JP2009024009A - 歯の表面から汚れを除去するための組成物、その製造方法および使用する方法 - Google Patents

歯の表面から汚れを除去するための組成物、その製造方法および使用する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】汚れ除去効果に優れた、歯の汚れ除去チューイングガム組成物および糖菓組成物を提供する。
【解決手段】ガムベースと、過酸化物化合物、ポリ燐酸塩および陰イオン界面活性剤から選択される少なくとも2つの活性成分を汚れを除去するのに有効な量含有する、歯の表面から汚れを除去するチューイングガム組成物、および、過酸化物化合物、ポリ燐酸塩および陰イオン界面活性剤から選択される少なくとも2つの活性成分を汚れを除去するのに有効な量含有する、歯の表面から汚れを除去する糖菓組成物。
【選択図】図3

Description

本発明は歯の衛生を促進するための汚れ除去組成物に一般に関し、一層特定的に新規な組み合わせの汚れ除去剤を含有する歯の汚れ除去組成物およびこのような組成物を製造しまた使用する方法に関する。
汚れのない白い歯は、美容上好ましいと長く考えられて来た。残念ながら、歯の完全な清浄化がなされないため、食物、飲料、タバコなど、ならびに血液、アマルガムをベースとする充填物、および抗生物質(例えばテトラサイクリン)のような内在的な源泉の中に存在する色素発生性の(色を生じる)物質によって歯が変色しまたは汚れてくる可能性がある。汚れた外観を示すことの一般的原因である歯の構造は、エナメル質、象牙質、および後天的な薄膜である。歯のエナメル質は、ほとんどはヒドロキシアパタイト結晶の形をとる無機物質から主として形成され、また主にコラーゲンの形の有機物質をさらに約5%含む。対照的に、象牙質は、コラーゲンを含む約20%のタンパク質からなり、残部はエナメル質中に見られるものと同様な無機物質、主としてヒドロキシアパタイト結晶である。後天的な薄膜は、徹底した歯の清浄化の後に急速に再度生成する歯のエナメルの表面に存在するタンパク質性の層である。
歯の変色は外因性および/または内因性の汚れから生じる可能性がある。後天的な薄膜の外因性の汚れは、タンニンおよび、歯の表面上のタンパク質性層内に閉じ込められまたこの層に緊密に結合されるようになる他のポリフェノール化合物のような化合物の結果として発生する。この種の汚れによる変色は、機械的な歯の清浄化方法によって通常除去されることができる。対照的に、内因性の汚れは、汚れ化合物がエナメル質にそして象牙質にさえ侵入するか、あるいは別に、このような汚れが歯の内部にある源泉から発生する時に、生じる。内因性の汚れは機械的な歯の清浄化方法の影響を容易には受け付けない。このような変色を無くするためには歯の構造内に侵入しうる物質を利用する化学的方法が通常必要とされる。従って、内因性の歯の汚れは外因性の歯の汚れより一般に一層処理しにくく、取り扱いが困難である。
現在、歯の汚れを除去するために多数の基本的な方法がある。これらの方法は、汚れ物質を分解するために研摩材、加水分解剤または酸化剤を使用することに一般に基づく。第1の方法には、歯磨き調製物中に通常使用される粗い研摩材または磨き剤の使用によって汚れを機械的に研磨することが関与する。研磨材を含有する典型的な調製物は歯磨き、ゲルまたは粉末歯磨きであり、これらは歯との密接な接触を必要とする。汚れを首尾よく除去するための補助として、ブラッシングおよび同様なこすり落とし(scrubbing)作用または磨き作用が典型的に必要である。第2の方法では、歯を白くするためにタンパク質分解酵素を含む加水分解剤を使用することができる。この製品は通常ペーストまたはゲルの形をとり、また汚れを取り込んだ歯垢および歯石を除去することにより歯を白くする機能をもつ。
過酸化尿素、過酸化水素または過酸化カルシウムのような酸化剤は、歯のエナメルのための白色化剤の最も普通の形である。過酸化物は、歯垢/汚れの複合物を、研磨材によってさっと流されまたは除去されることができる形へと分解することができるヒドロキシル基を放出することにより歯を白色化すると考えられる。酸化剤を使用する処理は、過酸化物源およびその濃度に応じて良好な結果を達成するために一般にかなりの時間を必要とする。
汚れ除去組成物の良好な汚れ除去特性のため、陰イオン界面活性剤のような界面活性剤、およびポリ燐酸塩のようなキレート剤を含む他の活性的な汚れ除去成分が汚れ除去組成物中に含められている。しかしながら、このような成分はわずかの欠陥を有する。例えば、過剰量の界面活性剤は組成物中で好ましくないセッケン様の味を生じる可能性を有する。キレート剤は良好な汚れ除去活性をやはり与えるが、しかし、過剰量で添加されるならば、組成物の味にマイナスの影響(例えば塩辛い、苦い、そして金臭い)を与える可能性もある。従って、キレート剤および界面活性剤は良好な汚れ除去剤であるが、組成物に添加されうる量は、上記した問題を回避しまたは最小化するために制限される。
以上から、歯の表面から汚れを除去することができる組成物を提供する一方、好ましい特殊感覚受容特性および味の特性を維持することは、歯の白色化の技術における顕著な進歩であろう。ヒトを含む温血動物に対して簡便なビヒクルを通じて任意の時に投与されることができる組成物を提供することはさらなる進歩であろう。汚れ除去剤を歯に送達するのに効果的なビヒクルとしてチューイングガムおよび糖菓組成物を使用することはさらなる進歩であろう。なぜならこれらは、温血動物の側の努力を最小にしつつ汚れ除去剤の歯への接触を長期化することができ、また温血動物が任意の時に使用するのに好都合であるからである。
以下の図面は本発明の態様を説明するものであり、また本出願の一部をなす特許請求の範囲によって包含される本発明を制限する意図はない。
図1は汚れたヒドロキシアパタイトの円板を試験溶液に浸漬することから得られる汚れ減少百分率を示す本発明に従うグラフである。
図2は、チューイングガム中に含められた汚れ除去剤の異なる組み合わせを利用する模擬的な噛み試験から得られる汚れ減少百分率を示す本発明に従うグラフである。
図3は試験溶液中で20分処理した後で汚れたウシの歯から得られる汚れ減少百分率を示す本発明に従うグラフである。
本発明は歯の表面から汚れを除去するための組成物に一般に関し、この組成物中には、改善された、相乗的な汚れ除去または歯の白色化の効果を生じるのに効果的な量が利用できるように汚れ除去剤の組み合わせが含められている。本発明の組成物は、個別的な汚れ除去剤のみの使用に比べて改善された汚れ除去効能を示し、それによって含められる各々の成分の有効量を減少させることができる汚れ除去剤の新規な組み合わせを含む。加えて、本発明の組成物は、チューイングガムおよび糖菓を含む一方、好ましい特殊感覚受容特性および味の特性を効果的に維持する固体の経口処方物中で使用するのに適合する。
本発明の特定の局面においては、歯の表面から汚れを除去するための組成物が提供され、この組成物は過酸化物化合物、ポリ燐酸塩、および陰イオン界面活性剤から選択される少なくとも2つの活性成分を汚れを除去するのに有効な量含有する。本発明の組成物は経口受容可能なキャリアも典型的に含むであろう。
本発明の他の特定の局面においては、歯の表面から汚れを除去するための方法が提供され、この方法は人を含む温血動物の歯の表面に対して清浄化しそして白色化するように接触させるために、温血動物の口腔に本発明の組成物を汚れを除去するのに有効な量投与することからなる。
本発明の好ましい態様では、望ましい過酸化物化合物は、過酸化カルバミド、過酸化水素、過酸化カルシウム、およびこれらの混合物からなる群から選択され、好ましいポリ燐酸塩はトリポリ燐酸塩、テトラポリ燐酸塩、ピロ燐酸塩、ヘキサメタ燐酸塩およびこれらの混合物からなる群から選択され、また好ましい陰イオン界面活性剤は中鎖のまたは長鎖の脂肪酸エステルおよび塩、モノグリセリドおよびジグリセリドの有機酸エステル、モノ−およびジグリセリドのクエン酸エステル、モノ−およびジグリセリドの乳酸エステル、パルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
