JP2009025391A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることが検出された後の復帰動作の際、トナー補給装置の異常が誤検出されることを防止し、ユーザーの待ち時間を短縮する。
【解決手段】トナーカートリッジ28がトナーエンプティ状態であるか否かを検出し、トナーエンプティ状態が検出されたときに、トナーエンプティ状態が検出されたことを記憶し、カラートナー用のトナーカートリッジ28のトナーエンプティ状態が検出されたときにモノクロモードでのみプリント動作を許可する暫定プリントモードを、オンまたはオフに設定し、トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作を行う場合、暫定プリントモードがオンに設定されている場合、トナー補給動作を行わず、暫定プリントモードがオフに設定されている場合、トナー補給動作を行うように制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置および画像形成方法に関し、特に、複写機、プリンタ、ファクシミリ又はこれらの機能を複合的に備えた複合機等の画像形成装置、及びこれらの装置を用いて画像を形成する方法に関する。
着脱可能なトナーカートリッジを備えた画像形成装置に関して、トナーカートリッジ内のトナーが全て消費されたこと(以下、「トナーエンプティ状態」という。)が検知されると、プリント動作を禁止する技術が提案されている。
かかる技術を採用した画像形成装置において、トナーエンプティ状態が検出されたことは、装置の制御部に記憶される。トナーエンプティ状態の検出が記憶された状態で、ユーザーが、装置の前扉を開けてトナーカートリッジを交換し、交換後に前扉を閉じると、画像形成装置に設けられたトナー補給装置により、トナーカートリッジから現像装置へのトナー補給動作が行われる(特許文献1参照)。トナー補給動作が正常に行われ、現像装置に所要量のトナーが補給されると、プリント動作の禁止が解除され、通常通りプリントすることが可能となる。
一方、トナーエンプティ状態が検知された後、トナーカートリッジが交換されることなく省電力状態となったり電源がオフにされたりした場合は、その後に復帰動作が行われたとき、すなわち、省電力状態が解除されたり電源がオンにされたりしたとき、前扉が閉じられたときと同様のトナー補給動作が行われる。この場合、復帰動作の前にトナーカートリッジが交換されていれば、トナー補給動作が正常に行われる。
ところで、カラー画像形成装置では、暫定プリントモードというモードを設ける技術が提案されている。暫定プリントモードとは、カラートナー(例えば、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー)を収容するトナーカートリッジがトナーエンプティ状態となった場合でも、モノクロモードでのみプリント動作を暫定的に許可するモードをいう。一般的に、モノクロモードはカラーモードよりも使用頻度が高いため、暫定プリントモードをオンに設定することで、カラートナーがトナーエンプティ状態となってもモノクロモードでプリント可能となり、利便性が向上する。
特開平11−237785号公報
しかしながら、上記の暫定プリントモードをオンに設定すると、カラートナーがトナーエンプティ状態であっても使用できるため、トナーエンプティ状態となったトナーカートリッジが交換されずに放置された状態で、省電力状態となったり、電源がオフにされたりすることがある。
トナーカートリッジが交換されないまま省電力状態となったり電源がオフにされたりした場合、その後の復帰動作の前にトナーカートリッジが交換されていなければ、復帰動作後のトナー補給動作の際、トナーカートリッジから現像装置へ所要量のトナーが補給されない。こうしたトナー補給動作の異常が繰り返し検知されると、トナー補給装置は正常であるにも関わらず、トナー補給装置の異常が誤検出されてしまう。また、この場合、トナー補給動作が行われている間、プリント動作を行うことができないため、ユーザーの待ち時間が長くなってしまう。
そこで、本発明は、トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることが検出された後の復帰動作の際、トナーカートリッジから現像装置へのトナー補給動作を行うトナー補給装置の異常が誤検出されることを防止でき、ユーザーの待ち時間を短縮できる画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
現像に用いるトナーを収容する複数の現像ハウジングと、
上記現像ハウジング内のトナー量を検出するトナー量検出装置と、
画像形成装置に着脱可能とされ、上記現像ハウジングに補給するためのトナーを収容し、画像形成装置に装着された状態において、上記現像ハウジング内のトナーの消費に応じて上記現像ハウジングへトナーを適宜補給する複数のトナーカートリッジと、
上記トナー量検出装置により検出されるトナー量が所定量未満であるとき、上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることを検出するエンプティ検出部と、
上記所定量未満となった上記現像ハウジング内のトナー量を回復させるために、上記トナーカートリッジから上記現像ハウジングへのトナー補給動作を行うトナー補給装置と、
上記エンプティ検出部によりトナーエンプティ状態が検出されたことを記憶するエンプティ記憶部と、
上記エンプティ検出部によりトナーエンプティ状態が検出されると、プリント動作を禁止するプリント禁止部と、
カラートナー用の上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることがエンプティ検出部により検出されたときにモノクロモードでのみプリント動作を許可する暫定プリントモードを、オンまたはオフに設定する暫定プリントモード設定部と、
上記暫定プリントモードがオンとオフのいずれに設定されているかを判断する暫定プリントモード判断部と、
上記トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作を行う際に、上記カラートナー用の上記トナーカートリッジのトナーエンプティ状態が検出されたことが上記エンプティ記憶部により記憶されている場合、上記トナー補給動作を制御するトナー補給制御部と、を含み、
上記トナー補給制御部は、
上記暫定プリントモードがオンに設定されている場合、上記トナー補給装置によるトナー補給動作を行わず、
上記暫定プリントモードがオフに設定されている場合、上記トナー補給装置によるトナー補給動作を行うように制御することを特徴とする。
本発明の別の態様に係る画像形成装置は、
現像に用いるトナーを収容する複数の現像ハウジングと、
上記現像ハウジング内のトナー量を検出するトナー量検出装置と、
画像形成装置に着脱可能とされ、上記現像ハウジングに補給するためのトナーを収容し、画像形成装置に装着された状態において、上記現像ハウジング内のトナーの消費に応じて上記現像ハウジングへトナーを適宜補給する複数のトナーカートリッジと、
上記トナー量検出装置により検出されるトナー量が所定量未満であるとき、上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることを検出するエンプティ検出部と、
上記所定量未満となった上記現像ハウジング内のトナー量を回復させるために、上記トナーカートリッジから上記現像ハウジングへのトナー補給動作を行うトナー補給装置と、
