JP2009021169A - 調光器 - Google Patents

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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

【課題】筐体内への異物の侵入を抑制することができる調光器を提供する。
【解決手段】調光器1を構成する筐体11内には、筐体11の前面から突出する操作つまみ67の操作量に応じて白熱灯の光出力を調節する調光回路を構成する複数の回路素子が収容されている。これら回路素子は、筐体11内に収容されたプリント基板に接続されるとともに、プリント基板には、一対の接続端子63,64が電気的に接続されている。また、筐体11の背面には、電線が挿入される一対の電線挿入孔27が形成されるとともに、筐体11の下面には、螺子91が挿入される螺子挿入孔28が形成されている。そして、電線挿入孔27から筐体11内に挿入された電線が、螺子挿入孔28から筐体内に挿入された螺子91にて接続端子63,64に押圧されることにより、接続端子63,64間に、電線を介して白熱灯と電源との直列回路が接続される。
【選択図】図4

Description

本発明は、照明負荷の光出力を調節する調光器に関するものである。
従来、商用電源のような交流電源と照明負荷との間に介在されて照明負荷の光出力を調節する調光器としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。この調光器は、略直方体の箱状をなす筐体の内部に、照明負荷の光出力を調節するための調光回路を構成する複数の回路素子を備えた回路ブロックを収容して構成されている。回路ブロックは、調光回路に接続された一対の接続端子を備えており、筐体に設けられた2つの電線挿入孔からそれぞれ挿入された電線が接続端子にそれぞれ接続されることにより、当該電線によって、照明負荷と交流電源との直列回路が一対の接続端子間に接続される。
一般的に、接続端子に接続される電線が単線である場合には、特許文献1に記載された調光器のように、電線挿入孔から筐体の内部に挿入された電線の先端部は、板ばね等によって押圧されることにより接続端子に接続されることが可能である。一方、接続端子に接続される電線が、複数の導線を束ねて形成された縒り線である場合には、電線挿入孔から筐体の内部に挿入された電線の先端部は、螺子止めにて接続端子に接続されることが望ましい。
ところで、螺子止めにて電線の先端部を接続端子に接続する場合には、外部から螺子を挿入するための螺子挿入孔を筐体に設ける必要がある。ここで、図8に、螺子挿入孔を有する調光器101の斜視図を示す。調光器101は、前面に化粧プレート102が取着された取付枠103に固定されるとともに、調光器101の筐体104は、中空の略直方体状をなしている。そして、筐体104の背面に2つの電線挿入孔105が形成されるとともに、同筐体104の上面に2つの螺子挿入孔108が形成されている。電線挿入孔105から筐体内に挿入された電線106の先端部は、螺子挿入孔108から筐体104内に挿入された螺子にて同筐体104内の接続端子(図示略)に向けて押圧されることにより該接続端子に接続される。
特開2002−8431号公報
しかしながら、図8に示す例のように、螺子挿入孔108が筐体104の上面に設けられていると、金属製の異物や塵埃等が螺子挿入孔108から筐体104の内部に侵入し易いという問題がある。そして、筐体104内に塵埃等の異物が入ると、調光回路が異物にて短絡される等の不具合が生じる虞がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、筐体内への異物の侵入を抑制することができる調光器を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、外部から電線が挿入される複数の電線挿入孔及び外部から螺子が挿入される少なくとも1つの螺子挿入孔を有する箱状の筐体と、前記筐体の前面から外部に突出した操作つまみと、前記筐体の内部に収容されたプリント基板に電気的に接続され、前記操作つまみの操作量に応じて照明負荷の光出力を調節する調光回路を構成する複数の回路素子と、前記プリント基板に電気的に接続された複数の接続端子と、を備え、前記螺子にて前記電線が前記接続端子に押圧されることにより、前記一対の接続端子間に、前記電線を介して前記照明負荷と電源との直列回路が接続される調光器であって、前記電線挿入孔は、前記筐体の背面及び前記筐体の下面の何れか一方の面に形成され、前記螺子挿入孔は、前記筐体の背面及び前記筐体の下面の何れか他方の面に形成されたことをその要旨としている。
