JP2009028852A - 主軸装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】他の構成部品の寸法に影響を与えることなく、アンバランスが発生し易い回転軸の軸方向中央に近接した位置で効果的なバランス調整することができる主軸装置及びそのバランス調整方法を提供する。
【解決手段】モータビルトインタイプの主軸装置1の回転軸2には、ステータ13の軸方向両端部より軸方向内側で傾斜して配置された、一対のバランス調整機構51,52が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主軸装置に関し、より詳細には、工作機械等に用いられる高速回転可能な主軸装置に関する。
従来、高速回転する工作機械等の主軸装置では、振動低減のためにバランス修正を行っている。特に、モータビルトインタイプの主軸装置では、ロータやばね等により回転軸の軸方向中央部分に初期残留アンバランスが存在し、高速回転速度領域では、回転軸の曲げ変形により振動が増大するため、種々の対策が図られている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
図7に示すように、特許文献1に記載の主軸装置100では、工具側の軸受部101より軸端側、この工具側軸受部101とロータ102との間、ロータ102と反工具側の軸受部103との間、及び、反工具側軸受部103より軸端側の少なくとも4箇所P1,P2,P3,P4で、バランス修正が行われている。また、図8に示すように、特許文献2に記載の主軸装置200では、バランス修正用錘201が、ロータ202と反工具側の軸受部203との間、且つ、ステータ204の半径方向内側で回転軸205に設けられたリング206に取り付けられ、錘201の位置をネジの締め込みを調整してバランス修正が行われている。
特開2004−114254号公報 特開平10−281229号公報
ところで、特許文献1の主軸装置100では、バランスの多面修正が可能であり、良好なバランス修正を行うことができるが、初期アンバランスが存在する回転軸の軸方向中央部分、即ち、ロータ102近傍でのより効果的なバランス修正が望まれる。
また、特許文献2の主軸装置200では、バランス修正用錘201がリング206に取り付けられ、リング206内で位置調整するために、反工具側軸受部203の後方から工具Tが挿入される。このため、反工具側の軸受部203の外径を小さくせざるを得ず、主軸装置200の剛性が低下する虞があった。また、比較的直径の大きなリング206が配置されるので、リング206自身がバランス悪化の要因となることが懸念される。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、他の構成部品の寸法に影響を与えることなく、アンバランスが発生し易い回転軸の軸方向中央に近接した位置で効果的なバランス調整することができる主軸装置及びそのバランス調整方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) ステータを有するハウジングと、
前記ステータと対向配置されるロータを有し、一端で工具をクランプ可能な回転軸と、
前記ロータに対して工具側で前記回転軸を支持する第1軸受部と、
前記ロータに対して反工具側で前記回転軸を支持する第2軸受部と、
を備えた主軸装置であって、
前記回転軸には、前記ステータの軸方向端部より軸方向内側で傾斜して配置された、少なくとも一つのバランス調整機構が設けられることを特徴とする主軸装置。
(2) 前記バランス調整機構は、テーパ状に形成された前記回転軸の外周面に設けられることを特徴とする(1)に記載の主軸装置。
(3) 前記バランス調整機構は、前記回転軸に取り付けられた間座に設けられることを特徴とする(1)又は(2)のいずれかに記載の主軸装置。
(4) ステータを有するハウジングと、前記ステータと対向配置されるロータを有し、一端で工具をクランプ可能な回転軸と、前記ロータに対して工具側で前記回転軸を支持する第1軸受部と、前記ロータに対して反工具側で前記回転軸を支持する第2軸受部と、を備えた主軸装置のバランス調整方法であって、