上記エンプティ検出部によりトナーエンプティ状態が検出されたことを記憶するエンプティ記憶部と、
上記エンプティ検出部によりトナーエンプティ状態が検出されると、プリント動作を禁止するプリント禁止部と、
カラートナー用の上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることがエンプティ検出部により検出されたときにモノクロモードでのみプリント動作を許可する暫定プリントモードを、オンまたはオフに設定する暫定プリントモード設定部と、
上記暫定プリントモードがオンとオフのいずれに設定されているかを判断する暫定プリントモード判断部と、
上記トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作を行う際、上記プリント動作不能な状態となったときから上記復帰動作が行われるまでの間に上記トナーカートリッジが脱着されたか否かを判断する脱着判断部と、
上記復帰動作の際に、上記カラートナー用の上記トナーカートリッジのトナーエンプティ状態が検出されたことが上記エンプティ記憶部により記憶されている場合、上記トナー補給動作を制御するトナー補給制御部と、を含み、
上記トナー補給制御部は、
上記暫定プリントモードがオンに設定されている場合、上記トナー補給装置によるトナー補給動作を行わず、
上記暫定プリントモードがオフに設定されている場合、上記脱着判断部により上記トナーカートリッジが脱着されたと判断されると、上記トナー補給装置によるトナー補給動作を行い、上記脱着判断部により上記トナーカートリッジが脱着されていないと判断されると、上記トナー補給装置によるトナー補給動作を行わないように制御することを特徴とする。
本発明に係る画像形成方法は、
現像ハウジング内のトナーの消費に応じて、トナーカートリッジから上記現像ハウジングへトナーを適宜補給する工程と、
上記現像ハウジング内のトナー量が所定量未満であるか否かを検出することで、上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態であるか否かを検出するエンプティ検出工程と、
上記エンプティ検出工程においてトナーエンプティ状態が検出されたときに、トナーエンプティ状態が検出されたことを記憶するエンプティ記憶工程と、
上記エンプティ検出工程においてトナーエンプティ状態が検出されたときに、プリント動作を禁止するプリント禁止工程と、
上記エンプティ検出工程においてカラートナー用の上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることが検出されたときにモノクロモードでのみプリント動作を許可する暫定プリントモードを、オンまたはオフに設定する暫定プリントモード設定工程と、
上記トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作を行う復帰工程と、
上記復帰動作の際、上記暫定プリントモードがオンとオフのいずれに設定されているかを判断する暫定プリントモード判断工程と、
トナーエンプティ状態が検出されたことが記憶された状態で上記復帰動作が行われる場合、上記暫定プリントモード判断工程の後に、上記所定量未満となった上記現像ハウジング内のトナー量を回復させるための上記トナーカートリッジから上記現像ハウジングへのトナー補給動作を制御するトナー補給制御工程と、を含み、
上記暫定プリントモードがオンに設定されている場合、上記トナー補給制御工程において上記トナー補給動作を行わず、
上記暫定プリントモードがオフに設定されている場合、上記トナー補給制御工程において上記トナー補給動作を行うことを特徴とする。
本発明の別の態様に係る画像形成方法は、
現像ハウジング内のトナーの消費に応じて、トナーカートリッジから上記現像ハウジングへトナーを適宜補給する工程と、
上記現像ハウジング内のトナー量が所定量未満であるか否かを検出することで、上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態であるか否かを検出するエンプティ検出工程と、
上記エンプティ検出工程においてトナーエンプティ状態が検出されたときに、トナーエンプティ状態が検出されたことを記憶するエンプティ記憶工程と、
上記エンプティ検出工程においてトナーエンプティ状態が検出されたときに、プリント動作を禁止するプリント禁止工程と、
上記エンプティ検出工程においてカラートナー用の上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることが検出されたときにモノクロモードでのみプリント動作を許可する暫定プリントモードを、オンまたはオフに設定する暫定プリントモード設定工程と、
上記トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作を行う復帰工程と、
上記復帰動作の際、上記暫定プリントモードがオンとオフのいずれに設定されているかを判断する暫定プリントモード判断工程と、
上記トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作を行う際、上記プリント動作不能な状態となったときから上記復帰動作が行われるまでの間に上記トナーカートリッジが脱着されたか否かを判断する脱着判断工程と、
トナーエンプティ状態が検出されたことが記憶された状態で上記復帰動作が行われる場合、上記暫定プリントモード判断工程および上記脱着判断工程の後に、上記所定量未満となった上記現像ハウジング内のトナー量を回復させるための上記トナーカートリッジから上記現像ハウジングへのトナー補給動作を制御するトナー補給制御工程と、を含み、
上記暫定プリントモードがオンに設定されている場合、上記トナー補給制御工程においてトナー補給動作を行わず、
上記暫定プリントモードがオフに設定されている場合、上記脱着判断工程において上記トナーカートリッジが脱着されたと判断されると、上記トナー補給制御工程において上記トナー補給動作を行い、上記脱着判断工程において上記トナーカートリッジが脱着されていないと判断されると、上記トナー補給制御工程において上記トナー補給動作を行わないことを特徴とする。
本発明によれば、トナーエンプティ状態が記憶された状態で復帰動作が行われる際、暫定プリントモードがオンに設定されている場合は、復帰動作後にトナー補給動作が行われないため、モノクロモードでのプリント動作を素早く行うことができ、ユーザーの待ち時間を短縮できる。
また、暫定プリントモードがオフに設定されている場合、トナーエンプティ状態が検出された時点でプリントできなくなるため、トナーカートリッジが交換されないまま放置される可能性が低い。そのため、暫定プリントモードがオフに設定されている場合はトナー補給動作が行われるように制御すると、そのトナー補給動作が正常に行われる可能性が高く、トナー補給装置の異常の誤検出を抑制できる。
