JP2009024602A - 空気圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機から空気タンクに送る接続パイプを確実に冷却する。
【解決手段】一次圧縮機1と、一次圧縮機1によって圧縮された圧縮空気を圧縮する二次圧縮機2とを両側に設けたクランクケース3の一端にモータを設けた圧縮機本体5と、圧縮機本体に配置された空気タンク6とを備えた空気圧縮機において、上記二次圧縮機2と空気タンクとを、高放熱性パイプ44とフレキシブルパイプ45とを連結してなる接続パイプを介して接続するとともに、高放熱性パイプ44の端部を上記二次圧縮機2に、フレキシブルパイプ45の端部を上記空気タンク6にそれぞれ接続した。
【選択図】図3

Description

本発明は、小型、軽量であるとともに、圧縮機から空気タンクに圧縮空気を送る際に、圧縮機と空気タンクとを接続する接続パイプを良好に冷却して圧縮空気を送るようにした空気圧縮機に関する。
一般に、空気圧縮機は、クランクケースの側部に圧縮ピストンを摺動自在に収納する圧縮シリンダを取り付け、クランクケース内に回転軸を回転自在に設けるとともに、上記回転軸に偏心板を介してコンロッドを取り付け、上記コンロッドの先端を上記圧縮シリンダ内の圧縮ピストンに連結し、モータによって回転軸とともに偏心板を回転させることによってコンロッドに連結した圧縮ピストンを圧縮シリンダ内で往復動させ、これによって圧縮シリンダ内に導入された空気を圧縮するものである。圧縮された圧縮空気は圧縮機と空気タンクとを接続する接続パイプを介して空気タンクに送られて貯留される(特許文献1参照)。
ところで、モータと圧縮機を含む圧縮機本体と空気タンクを含む周辺機器とを結合する場合、圧縮機本体から空気タンクに振動が伝播することによって騒音が増加したり圧力計等の機器が故障したりするのを防止するために、緩衝材を介在させることが多い。圧縮機から空気タンクに圧縮空気を送る接続パイプも、一端は圧縮機に、他端は空気タンクに接続されているため、接続パイプは中途部でも圧縮機や空気タンクに緩衝材を介して支持固定されている。
また、圧縮機で圧縮された空気は圧縮熱のために高温になっているから、空気の密度が低く、そのまま空気タンクに送ると、冷却されて減圧してしまい、長時間運転しないと空気タンクの内圧が上がらないので効率が悪い。圧縮空気を送る管路で極力圧縮熱を冷却し、密度を高くした後に空気タンクへと導く必要がある。そのためには、圧縮空気の送りパイプを長くせざるを得ない。
ところが、圧縮機と空気タンクの振動は大きく異なるから、圧縮機と空気タンクとをつなぐ接続パイプは、たとえ緩衝材を介して支持される構成であっても、大きく異なる振動差によって共振し、破損したりクラックが生じたりしてエア漏れする要因となっている。
このような振動伝播を防ぎつつ、破損を改善するためには、固定部のフレキシブル性が必要となるので、可撓性に優れるフレキシブルパイプを使うのがよい。このような配管素材は高温・高圧にも耐えなければならないので、従来は基材がステンレス鋼(SUS)やテフロン(登録商標)素材からなるフレキシブルパイプを使用していた。
特開2006−188954
しかしながら、SUSやテフロン(登録商標)素材を基材とするフレキシブルパイプはそれ自体が高価であり、長く配管するとより高価になってしまう。
本発明は上記問題点を解消し、圧縮機から空気タンクに送る接続パイプを確実に冷却することができる可搬型圧縮機を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、一次圧縮機と、一次圧縮機によって圧縮された圧縮空気を圧縮する二次圧縮機とを両側に設けたクランクケースの一端にモータを設けた圧縮機本体と、圧縮機本体に配置された空気タンクとを備えた空気圧縮機において、上記二次圧縮機と空気タンクとを、高放熱性パイプとフレキシブルパイプとを連結してなる接続パイプを介して接続するとともに、高放熱性パイプの端部を上記二次圧縮機に、フレキシブルパイプの端部を上記空気タンクにそれぞれ接続したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記高放熱性パイプとフレキシブルパイプとの連結部を緩衝材を介して圧縮機本体に固定したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2のいずれかにおいて、上記フレキシブルパイプは、圧縮機の振動方向と異なる方向に配設することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、上記接続パイプを、高放熱性パイプとフレキシブルパイプとを連結してなるものに代え、複数のパイプを継手を介して連