同構成によれば、筐体の内部と外部とを連通することになる電線挿入孔及び螺子挿入孔は、筐体の背面若しくは筐体の下面に形成されている。従って、電線挿入孔及び螺子挿入孔から筐体の内部へ塵埃等の異物が侵入し難くなる。即ち、筐体内への異物の侵入を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、外部から電線が挿入される複数の電線挿入孔及び外部から螺子が挿入される少なくとも1つの螺子挿入孔を有する箱状の筐体と、前記筐体の前面から外部に突出した操作つまみと、前記筐体の内部に収容されたプリント基板に電気的に接続され、前記操作つまみの操作量に応じて照明負荷の光出力を調節する調光回路を構成する複数の回路素子と、前記プリント基板に電気的に接続されるとともに四角筒状をなし、前記電線挿入孔から前記筐体内に挿入された前記電線がそれぞれ挿入される複数の接続端子と、を備え、前記螺子にて前記電線が前記接続端子に押圧されることにより、前記複数の接続端子間に、前記電線を介して前記照明負荷と電源との直列回路が接続される調光器であって、前記電線挿入孔は、前記筐体の背面及び前記筐体の下面の何れか一方の面に形成されるとともに、前記接続端子の一端開口部よりも大きく且つ前記接続端子の一端開口部の形状に応じて隅丸四角形状に形成され、前記螺子挿入孔は、前記筐体の背面及び前記筐体の下面の何れか他方の面に形成されたことをその要旨としている。
同構成によれば、筐体の内部と外部とを連通することになる電線挿入孔及び螺子挿入孔は、筐体の背面若しくは筐体の下面に形成されている。従って、電線挿入孔及び螺子挿入孔から筐体の内部へ塵埃等の異物が侵入し難くなる。即ち、筐体内への異物の侵入を抑制することができる。また、電線挿入孔は、接続端子の一端開口部よりも大きく形成されているため、該電線挿入孔から接続端子の端面が露出する。従って、接続端子を視認しつつ電線挿入孔から接続端子内に電線を挿入することができるため、接続端子内に電線を確実に挿入することが可能となり、接続端子と電線との電気的な接続の信頼性が向上する。また、電線が縒り線である場合には、縒り線を構成する全ての導線が接続端子内に収容されたか否かを目視により確認することができるため、縒り線を構成する導線の一部が接続端子からはみ出した状態となることを抑制することができる。更に、電線挿入孔は隅丸四角形状をなすため、その角部が円弧状をなしている。従って、この電線挿入孔の円弧状をなす角部に沿って同電線挿入孔内に電線を容易に挿入することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の調光器において、前記電線挿入孔は、前記電線の外周を被覆する絶縁被膜とともに該電線を挿入可能な大きさであることをその要旨としている。
同構成によれば、電線挿入孔は、絶縁被膜ごと電線を挿入可能な大きさであるため、電線の先端部において絶縁被膜が除去された部分の長さが短い場合であっても、電線の先端部を、電線挿入孔を介して接続端子内に十分に挿入することが可能となる。従って、電線と接続端子との接続不良を低減させることができる。
本発明によれば、筐体内への異物の侵入を抑制可能な調光器を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、3個の調光器1は、埋込型の配線器具用の取付枠2に固定されるとともに、その幅方向(短手方向であって図1及び図2においては左右方向に同じ)に連接されている。略長方形の板状をなす取付枠2は、その中央部に長方形の開口窓2aが形成されるとともに、この開口窓2aから3個の調光器1の前面が露出している。また、この取付枠2の前面には、長方形の板状をなし中央部に長方形の露出孔3aが形成された化粧プレート3が取着されるとともに、3個の調光器1の前面は露出孔3aから露出している。
