JP2017198886A - 画像形成装置 - Google Patents

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Ryo EGAMI
遼 江上
卓也 深田
Takuya Fukada
卓也 深田
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Abstract

【課題】現像剤の補給元として使用された現像剤容器を現像剤の排出先となる現像剤容器として流用する際のユーザーの手間を軽減することが可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】エンプティ検知部81は、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空になったことを検知する。交換通知部82は、エンプティ検知部81によって第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空になったことが検知されたときに、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kを第2装着部37に装着することをユーザーに促す。
【選択図】図3

Description

本発明は、現像剤を用いてシート上に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置に関する。
トナーのような現像剤を用いてシート上に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置では、現像に用いられるトナーは、装置本体に着脱可能なトナーボトルから供給される。そして、前記画像形成部から回収されたトナーは、装置本体に着脱可能な廃トナーボトルに収容される。
なお、使用済みのトナーボトルを廃トナーボトルとして流用することが可能な画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、廃トナーボトルを別途用意する必要がなく、使用済みのトナーボトルを有効に利用することができる。
特開2006−171609号公報
ところで、トナーボトルが空になるタイミングは、廃トナーボトルが満杯になるタイミングとは一致しないのが普通である。よって、使用済みのトナーボトルを廃トナーボトルとして流用する場合には、使用済みのトナーボトルを新品のトナーボトルに交換した際に、使用済みのトナーボトルをユーザーが保管しておく必要がある。そして、廃トナーボトルが満杯になったときに、満杯になった廃トナーボトルを、保管しておいた使用済みのトナーボトルに交換する必要がある。
しかしながら、使用済みのトナーボトルを保管しておくのはユーザーにとって手間である。また、トナーボトルが空になるタイミングと、廃トナーボトルが満杯になるタイミングとの両方で、本体カバーを開けるなどの交換作業が必要になるため、ユーザーにとって手間である。
本発明の目的は、現像剤の補給元として使用された現像剤容器を現像剤の排出先となる現像剤容器として流用する際のユーザーの手間を軽減することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、画像形成部と、第1装着部と、第2装着部と、エンプティ検知部と、交換通知部と、を備える。前記画像形成部は、現像剤を用いてシート上に画像を形成する。前記第1装着部には、前記画像形成部に補給される現像剤の補給元となる現像剤容器が着脱可能に装着される。前記第2装着部には、前記画像形成部から回収される現像剤の排出先となる前記現像剤容器が着脱可能に装着される。前記エンプティ検知部は、前記第1装着部に装着されている前記現像剤容器が空になったことを検知する。前記交換通知部は、前記エンプティ検知部によって前記第1装着部に装着されている前記現像剤容器が空になったことが検知されたときに、前記第1装着部に装着されている前記現像剤容器を前記第2装着部に装着することをユーザーに促す。
本発明によれば、現像剤の補給元として使用された現像剤容器を現像剤の排出先となる現像剤容器として流用する際のユーザーの手間を軽減することが可能な画像形成装置が提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で表示される同時交換画面の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で表示されるトナーボトル交換画面の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で表示される廃トナーボトル交換画面の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置において実行される交換処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。
画像形成装置10は、画像データに基づいて画像を形成するプリント機能と共に、スキャン機能、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、本発明は、プリンター装置、ファクシミリ装置、及びコピー機などの画像形成装置に適用可能である。
画像形成装置10は、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、操作表示部5、通信I/F6、記憶部7、及び制御部8を備える。
ADF1は、画像読取部2によって読み取られる原稿を搬送する自動原稿搬送装置である。
画像読取部2は、原稿台に載置された原稿、又はADF1によって搬送される原稿の画像を読み取ることが可能である。
画像形成部3は、画像読取部2によって生成される画像データに基づいて、トナー(現像剤の一例)を用いて電子写真方式でシート上にカラー又はモノクロの画像を形成する画像形成処理(印刷処理)を実行することが可能である。また、画像形成部3は、通信I/F6を通じて外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて前記印刷処理を実行することも可能である。
