JP2009029220A - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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【課題】横加速度から適切に路面μを推定する。
【解決手段】横滑り判定手段21、液圧制御手段24および路面μ判定手段22を備えた車両用ブレーキ液圧制御装置100である。路面μ判定手段22は、横加速度の大きさを表す横加速度評価値に変換する横加速度変換手段22aと、横加速度評価値の時間的変化率を算出する変化率算出手段22bと、横滑り判定手段によって車両が横滑り状態であると判定され、液圧制御手段24が横滑り抑制制御を開始したときに、横加速度評価値が第1の閾値以上であるという第1の条件を満たす場合、または、横加速度の時間的変化率が所定値以上であるという第2の条件を満たす場合に、車両が走行している路面が高μ路であると判定し、第1の条件および第2の条件のいずれをも満たさない場合に、路面が低μ路であると判定する判定手段22cとを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ブレーキ液圧制御装置に関し、特に、横滑り抑制制御を実行可能な車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
近年の車両用ブレーキ液圧制御装置においては、車両の挙動に応じて各車輪の制動力を制御して、横滑り抑制制御(車両挙動制御などといわれることもある)をするものがある。このような車両用ブレーキ液圧制御装置は、路面の摩擦係数(以下、「路面μ」という。)を随時推測しながら制御を行うのが通常である。
例えば、特許文献1に開示された車両のスリップ制御装置では、車体に作用する横加速度に基づいて第1路面μを推定し、車体に作用する前後加速度に基づいて第2路面μを推定している。そして、この第1路面μと第2路面μから所定の選択条件に基づいて路面μを決定している。横加速度から路面μを推定する場合は、横加速度が大きいほど、大きな路面μであると推定している。
特開平5−170087号公報
しかし、上記のような方法で横加速度から路面μを推定すると、回頭性が優れた車両においては適切に路面μを推定できない場合がある。
回頭性が優れた車両は、横加速度が比較的小さいうちから車両が旋回しはじめ、大きなヨーレートが発生する。そのため、横加速度が小さいうちに一部の車輪が不安定な状況になることもあり、横滑り抑制制御が開始することがある。すると、回頭性が優れた車両においては、横加速度のみに基づいて路面μを推定すると小さい横加速度から小さな路面μを推定し、横滑り抑制制御においても小さな路面μに従った制御を行うことになってしまう。
なお、特許文献1に記載された発明においては、車両の前後加速度に基づいた第2路面μも考慮しているが、回頭性が優れた車両で発生するこの問題は解消されない。
本発明は、かかる背景に鑑みなされたもので、横加速度から適切に路面μを推定できる車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、旋回中の車両が横滑り状態であるか否かを判定する横滑り判定手段と、当該横滑り判定手段によって横滑り状態にあると判定された場合に前記車両の横滑りを抑制するように、各車輪に設けられた車輪ブレーキへのブレーキ液の供給を制御する液圧制御手段と、取得された横加速度に基づいて路面が高μ路か低μ路かを判定する路面μ判定手段とを備えた車両用ブレーキ液圧制御装置であって、前記路面μ判定手段は、前記横加速度を、当該横加速度の大きさを表す横加速度評価値に変換する横加速度変換手段と、前記横加速度評価値の時間的変化率を算出する変化率算出手段と、前記横滑り判定手段によって車両が横滑り状態であると判定され、前記液圧制御手段が横滑り抑制制御を開始したときに、前記横加速度評価値が第1の閾値以上であるという第1の条件を満たす場合、または、前記横加速度の時間的変化率が所定値以上であるという第2の条件を満たす場合に、前記車両が走行している路面が高μ路であると判定し、第1の条件および第2の条件のいずれをも満たさない場合に、前記路面が低μ路であると判定する判定手段とを有することを特徴とする。
このような装置では、路面μ判定手段は、横加速度評価値が第1の閾値以上である第1の条件を満たす場合だけでなく、横加速度の時間的変化率が所定値以上であるという第2の条件を満たす場合にも高μ路であると判定するので、路面μを適切に判断することができる。すなわち、横加速度の時間的変化率が所定値以上であるということは、横加速度が早く増加しているということであり、この判定の時点より後に、さらに高い横加速度を発生することが予想される。例えば、回頭性が優れた車両が旋回する場合がそのような場合である。後に、高い横加速度が発生するということは、その路面は高μ路であるのだから、判定の時点では、横加速度が小さくても、高μ路と判定することで、正しく路面μを判定することができるのである。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置においては、前記第2の条件は、前記横加速度評価値が前記第1の閾値よりも小さな第2の閾値以上であるとともに前記横加速度の時間的変化率が前記所定値以上であるという条件とすることができる。
