JP2009027899A - 車両用電子部品冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネルギーを図り、車両内で機器を効率的に配置できると共に、組み付け作業性を向上することのできる小型軽量の車両用電子部品冷却装置を提供する。
【解決手段】車両用電子部品冷却装置100は、ウォータポンプ10と、ウォータジャケット20と、高圧回路であるDC/DCコンバータ30、低圧回路である電動機制御部40と、とを含む。ウォータポンプ10は、電動機16と羽根車11と冷却水の吸入口21とを有し、電動機16はステータ14とロータ13とロータ13及び羽根車11とを接続するシャフト12とを有する。ウォータポンプ10に接続されたウォータジャケット20は、整流用のフィン23と吐出口22とを有し、スパイラル状通路の裏面に発熱部品が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の電子部品を冷却する車両用電子部品冷却装置に関する。
近年、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車及び電気自動車等が実用化され、車両を駆動するさまざまな電子部品が搭載されるようになった。このような車両は、車両を駆動する車両駆動用電動機と、走行性能を向上させるための高電圧の主バッテリと、主バッテリの直流電力を三相交流に変換して車両駆動用電動機を作動させるインバータと、主バッテリを充電するための発電機と、車両の補機を駆動する補機バッテリと、主バッテリの電圧を降圧して補機バッテリを充電するDC/DCコンバータ等と、を備えている。
このような電気自動車等では、搭載スペースが限られていることから小型化が要求され、さらに車両駆動用電動機、インバータ、及びDC/DCコンバータ等は発熱量も多いため冷却装置が必要となる。このような冷却装置として特許文献1には、主バッテリの電力を用いて車両駆動用電動機を駆動するインバータと、車両駆動用電動機に接してインバータを冷却する冷却装置と、を一体に組み込むと共に、冷却装置の冷媒を循環させる冷媒循環経路を車両駆動用電動機ケースの外周面に沿って形成する技術が開示されている。
また、一般的にインバータなどの電子機器は、幅広い仕様を満足させるために共通に使用できる制御基板と、さまざまな仕様を有する電源基板と、に分かれている。しかし、電源回路のトランスは鉄やフェライトなどの比較的重量の大きな素材が用いられているため、対振動性や冷却性を考慮しつつ制御基板と電源基板を固定するには注意が必要であった。そこで、特許文献2には、制御基板と電源基板を固定し、パワーモジュールとトランス近傍とに冷却通路を備えたインバータの技術が開示されている。
特開平7−288949号公報 特開2006−191765号公報
しかし、上述したインバータとインバータを冷却する冷却装置とを一体に組み込むだけでは、機器のさらなる小型化及び軽量化と、省エネルギー化と、機器の効率的な配置と、を実現することは難しい。
そこで、本発明は、省エネルギー化を図り、車両内で機器を効率的に配置できると共に、組み付け作業性を向上することのできる小型軽量の車両用電子部品冷却装置を提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明に係る車両用電子部品冷却装置は、車両の電子部品を冷却する車両用電子部品冷却装置において、冷媒を吐出する電動ポンプと、主バッテリの電圧を降圧し、電動ポンプと車両に搭載された補機とに電力を供給するDC/DCコンバータと、DC/DCコンバータの発熱部品と熱交換をするための冷媒通路が設けられた熱交換器と、を備え、これらを一体化したことを特徴とする。
また、本発明に係る車両用電子部品冷却装置において、熱交換器は、冷媒通路がスパイラル状に形成されたことを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両用電子部品冷却装置において、DC/DCコンバータの発熱部品は、熱交換器であるスパイラル状冷媒通路の外周部に配置されたことを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る車両用電子部品冷却装置において、DC/DCコンバータの発熱部品は、トランスまたは整流部品であることを特徴とする。
また、本発明に係る車両用電子部品冷却装置において、冷媒には水を使用し、熱交換器は電動ポンプと同一面側に配置されたことを特徴とする。
本発明を用いることにより、一体化した機器のさらなる小型化及び軽量化が可能となる。また、小型化により機器を車両内に効率的に配置することができるという効果がある。
以下、本発明を実施をするための最良の実施の形態(以下実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1は、車両用電子部品冷却装置100の構成を示す構成図であり、図1は図2に示されている車両用電子部品冷却装置100の上部に設けられた熱交換器であるウォータジャケット20及び装置のA−A’断面を示している。