図3に示すように、各調光器1を構成する箱状の筐体11は、熱硬化性合成樹脂材料よりなるとともに、後方側に配置されるボディ12と、該ボディ12の前側に固定されるカバー13とから構成されている。
ボディ12は、前方側が開口した略直方体の箱状をなすとともに、該ボディ12の幅方向の両側の2つの側壁21a,21bの前端には、各側壁21a,21bの上下方向の中央部よりもやや下方となる位置に、四角形の板状をなす係合凸部22,23が前方側に向かって突出形成されている。また、ボディ12の上側と下側の2つの側壁21c,21dには、前方寄りの部位に長方形状の係合孔24,25がそれぞれ形成されている。
また、図5(a)に示すように、ボディ12の底部(背面)26における下方の部位には、部分的に前方側に突出された上げ底部26aが形成されるとともに、該上げ底部26aには、ボディ12の幅方向に並ぶ一対の電線挿入孔27が形成されている。更に、図5(b)に示すように、ボディ12の下側の側壁(下面)21dには、上げ底部26a寄りの部位に、螺子挿入孔28が形成されるとともに、該螺子挿入孔28は、ボディ12を下側から見た場合の形状が長方形状をなしている。
図3に示すように、前記カバー13は、後方側が開口した略直方体の箱状をなすとともに、該カバー13の幅方向の両側の側壁31a,31bの後端部には、各側壁31a,31bの上下方向の中央部よりもやや下方となる位置に、前記係合凸部22,23が係合される係合凹部32,33がそれぞれ形成されている。各係合凹部32,33は、係合凸部22,23に応じて矩形状に凹設されている。また、図3及び図4(b)に示すように、カバー13の上側と下側の2つの側壁31c,31dには、その幅方向の中央部から後方側に向かって延びる係合爪34,35がそれぞれ形成されている。上側の側壁31cに形成された係合爪34の先端部には、上方に突出し前記係合孔24に係合される係合突起34aが形成されるとともに、下側の側壁31dに形成された係合爪35の35の先端部には、下方に突出し前記係合孔25に係合される係合突起35aが形成されている。更に、カバー13の底部36中央には、円形状の操作孔37が形成されている。
このようなカバー13は、その開口部と前記ボディ12の開口部とを対向させた状態で、各係合爪34,35の係合突起34a,35aをボディ12の係合孔24,25にそれぞれスナップフィット係合させることにより、ボディ12の開口部に固定される。尚、ボディ12にカバー13が固定された状態においては、係合凹部32,33に係合凸部22,23がそれぞれ係合されており、これによりボディ12に対するカバー13のがたつきが抑制されている(図4(a)参照)。また、係合凸部22,23は、側壁21a,21bの上下方向の中央部から変位した位置に形成されるとともに、係合凹部32,33は、側壁31a,31bの上下方向の中央部から変位した位置に形成されているため、係合凹部32,33及び係合凸部22,23によって、ボディ12に対するカバー13の逆組みが防止されている。
図3に示すように、上記のような筐体11内には、照明負荷としての白熱灯41(図6参照)の光出力を調節する調光回路42(図6参照)を構成する複数の回路素子を有する回路ブロック43が収容されている。回路ブロック43は、第1プリント基板51及び第2プリント基板52を備え、これら基板51,52に対し、前記複数の回路素子、即ち、可変抵抗器53、トライアック54、コイル55、抵抗器56、コンデンサ57,59及びダイアック58等が実装されて構成されている(抵抗器56、コンデンサ57,59及びダイアック58については図6参照)。また、第1プリント基板51には、コ字状に屈曲された放熱板62が固定されるとともに、前記トライアック54は該放熱板62に固定されている。更に、第2プリント基板52には、一対の接続端子63,64(図4(c)及び図4(d)参照)を保持する端子台65が固定されている。
前記調光回路42について説明すると、図6に示すように、一対の接続端子63,64間に、可変抵抗器53内のスイッチ53aを介して、トライアック54及びコイル55が直列に接続されるとともに、トライアック54と並列に、直列に接続された抵抗器56、可変抵抗器53及びコンデンサ57が接続されている。また、可変抵抗器53とコンデンサ57との接続点と、トライアック54のゲートとの間にダイアック58が接続されるとともに、接続端子63,64間には、前記スイッチ53aを介してコンデンサ59が接続されている。そして、一対の接続端子63,64間には、白熱灯41と電源44との直列回路が接続される。
