JP2009023224A - パンクシーリング剤送給、抜取りユニット - Google Patents

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義秀 児島
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Abstract

【課題】パッキン材を削除しながらもシール効果を高く確保する。
【解決手段】耐圧ボトル2を装着できるユニット本体3と、該ユニット本体3に形成したベンチュリー流路40の他方端である開閉口21を開閉する開閉キャップ8とを具える。前記開閉口21は、外周に開閉キャップ取付用の外ネジ部分30Aを有するキャップ取付部30の端面で開口する。前記開閉キャップ8は、前記外ネジ部分30Aに螺合する筒状胴部31の外端を底部32で閉じた断面コ字状のキャップ本体33と、前記底部32から前記開閉口21に向かって先細状に突出する同心なコーン状突起部34とからなる。前記コーン状突起部34の底部32での直径D1を、前記開閉口21の内径Doの1.1倍〜1.3倍、かつコーン状突起部34のテーパ角度θを60°〜120°とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、パンクしたタイヤへのパンクシーリング剤の装填、又はタイヤ内に装填されたパンクシール剤の抜き取りを可能とするパンクシーリング剤送給、抜取りユニットに関する。
パンクしたタイヤへのパンクシーリング剤の装填、又はタイヤ内に装填されたパンクシール剤の抜き取りを可能とする装置として、図6に示す如き構造のものが例えば特許文献1に提案されている。この装置aでは、高圧空気源bに接続される空気流路として、流路径を絞ったベンチュリー部c1を有するベンチュリー流路cを用いるとともに、前記ベンチュリー流路cと耐圧ボトルeの内部とを前記ベンチュリー部c1からのびる流路fにて導通している。そして、ベンチュリー流路cの他端c2を閉止したときには、高圧空気を、ベンチュリー部c1から流路fをへて耐圧ボトルe内に流入させうる。その結果、耐圧ボトルe内のパンクシーリング剤を、流路gをへてタイヤtに圧送できるとともに、引き続いて流れる高圧空気によってタイヤtをポンプアップし、パンクを応急的に修理しうる。
他方、応急的に修理された前記タイヤtは、適当な時期に、自動車整備工場などのタイヤ補修場所に持ち込んで、新品タイヤへの交換等が行われるが、このときには、前記ベンチュリー流路cの他端c2を開放させる。係る場合には、高圧空気は他端c2から吐出し、そのときベンチュリー部c1で生じる負圧が、耐圧ボトルe内を減圧させる。これにより、タイヤt内のパンクシーリング剤を耐圧ボトルe内に吸引して抜き取り回収することが可能となる。このように、前記提案の装置本体dでは、パンクシーリング剤の装填と抜き取り回収との双方に使用しうるため、経済的に有利であり、又ワンタッチで自在に切り替えできるなど使い勝手にも優れるという利点がある。
ここで、前記装置本体dでは、ベンチュリー流路cの他端c2を開閉するために、前記装置本体dに着脱自在に螺着される開閉キャップhを用いるとともに、該開閉キャップhの底面と前記他端c2との間にゴム状のパッキン材iを介在させている。これは、パンクシーリング剤をタイヤに装填する場合、パンクシーリング剤の一部が前記耐圧ボトルeから流路fをへてベンチュリー流路c内に入り込む傾向があるとともに、前記装置本体d内に例えば300〜400kPaの高圧力が掛かるからである。
特開2006−7660号公報
従って、もしパッキン材iを削除した場合には、シールが不充分となり、ベンチュリー流路c内に入り込んだ前記パンクシーリング剤が前記他端c2から漏れだして、周囲を汚損させるという問題が生じる。しかし前記パッキン材iの使用は、コストの上昇を招く。
