JP2007135974A - 弾球遊技機、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技者の射幸心を煽ることなく当たりに当選したときの達成感を容易に味合わせる。
【解決手段】始動口でパチンコ球が検知されて当たり抽選が行われる。当たりに当選すると当たりフラグがワーキングメモリに書き込まれ(当たりフラグセット)、タイマーに一定時間がセットされる。タイマーではセットされた時間のカウントダウンが開始される。この後、短縮口でパチンコ球が検知されて行われた短縮抽選に当選した場合、又は、タイマーのカウントダウンが終了した場合(当たりに当選してから一定時間が経過した場合)、CPUはワーキングメモリの当たりフラグをクリアするとともに当たりモードに移行させる。短縮抽選の当選確率を調節することにより当たりの当選確率を上昇させることができる。
【選択図】図3
【解決手段】始動口でパチンコ球が検知されて当たり抽選が行われる。当たりに当選すると当たりフラグがワーキングメモリに書き込まれ(当たりフラグセット)、タイマーに一定時間がセットされる。タイマーではセットされた時間のカウントダウンが開始される。この後、短縮口でパチンコ球が検知されて行われた短縮抽選に当選した場合、又は、タイマーのカウントダウンが終了した場合(当たりに当選してから一定時間が経過した場合)、CPUはワーキングメモリの当たりフラグをクリアするとともに当たりモードに移行させる。短縮抽選の当選確率を調節することにより当たりの当選確率を上昇させることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、パチンコ店などの遊技場で使用される弾球遊技機に関するものである。
最近のパチンコ機では、遊技盤面内の始動入賞口にパチンコ球が入ると、乱数を利用した当たり抽選が行われるとともに、例えば液晶ディスプレイなどの画像表示装置で数字やマークなどの図柄が変動表示され、当たり抽選によって当たりが決定されているときには「777」などの当たり図柄の組み合わせが停止表示される。
こうして当たり図柄の組み合わせが停止表示されると一定時間の経過後に当たりモードに移行される。当たりモードでは遊技盤面に組み込まれた開閉板(アタッカ)が開放し、通常では塞がれている大入賞口が露呈される。大入賞口が露呈されると遊技盤面を流下するパチンコ球の大半が入賞しやすい状態となる。アタッカが開放して大入賞口に一定個数のパチンコ球が入ると、アタッカは一旦閉止する(第1ラウンドの終了)。第2ラウンド以降もアタッカは同様に開閉制御され、例えば第15ラウンドまで繰り返すことができるのが通常となっている。
図柄の変動表示中に始動入賞口にパチンコ球が入った場合はこれが保留球として記憶され、保留球が記憶されているときには図柄の停止後に引き続き図柄の変動表示が開始される。しかし、保留球の個数には上限が設定されているため、上限を超えて入ったパチンコ球に対しては当たり抽選が行われずに賞球の払い出しのみが行われるが、始動入賞口にパチンコ球が入ったにも関わらず当たり抽選が行われないことは遊技者に著しい不公平感を与えてしまう。このため、特許文献1では、保留球の個数が多いときには図柄の変動時間を短くし、保留球の個数が少なくなったときには図柄の変動時間を長くすることにより、この問題を解消することが提案されている。
ところで、パチンコ機の中には当たりの当選確率は最大2種類設定されたものがある。このようなパチンコ機では当たりに当選したときに停止表示された図柄の種類によって以降の遊技で当たりの当選確率を高くするか否かが決定される。これにより、図柄が停止するときの遊技者の緊張感を高めることができる。
特開平6−319854号公報
