JP2009024843A - ボールねじ装置 - Google Patents
ボールねじ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009024843A JP2009024843A JP2007191053A JP2007191053A JP2009024843A JP 2009024843 A JP2009024843 A JP 2009024843A JP 2007191053 A JP2007191053 A JP 2007191053A JP 2007191053 A JP2007191053 A JP 2007191053A JP 2009024843 A JP2009024843 A JP 2009024843A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- locking plate
- groove
- fitting groove
- mounting hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2204—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
- F16H25/2214—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】外周面に螺旋状の軸軌道溝4を形成したねじ軸3と、内周面に軸軌道溝4に対向するナット軌道溝6を形成したナット5と、軸軌道溝4とナット軌道溝6とで形成される負荷路を転動する複数のボール2と、ナット5の軸方向に沿って形成された戻り路19と、ナット5の軸方向の中央部側の負荷路の端部および戻り路19の端部との間を接続し、ボール2の移動方向を転向させる転向路17が形成されたミドルデフレクタ15とを備えたボールねじ装置1において、ナット5の外周面からナット軌道溝6に貫通し、ミドルデフレクタ15を嵌合させる取付穴21と、このミドルデフレクタ15の上面15aを係止する係止板25と、取付穴21の口元に形成された嵌合溝22とを設け、取付穴21に嵌合させたミドルデフレクタ15を、嵌合溝22に縁部を嵌合させた係止板25で、ナット5に係止する。
【選択図】 図1
Description
このため、図14に示すように、ナット101の外周面からナット軌道溝102に貫通する取付穴103を形成し、この取付穴103に、ねじ軸104の軸軌道溝105とナット軌道溝102で形成される負荷路からボール106を掬い上げ、これをナット101の軸方向に転向させる転向路107が形成されたミドルデフレクタ108を嵌合させ、このミドルデフレクタ108の上面108aを、ナット101の外周面を取付穴103の深さ方向と直交する方向に切欠いた平面109に設けたねじ穴110にボルト111で締結した押え板112を用いて片持状に固定するようにすると、ボールねじ装置を高速稼動させたときに、転向路107によって転向させられるボール106の押上げ力により転向部材としてのミドルデフレクタ108が押上げられ、押え板112に曲げが生じてミドルデフレクタ108が抜け出し、負荷路からボール106を掬い上げることおよび負荷路へボール106を戻すが難しくなって、ボール106の循環不具合を生じさせる可能性があるという問題がある。
図1において、1はボールねじ装置である。
2はボールねじ装置1の転動体としてのボールであり、合金鋼等の鋼材で製作された球体である。
3はボールねじ装置1のねじ軸であり、合金鋼等の鋼材で製作された棒状部材であって、その外周面には、円弧状断面形状の軸軌道溝4が所定のリードで螺旋状に形成されている。
7はフランジ部であり、ナット5の外周部の一方の端部に設けられ、フランジ部7に設けられたボルト穴8により図示しない機械装置の移動台にボルト等で固定される。
本実施例1の負荷路は、ナット5の軸方向に2箇所設けられている。
10はエンドデフレクタであり、金属材料や樹脂材料等で製作され、図2に示すように、ナット5の軸方向の両方の端面に形成された装着穴11にそれぞれ嵌め込まれて取付けられており、ナット5の端部側の負荷路の端部の接線方向に形成されたタング部12(図3参照)により負荷路の一端に接続し、負荷路から掬い上げたボール2の移動方向を負荷路の接線方向からナット5の軸方向へ、または負荷路へ戻るボール2の移動方向をナット5の軸方向から負荷路の接線方向へ転向させるための湾曲した円形断面の通路である転向路13が形成されている。
21は取付穴であり、負荷路のナット5の中央部側の他端に接続する転向路17が形成されたミドルデフレクタ15を嵌合させる穴であって、ナット5の軸方向の中央部の外周面から負荷路を構成するナット軌道溝6の接線方向に沿って、ナット5の厚肉部を貫通して形成されている。
本実施例の嵌合溝22は、その先端部22aの溝底が、半円弧より大きい円弧状に形成され、その開放端部22bの溝底は、先端部22aの円弧の円弧半径の2倍より狭く、かつ取付穴21のナット5の軸方向に沿った長さより広い距離で平行に形成されている。
このような、係止板25を用いて、ミドルデフレクタ15を取付けるときは、取付穴21にミドルデフレクタ15を挿入して嵌合させ、係止板25を、その先端側から嵌合溝22に挿入し、突出部25aに形成したスリット26により突出部25aに生じた弾性を利用して係止板25の縁部を嵌合溝22に嵌合させて、ミドルデフレクタ15をナット5に係止する。
更に、本実施例の係止板25の突出部25aには、突出部25aを2分するスリット26が設けてあるので、突出部25aを容易に弾性変形させることができ、その弾性を利用して係止板25を嵌合溝22に容易に嵌合させることができる。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の嵌合溝32は、図9に示すように、上記実施例1と同様に形成された平面23を一方の側面として、取付穴21の口元に形成された矩形断面の門型とされた溝であって、図10に示すように、ナット5の中心側の先端部32aの溝底は、その反対側の門型の開放側に位置する開放端部32bと同等の深さに形成されている。
また、取付穴21と先端側32aの嵌合溝32との間の平面23の中央部には、締結部材としてのボルト33(図9参照)を螺合させるねじ穴34が形成されている。