前記回転軸を回転させて、アンバランス量及びアンバランス方向を測定する工程と、
測定されたアンバランス量に相当するバランス修正用錘を、前記ハウジングに形成された作業孔から斜めに挿入して、前記ステータの軸方向端部より内側で前記回転軸に取り付ける工程と、
を備えることを特徴とする主軸装置のバランス調整方法。
本発明によれば、モータビルトインタイプの主軸装置において、回転軸には、ステータの軸方向端部より軸方向内側で傾斜して配置された、少なくとも一つのバランス調整機構が設けられる。このため、他の構成部品の寸法に影響を与えることなく、アンバランスが発生し易い回転軸の軸方向中央に近接した位置で効果的にバランス調整することができる。また、これによって回転軸の振動を効果的に抑制して安定した高速回転が可能となる。
以下、本発明に係る主軸装置の各実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の主軸装置1は、モータビルトインタイプのものであり、ロータ3が固定され、一端で図示しない工具をクランプ可能な回転軸2と、ロータ3より工具側(以下、前側とも言う)で回転軸2を支持する第1軸受部4と、ロータ3より反工具側(以下、後側とも言う)で回転軸2を支持する第2軸受部5と、ハウジング6と、を備える。
ハウジング6は、第1軸受部4が内部に配設されるフロントハウジング7と、第2軸受部5が内部に配設されるリヤハウジング8と、フロントハウジング7及びリヤハウジング8の間に配置された中間ハウジング9と、を備え、それぞれボルト14等によって着脱自在に締結されている。また、フロントハウジング7の前端部には、フロントカバー10が配置され、リヤハウジング8の後端部には、リヤカバー11が配置される。中間ハウジング9にはスリーブ12を介してステータ13が配置されており、回転軸2に固定されるロータ3はこのステータ13に対向配置されている。
図2に示すように、第1軸受部4は、外輪60がフロントハウジング7に内嵌されると共に内輪61が回転軸2に外嵌される2つのアンギュラ玉軸受である前側転がり軸受15A,15Bと、前側転がり軸受15A,15Bより反工具側で、外輪62が軸受スリーブ16に内嵌されると共に内輪63が回転軸2に外嵌される2つのアンギュラ玉軸受である中間転がり軸受17A,17Bと、を有する。2つの前側転がり軸受15Aと15Bとは並列組合せされ、2つの中間転がり軸受17Aと17Bとは並列組合せされる。また、前側転がり軸受15A,15Bと中間転がり軸受17A,17Bは、背面組み合わせされている。
前側転がり軸受15A,15B及び中間転がり軸受17A,17Bの各内輪61,63は、複数の間座64,50を介して回転軸2の段差部2aと回転軸2に締結されるナット65によって回転軸2に対して位置決めされている。また、前側転がり軸受15A,15Bの各外輪60は、複数の間座66を介してフロントハウジング7の段差部7aとフロントハウジング7に固定されたフロントカバー10によって、フロントハウジング7に対して位置決めされている。さらに、中間転がり軸受17A,17Bの各外輪62は、複数の間座67を介して軸受スリーブ16の段差部16aと軸受スリーブ16に固定される外輪押え20によって、軸受スリーブ16に対して位置決めされる。
軸受スリーブ16は、フロントハウジング7に対して軸方向に摺動自在に嵌合する。また、フロントハウジング7と軸受スリーブ16との軸方向対向面間には、フロントハウジング7と軸受スリーブ16を互いに離間する方向に付勢する予圧ばね18が設けられている。従って、前側転がり軸受15A,15Bと中間転がり軸受17A,17Bには、互いの相対的な位置が変化しても予圧ばね18によって一定の予圧荷重が保たれる定圧予圧が付与されている。
また、図2に示すように、軸受スリーブ16の側面にボルトにて締結固定される外輪押え20は、フロントハウジング7の反工具側端面と対向するフランジ部20aを有する。そして、この外輪押え20のフランジ部20aには、フロントハウジング7に対する軸受スリーブ16の軸方向移動量を規制する調整リング19が固定されている。
