JP2009020348A - 反射防止フィルムの製造方法および反射防止フィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持体と、光学機能層と、光学機能層よりも屈折率の低い低屈折率層とを有する反射防止フィルム3の製造方法において、低屈折率層を形成するための液を塗布する塗布工程10と、塗布層の乾燥を促進させる乾燥工程30と、乾燥が促進された塗布層を熱硬化させて低屈折率層とする硬化工程40を有し、硬化工程40は、塗布層の膜面温度を第1温度で硬化させる第1の硬化工程42aと、塗布層の膜面温度が第1温度より低い第2温度で硬化させる第2の硬化工程42bと、塗布層の膜面温度が第2工程より高い第3温度で硬化させる第3の硬化工程42cと、を有することを特徴とする反射防止フィルムの製造方法である。
【選択図】図1
Description
固形分量(%)=固形分/(揮発分+固形分)×100
である。固形分及び(揮発分+固形分)は、重量測定により、以下の式(1)及び式(2)により求めることができる。
固形分=[A:乾燥終了した膜の重量]−[B:塗布前の支持体の重量]・・・(1)
揮発分+固形分=[C:ある乾燥ゾーンでサンプルした膜の重量]−[B:塗布前の支持体の重量] ・・・(2)
したがって、あるゾーンでサンプルを採取した時に
A:揮発分の沸点以上で絶乾させた重量、
B:Aを脱膜して測った重量、
C:サンプルしてすぐに測った重量、
を各々測定することにより固形分量を得ることができる。
[ベースフィルムの作製]
支持体であるトリアセチルセルロースフィルム(富士フイルム(株)製、TD80U)の表面に、後述する光学機能層形成液Aを塗布液として、線数135本/インチ、深度60μmのグラビアパターンを有する直径50mmのマイクログラビアローラと、ドクターブレードとを用いて搬送速度20m/分の条件で塗布して塗布層を設けた。その後、この塗布層を100℃で40秒間乾燥させた。続いて、塗布層の表面に、窒素パージ下で160W/cmの空冷メタルハライドランプ(アイグラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW/cm2、照射量250mJ/cm2の紫外線を照射することにより塗布層を硬化させて光学機能層としての作用を有する光学機能層Aを形成した。硬化後の光学機能層Aの厚さは約10μmであった。なお、この光学機能層Aが形成されたフィルムを巻取りロールに巻き取って、光拡散フィルムであるロール状のベースフィルム(拡散フィルムA)を得た。
図1に示すフィルム製造装置1により反射防止フィルムを作製した。先ず、上記により作製したベースフィルムの表面に、塗布装置10により塗布液として後述の低屈折率層塗布液Aを塗布することで塗布層を設けた後、乾燥装置30により120℃で150秒の間、塗布層を乾燥した。なお、塗布装置10は、線数200本/インチ、深度30μmのグラビアパターンを有する直径50mmのマイクログラビアローラ11とドクターブレードとを備えた形態を使用し、塗布条件をグラビアローラ11の回転数を30rpm、搬送速度20m/分とした。次に、加熱装置40の前室42a内の乾燥風の温度を105℃、中室42bの乾燥風の温度を95℃とし、後室42cの乾燥風の温度を105℃として、各加熱室42a〜42cの加熱時間を2分間として塗布層を加熱硬化させた。この後、紫外線ランプ50として、窒素パージ下で240W/cmの空冷メタルハライドランプ(アイグラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW/cm2、照射量900mJ/cm2の紫外線を乾燥が促進された塗布層に照射して、反射防止フィルムを得た。この反射防止フィルムは、低屈折率層の厚さが100nmであった。
