JP2009023630A - 車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造および組付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ルーフサッシュモールの後端部とピラーガーニッシュとの突合せ部の組付け誤差による隙間の開きを無くし、外観品質の向上を図ることのできる車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造および方法を提供する。
【解決手段】ピラーガーニッシュ8の上端部に嵌合孔16を形成する。ルーフサッシュモール7の後端部に、嵌合孔16に嵌入されるボス部12を設ける。ピラーサッシュ部6の係止孔15に係合可能な係止フック17をピラーガーニッシュ8に形成する。係止フック17を係止孔15に上方変位可能に係合させ、ピラーガーニッシュ8をピラーサッシュ部6に仮固定する。この状態でボス部12を嵌合孔16に嵌入して、ピラーサッシュ部6とルーフサッシュモール7を位置決めする。この後にボス部12をピラーサッシュ部6に固定する。
【選択図】図6

Description

この発明は、車両用ドアのサッシュ部の車外側面に装着される車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造と組付方法に関するものである。
サッシュを有する一般的な車両用ドアにおいては、ドア上部側で車体ルーフ形状に倣って延在するルーフサッシュ部の後端に、ドア後端部側で上下方向に延在するピラーサッシュ部が連結されている。
このような車両用ドアにおいて、ルーフサッシュ部の外側面とピラーサッシュ部の外側面に、夫々ルーフサッシュモールとピラーガーニッシュが取り付けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−254984号公報
しかし、この車両用ドアで採用するドアサッシュガーニッシュの組付部構造は、ルーフサッシュモールとピラーガーニッシュが夫々ルーフサッシュ部とピラーサッシュ部に個別に位置決め固定されるため、ルーフサッシュモールの後部下端とピラーガーニッシュの上部の突合せ部の間に組付け誤差による隙間のばらつきが生じ易く、見栄えの低下を来たすことが懸念される。
そこで、この発明は、ルーフサッシュモールの後端部とピラーガーニッシュとの突合せ部の組付け誤差による隙間の開きを無くし、外観品質の向上を図ることのできる車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造および組付方法を提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、ドア上部側でルーフ形状に倣って延在するルーフサッシュ部(例えば、後述の実施形態におけるルーフサッシュ部5)に装着されるドアサッシュのルーフサッシュモール(例えば、後述の実施形態におけるルーフッシュモール7)と、上下方向に延在するドアサッシュのピラーサッシュ部(例えば、後述の実施形態におけるピラーサッシュ部6)に装着されるピラーガーニッシュ(例えば、後述の実施形態におけるピラーガーニッシュ8)と、から成り、前記ルーフサッシュモールの下端部に前記ピラーガーニッシュの上部が突き合わせられる車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造であって、前記ルーフサッシュモールとピラーガーニッシュの間に、前記ルーフサッシュモールに対するピラーガーニッシュの下方変位を規制する変位規制部(例えば、後述の実施形態におけるボス部12および嵌合孔16)が設けられ、前記ピラーガーニッシュが前記ピラーサッシュ部に上方変位可能に係止されるとともに、前記変位規制部によって前記ピラーガーニッシュの下方への相対変位を規制した前記ルーフサッシュモールがドアサッシュに固定されることを特徴とする。
これにより、ピラーガーニッシュの上端部が変位規制部によってルーフサッシュモールの後端部に対して下方変位を規制され、その状態でルーフサッシュモールがドアサッシュに固定されると、ピラーガーニッシュはピラーサッシュ部に対して下方に位置規制されつつ、ルーフサッシュモールを基準に組み付けられることになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造において、前記ピラーサッシュ部とピラーガーニッシュの間には、前記ピラーガーニッシュをピラーサッシュ部に上方側に変位可能に係止する仮固定部(例えば、後述の実施形態における係止フック17および係止孔15、係止ブロック22および係止孔21)が設けられていることを特徴とする。