図3に示すように、第2軸受部5は、リヤハウジング8に摺動自在に内嵌される他の軸受スリーブ21に外輪70が内嵌されると共に、内輪71が回転軸2のロータ3より反工具側で外嵌され、背面組み合わせされた2つのアンギュラ玉軸受(一対の転がり軸受)22A、22Bを備える。各内輪71は、複数の間座72を介して回転軸2の段差部2bと回転軸2に固定されたナット73によって、速度センサ74を構成する被検出部75と共に回転軸2に位置決めされている。また、各外輪70は、複数の間座76を介して他の軸受スリーブ21の段差部21aと他の軸受スリーブ21に固定された他の外輪押え23によって、他の軸受スリーブ21に固定されている。これにより、2つのアンギュラ玉軸受22A、22Bには定位置予圧が付与されている。
また、図1に示すように、回転軸2は、第1軸受部4によって支持される部分2cの外径d1が、第2軸受部5によって支持される部分2dの外径d2より大きくなるように形成されている。これにより、第1軸受部4には軸受内径の大きな軸受15A,15B,17A,17Bが使用されるので、工具側のスピンドル剛性を高くすることができ、第2軸受部5には軸受内径の小さな軸受22A,22Bが使用されるので、定位置予圧が付与される軸受においても高速回転を許容することができる。
回転軸2の内部には、回転軸2に対して軸方向に相対移動可能に装着されるドローバー30と、ドローバー30に外装されて、回転軸2とドローバー30の大径部30aとの間に圧縮可能に配置された複数のバネ32と、が配置される。ドローバー30は、バネ32の作用によって工具ホルダ37を軸方向内方(図1において右方向)に引き込む。尚、バネ32としては、皿バネを使用しているが、コイルバネや螺旋皿バネ等を使用してもよい。
ドローバー30の先端には、工具ホルダ37をクランプするコレット部38が設けられている。また、ドローバー30の後端には、油圧クランプ機構40が設けられている。油圧クランプ機構40は、第1圧力油供給口41Aと第2圧力油供給口41Bを備えるシリンダ42と、該シリンダ42内で移動するピストン43とを備える。図示しない油圧ポンプから供給される圧力油を第1圧力油供給口41Aからシリンダ42に供給すると、ピストン43が図中左方向に移動してドローバー30を工具ホルダ37側に押し出して、アンクランプ状態となる。また、第2圧力油供給口41Bに圧力油を供給すると、ピストン43が右方向に移動して、ドローバー30が工具ホルダ37をクランプする。なお、図1中、上側半分は工具アンクランプ状態を示し、下側半分は工具クランプ状態を示す。
また、本実施形態では、ステータ13の内径は、ステータ13より反工具側で回転軸2に取り付けられる構成部品、即ち、ロータ3の外径、他の軸受スリーブ21の外径、速度センサ74を構成する被検出部75の外径より大きく設定されている。従って、中間ハウジング9からフロントハウジング7を取り外すことによって、第1軸受部4を備えるフロントハウジング7、回転軸2、ロータ3、第2軸受部5、及び他の軸受スリーブ21等からなる半組立体Uを、中間ハウジング9から工具側に一体に抜き取ることが可能であり、メンテナンス性が大幅に向上する。
図1に示すように、回転軸2には、その中心部分、即ち、ステータ13の軸方向両端部より軸方向内側(ロータ側)に、傾斜して配置される一対のバランス調整機構51,52が設けられる。
具体的に、ロータ3に対して工具側に設けられたバランス調整機構51は、図2に示すように、回転軸2に取り付けられた間座50の円周方向複数箇所(4等配〜16等配程度)に形成されるねじ孔50aと、このねじ孔50aに挿入されるバランス修正用錘であるねじ53(図4参照。)とから構成される。間座50は、その工具側の外周面を斜めに面取りしたテーパ面50bを有し、ねじ孔50aは、このテーパ面50bと略垂直に、回転軸2の工具端部側からロータ3側に向けて略45°で傾斜して形成され、半径方向において第1軸受部4よりも内側まで延びる。また、この間座50は、ねじ孔50aがステータ13の軸方向端部(工具側端部)より軸方向内側の位置となるように、回転軸2に取り付けられている。さらに、フロントハウジング7及び外輪押さえ20には、ねじ孔50aと一直線上に作業孔36が形成される。