・第1液(ジルコニア含有UV硬化型ハードコート液;JSR(株)製、デソライトZ7404、固形分濃度約61質量%、固形分中ZrO2含率約70質量%、重合性モノマー、重合開始剤含有) 100質量部
・第2液(ジペンタエリスリトールペンタアクリレートとジペンタエリスリトールヘキサアクリレートとの混合物;日本化薬(株)製、DPHA) 30質量部
・メチルイソブチルケトン 21質量部
・メチルエチルケトン 6質量部
・シランカップリング剤A(アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン;信越化学工業(株)製、KBM−5103) 98質量部
上記組成物を混合攪拌して混合液A1を調製した。なお、この混合液A1をトリアセチルセルロースフィルム(TD80UF、富士写真フイルム(株)製)に塗布して塗布層を設けた後、この塗布層に紫外線を照射して硬化させることで得られた層の屈折率は、1.61であった。
下記組成物をミキシングタンクに投入して、これを攪拌した後、孔径1μmのポリプロピレン製フィルタでろ過することで低屈折率層を形成させるための塗布液である低屈折率層塗布液Aを調製した。
・第1ポリマー溶液(熱架橋性含フッ素ポリマー組成液;JSR(株)製、オプスターJN7228A) 100質量部
・シリカ分散物A(日産化学(株)製、MEK−ST、平均粒径15nm)4.3質量部
・シリカ分散物B(日産化学(株)製、MEK−STの粒径違い品、平均粒径45nm) 5.1質量部
・ゾル液E 2.2質量部
・メチルエチルケトン 15.0質量部
・シクロヘキサノン 3.6質量部
ただし、上記のゾル液Eは、後述の方法により調製したものを用いた。
攪拌機及び還流冷却器を備えた反応器の中に、メチルエチルケトンを120質量部、シランカップリング剤Aを100質量部、ジイソプロポキシアルミニウムエチルアセトアセテート(ホープ製薬(株)製)を3質量部、加えてから、これを混合することで混合物とした。次に、この混合物に、イオン交換水を30質量部加えた後、60℃、4時間反応させてから、略室温まで冷却してゾル液Eを得た。このゾル液Eは、質量平均分子量が1800であり、オリゴマー成分以上の成分のうち、分子量が1000〜20000である成分は100質量%であった。なお、ガスクロマトグラフィー分析により、ゾル液E中には、原料のシランカップリング剤Aが全く残存していないことを確認した。
前室42aおよび後室42cの室内の塗布層の膜面温度を110℃とした以外は、実施例1と同様にして反射防止フィルムを製造した。
実施例1において、光学機能層形成液Aの代わりに、下記に示す光学機能層形成液Bを用い、防眩性ハードコート層フィルムであるロール状のベースフィルム(防眩性ハードコート層フィルムB)を得た。このベースフィルムの表面に、低屈折率層塗布液Bを塗布して、反射防止フィルムを製造した以外は、実施例1と同様の方法により製造した。
・第3液(ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレートの混合物;日本化薬(株)製、PETA) 50質量部
・トルエン 38.5質量部
・重合開始剤A(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、イルガキュア184) 2質量部
上記組成物を混合し、攪拌することで混合液B1を調製した。なお、この混合液B1をトリアセチルセルロースフィルム(TD80UF、富士写真フイルム(株)製)に塗布して塗布層を設けた後、この塗布層に紫外線を照射して硬化することにより得られた層の屈折率は、1.51であった。
下記組成物をミキシングタンクに投入して、これを攪拌した後、孔径1μmのポリプロピレン製フィルタでろ過することで低屈折率層を形成させるための塗布液である低屈折率層塗布液Bを調製した。
・第2ポリマー溶液(熱架橋性含フッ素ポリマー組成液;JSR(株)製、オプスターJTA−113) 100質量部
・シリカ分散物A 4.3質量部