このように、横加速度の時間的変化率が所定値以上である場合の中で、さらに、横加速度評価値が、ある程度高い値を取る場合のみを高μ路と判定することで、より正確に路面μを判定することができる。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置においては、前記ブレーキ液を昇圧して前記車輪ブレーキに供給するポンプと、前記ポンプを駆動するモータとをさらに備え、前記液圧制御手段は、前記路面μ判定手段によって路面が低μ路であると判定された場合には、路面が高μ路と判定された場合よりも、前記モータの回転数を小さくすることが望ましい。
このように、低μ路であると判定された場合に、高μ路と判定された場合よりもモータの回転数を小さくすることで、高μ路での昇圧性能を確保しつつ、低μ路での過剰なモータ回転を防止して、モータ駆動音を低減させることができる。
本発明によれば、横加速度から適切に路面μを推定することができ、その結果、横滑り抑制制御もより適切に行うことができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
参照する図において、図1は、本発明の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置を備えた車両の構成図であり、図2は、車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。
図1に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100は、車両CRの各車輪Wに付与する制動力(ブレーキ液圧)を適宜制御するためのものであり、油路(液圧路)や各種部品が設けられた液圧ユニット10と、液圧ユニット10内の各種部品を適宜制御するための制御部20とを主に備えている。また、この車両用ブレーキ液圧制御装置100の制御部20には、車輪Wの車輪速度を検出する車輪速センサ91、ステアリングSTの操舵角を検出する操舵角センサ92、車両CRの横方向に働く加速度を検出する横加速度センサ93、車両CRの旋回角速度を検出するヨーレートセンサ94、および車両CRの前後方向の加速度を検出する加速度センサ95が接続されている。各センサ91〜95の検出結果は、制御部20に出力される。
制御部20は、例えば、CPU、RAM、ROMおよび入出力回路を備えており、車輪速センサ91、操舵角センサ92、横加速度センサ93、ヨーレートセンサ94および加速度センサ95からの入力と、ROMに記憶されたプログラムやデータに基づいて各演算処理を行うことによって、制御を実行する。また、ホイールシリンダHは、マスタシリンダMCおよび車両用ブレーキ液圧制御装置100により発生されたブレーキ液圧を各車輪Wに設けられた車輪ブレーキFR,FL,RR,RLの作動力に変換する液圧装置であり、それぞれ配管を介して車両用ブレーキ液圧制御装置100の液圧ユニット10に接続されている。
図2に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100の液圧ユニット10は、運転者がブレーキペダルBPに加える踏力に応じたブレーキ液圧を発生する液圧源であるマスタシリンダMCと、車輪ブレーキFR,FL,RR,RLとの間に配置されている。液圧ユニット10は、ブレーキ液が流通する油路を有する基体であるポンプボディ10a、油路上に複数配置された入口弁1、出口弁2などから構成されている。マスタシリンダMCの二つの出力ポートM1,M2は、ポンプボディ10aの入口ポート121に接続され、ポンプボディ10aの出口ポート122が、各車輪ブレーキFR,FL,RR,RLに接続されている。そして、通常時はポンプボディ10a内の入口ポート121から出口ポート122までが連通した油路となっていることで、ブレーキペダルBPの踏力が各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに伝達されるようになっている。
ここで、出力ポートM1から始まる油路は、前輪左側の車輪ブレーキFLと後輪右側の車輪ブレーキRRに通じており、出力ポートM2から始まる油路は、前輪右側の車輪ブレーキFRと後輪左側の車輪ブレーキRLに通じている。なお、以下では、出力ポートM1から始まる油路を「第一系統」と称し、出力ポートM2から始まる油路を「第二系統」と称する。
