図柄処理に示すS75及びS79の処理を実行するCPU51、図13の第四普通図柄処理に示すS283及びS293の処理を実行するCPU51が「大当たり判定手段」に該当し、図9におけるメイン処理に示すS13〜18、S20、S21の処理を実行するCPU51が「大当たり遊技制御手段」に該当し、図9におけるメイン処理に示すS19、S22の処理を実行するCPU51が「入賞口判定結果報知手段」に該当する。
なお、本発明は、以上詳述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。本発明の遊技機は一般電役機のパチンコ機に限らず、パチコン機、パチスロ機等、遊技媒体を使用する各種の遊技機のうち、大当たり遊技が行われている最中に、次の大当たり遊技が開始されるような遊技機であってもよいことは言うまでもない。
また、上記の実施形態においては、第一普通当たり〜第四普通当たりとなる確率を限定しているが、これらに限られるものではなく、上記の実施形態よりも高確率であってもかまわないし、低確率であってもかまわない。
また、上記の実施形態においては、始動口の数量を合計2とし、電動役物の数量を合計4と定めているが、これらに限定されるものではなく、これらの数量より多くてもかまわないし、少なくてもかまわない。
また、上記実施形態の保留球は4個となっているが、この個数に限られるものではなく、その他の個数に変更してもよい。
また、上記の実施形態においては、それぞれの普通図柄(普通図柄表示部)に対応するLEDの個数も3、4、及び7個等となっているが、この個数に限られるものではなく、その他の個数であってもよい。
また、上記の実施形態においては、「抽選中」の報知を2つのLEDが交互にON−OFFを繰り返す態様により通知し、「抽選結果−当たり」の報知を2つのLEDの両方がONしている態様により通知し、「抽選結果−はずれ」の報知を2つのLEDの両方がOFFしている態様により通知し、「保留球あり」の報知を2つのLEDの両方がONしている態様により通知し、「保留球なし」の報知を2つのLEDの両方がOFFしている態様により通知しているが、これらに限られるものではない。従って、これらと異なるLEDの点灯制御により、遊技機の遊技状態を遊技者に通知してもかまわない。
また、上記の実施形態においては、第二普通電動役物、及び第三普通電動役物に入賞した遊技球の保留球の有無、判定実施の有無、及び判定結果を、2つのLEDにて構成される第二電役LED361,LED362、及び第三電役LED371,LED372により通知しているが、これらに限られるものではなく、LEDの個数は3つ以上であってもかまわない(しかしながら、LEDの個数を少なくする程、本発明の効果が大きくなる。)。なお、3つ以上である場合には、例えば、「保留球の有無」の報知は、少なくともいずれかのLEDを点灯させる態様により通知し、「抽選中」の報知は、少なくともいずれかのLEDがON−OFFを繰り返す態様により通知し、「抽選結果−はずれ」の報知は、すべてのLEDを消灯させる態様により通知し、「抽選結果−当たり」の報知は、すべてのLEDを点灯させる態様により通知してもよい。
また、上記の実施形態においては、第二電役LED361,LED362、及び第三電役LED371,LED372により、「保留球の有無」を報知している。すなわち、両方のLEDが点灯している状態により「保留球あり」を通知し、両方のLEDが消灯している状態により「保留球なし」を通知している。しかしながらこれに限定されるものではなく、2つのLEDの点灯態様を変化させることにより「遊技球数」を通知してもかまわない。例えば、LED361をOFFし、LED362をOFFした状態にて保留球「0」を通知し、LED361をONし、LED362をOFFした状態にて保留球「1」を通知し、LED361をOFFし、LED362をONした状態にて保留球「2」を通知し、LED361をONし、LED362をONした状態にて保留球「3」を通知するようにしてもかまわない。
また、上記の実施形態においては、第二普通電動役物、及び第三普通電動役物に入賞した遊技球の保留球の有無、判定実施の有無、及び判定結果を、第二電役LED361,LED362及び第三電役LED371,LED372の点灯制御により通知しているが、これに限られるものではなく、いずれか一方のみでもかまわないし、第一普通電動役物、及び第四普通電動役物に対応する、それぞれの遊技状態を示すLEDが備えられていてもかまわない。
