JP2009027592A - テレビジョン放送受信装置及びそのチューニングにおける画像表示方法 - Google Patents

テレビジョン放送受信装置及びそのチューニングにおける画像表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】テレビジョン放送受信装置におけるオートチューニングでは、チューニングされるチャンネルが切替わるたびに受信する信号が切り替わり信号状態が不連続になり乱れた画像が表示されてしまうので、チューニング完了まで画面に乱れた画像を表示しないようにする。
【解決手段】表示切替コントロール回路10は、チューナ表示メモリ回路9から静止画像データを読込む回路である読込用メモリ制御回路17と、画像処理バッファ6の動画像データを読込むかまたは読込用メモリ制御回路17から静止画像データを読込むかを切り替える画像信号切換回路18と、チューナ表示メモリ回路9から静止画像データの読込みに使用する同期信号を発生するする内部同期信号発生回路19と、内部同期信号と外部同期信号とを切り替える同期信号切換回路20と、読込んだ画像データを表示装置11に出力する表示コントロール回路21とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、テレビジョン放送受信装置及びそのチューニングにおける画像表示方法に係り、特にテレビジョン放送のチューニングが完了するまで乱れない画像を表示させることが出来るテレビジョン放送受信装置及びそのチューニングにおける画像表示方法に関するものである。
テレビジョン放送受信装置を購入し初めて受信を開始する場合など、オートチューニングにより選局可能なチャンネルを自動的に記憶していていく作業を行なう場合がある。このオートチューニングは、テレビ放送をアンテナで受信した放送信号の中から、チューナがあらかじめ受信することのできる特定の周波数(物理チャンネル)だけを取り出し、テレビ放送を受信する機器に、選局可能な放送チャンネルを記憶(以下プリセットという)していくように動作している。
例えば、特許文献1に開示されたチューニングにおける画像表示方法によれば、記憶されたチャネル番号と記憶されないチャネル番号を判別できるように同時に表示し、チューニング完了後はチャンネル選択が容易にできるようにしている。また、特許文献2に開示されたチューニングにおける画像表示方法によれば、選局可能なチャンネルの実際の画像のみを表示装置に表示することで、実際の画像の状態を確認しながらチャンネルのプリセット作業を行うことができるようにしている。
特開平6−205320号公報 特開2005−210546号公報
上記の特許文献1と特許文献2のテレビジョン放送受信装置におけるオートチューニングによるプリセットは、選局可能なチャンネルを自動的にサーチしてチャンネル番号やチャンネルの実際の画面を表示装置に多画面で表示することができる。しかしながら、チューニングされるチャンネルが切替わるたびに受信する信号(周波数や制御信号など)が切替わるので受信状態が不連続になり、同期信号が得られなくなるなど不安定状態が生じプリセット作業中に乱れた画像が表示されてしまうという問題があった。このため、チューニング完了までは画面に乱れた画像を表示しないようにすることが望まれていた。
更に、従来技術では、表示装置に選局可能なチャネルの画面を表示出来ない場合は、ユーザが手動で次の選局可能なチャネル番号をいちいち指定して再表示を行わなければならないという面倒な作業を行なう必要があった。特に最近普及してきたデジタル放送では、選局可能なチャンネルを視認可能な状態で表示装置に全て表示することが困難になって来ている。
本発明の目的は、テレビジョン放送受信装置のプリセット作業中に乱れた画像が表示されないテレビジョン放送受信装置及びそのチューニングにおける画像表示方法を提供することにある。また、本発明の他の目的は、選局可能なチャンネルが表示装置に表示できる予め決められた画面数を超えた場合は、選局状態を表示する画面を自動的にスクロールして表示することができるテレビジョン放送受信装置及びそのチューニングにおける画像表示方法を提供することである。
本発明のテレビジョン放送受信装置は、予めチューニング処理を実行して選局可能なチャンネルを記憶するテレビジョン放送受信装置において、チューニング処理中に表示するための静止画像を保存する記憶手段と、内部で連続的に同期信号を発生させる内部同期信号発生手段と、チューニング処理の際、前記内部同期信号発生手段の同期信号に同期して前記記憶手段に保存された静止画像を表示する表示手段とを備えたことを特徴としている。
また、前記記憶手段は、チューニング処理中にチューニングされたチャンネルに対応した静止画像を保存するチューナ表示メモリ回路であることを特徴としている。
また、前記チューナ表示メモリ回路は、複数のチャンネルの静止画像を保存することができることを特徴としている。
また、放送番組の映像を表示する回路とチューニング処理中の前記静止画像を表示する回路を切り替える表示切替コントロール回路を備えたことを特徴としている。
また、前記表示切替コントロール回路は、放送番組の動画像または前記静止画像のいずれか一方を入力するように切り替える画像信号切換回路と、前記放送番組の動画像を入力するように切り替えられた場合には前記放送番組の受信データから抽出された外部同期信号に切り替え、前記静止画像を入力するように切り替えられた場合には前記内部同期信号に切り替える同期信号切換回路と、を備えていることを特徴としている。
また、前記表示切替コントロール回路は、表示装置に前記静止画像を多画面で表示するように制御し、受信したチャンネルが予め決められた表示できる画面数を超えた場合に、表示している前記静止画像を自動的にスクロールしながら表示するように制御することを特徴としている。