給紙部4は、画像形成部3にシートを供給する。例えば、前記シートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどである。
操作表示部5は、制御部8からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザー操作に応じて制御部8に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
通信I/F6は、電話回線、インターネット、又はLANなどの通信網を介して、外部のファクシミリ装置又はパーソナルコンピューターなどの情報処理装置との間で所定の通信プロトコルに従った通信処理を実行することが可能な通信インターフェイスである。
記憶部7は、ハードディスク又はEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶部である。記憶部7には、制御部8によって実行される各種の処理を実行するための制御プログラム及びデータなどが記憶される。
制御部8は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが各種の処理を実行する際に一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶部である。
より具体的には、制御部8は、エンプティ検知部81、交換通知部82、トナー量判定部83、記録処理部84、削除処理部85、動作制限部86、及び閾値決定部87を含む。なお、制御部8は、前記制御プログラムに従って各種の処理を実行することによりこれらの各処理部として機能する。また、制御部8は、これらの各処理部の一部又は複数の処理機能を実現する電子回路を備えるものであってもよい。これらの各処理部の詳細については後述する。
次に、画像形成部3の構成についてより詳細に説明する。
図1に示されるように、画像形成部3は、作像ユニット31Y,31C,31M,31K、光走査装置32、中間転写ベルト33、二次転写ローラー34、及び定着装置35を備える。
作像ユニット31Y,31C,31M,31Kは、それぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックに対応する電子写真方式の画像形成ユニットである。なお、以下の説明において、作像ユニット31Y,31C,31M,31Kを特に区別する必要がない場合には、これらの各々を作像ユニット31と総称する。
作像ユニット31は、感光体ドラム、帯電ローラー、現像部、一次転写ローラー、及びドラム清掃部を備える。
光走査装置32は、各作像ユニット31の前記感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する。
中間転写ベルト33は、各作像ユニット31の前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像が転写される無端状のベルト部材である。
二次転写ローラー34は、中間転写ベルト33の表面に付着したトナー像を前記シートに転写する。
定着装置35は、二次転写ローラー34によって前記シートに転写されたトナー像を前記シートに溶融定着させる。
画像形成部3は、図1に示されるように、第1装着部36Y,36C,36M,36Kと、第2装着部37とを更に備える。
第1装着部36Y,36C,36M,36Kには、それぞれ、画像形成部3に補給されるトナーの補給元となるトナーボトル9Y,9C,9M,9K(現像剤容器の一例)が着脱可能に装着される。
トナーボトル9Yには、イエローのトナーが収容されており、当該イエローのトナーが、作像ユニット31Yの前記現像部に供給される。トナーボトル9Cには、シアンのトナーが収容されており、当該シアンのトナーが、作像ユニット31Cの前記現像部に供給される。トナーボトル9Mには、マゼンタのトナーが収容されており、当該マゼンタのトナーが、作像ユニット31Mの前記現像部に供給される。トナーボトル9Kには、ブラックのトナーが収容されており、当該ブラックのトナーが、作像ユニット31Kの前記現像部に供給される。
第2装着部37には、画像形成部3から回収されるトナーの排出先となる廃トナーボトルが着脱可能に装着される。本実施形態では、第2装着部37には、使用済みのトナーボトル9K(すなわち、空のトナーボトル9K)が廃トナーボトルとして装着される。各作像ユニット31の前記ドラム清掃部によって前記感光体ドラムから除去されたトナーなどの廃トナーが、第2装着部37に装着されている使用済みのトナーボトル9Kに収容される。
本実施形態では、トナーボトル9Y,9C,9M,9Kのうち、容量が最も大きいのはトナーボトル9Kである。よって、第2装着部37に装着される廃トナーボトルの交換の頻度をなるべく減らすために、第2装着部37には、容量が最も大きいトナーボトル9Kが廃トナーボトルとして着脱可能になっている。
上記のように、本実施形態では、使用済みのトナーボトル9Kを、廃トナーボトルとして流用することが可能である。これにより、廃トナーボトルを別途用意する必要がなく、使用済みのトナーボトル9Kを有効に利用することができる。
ところで、トナーボトルが空になるタイミングは、廃トナーボトルが満杯になるタイミングとは一致しないのが普通である。よって、使用済みのトナーボトルを廃トナーボトルとして流用する場合には、使用済みのトナーボトルを新品のトナーボトルに交換した際に、使用済みのトナーボトルをユーザーが保管しておく必要がある。そして、廃トナーボトルが満杯になったときに、満杯になった廃トナーボトルを、保管しておいた使用済みのトナーボトルに交換する必要がある。
しかしながら、使用済みのトナーボトルを保管しておくのはユーザーにとって手間である。また、トナーボトルが空になるタイミングと、廃トナーボトルが満杯になるタイミングとの両方で、本体カバーを開けるなどの交換作業が必要になるため、ユーザーにとって手間である。
これに対して、本実施形態に係る画像形成装置10では、以下で説明するような動作によって、使用済みのトナーボトル9Kを廃トナーボトルとして流用する際のユーザーの手間を軽減することが可能である。