さらに、暫定プリントモードがオフに設定されている場合であっても、復帰動作の前にトナーカートリッジが脱着されたか否かを判断して、トナーカートリッジが脱着されていないと判断されたときはトナー補給動作を行わないように制御すると、不要なトナー補給動作を省略して、ユーザーの待ち時間短縮に一層貢献できる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。なお、以下の説明では、特定の方向を意味する用語(例えば、「上」、「下」、「左」、「右」、およびそれらを含む他の用語、「時計回り方向」、「反時計回り方向」)を使用するが、それらの使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明は限定的に解釈されるべきものでない。また、以下に説明する画像形成装置では、同一又は類似の構成部分には同一の符号を用いている。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置2の概略構成を示す。画像形成装置2は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又はそれらの機能を複合的に備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置である。現在、電子写真方式の画像形成装置として種々の形態のものが提案されているが、図示する画像形成装置は所謂タンデム方式のカラー画像形成装置である。ただし、本発明は、この種の画像形成装置にのみ適用されるものではなく、例えば、所謂4サイクル方式、若しくは静電潜像担持体上のトナー像を記録シートに直接転写させる直接転写方式等のカラー画像形成装置にも等しく適用できる。
画像形成装置2は、無端状の中間転写ベルト30を有する。中間転写ベルト30の下には、図中左側から右側に向かって順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像剤をそれぞれ用いて対応する色のトナー像を作成する4つの作像部3(3Y,3M,3C,3K)が、中間転写ベルト30に沿って配置されている。
各作像部3は、静電潜像担持体として円筒状の感光体4を有する。感光体4の周囲には、その回転方向(図中時計回り方向)に沿って順に、感光体4の外周面を帯電させる帯電装置8、感光体4上に画像を投射して各色の静電潜像を形成するための露光装置10、各色のトナーを感光体4に供給して静電潜像を顕在化させる現像装置18、感光体4と共に中間転写ベルト30を挟圧する一次転写ローラ14、および感光体4上のトナーを掻き取るための感光体クリーニング装置16が配置されている。
上記のように現像を行う現像装置18は、現像に用いるトナーを収容する現像ハウジング22を有する。実施形態では、トナーとキャリアからなる二成分現像剤が用いられるため、現像ハウジング22には、トナーに加えてキャリアが収容されている。ただし、本発明は、トナーのみからなる一成分現像剤を使用する構成にも適用可能である。
現像ハウジング22に収容されたトナーは、現像に伴い消費される。一方、現像ハウジング22に収容されたキャリアは、現像によりほとんど消費されない。
現像ハウジング22にトナーを補給するため、画像形成装置2の例えば上部に、トナーを収容したトナーカートリッジ28が設けられており、現像ハウジング22内のトナーの消費に応じて、トナーカートリッジ28から現像ハウジング22へトナーが適宜補給されるようにしてある。これにより、現像ハウジング22内において、キャリア量(N)に対するトナー量(M)の比率(M/N)をほぼ所定の値に維持する。トナーカートリッジ28は画像形成装置2に着脱可能とされ、トナーカートリッジ28がトナーエンプティ状態になると、新しいトナーカートリッジ28に交換される。図9に示すように、トナーカートリッジ28は、画像形成装置2へ装着された状態において装置2の前面側に配置される前方部26と、前方部26から後方へ伸びる後方部25とを有し、前方部26の裏面に不揮発性メモリ27が設けられている。不揮発性メモリ27は、種々の情報を記憶するカートリッジ記憶部として機能する。不揮発性メモリ27に記憶された情報には、トナーカートリッジ28の識別情報が含まれる。
画像形成装置2は、その前面に図示しない前扉を有し、前扉を開くことで装置2の前面を開放可能となっている。トナーカートリッジ28の交換作業は、画像形成装置2の前扉を開いたときに行うことができる。画像形成装置2は、前扉の開閉を検知するためのスイッチ等の開閉センサを有する。
画像形成装置2は、その一方の側面(実施形態では右側面)に横扉を有する。実施形態において、横扉は両面ユニット48を含む。横扉は、ジャム処理を行うために開閉される。画像形成装置2は、横扉の開閉を検知するためのスイッチ等の開閉センサを有する。
図1に戻って、各作像部3において、感光体4上に形成されたトナー像は、感光体4とベルト30とのニップ部(一次転写領域)において感光体4からベルト30へ転写(一次転写)される。一次転写の際、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像はベルト30上に重ねられ、これによりフルカラーのトナー像が形成される。
図中右側に配置されているローラ32に支持されているベルト部分の外側には、ベルト30と共に記録シート36を挟圧する二次転写ローラ40が設けてある。二次転写ローラ40とベルト30とのニップ部(二次転写領域41)には、給紙部42,44,46または両面ユニット48から記録シート36が搬送されるようにしてある。二次転写領域41では、ベルト30上のトナー像が記録シート36に転写(二次転写)される。
二次転写後、記録シート36は定着部50に搬送され、定着部50において、トナー像が記録シート36に定着される。定着後、記録シート36は、画像形成装置2の例えば上部に設けられた排紙部52に搬送される。
図2に示すように、画像形成装置2は、機械的な動作を行うエンジン部62を有し、エンジン部62の動作はエンジン制御部64により制御される。
エンジン制御部64は、相互に接続されたCPU66、ROM70、RAM72、インターフェース74および拡張I/O76と、拡張I/O76に接続された不揮発性メモリ68とを有する。不揮発性メモリ68は、後述のエンプティ記憶部96および識別情報記憶部104として機能する。
インターフェース74には全体制御部60が接続されている。全体制御部60は、エンジン部62の他に、図示しないスキャナやフィニッシャなどの付属機器または外部機器等に接続され、画像形成装置2を全体的に制御する。
拡張I/O76には、を検知するトナー濃度センサ80(80Y,80M,80C,80K)、トナー補給装置82、およびトナーカートリッジ28の不揮発性メモリ27が接続されている。
トナー濃度センサ80は、現像ハウジング22内に設けられており、現像ハウジング22内部のトナー濃度、すなわち、キャリア量(N)に対するトナー量(M)の比率(M/N)を検知するセンサである。好ましくは、トナー濃度センサ80として、現像剤の透磁率を検知することでキャリア量(N)に対するトナー量(M)の比率(M/N)を検知するように構成された磁気センサが用いられる。現像ハウジング22内において、キャリア量(N)は略一定であるため、キャリア量(N)に対するトナー量(M)の比率(M/N)は、トナー量(M)に概ね比例する。そのため、トナー濃度センサ80は、現像ハウジング22内のトナー量を検出するトナー量検出装置として機能する。
トナー補給装置82は、トナーカートリッジ28から現像ハウジング22へトナーを補給するための装置である。トナーカートリッジ28に所要量のトナーがある場合、トナー補給装置82は、トナー濃度センサ80により検知されるトナー量が所定量未満であるときに作動するように制御され、これによりトナーカートリッジ28から現像ハウジング22へトナーが補給された後、トナー濃度センサ80が所定量以上のトナー量を検知すると、トナー補給装置82によるトナー補給が停止される。また、トナー濃度センサ80により検知されるトナー量が所定量未満であり、トナー補給装置82を所定時間作動させてもトナー濃度センサ80が所定量以上のトナー量を検知しないとき、トナーカートリッジ28がトナーエンプティ状態であると判断される。一方、トナーカートリッジ28がトナーエンプティ状態である場合、トナー補給装置82は、所定量未満となった現像ハウジング22内のトナー量を回復させるために、トナーカートリッジ28から現像ハウジング22へのトナー補給動作を行うように制御される。このトナー補給動作は、後述のトナー補給制御部112により行われる。