また、前記表示切替コントロール回路は、表示装置に前記静止画像を多画面で表示するように制御し、受信したチャンネルが予め決められた表示できる画面数を超えた場合に、表示できる画面数を変更して前記静止画像を表示するように制御することを特徴としている。
また、前記記憶手段は、予めメモリに記憶された固定画像を読み込んで記憶する固定画像表示メモリ回路であることを特徴としている。
また、放送番組の映像を表示する回路とチューニング処理中の前記固定画像を表示する回路を切り替える表示切替コントロール回路を備えたことを特徴としている。
また、前記表示切替コントロール回路は、放送番組の動画像または前記固定画像のいずれか一方を入力するように切り替える画像信号切換回路と、前記放送番組の動画像を入力するように切り替えられた場合には前記放送番組の受信データから抽出された外部同期信号に切り替え、前記固定画像を入力するように切り替えられた場合には前記内部同期信号に切り替える同期信号切換回路と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明のテレビジョン放送受信方法は、予めチューニング処理を実行して選局可能なチャンネルを記憶するテレビジョン放送受信処理のチューニングにおける画像表示方法において、チューニング処理中に表示する静止画像を保存する記憶工程と、チューニング処理中は前記記憶工程で保存した静止画像を内部で連続的に発生させた同期信号に同期させて表示し、放送番組視聴中は受信された放送番組の動画像を前記放送番組から抽出された外部信号に同期して表示するように切り替える表示切替コントロール工程と、を備えていることを特徴としている。
また、前記記憶工程は、チューニング処理中にチューニングされたチャンネルに対応した静止画像を保存するチューナ表示メモリ工程であり、
チューニング処理中は前記チューナ表示メモリ工程で保存した静止画像を内部で連続的に発生させた同期信号に同期させて表示し、放送番組視聴中は受信された放送番組の動画像を前記放送番組から抽出された外部信号に同期して表示するように切り替える表示切替コントロール工程と、を備えていることを特徴としている。
また、前記表示切替コントロール工程は、表示装置に動画像または静止画像を多画面で表示し、受信したチャンネルが予め決められた表示できる画面数を超えた場合に、表示している前記静止画像を自動的にスクロールしながら表示することを特徴としている。
また、前記記憶工程は、予めメモリに記憶された固定画像を読み込んで記憶する固定画像表示工程であり、チューニング処理中は前記固定画像表示工程で保存した固定画像を内部で連続的に発生させた同期信号に同期させて表示し、放送番組視聴中は受信された放送番組の動画像を前記放送番組から抽出された外部信号に同期して表示するように切り替える表示切替コントロール工程と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、プリセット作業中は、内部同期信号で動作する表示切替コントロール回路により画像を表示するようにしたので、同期信号が不連続になることがなく、乱れない画像を表示することができる。また、本発明によれば、自動的にスクロールしてチューニングされたチャンネルの静止画像を表示することができるので、ユーザは、チューニング完了後のチャンネルを容易に確認することができる。
以下、本発明の最良の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における、デジタル放送を受信するテレビジョン放送受信装置の制御ブロック図である。図2は、図1の表示切替コントロール回路10を更に詳細に示した制御ブロック図である。
図1、図2を参照して本発明の第1の実施形態のデジタル放送を受信するテレビジョン放送受信装置の構成を説明する。
アンテナ1は放送電波から放送信号を受信する装置であり、受信した放送信号をチューナ回路2に出力する。
チューナ回路2は、所望の放送番組のデータが含まれる放送電波(物理チャンネル)を選択して復調し、誤り訂正処理などを施し、映像信号、音声信号、制御信号などが多重されたトランスポートストリーム信号(物理チャンネルのTS信号)を出力する回路である。
信号処理回路3は、チューナ回路2から入力されたTS信号から所望の放送番組(編成チャンネル)のデータを選択(DeMUX処理)して伸長する復号処理回路を含む。また、信号処理回路3は、MPEG−2方式で圧縮された映像信号、音声信号、制御信号などを外部入力装置4から入力して伸長する復号処理回路を含む。また、信号処理回路3は、チューナ回路2からの信号、または外部入力装置4からの信号のいずれかの信号を、リモコンなどの操作入力手段15の操作に基づき選択して出力する切替手段を含む。また、信号処理回路3は、映像信号、音声信号、制御信号などを復号して出力するが、図1では画像処理回路5に出力される映像信号のみを示し、その他の音声信号、制御信号などについては図示を省略している。
外部入力装置4は、放送番組などを録画再生するビデオ装置やDVD装置である。
画像処理回路5は、信号処理回路3から入力された映像信号を処理する回路で、映像信号から水平同期信号と垂直同期信号を分離する処理(放送番組の映像を表示装置に表示するための外部同期信号(水平同期信号、垂直同期信号)は画像処理回路5において映像信号から抽出される。以下映像信号から抽出されたこの同期信号を外部同期信号という)、通常の番組視聴時は選択された放送番組(編成チャンネル)の映像信号の動画像を抽出する処理、また、チューニング作業において選局された各編成チャンネルの映像信号である動画像の1コマ(1フレーム)である静止画像を抽出する処理を行う回路である。
