JP2009027120A5 - - Google Patents
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Claims (26)
- 基材上の少なくとも一部の領域に設けられた導電性成分を含むプラズマ重合膜を備える第1の被着体の前記プラズマ重合膜のうち、少なくとも一部の所定領域に対してエネルギーを付与して、前記プラズマ重合膜を活性化させ、前記プラズマ重合膜に導電性を発現させる第1の工程と、
前記プラズマ重合膜と前記第2の被着体とを密着させ、前記第1の被着体と前記第2の被着体とを貼り合わせ、接合体を得る第2の工程とを有することを特徴とする接合方法。 - 前記第1の被着体は、前記基材と、該基材上の全部の領域に設けられた導電性成分を含むプラズマ重合膜とを備えており、
前記第1の工程において、前記プラズマ重合膜のうち、一部の所定領域に対してエネルギーを付与することにより、前記所定領域に位置する前記プラズマ重合膜を部分的に活性化させるとともに、前記所定領域に位置する前記プラズマ重合膜に部分的に導電性を発現させる請求項1に記載の接合方法。 - 前記第2の被着体のうち、前記第1の被着体のプラズマ重合膜と密着する面には、水酸基が存在しており、
前記第2の工程において、前記プラズマ重合膜と、前記第2の被着体の前記水酸基が存在する面とが密着するように、前記第1の被着体と前記第2の被着体とを貼り合わせる請求項1または2に記載の接合方法。 - 前記第2の被着体の少なくとも前記プラズマ重合膜と密着する面は、酸化膜で覆われており、
前記第2の工程において、前記プラズマ重合膜と、前記第2の被着体の前記酸化膜で覆われた面とが密着するように、前記第1の被着体と前記第2の被着体とを貼り合わせる請求項1ないし3のいずれかに記載の接合方法。 - 基材上に導電性成分を含むプラズマ重合膜を備えた第1の被着体の前記プラズマ重合膜の表面と、基材上に導電性成分を含むプラズマ重合膜を備えた第2の被着体の前記プラズマ重合膜の表面と、にそれぞれエネルギーを付与して、前記各プラズマ重合膜の表面を活性化させるとともに、前記各プラズマ重合膜に導電性を発現させる第1の工程と、
該活性化させた各プラズマ重合膜の表面同士を密着させるように、前記第1の被着体と前記第2の被着体とを貼り合わせ、接合体を得る第2の工程とを有することを特徴とする接合方法。 - 前記第1の被着体および前記第2の被着体は、それぞれ、あらかじめ前記各基材上にプラズマによる下地処理を施した後、該下地処理を施した領域に前記プラズマ重合膜を形成してなるものである請求項5に記載の接合方法。
- 前記第1の被着体が備える基材と、前記第2の被着体が備える基材とは、それぞれ剛性が異なっている請求項5または6に記載の接合方法。
- 前記導電性成分を含むプラズマ重合膜は、有機金属ポリマーを主材料として構成されている請求項1ないし7のいずれかに記載の接合方法。
- 前記有機金属ポリマーは、トリメチルガリウムまたはトリメチルアルミニウムの重合物を主成分とするものである請求項8に記載の接合方法。
- 前記プラズマ重合膜の平均厚さは、1〜1000nmである請求項1ないし9のいずれかに記載の接合方法。
- 前記第1の工程における前記エネルギーの付与は、前記プラズマ重合膜を加熱する方法により行われる請求項1ないし10のいずれかに記載の接合方法。
- 前記加熱の温度は、25〜100℃である請求項11に記載の接合方法。
- 前記第1の工程における前記エネルギーの付与は、前記プラズマ重合膜に、エネルギー線を照射する方法により行われる請求項1ないし12のいずれかに記載の接合方法。
- 前記エネルギー線は、波長150〜300nmの紫外光である請求項13に記載の接合方法。
- 前記第1の工程は、大気雰囲気中で行われる請求項1ないし14のいずれかに記載の接合方法。
- 前記第2の工程の後、前記接合体に熱処理を施す工程を有する請求項1ないし15のいずれかに記載の接合方法。
- 前記熱処理の温度は、25〜100℃である請求項16に記載の接合方法。
- 前記第2の工程の後、前記接合体を加圧する工程を有する請求項1ないし17のいずれかに記載の接合方法。
- 前記接合体を加圧する際の圧力は、0.2〜10MPaである請求項18に記載の接合方法。
- 前記第1の工程の終了後、60分以内に、前記第2の工程を開始する請求項1ないし19のいずれかに記載の接合方法。
- 2つの基材同士が、請求項1ないし20のいずれかに記載の接合方法により接合されていることを特徴とする接合体。
- 2つの基材と、
導電性を有するプラズマ重合膜とを有し、
前記2つの基材同士が、前記プラズマ重合膜を介して接合されていることを特徴とする接合体。 - 前記導電性を有するプラズマ重合膜は、前記2つの基材上にそれぞれあらかじめ形成された導電性成分を含むプラズマ重合膜に、それぞれエネルギーを付与することにより、前記導電性成分を含むプラズマ重合膜に導電性を発現させるとともに、該各プラズマ重合膜同士を接合してなるものである請求項22に記載の接合体。
- 前記2つの基材間の接合強度は5MPa以上である請求項21ないし23のいずれかに記載の接合体。
- 当該接合体中の前記導電性が発現したプラズマ重合膜の抵抗率は、1×10−3Ω・cm以下である請求項21ないし24のいずれかに記載の接合体。
- 請求項21ないし25のいずれかに記載の接合体を有することを特徴とする配線基板。
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