また、ロータ3に対して反工具側に設けられたバランス調整機構52は、図3に示すように、ステータ13の軸方向端部(反工具側端部)より軸方向内側の位置で回転軸2の円周方向複数箇所(4等配〜16等配程度)に直接形成されるねじ孔2eと、このねじ孔2eに挿入されるバランス修正用錘であるねじ53(図4参照。)とで、構成される。ロータ3が取り付けられる回転軸2には、回転軸2の大径部2fの後方から漸次縮径することでテーパ面2gが形成されており、ねじ孔2eは、このテーパ面2gと略垂直に、回転軸2の反工具端部側からロータ3側に向けて略45°で傾斜して形成され、半径方向において第2軸受部5よりも内側まで延びる。また、リヤハウジング8には、ねじ孔2eと一直線上に作業孔35が形成される。
そして、長さ(重さ)の異なるねじ53を用意して、このねじ53をねじ孔50a,2eに挿脱することで、バランス調整が行われる。このバランス調整は、まず、主軸装置1をアンバランス測定装置(図示せず)に装着して回転軸2を回転させ、アンバランス量及びアンバランス方向を測定する。次に、測定されたアンバランス量に相当するねじ53を、アンバランス方向と逆位相に設けられたねじ孔50a,2eに螺合固定してバランス修正を行う。
例えば、図4に示すように、ねじ孔2eにねじ53を螺合固定する場合には、まず、ねじ53を工具Tの先端に保持させ、作業孔35から工具Tを挿入する。同時に、アンバランス方向と逆位相に設けられた所望のねじ孔2eが作業孔35と一直線上に並ぶように、回転軸2を回転させる。そして、工具Tを用いて、ねじ53を所望のねじ孔2eに螺合固定する。なお、ねじ孔50aにねじ53を装着する場合にも、作業孔36から工具Tを挿入して、作業が行われる。
上記したように、本実施形態の主軸装置1によれば、回転軸2には、ステータ13の軸方向両端部より軸方向内側で傾斜して配置された、一対のバランス調整機構51,52が設けられる。このため、他の構成部品の寸法に影響を与えることなく、アンバランスが発生し易い回転軸2の軸方向中央に近接した位置で効果的にバランス調整することができる。また、これによって回転軸2の振動を効果的に抑制して安定した高速回転が可能となる。さらに、第1軸受部4とロータ3との間、又は、ロータ3と第2軸受部5との間で、ステータ13の軸方向外側にバランス修正のための孔を設ける必要がなく、主軸装置の長さを短くすることができ、コンパクトな設計となる。
また、バランス調整機構52を構成するねじ孔2eは、テーパ状に形成された回転軸2の外周面2gに設けられるので、工具Tをステータ13の軸方向端部より軸方向内側に斜めに挿入しやすくなると共に、傾斜して配置されるねじ53が突出するねじ長さが全周に亘り均一になり、より確実にねじ53を固定することができる。
さらに、バランス調整機構を構成するねじ孔50aは、回転軸2に取り付けられた間座50に設けられるので、ねじ孔50aは、回転軸2に直接形成し難い位置にも設けることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る主軸装置1aについて、図5を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、同一符号を付して説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態の主軸装置1aは、第1軸受部4の予圧付与方式を定位置予圧方式とした点において、第1実施形態のものと異なる。2つの前側転がり軸受15A,15Bと、2つの中間転がり軸受17A,17Bは、背面組み合わせされている。前側転がり軸受15A,15B及び中間転がり軸受17A,17Bの各内輪61,63は、複数の間座64,50を介して回転軸2の段差部2aと回転軸2に締結されるナット65によって回転軸2に対して位置決めされている。また、前側転がり軸受15A,15B及び中間転がり軸受17A,17Bの各外輪60,62は、複数の間座66を介してフロントハウジング7の段差部7bとフロントハウジング7に固定されたフロントカバー10によって、フロントハウジング7に対して位置決めされている。これにより、前側転がり軸受15A,15B及び中間転がり軸受17A,17Bには定位置予圧が付与されている。