また、図3に示すように、可変抵抗器53の回動軸53bには、有底円筒状の操作つまみ67が一体回転可能に取着されている。この操作つまみ67は、その直径が前記カバー13に設けられた操作孔37の内径よりも小さく形成されるとともに、該操作つまみ67の開口部には、径方向外側に向かって延設されその外径が操作孔37の内径よりも大きい鍔部67aが一体に形成されている。筐体11内に収容された可変抵抗器53の回動軸53bに装着された操作つまみ67は、前記操作孔37から筐体11の前方側に突出する(図4(a)参照)。そして、当該操作つまみ67を回動させることにより、回動軸53bが回転され、前記スイッチ53a(図6参照)の開閉がなされるとともに、回動軸53bの回動量(操作量)に応じて可変抵抗器53の抵抗値が変化される。
図7(a)及び図7(b)に示すように、略直方体状をなす前記端子台65は、筐体11内においてボディ12の底部26と平行に配置された第2プリント基板52において、底部26と対向する側の面に固定されている。詳述すると、端子台65は、第2プリント基板52において上げ底部26aと対向する部位に、該端子台65の前面65aを当接させた状態で同第2プリント基板52に固定されている。そして、端子台65における上げ底部26aと対向する対向面65bには、上方寄りの部位に一対の端子収容穴71が形成されている。2つの端子収容穴71は、ボディ12の幅方向に並ぶように形成されて上げ底部26a側に開口するとともに、ボディ12の底部26側から見た形状が四角形状をなしている(図4(c)参照)。また、端子台65において各端子収容穴71の下側となる部位には、それぞれナット72が埋設されるとともに、各ナット72の上端面は、端子収容穴71内に露出している。更に、端子台65には、ボディ12の下側の側壁21dと対向する下面65cから各端子収容穴71に向かってナット72まで延びる一対の螺子挿通孔73が形成されている。この2つの螺子挿通孔73は、ボディ12の幅方向に並ぶように形成されるとともに、各螺子挿通孔73は、ナット72の螺子孔を介して各前記端子収容穴71内に連通されている。
各端子収容穴71内には、前記接続端子63,64がそれぞれ収容されている。各接続端子63,64は、導電性の金属製板材を屈曲して形成されており、四角筒状をなしている。また、各接続端子63,64の長さ(図7(b)において左右方向の長さ)は、端子収容穴71の深さよりも若干短く形成されている。そして、各接続端子63,64は、その外周面が各端子収容穴71の内周面に当接するように各端子収容穴71内に収容されるとともに、ナット72の螺子孔に対応する部位に、該螺子孔の直径と略等しい直径を有する第1挿通孔63a,64aがそれぞれ形成されている。尚、2つの接続端子63,64のうち、一方の接続端子63は、第2プリント基板52に電気的に接続されることにより可変抵抗器53内のスイッチ53aに電気的に接続されるとともに、他方の接続端子64は、第2プリント基板52に電気的に接続されることによりコンデンサ59及びコイル55に電気的に接続されている(図6参照)。
また、各端子収容穴71内には、押圧板81がそれぞれ収容されている。各押圧板81は、四角形の板状をなす固定部81a及び押圧部81bと、固定部81a及び押圧部81bを連結する連結部81cとから構成されている。各固定部81aは、端子収容穴71の内周面と、接続端子63,64の外周面にとによって挟持されるとともに、各固定部81aにおけるナット72の螺子孔に対応する部位には、該螺子孔の直径と略等しい直径を有する第2挿通孔81dが形成されている。各第2挿通孔81dは、第1挿通孔63a,64aとナット72の螺子孔との間に配置されている。また、前記各押圧部81bは、各接続端子63,64内において、各接続端子63,64における第1挿通孔63a,64aの周囲を各固定部81aとともに挟むように配置されている。従って、図7(c)に示すように、螺子挿通孔73を通ってナット72に螺合された螺子91は、第2挿通孔81d及び第1挿通孔63a,64aを通り、各接続端子63,64内に配置された押圧部81bを、該螺子91の先端面にて上方へ押し上げることが可能となっている。