動画像処理バッファ6は、画像処理回路5が抽出した動画像の画像データを一時的にサイクリックに保存するフレームメモリ、及び1フレームの画像データを外部同期信号(水平同期信号、垂直同期信号)に同期して1ライン分毎に出力するバッファを備えている。フレームメモリの構成は、図6に示すように、各フレームにフレームNoとヘッダ情報を有する構成となっている。1フレームデータは1コマの画像に対応し、1コマの画像の1ライン分のピクセル(画像の最小単位である画素)を1スロットとし、そのスロット毎にヘッダ情報を持つ図7に示す構成の複数スロットからなる画像データである。
静止画像処理バッファ7は、画像処理回路5が編成チャンネル同期状態で抽出し動画像処理バッファ6のフレームメモリに記憶した1フレーム分の静止画像の画像データをチューナ表示メモリ回路9に書き込む前に一時的に記憶するバッファである。
メモリ制御回路8は、抽出された静止画像の画像データを静止画像処理バッファ7から受け取り、チューナ表示メモリ回路9に書込む回路である。
チューナ表示メモリ回路9は、チューニング作業において各編成チャンネルに対応して1フレームずつ抽出された静止画像データを記憶する記憶手段であり、選局可能な編成チャンネルの静止画像データは、このチューナ表示メモリ回路9に区分けして記憶される。
表示切替コントロール回路10は、図2に詳細を示すように、読込用メモリ制御回路17と、画像信号切替回路18と、内部同期信号発生回路19と、同期信号切替回路20と、表示コントロール回路21とから構成されている。
読込用メモリ制御回路17は、制御部12からの読出命令によりチューナ表示メモリ回路9から静止画像データを読込む回路である。チューナ表示メモリ回路9からの画像データ読み出しは、内部同期信号発生回路19からの同期信号の水平同期信号、垂直同期信号に同期して1フレームの1ラインごと行われる。以下内部同期信号発生回路19から出力される同期信号(水平同期信号、垂直同期信号)を内部同期信号という。
画像信号切替回路18は、動画像処理バッファ6の動画像データを読込むかまたは読込用メモリ制御回路17から静止画像データを読込むかを切り替える回路である。
内部同期信号発生回路19は、チューナ表示メモリ回路9からの静止画像データ読込みに使用する同期信号(水平同期信号、垂直同期信号)を発生するする回路である。この内部同期信号発生回路19から発生する内部同期信号は、編成チャンネルの選局に伴う映像信号の切り替えに拘わらず連続した同期信号を発生している。
同期信号切替回路20は、内部同期信号と外部同期信号とを切り替える回路である。
表示コントロール回路21は、読込んだ画像データを表示装置11に出力する回路である。また、表示コントロール回路21は制御部12からチューニング開始の指令を受け付けると、画像信号切替回路18、同期信号切替回路20の切替を行い、表示切替コントロール回路10を内部同期信号で動作するように切り替える。
表示装置11は、液晶表示装置、プラズマ表示装置などを使用した画像表示装置であり、表示コントロール回路21の制御によりチューニング作業で得られた静止画像、または通常の放送番組を視聴しているときの動画像を表示する。
制御部(CPU)12は、当該テレビジョン放送受信装置の動作を制御する装置である。
電源回路13は、当該テレビジョン放送受信装置に制御電源を供給する回路である。
メモリ14は、制御部12が実行するための制御プログラム格納や処理データの一時記憶用(作業領域用)などとして使用するメモリである。
操作入力手段15は、ユーザがリモコンなどを使用してチューニング開始、番組選局、外部入力装置4への切り替えなどの操作を行うための操作情報入力手段である。
チューニング情報テーブル16は、物理チャンネル毎の編成チャンネルと周波数定義と選局可否フラグが設けられている図4に示す構成のテーブルであり、チューニングを行う時に参照するテーブルである。
次に、本発明の第1の実施形態における、デジタル放送を受信するテレビジョン放送受信装置のチューニング完了までの処理を図3のフローチャートを参照して説明する。
第1の実施形態のテレビジョン放送受信装置は、チューニング作業中に乱れない画像が表示することができ、また選局可能な編成チャンネル数が予め決められた表示画面数を超えた場合は、自動的にスクロールして表示することができる。
まず、ユーザが操作入力手段15を用いてチューニングを開始する操作を行うと、操作入力手段15からの操作信号が制御部12に入力される。(ステップA1)。
制御部12は、表示切替コントロール回路10の表示コントロール回路21に内部同期信号で動作するように設定切替指令を通知する。表示コントロール回路21は、画像信号切替回路18を静止画像データの読込みを制御する読込用メモリ制御回路17のルート側に、また同期信号切替回路20を内部同期信号発生回路19のルート側に切り替える(ステップA2)。
制御部12は、図4に示すチューニング情報テーブル16の物理チャンネルの周波数を先頭から順に取り出し、どの物理チャネルが選局可能であるかをチェックする。このためチューニング情報テーブル16のインデックスIを、まず初期値1としてメモリ14に記憶する(ステップA3)。
制御部12は、画像処理回路5が抽出した静止画像をチューナ表示メモリ回路9に記憶する時に図5に示す表示メモリマップのメモリ領域番号を示すインデッスJを初期値1としてメモリ14に記憶する(ステップA4)。図5は表示メモリマップのメモリ領域番号を示し、この例では、1行目にインデッスJ=1,2,3のメモリ領域番号が付され、2行目にインデッスJ=4,5,6のメモリ領域番号が付され、以下順次メモリ領域番号が付されている。図5は表示装置の1画面に表示されるメモリ領域番号の状態も示しており、#1、#2、#3・・・#7で示したメモリ領域番号は、それぞれ1画面に表示可能なグループを示している。例えば#1は、インデッスJ=1〜9が付された静止画が1画面に表示可能である。選局可能な編成チャンネル数が予め決められた表示画面数を超えた場合は、自動的にスクロールして表示することができる。例えばインデッスJが9から10になったときは、#1領域の表示から#2領域の表示にスクロールする。