図3は、エンジン制御部64および全体制御部60の構成を説明するための図である。図3に示すように、エンジン制御部64は、トナー濃度センサ80により検知されるトナー量、具体的には、キャリア量(N)に対するトナー量(M)の比率(M/N)が所定量未満であるとき、トナーカートリッジ28のトナーエンプティ状態を検出するエンプティ検出部94を有する。エンプティ検出部94によりトナーエンプティ状態が検出されると、トナーエンプティ状態が検出されたことがエンプティ記憶部96に記憶される。また、エンプティ検出部94によりトナーエンプティ状態が検出されると、プリント禁止部98によりプリント動作が禁止される。これにより、トナー不足のままプリント動作が行われることを防止できる。トナーカートリッジ28の交換後、トナー補給装置82によるトナー補給動作が行われると、プリント禁止部98によるプリント動作の禁止は解除される。
なお、トナーカートリッジ28の交換は、後述の識別情報同一性判断部によりトナーカートリッジ28の識別情報が変化したと判断されることで検出される。ただし、トナーカートリッジ28の交換は、その他の方法で検出してもよく、例えば、カートリッジ28の着脱操作を検知することで検出したり、画像形成により得られる画像濃度の濃さに基づき検出したりしてもよい。
エンジン制御部64はまた、識別情報取得部102と、識別情報記憶部104を含む。識別情報取得部102は、画像形成装置2に装着されたトナーカートリッジ28の不揮発性メモリ(カートリッジ記憶部)27から送信される信号に基づき、不揮発性メモリ27に記憶された識別情報を取得する。識別情報記憶部104は、識別情報取得部102により取得された識別情報を記憶する。
エンジン制御部64はまた、暫定プリントモードをオンまたはオフに設定する暫定プリントモード設定部116と、暫定プリントモードがオンとオフのいずれに設定されているかを判断する暫定プリントモード判断部118とを有する。暫定プリントモードがオンに設定されている場合、カラートナー(具体的にはイエロートナー、マゼンタトナーまたはシアントナー)用のトナーカートリッジ28のトナーエンプティ状態がエンプティ検出部94により検出されたとき、モノクロモードでのみプリント動作が許可される。暫定プリントモードの設定は、種々の方法により切り替え可能であるが、例えばユーザーの操作により切り替えられる。
エンジン制御部64はさらに、復帰情報取得部100、脱着判断部106(復帰動作判断部108と識別情報同一性判断部110を含む。)、トナー補給制御部112、およびトナー補給エラー検出部114を含むが、これらの構成については、図4〜図8に示す制御の構成と併せて後に説明する。
一方、全体制御部60は、画像形成装置2の全体または一部への電力供給を制御する電力制御部90と、電力制御部90から送信される信号に基づき、復帰動作を具体的に判別する具体的復帰動作判別部92とを含むが、これらの構成については、図6に示す制御の構成と併せて後に説明する。
一般的に、トナーエンプティ状態が検出されると、プリント禁止部98によりプリント動作が禁止されるため、プリントを行いたいユーザーによりトナーカートリッジ28が交換され、トナーエンプティ状態が解除される。しかし、暫定プリントモード設定部116により暫定プリントモードがオンに設定されている場合、または、新品のトナーカートリッジ28をすぐに用意できない場合などは、トナーカートリッジ28が交換されず、トナーエンプティ状態が解除されないまま、主電源または副電源がオフにされたり、省電力状態へ切り替えられたりすることがある。
主電源がオフにされると、エンジン制御部64のCPU66と全体制御部60のCPUがいずれも停止する。一方、副電源がオフにされると、エンジン制御部64のCPU66は停止するが、全体制御部68のCPUは停止しない。また、省電力状態としては、エンジン制御部64のCPU66への電力供給が絶たれてエンジン制御部64の制御機能が停止し、定着装置50がオフになった状態のものと、エンジン制御部64のCPU66は機能しており、定着装置50の設定温度が下げられた状態のものとがある。
装置2の前扉または横扉の開閉は、エンジン制御部64のCPU66で検出されるため、主電源または副電源がオフにされたり、省電力状態へ切り替えられたりすることにより、エンジン制御部64のCPU66が停止すると、装置2の前扉または横扉の開閉の有無を判定できなくなる。そのため、上記のようにトナーエンプティ状態が検出されたことがエンプティ記憶部96により記憶された状態で、トナーエンプティ状態の検出以外の要因(主電源オフ、副電源オフ、省電力状態への切り替え、又は前扉を開くこと等)によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作(主電源オン、副電源オン、省電力状態の解除、又は前扉を閉じること等)が行われる際、前扉の開閉が検出されていなくても、実際には前扉が開閉されてトナーカートリッジ28が交換された可能性がある。
したがって、従来の制御方法では、暫定プリントモードの設定に関わらず、復帰動作の直後にトナー補給動作が行われる。しかし、暫定プリントモードがオンに設定されている場合、ユーザーは、モノクロモードでのプリント動作が素早く行われることを希望しているにも拘わらず、トナー補給動作が終了するまでプリント動作の開始を待たなければならない。しかも、復帰動作の前にトナーカートリッジ28が交換されていない場合、トナー補給動作を行っても、現像ハウジング22にトナーが補給されないため、トナー補給のエラーが検出され、トナー補給のエラーが繰り返し検出されると、トナー補給装置82の異常が誤検出されてしまう。
このような問題に鑑みて、本発明では、トナー補給制御部112によりトナー補給動作が以下のように制御される。
[第1の実施形態]
図4を参照しながら、第1の実施形態に係るトナー補給制御について説明する。図4は、トナーエンプティ状態が検出されたことがエンプティ記憶部96により記憶された状態で上記復帰動作(主電源オン、副電源オン、省電力状態の解除、又は前扉を閉じること等)が行われた後、トナー補給制御部112で行われる制御の各処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すトナー補給制御は、カラートナー(イエロートナー、マゼンタトナーまたはシアントナー)の現像装置18に対してのみ行われ、ブラックトナーの現像装置に対しては行われない。
図4に示すように、まずステップS11では、暫定プリントモード判断部118により、暫定プリントモードがオンに設定されているか否かが判断される。ステップS11において、暫定プリントモードがオフに設定されていると判断されるとステップS12に進み、暫定プリントモードがオンに設定されていると判断されると処理が終了する。
ステップS12では、トナー補給装置82によりトナー補給動作が行われ、トナーカートリッジ28内に所要量のトナーが収容されていれば、トナーカートリッジ28から現像ハウジング22へトナーが補給され、現像ハウジング22内において、キャリア量(N)に対するトナー量(M)の比率(M/N)が回復する。