図4(d)に示すように、第2プリント基板52とともに端子台65が筐体11内に収容された状態においては、各端子収容穴71(各接続端子63,64)と、各電線挿入孔27とが、ボディ12の前後方向に隣り合っている。そして、各端子収容穴71にそれぞれ収容された接続端子63,64の開口部が、ボディ12の上げ底部26aに形成された2つの前記電線挿入孔27から筐体11の外部に露出するとともに、各端子収容穴71は、各電線挿入孔27を介して筐体11の外部に連通されている。また、図4(b)に示すように、同状態においては、各螺子挿通孔73の下端開口部が、ボディ12の下側の側壁21dに形成された螺子挿入孔28から筐体11の外部に露出している。
ここで、前記電線挿入孔27について詳述する。図4(d)に示すように、2つの前記電線挿入孔27は、上げ底部26aにおいてボディ12内に収容される端子台65の2つの端子収容穴71にそれぞれ対応した位置に設けられている。そして、各電線挿入孔27は、接続端子63,64における端子収容穴71の開口部側の一端開口部(即ち接続端子63,64における端子収容穴71の開口部側の端部の内周縁)よりも大きく形成されている。また、ボディ12を底部26側から見た場合の各電線挿入孔27の形状は、各端子収容穴71内に収容された接続端子63,64の開口部の形状に応じて四角形状に形成されている。本実施形態では、各電線挿入孔27は、上げ底部26aの板厚方向から見た形状が、4つの角部が円弧状に形成された隅丸四角形状をなしている。更に、図7(c)に示すように、本実施形態において、端子収容穴71内に挿入される電線92は、複数の導線を束にして形成された縒り線であるとともに、その外周が絶縁被膜92aにて被覆されている。そして、各電線挿入孔27は、電線92を絶縁被膜92aごと挿通可能な大きさとされている。
上記のように構成された調光器1は、図2に示すように、前記取付枠2に対し、ボディ12に設けられた螺子挿入孔28(図4(b)参照)が下側を向くように、且つ、ボディ12に設けられた電線挿入孔27が後方を向くように固定される。これにより、3つの調光器1が左右方向に連接される。また、図7(c)に示すように、各調光器1において、各電線挿入孔27内に挿入された各電線92の先端部(絶縁被膜92aが除去された部分)は、それぞれ端子収容穴71内の接続端子63,64内に挿入される。そして、螺子挿入孔28及び螺子挿通孔73を通ってナット72に螺合された螺子91が回転されて上方へ移動されることにより、螺子91によって、各電線92の先端部は、押圧板81の押圧部81bを介して接続端子63,64の内周面に押圧される。これにより、各電線92が接続端子63,64に電気的に接続され、電線92を介して、接続端子63,64間に白熱灯41と電源44との直列回路が接続される(図6参照)。
また、図3及び図6に示すように、各調光器1においては、操作つまみ67が時計方向に回動されることにより回動軸53bが回動されて可変抵抗器53内のスイッチ53aが閉成されると、回動軸53bの回動量に応じて可変抵抗器53の抵抗値が調整され、この抵抗値の変化に応じてコンデンサ57の充電時間が調整される。そして、ダイアック58を介してトライアック54の導通が位相制御され、白熱灯41に通電される電力量が制御されて白熱灯41は調光制御される。一方、操作つまみ61が反時計方向に最大限回動されると、白熱灯41が消灯される。
上記したように、本実施形態によれば、以下の作用効果を有する。
(1)筐体11の内部と外部とを連通することになる電線挿入孔27は、筐体11において該筐体11の背面となる底部26に形成されている。同じく筐体11の内部と外部とを連通することになる螺子挿入孔28は、筐体11において該筐体11の下面となる側壁21dに形成されている。従って、電線挿入孔27及び螺子挿入孔28から筐体11の内部へ塵埃等の異物が侵入し難くなる。即ち、筐体11内への異物の侵入を抑制することができる。