しかしながら上記のパチンコ機では、遊技者の射幸心を抑えるために、稀にしか当たりに当選しないようにその確率が設定されている。このため、遊技者は長時間遊技を行っても当たりに当選することなく遊技を終了することが多々あり、これにより当たりに当選したときの達成感を味わうことができず遊技への興趣を失わせることがあった。当たりの当選確率が2種類設定されたパチンコ機においても、当たりの当選確率が高くなるには当たりに当選することが条件となるため、やはり、当たりに当選せずに遊技が終了してしまうことが多々ある。このため、当たりの当選確率を上昇させて当たりに当選しやすくすることが考えられるが、当たりの当選確率を上昇させることは遊技者の射幸心を煽り、パチンコ機の健全さを失わせるおそれがある。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、遊技者の射幸心を煽ることなく当たりに当選したときの達成感を容易に味合わせることができる遊技機、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の遊技機は、当たりか否かを決定する当たり抽選が始動入賞口で遊技球が検知されたことを契機に実行され、前記当たり抽選で当たりが決定されると遊技者が有利になる当たりモードに移行する権利が得られる弾球遊技機において、前記当たり抽選によって当たりが決定されてから一定時間が経過したときに前記当たりモードに移行させる当たりモード実行手段と、特定の入賞口で遊技球が検知された場合、前記当たりに当選してから前記当たりモードに移行するまでの移行時間を短縮するか否かを短縮抽選により決定する短縮抽選手段と、前記短縮抽選で前記移行時間を短縮することが決定されたことに応答して前記移行時間を短縮する移行時間短縮手段とを設けたものである。
上記目的を達成するために、請求項2記載の遊技機は、開閉動作によって遊技球の入賞率を変化させる一対の可動翼片を有する複数の可動入賞口を設け、前記当たりモード実行手段は、前記当たり抽選で当たりが決定されたことに応答していずれか1つの前記可動入賞口の前記可動翼片を開放させることにより前記当たりモードに移行させ、先行して前記可動翼片が開放された前記可動入賞口に遊技球が入賞した場合にこれに連動させて他の前記可動入賞口の前記可動翼片を後続して開放させるものである。
上記目的を達成するために、請求項3記載の遊技機は、先行して前記可動翼片が開放された前記可動入賞口に遊技球が入賞した場合にこれに連動させて他の前記可動入賞口の前記可動翼片を後続して開放させるか否かを開放抽選により決定する開放抽選手段を設けたものである。
なお、本発明のプログラムは、当たり抽選によって当たりが決定されてから一定時間が経過したときに遊技者が有利になる当たりモードに移行させる当たりモード実行手段、特定の入賞口で遊技球が検知された場合、前記当たりに当選してから前記当たりモードに移行するまでの移行時間を短縮するか否かを短縮抽選により決定する短縮抽選手段、前記短縮抽選で前記時間を短縮することが決定されたことに応答して前記移行時間を短縮する移行時間短縮手段として遊技機のコンピュータを機能させるものである。
また、本発明の記録媒体は、当たり抽選によって当たりが決定されてから一定時間が経過したときに遊技者が有利になる当たりモードに移行させる当たりモード実行手段、特定の入賞口で遊技球が検知された場合、前記当たりに当選してから前記当たりモードに移行するまでの移行時間を短縮するか否かを短縮抽選により決定する短縮抽選手段、前記短縮抽選で前記時間を短縮することが決定されたことに応答して前記移行時間を短縮する移行時間短縮手段として遊技機のコンピュータを機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
(請求項の語句の説明・定義など)
「遊技者が有利になる」とは、当たりになったとき以外のときよりも遊技者が遊技球を獲得しやすくなる状態を示す、例えば常態では閉じられた入賞口が露呈される、常態では閉じられた可動翼片を開放して遊技球の入賞率を上昇させることなどが挙げられる。「始動入賞口で遊技球が検知されたこと」及び「特定の入賞口で遊技球が検知された場合」とは、始動入賞口や特定の入賞口を遊技球が通過した場合及び始動入賞口や特定の入賞口に遊技球が入った(入賞した)場合のいずれの場合も含む。なお、「入賞」とは入賞口に遊技球が入ることを示し、賞球の有無は適宜の設定が可能である。
「遊技者が有利になる」とは、当たりになったとき以外のときよりも遊技者が遊技球を獲得しやすくなる状態を示す、例えば常態では閉じられた入賞口が露呈される、常態では閉じられた可動翼片を開放して遊技球の入賞率を上昇させることなどが挙げられる。「始動入賞口で遊技球が検知されたこと」及び「特定の入賞口で遊技球が検知された場合」とは、始動入賞口や特定の入賞口を遊技球が通過した場合及び始動入賞口や特定の入賞口に遊技球が入った(入賞した)場合のいずれの場合も含む。なお、「入賞」とは入賞口に遊技球が入ることを示し、賞球の有無は適宜の設定が可能である。
