JP2003156118A - 循環コマ式ボールネジ機構 - Google Patents

循環コマ式ボールネジ機構

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JP2003156118A
JP2003156118A JP2001356394A JP2001356394A JP2003156118A JP 2003156118 A JP2003156118 A JP 2003156118A JP 2001356394 A JP2001356394 A JP 2001356394A JP 2001356394 A JP2001356394 A JP 2001356394A JP 2003156118 A JP2003156118 A JP 2003156118A
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nut
circulation path
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ball screw
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Ryoichi Otaki
大滝  亮一
Hideki Hashiya
秀樹 橋谷
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NSK Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
    • F16H25/2214Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls
    • F16H25/2223Cross over deflectors between adjacent thread turns, e.g. S-form deflectors connecting neighbouring threads

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡易にコマを固定できると共に、組立
コストを著しく低減すること。 【解決手段】 コマ7は、コマ7の軸方向両端部に、長
孔6の内側縁に係止する一対の係止爪10と、長孔6の
外側縁に着座するフランジ11とを有している。なお、
コマ7の係止爪10とフランジ11との間隔は、ナット
の肉厚(A)より若干大きく、(A+δ)である。この
ように構成してあるため、コマ7を外側からナット2の
長孔6に嵌合する際には、係止爪10を長孔6の内側縁
に「パチン」と係止させると共に、フランジ11を長孔
6の外側縁の段部9に着座させて、コマ7を位置決めす
ると共にコマ7の脱落を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用直動
アクチュエータに用い、極めて簡易にコマを固定できる
と共に、組立コストを著しく低減した循環コマ式ボール
ネジ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】循環コマ式ボールネジ機構では、ネジ軸
の外周面及びナットの内周面に、互いに対応する螺旋状
のネジ溝が形成してあり、双方のネジ溝により形成した
螺旋状のネジ溝循環路内に多数の負荷ボールが転動自在
に配置してある。ネジ軸とナットを相対的に回転させて
一方を軸方向に移動させると、多数の負荷ボールの転動
を介してネジ軸とナットが滑らかに相対螺旋運動するよ
うになっている。
【0003】ナットに埋設したコマには、ネジ溝循環路
から取り出した負荷ボールを再びネジ溝循環路に戻すた
めのリターン循環路が形成してある。これにより、負荷
ボールは、ネジ溝循環路とリターン循環路を介して無限
転動循環をすることができる。
【0004】このコマをナットに埋設して脱落しないよ
うに固定する方法として、従来、実開平4−11604
9号公報には、ナットに形成した長孔にコマを嵌合して
カシメ固定する方法、実用新案登録第2523082号
公報には、ナットに形成した長孔にコマを嵌合すると共
に接着剤を充填して固定する方法、及び、ナットに形成
した長孔にコマを嵌合して別部品の補助部材を用いて固
定する方法が開示してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示した各種の固定方法では、工程が長く、組立コ
ストが高いといったことがあり、また、別部品の補助部
材を用いることは、スペース的にも無駄であるといった
ことがあり、さらに、固定作業を極めて簡易にしたいと
いった要望もある。
【0006】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであって、極めて簡易にコマを固定できると
共に、組立コストを著しく低減した循環コマ式ボールネ