液圧ユニット10には、その第一系統に各車輪ブレーキFL,RRに対応して二つの制御弁手段Vが設けられており、同様に、その第二系統に各車輪ブレーキRL,FRに対応して二つの制御弁手段Vが設けられている。また、この液圧ユニット10には、第一系統および第二系統のそれぞれに、リザーバ3、ポンプ4、ダンパ5、オリフィス5a、調圧弁(レギュレータ)R、吸入弁7、貯留室7aが設けられている。また、液圧ユニット10には、第一系統のポンプ4と第二系統のポンプ4とを駆動するための共通のモータ9が設けられている。このモータ9は、回転数制御可能なモータであり、本実施形態では、デューティ制御により回転数制御が行われる。また、本実施形態では、第二系統にのみ圧力センサ8が設けられている。
なお、以下では、マスタシリンダMCの出力ポートM1,M2から各調圧弁Rに至る油路を「出力液圧路A1」と称し、第一系統の調圧弁Rから車輪ブレーキFL,RRに至る油路および第二系統の調圧弁Rから車輪ブレーキRL,FRに至る油路をそれぞれ「車輪液圧路B」と称する。また、出力液圧路A1からポンプ4に至る油路を「吸入液圧路C」と称し、ポンプ4から車輪液圧路Bに至る油路を「吐出液圧路D」と称し、さらに、車輪液圧路Bから吸入液圧路Cに至る油路を「開放路E」と称する。
制御弁手段Vは、マスタシリンダMCまたはポンプ4側から車輪ブレーキFL,RR,RL,FR側(詳細には、ホイールシリンダH側)への液圧の行き来を制御する弁であり、ホイールシリンダHの圧力を増加または低下させることができる。そのため、制御弁手段Vは、入口弁1、出口弁2、チェック弁1aを備えて構成されている。
入口弁1は、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRとマスタシリンダMCとの間、すなわち車輪液圧路Bに設けられた常開型の電磁弁である。入口弁1は、通常時に開いていることで、マスタシリンダMCから各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRへブレーキ液圧が伝達するのを許容している。また、入口弁1は、車輪Wがロックしそうになったときに制御部20により閉塞されることで、ブレーキペダルBPから各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに伝達するブレーキ液圧を遮断する。
出口弁2は、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRと各リザーバ3との間、すなわち車輪液圧路Bと開放路Eとの間に介設された常閉型の電磁弁である。出口弁2は、通常時に閉塞されているが、車輪Wがロックしそうになったときに制御部20により開放されることで、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに作用するブレーキ液圧を各リザーバ3に逃がす。
チェック弁1aは、各入口弁1に並列に接続されている。このチェック弁1aは、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流入のみを許容する弁であり、ブレーキペダルBPからの入力が解除された場合に、入口弁1を閉じた状態にしたときにおいても、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流入を許容する。
リザーバ3は、開放路Eに設けられており、各出口弁2が開放されることによって逃がされるブレーキ液を一時的に貯留する機能を有している。また、リザーバ3とポンプ4との間には、リザーバ3側からポンプ4側へのブレーキ液の流れのみを許容するチェック弁3aが介設されている。
ポンプ4は、出力液圧路A1に通じる吸入液圧路Cと車輪液圧路Bに通じる吐出液圧路Dとの間に介設されており、リザーバ3で貯留されているブレーキ液を吸入して吐出液圧路Dに吐出する機能を有している。これにより、リザーバ3により吸収されたブレーキ液をマスタシリンダMCに戻すことができるとともに、後述するようにブレーキペダルBPの操作の有無に関わらずブレーキ液圧を発生して、車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに制動力を発生することができる。
なお、ポンプ4によるブレーキ液の吐出量は、モータ9の回転数(デューティ比)に依存している。すなわち、モータ9の回転数(デューティ比)が大きくなると、ポンプ4によるブレーキ液の吐出量も大きくなる。
ダンパ5およびオリフィス5aは、その協働作用によってポンプ4から吐出されたブレーキ液の圧力の脈動および後記する調圧弁Rが作動することにより発生する脈動を減衰させている。