このような、係止板35を用いて、ミドルデフレクタ15を取付けるときは、取付穴21にミドルデフレクタ15を挿入して嵌合させ、係止板35を、その先端側から嵌合溝32に挿入し、半円弧部35aを先端部32aの嵌合溝32に嵌合させた後に、縁部を嵌合溝32に嵌合させた係止板35を、取付ボルト穴36に挿通させたボルト33により平面23に締結して、ミドルデフレクタ15をナット5に係止する。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、係止板をボルトによりナットに締結するようにしたことによって、係止板の嵌合溝からの脱落を防止することができる。
2、106 ボール
3、104 ねじ軸
4、105 軸軌道溝
5、101 ナット
6、102 ナット軌道溝
7 フランジ部
8 ボルト穴
10 エンドデフレクタ、
11 装着穴
12、16 タング部
13、17、107 転向路
15、108 ミドルデフレクタ
15a、108a 上面
18a、18b 分割片
19 戻り路
21、103 取付穴
22、32、42 嵌合溝
22a、32a 先端部
22b、32b 開放端部
23、109 平面
24 切欠部
25、35、45 係止板
25a 突出部
25b、35b、45b 平行部
26、28 スリット
33、111 ボルト
34、110 ねじ穴
35a、45a 半円弧部
36 取付ボルト穴
112 押え板
Claims (5)
- 外周面に螺旋状の軸軌道溝を形成したねじ軸と、内周面に前記軸軌道溝に対向するナット軌道溝を形成したナットと、前記軸軌道溝とナット軌道溝とで形成される負荷路と、該負荷路を転動する複数のボールと、前記ナットのナット軌道溝と外周面との間に、軸方向に沿って形成された戻り路と、前記ナットの軸方向の中央部側の前記負荷路の端部および前記戻り路の端部との間を接続し、前記ボールの移動方向を転向させる転向路が形成された転向部材とを備えたボールねじ装置において、
前記ナットの外周面から、前記ナット軌道溝に貫通し、前記転向部材を嵌合させる取付穴と、該転向部材の上面を係止する係止板と、前記取付穴の口元に、該取付穴の深さ方向と直交する方向に形成された嵌合溝とを設け、
前記取付穴に嵌合させた転向部材を、前記嵌合溝に縁部を嵌合させた前記係止板で、前記ナットに係止したことを特徴とするボールねじ装置。 - 請求項1において、
前記ナットの軸方向の端部側の前記負荷路の端部を構成する前記ナット軌道溝に貫通する取付穴を設けると共に、該取付穴の口元に前記嵌合溝を設け、
前記ナットの端部の取付穴に嵌合させた転向部材を、前記嵌合溝に縁部を嵌合させた前記係止板で、前記ナットに係止したことを特徴とするボールねじ装置。 - 請求項1または請求項2において、
前記嵌合溝の、前記ナットの中心側の溝底を、開放端部側より深く形成すると共に、前記係止板に、前記中心側の嵌合溝に嵌合する突出部を設け、
該突出部に、該突出部の先端からその反対側の後端側に向い、該突出部を2分するスリットを設けたことを特徴とするボールねじ装置。 - 請求項1または請求項2において、
前記嵌合溝の、前記ナットの中心側の溝底を、開放端部側より深く形成すると共に、前記係止板に、前記中心側の嵌合溝に嵌合する突出部を設け、
前記係止板に、前記突出部と反対側の端面から、前記突出部の中央部に至るスリットを設けたことを特徴とするボールねじ装置。 - 請求項1または請求項2において、
前記係止板を、締結部材で前記ナットに締結したことを特徴とするボールねじ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007191053A JP4941151B2 (ja) | 2007-07-23 | 2007-07-23 | ボールねじ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007191053A JP4941151B2 (ja) | 2007-07-23 | 2007-07-23 | ボールねじ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009024843A true JP2009024843A (ja) | 2009-02-05 |
JP4941151B2 JP4941151B2 (ja) | 2012-05-30 |
Family
ID=40396822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007191053A Active JP4941151B2 (ja) | 2007-07-23 | 2007-07-23 | ボールねじ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4941151B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013174316A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Kuroda Precision Ind Ltd | ボールねじ |
CN103375558A (zh) * | 2012-04-27 | 2013-10-30 | 黑田精工株式会社 | 具有改进的端部偏转器的滚珠丝杠 |
EP3255306A4 (en) * | 2015-02-02 | 2019-02-20 | NSK Ltd. | CIRCULAR PIECE AND BALL SCREW DRIVE THEREOF |
US20190186606A1 (en) * | 2017-12-14 | 2019-06-20 | Sfs Intec Holding Ag | Ball deflector for a ball screw |
CN110234909A (zh) * | 2017-02-13 | 2019-09-13 | 日本精工株式会社 | 滚珠丝杠装置及电动助力转向装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4887480A (en) * | 1987-12-14 | 1989-12-19 | American Ball Screw | Externally serviceable ball screw having internal return means |