・シリカ分散物B 5.1質量部
・ゾル液E 2.2質量部
・メチルエチルケトン 15.0質量部
・シクロヘキサノン 3.6質量部
前室42aおよび後室42cの室内の塗布層の膜面温度を110℃とした以外は、実施例3と同様にして反射防止フィルムを製造した。
低屈折率層塗布液Gの代わりに低屈折率層塗布液Hを塗布し、前室42aおよび後室42cの室内の塗布層の温度を100℃とした以外は実施例3と同様にして反射防止フィルムを製造した。
下記組成物をミキシングタンクに投入して、これを攪拌した後、孔径1μmのポリプロピレン製フィルタでろ過することにより低屈折率層塗布液Cを調製した。
・第2ポリマー溶液 100質量部
・シリカ分散物A 4.3質量部
・シリカ分散物B 5.1質量部
・ゾル液E 2.2質量部
・メタノール 10.0質量部
・メチルエチルケトン 5.0質量部
・シクロヘキサノン 3.6質量部
前室42aおよび後室42cの室内の塗布層の温度を105℃とした以外は実施例5と同様にして反射防止フィルムを製造した。
前室42aおよび後室42cの室内の塗布層の温度を110℃とした以外は実施例5と同様にして反射防止フィルムを製造した。
中室42bの室内の塗布層の温度を100℃とした以外は実施例6と同様にして反射防止フィルムを製造した。
中室42bの室内の塗布層の温度を85℃とした以外は実施例7と同様にして反射防止フィルムを製造した。
実施例1において、光学機能層形成液Aの代わりに、下記に示す光学機能層形成液Cを用い、高屈折率フィルムであるロール状のベースフィルム(高屈折率フィルムC)を得た。このベースフィルムの表面に、低屈折率層塗布液Bを塗布して、反射防止フィルムを製造した以外は、実施例1と同様の方法により製造した。
下記の材料をミキシングタンクに投入し、これを攪拌することで得られる混合物を、孔径0.4μmのポリプロピレン製フィルタを備える濾過装置で濾過することにより高屈折率の光学機能層を形成させることができる塗布液として光学機能層形成液Cを調製した。
・二酸化チタン分散液 88.9質量部
・第2液 58.9質量部
・重合開始剤B(チバスペシャリティーケミカルズ(株)製、イルガキュア907) 3.1質量部
・光増感剤(日本化薬(株)製、カヤキュアーDETX) 1.1質量部
・メチルエチルケトン 482.4質量部
・シクロヘキサノン 1869.8質量部
なお、二酸化チタン分散液は、下記の方法により調製したものを用いた。
下記の材料を、ダイノミルにより質量平均径が70nmになるまで分散させることで調製した。
・微粒子分散液F(石原産業(株)製、MPT-129C(TiO2:Co3O4:Al2O3:ZrO2が質量比で、90.5:3.0:4.0:0.5) 257.1質量部
・分散剤A 38.6質量部
・シクロヘキサノン 704.3質量部
前室42aおよび後室42cの室内の塗布層の温度を110℃とした以外は実施例8と同様にして反射防止フィルムを製造した。
実施例1から9の反射防止フィルムの製造方法において、加熱装置40の代わりに2室からなる加熱装置を用い、各部屋での加熱時間を5分とした以外は各実施例と同様の方法により反射防止フィルムを形成した。
各実施例及び比較例で作製した反射防止フィルムを用いて、下記の項目に関する評価を行った。
分光光度計(日立製作所(株)製、U4100)を用いて、380〜780nmの波長領域において、入射角5°におけるサンプルの分光反射率を測定した。そして、450〜650nmの平均反射率を、光学フィルムの平均反射率とした。
反射防止フィルムを温度25℃、湿度60%RHで2時間調湿した後、JIS K 5400に記載の方法により鉛筆硬度評価を行った。
膜表面をスチールウール#0000を用いて、500gの荷重下で10回擦った後に、傷のつくレベルを確認した。判定は次の基準に従った。
△:細かい傷が見える
×:傷が著しい