調圧弁Rは、通常時に出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流れを許容するとともに、ポンプ4が発生したブレーキ液圧によりホイールシリンダH側の圧力を増加するときには、この流れを遮断しつつ、車輪液圧路BおよびホイールシリンダH側の圧力を設定値以下に調節する機能を有し、切換弁6およびチェック弁6aを備えて構成されている。
切換弁6は、マスタシリンダMCに通じる出力液圧路A1と各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに通じる車輪液圧路Bとの間に介設された常開型のリニアソレノイド弁である。詳細は図示しないが、切換弁6の弁体は、付与される電流に応じた電磁力によって閉弁方向へ付勢されており、車輪液圧路Bの圧力が出力液圧路A1の圧力より所定値(この所定値は、付与される電流による)以上高くなった場合には、車輪液圧路Bから出力液圧路A1へ向けてブレーキ液が逃げることで、車輪液圧路B側の圧力が所定圧に調整される。
なお、切換弁6に付与する電流は、デューティ制御により制御される。
チェック弁6aは、各切換弁6に並列に接続されている。このチェック弁6aは、出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流れを許容する一方向弁である。
吸入弁7は、吸入液圧路Cに設けられた常閉型の電磁弁であり、吸入液圧路Cを開放する状態および遮断する状態を切り換えるものである。吸入弁7は、切換弁6が閉じるとき、言い換えれば、非ペダル操作時において各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRにブレーキ液圧を作用させるときに制御部20の制御により開放(開弁)される。
貯留室7aは、吸入液圧路C上におけるポンプ4と吸入弁7の間に設けられている。この貯留室7aは、ブレーキ液を貯留するものであり、これにより、吸入液圧路Cに貯留されるブレーキ液の容量が実質的に増大する。
圧力センサ8は、出力液圧路A1のブレーキ液圧を検出するものであり、その検出結果は制御部20に入力される。
図3は、制御部のブロック構成図であり、図4は、横加速度評価値を説明するグラフであり、図5は、複数種類の車両について複数種類の路面で横加速度を測定し、横加速度評価値と横加速度変化率をプロットしたチャートである。
図3に示すように、制御部20は、各センサ91〜95から入力された信号に基づき、液圧ユニット10内の制御弁手段V、調圧弁R(切換弁6)および吸入弁7の開閉動作ならびにモータ9の動作を制御して、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRの動作を制御するものである。制御部20は、機能部として横滑り判定手段21、路面μ判定手段22、ブレーキ液圧計算部23、液圧制御手段24、弁駆動部25、モータ駆動部26および記憶部29を備えている。
横滑り判定手段21は、公知の手法により、車両CRの横滑り状態を判定する手段である。
横滑りの判定手法について一例を挙げれば、まず、横滑り判定手段21は、各種センサの値を読み込んだ後、操舵角と車体速度に基づいて、目標ヨーレートを計算する。ここで、目標ヨーレートとは、ニュートラルステアリングにあるときのヨーレートである。そして、この目標ヨーレートを、横加速度センサ93で検出した実際の横加速度に基づいて、その横加速度に相当するヨーレートの値を上限値とした値(修正目標ヨーレート)に変換する。そして、この修正目標ヨーレートとヨーレートセンサ94で検出した実際のヨーレートとの差(ヨーレート偏差)を計算する。このヨーレート偏差が、運転者の操舵と実際の車両の挙動との差を表すので、ヨーレート偏差が所定の閾値を超えた場合に、横滑り状態と判定する。横滑り状態の判定結果およびヨーレート偏差は、液圧制御手段24に出力される。
路面μ判定手段22は、横加速度センサ93が検出した横加速度に基づいて路面が高μ路か低μ路かを判定する手段である。そのため、路面μ判定手段22は、横加速度変換手段22aと、変化率算出手段22bと、判定手段22cとを備える。
横加速度変換手段22aは、横加速度センサ93が検出した横加速度GYの値を、路面μを判定する評価値である横加速度評価値GYFに変換する手段である。横加速度GYは、図4に示す横加速度GYのグラフのように、例えば左旋回を正、右旋回を負として取得される。そこで、まず、横加速度GYの絶対値|GY|を計算することで、横加速度GYの大きさを得る(図4の破線参照)。
しかし、絶対値|GY|は、図4に示すように、右旋回から左旋回に切り替わった瞬間においては、小さな値を取る。横加速度GYが大きい場合というのは、それだけ路面μが大きいと推定できるのであるが、このような切り返しの瞬間においても正しく路面μを推定するため、本実施形態においては、評価値を大きい値に維持するようにしている。
つまり、本実施形態では、横加速度評価値GYFは、図4の実線に示すように、横加速度GYの絶対値|GY|が増加するときには、これに倣って増加し、減少するときには、減少しにくい値をとるようにしている。