結した連結パイプとするとともに、上記継手は、それぞれ筒状に形成された第1の継手部と第2の継手部とを、第1の継手部の端部に形成した球面状の凹面部の内側に第2の継手部の端部を一定の範囲で回動可能に差し込み保持してなるものであることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、二次圧縮機と空気タンクとを、高放熱性パイプとフレキシブルパイプとを連結してなる接続パイプを介して接続するとともに、高放熱性パイプの端部を上記二次圧縮機に、フレキシブルパイプの端部を上記空気タンクにそれぞれ接続した構成であるから、高放熱性パイプの両端は圧縮機本体に設けられているので、同じ方向の振動を受け、変形は小さい。また、フレキシブルパイプは異なる方向の振動を吸収する。しかも、接続パイプ全体の半分程度の長さで済むので、コストも低く抑えることができる。したがって、共振の発生を有効に防止することができる。また、高放熱性パイプは熱伝導性に優れるので、外気に触れることによって冷却されやすく、高放熱性パイプ内の高温の圧縮空気を効率的に冷却して空気タンクに送ることができる。
請求項2に係る発明によれば、高放熱性パイプとフレキシブルパイプとの連結部を緩衝材を介して圧縮機本体に固定したから、高放熱性パイプは圧縮機側の端部と同じ方向の振動を受けるとともに、圧縮機本体の振動は緩衝材によく吸収され、また直接にフレキシブルパイプとの連結部側の端部に伝播されることはない。したがって、振動に起因する破損等は有効に防止される。
請求項3に係る発明によれば、上記フレキシブルパイプは、圧縮機の振動方向と異なる方向に配設したから、フレキシブルパイプは長手方向に伸縮する方向には力が加わらないので、振動をよく吸収できるとともに、破損や変形が生じにくい。したがって、耐久性が向上する。
請求項4に係る発明によれば、接続パイプを、高放熱性パイプとフレキシブルパイプとを連結してなるものに代え、複数のパイプを継手を介して連結した連結パイプとするとともに、上記継手は、それぞれ筒状に形成された第1の継手部と第2の継手部とを、第1の継手部の端部に形成した球面状の凹面部の内側に第2の継手部の端部を一定の範囲で回動可能に差し込み保持から、上記2つの継手部は伸縮方向を除く全方向に可変であり、圧縮機本体は前後方向には振動しないから、圧縮機の振動を有効に吸収することができる。
(可搬型圧縮機の概要)
本発明を空気圧縮機の一例として可搬型空気圧縮機に適用した場合について説明する。
図1及び図2において符号Aは可搬型空気圧縮機を示す。この空気圧縮機Aは、図3及び図4に示される左右2個の圧縮機1、2を備えたクランクケース3の一端にモータ4を設けた圧縮機本体5と、圧縮機本体5の左右両側下部に配置された2個の空気タンク6と、圧縮機本体5を覆うカバー7とを備えている。なお、100は操作盤、101は圧縮空気の取り出し口である。
クランクケース3の左右外側に配置された2個の圧縮機は、一次圧縮機1と二次圧縮機2であり、2段圧縮によって高圧の圧縮空気を作るように構成されている。
図8に示されるように、クランクケース3の前側の端部にはモータケース8が一体的に形成され、モータケース8内にモータ4が配設されている。モータ4はロータ10とステータ11との間で作用する電磁力によって回転軸12を回転させるDCブラシレスモータで、インバータ制御によって駆動されるものである。ステータ11は固定子コイル等から構成され、ロータ10を外周側から包囲するようになっている。ロータ10は永久磁石等からなり、回転軸12に一体的に設けられている。回転軸12は、クランクケース3内に延長配置されている。クランクケース3のモータ4側の端壁とクランクケースキャップ18の中央にそれぞれ設けられた軸受13に回転自在に支持されている。
回転軸12はクランクケース3の内部に延長配置されている。クランクケース3内において、回転軸12には2個の偏心板14が固定され、各偏心板14には軸受を介してコンロッド15が連結され、一方のコンロッド15は一次圧縮機1の圧縮ピストン16に連結され、他方のコンロッド15は二次圧縮機2の圧縮ピストン17に連結されている。
一次圧縮機1の圧縮ピストン16はロッキングピストンで、円筒状の圧縮シリンダ20に摺動自在に収容されている。二次圧縮機2の圧縮ピストン17は一般的なピストンで、円筒状の圧縮シリンダ21に摺動自在に収容されている。そして、一次圧縮機1の圧縮シリンダ20には大気が導入されるように構成されている。すなわち、大気はクランクケース3のクランクケースキャップ18に形成した吸気孔(図示せず)からクランクケース3の内部に導入され、さらに一次圧縮機1の圧縮ピストンに貫通形成された逆止弁付き導入孔(図示せず)から上記圧縮シリンダ20に取り込まれるように構成されている。なお、一次圧縮機1と二次圧縮機2とは第1のパイプ22を介して接続され、二次圧縮機2と一方の空気タンク6とは第2のパイプ23を介して接続されている。上記2つの空気タンク6は連通している。