本発明によれば、短縮抽選で当たりモードへの移行時間を短縮することが決定されたことに応答して前記移行時間を短縮するので、当たりの当選確率を高くしても短縮抽選の当選確率で当たりモードに移行する確率を調節することが可能になり、遊技者の射幸心を煽ることなく当たりに当選したときの達成感を容易に味合わせることができる。
また、当たり抽選で当たりが決定されたことに応答していずれか1つの可動入賞口の可動翼片を開放させることにより当たりモードに移行させ、先行して前記可動翼片が開放された可動入賞口に遊技球が入賞した場合にこれに連動させて他の可動入賞口の可動翼片を後続して開放させるので、遊技者の技量を遊技に反映でき、従来にない独特の興趣を遊技者に感じさせることができる。
また、先行して可動翼片が開放された可動入賞口に遊技球が入賞した場合にこれに連動させて他の可動入賞口の可動翼片を後続して開放させるか否かを開放抽選により決定するので、遊技の展開に予測がつかなくなり、遊技に飽きがくることを防止できる。
図1に示すようにパチンコ機(遊技機)10には遊技盤11が組み込まれ、その前面はガラス扉12で開閉自在に覆われている。遊技盤11の前面には、図柄の変動/停止表示及び演出画像の表示を行う液晶ディスプレイ15が設けられている。遊技盤11には、さらに始動入賞口(以下「始動口」)16、短縮口(特定の入賞口)17、第1〜第3可動入賞口(以下「第1〜第3可動口」)18〜20、アウト口21などが設けられている。始動口16及び短縮口17は、検知したパチンコ球を通過させて再び遊技盤11の盤面内を流下させる、いわゆるスルーチャッカーからなる。液晶ディスプレイ15は、始動口16にパチンコ球が入ったときに「1〜9」の数字で表される図柄の変動表示を開始する。変動表示されている図柄が停止して「777」の当たり図柄の組み合わせが表示されると当たりとなる。当たりとなるとその結果が保留され、一定時間(例えば3時間)が経過すると通常モードから当たりモードに移行する。また、当たりの保留中に短縮口17でパチンコ球が検知されたときに行われる短縮抽選に当選すると、当たりモードに移行されるまでの移行時間が短縮されて当たりモードに移行される。
第1〜第3可動口18〜20はそれぞれ開閉動作によってパチンコ球の入賞率を変化させる一対の可動翼片18a〜20a,18b〜20bを有する。可動翼片18a〜20a,18b〜20bは例えば0.2秒間程度開放され、その瞬間には第1〜第3可動口18〜20にパチンコ球が入賞しやすくなる。第1〜第3可動口18〜20の上方にはそれぞれ一対の遊技釘22が遊技盤11に打ち込まれている。遊技釘22の間隔はパチンコ球の直径よりも小さくなっている。このため、可動翼片18a〜20a,18b〜20bが開放されたときのみ第1〜第3可動口18〜20にパチンコ球を入賞させることができる。当たりモードに移行されると、先ず可動翼片18a,18bが開放される。このとき、第1可動口18にパチンコ球が入賞すると開放抽選が行われて可動翼片19a,19bを開放させるか否かが決定される。また、第2可動口19にパチンコ球が入賞した場合にも開放抽選が行われて可動翼片20a,20bを開放させるか否かが決定される。第2可動口19にパチンコ球が入賞すると可動翼片20a,20bが5回開放される。
第1,第2可動口18,19に入賞したパチンコ球は4個までは保留球として開放抽選に活かされ、4個を超えて入賞した場合は賞球の払い出しが賞球受皿23へ行われる。第1可動口18での保留球の表示は4個のLED24の点灯個数で表示され、第2可動口19での保留球の表示は4個のLED25の点灯個数で表示される。
図2に示すように、パチンコ機10の動作は制御基板28によって管制される。制御基板28はCPU(当たりモード実行手段及び移行時間短縮手段)29を備えている。CPU29には各種センサが接続されており、CPU29は各センサからの信号に応答してワーキングメモリ30に格納されたプログラムを参照し、このプログラムに従って制御基板28全体の制御を行う。なお、詳しくは後述するように、制御基板28には、CPU29及びワーキングメモリ30の他、当たり抽選部40、タイマー41、短縮抽選部(短縮抽選手段)42、第1開放抽選部(開放抽選手段)43、第2開放抽選部(開放抽選手段)44が設けられている。