変化率算出手段22bは、横加速度評価値GYFの時間的変化率である横加速度変化率RGYFを算出する手段である。この時間的変化率は、横加速度評価値GYFの前回値と今回値の差分を、制御部20のサンプリング時間(毎回の制御の時間的間隔)で割ればよい。
判定手段22cは、横加速度評価値GYFおよび横加速度変化率RGYFに基づいて路面が高μ路か低μ路かを判定する手段である。この判定は、回頭性に優れた車両および回頭性が一般的な車両を含めた複数の車両について、複数種類の路面で横加速度GYを測定し、横加速度評価値GYFと横加速度変化率RGYFをプロットした図5に基づいて行うことができる。図5では、実測された範囲で高μ路の範囲を太い実線で囲んである。
図5に示すように、横加速度評価値GYFが第1の閾値GHiよりも大きい場合(第1の条件)には、必ず高μ路(Hiμ)である。また、横加速度変化率RGYFが所定値RGHiよりも大きい場合(第2の条件)にも、低μ路であることはない。このような場合には、横加速度GYが早く増加しているということであるので、高μ路であると推定できる。実測された範囲においては、横加速度評価値GYFが第1の閾値GHiより小さい第2の閾値GLoよりも大きく、かつ、横加速度変化率RGYFが所定値RGHiより大きい場合(第2の条件)には、必ず高μ路である。
一方、以上の範囲外の場合が、低μ路(Lowμ)である。
そこで、判定手段22cは、まず、横加速度評価値GYFが第1の閾値GHiよりも大きい場合には、高μ路と判定する。また、横加速度評価値GYFが第1の閾値GHiより小さい第2の閾値GLoよりも大きく、かつ、横加速度変化率RGYFが所定値RGHiよりも大きい場合にも、高μ路と判定する。そして、上記の場合以外には、低μ路であると判定する。
以上のようにして判定された路面μは、液圧制御手段24に出力される。
ブレーキ液圧計算部23は、圧力センサ8によって検出されたブレーキ液圧、すなわちマスタシリンダ圧と弁駆動部25による各電磁弁1,2,6の駆動量に基づき、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRのブレーキ液圧(推定ブレーキ液圧)を計算する。計算されたブレーキ液圧は、弁駆動部25およびモータ駆動部26に出力される。
液圧制御手段24は、横滑り判定手段21が判定した横滑りの判定結果および路面μ判定手段22が判定した路面μに基づき、車両CRの横滑りを抑制すべく各種弁の動作を弁駆動部25に指示する手段である。
具体的には、横滑り判定手段21が横滑りを判定したとき、ヨーレート偏差を横滑り判定手段21から取得し、補正すべきヨーレートの量を決定して一部の車輪Wに制動力を付与する。例えば、ヨーレート偏差がオーバステア制御閾値より大きかった場合には、ヨーレート偏差とオーバステア制御閾値の差をオーバステア制御量として、この制御量を旋回外輪の制動力とする。また、ヨーレート偏差がアンダーステア制御閾値より小さかった(アンダーステアの場合には、ヨーレート偏差が負の値として現れる)場合には、ヨーレート偏差とアンダーステア制御閾値の差をアンダーステア制御量として、この制御量を旋回内輪の制動力とする。
液圧制御手段24が、一部の車輪Wに制動力を付与する場合、その制動力の大きさに応じてモータ9に電流を供給するため、モータ駆動部26にモータ9の駆動を指示する。
そして、ポンプ4により調圧弁Rの制御弁手段V側の加圧を可能にするため、吸入弁7を開き、調圧弁Rに、制動力に応じた電流を流す。さらに、制動力を付与する車輪Wに対応する制御弁手段Vを増圧状態とし、その他の弁を保持状態とする。また、制動力の付与を止める際には、制御弁手段Vを減圧状態とする。液圧制御手段24は、このような各弁の開閉または状態の指示を弁駆動部25に出力する。
弁駆動部25は、液圧制御手段24の指示に基づいて、制御弁手段V、調圧弁Rおよび吸入弁7を制御する部分である。そのため、弁駆動部25は、制御弁手段駆動部25a、調圧弁駆動部25bおよび吸入弁駆動部25cを有する。
制御弁手段駆動部25aは、液圧制御手段24の増圧、保持または減圧の指示に基づいて入口弁1および出口弁2を制御する。具体的には、ホイールシリンダHの圧力を増加すべき場合には、入口弁1および出口弁2の双方に電流を流さない。そして、ホイールシリンダHの圧力を減少させるべき場合には、入口弁1および出口弁2の双方に信号を送り、入口弁1を閉じ、出口弁2を開放させることで、ホイールシリンダHのブレーキ液を出口弁2から流出させる。また、ホイールシリンダHの圧力を保持する場合には、入口弁1に信号を送り、出口弁2には電流を流さないことで、入口弁1と出口弁2の双方を閉じる。