(2)各電線挿入孔27は、接続端子63,64における端子収容穴71の開口部側の一端開口部よりも大きく形成されているため、各電線挿入孔27から接続端子63,64の端面が露出する。従って、接続端子63,64を視認しつつ電線挿入孔27から接続端子63,64内に電線92を挿入することができるため、接続端子63,64内に電線92を確実に挿入することが可能となり、接続端子63,64と電線92との電気的な接続の信頼性が向上する。また、縒り線である電線92を構成する全ての導線が接続端子63若しくは接続端子64内に収容されたか否かを目視により確認することができるため、電線92を構成する導線の一部が接続端子63若しくは接続端子64からはみ出した状態となることを抑制することができる。
(3)各電線挿入孔27は、その角部が円弧状に形成された隅丸四角形状をなしている。従って、各電線挿入孔27の円弧状をなす角部に沿って各電線挿入孔27内に電線92を容易に挿入することができる。
(4)一般的に、ボディに設けられた電線挿入孔の大きさが、電線のみを挿入可能な大きさであると、電線の先端部において絶縁被膜が除去された部分の長さが短いと、電線挿入孔から挿入された電線の先端部が十分に接続端子内に挿入されず、電線と接続端子との接続不良が生じる虞がある。逆に、電線の先端部において絶縁被膜が除去された部分の長さが長いと、電線と接続端子を接続した状態において、電線における絶縁被膜が除去された部分が電線挿入孔からボディの外部に露出してしまう虞がある。そこで、本実施形態のように、電線挿入孔27を、絶縁被膜92aごと電線92を挿入可能な大きさとすると、電線92の先端部において絶縁被膜92aが除去された部分の長さが短い場合であっても、電線92の先端部を、電線挿入孔27を介して接続端子63,64内に十分に挿入することが可能となる。従って、電線と接続端子との接続不良を低減させることができる。更に、電線92の先端部において絶縁被膜92aが除去される部分の長さを短めに設定することにより、電線92において絶縁被膜が除去された部分が電線挿入孔27からボディ12の外部に露出することが抑制される。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、各電線挿入孔27は、電線92を絶縁被膜92aごと挿入可能な大きさに形成されている。しかしながら、各電線挿入孔27は、接続端子63,64の一端開口部(接続端子63,64の一端部における内周縁)よりも大きく形成されるのであれば、絶縁被膜92aごと電線92を挿入できない大きさ、即ち電線92のみを挿入可能な大きさに形成されてもよい。また、各電線挿入孔27は、電線92を挿入可能な範囲の大きさであれば、接続端子63,64の一端開口部より小さく形成されてもよい。
・上記実施形態では、各電線挿入孔27は、その四隅が円弧状をなす隅丸四角形状に形成されている。しかしながら、電線挿入孔27の形状(ボディ12を底部26側から見た場合の形状)は、四隅が直角に形成された四角形状や、円形状等であってもよい。
・上記実施形態では、ボディ12において、底部26の上げ底部26aに電線挿入孔27が形成されるとともに、下側の側壁21dに螺子挿入孔28が形成されている。しかしながら、底部26の上げ底部26aに螺子挿入孔28が形成され、下側の側壁21dに電線挿入孔27が形成されてもよい。この場合、端子台65は、2つの端子収容穴71の開口部がボディ12の下側の側壁21d側を向くとともに2つの螺子挿通孔73における端子収容穴71と逆側の開口部が上げ底部26a側を向くようにボディ12内に収容される。このようにしても、上記実施形態の(1)の作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
・上記実施形態では、電線挿入孔27から端子収容穴71内に挿入される電線92は、縒り線である。しかしながら、電線挿入孔27から端子収容穴71内に挿入される電線92は、単線(1本の導線)であってもよい。
・上記実施形態では、各調光器1は、一対の接続端子63,64(即ち2つの接続端子63,64)を備え、これら接続端子63,64に応じてボディ12に一対の電線挿入孔27(即ち2つの電線挿入孔27)が形成されている。しかしながら、調光器1に備えられる接続端子63,64の数は、該調光器1に挿入される電線92の数に応じて設定されればよく、3つ以上であってもよい。そして、ボディ12に形成される電線挿入孔27も、筐体11内に収容される接続端子63,64の数に応じて、3つ以上形成されてもよい。更に、上記実施形態では、各調光器1は、各接続端子63,64に電線92をそれぞれ接続すべく2つの螺子91を備えているが、接続端子63,64の数に応じて3つ以上の螺子91を備えてもよい。また、上記実施形態では、ボディ12には1つの螺子挿入孔28が形成され、この1つの螺子挿入孔28から2つの螺子91がボディ12内に挿入される。しかしながら、螺子91と同数の螺子挿入孔28をボディ12に形成し、各螺子挿入孔28からそれぞれ螺子91をボディ12内に挿入してもよい。