本発明はそれで処理した歯の表面に対して白色化効果を生じるために汚れ除去特性をもつ組成物に関する。このような組成物は歯の表面に付着した、またはこの表面上の物質内に取り込まれている汚れを除去し、また汚れを取り込む物質および汚れが歯の表面上に蓄積するために特に好適である。本発明の組成物は、治療剤を全身的に投与するための意図的に飲み込まれるものではなく、歯に対して有益な効果を与えるために歯の表面と接触するのに十分な時間にわたって口腔内に保持される製品を含有するものと企図される。本発明の組成物は、例えばうがい薬、練り歯磨き、歯磨き粉、歯用クリーム、歯用フロス、液剤、ゲルなどを含めた歯磨き;センターフィルドガム(centerfilled gum)などを含めたチューイングガム;およびミンツ、薬用ドロップなどを含めた糖菓から選択される形をとってよい。好ましい態様において、本発明の組成物は、チューインガムおよび糖菓処方の形態である。
本発明によると、効果的な汚れ除去活性を付与するために過酸化物化合物、ポリ燐酸塩および陰イオンから選択される少なくとも2つの活性化合物の新規な組み合わせを含む汚れ除去剤が本発明の組成物中で使用される。本出願人は、汚れ除去剤の新規な組み合わせが汚れ除去活性を、個別的な成分の汚れ除去剤だけの活性に比べて顕著に改善することを見いだしている。加えて本出願人は、汚れ除去剤の新規な組み合わせが組成物中の個々の汚れ除去剤の量を減少することができることも見いだしている。従って、ステアリン酸ナトリウムを含有する陰イオン界面活性剤の量は、不快な口当たり、ガムベースの過早な分解、セッケン様の味などを含めて先行技術でのガム組成物にまつわる問題を避けるように効果的に減少されることができる。本出願人は、この新規な組み合わせが堅牢な汚れ除去活性を保持しつつポリ燐酸塩の量を効果的に減少でき、それによって、ポリ燐酸塩をより多い水準で含有する組成物に典型的に伴う好ましくない味(つまり塩辛い、苦い、そして金臭い)を無くしまたは顕著に減少することをさらに見いだしている。
本明細書で用いる『汚れ除去に有効な量』は、ヒトを含む温血動物の歯の表面上の汚れの存在を防止し、無くしまたは少なくとも減少するのに十分であるが、好ましくない副作用をすべて回避するのに十分少ない、本明細書で開示される汚れ除去剤の組み合わせの量である。本発明の汚れ除去剤の組み合わせの汚れを除去するのに有効な量は、特定の汚れの種類および程度、処置されるヒトを含む温血動物の年齢および身体的条件、処置の期間、同時になされる治療の性質、使用する汚れ除去剤の特定の形(つまり塩)、および汚れ除去剤が施される特定のキャリアに応じて変化するであろう。
本発明の組成物中の汚れ除去剤の濃度は、歯と接触する組成物の効率の差のためそしてまた一般に使用される組成物の有効量のため、汚れ除去剤を歯の表面に施すために使用される組成物の種類(例えば練り歯磨き、うがい薬およびリンス、薬用ドロップ、チューイングガム、糖菓など)に依存する。濃度は存在する汚れの程度にも依存するであろう。
別記する場合は除いて、本発明に従う組成物中に含められる構成物の量は、組成物の全重量に基づく重量百分率として示される。
本発明に従うとき、好適な過酸化物化合物には、少なくとも1つの活性的な化学種を供給するように分解できるO−O結合を含むすべての化合物が含まれる。好ましい過酸化物化合物の例は、過酸化水素、過酸化ナトリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、過酸化亜鉛または過酸化マグネシウムのような無機過酸化物、および過酸化カルバミドを含みこれに限られない有機過酸化物である。本組成物中に含められる過酸化物化合物の量は、使用する特定の個別的な汚れ除去剤またはそれらの組み合わせ、ならびに組成物の他の成分または構成物の種類およびこれらそれぞれの量に応じて変化するであろう。本発明の過酸化物化合物は、組成物の全重量に基づき約0.01〜10重量%、好ましくは約0.1〜5重量%、そして一層好ましくは約0.2〜3重量%の汚れ除去に有効な量で存在するであろう。
本発明の1つの態様で、過酸化物化合物は過早の劣化を防止しそして活性化学種の本発明の組成物からの放出速度を制御するようにカプセル封入されてよい。過酸化物化合物の小さいビーズを生じるマイクロカプセル封入によるなどして過酸化物化合物を埋め込むまたはカプセル封入することは技術上一般に知られている。過酸化物化合物はキサンタンガムまたはグアーガムのような可食性の天然のまたは合成的なガム;落花生油、ココナツ油、パーム油、または紅花油のような可食性の油;ゼラチン、澱粉、ポリアミド、ポリウレタン、またはエチルセルロースのようなポリマー;カーボワックスのようなオレフィンコポリマー;樹脂;パラフィンのようなロウ;歯の間の機械的な作用(例えば噛むこと)を通じてまたは酵素作用、特に発生期の酸素を生成する過酸化物化合物と口中の唾液または水分との間の相互作用によって放出されるまで過酸化物化合物をコーティングしそして保存することができる鉱油または他の可食性の不活性キャリアーを含み、これらに限定されないカプセル封入物質中にカプセル封入されてよい。マイクロカプセル封入を含めて、活性的な構成物をカプセル封入するための方法に関するさらなる詳細は、それらの内容が参照によって本記載に加入されている米国特許第4,867,902号、第5,403,578号、第5,976,507号および第6,258,343号中に見いだすことができる。
本発明に従うとき、好適なポリ燐酸塩には、主として線状に配置された2つまたはそれ以上の燐酸基を有する任意の化合物があるが、いくらかの環状の誘導体が存在してよい。好ましい態様で、ポリ燐酸塩は4つまたはそれ以上の燐酸基を有するものである。好ましいポリ燐酸塩の例は、例えば、ナトリウム、カリウムまたはアンモニウムのトリポリ燐酸塩を含めて、トリポリ燐酸塩の完全にまたは部分的に中性化された水溶性のアルカリ金属塩;テトラポリ燐酸塩;ヘキサメタ燐酸ナトリウムのようなヘキサメタ燐酸塩;ピロ燐酸テトラナトリウムおよび酸性ピロ燐酸ナトリウムのようなピロ燐酸塩;およびこれらの混合物を含めた無機ポリ燐酸塩である。最も好ましいポリ燐酸塩は、トリポリ燐酸ナトリウムのような比較的小さい分子寸法を有するものであり、これは歯垢またはバイオフィルムへの強化された透過を示し、典型的に溶解性がより大きくまた歯を白色化するより大きい効果を与える。
本組成物中に含められるポリ燐酸塩の量は、使用する特定の個別的な汚れ除去剤またはそれらの組み合わせ、および組成物の他の成分の種類およびそれら各々の量に応じて変化する。ポリ燐酸塩は本発明の組成物中に、その全重量に基づき約0.01〜5.0重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在するであろう。ポリ燐酸塩の汚れを除去するのに好ましい有効量は、約0.1〜3.0重量%であり、また最も好ましい有効量は約1.0〜3.0重量%である。
本発明によるとき、本発明で使用するのに好適な陰イオン界面活性剤には、硫酸化ブチルオレエート、中鎖および長鎖の脂肪酸エステルおよび塩、特にステアリン酸およびパルミチン酸のナトリウム塩およびカリウム塩ならびにこれらの混合物、ならびにこれらのメチルエステルおよびエチルエステル、オレイン酸ナトリウム、フマル酸の塩、カリウムグロメート、モノ−およびジグリセリドの有機酸エステル、例えばステアリルモノグリセリジルシトレート、スクシステアリン、ジオクチルナトリウムスルフォスクシネート、グリセロールトリステアレート、レシチン、ヒドロキシル化レシチン、ナトリウムラウリルサルフェート、アセチル化モノグリセリド、スクシニル化モノグリセリド、モノグリセリドシトレート、エトキシル化モノ−およびジグリセリド、ソルビタンモノステアレート、カルシウムステアリル−2−ラクチレート、ナトリウムステアリルラクチレート、グリセロールおよびプロピレングリセロールのラクチレート化脂肪酸エステル、C8〜C24脂肪酸のグリセロール−ラクトエステル、好ましくはC14〜C20脂肪酸のグリセロール−ラクトエステル、C8〜C24脂肪酸のポリグリセロールエステル、好ましくはC14〜C20脂肪酸のポリグリセロールエステル、プロピレングリコールアルギネート、スクロースC8〜C24脂肪酸エステル、好ましくはスクロースC14〜C20脂肪酸エステル、モノ−およびジグリセリドのジアセチル酒石酸エステルまたはクエン酸エステル、トリアセチンなど、ならびにこれらの混合物がある。