上記構成において、モータ4が作動すると、回転軸12が回転するので、一次圧縮機1の偏心板14とコンロッド15によって回転運動が直進往復運動に変換され、圧縮ピストン16が圧縮シリンダ20内を往復動する。圧縮ピストン16が吸気工程で後退移動すると、圧縮シリンダ20内のスペースが急に拡張して内部が負圧になり、上記導入孔が開いてクランクケース3内の空気が圧縮シリンダ20に導入される。次に、圧縮工程に移って圧縮ピストン16が前進すると、逆にクランクケース3内のスペースが急に拡張するので、クランクケースキャップ18に形成された空気導入口からクランクケース3内に空気が取り込まれ、同時に圧縮シリンダ20内のスペースは収縮して圧縮されるので上記導入孔が閉じ、圧縮シリンダ20に形成した吐出口(図示せず)が開いて圧縮空気が吐出される。吐出された一次圧エアは第1のパイプ22を経て二次圧縮機2の圧縮シリンダ21に供給される。圧縮シリンダ21内の一次圧エアは同様にして往復動する圧縮ピストン17によってさらに高圧に圧縮されて二次圧エアとして吐出され、第2のパイプ23によって空気タンク6に供給されて貯留されるのである。
なお、空気タンク6同士及びクランクケース3と空気タンク6とは図示されない連結金具によって連結されている。圧縮機本体5の下部には金属製のインバータ取付板24が配置されている。また、図6及び図7に示されるように、圧縮機本体5の周囲にはカバー7が取り付けられ、圧縮機本体5の両端には合成樹脂製のグリップ25が取り付けられている。カバー7及びグリップ25の取付態様については後述する。
(1個のファンによる圧縮機の冷却構造)
次に、図3〜図5に示されるように、上記モータ4の回転軸12の前端は外側に突出し、冷却ファン26が固定されている。モータ4の冷却ファン26側の端部には、中央が開口し、末端が朝顔形に開いた導風円板27が配置されている。これにより、冷却ファン26によって吹き出された冷却風は上記導風円板27によってモータ4の内部に導く内部冷却風aと、導風円板27の外側からモータ4の外側に導く外部冷却風bとに分流する。
なお、上記導風円板27は、図9に示すように、モータ4の端部の中心に固定されるリング状円板28とその周囲に配された導風円板本体29とから構成され、リング状円板28と導風円板本体29との間に設けられた連結片30は、モータ4の各コイル相間に形成された通風空間Sを塞がない位置に配置されている。
モータケース8のクランクケース3側の上部には、内部冷却風aを排出する2つの排気孔31が形成されている。下部には外部冷却風bをモータ4内に導く吸気孔32が形成されている。
次に、図3、図7及び図10に示されるように、上記モータ4の下部には、外部冷却風bをモータ4の下部吸気孔32に導く第1の導風板36と、圧縮機に導く第2の導風板37とが連続して設けられている。第1の導風板36の下端とインバータ38の取付板24との間には隙間40が形成されている。第2の導風板37は、外部冷却風bが圧縮機の下から裏側の上部に回りこむように後部41が立ち上げ形成されている。
上記構成によれば、冷却ファン26が作動して冷却風が圧縮機本体5側に吹き出されたとき、図3、図4、図5等に示されるように、導風円板27によってモータ4の内部に導かれた内部冷却風aは、コイル相間の通風空間Sに沿ってスムーズに通り抜けることができる。したがって、常に新鮮な冷却風を連続的に送りこんでコイルをよく冷却することができる。しかも、図10に示されるように、第1の導風板36によって外部冷却風bもモータ4の下部吸気孔32からモータ4の内部に進入し、さらにその上の排気孔31から排気されるように流れてモータ4の後部を冷却する。また、外部冷却風は第2の導風板37によって圧縮熱により発熱しやすい一次、二次圧縮機1、2に導かれるが、外部冷却風は単に一次、二次圧縮機1、2に当たって通過するだけでなく、図7のようにその下側と裏側に集中するように流れるので、これらの一次、二次圧縮機1、2に対して冷却風が当たる量が大きく、冷却効果は非常に高い。さらに、第1の導風板36に向かって吹き出された外部冷却風bの一部は、図3及び図10に示すように、上記隙間40を通り、インバータ38の取付板24の上面に沿って直線的に流れて排気され、取付板24上には常に新鮮な冷却風が流れるように構成されている。圧縮運転中、モータ4の回転を制御するインバータ38は発熱しやすいので、これを冷却することによって安定した運転が維持される。