これにより、ピラーガーニッシュを仮固定部によってピラーサッシュ部に仮固定すると、ピラーガーニッシュはその状態において上方側への変位を許容されることになる。このため、ピラーガーニッシュをピラーサッシュ部に予め仮固定した状態において、ピラーガーニッシュを上方側に引き上げてピラーガーニッシュとルーフサッシュモールを位置決めすることが可能になる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造において、前記ルーフサッシュモールには、前記ドアサッシュに固定するための剛性部材から成るモール固定部(例えば、後述の実施形態におけるボス部12)が設けられ、このモール固定部と前記ピラーガーニッシュの間に前記変位規制部が設けられていることを特徴とする。
これにより、ドアサッシュに剛的に固定されるモール固定部を基準にピラーガーニッシュが位置決めされるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造において、前記変位規制部は、前記ピラーガーニッシュの上端部に設けられた嵌合孔(例えば、後述の実施形態における嵌合孔16)と、この嵌合孔に嵌合される前記モール固定部とから成り、前記嵌合孔の周囲には、前記モール固定部の嵌合を案内するテーパ部(例えば、後述の実施形態におけるテーパ面16a)が設けられていることを特徴とする。
これにより、ピラーガーニッシュの上端部の嵌合孔に、ルーフサッシュモール側のモール固定部を嵌合することによって、ルーフサッシュモールとピラーガーニュシュが位置決めされることになるが、このとき、モール固定部はテーパ部に案内されて容易に嵌合孔に嵌合されるようになる。
請求項5に記載の発明は、ドア上部側でルーフ形状に倣って延在するドアサッシュのルーフサッシュ部に装着されるルーフサッシュモールと、上下方向に延在するドアサッシュのピラーサッシュ部に装着されるピラーガーニッシュと、から成り、前記ルーフサッシュモールの下端部に前記ピラーガーニッシュの上部が突き合わせられる車両のドアサッシュガーニッシュの組付方法であって、前記ピラーガーニッシュを前記ピラーサッシュ部に上方変位可能に仮固定するとともに、前記サッシュモールを前記ルーフサッシュ部に係合した後に、前記ピラーガーニッシュの上端部をサッシュモールの下端部に対して下方への変位を規制し、このピラーガーニッシュとサッシュモールの変位規制部を前記ドアサッシュに固定することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ピラーガーニッシュの上端部を変位規制部によってルーフサッシュモールの後端部に位置決めし、その状態でルーフサッシュモールをドアサッシュに固定することで、ピラーガーニッシュを、ルーフサシュモールを基準にしてドアサッシュに組付けることができるため、ルーフサッシュモールとピラーガーニッシュの突合せ部の組付け誤差を確実に抑制し、車両用ドアの外観品質を向上させることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、ピラーガーニッシュをピラーサッシュ部に仮固定部によって予め係止させておき、その状態においてピラーガーニッシュとルーフサッシュモールの位置決めを行うことができるため、組付け作業の容易化を図ることが可能である。
請求項3に記載の発明によれば、ルーフサッシュ部に固定される剛性の高いモール固定部を用いて、ルーフサッシュモールとピラーガーニッシュを位置決めするため、ルーフサッシュモールとピラーガーニッシュを強固にかつ正確に位置決めすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ルーフサッシュモール側のモール固定部を、テーパ部で案内された状態でピラーガーニッシュ側の嵌合孔に容易に嵌合することができるため、ルーフサッシュモールとピラーガーニッシュの位置決めを容易に、かつ正確に行うことが可能である。
請求項5に記載の発明によれば、ピラーガーニッシュをピラーサッシュ部に仮固定し、その状態でピラーガーニッシュを上方に引き上げてサッシュモールとピラーガーニッシュを位置決めしつつ、両者の位置決め部をドアサッシュに固定するため、ピラーガーニッシュを、ルーフサッシュモールを基準にしてドアサッシュに容易に組付けることができる。したがって、この発明によれば、車両用ドアの外観品質の向上と組付作業性の向上を図ることができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、特別に断らない限り、「上」「下」と「前」「後」は、車両に対しての「上」「下」と「前」「後」を意味するものとする。