以下、本実施形態に係る画像形成装置10の動作について説明する。
画像形成部3による印刷処理が行われる際、トナーボトル9Y,9C,9M,9Kに収容されている各色のトナーが、作像ユニット31Y,31C,31M,31Kに随時補給される。例えば、作像ユニット31Kの前記現像部に設けられているトナー濃度センサーによって、前記現像部内のトナー濃度が低下していることが検知されると、トナーボトル9Kを駆動するトナー補給動作が行われて、トナーボトル9Kから作像ユニット31Kにブラックのトナーが補給される。
エンプティ検知部81は、第1装着部36Y,36C,36M,36Kに装着されているトナーボトル9Y,9C,9M,9Kが空になったことを個別に検知することができる。例えば、エンプティ検知部81は、トナーボトル9Kを駆動するトナー補給動作が行われたにも関わらず、作像ユニット31Kの前記現像部内のトナー濃度が低下したままである場合に、トナーボトル9Kが空になったと判定してもよい。なお、エンプティ検知部81は、他の任意の検知方法によって、トナーボトル9Kが空になったことを検知してもよい。
エンプティ検知部81によって第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空になったことが検知されると、交換通知部82は、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kを第2装着部37に装着することをユーザーに促す。例えば、交換通知部82は、図3に示すような同時交換画面51を操作表示部5に表示することによって、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kを第2装着部37に装着することをユーザーに促してもよい。
この結果、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空になったときに、第2装着部37に装着されているトナーボトル9K(すなわち、廃トナーがいくらか溜まっているトナーボトル9K)が、空のトナーボトル9Kに交換されることになる。
通常、第2装着部37に装着されているトナーボトル9K内のトナーが増える速度は、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9K内のトナーが減る速度よりも小さい。よって、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空になる度に、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kが空のトナーボトル9Kに交換される場合には、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kが満杯になることがない。したがって、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kが満杯になったタイミングでの交換作業が不要になるため、交換作業のために本体カバーを開ける頻度が減り、ユーザーの手間が軽減される。さらに、空のトナーボトル9Kを保管しておく必要がないため、この点においてもユーザーの手間が軽減される。
なお、本実施形態に係る画像形成装置10は、ユーザーの手間をさらに軽減する機能を備えている。以下、この機能について説明する。
トナー量判定部83(現像剤量判定部の一例)は、第2装着部37に装着されているトナーボトル9K内のトナー量(以下、「廃トナー量」と称す)が、予め定められた閾値以上であるか否かを判定する。例えば、トナー量判定部83は、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kの重量を検出可能な重量センサー38の検出結果に基づいて、前記廃トナー量が前記閾値以上であるか否かを判定してもよい。なお、トナー量判定部83は、光センサー又は磁気センサーなど、重量センサー38以外のセンサーの検出結果に基づいて、前記廃トナー量が前記閾値以上であるか否かを判定してもよい。
なお、前記閾値は、例えば、第1装着部36Kに新品のトナーボトル9Kが装着されてから前記新品のトナーボトル9Kが空になるまでの間に第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kに排出されるトナーの推定排出量に基づいて、予め設定されている。前記推定排出量は、例えば、一般的な印刷条件で印刷処理を行ったときの実測値に基づいて算出されてもよい。前記閾値は、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kの空き容量が、前記推定排出量に対して十分に大きいかどうかを判定するための閾値である。前記廃トナー量が前記閾値未満であるということは、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kの空き容量が、前記推定排出量に対して十分に大きいことを意味する。前記閾値は、機種毎に異なる値に設定されるのが好ましい。
なお、前記閾値が、必要に応じて閾値決定部87によって決定されてもよい。具体的には、閾値決定部87は、第1装着部36Kに新品のトナーボトル9Kが装着された時点における第2装着部37に装着されているトナーボトル9K内の廃トナー量(すなわち、重量センサー38の検出結果)と、第1装着部36Kに装着されている前記新品のトナーボトル9Kが空になった時点における第2装着部37に装着されているトナーボトル9K内の廃トナー量との差分に基づいて前記閾値を決定してもよい。これにより、第1装着部36Kに新品のトナーボトル9Kが装着されてから当該新品のトナーボトル9Kが空になるまでの間に実際に排出されるトナーの排出量に基づいて、前記閾値を決定することができるので、ユーザー毎の使用態様に応じた閾値を設定することができる。