次のステップS13では、トナー補給エラー検出部114により、ステップS12のトナー補給動作において、トナーの補給が正常に行われたか否かが判断される。具体的には、トナー濃度センサ80により、現像ハウジング22内におけるキャリア量(N)に対するトナー量(M)の比率(M/N)を検知して、この比率(M/N)が所定量以上に達したか否かにより判断される。ステップS13において、トナーの補給が正常に行われたと判断されるとステップS14に進み、トナーの補給が正常に行われなかったと判断されると、ステップS15に進む。
ステップS14では、ステップS12のトナー補給動作が正常に行われたことにより、トナーエンプティ状態が解除されているため、エンプティ記憶部96においてトナーエンプティ状態の記憶が消去されて、処理が終了する。
ステップS15では、ステップS12のトナー補給動作が正常に行われなかったため、トナー補給装置82の異常が検出されて、処理が終了する。なお、本実施形態では、ステップS13においてトナー補給が正常でないと一度判断されただけで、トナー補給装置82のエラーが検出されるが、ステップS13と同様の処理を複数回連続で行い、それら全ての処理においてトナー補給が正常でないと判断されたときに、トナー補給装置82の異常を検出するようにしてもよい。
このように、第1の実施形態では、ステップS11において暫定プリントモードがオフに設定されていると判断されたときのみ、ステップS12以降のトナー補給動作等の処理が行われる。そのため、暫定プリントモードがオンに設定されているときは、トナー補給動作等の処理が行われず、ユーザーの希望通り、モノクロモードでのプリント動作を素早く行うことができる。
また、暫定プリントモードがオフに設定されている場合、トナーエンプティ状態が検出された時点でプリントできなくなるため、トナーカートリッジ28が交換されないまま放置される可能性が低い。そのため、復帰動作後、トナー補給動作が正常に行われる可能性が高く、トナー補給装置82の異常の誤検出を抑制できる。
[第2の実施形態]
図5を参照しながら、第2の実施形態に係るトナー補給制御について説明する。図5に示す制御は、第1の実施形態(図4)と同様、トナーエンプティ状態が検出されたことがエンプティ記憶部96により記憶された状態で復帰動作が行われた後、トナー補給制御部112で行われる制御である。図5に示すトナー補給制御は、カラートナー(イエロートナー、マゼンタトナーまたはシアントナー)の現像装置18に対してのみ行われ、ブラックトナーの現像装置に対しては行われない。
図5に示すように、まずステップS21では、図4のステップS11と同様、暫定プリントモード判断部118により、暫定プリントモードがオンに設定されているか否かが判断される。ステップS21において、暫定プリントモードがオフに設定されていると判断されるとステップS22に進み、暫定プリントモードがオンに設定されていると判断されると処理が終了する。
ステップS22では、全体制御部60の電力制御部90から具体的復帰動作判別部92を経由して送信される信号と、エンジン制御部64の内部の信号とに基づき、復帰動作の情報が復帰情報取得部100により取得される。全体制御部60において復帰動作を具体的に判別する制御については、後に図6を参照しながら説明する。復帰動作のうち、全体制御部60の動作としては、例えば、主電源オンの動作、副電源オンの動作、または省電力状態(エンジン部62がオフ)を解除する動作が挙げられ、エンジン制御部64の動作としては、例えば、前扉が閉じられる動作、(紙詰まり発生時等に開閉される)横扉が閉じられる動作、または省電力状態(エンジン部62がオン)を解除する動作等が挙げられる。なお、省電力状態に関して、本明細書で言う「エンジン部62がオフ」の状態とは、エンジン制御部64のCPU66への電力供給が絶たれてエンジン制御部64の制御機能が停止し、定着装置50がオフになった状態を意味し、「エンジン部62オン」の状態とは、エンジン制御部64のCPU66は機能しており、定着装置50の設定温度が下げられた状態を意味する。
次のステップS23では、脱着判断部106の復帰動作判断部108により、ステップS22で取得された情報に基づき、復帰動作が第1の復帰動作、第2の復帰動作または第3の復帰動作のいずれであるかが判断される。
ここで、第1の復帰動作とは、トナーエンプティ状態の検出以外の要因(主電源オフ、副電源オフ、省電力状態への切り替え、又は前扉を開くこと等)によってプリント動作不能となったときから復帰動作が行われるまでの間にトナーカートリッジ28が脱着されたと推定させる動作を指す。具体的に、第1の復帰動作は、例えば、主電源がオンにされる動作と、前扉が閉じられる動作とを含む。また、第2の復帰動作とは、トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となったときから復帰動作が行われるまでの間にトナーカートリッジ28が脱着されていないと推定させる動作を指す。具体的に、第2の復帰動作は、例えば、副電源がオンにされる動作と、省電力状態(エンジン部62がオフ)が解除される動作とを含む。さらに、第3の復帰動作とは、トナーカートリッジ28の脱着の有無を判断するまでもなくトナー補給動作を必要としない動作を指す。具体的に、第3の復帰動作は、例えば、横扉が閉じられる動作と、省電力状態(エンジン部62がオン)が解除される動作とを含む。
ステップS23において、復帰動作が第1の復帰動作であると判断されると、ステップS24に進み、第2または第3の復帰動作であると判断されると、処理が終了する。
ステップS24では、図4のステップS12と同様のトナー補給動作が行われた後、ステップS25に進む。
ステップS25では、図4のステップS13と同様、トナーの補給が正常に行われたか否かが判断される。
ステップS25において、トナーの補給が正常に行われたと判断されると、ステップS26において、図4のステップS14と同様、エンプティ記憶部96においてトナーエンプティ状態の記憶が消去された後、処理が終了する。
ステップS25において、トナーの補給が正常に行われなかったと判断されると、ステップS27において、図4のステップS15と同様、トナー補給装置82の異常が検出された後、処理が終了する。
このように、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様、暫定プリントモードがオンに設定されている場合、トナーの補給動作が行われず、ユーザーの待ち時間を短縮できる。また、暫定プリントモードがオフに設定されている場合であっても、ステップS23において、復帰動作が第1の復帰動作であると判断されたときのみ、すなわち、トナーカートリッジ28が交換されたと推定できるときのみ、トナー補給動作が行われるため、ユーザーの待ち時間短縮に一層貢献できる。
図6を参照しながら、全体制御部60において復帰動作を具体的に判別する制御について説明する。
図6に示す制御は、エンジン部62がオフになっている状態で復帰動作が行われる際、具体的には、主電源がオンにされるとき、副電源がオンにされるとき、又は省電力状態(エンジン部62がオフ)が解除されるとき等に行われる。
まずステップS51では、復帰動作に伴い、電力制御部90の制御によりエンジン部62へ電力が供給され、ステップS52に進む。