次に、制御部12は、チューナ回路2に物理チャンネルのチューニング開始指令を通知する(ステップA5)。
チューナ回路2は、アンテナ1で受信したテレビジョン放送信号の中から選局可能な特定の周波数(物理チャンネル)を取り出すために、図4に示すチューニング情報テーブル16のインデックスI番目の周波数を取り出す(ステップA6)。初期状態のときはインデックスI=1の周波数が取り出される。なお、ステップA22から戻って処理が続けられる場合は順次インデックスI=2,3、・・・に対応する周波数が取り出される。
チューナ回路2は、取り出した周波数(物理チャンネル)の信号が選局可能かチェックする(ステップA7)。選局可能な場合は、選局可能物理チャンネルとして記憶するステップA8の処理を行う。選局可能でないと判断された場合は、ステップA20の処理に進む(ステップA7)。
チューナ回路2は、チューニング情報テーブル16のインデックスI番目の物理チャンネルが選局可能である場合は、選局可能物理チャンネルとして記憶するために、図4に示すチューニング情報テーブル16の該当物理チャンネルの選局可否フラグに1をセットする(ステップA8)。この選局可否フラグにより、チューニング完了後にユーザが編成チャンネルの選局を行った場合に、その物理チャンネル(又は編成チャンネル)が選局可能かを判断することが出来る。
チューナ回路2は、図4に示すチューニング情報テーブル16の選局可否フラグに1をセットした物理チャンネルの放送電波を復調し、トランスポートストリーム信号(TS信号)を抽出し信号処理回路3に出力する。(ステップA9)。
TS信号の伝送制御情報PSI(Programa Specific Information)や番組配列情報SI(Service Information)等から物理チャンネルに含まれる編成チャンネル数を取り出し、メモリ14に記憶する(ステップA10)。
制御部12は、図4に示すチューニング情報テーブル16の1つの物理チャンネルに含まれる編成チャンネルを先頭から順に取り出すため、編成チャンネルのインデックスKに、まず初期値1としてメモリ14に記憶する(ステップA11)。
信号処理回路3は、チューナ回路2から入力したTS信号から所望番組(編成チャンネル)の映像信号を選択(DeMUX処理)して伸長し、画像処理回路5に出力する(ステップA12)。
画像処理回路5は、伸張した映像信号から水平同期信号と垂直同期信号を分離させるとともに、映像信号の動画像を水平同期信号と垂直同期信号を使用して1コマ毎に分解させ図7に示す構成のフレームに変換する。そして、選局された編成チャンネルの1フレーム分の静止画像データとこれに対応するフレーム毎に付けられるフレームNoとヘッダ情報を1つのフレームデータとして作成する。また、上記作成されたフレームデータである静止画像データを動画像処理バッファ6に順次保存する(ステップA13)。
また、チューニング作業時においては画像処理回路5は、ステップA11で抽出した1コマの画像のフレームデータを取出し、そのフレームNoを図8に示す構成の静止画像データ情報エリアのメモリ領域番号のJ番目に対応するフレームNoの位置に記憶し、またフレームデータとなっている静止画像データを静止画像処理バッファ7に保存する(ステップA14)。
メモリ制御回路8は、図8に示す構成の静画像データ情報エリアのメモリ領域番号Jに対応したフレームNoを取り出す。更に静止画像処理バッファ7から該当フレームNoの静止画像のフレームデータを取り出し、取り出した静止画像データをチューナ表示メモリ回路9の図5に示す表示メモリマップのメモリ領域番号J番目の位置に記憶させる(ステップA15)。
表示切替コントロール回路10の表示コントロール回路21が、図5に示す表示メモリマップの#1〜#7の順に静止画像の画面を表示装置11に表示するには、まず行番号を求める必要があるので、制御部12がメモリ14に記憶されている現在処理中のメモリ領域番号のインデックスJを取り出し、下記計算により行番号を求める(ステップA16)。この場合、少数点以下は切り捨てて整数とする。
行番号 ← (J−1)/a+1
a:1行に表示する画面数(図5に示す表示メモリマップでは3となる。)
制御部12は、ステップA14で求めた行番号が表示最大行数(図5に示す表示メモリマップの#1の形態で表示する場合は、3行×3列となり表示最大行数は3行)以内かをチェックする(ステップA17)。表示最大数以内の場合は、図5の表示メモリマップの#1を表示するためのメモリ領域番号を決定するステップA18の処理を行い、表示最大数以内でない場合は図5の表示メモリマップの表示するメモリ領域番号(図5に示す表示メモリマップの#2〜#7に属するメモリ領域番号)を計算するステップA19の処理を行う(ステップA17)。
制御部12は、ステップA16で求めた行番号が表示最大行数以内で有る場合は、図5に示す表示メモリマップ#1を表示するため先頭表示メモリ番号(Gs)に1をセットし、メモリ16に記憶されている最終表示静止画像の位置を示すメモリ領域番号のインデックスJを最終表示メモリ領域番号(Ge)にセットする(ステップA18)。
制御部12は、ステップA16で求めた行番号が表示最大行数以内で無い場合は、表示メモリマップの表示するメモリ領域番号(図5に示す表示メモリマップの#2〜#7に属するメモリ領域番号)を求めるために、下記計算を行う(ステップA19)。
先頭表示メモリ領域番号(Gs)←(行番号−a)×b+1
最終表示メモリ領域番号(Ge)←J
a:1行に表示する画面数(図5に示す表示メモリマップでは3となる。)
