JP2009019832A - 板状体冷却装置、熱処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱処理された板状体などの冷却を行うことができ、装置を小さくしながら、効率よく冷却できる板状体冷却装置を提供する。
【解決手段】 板状体冷却装置1は、板状体90が配置される板状体配置部11と、冷却部材10とを有している。冷却部材10には吹出部材20と吸込部材30が設けられており、吹出部材20及び吸込部材30は、板状体90を挟んで対向するように配置されている。また、板状体配置部11には、板状体90を搬入、搬出することができる開放部11aが配置されている。
そして、吹出部材20と吸込部材30とが対向する方向は、板状体配置部11の開放面で板状体90を搬入、搬出する方向に対して交差する方向となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板等の板状体を熱処理した後に、冷却を行うための装置や、それを用いた熱処理システムに関するものである。
従来より、ガラス基板などの板状体を熱処理するための装置が用いられている。そして、このような装置は、予めガラス板等の基板(板状体)に対して特定の溶液を塗布して加熱乾燥させたものをロボットハンド等の移載装置を用いて積載段の間隔に出し入れし、熱処理室内に導入される所定の温度の熱風に晒して熱処理(焼成)する装置であり、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)やプラズマディスプレイ(PDP:Plasma Display)、有機ELディスプレイ等のようなフラットパネルディスプレイ(FPD:Flat Panel Display)の製作に使用されている。
このように、熱処理された後の板状体は冷却する必要があるが、放冷では時間がかかるので、風などを当てるなどして強制的に冷却して、短い時間で冷却するようにしている。
また、例えば、特許文献1に記載されている装置を用いて、板状体が冷却される。このように、板状体を加熱して熱処理を行う熱処理槽と、冷却を行う冷却槽を別にし、熱処理が終わった板状体を熱処理槽から冷却槽に搬送して冷却が行われる。このような装置で連続して熱処理を行う場合、熱処理槽の温度をほとんど低下させることなく冷却を行うことができるので、熱処理槽で使用されるエネルギーを低減させることができる。
特開2002−71936号 公報
熱処理槽と冷却槽とを別にした装置の場合、それぞれの槽での工程の処理能力をほぼ同じぐらいとしなければ、一方の能力が余って効率的な処理を行うことができない。そして、冷却槽での冷却時間が長いと、単位時間当たりに冷却できる板状体の枚数が少なくなって冷却槽の能力が低くなるので、多くの板状体を処理する必要があり、そのため、冷却槽が大きな槽となってしまう。
また、板状体の冷却は、特許文献1にも示されているように、一般的に、間隔を空けて板状体を並べ、板状体の間に冷却のための空気を一方側から供給して、他方側へと流して行われる。そのため、他方側での流れが弱く、また、他方側での空気の温度が高くなり、他方側の冷却に時間がかかるので、冷却が完了するまでの時間が長くかかっていた。
特に、板状体が基板などの精密電子部品の場合には、不純物を含む空気で冷却すると、その不純物が付着して板状体が汚れるので、HEPAフィルタ付きのファンなどを用いて、冷却用の空気を流している。そのため、供給される空気も流速が遅くなり、供給量も少なくなるので、一般的なものに比べて冷却時間が長くなってしまう。
また、熱処理された高温の板状体を、この装置に搬入し、また、冷却後の板状体を搬出する必要がある。そして、この冷却槽の搬入部分や搬出部分を開放状態としたままで、冷却できる装置の場合には、かかる部分の構造を簡略化することができる。
しかし、このような構造の場合、この開放部分から冷却空気が外部に流れるので、他方側の空気の流れが遅くなって、この部分の冷却が不十分となりやすくなるため、冷却の時間が余計に必要になってしまう。
そこで、本発明は、熱処理された板状体の冷却を行うことができ、装置を小さくしながら、効率よく冷却できる板状体冷却装置を提供することを課題とする。