JPH07190161A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Nippon Seiko Kk | 内部循環式ボールねじ装置 |
JP2007071268A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Nsk Ltd | ボールねじ機構 |
JP2007078093A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Shangyin Sci & Technol Co Ltd | ボールスクリューの回流装置 |
-
2007
- 2007-07-23 JP JP2007191053A patent/JP4941151B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4887480A (en) * | 1987-12-14 | 1989-12-19 | American Ball Screw | Externally serviceable ball screw having internal return means |
JPH07190161A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Nippon Seiko Kk | 内部循環式ボールねじ装置 |
JP2007071268A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Nsk Ltd | ボールねじ機構 |
JP2007078093A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Shangyin Sci & Technol Co Ltd | ボールスクリューの回流装置 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013174316A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Kuroda Precision Ind Ltd | ボールねじ |
CN103375558A (zh) * | 2012-04-27 | 2013-10-30 | 黑田精工株式会社 | 具有改进的端部偏转器的滚珠丝杠 |
EP3255306A4 (en) * | 2015-02-02 | 2019-02-20 | NSK Ltd. | CIRCULAR PIECE AND BALL SCREW DRIVE THEREOF |
CN110234909A (zh) * | 2017-02-13 | 2019-09-13 | 日本精工株式会社 | 滚珠丝杠装置及电动助力转向装置 |
CN110234909B (zh) * | 2017-02-13 | 2022-02-15 | 日本精工株式会社 | 滚珠丝杠装置及电动助力转向装置 |
US20190186606A1 (en) * | 2017-12-14 | 2019-06-20 | Sfs Intec Holding Ag | Ball deflector for a ball screw |
US11572937B2 (en) * | 2017-12-14 | 2023-02-07 | Sfs Intec Holding Ag | Ball deflector for a ball screw |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4941151B2 (ja) | 2012-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4941151B2 (ja) | ボールねじ装置 | |
US20090084212A1 (en) | Screw device and method of manufacturing the same | |
JP5320547B2 (ja) | 転がり装置 | |
JP5411313B2 (ja) | ボールねじ | |
JP6334986B2 (ja) | ボールスプライン | |
JP2009109015A (ja) | ねじ | |
JP6478595B2 (ja) | ボールねじ | |
US10989285B2 (en) | Screw device | |
JP5964282B2 (ja) | ボールねじ | |
JP5527006B2 (ja) | ボールねじ | |
WO2015129485A1 (ja) | ボールねじ装置、ボールねじ装置の循環部材の取り付け方法 | |
JP2004340220A (ja) | ボールねじ装置 | |
JP2006002812A (ja) | ボールねじ | |
JP6512009B2 (ja) | 締結装置 | |
JP2005083520A (ja) | ボールねじ装置 | |
JP2005188610A (ja) | ボールねじ | |
JP2005083519A (ja) | ボールねじ装置 | |
JP4583113B2 (ja) | 有限ストロークボールねじ装置 | |
EP4317743A1 (en) | Ball screw | |
JP2007154974A (ja) | ボールねじ装置 | |
JP2009180364A (ja) | 機械部品の軸止め構造 | |
JP2007046689A (ja) | ボールねじ装置 | |
JP2004316753A (ja) | ボールねじ装置 | |
JP2006336685A (ja) | ボールねじ装置 | |
JP2006022849A (ja) | ボールねじナット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120131 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4941151 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309 Year of fee payment: 3 |