b:1列に表示する画面数(図5に示す表示メモリマップでは3となる。)
行番号:ステップA16で求めた行番号
表示切替コントロール回路10の表示コントロール回路21からの要求により、読込用メモリ制御回路17は、内部同期信号発生回路19からの水平・垂直同期信号に同期して、図5に示す表示メモリマップに該当する先頭表示メモリ領域番号(Gs)から最終表示メモリ領域番号(Ge)までの静止画像データをチューナ表示メモリ回路9から読込み、画像信号切替回路18を経由して表示コントロール回路21に出力する(ステップA20)。
表示切替コントロール回路10の表示コントロール回路21は、読込用メモリ制御回路17から出力される9編成チャンネル分の静止画像を表示装置11に表示する(ステップA21)。
編成チャンネルのインデックスKとステップAでメモリ14に記憶した編成チャンネル数を比較し、編成チャンネル数以上であるかチェックを行う(ステップA22)。編成チャンネルのインデックスKが編成チャンネル数以上である場合には、全ての編成チャンネルについて選局可能かのチェック済みなので物理チャンネルのチェックを行うステップA24の処理を行う。編成チャンネル数以上でない場合は、次の編成チャンネルについて処理を行うためにステップA23の処理を行う(ステップA22)。
編成チャンネル数以上でない場合、制御部12は、次の編成チャンネルの静止画像データを取り出すために、図4に示すチューニング情報テーブル16のインデックスであるKに1を加算してメモリ14に記憶し(ステップA23)、次にステップA12に進む。
制御部12は、図4に示すチューニング情報テーブル16のインデックスIが最大物理チャンネル数以上であるかチェックを行う(ステップA24)。最大物理チャンネル数以上である場合は、全ての物理チャンネルについて選局可能かのチェック済みなので、チューニング完了をユーザに知らせるステップA27の処理を行う。最大物理チャンネル数以上でない場合は、次の物理チャンネルについて選局可能かのチェックを行うためにステップA25の処理を行う。
最大物理チャンネル数以上でない場合、制御部12は、次の物理チャンネルの周波数を取り出すために、図4に示すチューニング情報テーブル16のインデックスであるIに1を加算してメモリ14に記憶する(ステップA25)。
次に、制御部12は、次の静止画像を図5に示す表示メモリマップに記憶する位置を示すメモリ領域番号のインデッスJに1を加算してメモリ14に記憶し、次の物理チャンネルのチューニングを行うためにステップA6に戻る(ステップA26)。
ステップA24においてインデッスIが最大物理チャンネル数以上の場合は、全ての物理チャンネルについて選局可能かのチェック済みなので、チューナ回路2は、制御部12に対してチューニング完了信号を出力し、また、チューニング完了メッセージの表示要求を通知する。チューナ回路2からチューニング完了メッセージの表示要求通知を受けた制御部12は、表示切替コントロール回路10の表示コントロール回路21に対して表示装置11にチューニング完了メッセージをOSD(On Screen Display)表示させる(ステップA27)。
次に制御部12は、ユーザによる操作入力手段15への編成チャンネル選択操作の有無をチェックする。編成チャンネル選択操作が有る場合は、制御部12は選択された編成チャンネル番号を操作入力手段15から入力し、図4に示すチューニング情報テーブル16の該当物理チャンネルの選局可否フラグをチェックする(ステップA28)。該当物理チャンネルの選局可否フラグがセットされていれば、ステップA29の処理を行う(ステップA28)。また、編成チャンネル選択操作が無い場合または該当物理チャンネルの選局可否フラグがセットされていない場合は、制御部12は一定時間待ち状態となり、再び編成チャンネル選択操作の有無をチェックする(ステップA28)。
ステップA28で編成チャンネル選択操作有りと判断された場合は、制御部12は、チューナ回路2へ選択された編成チャンネル番号を通知し、チューナ回路2は通知された編成チャンネルが含まれる物理チャンネルのチューニングを行う(ステップA29)。
制御部12は、ステップA29におけるチューナ回路2へのチューニング指令を通知すると共に、表示切替コントロール回路10の表示コントロール回路21に対して外部同期信号で動作するように設定切替指令を行う。同期信号を外部同期信号に切り替えるよう指令を受けた表示コントロール回路21は、画像信号切替回路18を読込用メモリ制御回路17から動画像処理バッファ6のルート側に切り替え、また同期信号切替回路20を内部同期信号発生回路19のルート側から画像処理回路5のルート側(外部同期信号のルート側)に切り替える(ステップA30)。
ステップA29でチューナ回路2がチューニングしたチャンネル(物理チャンネル)からTS信号が出力され、このTS信号を入力した信号処理回路3は所望の番組(編成チャンネル)の映像信号を抽出し、抽出された映像信号は画像処理回路5に出力される。更に、画像処理回路5から出力される動画像は、動画像処理バッファ6、また表示切替コントロール回路10を介して表示装置11に出力されて所望の番組の映像が表示される。このとき表示切替コントロール回路10は、画像処理回路5が映像信号から分離させた水平信号と垂直信号である外部同期信号で動作するように切り替えられているので、通常の放送番組を表示することができる(ステップA31)。選択された編成チャンネルの動画像を表示することで、制御部12はチューナ回路2に物理チャンネルのチューニング終了指令を通知し、本チューニング処理を終了する。
このような第1の実施形態によれば、チューニング作業において乱れない画像を表示することができ、またチューニング作業において静止画像を表示するときには自動的にスクロールしながら放送番組の静止画像を表示することができるテレビジョン放送受信装置及びそのチューニングにおける画像表示方法を提供できる。