ジ機構を提供することを目的する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る循環コマ式ボールネジ機構
は、ネジ軸の外周面及びナットの内周面に、互いに対応
する螺旋状のネジ溝を形成し、双方のネジ溝により形成
した螺旋状のネジ溝循環路内に多数の負荷ボールを転動
自在に配置し、ナットに形成した貫通孔に嵌合したコマ
に、ネジ溝循環路から取り出した負荷ボールを再びネジ
溝循環路に戻すためのリターン循環路を形成した循環コ
マ式ボールネジ機構において、前記コマは、前記ナット
の貫通孔の内側縁に係止する係止爪と、貫通孔の外側縁
に着座するフランジとを有し、これにより、前記コマを
外側から前記ナットの貫通孔に嵌合する際には、係止爪
を貫通孔の内側縁に係止させると共に、フランジを貫通
孔の外側縁に着座させて、前記コマを位置決めすると共
にコマの脱落を防止したことを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項2に係る循環コマ式
ボールネジ機構は、ネジ軸の外周面及びナットの内周面
に、互いに対応する螺旋状のネジ溝を形成し、双方のネ
ジ溝により形成した螺旋状のネジ溝循環路内に多数の負
荷ボールを転動自在に配置し、ナットに形成した貫通孔
に嵌合したコマに、ネジ溝循環路から取り出した負荷ボ
ールを再びネジ溝循環路に戻すためのリターン循環路を
形成した循環コマ式ボールネジ機構において、前記コマ
は、前記ナットの貫通孔の外側縁に係止する係止爪と、
貫通孔の内側縁に着座するフランジとを有し、これによ
り、前記コマを内側から前記ナットの貫通孔に嵌合する
際には、係止爪を貫通孔の外側縁に係止させると共に、
フランジを貫通孔の内側縁に着座させて、前記コマを位
置決めすると共にコマの脱落を防止したことを特徴とす
る。
【0009】さらに、本発明の請求項3に係る循環コマ
式ボールネジ機構は、ネジ軸の外周面及びナットの内周
面に、互いに対応する螺旋状のネジ溝を形成し、双方の
ネジ溝により形成した螺旋状のネジ溝循環路内に多数の
負荷ボールを転動自在に配置し、ナットに形成した貫通
孔に嵌合したコマに、ネジ溝循環路から取り出した負荷
ボールを再びネジ溝循環路に戻すためのリターン循環路
を形成した循環コマ式ボールネジ機構において、前記コ
マは、前記ナットの貫通孔の内側縁に着座するフランジ
を有し、前記コマを内側から貫通孔に挿入すると共に、
フランジを貫通孔の内側縁に着座させて、前記コマを位
置決めすることを特徴とする。
【0010】さらに、前記ナットの内周面に形成した螺
旋状のネジ溝は、1列であり、前記コマは、1個であ
り、また、前記コマはフランジや爪を低コストで一体成
型できるように、樹脂製の射出成型であるかまたは焼結
金属であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
循環コマ式ボールネジ機構を図面を参照しつつ説明す
る。
【0012】(第1実施の形態)図1は、本発明の第1
実施の形態に係る循環コマ式ボールネジ機構の断面図で
ある。図2(a)は、図1に示した循環コマ式ボールネ
ジ機構の要部拡大断面図であり、図2(b)は、コマの
拡大断面図である。
【0013】図1に示すように、循環コマ式ボールネジ
機構では、ネジ軸1の外周面及びナット2の内周面に、
互いに対応する螺旋状のネジ溝3,4が形成してあり、
双方のネジ溝3,4により形成した螺旋状のネジ溝循環
路内に多数の負荷ボール5が転動自在に配置してある。
ネジ軸1とナット2を相対的に回転させて一方を軸方向
に移動させると、多数の負荷ボール5の転動を介してネ
ジ軸1とナット2が滑らかに相対螺旋運動するようにな
っている。
【0014】ナット2の貫通孔としての長孔6には、コ
マ7が埋設して固定してある。このコマ7には、ネジ溝
循環路から取り出した負荷ボール5を再びネジ溝循環路
に戻すためのリターン循環路8が形成してある。これに
より、負荷ボール5は、ネジ溝循環路とリターン循環路
8を介して無限転動循環をすることができる。
【0015】また、ナット2の内周面に形成した螺旋状
のネジ溝4は、1列であり、コマ7は、1個であり、ま
た、コマ7は、樹脂製または焼結金属製であることが好
ましい。
【0016】図2に示すように、ナット2の長孔6の外
側縁には、段部9が形成してある。コマ7は、コマ7の
軸方向両端部に、長孔6の内側縁に係止する一対の係止
爪10と、コマ7の外周部に沿って長孔6の外側縁に着
座するフランジ11とを有している。なお、コマ7の係
止爪10とフランジ11との間隔は、ナットの肉厚
(A)より若干大きく、(A+δ)であることが好まし
い。
【0017】このように構成してあるため、コマ7を外
側からナット2の長孔6に嵌合する際には、係止爪10
を長孔6の内側縁に「パチン」と係止させると共に、フ
ランジ11を長孔6の外側縁の段部9に着座させて、コ