そこで本発明は、前記開閉キャップの底部に、所定寸法のコーン状突起部を突設することを基本として、パッキン材を削除しながらもシール効果を高く確保でき、パンクシーリング剤の液漏れ及びそれに伴う周囲への汚損を抑制しながらコストの低減を図りうるパンクシーリング剤送給、抜取りユニットを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、パンクしたタイヤへのパンクシーリング剤の装填、又はタイヤ内に装填されたパンクシール剤の抜き取りを可能とするパンクシーリング剤送給、抜取りユニットであって、
パンクシーリング剤を収容しうる耐圧ボトルを装着できるユニット本体と、該ユニット本体に着脱自在に配される開閉キャップとを具え、
前記ユニット本体は、
一方端に高圧空気源と接続可能な空気取入れ口が配され、かつ他方端に前記開閉キャップの着脱により開放閉止可能な開閉口が配される第1の流路、
前記第1の流路とは導通口で交わりかつ前記装着された耐圧ボトルの内部に至る第2の流路、
及び該第2の流路とは前記耐圧ボトルの内部でのみ連通するとともに、前記耐圧ボトルの内部からのびかつ一端にタイヤと接続可能なタイヤ接続口が配される第3の流路を具え、
しかも、前記第1の流路は、直径を絞ったベンチュリー部の両側に、前記空気取入れ口に至る上流側の主流路部と、前記開閉口に至る下流側の主流路部とを設けたベンチュリー流路とし、かつ前記導通口を、前記ベンチュリー部に、又は前記下流側の主流路部のベンチュリー部近傍に形成するとともに、
前記開閉口は、外周に前記開閉キャップ取付用の外ネジ部分を有するキャップ取付部の端面で開口し、
かつ前記開閉キャップは、前記外ネジ部分に螺合する内ネジ部分を有する筒状胴部の外端を底部で閉じた断面コ字状のキャップ本体と、前記底部から前記開閉口に向かって先細状に突出する同心なコーン状突起部とからなり、
しかも前記コーン状突起部の底部での直径D1を、前記開閉口の内径Doの1.1倍〜1.3倍、かつコーン状突起部のテーパ角度θを60°〜120°としたことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記開閉キャップは、前記内ネジ部分の長さLを、 内ネジ部分のネジ径の1.0倍以上としたことを特徴としている。
本発明は叙上の如く、開閉キャップに、その底部からベンチュリー流路の開閉口に向かって先細状に突出するコーン状突起部を設けている。従って、開閉キャップを螺着する際、このコーン状突起部がキャップ取付部の端面に線接触するため、接触圧を大きく確保することができる。従って、パッキン材を有することなくシール効果を高めることができ、パンクシーリング剤の液漏れ及びそれに伴う周囲への汚損を抑制しながらコストの低減を達成しうる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は、本発明のパンクシーリング剤送給、抜取りユニットが、パンクの応急修理に使用されている場合を例示する断面図、図2はその主要部を拡大して示す断面図である。
図1に示すように、パンクシーリング剤送給、抜取りユニット1(以下にユニット1という)は、パンクシーリング剤Jを収容しうる耐圧ボトル2を装着できるユニット本体3と、該ユニット本体3に着脱自在に配される開閉キャップ8とを具える。
前記耐圧ボトル2は、好ましくは800kPa以上の耐圧を有するボトル状の耐圧容器であって、パンクの応急修理の場合、その内部にはパンクシーリング剤Jが充填されている。又前記耐圧ボトル2の首部2Aの先端には、シーリング剤取出し用の取出し口2A1が開口している。
次に、前記ユニット本体3は、図2に示すように、例えば円柱状等の胴部12と、この胴部12に一体形成されかつ耐圧ボトル2の前記首部2Aを挿入して固定する取付け凹部13とを具える。本例では、前記胴部12は、一端側(図2では上端側)を大径とした段付き柱状をなし、大径側の端面(図2では上端面)に、前記取付け凹部13を凹設している。この取付け凹部13は、その内壁面に、前記耐圧ボトル2の前記首部2Aを螺着する内ネジを具える。又前記取付け凹部13の底面と前記首部2Aとの間には、パッキン材14が介在し、前記取出し口2A1を気密に閉止している。