始動口センサ31は始動口16でのパチンコ球の通過、短縮口センサ32は短縮口17でのパチンコ球の通過、第1〜第3可動口センサ33a〜33cは第1〜第3可動口18〜20にパチンコ球が入賞したことを検知して、その検知信号をCPU29に入力する。第1〜第3可動口センサ33a〜33cでパチンコ球が検知されると、CPU29はこの信号を受けて払出制御装置34を作動させ、所定数の賞球を賞球受皿25に払いださせる。
CPU29は始動口センサ31からの検知信号に応答して当たり抽選部40を作動させる。当たり抽選部40は、CPU29からのコマンドを受けて乱数を利用した当たり抽選を行い、当たり/ハズレの決定を行う。当たり抽選で当たりとなった場合はこれを示す当たりフラグがワーキングメモリ30に書き込まれ、タイマー41に前述した一定時間がセットされる。タイマー41ではセットされた時間がカウントダウンされる。これにより、当たりに当選してから当たりモードに移行するまでの移行時間が計測される。
CPU29は短縮口センサ32からの検知信号に応答してワーキングメモリ30を参照する。ワーキングメモリ30に当たりフラグが書き込まれている場合には短縮抽選部42が作動される。短縮抽選部42は、当たりに当選してから当たりモードに移行するまでの移行時間を短縮するか否かを決定する短縮抽選を行う。短縮抽選に当選するとCPU29は可動翼片制御装置35を介して第1可動口18の可動翼片18a,18bを開放させ、当たりモードに移行させる。当たりモードへの移行時には当たりフラグがクリアされるとともに、タイマー42の時間がクリアされる。
CPU29は、第1可動口センサ33aの検知信号が入力されると第1開放抽選部43、第2可動口センサ33bの検知信号が入力されると第2開放抽選部44を作動させる。第1開放抽選部43は、第1可動口18の可動翼片18a,18bの開放に連動させて第2可動口19の可動翼片19a,19bを開放させるか否かを決定する開放抽選を行い、第2開放抽選部44は、第2可動口19の可動翼片19a,19bの開放に連動させて第3可動口20の可動翼片20a,20bを開放させるか否かを決定する開放抽選を行う。
なお、第1可動口センサ33a又は第2可動口センサ33bでパチンコ球が検知された場合、CPU29は第1可動口センサ33a又は第2可動口センサ33bからの検知信号が開放抽選に利用できるものであるか否かを保留球の個数をもとに判定する。保留球の個数はワーキングメモリ30に記憶されており、開放抽選処理が消化されるごとに保留球の記憶個数が1ずつデクリメントされる。保留球の記憶個数が「3」以下であるときには、第1可動口センサ33a又は第2可動口センサ33bからの検知信号が入力されるごとに、ワーキングメモリ30の保留球の記憶個数が「1」インクリメントされる。保留球に対する当選/ハズレはパチンコ球の検知時に決定され、この結果も併せてワーキングメモリ30に書き込まれている。
次に図3及び図4を用いて遊技に係る処理手順を説明する。図3に示すように、始動口16でパチンコ球が検知されて当たり抽選が行われる。当たりに当選すると当たりフラグがワーキングメモリ30に書き込まれ(当たりフラグセット)、タイマー41に一定時間がセットされる。タイマー41ではセットされた時間のカウントダウンが開始される。液晶ディスプレイ15では図柄の変動表示が行われた後に当たり図柄の組み合わせが表示される。この後、短縮口17でパチンコ球が検知されて行われた短縮抽選に当選した場合、又は、タイマー41のカウントダウンが終了した場合(当たりに当選してから一定時間が経過した場合)、CPU29はワーキングメモリ30の当たりフラグをクリアするとともに当たりモードに移行させる。
図4に示すように、当たりモードに移行すると、第1可動口18の可動翼片18a,18bが1回開放される。このとき、第1可動口18にパチンコ球が入賞すると第1開放抽選部43で開放抽選が行われ、複数個のパチンコ球が入賞した場合は4個を上限に保留球が記憶される。第1開放抽選部43での開放抽選に当選すると可動翼片18a,18bが閉じたときに、これに連動して第2可動口19の可動翼片19a,19bが1回開放される。このとき、第2可動口19にパチンコ球が入賞すると第2開放抽選部44で開放抽選が行われ、複数個のパチンコ球が入賞した場合は4個を上限に保留球が記憶される。第2開放抽選部44での開放抽選に当選すると可動翼片19a,19bが閉じたときに、これに連動して第3可動口20の可動翼片20a,20bが5回開放される。