ステップS52では、具体的復帰動作判別部92が、電力制御部90から送信される信号に基づき、復帰動作が、主電源がオンにされる動作であるか否かが判断される。ステップS42において、主電源がオンにされる動作であると判断されると、ステップS43に進み、主電源がオンにされる動作ではないと判断されると、ステップS54に進む。
ステップS53では、具体的復帰動作判別部92からエンジン制御部64の復帰情報取得部100へ、主電源オンによる復帰であるという情報が送信され、処理が終了する。
ステップS54では、具体的復帰動作判別部92が、電力制御部90から送信される信号に基づき、復帰動作が、副電源がオンにされる動作であるか否かが判断される。ステップS54において、副電源がオンにされる動作であると判断されると、ステップS55に進み、副電源がオンにされる動作ではないと判断されると、ステップS56に進む。
ステップS55では、具体的復帰動作判別部92からエンジン制御部64の復帰情報取得部100へ、副電源オンによる復帰であるという情報が送信され、処理が終了する。
ステップS56では、具体的復帰動作判別部92が、電力制御部90から送信される信号に基づき、復帰動作が、省電力状態が解除される動作であるか否かが判断される。ステップS56において、省電力状態が解除される動作であると判断されると、ステップS57に進み、省電力状態が解除される動作ではないと判断されると、処理が終了する。
ステップS57では、具体的復帰動作判別部92からエンジン制御部64の復帰情報取得部100へ、省電力状態の解除による復帰であるという情報が送信され、処理が終了する。
[第3の実施形態]
図7を参照しながら、第3の実施形態に係るトナー補給制御について説明する。図7に示す制御は、第1の実施形態(図4)と同様、トナーエンプティ状態が検出されたことがエンプティ記憶部96により記憶された状態で復帰動作が行われた後、トナー補給制御部112で行われる制御である。図7に示すトナー補給制御は、カラートナー(イエロートナー、マゼンタトナーまたはシアントナー)の現像装置18に対してのみ行われ、ブラックトナーの現像装置に対しては行われない。
図7に示すように、まずステップS31では、図4のステップS11と同様、暫定プリントモード判断部118により、暫定プリントモードがオンに設定されているか否かが判断される。ステップS31において、暫定プリントモードがオフに設定されていると判断されるとステップS32に進み、暫定プリントモードがオンに設定されていると判断されると処理が終了する。
ステップS32では、識別情報取得部102により、画像形成装置2に装着中のトナーカートリッジ28の識別情報が取得され、ステップS33に進む。
ステップS33では、脱着判断部106の識別情報同一性判断部110により、復帰動作の前後で、トナーカートリッジ28の識別情報が変化したか否かが判断される。具体的には、ステップS33において識別情報取得部102により取得された識別情報が、復帰動作の前から識別情報記憶部104に記憶されていた識別情報に一致するか否かが判断される。
ステップS33において、トナーカートリッジ28の識別情報が変化したと判断されるとステップS34に進み、トナーカートリッジ28の識別情報が変化していないと判断されると処理が終了する。
ステップS34では、図4のステップS12と同様のトナー補給動作が行われた後、ステップS35に進む。
ステップS35では、図4のステップS13と同様、トナーの補給が正常に行われたか否かが判断される。
ステップS35において、トナーの補給が正常に行われたと判断されると、ステップS36において、図4のステップS14と同様、エンプティ記憶部96においてトナーエンプティ状態の記憶が消去された後、処理が終了する。
ステップS35において、トナーの補給が正常に行われなかったと判断されると、ステップS37において、図4のステップS15と同様、トナー補給装置82の異常が検出された後、処理が終了する。
このように、第3の実施形態では、第1および第2の実施形態と同様、暫定プリントモードがオンに設定されている場合、トナーの補給動作が行われず、ユーザーの待ち時間を短縮できる。また、暫定プリントモードがオフに設定されている場合であっても、ステップS33において、トナーカートリッジ28の識別情報が変化したと判断されたときのみ、すなわち、トナーカートリッジ28が交換されたときのみ、トナー補給動作が行われるため、ユーザーの待ち時間短縮に一層貢献できる。
[第4の実施形態]
図8を参照しながら、第4の実施形態に係るトナー補給制御について説明する。図8に示す制御は、第1の実施形態(図4)と同様、トナーエンプティ状態が検出されたことがエンプティ記憶部96により記憶された状態で復帰動作が行われた後、トナー補給制御部112で行われる制御である。図8に示すトナー補給制御は、カラートナー(イエロートナー、マゼンタトナーまたはシアントナー)の現像装置18に対してのみ行われ、ブラックトナーの現像装置に対しては行われない。
図8に示すように、まずステップS41では、図4のステップS11と同様、暫定プリントモード判断部118により、暫定プリントモードがオンに設定されているか否かが判断される。ステップS41において、暫定プリントモードがオフに設定されていると判断されるとステップS42に進み、暫定プリントモードがオンに設定されていると判断されると処理が終了する。
ステップS42では、図5のステップS22と同様、全体制御部60の電力制御部90から具体的復帰動作判別部92を経由して送信される信号と、エンジン制御部64の内部の信号とに基づき、復帰動作の情報が復帰情報取得部100により取得される。全体制御部60において復帰動作を具体的に判別する制御は、第2の実施形態と同様に行われる(図6)。
次のステップS43では、脱着判断部106の復帰動作判断部108により、ステップS42で取得された情報に基づき、復帰動作が第1の復帰動作であるか否かが判断される。ステップS43において、第1の復帰動作であると判断されると、ステップS44に進み、第1の復帰動作ではない(第2の復帰動作または第3の復帰動作である)と判断されると、処理が終了する。
ステップS44では、識別情報取得部102により、画像形成装置2に装着中のトナーカートリッジ28の識別情報が取得され、ステップS45に進む。
ステップS45では、図7のステップS32と同様、脱着判断部106の識別情報同一性判断部110により、復帰動作の前後で、トナーカートリッジ28の識別情報が変化したか否かが判断される。ステップS45において、トナーカートリッジ28の識別情報が変化したと判断されるとステップS46に進み、トナーカートリッジ28の識別情報が変化していないと判断されると処理が終了する。
ステップS46では、図4のステップS12と同様のトナー補給動作が行われた後、ステップS47に進む。
ステップS47では、図4のステップS13と同様、トナーの補給が正常に行われたか否かが判断される。
ステップS47において、トナーの補給が正常に行われたと判断されると、ステップS48において、図4のステップS14と同様、エンプティ記憶部96においてトナーエンプティ状態の記憶が消去された後、処理が終了する。
ステップS47において、トナーの補給が正常に行われなかったと判断されると、ステップS49において、図4のステップS15と同様、トナー補給装置82の異常が検出された後、処理が終了する。