本発明の好ましい1つの形では、陰イオン界面活性剤はステアリン酸ナトリウムおよびパルミチン酸ナトリウムならびにこれらの混合物、オレイン酸ナトリウム、モノグリセリドおよびジグリセリドのクエン酸エステルまたは乳酸エステルの混合物、例えばグリセロールステアレートラクテート、グリセロールステアレートおよびグリセロールラクテートならびにこれらの混合物、スクロースモノステアレート、スクロースジステアレート、スクロースモノラウレート、スクロースジラウレート、モノステアレートのポリグリセロールエステル、モノラウレートのポリグリセロールエステルならびにこれらの混合物から選択される。
本発明の組成物中で使用するために好ましい陰イオン界面活性剤の例は、通常パルミチン酸ナトリウムとの大体50/50混合物として入手できるステアリン酸ナトリウム、およびモノグリセリドおよび/またはジグリセリドの少なくとも1つのクエン酸エステルの混合物である。後者の部類の商業的な汚れ除去剤の好適な例は、Condea Vista Companyから入手できるIMWITOR370(登録商標)である。やはり好ましいのはモノグリセリドおよびジグリセリドの乳酸エステル、およびその混合物から選択される界面活性剤である。
本発明の組成物中に含められる陰イオン界面活性剤の量は、使用される個別的な汚れ除去剤またはそれらの組み合わせ、および組成物の他の成分の種類およびそれらの量に応じて変化するであろう。例えば、ステアリン酸ナトリウムの汚れを除去するのに好ましい有効量は、約0.5重量%であり、モノグリセリドおよびジグリセリドの乳酸エステルの混合物の好ましい量は約0.6重量%である一方、モノグリセリドおよびジグリセリドのクエン酸エステルの混合物(例えばIMWITOR370(登録商標))の好ましい量は約0.6〜1.0重量%である。
チューイングガム組成物に対する陰イオン界面活性剤の量はこの組成物の全重量に基づき典型的に約0.1〜2.0重量%である。陰イオン界面活性剤の好ましい量は約0.4〜1.2重量%である。陰イオン界面活性剤の量は、特定のキャリア、および使用する本発明の個別的な汚れ除去剤またはそれらの組み合わせに応じて変化するであろう。
本発明の糖菓組成物中で使用するために好ましい陰イオン界面活性剤のいくつかは、ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウムおよびこれらの混合物である。すでに示したように、ステアリン酸ナトリウムは、パルミチン酸ナトリウムとのほぼ均等に分かれた混合物として通常入手できる。
本発明の糖菓組成物中で使用できる陰イオン界面活性剤の量は、例えば組成物の種類および使用する個別的な汚れ除去剤またはそれらの組み合わせに応じて広い範囲で変化するであろう。一般に本発明の糖菓組成物中で使用される汚れ除去剤の量は、特定の汚れ除去剤のためのチューイングガム組成物に関して使用される汚れ除去剤の量を越えるであろう。
一般に、糖菓組成物のための陰イオン界面活性剤は組成物の全重量に基づき約0.1〜20重量%の量存在するであろう。陰イオン界面活性剤の好ましい量は約3〜15重量%である。
一般に、歯磨きを含めた他の組成物のための陰イオン界面活性剤は組成物の全重量に基づき約0.01〜20重量%の量で存在するであろう。陰イオン界面活性剤の好ましい量は約3〜15重量%である。
本発明の好ましい1つの態様で組成物は、汚れを除去するのに有効な量のトリポリ燐酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウムおよび場合によっては過酸化カルバミドの組み合わせと、経口的に受容可能なキャリアとを含有する。
本発明の組成物は処方物の他の成分を受け入れるのに適当な量の経口的に受容可能なキャリアをさらに含む。『経口的に受容可能なキャリア』という用語は、歯の白色化および清浄化の目的のために口腔に送達するために活性成分と混合されることができ、そしてヒトを含む温血動物に害を及ぼさないビヒクルをさす。本発明の組成物および方法に従って、経口的に受容可能なキャリアは、組成物の安定性および/またはヒトを含む温血動物の口腔内での歯の汚れを除去する効能を実質的に減少するであろう仕方で相互作用なしに混合されることができる、本組成物の成分をさらに含有する。
本組成物の経口的に受容可能なキャリアは、経口投与に好適な1つまたはそれ以上の適合可能な固体または液体の充填希釈剤またはカプセル封入物質を含んでよい。本発明のキャリアまたは賦形剤は、送達の方式にとって好適な任意の形、例えば溶液、コロイド分散体、乳濁液、懸濁液、リンス、ゲル、泡状物(foam)、粉末、固形物などであってよく、また練り歯磨き(ゲルを含む)、うがい薬およびリンス、マウススプレイ(mouth spray)、チューイングガム、薬用ドロップ、および糖菓の慣用の成分を含有してよい。本発明の組成物を製造するのに好適なキャリアは技術上周知である。これらの選定は味、価格、保存安定性などのような二次的な考慮に依存するであろう。
本発明の組成物にやはり含められてよい添加物または構成物の種類には、例えば研摩材、フッ化物イオン放出化合物、増粘剤、湿潤剤、香味剤および甘味剤、抗歯石剤、アルカリ金属重炭酸塩、界面活性剤、再鉱化剤(remineralizer)および抗炎症剤のような他の種々雑多な添加剤などがある。好適な再鉱化剤には、例えばアルファ−トリカルシウムホスフェート、リン酸一カルシウム一水和物、無水のリン酸二カルシウム、リン酸二カルシウム二水和物、リン酸八カルシウムまたはリン酸四カルシウムのようなリン酸カルシウム塩;およびカルシウムグリセロホスフェート、ならびにこれらの混合物がある。
本発明の歯磨き組成物にはうがい薬、リンスおよびマウススプレイがさらに含まれてよい。このようなうがい薬、リンスおよびマウススプレイの成分には、約45〜95%の量で存在する水、約70%までの量の1つまたはそれ以上のエタノール、約50%までの量の湿潤剤、約0.01〜7%の量の界面活性剤、約0.04〜2%の量の香味剤、約0.1〜3%の量の甘味剤、および約0.001〜0.5%の量の着色剤がある。このようなうがい薬、リンスおよびマウススプレイは、約0.05〜0.3%の量の1つまたはそれ以上の抗カリエス剤(例えばフッ化物イオン放出化合物)、および約0.1〜3%の量の抗歯石剤もまた含んでよい。
本発明の他の歯磨き組成物には歯用溶液が含まれうる。このような歯用溶液の成分には一般に、約90〜99%の量の水、および約0.01〜0.5%の量の1つまたはそれ以上の保存剤、約5%までの量の増粘剤、および約0.1〜3%の量の香味剤がある。
本発明の他の歯磨き組成物は練り歯磨き、歯用ゲル、および歯磨き粉の形をとってよい。このような練り歯磨きおよび歯用ゲルの成分には、一般に約10〜50%の量の1つまたはそれ以上の歯用研摩材、約0.5〜10%の量の界面活性剤、約0.1〜5%の量の増粘剤、約10〜55%の湿潤剤、約0.04〜2%の量の香味剤、約0.1〜3%の量の甘味剤、0.01〜0.5%の量の着色剤および約2〜45%の水がある。このような練り歯磨きおよび歯用ゲルは約0.05〜0.3%の量の1つまたはそれ以上の抗カリエス剤(例えばフッ化物イオン放出化合物)、および約0.1〜13%の量の抗歯石剤もまた含んでよい。このような組成物の液体および固体は、加圧された容器からまたは押し潰し可能なチューブから押し出すことができるクリーム状またはゲル化された物質の形をとるように釣り合わされる。歯磨き粉は実質的にすべてが非液体である成分をもちろん含む。