本発明において特徴的な事項の一つは、冷媒として冷却水を使用し、冷却水を吐出するウォータポンプ10の吐き出し側に12ボルト系の低圧回路を配置して吐き出された冷却水をスパイラル状(渦巻き状ともいう)に導き、スパイラル状通路の外周部にDC/DCコンバータを駆動する数百ボルト系の高電圧回路を配置したことである。
図1の車両用電子部品冷却装置100は、大きく分けて、ウォータポンプ10と、ウォータジャケット20と、高圧回路であるDC/DCコンバータ30、低圧回路である電動機制御部40と、とを含む。
ウォータポンプ10は、電動機16と羽根車11と冷却水の吸入口21とを有し、電動機16はステータ14とロータ13とロータ13及び羽根車11とを接続するシャフト12とを有する。ウォータポンプ10に接続されたウォータジャケット20は、整流用のフィン23と吐出口22とを有し、スパイラル状通路の裏面に発熱部品が配置されている。
DC/DCコンバータ30は、制御回路が設けられた制御基板35と電源用の電源基板31とを有し、電源基板31には高電圧コネクタ33とコンデンサ32と1次駆動トランジスタ34と2次整流トランジスタ39とが設けられている。
さらに、電源基板31はバスバー38によりトランス37に接続されている。なお、トランス37と1次駆動トランジスタ34と2次整流トランジスタ39によって発熱した熱は、スパイラル状通路の裏面から冷却水へ放出される。なお、後述する温度センサ55がDC/DCコンバータ30に設けられている。
電動機制御部40は、低電圧コネクタ41,43,44と、電動機制御回路と、を有し、低電圧コネクタ43,44によってDC/DCコンバータから電力の供給を受けると共に、他の機器へ低電圧を供給する低電圧コネクタ41を有する。
次に、冷却水の流れについて図2を用いて示す。ウォータポンプ10は時計回りに回転するため、吸入口21は乱流を低減させる目的で、冷却水がウォータポンプの中心部に時計回りで流入するように設けられている。羽根車11によって増速された冷却水はスパイラル状通路24を通過してウォータポンプ10外周部に流れる。ここでは、整流と冷却効率を高めるためのフィン23により流れが整えられ、吐出口22から冷却水が吐き出される。
なお、図1のウォータジャケット20に示すようにスパイラル状通路24の幅が増加するに従い、スパイラル状通路の高さを適切に設定することで配管断面積の急激な変化を防止し、スパイラル状通路による圧力損失を低減させている。
図3には、車両用電子部品冷却装置100を含む冷却システム200全体の構成が示されている。図3の冷却システム200は、車両用電子部品冷却装置100と、冷却ファン52を有するラジエータ51と、トランスアクスル(T/A)系及びインバータ53と、が配管で接続され、これらを制御する制御部56を有している。冷却システム200における冷却水の温度は、配管に設けられた温度センサ54によって測定され、同様にしてDC/DCコンバータ30の温度は、車両用電子部品冷却装置100に設けられた温度センサ55によって測定され、これらの情報は、制御部56に入力される。以下に、制御部56による温度制御処理について示す。
図4は、ウォータポンプ回転数制御の処理の流れを示すフローチャート図であり、図5は、ファン回転数制御の処理の流れを示す。また、図6は水温に対するウォータポンプ回転数と、水温に対するファン回転数と、の制御特性を示している。同様にして図7には、DC/DCコンバータ温度に対するウォータポンプ回転数制御と、DC/DCコンバータ温度に対するファン回転数制御と、の制御特性を示している。
まず、図4のウォータポンプ回転数制御の処理の流れについて図6と図7とを用いて示す。なお、図4〜図7の用語は略称で示した。
本実施形態で特徴的なことは、測定された温度にヒステリシスを設けた制御を適応すると共に、ウォータポンプ回転数を上昇させる前に、ファン回転数を上昇させることにより冷却効率を高めたことである。
図4のウォータポンプ回転数制御が開始されると、ステップS10において温度測定が実行され、水温度とDC/DCコンバータ温度とが測定されてステップS12へ移る。もし、温度が上昇し、ステップS12において、水温度が図6に示すt1より高い、又は、DC/DCコンバータ温度が図7のt5より高い場合には、ウォータポンプ回転数を高回転に設定後(S13)、ステップS10へ戻る。
また、温度が低下した場合、ステップS10において温度測定が実行され、ステップS12において、所定温度より低い場合には、ステップS14へ移る。ステップS14において、水温度が図6のt2より低く、かつ、DC/DCコンバータ温度が図7のt6より低い場合には、ウオータポンプ回転数を低回転に設定後(S15)、ステップS10へ戻ることになる。