交換通知部82は、エンプティ検知部81によって第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空になったことが検知された時点において、トナー量判定部83によって前記廃トナー量が前記閾値以上であると判定された場合に、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kを第2装着部37に装着することをユーザーに促す(図3)。
一方、交換通知部82は、エンプティ検知部81によって第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空になったことが検知された時点において、トナー量判定部83によって前記廃トナー量が前記閾値未満であると判定された場合(すなわち、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kの空き容量が、前記推定排出量に対して十分に大きい場合)には、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kだけを交換するようにユーザーに促す。例えば、交換通知部82は、図4に示すようなトナーボトル交換画面52を操作表示部5に表示することによって、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kだけを交換するようにユーザーに促してもよい。
この結果、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kの空き容量が前記推定排出量に対して十分に大きい場合には、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kだけが交換されることになる。よって、空き容量が十分にあるトナーボトル9Kを不必要に交換するための無駄な手間が軽減される。
ところで、例えば図3に示すような同時交換画面51が操作表示部5に表示されている状態で、ユーザーが画像形成装置10の電源を一旦オフにして、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kだけを交換し、廃トナーボトルを交換し忘れてしまうことがあり得る。このような場合には、画像形成装置10の電源がオンになった後に、第1装着部36Kから取り外された空のトナーボトル9Kを第2装着部37に装着することをユーザーに促すことが望ましい。
そこで、記録処理部84(同時交換情報記録部の一例)は、エンプティ検知部81によって第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空になったことが検知された時点において、トナー量判定部83によって廃トナー量が前記閾値以上であると判定された場合に、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kと第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kとを同時に交換すべきタイミングであることを示す同時交換情報を記憶部7(不揮発性メモリーの一例)に記録する。
交換通知部82は、画像形成装置10の電源がオンになったときに、記憶部7に前記同時交換情報が記録されており、且つトナー量判定部83によって廃トナー量が前記閾値以上であると判定された場合に、空のトナーボトル9K(すなわち、画像形成装置10の電源がオフになっている間に第1装着部36Kから取り外されたトナーボトル9K)を第2装着部37に装着することをユーザーに促す。例えば、交換通知部82は、図5に示すような廃トナーボトル交換画面53を操作表示部5に表示することによって、空のトナーボトル9Kを第2装着部37に装着することをユーザーに促してもよい。
削除処理部85(同時交換情報削除部の一例)は、記憶部7に前記同時交換情報が記録されている状態において、トナー量判定部83によって廃トナー量が前記閾値未満であると判定された場合に、前記同時交換情報を記憶部7から削除する。すなわち、例えば図3に示すような同時交換画面51が操作表示部5に表示された後に、空のトナーボトル9Kが第2装着部37に装着されたことが検知されると、前記同時交換情報は削除される。
なお、前記同時交換情報を記憶部7に記録するということは、例えば、特定のデータを記憶部7に書き込むことであってもよいし、記憶部7に記憶されている特定のフラグを立てることであってもよい。
また、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kと第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kとを同時に交換すべきタイミングであるにも関わらず、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kが空のトナーボトル9Kに交換されていない状態(すなわち、記憶部7に前記同時交換情報が記録されている状態)で画像形成部3による印刷処理が実行されると、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kが満杯になって溢れてしまうおそれがある。そこで、動作制限部86は、記憶部7に前記同時交換情報が記録されている場合に、画像形成部3の動作を制限する。例えば、動作制限部86は、第2装着部37に装着されているトナーボトル9K内の廃トナー量を増加させるような画像形成部3の動作(例えば、印刷処理など)を禁止してもよい。
次に、図6を参照しつつ、制御部8によって実行される交換処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS1,S2,・・・は、制御部8により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記交換処理は、例えば、画像形成装置10の電源がオンされたことに応じて開始され、その後、画像形成装置10の電源がオフされたことに応じて終了される。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、制御部8は、記憶部7に前記同時交換情報が記録されているか否かを判断する。そして、記憶部7に前記同時交換情報が記録されていると判断されると(S1:Yes)、処理がステップS2に移行する。一方、記憶部7に前記同時交換情報が記録されていないと判断されると(S1:No)、処理がステップS7に移行する。