又前記取付け凹部13には、本例では、その底面から立ち上がり前記耐圧ボトル2の首部2A内に至る例えば円柱状のボス部15が突出するとともに、このボス部15の外周面には、保管時等において、耐圧ボトル2内のパンクシーリング剤Jが流出するのを防止する中蓋6(一点鎖線で示す)を弾性的に嵌着している。
又前記胴部12には、
・一方端に高圧空気源5と接続可能な空気取入れ口20が配され、かつ他方端に前記開閉キャップ8の着脱により開放閉止可能な開閉口21が配される第1の流路17、
・この第1の流路17とは導通口16で交わりかつ前記装着された耐圧ボトル2の内部に至る第2の流路18、及び
・この第2の流路18とは前記耐圧ボトル2の内部でのみ連通するとともに、前記耐圧ボトル2の内部からのびかつ一端にタイヤTに接続可能なタイヤ接続口27が配される第3の流路19が形成される。
そして前記第1の流路17は、図3に拡大して示すように、直径(流路径)を絞ったベンチュリー部41の両側に、前記空気取入れ口20に至る上流側の主流路部42と、前記開閉口21に至る下流側の主流路部43とを設けた直線状のベンチュリー流路40として形成される。
前記空気取入れ口20は、本例では、前記高圧空気源5からのびる高圧空気供給用のホース4Bの一端が接続されるニップル状のホース接続部26の接続口として形成されるが、前記ホース4Bを介することなく、高圧空気源5を直接連結する連結部であっても良い。又前記開閉口21は、外周に前記開閉キャップ取付用の外ネジ部分30Aを形成したキャップ取付部30の端面にて開口している。そしてこのキャップ取付部30には、前記開閉キャップ8が着脱自在に螺着され、その着脱により前記開閉口21の開放、閉止を自在に切り替えしうる。
前記開閉キャップ8は、図4(A)、(B)に拡大して示すように、前記外ネジ部分30Aに螺合する内ネジ部分31Aを内周に設けた筒状胴部31の外端を底部32で閉じた断面コ字状のキャップ本体33と、前記底部32から前記開閉口21に向かって先細状に突出する同心なコーン状突起部34とから形成される。又前記コーン状突起部34は、前記底部32での直径D1が前記開閉口21の内径Doの1.1倍〜1.3倍の範囲であって、又コーン状突起部34のテーパ角度θは60°〜120°、即ち90°±30°の範囲に設定されている。
このような開閉キャップ8は、図4(B)に示すように、螺着時、コーン状突起部34の表面と、開閉口21の周囲縁とが線接触状態jにて接触するなど、接触面積を減じて接触圧を大幅に高めることができる。従って、従来的なパッキン材を有することなく高いシール効果を発揮でき、前記開閉口21からのパンクシーリング剤Jの液漏れ、及び高圧空気漏れなどを防止できる。
このとき前記テーパ角度θが60°を下回る、或いは120°を上回ると、接触面積が増加傾向となって接触圧の減少を招く。又前記直径D1が前記内径Doの1.1倍を下回る場合、開閉キャップ8を強く締めると、前記開閉口21の周囲縁が潰れて、キャップ取付部30の端面と開閉キャップ8の底部32とが面接触してしまい、同様に高い接触圧が得られなくなる。又前記直径D1が前記内径Doの1.3倍を上回る場合、開閉キャップ8が不必要に大きくなり過ぎ、又コストの上昇を招くという不都合が生じる。
又開閉キャップ8の締め付け力を充分に確保するために、前記内ネジ部分31Aの長さLは、内ネジ部分31Aのネジ径D2の1.0倍以上、さらには1.3倍以上とするのが好ましい。なお前記長さLの上限は特に規制されないが、前記ネジ径D2の2.0倍以下、さらには1.7倍以下が好ましい。
又前記ベンチュリー流路40では、前記図3の如く、前記ベンチュリー部41と、下流側の主流路部43とは、流路長さ方向と直角な段差面44を介して段差状に連なっている。本例では、前記主流路部42と主流路部43とは互いに同径をなし、かつ前記ベンチュリー部41と主流路部42、43とも、段差面44を介して段差状に連なる場合を例示している。なお主流路部42と主流路部43とは直径が相違しても良く、又上流側の主流路部42とベンチュリー部41とは、テーパ状の斜面によって滑らかに連結させることもできる。