図1はこの発明にかかるドアサッシュガーニッシュ1の組付部構造を採用した車両を示すものであり、ドアサッシュガーニッシュ1は、フロントドア2のドアサッシュの車外側面に取り付けられている。フロントドア2のドアサッシュは、ドア上部側でフロントピラー3からルーフ4にかけての側面形状に倣って延在するルーフサッシュ部5と、ドア後端部側のセンターピラー位置において上下方向に沿って延在するピラーサッシュ部6とから構成されており、ドアサッシュガーニッシュ1は、ルーフサッシュ部5の車外側面に装着されるルーフサッシュモール7と、ピラーサッシュ部6の車外側面に装着されるピラーガーニッシュ8とから構成されている。
図2は、ドアサッシュガーニッシュ1のうちのルーフサッシュモール7の後端部付近を示す背面図であり、図3は、ドアサッシュガーニッシュ1のうちのピラーガーニッシュ8の背面図である。
ルーフサッシュモール7は、図4の断面図に示すように、金属、若しくは、樹脂によって基本断面が略コ字状に形成され、上下の爪部7a,7aでルーフサッシュ部5の車外側壁5aに係止されるとともに、裏面中央部が両面テープ9で車外側壁5aに接着されている。また、ルーフサッシュモール7の後端部には、図5の拡大図に示すように、硬質樹脂製のエンドキャップ10が取り付けられている。エンドキャップ10は、ルーフサッシュモール7の上下の爪7a,7a間に嵌合される略矩形状の延出部11が設けられ、その延出部11のルーフサッシュモール7と逆側の面(ルーフサッシュ部5の車外側面に対峙する側の面)には、図6の断面図にも示すように、略円筒状のボス部12(モール固定部)が突設されている。このボス部12の先端部にはビス固定用のねじ穴12aが形成されている。なお、図中13は、延出部11のボス12の周囲に取り付けられて、ピラーガーニッシュ8の後述する上部延出片14に密接するシール部材である。
一方、ピラーガーニッシュ8は、図3に示すように、上方側に向かって緩やかに幅が狭まる長尺な板状に形成され、その上端部には、図6に示すように、ガーニッシュ本体8aの車外面に対して段差状に下がった位置から上方に延出する前述した上部延出片14が設けられている。ガーニッシュ本体8aと上部延出片14の間の段差部8bは、ルーフサッシュモール7の後端部下面が突き合せられる突合せ部とされている。なお、図6中6a,6bは、ピラーサッシュ部6のアウタパネルとインナパネルであり、アウタパネル6aの上端部には、係止孔15が形成されている。
上部延出片14には、図6に示すように、ルーフサッシュモール7側のエンドキャップ10のボス部12が嵌入される嵌合孔16が形成されるとともに、その嵌合孔16の下縁に、ピラーサッシュ部6側においてL字状に下方に屈曲する係止フック17が延設されている。係止フック17は、ピラーサッシュ部6側の係止孔15に挿入され、組付時にピラーガーニッシュ8を仮固定し得るようになっている。この実施形態においては、係止フック17と係止孔15が仮固定部を構成している。そして、嵌合孔16の内周面は係止フック17の延設されている側に向かって内径が次第に窄まるテーパ面16a(テーパ部)とされ、そのテーパ面16aによって嵌合孔16に対するボス部12の挿入を案内し得るようになっている。また、ボス部12の先端部は、係止孔15に嵌入された状態においてインナパネル6bにビス18によって固定されるようになっている。
また、ピラーガーニッシュ8のガーニッシュ本体8aは、図7,図8の断面図に示すように、前縁部側と後縁部側の各裏面がシール部材19を介してグラスランチャンネル20とピラーサッシュ部6のアウタパネル6aに密接するようになっている。そして、ガーニッシュ本体8aの裏面の上下2ヶ所には、図9の拡大図に示すように、ピラーサッシュ部6に形成された略T字状の係止孔21に挿入されて係止される係止ブロック22が突設されている。係止ブロック22は、係止孔21の上部側の幅広部21aよりも一回り小さいブロック頭部22aと、ブロック頭部22aの両縁の上部位置とガーニッシュ本体8aを連結する一対のブロック脚部22b,22bを備えている。ブロック頭部22aは、係止孔21の幅広部21aを通して係止孔21内に挿入され、そのまま係止孔21の下部側の幅狭部21b方向に変位させ得るようになっている。ただし、ブロック頭部22aの上部側の両縁には、ブロック脚部22b,22bが配置されているため、図10の断面図に示すように、ブロック脚部22b,22bが係止孔21の孔縁に当接することによって係止ブロック22の下方変位が規制される。これにより、ピラーガーニッシュ8は下方変位を規制される。なお、この実施形態の場合、係止ブロック22と係止孔21は、前記の係止フック17と係止孔15と同様に、組付時にピラーガーニッシュ8をピラーサッシュ部6に仮止めする仮固定部を構成している。