調圧弁駆動部25bは、通常時は、調圧弁Rに電流を流さない。そして、液圧制御手段24から駆動の指示があった場合には、この指示に従い調圧弁Rにデューティ制御により電流を供給する。調圧弁Rに電流が供給されると、調圧弁RのマスタシリンダMC側と制御弁手段V(ホイールシリンダH)側との間には、この電流に応じた差圧が形成される。その結果、調圧弁Rと制御弁手段Vの間の吐出液圧路Dの液圧が調整される。
吸入弁駆動部25cは、通常時は、吸入弁7に電流を流さない。そして、液圧制御手段24から指示があった場合には、この指示に従い吸入弁7に信号を出力する。これにより、吸入弁7が開いてマスタシリンダMCからポンプ4へブレーキ液が吸入されるようになっている。
モータ駆動部26は、液圧制御手段24の指示に基づきモータ9の回転数を決定し、駆動するものである。すなわち、モータ駆動部26は、回転数制御によりモータ9を駆動するものであり、本実施形態では、デューティ制御により回転数制御を行う。
以上のように構成された車両用ブレーキ液圧制御装置100の動作について、本発明の特徴部分を中心に説明する。参照する図において、図6は、本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置における横滑り抑制制御のフローチャートであり、図7は、路面μ判定処理のフローチャートである。
制御部20は、図6に示すフローチャートに従い、スタートからエンドまでの処理を繰り返し行う。
まず、車両CRが進行中に、横滑り判定手段21は、各種センサ91〜95の検出値を読み込む(S101)。そして、操舵角センサ92が検出した操舵角と、車輪速センサ91の検出した車輪速度から推定される車体速度に基づいて、目標ヨーレートを計算する(S102)。そして、目標ヨーレートを、横加速度GYに相当するヨーレートの値を上限値とした修正目標ヨーレートに変換し(S103)、ヨーレートセンサ94が測定した実際のヨーレートと修正目標ヨーレートの差であるヨーレート偏差を計算する(S104)。
そして、路面μの判定処理(S200)に入る。図7に示すように、路面μを判定するとき、まず横加速度GYを取得し(S201)、横加速度GYの絶対値|GY|を計算し、(S202)、横加速度評価値GYFを計算する(S203)。
次に、横加速度評価値GYFの前回値と今回値との差分を制御部20のサンプリング時間で割ることによって、横加速度変化率RGYFを計算する(S204)。
このようにして得られた横加速度評価値GYFおよび横加速度変化率RGYFから路面μを判定する。
まず、横加速度評価値GYFが第1の閾値GHi以上か否か判断し、第1の閾値GHi以上であれば(S205,Yes)、高μ路と判定する(S206)。
横加速度評価値GYFが第1の閾値GHiよりも小さかった場合(S205,No)、横加速度評価値GYFが第2の閾値GLo以上か否か判断する。第2の閾値GLo以上であれば(S207,Yes)、さらに、横加速度変化率RGYFが所定値RGHi以上か否か判断し、所定値RGHi以上であれば(S208,Yes)、高μ路と判定する(S206)。
横加速度変化率RGYFが所定値RGHiより小さい場合(S208,No)または横加速度評価値GYFが第2の閾値GLoより小さかった場合(S207,No)には、低μ路と判定する(S209)。
以上のようにして、路面μを推定した後、制御部20は、モータ回転数を決定する(S105)。すなわち、高μ路であった場合(S105,Yes)、モータ回転数を高く設定し(S106)、高μ路でなかった場合(S105,No)、モータ回転数を低く設定する(S107)。
そして、ステップS104で算出したヨーレート偏差に基づいて横滑り抑制制御をするか否かを判断する。
まず、ヨーレート偏差が記憶部29に記憶していたオーバステア制御閾値を超えているか判断し、超えている場合(S108,Yes)、ヨーレート偏差とオーバステア制御閾値の差を計算してオーバステア制御量を算出し(S109)、この制御量に応じて旋回外輪に制動力を付加する(S110)。これにより、オーバステアが抑制される。
一方、ヨーレート偏差が記憶部29に記憶していたオーバステア制御閾値を超えてない場合(S108,No)、ヨーレート偏差が記憶部29に記憶していたアンダーステア制御閾値より小さいか否か判断する。ヨーレート偏差がアンダーステア制御閾値より小さかった場合(S111,Yes)、ヨーレート偏差とアンダーステア制御閾値の差を計算してアンダーステア制御量を算出し(S112)、この制御量に応じて旋回内輪に制動力を付加する(S113)。これにより、アンダーステアが抑制される。
ヨーレート偏差が記憶部29に記憶していたアンダーステア制御閾値より小さくない場合(S111,No)、車両CRは横滑り状態ではないため、横滑り抑制制御をすることなく、処理を終了する。
以上のようにして、本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置100によれば、横加速度GYに基づいて路面μを判定した上で、モータ回転数を決定し、横滑り抑制制御をすることができる。