本発明の遊技機用制御装置及び遊技機は、パチンコ機に限られず、パチコン機、パチスロ機等の各種遊技機に適用可能である。
パチンコ機1の正面図である。 図柄表示装置8の正面図である。 第一始動口30に遊技球が入賞した場合における各電動役物の基本動作を示すタイミングチャートである。 パチンコ機1の電気的回路構成を示すブロック図である。 ROM53の記憶エリアを示す概念図である。 RAM52の記憶エリアを示す概念図である。 RAM52の当たり関係情報記憶エリア5203を示す概念図である。 第一始動口30に遊技球が入賞し「当たり」となることにより開始する一連の大当たり遊技のタイミングチャートである。 メイン処理のフローチャートである。 メイン処理において実施される第一普通電動役物処理のフローチャートである。 メイン処理において実施される第一普通図柄処理のフローチャートである。 メイン処理において実施される第四普通電動役物処理のフローチャートである。 メイン処理において実施される第四普通図柄処理のフローチャートである。 メイン処理において実施される第二普通電動役物処理のフローチャートである。 メイン処理において実施される第二普通図柄処理のフローチャートである。 メイン処理にて実施される第二電役LED制御処理のフローチャートである。 メイン処理において実施される第三普通電動役物処理のフローチャートである。 メイン処理において実施される第三普通図柄処理のフローチャートである。 メイン処理において実施される第三電役LED制御処理のフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ機
8 図柄表示画面
28 図柄表示装置
11 第一普通図柄表示部
12 第二普通図柄表示部
13 第三普通図柄表示部
14 第四普通図柄表示部
30 第一始動口
31 第四始動口
32 第一普通電動役物
33 第二普通電動役物
34 第三普通電動役物
35 第四普通電動役物
361、362 第二電役LED
371、372 第三電役LED
70 第一普通電動役物開放ソレノイド
71 第二普通電動役物開放ソレノイド
72 第三普通電動役物開放ソレノイド
73 第一始動口スイッチ
74 第二始動口スイッチ
75 第一普通電動役物スイッチ
76 第二普通電動役物スイッチ
77 第三普通電動役物スイッチ
78 第四普通電動役物開放ソレノイド
79 第四普通電動役物スイッチ

Claims (4)

  1. 遊技盤上に設けられた始動口への遊技球の進入を検出する始動口遊技球検出手段と、
    遊技盤上に設けられた入賞口への遊技球の進入を検出する入賞口遊技球検出手段と、
    前記入賞口遊技球検出手段により検出された前記遊技球の数を記憶する入賞球数記憶手段と、
    前記始動口遊技球検出手段及び前記入賞口遊技球検出手段により遊技球が検出されたことを契機として乱数値を取得する乱数取得手段と、
    前記乱数取得手段により取得された乱数値に基づいて大当たりであるか否かを判定する大当たり判定手段と、
    前記始動口遊技球検出手段により遊技球が検出されたことを契機として前記大当たり判定手段により判定が行われ、大当たりと判定された場合に、前記入賞口に前記遊技球を入賞可能な状態とする大当たり遊技を所定時間実行する大当たり遊技制御手段と、
    前記入賞口遊技球検出手段により遊技球が検出されたことを契機として、前記入賞球数記憶手段により前記遊技球が記憶されているか否か、前記大当たり判定手段による判定の実施の有無、及び判定結果を遊技者に報知する入賞口判定結果報知手段とを備えた遊技機において、
    前記入賞口判定結果報知手段は、2以上の発光手段からなる一つの集合体により構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記発光手段は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記入賞口判定結果報知手段は、前記発光ダイオードの点灯及び消灯のタイミングが異なる複数の報知態様により報知することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記入賞口判定結果報知手段は、
    前記入賞球数記憶手段により記憶された前記遊技球の数を遊技者に報知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
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