マ7を位置決めすると共にコマ7の脱落を防止すること
ができる。
【0018】したがって、従来のように、脱落防止にカ
シメたり、接着剤を充填したり、別部品を用いる必要が
なく、工程が短く、低コストである。また、コマ数が少
ない(特にコマ数1である)場合に、別部品を用いるこ
とは、コスト的にもスペース的にも無駄であるので、こ
れを省略できることのメリットは大きい。さらに、フラ
ンジ11と係止爪10との間でナット2の肉厚を押さえ
るので、コマ7の脱落を径方向内側にも外側にも防ぐこ
とができる。さらに、この形式のボールネジにおいて、
コマ7での転動体荷重は転走面での転動体荷重に比べて
小さく、コマ7に大きな力は作用しない、したがって、
コマ7の材料として樹脂を選定すれば、フランジ11及
び係止爪10の成型は容易でより低コストにできる。径
方向に「パチン」と嵌めるだけであるので、作用が容易
で組立コストを低減できる。さらに、ボール列1列のボ
ールネジの場合は、ナット2のネジ溝4が1列で終わる
ので、ネジ溝4の軸方向前後はフラット面であるのでコ
マ7の係止爪10を引っ掛けるのに都合がよくより好適
である。
【0019】なお、図2(c)は、第1実施の形態の変
形例に係り、コマの斜視図であり、図2(d)は、ナッ
トの斜視図である。本変形例では、一対の係止爪10
は、コマ7の軸方向両端部ではなく、コマ7の両サイド
に形成してある。この場合、長孔6の内側に一対のフラ
ット面12が存在するので、コマ7の係止爪10を引っ
掛けるのに都合がよい。
【0020】(第2実施の形態)図3(a)は、本発明
の第2実施の形態に係る循環コマ式ボールネジ機構の要
部拡大断面図であり、図3(b)は、コマの拡大断面図
である。
【0021】図3に示すように、本実施の形態では、コ
マ7は、コマ7の軸方向両端部に、長孔6の外側縁の段
部9に係止する一対の係止爪10と、リターン循環路8
を除くコマ7の外周部に沿って長孔6の内側縁に着座す
るフランジ11とを有している。なお、コマ7の係止爪
10とフランジ11との間隔は、ナットの肉厚(A)よ
り若干大きく、(A+δ)であることが好ましい。
【0022】このように構成してあるため、コマ7を内
側からナット2の長孔6に嵌合する際には、係止爪10
を長孔6の外側縁の段部9に「パチン」と係止させると
共に、フランジ11を長孔6の内側縁に着座させて、コ
マ7を位置決めすると共にコマ7の脱落を防止すること
ができる。また、本実施の形態では、コマ7がナット2
の径方向外方に飛び出すことを確実に防止することがで
きる。さらに、その他の構成・作用・効果は、上述した
第1実施の形態と同様である。
【0023】なお、図3(c)は、第2実施の形態の変
形例に係り、コマの斜視図である。本変形例では、一対
の係止爪10は、コマ7の軸方向両端部ではなく、コマ
7の両サイドに形成してある。
【0024】(第3実施の形態)図4(a)は、本発明
の第3実施の形態に係る循環コマ式ボールネジ機構の要
部拡大断面図であり、図4(b)は、コマの拡大断面図
である。
【0025】図4に示すように、本実施の形態では、コ
マ7は、ナット2の長孔6に内側から軽く圧入される寸
法幅を有すると共に、長孔6の内側縁に着座する一対の
フランジ11を有している。
【0026】このように構成してあるため、コマ7を内
側からナット2の長孔6に嵌合する際には、コマ7を長
孔6に内側から軽く圧入すると共に、フランジ11を長
孔6の内側縁に着座させて、コマ7を位置決めすると共
にコマ7の脱落を防止することができる。また、本実施
の形態では、コマ7の長孔6への圧入力によりコマ7の
内側へのせり出しも確実に防止することができる。さら
に、その他の構成・作用・効果は、上述した第1及び第
2実施の形態と同様である。
【0027】なお、第3の実施形態では、コマ7を長孔
に圧入することでコマ7の内側への脱落を防止したが、
圧入によらずにコマ7を長孔に接着して脱落を防止して
も良い。
【0028】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されず、種々変形可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、前記コマは、前記ナットの長孔の内側縁に係
止する係止爪と、貫通孔の外側縁に着座するフランジと
を有し、これにより、前記コマを外側から前記ナットの
貫通孔に嵌合する際には、係止爪を貫通孔の内側縁に係
止させると共に、フランジを貫通孔の外側縁に着座させ
て、前記コマを位置決めすると共にコマの脱落を防止す
ることができるため、極めて簡易にコマを固定できると
共に、組立コストを著しく低減することができる。
【0030】また、請求項2によれば、前記コマは、前
記ナットの貫通孔の外側縁に係止する係止爪と、貫通孔
の内側縁に着座するフランジとを有し、これにより、前
記コマを内側から前記ナットの貫通孔に嵌合する際に
は、係止爪を貫通孔の外側縁に係止させると共に、フラ