本発明の最も好ましい組成物はチューイングガムおよび糖菓である。チューイングガム組成物は、1つまたはそれ以上のガムベース、香味剤およびバルク甘味剤を典型的に含有する。本明細書で用いられる『糖菓』という用語には、ヌガー、キャンディー、パニンググッズ(panning goods)、ゲル糖菓、フォンダン、薬用ドロップ、ハードボイルドキャンディー、ミント、トローチ、香錠、マイクロカプセル、およびフリーズドライされた形を含む急速に溶解する固形物の形のもの(ケーキ、ウェーファ、薄膜、および錠剤)および圧搾された錠剤を含む急速に溶解する固形物の形のものが含まれるが、これらに限定されない。本明細書で用いられる『急速に溶解する固形物の形』という用語は、固形物の投与形態のものが、口腔内で約60秒未満、好ましくは約15秒未満、一層好ましくは約5秒未満で溶解することを意味する。薬用ドロップには香味が付与されたベース中に治療剤を含有する円盤状固形物が含まれる。ベースは硬い砂糖キャンディー、グリセリン化されたゼラチン、または砂糖に形状を与えるのに十分な粘液との砂糖との組み合わせであってよい。薬用ドロップ組成物(圧搾された錠剤型)は1つまたはそれ以上の充填剤(圧搾可能な砂糖)、香味剤および潤滑剤を典型的に含有する。
本出願人は、有効な汚れ除去チューイングガムおよび糖菓組成物は、本発明の汚れ除去剤およびガムの処方物および糖菓組成物の組み合わせを適切に選定し、そして汚れ除去剤の組み合わせが歯の表面を含む歯表面と接触できる一方、このような製品に普通関連がある特殊感覚受容特性を維持しまたは改善するように、有効量の汚れ除去剤の組み合わせを放出することを可能にする、汚れ除去剤の組み合わせが本組成物に添加される方法を適切に選定することにより製造されることができることを認めている。
本発明のチューイングガム組成物は、コーティングされてもされなくてもよく、また板状、棒状、ペレット状、球状などの形であってよい。いろいろな形のチューイングガム組成物という組成物は類似であるが、構成物の比率に関しては変化してよい。例えばコーティングされたガム組成物はより小さい百分率の柔軟化剤を含有してよい。ペレットおよび球状物はチューイングガムの小さな中核を有し、これは硬い外殻を形成するように砂糖溶液または無糖溶液のいずれかによって次いでコーティングされてよい。板状物および棒状物はきめがチューイングガムの中核より柔らかいように通常処方される。しかしながら本発明の実施に関しては、界面活性剤の活性がガムベースに及ぼす好ましくないすべての柔軟化効果に対抗するために、より硬いきめを有する(つまり典型的に使用されるものより柔らかさがより少ない)板状または棒状のガムを処方するのが好ましい。
中央に埋め込まれたガムは他の1つの普通なガムの形である。ガムの部分は上記したのと類似する組成および製造方式を有する。しかしながら、内部充填物(centerfill)は典型的に水性の溶液またはゲルであり、これは加工に際してガムの中へと注入される。汚れ除去剤の組み合わせは場合によっては、充填物の製造に際して内部充填物中にまたはチューイングガム中に含められうるであろう。内部充填ガムは場合によってはコーティングされてよくまた棒付きキャンディーの形のように様々な形に製造されることもできる。
本発明の実施のに関しては、コーティングされたガムを使用するのが好ましく、この場合、汚れ除去剤の組み合わせは中核およびコーティングの少なくとも1つ中にある。汚れを除去するために最も好ましいのは、コーティングされたガムであり、この場合、汚れ除去剤の組み合わせは少なくともコーティング中にある。
本発明のチューイングガム組成物は、ガムベースと、甘味剤、柔軟化剤、香味剤などのようなチューイングガム組成物の他の典型的な成分のほとんど含有する。本発明で使用される汚れ除去剤の組み合わせには、過酸化物、ポリ燐酸塩および陰イオン界面活性剤から選択される少なくとも2つの汚れ除去成分の混合物が含まれる。チューイングガム組成物は、レシチンまたはグリセリンのような柔軟化剤をより少ない量含有してよく、または柔軟化剤が省かれてよい。加えてチューイングガム組成物は、本発明で使用される汚れ除去剤の組み合わせを歯の表面に送達するのを容易にするため、慣用のチューイングガム組成物より多い量の糖アルコールを含有してよい。
本発明のチューイングガム組成物の1つの局面に従うとき、汚れ除去剤はチューイングガム組成物の製造に際して、つまり甘味剤、香味剤などとともに添加される。本発明の別な一局面では、汚れ除去剤は最後的な段階の1つとして、好ましくはチューイングガム組成物の生成での最後の段階として添加される。本出願人は、このプロセスの改変においては、汚れ除去剤がガムベースと直接混合されるなら起きるであろうようにガム組成物中に汚れ除去剤を物質的に結合することなく、汚れ除去剤の組み合わせがガム組成物中に含ませられることを認めている。従って、汚れ除去剤は、ガム組成物中にゆるくしか含まれないなら、典型的な噛む操作に際してガム組成物から一層効果的に放出されうる。従って、汚れ除去剤の主要な部分はガムベースから離れている。
本発明のさらなる局面で、ガムベースはエラストマー、エラストマー可塑化剤、ロウ、脂肪、油、乳化剤、充填剤、テクスチャライザーを一般に含有し、また以下に述べるような汚れ除去剤の好ましい組み合わせを含有してよい。
エラストマーはベースの約5〜95重量%、好ましくは10〜70重量%そして最も好ましくは15〜45重量%を占める。エラストマーの例には、ポリイソブチレン、ポリブチレン、イソブチレン−イソプレンコポリマー、スチレン−ブタジエンコポリマー、ポリビニルアセテートなどのような合成エラストマーがある。エラストマーには、天然ゴムおよび天然ガム例えばジェルトング(jelutong)、レチカプシ(lechi capsi)、ペリロ(perillo)、マサランドゥババラタ(massaranduba balata)、チクル(chicle)、グッタハングカング(gutta hang kang)またはこれらの混合物も含まれる。他のエラストマーは技術上通常に熟達する者に知られている。
エラストマー可塑化剤はガムベース中に使用されるとき、仕上げられるガムの硬さを変化する。エラストマー可塑化剤はガムベースの約75重量%まで、好ましくは約5〜45重量%そして一層好ましくは約10〜30重量%の量で典型的に存在する。エラストマー可塑化剤の例には、部分的に水素化されたロジンのグリセロールエステル、トールオイルロジンのグリセロールエステル、部分的に水素化されたロジンのペンタエリスリトールエステルおよびロジンの部分的に水素化されたメチルエステルなどのような天然ロジンエステルが含まれる。テルペン樹脂のような合成エラストマー可塑化剤もまたガムベース組成物中で使用されることができる。
ロウには、ポリエチレン、蜜蝋、カルノバなどのような合成的なロウおよび天然に存在するロウがある。パラフィンのような石油ロウもまた使用されることができる。ロウはガムベースの約30重量%までの量で存在してよい。ロウは仕上げられたガムの硬化を助けまた芳香の放散を改善するのに役立ちまた製品の保管寿命を延長できる。
充填剤はガムベースのきめを変化させまた加工を助ける。このような充填剤の例には、珪酸マグネシウムおよび珪酸アルミニウム、粘土、アルミナ、滑石、酸化チタン、セルロースポリマーなどがある。充填剤は1〜60重量%の量で典型的に存在する。
ガムベース中で使用される柔軟化剤の例には、水素化されたおよび部分的に水素化された植物油、ココアバター、グリセロールモノステアレート、グリセロールトリアセテート、ジグリセリドおよびトリグリセリド、ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸のような脂肪酸などがある。
ガムベースはチューイングガム組成物の5〜95重量%、一層好ましくは10〜50重量%、そして最も典型的には約25〜35重量%を占める。より大きな量のガムベースが好ましい。
チューイングガム組成物中で使用される他の構成物には、天然のおよび合成的な甘味剤、ならびに砂糖および無糖の双方がある。甘味剤は約20〜80重量%、好ましくは約30〜60重量%の量でチューイングガム組成物中に典型的に存在する。無糖の甘味剤には、糖アルコール例えばソルビトール、マンニトール、キシリトール、水素化された澱粉加水分解物、マルチトールなどがあり、そして、これらに限定されないが、これらもまた存在してよい。スクラロース、アスパルテーム、ネオテーム、アセスルファームの塩などのような強力な甘味剤は典型的に約1.0重量%まで存在してよい。
広範な範囲で変化してよい香味剤は約0.1〜10.0重量%、好ましくは約0.5〜5.0重量%の量で選定されてよい。チューイングガム組成物中で使用するための香味剤は周知でありまたこれには柑橘油、ペパーミント油、スペアミント油、冬緑油、メントールなどがある。