ところで、一次圧縮機1と二次圧縮機2を接続する第1のパイプ22と2段目の二次圧縮機2と空気タンク6とを接続する第2のパイプ23とは圧縮機本体5の上部に配管され、第2のパイプ23を冷却ファン26に近い側に配置するとともに、上記2つの第1のパイプ22、第2のパイプ23は冷却風の流れに対し、第1のパイプ22が上、第2のパイプ23が下の段違い状に配管されている。したがって、2つのパイプ22、23は冷却風に晒され易い配置構造であるから、効率よく冷却される。
次に、カバー7も冷却風の流れをコントロールするように形成されている。すなわち、図4等に示すように、上記カバー7の吸気穴34は冷却ファン26に対応する側面と冷却ファン26の前方に位置する前面に形成され、排気穴35は圧縮機1、2よりも下流側に配置されている。そして、カバー7の内側面と圧縮機1、2との間には、外部冷却風bがカバー7の内面に沿って流れて圧縮機1、2を通るように案内する通風路42が形成されている。したがって、冷却風が吸気されてから排気されるまでの流れがスムーズで、一部で滞留が生じることがないから、冷却風を無駄なく冷却に使うことができる。
また、上記カバー7の裏面には、図2、図3、図5等に示されるように、冷却ファン26から遠い第1のパイプ22の下流側に沿って導風板43を垂下形成し、上記カバー7の上部壁面に沿って流れた冷却風が上記導風板43によって上記第1のパイプ22の下流の裏側に回るように案内されるようになっている。このように、冷却ファン26から遠い側の第1のパイプ22は近い側の第2のパイプ23に比べて冷却されにくいが、カバー7の上部内面に沿って流れた冷却風が導風板43によって第1のパイプ22の下流の裏側に強制的に流れるように案内されるので、パイプに対して冷却風が当たる量が大きく、冷却ファン26から遠い側の第2のパイプ23であっても冷却効果は衰えない。
上述のように、冷却ファン26からの冷却風を、導風円板27によってモータ4の内部に導く内部冷却風aと、導風円板27の外側からモータ4の外側に導く外部冷却風bとに分流し、モータケース8には、クランクケース3側の上部と下部に、それぞれ内部冷却風aを排出する排気孔31と外部冷却風bをモータ4内に導く吸気孔32を形成するとともに、上記カバー7の内側面と一次、二次圧縮機1、2との間には、外部冷却風bがカバー7の内面に沿って流れて一次、二次圧縮機1、2を通るように案内する通風路42を形成する構成としたから、冷却風は導風円板27によって案内された内部冷却風aによってモータ4の内部を冷却し、導風円板27の外側の外部冷却風bもさらにモータケース8の下部の吸気孔32から上部の排気孔31に向かう流れとなってモータ4の裏側を下から上に縦断するように流れて冷却するので、モータ4を効率よく冷却することができる。また、外部冷却風bはカバー7の内面に沿って流れるときにそのスピードが最も速くなるが、運転時に最も高温になる圧縮機はカバー7の内面に沿って案内された高速の冷却風により冷却されるので、効率よく冷却される。したがって、上記冷却ファン26のみによって圧縮機本体5を冷却することができるから、従来のシロッコファンを省略することができる。このため、空気圧縮機の大幅な小型化と軽量化とを実現することができる。
(圧縮空気の送り用パイプの接続構造)
次に、第1のパイプ22と第2のパイプ23は上述のように外部冷却風bによって冷却されるが、2段目の二次圧縮機2から吐出された圧縮空気は高温になっているので、第2のパイプ23は第1のパイプ22に比べてさらによく冷却する必要がある。また、第1のパイプ22は同じ振動をする圧縮機同士を接続するものであるから問題はほとんどないが、第2のパイプ23は、圧縮運転中に発生する振動と共振するおそれがあり、それを回避するため、次のように構成されている。
すなわち、第2のパイプ23は、図11及び図12に示されるように、二次圧縮機2のシリンダヘッドの下部からクランクケース3の上部へ、さらに反対側の下部にまで大きく回りこむように長く形成された高放熱性パイプとして銅パイプ44と、さらにそこから後方に延びて空気タンク6の後部に接続するフレキシブルパイプ45とから構成されている。このように、パイプの長さは第1のパイプ22に比べて非常に長く設定され、外部冷却風bに接触する面積を大きくすることにより冷却効果を上げるようになっている。
ところで、銅パイプ44の一端は二次圧縮機2のシリンダヘッドに接続され、他端はフレキシブルパイプ45の端部と連結されている。銅パイプ44とフレキシブルパイプ45との連結部材46は、弾性体を介してクランクケース3の下面に固定された板金による取付金具47に固定されている。取付金具47にはドーナツ形の弾性体48が取り付けられ、図13に示されるように、銅パイプ44とフレキシブルパイプ45との連結部材46の外周面は弾性体48の中心穴の内周面にわずかに接触する状態で嵌合支持されている。