<ステップS2>
ステップS2において、制御部8は、重量センサー38の検出結果と予め定められた閾値とを比較して、第2装着部37に装着されているトナーボトル9K内の廃トナー量が前記閾値以上であるか否かを判断する。そして、前記廃トナー量が前記閾値以上であると判断されると(S2:Yes)、処理がステップS4に移行する。一方、前記廃トナー量が前記閾値未満であると判断されると(S2:No)、処理がステップS3に移行する。
<ステップS3>
ステップS3において、制御部8は、記憶部7に記録されている前記同時交換情報を削除する。そして、処理がステップS7に移行する。
<ステップS4>
ステップS4において、制御部8は、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空であるか否かを判断する。そして、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空であると判断されると(S4:Yes)、処理がステップS5に移行する。一方、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空ではないと判断されると(S4:No)、処理がステップS6に移行する。
<ステップS5>
ステップS5において、制御部8は、同時交換処理を行う。具体的には、制御部8は、例えば図3に示すような同時交換画面51を操作表示部5に表示して、ユーザーによる交換作業が終了するまで待機する。制御部8は、例えば、画像形成装置10の本体カバーが一旦開けられた後に閉じられたことを検知すると、ユーザーによる交換作業が終了したと判断する。そして、処理がステップS7に移行する。
<ステップS6>
ステップS6において、制御部8は、廃トナーボトル交換処理を行う。具体的には、制御部8は、例えば図5に示すような廃トナーボトル交換画面53を操作表示部5に表示して、ユーザーによる交換作業が終了するまで待機する。制御部8は、例えば、画像形成装置10の本体カバーが一旦開けられた後に閉じられたことを検知すると、ユーザーによる交換作業が終了したと判断する。そして、処理がステップS7に移行する。
ところで、前記ステップ6の処理が実行される状況は、操作表示部5に同時交換画面51が表示されたにも関わらず、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kだけが新しいトナーボトル9Kに交換されており、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kがまだ交換されていない状況である。つまり、この状況では、第1装着部36Kから取り外されたばかりの空のトナーボトル9Kがユーザーの手元に存在するはずである。よって、前記ステップS6において行われる交換作業では、通常は、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kが、その空のトナーボトル9Kに交換されることになる。
<ステップS7>
ステップS7において、制御部8は、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空であるか否かを判断する。そして、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空であると判断されると(S7:Yes)、処理がステップS8に移行する。一方、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空ではないと判断されると(S7:No)、処理がステップS1に戻る。
<ステップS8>
ステップS8において、制御部8は、重量センサー38の検出結果と前記閾値とを比較して、第2装着部37に装着されているトナーボトル9K内の廃トナー量が前記閾値以上であるか否かを判断する。そして、前記廃トナー量が前記閾値以上であると判断されると(S8:Yes)、処理がステップS9に移行する。一方、前記廃トナー量が前記閾値未満であると判断されると(S8:No)、処理がステップS11に移行する。
<ステップS9>
ステップS9において、制御部8は、記憶部7に前記同時交換情報を記録する。そして、処理がステップS10に移行する。
<ステップS10>
ステップS10において、制御部8は、同時交換処理を行う。具体的には、制御部8は、例えば図3に示すような同時交換画面51を操作表示部5に表示して、ユーザーによる交換作業が終了するまで待機する。制御部8は、例えば、画像形成装置10の本体カバーが一旦開けられた後に閉じられたことを検知すると、ユーザーによる交換作業が終了したと判断する。そして、処理がステップS1に戻る。
<ステップS11>
ステップS11において、制御部8は、トナーボトル交換処理を行う。具体的には、制御部8は、例えば図4に示すようなトナーボトル交換画面52を操作表示部5に表示して、ユーザーによる交換作業が終了するまで待機する。制御部8は、例えば、画像形成装置10の本体カバーが一旦開けられた後に閉じられたことを検知すると、ユーザーによる交換作業が終了したと判断する。そして、処理がステップS1に戻る。
なお、前記ステップS2,S8の処理は、制御部8のトナー量判定部83によって実行される。前記ステップS3の処理は、制御部8の削除処理部85によって実行される。前記ステップS4,S7の処理は、制御部8のエンプティ検知部81によって実行される。前記ステップS5,S6,S10,S11の処理は、制御部8の交換通知部82によって実行される。前記ステップS9の処理は、制御部8の記録処理部84によって実行される。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kが空になったことが検知されたときに、第1装着部36Kに装着されているトナーボトル9Kを第2装着部37に装着することをユーザーに促すことができる。したがって、第2装着部37に装着されているトナーボトル9Kが満杯になったタイミングでの交換作業が不要になるため、交換作業のために本体カバーを開ける頻度が減り、ユーザーの手間が軽減される。さらに、空のトナーボトル9Kを保管しておく必要がないため、この点においてもユーザーの手間が軽減される。もちろん、予期しない状況に備えて空のトナーボトル9Kを保管しておいてもよいことは言うまでもない。