柔軟化剤はチューイングガム組成物のきめを変更するために存在してよい。典型的なガム組成物とは異なり、本発明の組成物中の柔軟化剤は、チューイングガム組成物の全重量に基づき約0.5〜10重量%の減少した量で典型的に存在する。
本発明のガム組成物中に存在してよい他の物質には、酸化防止剤(例えばブチル化ヒドロキシアニソール、ブチル化ヒドロキシトルエン、ベータ−カロテン、トコフェノール)、着色剤、香味剤などがある。
チューイングガム組成物のためのコーティングを施すコーティング技術例えばパンコーティングおよびスプレイコーティングは周知である。本発明を実施するのに好ましいのは、硬いキャンディー層を形成するように適合した溶液によるコーティングである。この目的のために、強力甘味剤、着色剤、香味剤、バインダーおよび他の慣用の添加剤とともに糖および糖アルコールが使用されることができる。チューイングガム組成物のコーティング中に汚れ除去剤の組み合わせが与えられる場合、代替的に汚れ除去剤の溶液が香味剤とともに施されるのが好ましい。
甘味剤はコーティングシロップの約30〜80重量%の量で存在してよい。接着を強化しまたは促進するために、コーティングシロップの約1〜15重量%の量のバインダーがマグネシウムステアレートのようなでコーティングシロップに添加されてよい。場合によっては慣用の添加剤もまた少量存在してよい。コーティングシロップ中で使用するのに好適な甘味剤には、多水酸基アルコール、例えばキシリトール、ソルビトール、マンニトールおよびこれらの混合物;マルチトール、イソマルチトール、水素化された澱粉加水分解物および水素化されたブドウ糖シロップのような無糖の甘味剤が含まれる。単糖類、二糖類および多糖類もまた含められてよい。例えば蔗糖、果糖、ブドウ糖、ガラトースおよびマルトースもまた甘味剤として使用されてよい。コーティングシロップ中に使用するのに好適な他の甘味剤は遊離サッカリン酸、サッカリンの可溶性塩、シクラメート塩、パラチニットジヒドロチャルコン、グリシルヒジン、L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエチルエステル、アミノ酸をベースとする甘味剤、タリン、ステビオサイド、ジヒドロチャルコン化合物、アセスルファム塩およびこれらの混合物があるが、これらに限定されない。
コーティングシロップには他の構成物が少量添加されてよく、またこれには水分吸収化合物、接着防止化合物、分散剤およびフィルム形成剤がある。コーティングシロップ中に使用するのに好適な水分吸収化合物には、マンニトールまたはリン酸二カルシウムがある。充填剤としてやはり機能するであろう有用な接着防止化合物の例には滑石、三珪酸マグネシウムおよび炭酸カルシウムがある。これらの構成物はシロップの約0.5〜5重量%の量使用されてよい。コーティングシロップ中に使用されてよい分散剤の例には、二酸化チタン、滑石または上記した他の接着防止化合物がある。
コーティングシロップは通常加熱されそしてその一部分が中核上に付着される。通常、コーティングシロップの単一な付着は、コーティングの所望の量または厚さを付与するのに十分でなく、またコーティングの重量および厚さを所望の水準まで増大するために、コートの間で層を乾燥させつつ、コーティングシロップの第2、第3またはそれ以上のコートを施すことが通常必要であろう。
本発明のチューイングガム組成物の好ましい局面は、汚れ除去剤をコーティングに付加することを包含する。汚れ除去剤はシロップのコーティングに引き続いて施されるのが好ましい。次いで、汚れ除去剤を含有する部分によってコーティングするのに先立って強力な甘味剤のコーティングを施すのが好ましい。香味剤溶液を施す代わりに汚れ除去剤を含有するコーティングを施すのが好ましい。本発明を実施する際には、汚れ除去剤を含有するコーティングは溶液として施されてよく、または乾燥物として施されてよく、または適切なら融解されそして施されてよい。脂肪酸塩については乾燥物が好ましいであろう。チューイングガム組成物をコーティングする際のコーティングシロップの施用は、ガム片の平均重量が所要のコーティング重量に達するまで、好ましくはコーティングが最終的なペレットの重量の約20〜30重量%を占めるまで続行される。チューイングガム組成物の製造に関するさらなる詳細は、SkuseのComplete Confectioner(第13版)(1957年)の41〜71ページ、133〜144ページおよび255〜262ページを含めて、SkuseのComplete Confectioner(第13版)(1957年)の41〜71ページ、133〜144ページおよび255〜262ページを含めて、そしてE.B.Jackson編Sugar Confectionery Manufacture(第2版)(1995年)の258〜286ページに見いだすことができ、これらの内容は参照によって本記載に加入されている。
本発明は好適に選定された汚れ除去剤の本組み合わせを含有する糖菓組成物も包含する。糖菓組成物には、ミント、ハードボイルドキャンディー、ヌガー、ゲル、内部充填糖菓、フォンダン、パニンググッズおよび糖菓組成物の一般的に受けいれられる定義に属する他の組成物のような圧搾された錠剤が含まれる。
ミントのような圧搾錠剤の形の糖菓組成物は、微細な篩にかけたた砂糖または砂糖代替品、香味剤(例えばペパーミント風味)、アラビアゴムのようなバルキング剤、および場合による着色剤を組み合わせることにより一般に製造されることができる。香味剤およびバルキング剤は一緒にされ、次いで砂糖または砂糖代替品が必要なら着色剤とともに添加される。
製品は次いで所望のメッシュ寸法(例えば12メッシュ)の篩に通過することにより顆粒化され、次に典型的に55〜60℃で乾燥される。得られる粉末は大きな寸法のパンチを具備した錠剤化機内に供給されそして得られるペレットが顆粒へと破砕され、次いで圧搾される。
ハイボイルド(high boiled)キャンディーは砂糖または砂糖代替物、ブドウ糖、水、香味剤および場合による着色剤を典型的に含有する。砂糖は水中に溶解され次いでブドウ糖が添加される。混合物は沸騰される。着色剤が予め添加されていてよい、得られる液体が油をひいた板の上に注入されそして冷却される。次に香味剤が添加されそして冷却された塊状物へと捏和される。得られる混合物は次いで技術上既知のドロップローラーアセンブリーに供給され、最終的な硬いキャンディー形状がつくられる。
ヌガー組成物は2つの主要構成物、ハイボイルドキャンディーおよびフラッペを典型的に含む。例としては、卵アルブミンまたはその代替物が水と一緒にされそして泡立てられ軽質の泡状物が作られる。水に砂糖およびブドウ糖が添加されそして典型的に約130〜140℃に加熱されそして得られる沸騰された生成物が混合機内に注入されそしてクリーム状になるまで強く撹拌される。撹拌された卵白および香味剤がクリーム状の生成物と一緒にされ、その後、一緒になったものが完全に混合される。
糖菓組成物の製造に関する一層の詳細は、SkuseのComplete Confectioner(第13版)(1957年)の41〜71ページ、133〜144ページおよび255〜262ページを含めて、そしてE.B.Jackson編Sugar Confectionery Manufacture(第2版)(1995年)の129〜168、169〜188、189〜216、218〜234および236〜258ページに見いだすことができ、これらの内容は参照によって本記載に加入されている。
本発明の別な態様で、汚れを除去するのに有効な量の、チューイングガムおよび糖菓組成物を含む本発明の組成物を口腔に投与し、施しまたは接触させることによる、ヒトを含む温血動物の口腔の歯の表面から汚れを除去する方法が提供される。歯の表面の汚れを処置しまたは防止するために、汚れを除去するのに有効な量の本発明の組成物を1つまたはそれ以上の慣用の方法で歯の表面に投与し、施しまたは接触させるのが好ましい。例えば歯の表面は本発明の組成物を含有する溶液(例えばうがい薬、リンス)によってリンスされることができる。歯磨き(例えば練り歯磨き、歯用ゲル、または歯磨き粉)が使用されるとき、十分な時間、好ましくは約10秒から10分、一層好ましくは約30秒から60秒歯をブラッシングするなどして発生される液体および/または泡の中に歯が浸漬されることができる。本発明の方法には、本組成物を歯の表面に接触させた後に組成物のほとんどを吐き出すことが含まれる。