また、ドアサッシュに取り付けられたピラーガーニッシュ8の下端は、図11の断面図に示すように、ドア本体部23の上端部に配置されるドアモール24によって隠されるようになっている。なお、同図中25は、ドア本体部23に昇降自在に設けられるドアガラスである。
以上の構成において、ドアサッシュにルーフサッシュモール7とピラーガーニッシュ8を組付ける場合には、最初に、ピラーガーニッシュ8の上部延出片14の係止フック17をピラーサッシュ部6の係止孔15に挿入するとともに、ガーニッシュ本体8aの係止ブロック22をピラーサッシュ部6の係止孔21に挿入する。こうして係止フック17と係止ブロック22をピラーサッシュ部6側の係止孔15,21に挿入すると、ピラーガーニッシュ8が組み付け時に下方に下がることがあるが、この下方変位は係止フック17や係止ブロック22が対応する係止孔15,21に当接することによって規制される。
次に、ルーフサッシュモール7の後端部を除く領域をルーフサッシュ部5に組付け固定し、後端部は車外側に若干持ち上げた状態において、ピラーガーニッシュ8の上部延出片14を上方に引き上げ、上部延出片14の嵌合孔16にエンドキャップ10のボス部12を嵌合する。このとき、ボス部12は嵌合孔16のテーパ面16aに案内されて嵌合されるため、組付けを行う作業者はボス部12を嵌合孔16方向に押し込むだけで、正確に、かつ容易に嵌合孔12に対する嵌合を行うことができる。
こうしてボス部12が嵌合されると、ルーフサッシュモール7の後端部にピラーガーニッシュ8の上端部が正確に位置決めされ、ピラーガーニッシュ8の上部の段差部8bとルーフサッシュモール7の間の隙間が大きくなることが防止される。また、このときボス部12の先端部は、ピラーサッシュ部6の係止孔15内に挿入されることになるが、この後には、この状態のままピラーサッシュ部6のインナパネル6bとボス部12をビス18によって結合する。これにより、ルーフサッシュモール7の後端部がルーフサッシュ部5に固定されると同時に、ピラーガーニッシュ8の上端部も同時にルーフサッシュ部5に固定される。
ピラーガーニッシュ8は、必要に応じて、この後にクリップやビス止めによってピラーサッシュ部6に固定するようにしても良い。
このドアサッシュガーニッシュ1の組付部構造においては、係止フック17と係止ブロック22を上方変位可能にして対応する係止孔15,21に係合し、ピラーガーニッシュ8の上端の嵌合孔16にルーフサッシュモール7の後端部のボス部12を嵌合することによって、ルーフサッシュモール7の後端部とピラーガーニッシュ8の上端部を正確に位置決めするようにしているため、段差部8bとルーフサッシュモール7の間の隙間を常に小さく保つことができる。したがって、この組付部構造を採用した場合には、車両用ドアの外観品質を向上させることができる。なお、この組付部構造においては、ルーフサッシュモール7を基準にしてピラーガーニッシュ8の位置が決まるため、ピラーガーニッシュ8の下端部の高さには若干のばらつきが生じることがあるが、ピラーガーニッシュ8の下端部は、図11に示すように、ドアモール24によって車外側から隠されているため、車両の外観品質に悪影響を与えることはない。
また、この組付部構造においては、ピラーガーニッシュ8とルーフサッシュモール7の位置を正確に位置決めする前に、上方変位可能にピラーガーニッシュ8をピラーサッシュ部6に仮固定することができるため、ピラーガーニッシュ8とルーフサッシュモール7を位置決めするにあたっては、ピラーガーニッシュ8を上方に僅かに引き上げるだけで極めて容易に作業を行なうことができる。
また、この組付部構造においては、ルーフサッシュモール7の後端部に設けられる硬質樹脂製のエンドキャプ10にボス部12を突設し、そのボス部12をピラーガーニッシュ8側の嵌合孔16に嵌合することによって、ルーフサッシュモール7とピラーガーニッシュ8を位置決めするようにしているため、両者の位置決めを強固に、かつ正確に行うことができるという利点がある。