次に、図4のファン回転数制御の処理の流れについて図6と図7とを用いて示す。本実施形態では、図6と図7に示す制御特性に示したように、ウォータポンプ回転数制御に関する温度より、ファン回転数制御に関する温度は低く設定されている。これにより、ファンによる冷却が優先して実行されることで省エネルギー化を実現している。
図5のファン回転数制御が開始されると、ステップS20において温度測定が実行され、水温とDC/DCコンバータ温度とが測定されてステップS22へ移る。もし、水温が上昇し、ステップS22において、水温度が図6に示すt3より高い、又は、DC/DCコンバータ温度が図7のt7より高い場合には、ファン回転数を高回転に設定後(S23)、ステップS20へ戻る。
また、温度が低下した場合、ステップS20において温度測定が実行され、ステップS22において、所定温度より低い場合には、ステップS24へ移る。ステップS24において、水温度が図6のt4より低く、かつ、DC/DCコンバータ温度が図7のt8より低い場合には、ファン回転数を低回転に設定後(S25)、ステップS20へ戻ることになる。
以上、上述したように、本実施形態のウォータポンプ一体型DC/DCコンバータとすることにより、省エネルギーを図り、エンジンルーム内で機器を効率的に配置できると共に、組み付け作業性を向上することのできる小型軽量の車両用電子部品冷却装置を提供することが可能となる。なお、本実施形態では、自動車を例にして説明したが、これに限定するものではなく、自動車に限らず、二輪車、鉄道車両などに用いることもできる。
本発明の実施形態に係る車両用電子部品冷却装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に係る車両用電子部品冷却装置の上部に設けられた熱交換器の平面図である。 本発明の実施形態に係る冷却システム全体の構成を示した構成図である。 本発明の実施形態に係るウォータポンプ回転数制御の処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係るファン回転数制御の処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る水温による制御特性を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係るDC/DCコンバータ温度による制御特性を説明する説明図である。
符号の説明
10 ウォータポンプ、11 羽根車、12 シャフト、13 ロータ、14 ステータ、16 電動機、20 ウォータジャケット、21 吸入口、22 吐出口、23 フィン、24 スパイラル状通路、30 DC/DCコンバータ、31 電源基板、32 コンデンサ、33 高電圧コネクタ、34 1次駆動トランジスタ、35 制御基板、37 トランス、38 バスバー、39 2次整流トランジスタ、40 電動機制御部、41,43,44 低電圧コネクタ、51 ラジエータ、52 冷却ファン、53 インバータ、54,55 温度センサ、56 制御部、100 車両用電子部品冷却装置、200 冷却システム。

Claims (5)

  1. 車両の電子部品を冷却する車両用電子部品冷却装置において、
    冷媒を吐出する電動ポンプと、
    主バッテリの電圧を降圧し、電動ポンプと車両に搭載された補機とに電力を供給するDC/DCコンバータと、
    DC/DCコンバータの発熱部品と熱交換をするための冷媒通路が設けられた熱交換器と、
    を備え、これらを一体化したことを特徴とする車両用電子部品冷却装置。
  2. 請求項1に記載の車両用電子部品冷却装置において、
    熱交換器は、冷媒通路がスパイラル状に形成されたことを特徴とする車両用電子部品冷却装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用電子部品冷却装置において、
    DC/DCコンバータの発熱部品は、熱交換器であるスパイラル状冷媒通路の外周部に配置されたことを特徴とする車両用電子部品冷却装置。
  4. 請求項3に記載の車両用電子部品冷却装置において、
    DC/DCコンバータの発熱部品は、トランスまたは整流部品であることを特徴とする車両用電子部品冷却装置。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用電子部品冷却装置において、
    冷媒には水を使用し、熱交換器は電動ポンプと同一面側に配置されたことを特徴とする車両用電子部品冷却装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012239337A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Denso Corp 電力変換装置
JP2017011999A (ja) * 2016-10-21 2017-01-12 三菱電機株式会社 車両システム

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