ンジを貫通孔の内側縁に着座させて、前記コマを位置決
めすると共にコマの脱落を防止することができるため、
極めて簡易にコマを固定できると共に、組立コストを著
しく低減することができる。
【0031】さらに、請求項3によれば、前記コマは、
前記ナットの貫通孔の内側縁に着座するフランジを有
し、前記コマを内側から貫通孔に挿入すると共に、フラ
ンジを貫通孔の内側縁に着座させて、前記コマを位置決
めすることができるため、極めて簡易にコマを固定でき
ると共に、組立コストを著しく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る循環コマ式ボー
ルネジ機構の断面図である。
【図2】(a)は、図1に示した循環コマ式ボールネジ
機構の要部拡大断面図であり、(b)は、コマの拡大断
面図であり、(c)は、第1実施の形態の変形例に係
り、コマの斜視図であり、(d)は、ナットの斜視図で
ある。
【図3】(a)は、本発明の第2実施の形態に係る循環
コマ式ボールネジ機構の要部拡大断面図であり、(b)
は、コマの拡大断面図であり、(c)は、第2実施の形
態の変形例に係り、コマの斜視図である。
【図4】(a)は、本発明の第3実施の形態に係る循環
コマ式ボールネジ機構の要部拡大断面図であり、(b)
は、コマの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ネジ軸 2 ナット 3,4 ネジ溝 5 負荷ボール 6 長孔 7 コマ 8 リターン循環路 9 段部 10 係止爪 11 フランジ 12 フラット面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネジ軸の外周面及びナットの内周面に、互
    いに対応する螺旋状のネジ溝を形成し、双方のネジ溝に
    より形成した螺旋状のネジ溝循環路内に多数の負荷ボー
    ルを転動自在に配置し、ナットに形成した貫通孔に嵌合
    したコマに、ネジ溝循環路から取り出した負荷ボールを
    再びネジ溝循環路に戻すためのリターン循環路を形成し
    た循環コマ式ボールネジ機構において、 前記コマは、前記ナットの貫通孔の内側縁に係止する係
    止爪と、貫通孔の外側縁に着座するフランジとを有し、
    これにより、前記コマを外側から前記ナットの貫通孔に
    嵌合する際には、係止爪を貫通孔の内側縁に係止させる
    と共に、フランジを貫通孔の外側縁に着座させて、前記
    コマを位置決めすると共にコマの脱落を防止したことを
    特徴とする循環コマ式ボールネジ機構。
  2. 【請求項2】ネジ軸の外周面及びナットの内周面に、互
    いに対応する螺旋状のネジ溝を形成し、双方のネジ溝に
    より形成した螺旋状のネジ溝循環路内に多数の負荷ボー
    ルを転動自在に配置し、ナットに形成した貫通孔に嵌合
    したコマに、ネジ溝循環路から取り出した負荷ボールを
    再びネジ溝循環路に戻すためのリターン循環路を形成し
    た循環コマ式ボールネジ機構において、 前記コマは、前記ナットの貫通孔の外側縁に係止する係
    止爪と、貫通孔の内側縁に着座するフランジとを有し、
    これにより、前記コマを内側から前記ナットの貫通孔に
    嵌合する際には、係止爪を貫通孔の外側縁に係止させる
    と共に、フランジを貫通孔の内側縁に着座させて、前記
    コマを位置決めすると共にコマの脱落を防止したことを
    特徴とする循環コマ式ボールネジ機構。
  3. 【請求項3】ネジ軸の外周面及びナットの内周面に、互
    いに対応する螺旋状のネジ溝を形成し、双方のネジ溝に
    より形成した螺旋状のネジ溝循環路内に多数の負荷ボー
    ルを転動自在に配置し、ナットに形成した貫通孔に嵌合
    したコマに、ネジ溝循環路から取り出した負荷ボールを
    再びネジ溝循環路に戻すためのリターン循環路を形成し
    た循環コマ式ボールネジ機構において、 前記コマは、前記ナットの貫通孔の内側縁に着座するフ
    ランジを有し、前記コマを内側から貫通孔に挿入すると
    共に、フランジを貫通孔の内側縁に着座させて、前記コ
    マを位置決めすることを特徴とする循環コマ式ボールネ
    ジ機構。
  4. 【請求項4】前記ナットの内周面に形成した螺旋状のネ
    ジ溝は、1列であり、前記コマは、1個であることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の循環コ
    マ式ボールネジ機構。
  5. 【請求項5】前記コマは、樹脂製または焼結金属製であ
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記
    載の循環コマ式ボールネジ機構。
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