この際、路面μの判定は、横加速度GYのみに基づいていながら、図5の実験データにしたがって横加速度評価値GYFが第1の条件を満たす場合、および横加速度評価値GYFおよび横加速度変化率RGYFが第2の条件を満たす場合に高μ路と判定し、その他の場合を低μ路と判定しているので、一般的な車両のみでなく、回頭性に優れた車両でも路面μを正確に判定することができる。
さらに、低μ路と判断された場合には、高μ路と判断された場合よりもモータ9の回転数を低くするので、高μ路での昇圧性能を確保しつつ、低μ路での過剰なモータ回転を防止して、モータ駆動音を低減させることができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
例えば、液圧源はブレーキペダルBPにより圧力を発生するマスタシリンダMCには限られない。また、本発明にいう調圧弁は、ポンプの吐出側の液圧路から液圧源側へのブレーキ液の流れを抑止する弁であればよく、他の呼び方がされる場合もある。
前記実施形態においては、横加速度やヨーレートをセンサにより測定していたが、車輪速度から推定する構成とすることもできる。
前記実施形態においては、横滑り抑制制御のみを行う車両用ブレーキ液圧制御装置100について説明したが、本発明の車両用ブレーキ液圧制御装置は、アンチロックブレーキ制御など、他の制御を同時に行ってもよい。
本発明の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置を備えた車両の構成図である。 車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。 制御装置のブロック構成図である。 横加速度評価値を説明するグラフである。 複数種類の車両について複数種類の路面で横加速度を測定し、横加速度評価値と横加速度変化率をプロットしたチャートである。 本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置における横滑り抑制制御のフローチャートである。 路面μ判定処理のフローチャートである。
符号の説明
1 入口弁
2 出口弁
3 リザーバ
4 ポンプ
7 吸入弁
8 圧力センサ
9 モータ
10 液圧ユニット
20 制御部
91 車輪速センサ
92 操舵角センサ
93 横加速度センサ
94 ヨーレートセンサ
95 加速度センサ
100 車両用ブレーキ液圧制御装置
H ホイールシリンダ
MC マスタシリンダ
R 調圧弁
RGYF 横加速度変化率
FL,RR,RL,FR 車輪ブレーキ

Claims (3)

  1. 旋回中の車両が横滑り状態であるか否かを判定する横滑り判定手段と、当該横滑り判定手段によって横滑り状態にあると判定された場合に前記車両の横滑りを抑制するように、各車輪に設けられた車輪ブレーキへのブレーキ液の供給を制御する液圧制御手段と、取得された横加速度に基づいて路面が高μ路か低μ路かを判定する路面μ判定手段とを備えた車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    前記路面μ判定手段は、
    前記横加速度を、当該横加速度の大きさを表す横加速度評価値に変換する横加速度変換手段と、
    前記横加速度評価値の時間的変化率を算出する変化率算出手段と、
    前記横滑り判定手段によって車両が横滑り状態であると判定され、前記液圧制御手段が横滑り抑制制御を開始したときに、前記横加速度評価値が第1の閾値以上であるという第1の条件を満たす場合、または、前記横加速度の時間的変化率が所定値以上であるという第2の条件を満たす場合に、前記車両が走行している路面が高μ路であると判定し、第1の条件および第2の条件のいずれをも満たさない場合に、前記路面が低μ路であると判定する判定手段とを有することを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 前記第2の条件は、前記横加速度評価値が前記第1の閾値よりも小さな第2の閾値以上であるとともに前記横加速度の時間的変化率が前記所定値以上であるという条件であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記ブレーキ液を昇圧して前記車輪ブレーキに供給するポンプと、
    前記ポンプを駆動するモータとをさらに備え、
    前記液圧制御手段は、前記路面μ判定手段によって路面が低μ路であると判定された場合には、路面が高μ路と判定された場合よりも、前記モータの回転数を小さくすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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