なお、本実施形態においても、回転軸2には、ステータ13の軸方向両端部より軸方向内側に傾斜して配置された一対のバランス調整機構51,52が設けられており、アンバランスが発生し易い回転軸2の軸方向中央に近接した位置で効果的にバランス調整することができる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
上記実施形態では、ステータ13の軸方向両端部より軸方向内側の回転軸2の位置に、一対のバランス調整機構51,52が設けられているが、少なくとも一方のバランス調整機構が、ステータ13の軸方向端部より軸方向内側の回転軸2の位置に設けられればよい。即ち、図6に示す主軸装置1bのように、ロータ3の反工具側のねじ孔2eがステータ13の軸方向端部より軸方向内側の回転軸2の位置に設けられればよく、ロータ3の工具側のねじ孔50a´が、ステータ13の軸方向端部より軸方向外側の間座50´の位置に、径方向に延びて形成されてもよい。
また、本実施形態では、ロータ3の工具側のねじ孔が間座50に設けられているが、工具側のねじ孔も回転軸2に直接形成されてもよい。
さらに、バランス調整機構のバランス修正用錘はねじに限定されるものでなく、回転軸に形成された孔に取り付けられるものであればよい。
本発明の第1実施形態である主軸装置を示す縦断面図である。 図1のIIで囲まれた部分の拡大図である。 図1のIIIで囲まれた部分の拡大図である。 バランス調整を説明するため、図1のIV−IV線に沿った部分断面図である。 本発明の第2実施形態である主軸装置を示す縦断面図である。 本発明の変形例である主軸装置を示す縦断面図である。 従来の主軸装置の縦断面図である。 従来の他の主軸装置の縦断面図である。
符号の説明
1 主軸装置
2 回転軸
2e,50a ねじ孔
3 ロータ
4 第1軸受部
5 第2軸受部
6 ハウジング
7 フロントハウジング
9 中間ハウジング
13 ステータ
15A、15B アンギュラ玉軸受(前側転がり軸受、第1軸受部の軸受)
16 軸受スリーブ
17A、17B アンギュラ玉軸受(中間転がり軸受、第1軸受部の軸受)
18 予圧ばね
19 調節リング
21 他の軸受スリーブ
22A、22B アンギュラ玉軸受(第2軸受部の軸受)
50 間座
51,52 バランス調整機構
53 ねじ

Claims (4)

  1. ステータを有するハウジングと、
    前記ステータと対向配置されるロータを有し、一端で工具をクランプ可能な回転軸と、
    前記ロータに対して工具側で前記回転軸を支持する第1軸受部と、
    前記ロータに対して反工具側で前記回転軸を支持する第2軸受部と、
    を備えた主軸装置であって、
    前記回転軸には、前記ステータの軸方向端部より軸方向内側で傾斜して配置された、少なくとも一つのバランス調整機構が設けられることを特徴とする主軸装置。
  2. 前記バランス調整機構は、テーパ状に形成された前記回転軸の外周面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の主軸装置。
  3. 前記バランス調整機構は、前記回転軸に取り付けられた間座に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の主軸装置。
  4. ステータを有するハウジングと、前記ステータと対向配置されるロータを有し、一端で工具をクランプ可能な回転軸と、前記ロータに対して工具側で前記回転軸を支持する第1軸受部と、前記ロータに対して反工具側で前記回転軸を支持する第2軸受部と、を備えた主軸装置のバランス調整方法であって、
    前記回転軸を回転させて、アンバランス量及びアンバランス方向を測定する工程と、
    測定されたアンバランス量に相当するバランス修正用錘を、前記ハウジングに形成された作業孔から斜めに挿入して、前記ステータの軸方向端部より内側で前記回転軸に取り付ける工程と、
    を備えることを特徴とする主軸装置のバランス調整方法。
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