学振型摩擦堅牢度試験機(テスター産業(株)製、AB−301)を用いて、後述の条件でサンプルに対するこすり試験を行なった。そして、こすり終えたサンプルの低屈折率層側とは反対の面に油性の黒インキを塗った後、低屈折率層側の面を目視により観察して、反射光で見られるこすり部分の傷を、以下の基準により光学フィルムのベンコット耐擦傷性として3段階で評価した。
・評価環境条件:25℃、60%RH
・こすり材:サンプルと接触するテスターのこすり先端部(1cm×1cm)に、ベンコット(旭化成工業(株)製、M−3)を巻いてから、バンドで固定したもの。
・移動距離(片道):13cm
・こすり速度:13cm/秒
・荷重:200g/cm2
・先端部接触面積:1cm×1cm
・こすり回数:250往復
サンプルの低屈折率層を表面としたとき、この面に対して裏面に位置する面に油性の黒インクを塗った後、低屈折率層の表面に光源を照射した。そして、このときに表面で確認出来る白粉故障の程度を、以下の基準により3段階で評価した。なお、上記の光源としては、3波長蛍光灯及び人工太陽光灯を用いた。
Claims (12)
- 支持体と、前記支持体の上に配される少なくとも1層の光学機能層と、前記光学機能層の上に配され、前記光学機能層よりも屈折率の低い低屈折率層とを有する反射防止フィルムの製造方法において、
前記光学機能層の表面に、前記低屈折率層を形成させるための液を塗布して塗布層を形成する塗布工程と、
前記塗布層の乾燥を促進させる乾燥工程と、
乾燥が促進された塗布層を熱硬化させて低屈折率層とする硬化工程を有し、
前記硬化工程は、前記塗布層を第1温度の乾燥風で硬化させる第1の硬化工程と、前記第1温度より低い第2温度の乾燥風で前記塗布層を硬化させる第2の硬化工程と、前記第2温度より高い第3温度の乾燥風で前記塗布層を硬化させる第3の硬化工程と、を有することを特徴とする反射防止フィルムの製造方法。 - 前記支持体がRe値0〜200nmの透明支持体であることを特徴とする請求項1記載の反射防止フィルムの製造方法。
- 前記第1の硬化工程が前記塗布膜の恒率乾燥期であり、前記第2の硬化工程が前記塗布膜の減率乾燥期であり、前記第1の硬化工程と前記第2の硬化工程とを前記恒率乾燥期から前記減率乾燥期の乾燥変化点の位置において区画することを特徴とする請求項1または2記載の反射防止フィルムの製造方法。
- 前記乾燥変化点は、前記塗布膜中の固形分量が60〜80%の範囲であることを特徴とする請求項3記載の反射防止フィルムの製造方法。
- 前記第1温度は100℃以上120℃以下であり、前記第2温度は85℃以上100℃以下であり、前記第3温度は100℃以上120℃以下であることを特徴とする請求項1から4いずれか記載の反射防止フィルムの製造方法。
- 前記光学機能層が、界面活性作用を持つフッ素系化合物及びシリコーン系化合物のうちから選択される少なくとも1種を含有する光学機能層形成用組成物であることを特徴とする請求項1から5いずれか記載の反射防止フィルムの製造方法。
- 前記低屈折率層が、2以上の架橋性反応基を有するモノマーの1種を少なくとも含む硬化用化合物を含有することを特徴とする請求項1から6いずれか記載の反射防止フィルムの製造方法。
- 前記2以上の架橋性反応基を有するモノマーが、2以上のアルデヒド基を含有するアルデヒド化合物であることを特徴とする請求項7記載の反射防止フィルムの製造方法。
- 請求項1から8いずれか記載の製造方法により製造された反射防止フィルム。
- 前記光学機能層が、防眩性付与層であることを特徴とする請求項9記載の反射防止フィルム。
- 前記光学機能層の屈折率が1.58以上2.00以下であることを特徴とする請求項9または10記載の反射防止フィルム。
- 前記低屈折率層の屈折率が、1.31以上1.45以下であることを特徴とする請求項9から11いずれか記載の反射防止フィルム。
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