なお、本実施形態では、ブラックのトナーボトル9Kのみが廃トナーボトルとして流用可能であるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、全てのトナーボトル9Y,9C,9M,9Kが廃トナーボトルとして流用可能であってもよい。この場合、トナーボトル9Y,9C,9M,9Kのうちのいずれか1つが空になったことが検知されたときに、当該空になったトナーボトルを第2装着部37に装着することをユーザーに促してもよい。
また、本実施形態では、画像形成装置10がカラー画像を形成可能であるが、本発明は、モノクロ画像のみを形成可能な画像形成装置にも適用することができる。
10 画像形成装置
3 画像形成部
31Y,31C,31M,31K 作像ユニット
36Y,36C,36M,36K 第1装着部
37 第2装着部
38 重量センサー
51 同時交換画面
52 トナーボトル交換画面
53 廃トナーボトル交換画面
9Y,9C,9M,9K トナーボトル

Claims (8)

  1. 現像剤を用いてシート上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に補給される現像剤の補給元となる現像剤容器が着脱可能に装着される第1装着部と、
    前記画像形成部から回収される現像剤の排出先となる前記現像剤容器が着脱可能に装着される第2装着部と、
    前記第1装着部に装着されている前記現像剤容器が空になったことを検知するエンプティ検知部と、
    前記エンプティ検知部によって前記第1装着部に装着されている前記現像剤容器が空になったことが検知されたときに、前記第1装着部に装着されている前記現像剤容器を前記第2装着部に装着することをユーザーに促す交換通知部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記第2装着部に装着されている前記現像剤容器内の現像剤量が予め定められた閾値以上であるか否かを判定する現像剤量判定部を更に備え、
    前記交換通知部は、前記エンプティ検知部によって前記第1装着部に装着されている前記現像剤容器が空になったことが検知された時点において、前記現像剤量判定部によって前記現像剤量が前記閾値以上であると判定された場合に、前記第1装着部に装着されている前記現像剤容器を前記第2装着部に装着することをユーザーに促す、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記エンプティ検知部によって前記第1装着部に装着されている前記現像剤容器が空になったことが検知された時点において、前記現像剤量判定部によって前記現像剤量が前記閾値以上であると判定された場合に、前記第1装着部に装着されている前記現像剤容器と前記第2装着部に装着されている前記現像剤容器とを同時に交換すべきタイミングであることを示す同時交換情報を不揮発性メモリーに記録する同時交換情報記録部と、
    前記不揮発性メモリーに前記同時交換情報が記録されている状態において、前記現像剤量判定部によって前記現像剤量が前記閾値未満であると判定された場合に、前記同時交換情報を前記不揮発性メモリーから削除する同時交換情報削除部と、
    を更に備え、
    前記交換通知部は、前記画像形成装置の電源がオンになったときに、前記不揮発性メモリーに前記同時交換情報が記録されており、且つ前記現像剤量判定部によって前記現像剤量が前記閾値以上であると判定された場合に、空の前記現像剤容器を前記第2装着部に装着することをユーザーに促す、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記不揮発性メモリーに前記同時交換情報が記録されている場合に前記画像形成部の動作を制限する動作制限部を更に備える、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記閾値が、前記第1装着部に新品の前記現像剤容器が装着されてから前記新品の現像剤容器が空になるまでの間に前記第2装着部に装着されている前記現像剤容器に排出される現像剤の推定排出量に基づいて、設定されている、
    請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記第1装着部に前記新品の現像剤容器が装着された時点における前記第2装着部に装着されている前記現像剤容器内の現像剤量と、前記第1装着部に装着されている前記新品の現像剤容器が空になった時点における前記第2装着部に装着されている前記現像剤容器内の現像剤量との差分に基づいて前記閾値を決定する閾値決定部を更に備える、
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 複数の現像剤容器が個別に着脱可能に装着される複数の前記第1装着部を備え、
    前記交換通知部は、前記エンプティ検知部によって前記複数の第1装着部のうちの特定の第1装着部に装着されている前記現像剤容器が空になったことが検知されたときに、前記特定の第1装着部に装着されている前記現像剤容器を前記第2装着部に装着することをユーザーに促す、
    請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記特定の第1装着部が、前記複数の第1装着部のうち、容量が最も大きい前記現像剤容器が着脱可能に装着される第1装着部である、
    請求項7に記載の画像形成装置。
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JP2019187475A (ja) * 2018-04-18 2019-10-31 株式会社三共 遊技機

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