さらに、この実施形態の組付部構造の場合、ピラーガーニッシュ8側の嵌合孔16にテーパ面16aを形成して、ボス部12の嵌合時に、テーパ面16aによってボス部12の先端部を案内できるようになっているため、この点もルーフサッシュモール7とピラーガーニッシュ8の位置決めを容易化するうえで有利となっている。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
この発明にかかるドアサッシュガーニッシュの組付部構造を採用した車両の斜視図。 この発明の一実施形態を示すルーフサッシュモールの背面図。 同実施形態を示すピラーガーニッシュの背面図。 同実施形態を示す図2のA−A断面に対応する断面図。 同実施形態を示す図2のG部の拡大図。 同実施形態を示す図5のB−B断面に対応する断面図。 同実施形態を示す図3のC−C断面に対応する断面図。 同実施形態を示す図3のD−D断面に対応する断面図。 同実施形態を示す図3のH部の拡大図。 同実施形態を示す図3のE−E断面に対応する断面図。 同実施形態を示す図3のF−F断面に対応する断面図。
符号の説明
1…ドアサッシュガーニッシュ
5…ルーフサッシュ部
6…ピラーサッシュ部
7…ルーフサッシュモール
8…ピラーガーニッシュ
12…ボス部(モール固定部)
15…係止孔(仮固定部)
16…嵌合孔(変位規制部)
16a…テーパ面(テーパ部)
17…係止フック(仮固定部)
21…係止孔(仮固定部)
22…係止ブロック(仮固定部)

Claims (5)

  1. ドア上部側でルーフ形状に倣って延在するドアサッシュのルーフサッシュ部に装着されるルーフサッシュモールと、上下方向に延在するドアサッシュのピラーサッシュ部に装着されるピラーガーニッシュと、から成り、前記ルーフサッシュモールの下端部に前記ピラーガーニッシュの上部が突き合わせられる車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造であって、
    前記ルーフサッシュモールとピラーガーニッシュの間に、前記ルーフサッシュモールに対するピラーガーニッシュの下方変位を規制する変位規制部が設けられ、
    前記ピラーガーニッシュが前記ピラーサッシュ部に上方変位可能に係止されるとともに、
    前記変位規制部によって前記ピラーガーニッシュの下方への相対変位を規制した前記ルーフサッシュモールがドアサッシュに固定されることを特徴とする車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造。
  2. 前記ピラーサッシュ部とピラーガーニッシュの間には、前記ピラーガーニッシュをピラーサッシュ部に上方側に変位可能に係止する仮固定部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造。
  3. 前記ルーフサッシュモールには、前記ドアサッシュに固定するための剛性部材から成るモール固定部が設けられ、このモール固定部と前記ピラーガーニッシュの間に前記変位規制部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造。
  4. 前記変位規制部は、前記ピラーガーニッシュの上端部に設けられた嵌合孔と、この嵌合孔に嵌合される前記モール固定部とから成り、前記嵌合孔の周囲には、前記モール固定部の嵌合を案内するテーパ部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車両のドアサッシュガーニッシュの組付部構造。
  5. ドア上部側でルーフ形状に倣って延在するドアサッシュのルーフサッシュ部に装着されるルーフサッシュモールと、上下方向に延在するドアサッシュのピラーサッシュ部に装着されるピラーガーニッシュと、から成り、前記ルーフサッシュモールの下端部に前記ピラーガーニッシュの上部が突き合わせられる車両のドアサッシュガーニッシュの組付方法であって、
    前記ピラーガーニッシュを前記ピラーサッシュ部に上方変位可能に仮固定するとともに、前記サッシュモールを前記ルーフサッシュ部に係合した後、
    前記ピラーガーニッシュの上端部をサッシュモールの下端部に対して下方向への変位を規制し、
    このピラーガーニッシュとサッシュモールの変位規制部を前記ドアサッシュに固定することを特徴とする車両のドアサッシュガーニッシュの組付方法。
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