このように、第4の実施形態では、第1〜第3の実施形態と同様、暫定プリントモードがオンに設定されている場合、トナーの補給動作が行われず、ユーザーの待ち時間を短縮できる。また、暫定プリントモードがオフに設定されている場合であっても、ステップS43において復帰動作が第1の復帰動作であると判断され、且つ、ステップS45においてトナーカートリッジ28の識別情報が変化したと判断されたときのみ、トナー補給動作が行われるため、ユーザーの待ち時間短縮に一層貢献できる。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。 エンジン制御部と全体制御部の構成を説明するための図である。 第1の実施形態に係るトナー補給制御の処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るトナー補給制御の処理の流れを示すフローチャートである。 全体制御部において復帰動作を判別する制御の処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るトナー補給制御の処理の流れを示すフローチャートである。 第4の実施形態に係るトナー補給制御の処理の流れを示すフローチャートである。 トナーカートリッジを示す斜視図である。
符号の説明
2:画像形成装置、3:作像部、4:感光体(静電潜像担持体)、14:一次転写ローラ、18:現像装置、27:不揮発性メモリ(カートリッジ記憶部)、28:トナーカートリッジ、30:中間転写ベルト、36:記録シート、40:二次転写ローラ、41:二次転写領域、60:全体制御部、62:エンジン部、64:エンジン制御部、68:不揮発性メモリ、80:トナー濃度センサ(トナー量検出装置)、82:トナー補給装置、90:電力制御部、92:具体的復帰動作判別部、94:エンプティ検出部、96:エンプティ記憶部、98:プリント禁止部、100:復帰情報取得部、102:識別情報取得部、104:識別情報記憶部、106:脱着判断部、108:復帰動作判断部、110:識別情報同一性判断部、112:トナー補給制御部、114:トナー補給エラー検出部、116:暫定プリントモード設定部、118:暫定プリントモード判断部。

Claims (11)

  1. 現像に用いるトナーを収容する複数の現像ハウジングと、
    上記現像ハウジング内のトナー量を検出するトナー量検出装置と、
    画像形成装置に着脱可能とされ、上記現像ハウジングに補給するためのトナーを収容し、画像形成装置に装着された状態において、上記現像ハウジング内のトナーの消費に応じて上記現像ハウジングへトナーを適宜補給する複数のトナーカートリッジと、
    上記トナー量検出装置により検出されるトナー量が所定量未満であるとき、上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることを検出するエンプティ検出部と、
    上記所定量未満となった上記現像ハウジング内のトナー量を回復させるために、上記トナーカートリッジから上記現像ハウジングへのトナー補給動作を行うトナー補給装置と、
    上記エンプティ検出部によりトナーエンプティ状態が検出されたことを記憶するエンプティ記憶部と、
    上記エンプティ検出部によりトナーエンプティ状態が検出されると、プリント動作を禁止するプリント禁止部と、
    カラートナー用の上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることがエンプティ検出部により検出されたときにモノクロモードでのみプリント動作を許可する暫定プリントモードを、オンまたはオフに設定する暫定プリントモード設定部と、
    上記暫定プリントモードがオンとオフのいずれに設定されているかを判断する暫定プリントモード判断部と、
    上記トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作を行う際に、上記カラートナー用の上記トナーカートリッジのトナーエンプティ状態が検出されたことが上記エンプティ記憶部により記憶されている場合、上記トナー補給動作を制御するトナー補給制御部と、を含み、
    上記トナー補給制御部は、
    上記暫定プリントモードがオンに設定されている場合、上記トナー補給装置によるトナー補給動作を行わず、
    上記暫定プリントモードがオフに設定されている場合、上記トナー補給装置によるトナー補給動作を行うように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 現像に用いるトナーを収容する複数の現像ハウジングと、
    上記現像ハウジング内のトナー量を検出するトナー量検出装置と、
    画像形成装置に着脱可能とされ、上記現像ハウジングに補給するためのトナーを収容し、画像形成装置に装着された状態において、上記現像ハウジング内のトナーの消費に応じて上記現像ハウジングへトナーを適宜補給する複数のトナーカートリッジと、
    上記トナー量検出装置により検出されるトナー量が所定量未満であるとき、上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることを検出するエンプティ検出部と、
    上記所定量未満となった上記現像ハウジング内のトナー量を回復させるために、上記トナーカートリッジから上記現像ハウジングへのトナー補給動作を行うトナー補給装置と、
    上記エンプティ検出部によりトナーエンプティ状態が検出されたことを記憶するエンプティ記憶部と、
    上記エンプティ検出部によりトナーエンプティ状態が検出されると、プリント動作を禁止するプリント禁止部と、
    カラートナー用の上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることがエンプティ検出部により検出されたときにモノクロモードでのみプリント動作を許可する暫定プリントモードを、オンまたはオフに設定する暫定プリントモード設定部と、
    上記暫定プリントモードがオンとオフのいずれに設定されているかを判断する暫定プリントモード判断部と、
    上記トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作を行う際、上記プリント動作不能な状態となったときから上記復帰動作が行われるまでの間に上記トナーカートリッジが脱着されたか否かを判断する脱着判断部と、
    上記復帰動作の際に、上記カラートナー用の上記トナーカートリッジのトナーエンプティ状態が検出されたことが上記エンプティ記憶部により記憶されている場合、上記トナー補給動作を制御するトナー補給制御部と、を含み、
    上記トナー補給制御部は、
    上記暫定プリントモードがオンに設定されている場合、上記トナー補給装置によるトナー補給動作を行わず、
    上記暫定プリントモードがオフに設定されている場合、上記脱着判断部により上記トナーカートリッジが脱着されたと判断されると、上記トナー補給装置によるトナー補給動作を行い、上記脱着判断部により上記トナーカートリッジが脱着されていないと判断されると、上記トナー補給装置によるトナー補給動作を行わないように制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 上記脱着判断部は、上記復帰動作が、上記トナーカートリッジが脱着されたと推定させる第1の復帰動作と、上記トナーカートリッジが脱着されていないと推定させる第2の復帰動作とのうち、いずれの動作であるかを判断する復帰動作判断部を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成装置に装着された上記トナーカートリッジの識別情報を取得する識別情報取得部と、