圧縮運転中は主にモータ4と一次、二次圧縮機1、2とが振動し、一次、二次圧縮機1、2とクランクケース3とは一体に結合しているので、クランクケース3も振動するが、これらの振動の方向は同じである。上記銅パイプ44の両端は二次圧縮機2とクランクケース3とに支持され、その振動方向は同じであるから、共振しにくい。また、銅パイプ44の端部の連部部材46の外周面は弾性体48の中心穴の内周面にわずかに接触する程度に配置されているので、連結部材46側の振動は吸収されることになり、クラック等が発生することがない。
次に、フレキシブルパイプ45は、テフロン(登録商標)などの合成樹脂製パイプの上にステンレス製の網を被せたもので、長手方向に伸縮することはできないが、可撓性を有するものである。このフレキシブルパイプ45は銅パイプ44との連結部から前後方向に配置され、接続金具33を介して空気タンク6に接続している。
圧縮運転中に発生する振動は、モータ4の回転に起因する上下方向の振動と、一次、二次圧縮機1、2の圧縮ピストン16、17の往復運動に起因する左右の水平方向の振動とが主であり、前後方向に振動することはほとんどない。このため、フレキシブルパイプ45は上記上下及び水平方向の振動に十分に対応することができ、長手方向に伸縮する方向には力が加わらないので、破損や変形が生じることはない。したがって、耐久性が向上する。
以上のように、第2のパイプ23は冷却効率の良い銅パイプ44と可撓性に優れたフレキシブルパイプ45とから構成されるので、二次圧縮機2からの圧縮空気を冷却して空気タンク6に送ることができる。また、高価なフレキシブルパイプ45は第2のパイプ23の全長の半分程度使用されているだけであるから、比較的安価に抑えることができる。
なお、高熱性パイプとして銅パイプとしたが、放熱性の高い材料又は熱伝導性の高い材料であればよく、たとえばアルミパイプでもよい。
なお、銅パイプは冷却に必要な冷却が得られる長さとして、冷却ファン26によって直接冷却風を受ける部分が、少なくとも冷却ファン26の外周の略半分以上が好ましい。またフレキシブルパイプ45は、一次、二次圧縮機1、2の振動方向と異なる方向に配設するのが好ましい。
ところで、接続パイプは上述の構成に限定されない。例えば、図14及び図15のような自由継手59を介して折り曲げ可能に連結されたパイプ構成であってもよい。
すなわち、この接続パイプは、片方を空気タンクの固定側へ連結した
2本の銅などの金属製パイプ(図示せず)を自由継手59を介して連結して成るものである。自由継手59は、両端に開口部53、55を有する第1の継手部49と第2の継手部50とから構成されている。第1の継手部49は、一方のパイプに連結する筒部51の端部に内部に球面状の凹面部52を有するとともに、凹面部52の上記筒部51と反対側に開口部53を設けたもので、該開口部53の内縁には弾性を有する摺動材54(Oリングでもよい)が取り付けられている。これに対し、第2の継手部50は筒状に形成され、他方のパイプに連結する側と反対側は第1の継手部49の開口部53から上記凹面部52の内側に一定の範囲で回動可能で、かつ抜け出しができないように差し込まれている。そのため、第2の継手部50の先端部にはシールリング56が取り付けられ、シールリング56の手前には鍔部57が形成されている。この鍔部57は第1の継手部49の開口部53の内径よりも大きく形成されて抜け出しを防止するとともに、摺動材54の弾力により先端のシールリング56が凹面部52に密着するように付勢している。また、鍔部57の外側の、第1の継手部49の開口部53に対応する部分の外径は上記開口部53の内径よりも小さい。シールリング56の内側は第1の継手部49の筒部51に開口している。
したがって、2本の金属パイプの継手は伸縮方向を除く全方向に可変であり、圧縮機本体5は前後方向には振動しないから、自由継手59を前後方向に配置することにより、圧縮機の振動を有効に吸収することができる。
(カバーの取付構造)
次に、上記カバー7はモータ4や圧縮機の冷却や作業者の安全保護のためだけでなく、騒音防止機能も有している。この騒音の発生を抑制するために、カバー7は次のように取り付けられている。
すなわち、カバー7は、圧縮機本体5の長手方向の両端側にあるグリップ25と両側の空気タンク6に固定されている。図16、図18、図21等に示されるように、グリップ25(前部のグリップ25も同じ)にはカバー取付溝58が形成され、空気タンク6にはカバー取付金具60が固定されており、カバー7の前後の下端に突出形成された取付片61(図6、図16参照)をカバー取付溝58に厚板状の第1の緩衝材62を介して差し込み、カバー7の両側下部をカバー取付金具60に環状の第2の緩衝材63(図1、図20参照)を介してネジ止めすることにより固定されている。