第1可動口18にパチンコ球が入賞しなかった場合、第2可動口19にパチンコ球が入賞しなかった場合、第3可動口20の5回の開放が終了した場合のいずれの場合も第1可動口18及び第2可動口19での保留球が無くなると当たりモードが終了する。また、いずれの場合も第1可動口18に保留球がある場合は再び第1開放抽選部43で開放抽選が行われ、第2可動口19に保留球がある場合は再び第2開放抽選部44で開放抽選が行われ、両方の可動口18,19に保留球がある場合は第1開放抽選部43での開放抽選が優先して行われる。
図5は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)60をスロットマシン10にインストールする例を示しており、記録媒体60には図3及び図4のフローチャートで示すような手段を、CPU29とワーキングメモリ30とを含むコンピュータ61で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、例えば当たり抽選によって当たりが決定されてから一定時間が経過したときに遊技者が有利になる当たりモードに移行させる当たりモード実行手段、特定の入賞口で遊技球が検知された場合、前記当たりに当選してから前記当たりモードに移行するまでの移行時間を短縮するか否かを短縮抽選により決定する短縮抽選手段、前記短縮抽選で前記時間を短縮することが決定されたことに応答して前記移行時間を短縮する移行時間短縮手段としてコンピュータ61を機能させるためのプログラムを記録媒体60に記録する。そして、この記録媒体60を読み取り装置62に装填して、プログラムをスロットマシン10にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体60を介してインストールする代わりにインターネットを利用してスロットマシン10に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は、記録媒体60から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上でスロットマシンの遊技を行うことも可能である。
上記実施形態では、第1可動口18にパチンコ球が入賞した場合及び第2可動口19にパチンコ球が入賞した場合に開放抽選を行ったが、開放抽選を行わずに第1入賞口18にパチンコ球が入賞した場合にこれに連動させて第2可動口19を開放させ、同様に、第2可動口19にパチンコ球が入賞した場合にこれに連動させて第3可動口20を開放させてもよい。また、可動入賞口の個数は適宜の個数にしてよい。
上記実施形態では、当たりモードで可動入賞口を複数用いた態様としたが、当たりモードの態様は、例えば遊技盤11に組み込まれた開閉板(アタッカ)を開放して通常モードでは塞がれている大入賞口を露呈させ、遊技盤11の盤面を流下するパチンコ球の大半がアタッカの内面に案内されて大入賞口に入賞しやすい状態するなど適宜の態様にしてよい。
上記実施形態では、当たりを1種類設定したが、例えば当たりモードと確率変動モードとに移行させる確変当たりと当たりモードにのみ移行させる通常当たりとで当たりを構成するなど、当たりの態様及びその種類は適宜に設定してよい。
上記実施形態では、当たりに当選してから当たりモードに移行するまでの移行時間の表示を行わなかったが、これを報知してもよい。この場合、移行時間を表示させるための表示装置を設ける、あるいは、液晶ディスプレイ15で表示するなど適宜の態様で表示してよい。移行時間を表示すれば、遊技者は遊技を中止する、あるいは、遊技を開始するタイミングを図ることができるため遊技を有利にすすめることができ、従来にない独特の興趣を得ることができる。また、当たりモードに移行する間際には当たりモードへの期待感を高めることができる。なお、移行時間の表示は、遊技が行われたとき(パチンコ球が打ち出されたときや図柄の変動表示が行われたとき)にのみ表示すれば、遊技者が一方的に有利になって遊技場の営業利益の損失が大きくなることを防止できる。
本発明はパチンコ機だけでなく、当たりか否かを決定する当たり抽選が始動入賞口で遊技球が検知されたことを契機に実行され、前記当たり抽選で当たりが決定されると遊技者が有利になる当たりモードに移行する権利が得られる弾球遊技機であれば等しく適用が可能である。