    上記識別情報取得部により取得した上記識別情報を記憶する識別情報記憶部と、を含み、
    上記脱着判断部は、画像形成装置に装着中の上記カートリッジの識別情報が、上記識別情報記憶部に記憶された識別情報に一致するか否かを判断する識別情報同一性判断部を含むことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 上記第1の復帰動作は、主電源がオンにされる動作と、前扉が閉じられる動作とを含み、
    上記第2の復帰動作は、副電源がオンにされる動作と、省電力状態が解除される動作とを含むことを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 上記現像ハウジングは、トナーとキャリアからなる二成分現像剤を含み、
    上記トナー量検出装置は、キャリア量(N)に対するトナー量(M)の比率(M/N)を検出し、
    上記エンプティ検出部は、上記トナー量検出装置により所定量未満の上記比率(M/N)が検出されることで、上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることを検出することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 現像ハウジング内のトナーの消費に応じて、トナーカートリッジから上記現像ハウジングへトナーを適宜補給する工程と、
    上記現像ハウジング内のトナー量が所定量未満であるか否かを検出することで、上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態であるか否かを検出するエンプティ検出工程と、
    上記エンプティ検出工程においてトナーエンプティ状態が検出されたときに、トナーエンプティ状態が検出されたことを記憶するエンプティ記憶工程と、
    上記エンプティ検出工程においてトナーエンプティ状態が検出されたときに、プリント動作を禁止するプリント禁止工程と、
    上記エンプティ検出工程においてカラートナー用の上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることが検出されたときにモノクロモードでのみプリント動作を許可する暫定プリントモードを、オンまたはオフに設定する暫定プリントモード設定工程と、
    上記トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作を行う復帰工程と、
    上記復帰動作の際、上記暫定プリントモードがオンとオフのいずれに設定されているかを判断する暫定プリントモード判断工程と、
    トナーエンプティ状態が検出されたことが記憶された状態で上記復帰動作が行われる場合、上記暫定プリントモード判断工程の後に、上記所定量未満となった上記現像ハウジング内のトナー量を回復させるための上記トナーカートリッジから上記現像ハウジングへのトナー補給動作を制御するトナー補給制御工程と、を含み、
    上記暫定プリントモードがオンに設定されている場合、上記トナー補給制御工程において上記トナー補給動作を行わず、
    上記暫定プリントモードがオフに設定されている場合、上記トナー補給制御工程において上記トナー補給動作を行うことを特徴とする画像形成方法。
  8. 現像ハウジング内のトナーの消費に応じて、トナーカートリッジから上記現像ハウジングへトナーを適宜補給する工程と、
    上記現像ハウジング内のトナー量が所定量未満であるか否かを検出することで、上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態であるか否かを検出するエンプティ検出工程と、
    上記エンプティ検出工程においてトナーエンプティ状態が検出されたときに、トナーエンプティ状態が検出されたことを記憶するエンプティ記憶工程と、
    上記エンプティ検出工程においてトナーエンプティ状態が検出されたときに、プリント動作を禁止するプリント禁止工程と、
    上記エンプティ検出工程においてカラートナー用の上記トナーカートリッジがトナーエンプティ状態にあることが検出されたときにモノクロモードでのみプリント動作を許可する暫定プリントモードを、オンまたはオフに設定する暫定プリントモード設定工程と、
    上記トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作を行う復帰工程と、
    上記復帰動作の際、上記暫定プリントモードがオンとオフのいずれに設定されているかを判断する暫定プリントモード判断工程と、
    上記トナーエンプティ状態の検出以外の要因によってプリント動作不能となった後、上記要因を解消する復帰動作を行う際、上記プリント動作不能な状態となったときから上記復帰動作が行われるまでの間に上記トナーカートリッジが脱着されたか否かを判断する脱着判断工程と、
    トナーエンプティ状態が検出されたことが記憶された状態で上記復帰動作が行われる場合、上記暫定プリントモード判断工程および上記脱着判断工程の後に、上記所定量未満となった上記現像ハウジング内のトナー量を回復させるための上記トナーカートリッジから上記現像ハウジングへのトナー補給動作を制御するトナー補給制御工程と、を含み、
    上記暫定プリントモードがオンに設定されている場合、上記トナー補給制御工程においてトナー補給動作を行わず、
    上記暫定プリントモードがオフに設定されている場合、上記脱着判断工程において上記トナーカートリッジが脱着されたと判断されると、上記トナー補給制御工程において上記トナー補給動作を行い、上記脱着判断工程において上記トナーカートリッジが脱着されていないと判断されると、上記トナー補給制御工程において上記トナー補給動作を行わないことを特徴とする画像形成方法。
  9. 上記脱着判断工程は、上記復帰工程における上記復帰動作が第1の復帰動作または第2の復帰動作のいずれであるかを判断する復帰動作判断工程を含み、
    上記第1の復帰動作は、上記プリント動作不能な状態となったときから上記復帰動作が行われるまでの間に上記トナーカートリッジが脱着されたと推定させる動作であり、
    上記第2の復帰動作は、上記プリント動作不能な状態となったときから上記復帰動作が行われるまでの間に上記トナーカートリッジが脱着されていないと推定させる動作であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成方法。
  10. 上記第1の復帰動作は、主電源がオンにされる動作と、前扉が閉じられる動作とを含み、
    上記第2の復帰動作は、副電源がオンにされる動作と、省電力状態が解除される動作とを含むことを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
  11. 画像形成装置に装着されたトナーカートリッジの識別情報を記憶する識別情報記憶工程と、
    上記復帰工程の後に、画像形成装置に装着中のトナーカートリッジの識別情報が、上記識別情報記憶工程で記憶した上記識別情報と一致するか否かを判断する同一性判断工程と、を含み、
    上記脱着判断工程は、上記同一性判断工程を含むことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の画像形成方法。
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