ここでグリップ25について少し述べると、グリップ25は、図18に示されるように、その基部の取付枠部64の両側上方に2本のグリップフレーム65を立ち上げ形成し、グリップフレーム65の上端を握り部66で連結するとともに、中間に中間バー67を設けたものである。また、グリップ25は側面視においてZ字形に曲り、上部と下端部はほぼ垂直に形成され、中間バー67の下方が内側(圧縮機本体5側)に入り込むように湾曲している。なお、取付枠部64の内側には透孔(空気導入孔又は排気孔)が形成されている。
これに対し、圧縮機本体5の下部に配置されたインバータ取付板24の前後端にはZ字形の取付金具68が固定されている。
グリップ25は、その取付枠部64の下端部を上記取付金具68の下部の水平片70の上に支持させ、取付枠部64の内側面を取付金具68の中間の垂直片71に当接させてネジ79により固定されている。
上記グリップ25のカバー取付溝58に対し、カバー7を取り付けるときは、第1の緩衝材62を介在させて行う。
第1の緩衝材62はゴムなどの弾性材から成り、図18及び図19(a)〜(c)に示されるように、一端に上記カバー取付溝58に差し込む差込部72を形成し、他端にはカバー7の取付片61に差し込む差込溝73を有する被差込部74を形成して成り、被差込部74の差込溝73の上面側面と底面には左右方向に一定の間隔をおいて上記取付片61に間隔的に接触する複数の突条75が平行に形成され、被差込部74の下面には、上記突条75間位置に突起76が形成されている。
グリップ25のカバー取付溝58に対してカバー7を取り付けるにあたっては、図16及び図18に示されるように、まず第1の緩衝材62の差込部72をグリップ25の取付溝58に差し込んでおき、カバー7の取付片61を第1の緩衝材62の差込溝73に差し込めばよい。
次に、図20に示すように、カバー7の両側下部には取付穴77(図6、図20参照)が形成され、取付穴77に通した固定ネジ78によって空気タンク6に垂直に設けられたカバー取付金具60に取り付けるが、このときは第2の緩衝材63を介在させて行う。
第2の緩衝材63はゴムなどの弾性材から成る環状部材で、中央には固定ネジ78に挿通される挿通穴82が形成され、外周面にはカバー7の取付穴77の内縁に嵌合する嵌合溝83が形成されている。
空気タンク6のカバー取付金具60にカバー7の側部を取り付けるときは、予め第2の緩衝材63をカバー7の取付穴の内側に嵌合して保持しておき、固定ネジ78にはカラー84を取り付けて第2の緩衝材63の挿通穴82を挿通させ、その先端を空気タンク6の取付金具60にネジ止め固定すればよい。
以上のように、カバー7は、圧縮機本体5の長手方向の両端側に設けたカバー取付溝58に水平の第1の緩衝材62を介して差し込み固定されている。圧縮機本体5の振動の方向は主に上下方向か左右の水平方向であるが、第1の緩衝材62の差込溝73は水平方向に形成されているので、カバー7の前後の取付片61の水平方向の振動は差込溝73によって吸収され、また、取付片61の垂直方向の振動は差込溝73の上面と底面の突条75によって吸収されるとともに、被差込部74の下面には、上記突条75間位置に突起76が形成されているので、差込溝73の溝底の肉部分は突条75と突起76との間で変形が促されるから、上記肉部分は波形に変形し、振動の吸収は効果的に行なわれ、カバー7には振動は伝達されにくい。また、カバー7の両側は垂直の第2の緩衝材63を介してネジ止めされているから、上下方向の振動は第2の緩衝材63に有効に吸収され、カバー7には伝われにくい。したがって、上記取付態様によれば、カバー7の振動に起因する騒音を低減させることができる。また、ネジ止め側の第2の緩衝材63によってネジの振動は吸収されるから、カバー7には空気タンク6側の振動は伝達されにくい。さらに、カバー7の固定個所を減らすことができるので、組み立て作業や補修時の分解作業を容易に行なうことができる。
なお、カバー7の前後の取付態様と左右の取付態様は上述の形態と逆であってもよい。
なお、実施例では空気タンクが圧縮機本体の下側に配設されている構成で説明したが、空気タンクが圧縮機本体の上側に配設されている場合は、圧縮機本体側にカバー取付金具を設けてカバーを固定すればよい。
(ベルト掛け部材の脱落防止構造)
次に、図21〜図24に示されるように、カバー7を固定するためのグリップ25には、空気圧縮機を持ち運びする際に使用されるショルダーベルトのベルト掛け部材85が装着されている。