・上記実施形態では、取付枠2に対し、3個の調光器1が固定されている。取付枠2には、最大3個まで調光器1を固定することが可能であるが、2個若しくは1個の調光器1を取付枠2に固定して使用してもよい。
化粧プレートが取着された取付枠に固定された調光器の正面図。 取付枠に固定された調光器の背面図。 調光器の分解斜視図。 (a)は調光器の側面図、(b)は調光器の底面図、(c)は調光器の背面図、(d)は図4(c)における部分拡大図。 (a)はボディの背面図、(b)はボディの底面図。 調光器の回路図。 (a)は端子台及び該端子台に保持される接続端子及び螺子等の斜視図、(b)及び(c)は調光器における端子台付近の断面図。 従来の調光器を示す斜視図。
符号の説明
11…筐体、21d…筐体の下面としての側壁、26…筐体の背面としての底部、27…電線挿入孔、28…螺子挿入孔、36…筐体の前面としての底部、41…照明負荷としての白熱灯、42…調光回路、44…電源、51…プリント基板としての第1プリント基板、52…プリント基板としての第2プリント基板、53…回路素子としての可変抵抗器、54…回路素子としてのトライアック、55…回路素子としてのコイル、56…回路素子としての抵抗器、57…回路素子としてのコンデンサ、58…回路素子としてのダイアック、59…回路素子としてのコンデンサ、63,64…接続端子、67…操作つまみ、91…螺子、92…電線、92a…絶縁被膜。

Claims (3)

  1. 外部から電線が挿入される複数の電線挿入孔及び外部から螺子が挿入される少なくとも1つの螺子挿入孔を有する箱状の筐体と、
    前記筐体の前面から外部に突出した操作つまみと、
    前記筐体の内部に収容されたプリント基板に電気的に接続され、前記操作つまみの操作量に応じて照明負荷の光出力を調節する調光回路を構成する複数の回路素子と、
    前記プリント基板に電気的に接続された複数の接続端子と、
    を備え、前記螺子にて前記電線が前記接続端子に押圧されることにより、前記複数の接続端子間に、前記電線を介して前記照明負荷と電源との直列回路が接続される調光器であって、
    前記電線挿入孔は、前記筐体の背面及び前記筐体の下面の何れか一方の面に形成され、
    前記螺子挿入孔は、前記筐体の背面及び前記筐体の下面の何れか他方の面に形成されたことを特徴とする調光器。
  2. 外部から電線が挿入される複数の電線挿入孔及び外部から螺子が挿入される少なくとも1つの螺子挿入孔を有する箱状の筐体と、
    前記筐体の前面から外部に突出した操作つまみと、
    前記筐体の内部に収容されたプリント基板に電気的に接続され、前記操作つまみの操作量に応じて照明負荷の光出力を調節する調光回路を構成する複数の回路素子と、
    前記プリント基板に電気的に接続されるとともに四角筒状をなし、前記電線挿入孔から前記筐体内に挿入された前記電線がそれぞれ挿入される複数の接続端子と、
    を備え、前記螺子にて前記電線が前記接続端子に押圧されることにより、前記複数の接続端子間に、前記電線を介して前記照明負荷と電源との直列回路が接続される調光器であって、
    前記電線挿入孔は、前記筐体の背面及び前記筐体の下面の何れか一方の面に形成されるとともに、前記接続端子の一端開口部よりも大きく且つ前記接続端子の一端開口部の形状に応じて隅丸四角形状に形成され、
    前記螺子挿入孔は、前記筐体の背面及び前記筐体の下面の何れか他方の面に形成されたことを特徴とする調光器。
  3. 請求項2に記載の調光器において、
    前記電線挿入孔は、前記電線の外周を被覆する絶縁被膜とともに該電線を挿入可能な大きさであることを特徴とする調光器。
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