又このベンチュリー流路40と第2の流路18とが交わる前記導通口16は、前記ベンチュリー部41に形成することができるが、本例では、前記下流側の主流路部43のベンチュリー部41近傍に形成した場合を例示している。具体的には、前記導通口16は、本例では、前記ベンチュリー部41から小距離Lを隔てた近傍位置に形成される。この小距離Lは、前記ベンチュリー部41の下流側端から導通口16の中心までの距離であって、前記小距離Lを3.0mm以下に設定するのが好ましい。これは、ベンチュリー流路40において開閉口21が開放している場合、高圧空気源5からの高圧空気は、ベンチュリー部41を高速で通過する。そしてこの高速の空気は、通過直後に前記主流路部43内で急激に広がり、そのときベンチュリー部41の近傍位置に空気の渦を発生させる。そしてこの渦により、前記近傍位置に負圧を生じさせることができるのであって、前記小距離Lを3.0mm以下とすることにより、前記導通口16に大きな負圧を作用させることができる。
次に、前記第2の流路18は、前記図2の如く、前記導通口16から胴部12を通って上方にのび、その上端の空気流入口24は、前記ボス部15の上端で開口している。なお前記空気流入口24は、本例では、前記ボス部15の中心軸を囲む環状に形成されている。そしてこの第2の流路18は、本例では、前記導通口16から拡径しながらのびるテーパ孔部18Aと、前記空気流入口24に連なる環状孔部18Cと、これらを継ぐストレート孔18Bとから構成される。
次に、前記第3の流路19は、前記ボス部15の上端で開口するシーリング剤流出口25から下方にのび、その下端のタイヤ接続口27は、本例では、タイヤTからのびるホース4Aの一端が接続されるニップル状のホース接続部28の接続口として形成される。なお本例では、前記シーリング剤流出口25が、前記ボス部15の中心軸に沿って立ち上がる筒部15A先端の中心口として形成されるものを例示している。
そして前記空気流入口24とシーリング剤流出口25とが、それぞれ耐圧ボトル2内で開口することにより、前記第2、第3の流路18、19は耐圧ボトル2の内部でのみ互いに連通できる。
このように構成したユニット1は、前記図1、2に示す如く、予め前記耐圧ボトル2を取り付けた組立体の状態にて車載保管される。このとき、耐圧ボトル2内のパンクシーリング剤Jが洩れ出さないように、前記ボス部15には、前記空気流入口24とシーリング剤流出口25とを気密に閉じる中蓋6が嵌着される。なお、前記ユニット本体3、中蓋6及び開閉キャップ8は、例えばポリエチレン、ポリプロピレンなどの成形容易な合成樹脂材から形成される。
又パンク修理の際には、修理現場において、前記組立て状態のユニット1に配管を施し、該ユニット1に、高圧空気源5とタイヤTとを接続するとともに、高圧空気源5を作動させる。これにより高圧空気を第1、第2の流路17、18をへて中蓋6内に流入せしめ、その内部圧力の上昇によって前記中蓋6を前記ボス部15から自動的に取り外す。又中蓋6が取り外された後は、空気流入口24からの高圧空気が耐圧ボトル2内に流入し、内部のパンクシーリング剤Jを第3の流路19をへてタイヤTに圧送させるとともに、その後、引き続いて流れる高圧空気によってタイヤTをポンプアップさせる。
次に、自動車整備工場などのタイヤ補修場所においてタイヤT内のパンクシーリング剤Jを抜き取る際には、図5に示すように、ユニット1に対し、パンク修理時と同じ配管を行うとともに、前記耐圧ボトル2を上下反転させ、かつ前記開閉キャップ8を取り外して、ベンチュリー流路40の開閉口21を開放させる。又タイヤTの空気バルブを取り除いてバルブ取付孔T1を露出させた後、このバルブ取付孔T1から前記ホース4Aの他端を挿入する。