組成物を歯の表面に施すまたは接触させる頻度は、好ましくは1週間あたり大体1回から1日あたり大体4回、一層好ましくは1週間あたり大体3回から1日あたり大体3回、さらに一層好ましくは1日あたり少なくとも1回である。このような処置の期間は典型的に大体1日から一生涯までの範囲である。特定の汚れについての汚れ除去処置の継続期間は、処置する汚れの酷さ、利用する特定の送達形式および処置に対する温血動物の応答に依存する。
非限定的な他の例には、本発明の組成物を投与し、施しまたは接触させる、うがい薬またはリンス溶液でリンスする、そして歯磨きを用いてブラッシングすることが含まれる。本組成物を歯の表面に施す他の方法は当業者にとって明白である。チューイングガムおよび糖菓組成物を施すのに好ましい方法には、本発明の組成物を含有するガムを噛むこと、ブレスタブレット(breath tablet)または薬用ドロップまたは他の糖菓を噛むかなめることが含まれる。
上記の考察では、単に本発明の態様の例が開示されそして記載されている。当業者なら、付属する特許請求の範囲に規定する本発明の趣意および範囲から逸脱することなく様々な変化、変改および変更を行うことができることを、上記した考察および付属する特許請求の範囲から容易に認めるであろう。
実施例1
汚れ除去の研究からの実験結果
材料および方法
汚染用のヒドロキシアパタイト(HAP)円板を処理するために流通系を用意した。紅茶、コーヒーおよび豚の胃のムチン溶液を混合して汚染用ブロスを作った。汚染ブロスをHAP円板と接触させて毎分15mlの速度で約96時間約37℃で流通系を通じて循環させた。得られる汚染されたHAP円板をpH約7の人工的な唾液溶液中でリンスしそして室温で約2時間乾燥した。
HAP円板が乾燥するやいなや、Minoltaの分光器を使用して拡散反射吸収値を測定することにより各々のHAP円板についてベースライン汚染の値を決定した。測定は、Comisson International de L’Eclairage Laboratory(CIELAB)の色彩尺度に従って可視的色彩スペルトル全体にわたって実施した。CIELABの色彩尺度は3つのパラメータ:明るさ−暗さの尺度(L)、赤−緑彩度(RGC)、および黄−青彩度(YBC)に従って色彩を定量化する。各々のHAP円板について3つの吸収測定の平均をとった。HAP円板をそれぞれ5つのHAP円板の7つの群に分けた。
0.05%のステアリン酸ナトリウム(SS);0.05%のヘキサメタ燐酸ナトリウム(SHMP);0.05%のトリポリ燐酸ナトリウム(STPP);0.05%のピロ燐酸テトラナトリウム(TSPP);0.05%のステアリン酸ナトリウム(SS)および0.05%のヘキサメタ燐酸ナトリウム(SHMP);0.05%のステアリン酸ナトリウム(SS)および0.05%のピロ燐酸テトラナトリウム(TSPP);ならびに0.05%のステアリン酸ナトリウム(SS)および0.05%のピロ燐酸テトラナトリウム(TSPP)から選択される溶液をそれぞれ含有する7つの試験溶液を調製した。
結果
汚染されたHAP円板の各群を、それらの汚れ除去活性を対比的に検査するたかめに、対応する試験溶液で処理した。この研究では対照試験溶液は使用しなかった。HAP円板を流通系内に入れそして対応する試験溶液によって約15ml/分の流速で約1時間37℃で処理した。処理したHAP円板を室温で約2時間空気乾燥させた。処理したHAP円板のそれぞれを汚染色の変化について測定した。処理したHAP円板の各々について汚れの水準の総体的な変化(ΔE)を決定した。各々の試験溶液に関するΔE値を下記の表1に示す。より大きい値はより少ない汚れおよび円板のより大きい白色化を示す。
Figure 2009024009
ΔE値によって示される表1に示す結果は、すべての試験溶液に関する汚れ除去効果を例証する。
実施例2
インビボでの汚れ除去の研究
材料および方法
いくつかのヒドロキシアパタイトの円板を用意しそして植物性の汚れで変色する生体膜を円板の表面上に形成するように予備処理した。次に、Chrom−A−Meterを利用して各々の円板に色彩強度を測定した。円板を水中にまたは1)0.05%のステアリン酸ナトリウム;2)0.3%のトリポリ燐酸ナトリウム、3)0.3%の過酸化カルバミド;4)0.3%の過酸化カルバミドおよび0.05%のステアリン酸ナトリウム;ならびに5)0.3%の過酸化カルバミドおよび0.3%のトリポリ燐酸ナトリウムからそれぞれ選択される溶液を含有する試験溶液中に懸垂した。水は円板組成の間の差異およびバッチごとの汚れの厚さの変化を考慮に入れるための対照としてはたらく。円板を10分の継続期間にわたって2回処理し、そしてそれぞれの処理期間の後にChrom−A−Meterによって特性を把握した。色彩の変化は水だけで処理したものに対するΔE値によって表される。次に汚れの減少の百分率を算出した。結果を図1に示す。
図1に示すように、過酸化カルバミドとステアリン酸ナトリウムとの組み合わせ、および過酸化カルバミドとトリポリ燐酸塩との組み合わせは、個別的な汚れ除去成分だけによって得られる結果から期待されるであろう効果を上回って汚れ除去効果を強化した。
汚染溶液の調製
汚染溶液はコーヒー(例えばChock Full O’Nuts All Method Grind)、紅茶(例えばLipton Flo−Thru Tea Bags)、ブルーベリーパイの詰め物、およびグレープジュース(例えばWelch’s)から用意しそして一緒に混合した成分からなった。水700mLに対して大匙3.5杯のコーヒーを使用してコーヒーメーカー中で調製したコーヒー500mLを4Lのエルレンマイヤーフラスコ中に入れそして撹拌した。ブルーベリーパイの詰め物50mLを液状にしそして4Lのエルレンマイヤーフラスコに加え、そして内容物を撹拌した。800mLのビーカー内の予め沸騰させた水600mL中にLipton Flo−Thruのティーバッグ4袋を約5分浸漬することにより調製した紅茶500mLを4Lのエルレンマイヤーフラスコに加えた。次いでグレープジュース50mLをフラスコに加え、そして内容物を撹拌して汚染溶液をつくった。
汚染の手順
ヒドロキシアパタイトの円板を底面を下にしてガラス皿の底に置いた。円板を僅かに湿った状態に保った。円板が少なくとも1/2インチの汚染溶液によって覆われるまで、円板の表面を越えて直接流れるのを避けるようにして汚染溶液をガラス皿の側面に沿って注入した。ガラス皿を覆い、そして室温で一晩円板に吸収させた。ビーカーを25℃の水で満たし、そして汚染溶液から取り出した後に各々の円板を水中に浸漬し、そして吸収タオルを張った皿に汚染された面を上にして入れた。円板を37℃で一晩乾燥させた。
汚染された円板の処理
37℃で上記の濃度水準とするのに対応した量の活性成分を有する蒸留水400g中で試験溶液をそれぞれ調製した。試験溶液を約400rpmで連続的に撹拌した。ネガティブコントロールは、37℃の蒸留水400gからなり、これもまた約400rpmで連続的に撹拌した。汚染された各々の円板をChrom−A−MeterでチェックしてCIELAB値を決定した。ピンセットでそれぞれの円板を取り上げ、そして対応する試験溶液または水(対照物)中に懸垂した。溶液の表面から下方に向かって半分のところに、各々の円板をビーカーの側面と撹拌による渦との間に約10分保持した。次に各々の円板を溶液から取り出しそして乾燥させた。各々の円板をChrom−A−MeterによってチェックしCIELAB値を決定した。全体で20分の処理を行うために各々の円板について上記の処理手順を反復した。
結果
図1に示すように試験結果は、ステアリン酸ナトリウムおよびトリポリ燐酸ナトリウムとそれぞれ組み合わされた過酸化カルバミドを含有する試験溶液は、個別の活性構成物だけを含有する試験溶液のそれぞれに比べてまた水だけでの処理に比べて汚れの存在の顕著な減少をもたらした。
実施例3
インビボでの汚れ除去の研究
材料および方法