10 パチンコ機(遊技機)
16 始動入賞口
17 短縮口(特定の入賞口)
18 第1可動入賞口
19 第2可動入賞口
20 第3可動入賞口
29 CPU(当たりモード実行手段及び移行時間短縮手段)
40 当たり抽選部
41タイマー
42 短縮抽選部(短縮抽選手段)
43 第1開放抽選部(開放抽選手段)
44 第2開放抽選部(開放抽選手段)
60 記録媒体
61 コンピュータ
16 始動入賞口
17 短縮口(特定の入賞口)
18 第1可動入賞口
19 第2可動入賞口
20 第3可動入賞口
29 CPU(当たりモード実行手段及び移行時間短縮手段)
40 当たり抽選部
41タイマー
42 短縮抽選部(短縮抽選手段)
43 第1開放抽選部(開放抽選手段)
44 第2開放抽選部(開放抽選手段)
60 記録媒体
61 コンピュータ
Claims (5)
- 当たりか否かを決定する当たり抽選が始動入賞口で遊技球が検知されたことを契機に実行され、前記当たり抽選で当たりが決定されると遊技者が有利になる当たりモードに移行する権利が得られる弾球遊技機において、
前記当たり抽選によって当たりが決定されてから一定時間が経過したときに前記当たりモードに移行させる当たりモード実行手段と、
特定の入賞口で遊技球が検知された場合、前記当たりに当選してから前記当たりモードに移行するまでの移行時間を短縮するか否かを短縮抽選により決定する短縮抽選手段と、
前記短縮抽選で前記移行時間を短縮することが決定されたことに応答して前記移行時間を短縮する移行時間短縮手段とを設けたことを特徴とする弾球遊技機。 - 開閉動作によって遊技球の入賞率を変化させる一対の可動翼片を有する複数の可動入賞口を設け、
前記当たりモード実行手段は、前記当たり抽選で当たりが決定されたことに応答していずれか1つの前記可動入賞口の前記可動翼片を開放させることにより前記当たりモードに移行させ、先行して前記可動翼片が開放された前記可動入賞口に遊技球が入賞した場合にこれに連動させて他の前記可動入賞口の前記可動翼片を後続して開放させることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。 - 先行して前記可動翼片が開放された前記可動入賞口に遊技球が入賞した場合にこれに連動させて他の前記可動入賞口の前記可動翼片を後続して開放させるか否かを開放抽選により決定する開放抽選手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の弾球遊技機。
- 当たり抽選によって当たりが決定されてから一定時間が経過したときに遊技者が有利になる当たりモードに移行させる当たりモード実行手段、
特定の入賞口で遊技球が検知された場合、前記当たりに当選してから前記当たりモードに移行するまでの移行時間を短縮するか否かを短縮抽選により決定する短縮抽選手段、
前記短縮抽選で前記時間を短縮することが決定されたことに応答して前記移行時間を短縮する移行時間短縮手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラム。 - 請求項4記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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---|---|---|---|
JP2005335646A JP2007135974A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 弾球遊技機、プログラム及び記録媒体 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005335646A JP2007135974A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 弾球遊技機、プログラム及び記録媒体 |
Publications (1)
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---|---|
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