この状態で、前記高圧空気源5を作動する。高圧空気は、空気取入れ口20からベンチュリー流路40を通って開閉口21から排気される。このとき、前述した如く、ベンチュリー部41で生じる負圧が前記耐圧ボトル2を減圧することで、前記ホース4Aの他端から、タイヤT内のパンクシーリング剤Aを吸引して耐圧ボトル2内に回収することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1の構造をなすパンクシーリング剤送給、抜取りユニットを表1の仕様で試作するとともに、各ユニットにパンクシーリング剤入りの耐圧ボルト(容量450cc)を装着し、小型のコンプレッサ(リリーフ圧力350kPa)を作動させ、タイヤ(サイズ195/65R15)にパンクシーリング剤を注入圧力350kPaにて注入するとともに、その後引き続いて高圧空気(250kPa)をタイヤ内に充填してポンプアップする注入・ポンプアップテストを行った。そしてテスト後、ベンチュリー流路の開閉口からのパンクシーリング剤の液漏れの有無を、目視検査によって評価した。各ユニットにおいて、開閉キャップ以外は同一のものを使用している。なお開閉口の内径Doは、3.0mmであった。
Figure 2009023224
テストの結果、コーン状突起部を設けた開閉キャップを用いた実施例のユニットは、パッキン材を使用することなくパンクシーリング剤の液漏れを防止でき、タイヤへのパンクシーリング剤の注入、及びポンプアップを清浄に行いうることを確認しえた。
本発明のパンクシーリング剤送給、抜取りユニットが、パンクの応急修理に使用されている状態の一例を示す断面図である。 前記ユニットを拡大して示す断面図である。 ベンチュリー流路を拡大して示す断面図である。 (A)、(B)は、開閉キャップの取り付き状態を示す断面図である。 本発明のパンクシーリング剤送給、抜取りユニットが、タイヤ内のパンクシーリング剤の抜取りに使用されている状態の一例を示す断面図である。 従来技術を説明する断面図である。
1 パンクシーリング剤送給、抜取りユニット
2 耐圧ボトル
3 ユニット本体
5 高圧空気源
8 開閉キャップ
16 導通口
17 第1の流路
18 第2の流路
19 第3の流路
21 開閉口
24 空気取入れ口
27 タイヤ接続口
30 キャップ取付部
30A 外ネジ部分
31 筒状胴部
31A 内ネジ部分
32 底部
33 キャップ本体
34 コーン状突起部
41 ベンチュリー部
42 上流側の主流路部
43 下流側の主流路部
40 ベンチュリー流路
J パンクシーリング剤

Claims (2)

  1. パンクしたタイヤへのパンクシーリング剤の装填、又はタイヤ内に装填されたパンクシール剤の抜き取りを可能とするパンクシーリング剤送給、抜取りユニットであって、
    パンクシーリング剤を収容しうる耐圧ボトルを装着できるユニット本体と、該ユニット本体に着脱自在に配される開閉キャップとを具え、
    前記ユニット本体は、
    一方端に高圧空気源と接続可能な空気取入れ口が配され、かつ他方端に前記開閉キャップの着脱により開放閉止可能な開閉口が配される第1の流路、
    前記第1の流路とは導通口で交わりかつ前記装着された耐圧ボトルの内部に至る第2の流路、
    及び該第2の流路とは前記耐圧ボトルの内部でのみ連通するとともに、前記耐圧ボトルの内部からのびかつ一端にタイヤと接続可能なタイヤ接続口が配される第3の流路を具え、
    しかも、前記第1の流路は、直径を絞ったベンチュリー部の両側に、前記空気取入れ口に至る上流側の主流路部と、前記開閉口に至る下流側の主流路部とを設けたベンチュリー流路とし、かつ前記導通口を、前記ベンチュリー部に、又は前記下流側の主流路部のベンチュリー部近傍に形成するとともに、
    前記開閉口は、外周に前記開閉キャップ取付用の外ネジ部分を有するキャップ取付部の端面で開口し、
    かつ前記開閉キャップは、前記外ネジ部分に螺合する内ネジ部分を有する筒状胴部の外端を底部で閉じた断面コ字状のキャップ本体と、前記底部から前記開閉口に向かって先細状に突出する同心なコーン状突起部とからなり、
    しかも前記コーン状突起部の底部での直径D1を、前記開閉口の内径Doの1.1倍〜1.3倍、かつコーン状突起部のテーパ角度θを60°〜120°としたことを特徴とするパンクシーリング剤送給、抜取りユニット。
  2. 前記開閉キャップは、前記内ネジ部分の長さLを、 内ネジ部分のネジ径の1.0倍以上としたことを特徴とする請求項1記載のパンクシーリング剤送給、抜取りユニット。
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