1)中核部分にある0.5%のステアリン酸ナトリウム;2)コーティング部分にある0.5%燐酸ナトリウムおよび中核部分にある3%の過酸化カルバミド;3)コーティング部分にある0.5%のステアリン酸ナトリウムおよび中核部分にある1%のトリポリ燐酸ナトリウム;4)コーティング部分にある0.5%のステアリン酸ナトリウムおよび中核部分にある3%のトリポリ燐酸ナトリウム/過酸化カルバミド;ならびに5)コーティング部分にある0.5%のステアリン酸ナトリウムおよび中核部分にある1%のトリポリ燐酸ナトリウム/過酸化カルバミドから選択される活性組成物をそれぞれ含む汚れ除去試験モデルでコーティングされた5つのガム試料を試験した。ヒトの口中の上歯と下歯とを模擬するために噛む表面を与えるように汚染されたウシの歯を備えたチューイングマシンによってガム試料をマスティケートした。試料を5分噛ませた。機械に装着する前にChrom−A−Meterによってウシの歯をチェックし、そして1週間の期間にわたる模擬的な噛み(28回の投与)の後で再度チェックした。色彩の変化をΔE値を算出することにより決定した。次にウシの歯の試料からすべての汚れを除去しそしてChrom−A−Meterの読みを調べた。次に汚れの減少百分率を算出した。結果を図2に示す。
結果
試験結果は、ステアリン酸ナトリウムおよびトリポリ燐酸ナトリウムと組み合わされた過酸化カルバミドを含有するガム試料が、試験期間の後に顕著な減少をもたらしたことを示す。
実施例4
チューイングガム組成物
Figure 2009024009
技術上知られた慣用の方法によって表2において明らかになるチューイングガム組成物を製造した。ガムベースの物理的および化学的構成に悪影響を与えることなく、十分に柔らかくなるようにガムベースを加熱した。次に融解したガムベースおよび充填剤を混合釜に入れた。均一な混合物を得るように混合しながら糖アルコール、グリセリン、香料、強力甘味剤および本発明の汚れ除去剤を添加した。この際本発明の汚れ除去剤を最後に添加した。次に混合物を混合釜から排出しそしてローラーにかけまた慣用の技術によって所望の小片寸法に切れ目を入れた。
実施例5
汚れ除去試験モデル
ヒドロキシアパタイトの円板をウシの歯によって置き換えることを除き、実施例2で記載した方法に類似する方法を用いて、5つの試験溶液を汚れ除去試験モデルで試験した。ウシの歯を用意しそして、植物性の汚れによって変色された生体膜をその上に形成するように予め処理した。次いでウシの歯のそれぞれの色彩強度をChrom−A−Meterを利用して測定した。ウシの歯を水(対照物)中に、または1)0.05%のトリポリ燐酸ナトリウム/0.1%のステアリン酸ナトリウム;2)0.1%のトリポリ燐酸ナトリウム/0.05%のステアリン酸ナトリウム;3)0.1%のトリポリ燐酸ナトリウム/0.075%のステアリン酸ナトリウム;および4)0.1%のトリポリ燐酸ナトリウム/0.1%の過酸化カルバミドから選択される試験溶液中に懸垂した。水での処理によって、歯の組成の差異およびバッチ毎の汚れの厚さの変異を考慮に入れるための対照物を用意した。
円板を10分の継続期間にわたって2回処理し、そしてそれぞれの処理期間の後にChrom−A−Meterによって特性を把握した。色彩の変化は水だけで処理したものに対するΔE値によって表される。次に汚れの減少の百分率をΔE値から算出した。結果を図3に示す。
結果
図3に示すように、本発明の汚れ除去剤の特定の組み合わせをそれぞれ含有する試験溶液は、水だけでの処理と比較して顕著な汚れ除去効果を示した。
実施例6
圧搾したミント錠剤組成物
Figure 2009024009
表3において明らかになる圧搾したミント錠剤組成物を技術上既知の慣用の方法によって製造した。甘味剤を細かい篩にかけそして一緒にした。他の構成物および汚れ除去剤を一緒にしそして甘味剤を徐々に添加した。得られる混合物を、所望のメッシュ寸法(例えば12メッシュ)の篩に通過させることにより顆粒化し、次いで典型的に55〜65℃で乾燥した。次に、得られる混合物を大きな寸法のパンチを具備した錠剤化機内に供給し、そして得られるペレットを顆粒へと砕き次に圧搾した。
実施例7
圧搾されたミントを用いた臨床研究
処置しない対照物を上まわる、実施例6のミント組成物の汚れ除去活性を確認するために臨床研究を実施した。150人の患者を50人の3つの群に分けた。2つの群の患者はそれぞれ実施例6のミント組成物1および実施例6のミント組成物2の1つから選択される試験組成物を受容した。第3の群は何の処置も受けなかった。試験組成物を経口投与しそして1日4回8週間にわたって患者の口中で溶解させた。第4週および第8週に修正されたLobene指数をベースラインで用い歯の汚れについて患者を評価した。
Lobene指数は、歯の汚れを測定するために歯の手入れの専門家によって使用される視覚的な尺度である。患者の歯を2つの領域、歯本体の周辺および歯齦の周辺に分けた。それぞれの患者について全体的な歯の評価点を決定するために、領域を汚れの強度(つまり黒さ)および汚れの範囲(つまり面積)の双方について0から3までの尺度で評価した。全体的な歯の評価点を比較し、そしてこれから汚れの減少に関する対比較のp値を導き、汚れの水準を経時的に測定した。研究の結果を表4に示す。
Figure 2009024009
結果
ミント組成物1または2を投与された患者は、対照群によって示された汚れの減少と比較して歯の外在的な汚れが著しく少ないことが分かった。ミント組成物1または2によって示される、無処理と比べた汚れの減少はp≦0.05に対応する水準で統計的に有意であることが結論された。ミント組成物1の群とミント組成物2の群との間では、汚れの減少に顕著な差異はなかった。
汚れたヒドロキシアパタイトの円板を試験溶液に浸漬することから得られる汚れ減少百分率を示す本発明に従うグラフである。 チューイングガム中に含められた汚れ除去剤の異なる組み合わせを利用する模擬的な噛み試験から得られる汚れ減少百分率を示す本発明に従うグラフである。 試験溶液中で20分処理した後で汚れたウシの歯から得られる汚れ減少百分率を示す本発明に従うグラフである。

Claims (40)

  1. ガムベースと、過酸化物化合物、ポリ燐酸塩および陰イオン界面活性剤から選択される少なくとも2つの活性成分を汚れを除去するのに有効な量含有する、歯の表面から汚れを除去するチューイングガム組成物。
  2. 過酸化物化合物が、過酸化カルバミド、過酸化水素、過酸化カルシウム、過酸化ナトリウム、過酸化ストロンチウム、過酸化亜鉛、過酸化マグネシウムおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項1に記載の組成物。
  3. ポリ燐酸塩がトリポリ燐酸塩、テトラポリ燐酸塩、ピロ燐酸塩、ヘキサメタ燐酸塩およびこれらの混合物からなる群から選択される請求項1に記載の組成物。
  4. ポリ燐酸塩が水溶性アルカリ金属ポリ燐酸塩からなる群から選択される請求項3に記載の組成物。
  5. ポリ燐酸塩がトリポリ燐酸ナトリウム、トリポリ燐酸カリウム、トリポリ燐酸ナトリウムカリウム、ヘキサメタ燐酸ナトリウム、ピロ燐酸テトラナトリウム、酸性ピロ燐酸ナトリウムおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項4に記載の組成物。
  6. ポリ燐酸塩が組成物の全重量に基づき0.01〜5重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項1に記載の組成物。
  7. ポリ燐酸塩が組成物の全重量に基づき0.1〜3重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項6に記載の組成物。
  8. ポリ燐酸塩が組成物の全重量に基づき1.0〜3重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項7に記載の組成物。
  9. 陰イオン界面活性剤がステアリン酸およびパルミチン酸のナトリウム塩およびカリウム塩、ならびにこれらのメチルエステルおよびエチルエステル、オレイン酸ナトリウム、カリウムグロメート、ジオクチルナトリウムスルフォスクシネート、ナトリウムラウリルサルフェート、ナトリウムステアリルラクチレート、ならびにこれらの混合物からなる群から選択される請求項1に記載の組成物。