すなわち、ベルト掛け部材85はグリップ25の両側のグリップフレーム65間に納まる程度の大きさを有し、略同じ形状を有するリング状の金属製部材で、その下端部89はグリップ25の中間バー67の下方の空間から内側に入り込み、さらにベルト掛け部材85の下端部はグリップ25の下端部の垂直面に形成した係合溝86に係合している。グリップ25は、上述のように、その取付枠部64の下端部を空気圧縮機のベース部分として図示していない空気タンク連結フレームに固定された取付金具68の下部の水平片70の上に支持させ、取付枠部64の内側面を取付金具68の中間の垂直片71に当接させてネジ79により固定されている。このため、ベルト掛け部材85の下端部89が係合した係合溝86は取付金具68によって塞がれ、ベルト掛け部材85は係合溝86に抜け出し不可能に支持される。
このように、ベルト掛け部材85は単にグリップ25の係合溝86に係合させるだけで、グリップ25が固定されると同時にグリップ25に装着されるから、装着作業は非常に容易であり、コストを低く抑えることができる。
ところで、上記係合溝86の上部は外側に傾斜しているが、その上部に係合部87が形成され、その上端部にカバー取付溝58が形成されている。上記係合部87は、ベルト掛け部材85の下端部が係合可能で、ベルト掛け部材85が中間バー67に当たった状態で、ベルト掛け部材85の上部を上方に引き上げたときに、ベルト掛け部材85の下端部が上記係合部87に引っ掛かって抜け出すことが不可能となるように形成されている。
以上のように、グリップ25の下端部に形成した係合溝86にベルト掛け部材85の下端部を係合させた状態で、上記係合溝86の開口部を圧縮機本体5に固定した取付金具68に当接して固定したから、取付金具68にグリップ25を固定する際に同時にベルト掛け部材85を固定することができる。ベルト掛け部材85はボルト等を使わずに固定できるので、コストを低く抑えることができる。
また、上記グリップ25には、上記係合溝86の上部に、上記ベルト掛け部材85を上方に引き上げたときに、その下端部に係合可能な係合部87を形成したから、たとえ空気圧縮機を持ち運び中にグリップ25の係合溝86が破損する等によってベルト掛け部材85が係合溝86から外れたとしても、空気圧縮機が落下してベルト掛け部材85が空気圧縮機に対して相対的に上方に引き上げられたときに、ベルト掛け部材85の下端部がグリップ25の係合部87に係合し、またベルト掛け部材85は、その上部は吊り下げ時に空気圧縮機の中央側に引っ張られるから、グリップ25の中間バー67を中心にしてベルト掛け部材85の下端部が上記係合部87に押しつけられるように回動するので、その位置に保持され、ベルト掛け部材85が脱落することがない。したがって、空気圧縮機の落下は途中で止まることになり、破損や事故が回避される。
さらに、ベルト掛け部材85はカバー7の取付時の取付片61を跨ぐように形成されているから、たとえ、たとえ空気圧縮機を持ち運び中にグリップ25の係合溝86と係合部が破損しても、ベルト掛け部材85の下端はカバー7の取付片61に係合するので、ベルト掛け部材85が脱落することが防止され、空気圧縮機の落下は途中で止まり、破損や事故が回避される。したがって、安全性は極めて高い。
なお、グリップ25の係合部87はカバーの取付片61よりも下方に形成してもよい。
なお、実施例ではベルト掛け部材をリング状としたが、ベルト掛け部分と係合溝86に係合できる部位を有した板金フレームで形成してもよい。
(圧力計の防塵構造)
次に、カバー7は圧縮機本体5の全ての部品を覆うわけではない。図25及び図26に示されるように、空気タンク6側に設けた圧力計90や減圧弁91はカバー7に設けた穴92から露出し、外部から目視できるように構成されている。
すなわち、カバー7には、圧力計90に対応する位置に、穴92が形成されている。この穴92は、圧力計90の取付け位置までの部品集積交差のほか、ネジ接合では位置調整してもネジピッチ分は変動するものとして計算し、圧力計90の外径よりもやや大きくなるように形成されている。
カバー7の穴92に圧力計90を嵌め込むときは、ゴムなどの軟質のブッシュ93を介して行う。
ブッシュ93は弾性材からなる筒状部材で、上部の外周面には、カバー7の穴の内縁にきつめに嵌り込む嵌合溝94が形成され、下部の内周面には、圧力計90にきつめに嵌合する嵌合穴95が形成されている。なお、嵌合穴95の周縁部は剛性が高くなるように肉厚に形成されている。また、嵌合溝94と嵌合穴95との間の中間部96は、一次、二次圧縮機1、2やモータ4の振動を吸収できる程度に柔軟になるように、やや薄肉に形成されている。薄肉にする代わりに、中間部を少し高くしてもよい。
上記構成によれば、カバー7と圧力計90との間にはブッシュ93が設けられているので、塵埃が内部に進入するのを確実に防ぐことができる。また、カバー7とブッシュ93とは薄肉の柔軟な中間部96により、相対的に隙間方向に容易に移動又は変形可能であるから、一次、二次圧縮機1、2やモータ4から伝達される振動を効率的に吸収できる。さらに、外部から見たときに、圧力計90とカバー7の穴とは中心が同じになるように見え、またブッシュ93が圧力計90の飾り縁のように見えるので、外観が向上する。