(第2の実施の形態)
図9は、本発明の第2の実施形態における、テレビジョン放送受信装置の制御ブロック図である。第2の実施形態のブロック図は、第1の実施形態に対し静止画像処理バッファ7とメモリ制御回路8を削除し、デモ表示情報データテーブル22を追加し、チューナ表示メモリ回路9を固定画像表示メモリ回路30に変更した点が異なっている。デモ表示情報データテーブル22は、チューニング中に表示する静止画像(デモ画像)を記憶するメモリのデータテーブルである。固定画像表示メモリ回路30は、デモ表示情報データテーブル22のユーザが指定する番号の固定画像が記憶される。この変更箇所以外は図1の第1の実施形態のブロック図と同様である。
第2の実施形態の表示コントロール回路の詳細な構成は、基本的には第1の実施の形態の図2と同じであるが、、第2の実施形態のブロック図では、第1の実施形態の図2に示したチューナ表示メモリ回路9を固定画像表示メモリ回路30に変更した点が異なっている。この変更箇所以外は図2の第1の実施形態のブロック図と同様である。
次に、本発明の第2の実施形態における、デジタル放送を受信するテレビジョン放送受信装置のチューニング完了までの処理を図10のフローチャートを参照して説明する。
第2の実施形態のデジタル放送を受信するテレビジョン放送受信装置は、チューニング作業中に乱れない画像を表示することができ、またチューニング中にテレビジョン放送受信装置の機能説明などの固定画像(デモ画像)を表示することができる。
まず、ユーザが操作入力手段15を用いてチューニング開始する操作と、チューニング中に表示する図11に示すデモ表示情報データテーブル31に保存されている固定画像の番号を指定する操作を行なう(ステップB1)。この操作を行なうと、操作入力手段15からの操作信号が制御部12に入力される(ステップB1)。
次に、制御部12は、図11に示すデモ表示情報データテーブル31からユーザが指定した番号の固定画像をメモリ14あるいは図示しない内蔵ハードディスクなどから取り出し、固定画像表示メモリ回路30に保存する(ステップB2)。
次に、制御部12は、表示切替コントロール回路10の表示コントロール回路21に内部同期信号で動作するように設定切替指令を通知する。表示コントロール回路21は、画像信号切替回路18を静止画像データの読込みを制御する読込用メモリ制御回路17のルート側に、また同期信号切替回路20を内部同期信号発生回路19のルート側に切り替える(ステップB3)。
次に、制御部12は、図4に示すチューニング情報テーブル16の物理チャンネルの周波数を先頭から順に取り出し、どの物理チャネルが選局可能であるかをチェックする。このためチューニング情報テーブル16のインデックスIを初期値1としてメモリ14に記憶する(ステップB4)。
次に、制御部12は、チューナ回路2に物理チャンネルのチューニング開始指令を通知する(ステップB5)。
表示切替コントロール回路10の表示コントロール回路21からの要求により、読込用メモリ制御回路17は、内部同期信号発生回路19からの水平・垂直同期信号に同期して、保存されている固定画像データを固定画像表示メモリ回路30から読込み、表示コントロール回路21に出力する(ステップB6)。
表示コントロール回路21は、読込用メモリ制御回路17から出力される固定画像データの固定画像を、ステップB16の外部同期信号ルート側へ切り替えるまで連続して表示装置11に表示する(ステップB7)。同期信号切替回路20が内部同期信号発生回路19のルート側に切り替わっているので、チューニングとは独立して固定画像データの固定画像を表示出来る。
チューナ回路2は、アンテナ1で受信したテレビジョン放送信号の中から選局可能な特定の周波数(物理チャンネル)を取り出すために、図4に示すチューニング情報テーブル16のインデックスI番目の周波数を取り出す(ステップB8)。初期状態のときはI=1の周波数が取り出される。なお、ステップB12から戻って処理が続けられる場合は順次I=2,3、・・・に対応する周波数が取り出される。
チューナ回路2は、取り出した周波数(物理チャンネル)の信号が選局可能かチェックする(ステップB9)。選局可能な場合は、選局可能物理チャンネルとして記憶するステップB10の処理を行う。選局可能でないと判断された場合はステップB11の処理に進む(ステップB9)。
チューナ回路2は、チューニング情報テーブル16のインデックスI番目の物理チャンネルが選局可能である場合は、選局可能物理チャンネルとして記憶するために、図4に示すチューニング情報テーブル16の該当物理チャンネルの選局可否フラグに1をセットする(ステップB10)。この選局可否フラグにより、チューニング完了後にユーザが編成チャンネルの選局を行った場合に、その物理チャンネルが選局可能かを判断することが出来る。
制御部12は、図4に示すチューニング情報テーブル16のインデックスIが最大物理チャンネル数以上であるかチェックを行う(ステップB11)。最大物理チャンネル数以上である場合は、全ての物理チャンネルについて選局可能かのチェック済みなので、チューニング完了をユーザに知らせるステップB13の処理を行う。最大物理チャンネル数以上でない場合は、次の物理チャンネルについて選局可能かのチェックを行うためにステップB12の処理を行う(ステップB11)。
最大物理チャンネル数以上でない場合、制御部12は、次の物理チャンネルの周波数を取り出すために、図4に示すチューニング情報テーブル16のインデックスであるIに1を加算してメモリ14に記憶し、次の物理チャンネルのチューニングを行うためにステップB8に戻る(ステップB12)。