  10. 陰イオン界面活性剤がステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、パルミチン酸ナトリウム、パルミチン酸カリウム、オレイン酸ナトリウム、およびこれらの混合物からなる群から選択される請求項1に記載の組成物。
  11. 陰イオン界面活性剤がステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ならびにこれらの混合物からなる群から選択される請求項1に記載の組成物。
  12. 陰イオン界面活性剤が組成物の全重量に基づき0.1〜2.0重量%の量で存在する、請求項1に記載の組成物。
  13. 陰イオン界面活性剤の量が、組成物の全重量に基づき0.4〜1.2重量%の量である請求項12に記載の組成物。
  14. 過酸化物化合物が、組成物の全重量に基づき0.01〜10重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項1に記載の組成物。
  15. 過酸化物化合物が、組成物の全重量に基づき0.1〜5重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項14に記載の組成物。
  16. 過酸化物化合物が、組成物の全重量に基づき0.2〜3重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項15に記載の組成物。
  17. 過酸化物化合物が、組成物の全重量に基づき0.01〜10重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在し;そして
    ポリ燐酸塩が、組成物の全重量に基づき0.01〜5重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項1に記載の組成物。
  18. 過酸化物化合物が、組成物の全重量に基づき0.01〜10重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在し;そして
    陰イオン界面活性剤が、組成物の全重量に基づき0.1〜2.0重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項1に記載の組成物。
  19. ポリ燐酸塩が、組成物の全重量に基づき0.01〜5重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在し;そして
    陰イオン界面活性剤が、組成物の全重量に基づき0.1〜2.0重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項1に記載の組成物。
  20. ヒトを含む温血動物の口腔にその歯の表面と接触させるために、汚れを除去するのに有効な量の請求項1に記載のチューイングガム組成物を投与することからなる、歯の表面から汚れを除去する方法。
  21. 過酸化物化合物、ポリ燐酸塩および陰イオン界面活性剤から選択される少なくとも2つの活性成分を汚れを除去するのに有効な量含有する、歯の表面から汚れを除去する糖菓組成物。
  22. 陰イオン界面活性剤が組成物の全重量に基づき0.1〜20重量%の量で存在する請求項21に記載の組成物。
  23. 陰イオン界面活性剤の量が、組成物の全重量に基づき3〜15重量%の量である請求項22に記載の組成物。
  24. 過酸化物化合物が、組成物の全重量に基づき0.01〜10重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在し;そして
    ポリ燐酸塩物が、組成物の全重量に基づき0.01〜5重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項21に記載の組成物。
  25. ポリ燐酸塩が、組成物の全重量に基づき0.01〜5重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在し;そして
    陰イオン界面活性剤が、組成物の全重量に基づき0.1〜20.0重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項21に記載の組成物。
  26. 過酸化物化合物が、組成物の全重量に基づき0.01〜10重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在し;そして
    陰イオン界面活性剤が、組成物の全重量に基づき0.1〜20.0重量%の汚れを除去するのに有効な量で存在する請求項21に記載の組成物。
  27. 組成物中に過酸化物化合物をカプセル封入するためのカプセル封入物質をさらに含有する請求項1に記載の組成物。
  28. 組成物中に過酸化物化合物をカプセル封入するためのカプセル封入物質をさらに含有する請求項21に記載の組成物。
  29. カプセル封入物質が天然のガム、合成ガム、可食油、ポリマー、オレフィンコポリマー、樹脂、ロウ、鉱油、およびこれらの混合物からなる群から選択される請求項27に記載の組成物。
  30. カプセル封入物質が天然のガム、合成ガム、可食油、ポリマー、オレフィンコポリマー、樹脂、ロウ、鉱油、およびこれらの混合物からなる群から選択される請求項28に記載の組成物。
  31. 活性成分が、組成物の製造に際して最後的な段階の1つとして添加される請求項1または21の組成物。
  32. 活性成分が、ガムベースと物質的に結合していない請求項1の組成物。
  33. 活性成分が、菓子組成物に含まれる成分と物質的に結合していない請求項21の組成物。
  34. ヒトを含む温血動物の口腔にその歯の表面と接触させるために、汚れを除去するのに有効な量の請求項21に記載の糖菓組成物を投与することからなる、歯の表面から汚れを除去する方法。
  35. 歯の表面から汚れを除去するチューイングガム組成物を調製する方法であって、当該チューイングガム組成物は、ガムベースと、過酸化物化合物、ポリ燐酸塩および陰イオン界面活性剤から選択される少なくとも2つの活性成分とを汚れを除去するのに有効な量含有しており、当該方法は、活性成分が物質的にガムベースに結合しないようにチューインガム組成物を調合することを含む、チューイングガム組成物の調製方法。
  36. 歯の表面から汚れを除去する糖菓組成物を調製する方法であって、当該糖菓組成物は、過酸化物化合物、ポリ燐酸塩および陰イオン界面活性剤から選択される少なくとも2つの活性成分を汚れを除去するのに有効な量含有しており、当該方法は、活性成分が物質的に菓子組成物に含まれる成分に結合しないように菓子組成物を調合することを含む、チューイングガム組成物の調製方法。
  37. 活性成分が、組成物の製造に際して最後の段階として添加される請求項35又は36に記載の方法。
  38. (a)ガムベースを加熱して融解させること、
    (b)融解したガムベースと充填剤を混合釜に入れること、
    (c)均一な混合物を得るように混合しながら糖アルコール、グリセリン、香料、強力甘味剤および過酸化物化合物、ポリ燐酸塩および陰イオン界面活性剤から選択される少なくとも2つの汚れを除去するための活性成分を混合釜に添加すること、ただし活性成分は最後に添加される、
    (d)混合物を混合釜から排出すること、および、
    (e)混合物にローラーにかけ、所望の小片寸法に切れ目を入れること、
    を含む、歯の表面から汚れを除去するチューイングガム組成物を調製する方法。
  39. 過酸化物化合物が過酸化カルバミドであり、ポリ燐酸塩がトリポリ燐酸ナトリウムであり、陰イオン界面活性剤がステアリン酸ナトリウムである請求項1または21の組成物。
  40. 過酸化物化合物が過酸化カルバミドであり、ポリ燐酸塩がトリポリ燐酸ナトリウムであり、陰イオン界面活性剤がステアリン酸ナトリウムである請求項35〜38のいずれか1項に記載の方法。
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