図27に圧力計90周辺部の防塵構造の他の形態を示す。この形態においても、カバー7には空気タンク6側に設けた圧力計90を挿通するための穴92が形成され、カバー7の穴92と圧力計90との間には軟質のブッシュ93が介装されている。
ブッシュ93は弾性材からなる筒状部材で、上部にはカバー7の穴92の内縁に圧縮機の振動を吸収できる程度に余裕をもって嵌り込む嵌合溝94が形成され、下部には圧力計90にきつめに嵌合する嵌合穴95が形成されている。嵌合穴95の周縁部97は剛性が高くなるように肉厚に形成されている。
上記構成によれば、ブッシュ93にはカバー7の内縁に一次、二次圧縮機1、2の振動を吸収できる程度に余裕をもって嵌り込む嵌合溝94が形成されているので、圧縮機やモータ4から伝達される振動を効率的に吸収できる。また、上記構成によって防塵、外観向上効果も得ることができる。
本発明に係る可搬型空気圧縮機の外観斜視図 本発明に係る可搬型空気圧縮機の平面図 図2のI−I線上の断面図 図3のIII−III線上の断面図 図3のII−II線上の断面図 上記空気圧縮機のカバーを外した状態の斜視図 図6からカバーと空気タンクとを外した状態の斜視図 上記空気圧縮機の圧縮機本体の中央縦断面図 上記空気圧縮機のモータの導風円板部分を示す要部の正面図 冷却ファンによる導風態様を図3の一部によって示す拡大図 第2のパイプの取付状態を示す要部の正面図 第2のパイプの取付状態を示す要部の側面図 第1のパイプと第2のパイプとの連結部の支持状態を示す断面図 別の接続パイプの継手を断面で示した斜視図 上記継手の正面図 カバーとグリップの取付態様を示す図3の一部によって示す拡大図 空気圧縮機をカバーの両側の取付部分で切断した状態の横断面図 グリップと緩衝材をベルト掛け部材とともに示す分解斜視図 (a)(b)(c)は緩衝材の正面図、平面図及び(b)のIV−IV線上の断面図 図17のカバーの取付状態を示す要部の断面図 ベルト掛け部材の取付状態を示す説明図 ベルト掛け部材が外れた後の係合保持状態を示す説明図 ベルト掛け部材が外れた後の他の係合保持状態を示す説明図 図23の係合保持状態を示す要部の斜視図 図2のV−V線上の断面図 図25の要部の拡大図 別のブッシュによる防塵構造を示す断面図
符号の説明
a 内部冷却風
b 外部冷却風
1 一次圧縮機
2 二次圧縮機
3 クランクケース
4 モータ
5 圧縮機本体
6 空気タンク
7 カバー
8 モータケース
25 グリップ
26 冷却ファン
27 導風円板
31 排気孔
32 吸気孔
36 第1の導風板
37 第2の導風板
42 通風路
44 銅パイプ
45 フレキシブルパイプ
58 カバー取付溝
61 取付片
62 第1の緩衝材
63 第2の緩衝材
65 グリップフレーム
67 中間バー
68 取付金具
73 差込溝
74 被差込部
75 突条
77 取付穴
85 ベルト掛け部材
86 係合溝
90 圧力計
93 ブッシュ
94 嵌合溝
95 嵌合穴

Claims (4)

  1. 一次圧縮機と、一次圧縮機によって圧縮された圧縮空気を圧縮する二次圧縮機とを両側に設けたクランクケースの一端にモータを設けた圧縮機本体と、圧縮機本体に配置された空気タンクとを備えた空気圧縮機において、1
    上記二次圧縮機と空気タンクとを、高放熱性パイプとフレキシブルパイプとを連結してなる接続パイプを介して接続するとともに、高放熱性パイプの端部を上記二次圧縮機に、フレキシブルパイプの端部を上記空気タンクにそれぞれ接続したことを特徴とする空気圧縮機。
  2. 上記高放熱性パイプとフレキシブルパイプとの連結部を緩衝材を介して圧縮機本体に固定したことを特徴とする、請求項1に記載の空気圧縮機。
  3. 上記フレキシブルパイプは、圧縮機の振動方向と異なる方向に配設することを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載の空気圧縮機。
  4. 上記接続パイプを、高放熱性パイプとフレキシブルパイプとを連結してなるものに代え、複数のパイプを継手を介して連結した連結パイプとするとともに、上記継手は、それぞれ筒状に形成された第1の継手部と第2の継手部とを、第1の継手部の端部に形成した球面状の凹面部の内側に第2の継手部の端部を一定の範囲で回動可能に差し込み保持してなるものであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の空気圧縮機。
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