全ての物理チャンネルについて選局可能かのチェック済みの場合は、チューナ回路2は、制御部12に対してチューニング完了信号を出力し、また、チューニング完了メッセージの表示要求を通知する。チューナ回路2からチューニング完了メッセージの表示要求通知を受けた制御部12は、表示切替コントロール回路10の表示コントロール回路21に対して表示装置11にチューニング完了メッセージをOSD(On Screen Display)表示させる(ステップB13)。
制御部12は、ユーザによる操作入力手段15の編成チャンネル選択操作の有無をチェックする。編成チャンネル選択操作が有る場合は、制御部12は選択された編成チャンネル番号を操作入力手段15から入力し、図4に示すチューニング情報テーブル16の該当物理チャンネルの選局可否フラグをチェックする(ステップB14)。該当物理チャンネルの選局可否フラグがセットされていれば、ステップB15の処理を行う(ステップB14)。また、編成チャンネル選択操作が無い場合または該当物理チャンネルの選局可否フラグがセットされていない場合は、制御部12は一定時間待ち状態となり、再び編成チャンネル選択操作の有無をチェックする(ステップB14)。
制御部12は、チューナ回路2へ選択された編成チャンネル番号を通知し、チューナ回路2は通知された編成チャンネルが含まれる物理チャンネルのチューニングを行う(ステップB15)。
制御部12は表示切替コントロール回路10に対して外部同期信号で動作するように設定切替指令を行う。同期信号を外部同期信号に切り替えるよう指令を受けた表示切替コントロール回路10は、画像信号切替回路18を読込用メモリ制御回路17から動画像処理バッファ6のルート側に切り替え、また同期信号切替回路20を内部同期信号発生回路19のルート側から画像処理回路5のルート側(外部同期信号のルート側)に切り替える(ステップB16)。
ステップB15でチューナ回路2がチューニングした物理チャンネルからTS信号が出力され、このTS信号を入力した信号処理回路3は所望の番組(編成チャンネル)の映像信号を抽出し、抽出された映像信号は画像処理回路5に出力される。更に、画像処理回路5から出力される動画像は、動画像処理バッファ6、また表示切替コントロール回路10を介して表示装置11に出力されて所望の番組の映像が表示される。このとき表示切替コントロール回路10は、画像処理回路5が映像信号から分離させた水平信号と垂直信号である外部同期信号で動作するように切り替えられているので、通常の放送番組を表示することができる(ステップB17)。選択された編成チャンネルの動画像を表示することで、制御部12はチューナ回路2に物理チャンネルのチューニング終了指令を通知し、本チューニング処理を終了する。
このような第2の実施形態においても、チューニング作業において乱れない画像を表示することができ、またチューニング作業中にそのテレビジョン放送受信装置の機能説明などの情報をユーザに提供することができるテレビジョン放送受信装置及びそのチューニングにおける画像表示方法を提供できる。
なお、上記実施の形態では、表示装置に静止画像を多画面で表示する時に、受信したチャンネルが予め決められた表示画面数を超えた場合に、自動的に画面の下側にスクロールするようにしたが、その他の実施例として、実施例1の図2の表示コントロール回路21が受信したチャンネルが予め決められた表示画面数を超えた場合に、実施例1における1行に表示する画面数であるaと1列に表示する画面数bを自動的に変更することで、予め決められた変更最大表示画面数まで表示すようにできる。
例えば表示画面数が9で変更最大表示画面数が16である場合に、図12に示す画面表示1(a:3、b:3)を自動的に図13に示す画面表示2(a:4,b:4)に変更して表示でき、また変更最大表示画面数が16であれば、表示画面数が16を超えた場合は自動的にスクロールして表示できる。a、bを増加していくと、表示画面数は増加していくので、1画面の視認性が悪くなる。そこで視認可能な表示画面数になるようにa、bに制限を設けるようにすることもできる。このようにすれば、a、bを表示装置の画面サイズに応じて変える場合などに好適である。
本発明の第1の実施形態であるテレビジョン放送受信装置のブロック図 本発明の第1の実施形態である表示切替コントロール回路のブロック図 本発明の第1の実施形態における、テレビジョン放送受信装置のチューニング完了までの処理を示すフローチャート チューニング情報テーブルの構成図の一例 チューナ表示メモリ回路の構成図である表示メモリマップの一例 動画像処理バッファの構成図の一例 フレームデータの構成図の一例 静止画像データ情報エリアの構成図の一例 本発明の第2の実施形態であるテレビジョン放送受信装置のブロック図 本発明の第2の実施形態における、テレビジョン放送受信装置のチューニング完了までの処理を示すフローチャート デモ表示情報データテーブルの構成図の一例 本発明のその他実施例である画面表示1の一例 本発明のその他実施例である画面表示2の一例
符号の説明
1・・・アンテナ
2・・・チューナ回路
3・・・信号処理回路
4・・・外部入力装置
5・・・画像処理回路
6・・・動画像処理バッファ
7・・・静止画像処理バッファ
8・・・メモリ制御回路
9・・・チューナ表示メモリ回路
10・・表示切替コントロール回路
11・・表示装置
12・・制御部(CPU)
13・・電源回路
14・・メモリ
15・・操作入力手段
16・・チューニング情報テーブル
17・・読込用メモリ制御回路
18・・画像信号切替回路
19・・内部同期信号発生回路
20・・同期信号切替回路
21・・表示コントロール回路
30・・固定画像表示メモリ回路
31・・デモ表示情報データテーブル

Claims (14)

  1. 予めチューニング処理を実行して選局可能なチャンネルを記憶するテレビジョン放送受信装置において、
    チューニング処理中に表示するための静止画像を保存する記憶手段と、
    内部で連続的に同期信号を発生させる内部同期信号発生手段と、
    チューニング処理の際、前記内部同期信号発生手段の同期信号に同期して前記記憶手段に保存された静止画像を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  2. 前記記憶手段は、チューニング処理中にチューニングされたチャンネルに対応した静止画像を保存するチューナ表示メモリ回路であることを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン放送受信装置。
  3. 前記チューナ表示メモリ回路は、複数のチャンネルの静止画像を保存することができることを特徴とする請求項2に記載のテレビジョン放送受信装置。
  4. 放送番組の映像を表示する回路とチューニング処理中の前記静止画像を表示する回路を切り替える表示切替コントロール回路を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれか一項に記載のテレビジョン放送受信装置。
  5. 前記表示切替コントロール回路は、
    放送番組の動画像または前記静止画像のいずれか一方を入力するように切り替える画像信号切換回路と、
    前記放送番組の動画像を入力するように切り替えられた場合には前記放送番組の受信データから抽出された外部同期信号に切り替え、前記静止画像を入力するように切り替えられた場合には内部同期信号に切り替える同期信号切換回路と、
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載のテレビジョン放送受信装置。
  6. 前記表示切替コントロール回路は、
    表示装置に前記静止画像を多画面で表示するように制御し、受信したチャンネルが予め決められた表示できる画面数を超えた場合に、表示している前記静止画像を自動的にスクロールしながら表示するように制御することを特徴としている請求項4又は請求項5のいずれか一項に記載のテレビジョン放送受信装置。
  7. 前記表示切替コントロール回路は、
    表示装置に前記静止画像を多画面で表示するように制御し、受信したチャンネルが予め決められた表示できる画面数を超えた場合に、表示できる画面数を変更して前記静止画像を表示するように制御することを特徴としている請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のテレビジョン放送受信装置。
  8. 前記記憶手段は、予めメモリに記憶された固定画像を読み込んで記憶する固定画像表示メモリ回路であることを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン放送受信装置。
  9. 放送番組の映像を表示する回路とチューニング処理中の前記固定画像を表示する回路を切り替える表示切替コントロール回路を備えたことを特徴とする請求項8に記載のテレビジョン放送受信装置。
  10. 前記表示切替コントロール回路は、
    放送番組の動画像または前記固定画像のいずれか一方を入力するように切り替える画像信号切換回路と、
    前記放送番組の動画像を入力するように切り替えられた場合には前記放送番組の受信データから抽出された外部同期信号に切り替え、前記固定画像を入力するように切り替えられた場合には前記内部同期信号に切り替える同期信号切換回路と、
    を備えていることを特徴とする請求項9に記載のテレビジョン放送受信装置。
  11. 予めチューニング処理を実行して選局可能なチャンネルを記憶するテレビジョン放送受信処理のチューニングにおける画像表示方法において、
    チューニング処理中に表示する静止画像を保存する記憶工程と、
    チューニング処理中は前記記憶工程で保存した静止画像を内部で連続的に発生させた同期信号に同期させて表示し、放送番組視聴中は受信された放送番組の動画像を前記放送番組から抽出された外部信号に同期して表示するように切り替える表示切替コントロール工程と、
    を備えていることを特徴とするテレビジョン放送受信処理のチューニングにおける画像表示方法。
  12. 前記記憶工程は、チューニング処理中にチューニングされたチャンネルに対応した静止画像を保存するチューナ表示メモリ工程であり、
    チューニング処理中は前記チューナ表示メモリ工程で保存した静止画像を内部で連続的に発生させた同期信号に同期させて表示し、放送番組視聴中は受信された放送番組の動画像を前記放送番組から抽出された外部信号に同期して表示するように切り替える表示切替コントロール工程と、
    を備えていることを特徴とする請求項11に記載のテレビジョン放送受信処理のチューニングにおける画像表示方法。
  13. 前記表示切替コントロール工程は、
    表示装置に動画像または静止画像を多画面で表示し、受信したチャンネルが予め決められた表示できる画面数を超えた場合に、表示している前記静止画像を自動的にスクロールしながら表示することを特徴としている請求項12に記載のテレビジョン放送受信処理のチューニングにおける画像表示方法。
  14. 前記記憶工程は、予めメモリに記憶された固定画像を読み込んで記憶する固定画像表示工程であり、
    チューニング処理中は前記固定画像表示工程で保存した固定画像を内部で連続的に発生させた同期信号に同期させて表示し、放送番組視聴中は受信された放送番組の動画像を前記放送番組から抽出された外部信号に同期して表示するように切り替える表示切替コントロール工程と、
    を備えていることを特徴とする請求項11に記載のテレビジョン放送受信処理のチューニングにおける画像表示方法。
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