そして、上記した目的を達成するための請求項1に記載の発明は、冷却対象である板状体が配置される板状体配置部と、配置された板状体を冷却する冷却部材とを有するものであり、板状体配置部には、配置される板状体の板面に沿う方向に板状体を挟む両側の少なくともいずれか一方に、板状体の搬入、搬出を行う開放面が形成されており、冷却部材は、外から空気を板状体配置部に向かって吹き出す吹出部材と、板状体配置部から吸い込んで外に排出する吸込部材とを有し、吹出部材と吸込部材とが対向する方向は、板状体配置部の開放面で搬入、搬出を行う方向に対して交差する方向であることを特徴とする板状体冷却装置である。
請求項1に記載の発明によれば、冷却部材は、外から空気を板状体配置部に向かって吹き出す吹出部材と、板状体配置部から吸い込んで外に排出する吸込部材とを有し、吹出部材と吸込部材とが対向する方向は、板状体配置部の開放面で搬入、搬出を行う方向に対して交差する方向であるので、冷却部材による冷却の際、空気の流れを、板状体の全体で、ほぼ一様な速度とすることができ、効率的な冷却を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、吹出部材の吹出方向と、吸込部材の吸込方向は、同じ方向となっていることを特徴とする請求項1に記載の板状体冷却装置である。
請求項2に記載の発明によれば、吹出部材の吹出方向と、吸込部材の吸込方向は、同じ方向となっているので、空気の流れが安定し、また、空気の流れをより強くすることができる。
吹出部材及び吸込部材には、クロスフローファンを用いることができる(請求項3)。
請求項4に記載の発明は、複数の支持ピンが設けられ、板状体の板面が上下となるようにしながら支持ピンの上に板状体を載せて、板状体を配置するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の板状体冷却装置である。
請求項4に記載の発明によれば、複数の支持ピンの上に板状体を載せて板状体を配置して板状体を冷却するので、冷却の際に気流の邪魔になりにくく、板状体の配置を簡単に行うことができる。
請求項5に記載の発明は、支持ピンは伸縮可能であり、板状体の板面によって形成されるすき間の幅を変えることができることを特徴とする請求項4に記載の板状体冷却装置である。
請求項5に記載の発明によれば、支持ピンは伸縮可能であり、板状体の板面によって形成されるすき間の幅を変えることができるので、必要に応じて、冷却のための気流の速度を変えたり、板状体の搬入や搬出の作業性を向上させることが可能となる。
請求項6に記載の発明は、配置された板状体の温度を確認できる温度センサーを有し、前記温度センサーの検出結果によって、支持ピンを伸縮させるものであることを特徴とする請求項5に記載の板状体冷却装置である。
請求項6に記載の発明によれば、配置された板状体の温度を確認できる温度センサーを有し、前記温度センサーの検出結果によって、支持ピンを伸縮させるものであるので、板状体の冷却時間の調整が可能である。
また、板状体の熱処理を行う熱処理装置と、請求項1〜6のいずれかに記載の板状体冷却装置と、熱処理された板状体を取り出して前記板状体冷却装置に搬入する搬入装置とによって熱処理システムとすることができる(請求項8)。
本発明の板状体冷却装置によれば、装置を小さくしながら、板状体の冷却を効率よく行うことができる。
以下さらに本発明の具体的実施例について説明する。
本発明の第1の実施形態の板状体冷却装置1は、図1、図2に示されるように、吹出部材20と吸込部材30からなる冷却部材10と、板状体配置部11とを有している。
そして、板状体配置部11に冷却対象である板状体90が配置され、冷却部10を作動させることにより、板状体90を冷却することができる。なお、板状体90は、長方形状であり、辺90a、90b、90c、90dを有する形状である。
冷却部材10の吹出部材20と吸込部材30は、具体的にはクロスフローファンである。このクロスフローファンは、細長い形状であり、帯状の風を発生させることができるものである。そして、図1〜図3に示されるように、吹出部材20及び吸込部材30は、本体部25、35の内部に回転体26、36が配置される構造である。また、吹出部材20及び吸込部材30には、横長の吹出口21、31と吸入口22、32を有している。
吹出部材20の吹出口21と、吸込部材30の吸入口32は、板状体配置部11側に向くように配置されており、一方、吹出部材20の吸入口22と、吸込部材30の吹出口31は、外側に配置されている。
そのため、吹出部材20を作動させると、外から吸入口22を通じて吸入された空気を、吹出口21から板状体配置部11に向かって吹き出すことができ、吸込部材30を作動させると、板状体配置部11から吸入口32を通じて吸入された空気を、吹出口31から外に排出することができる。そして、吹出部材20と吸込部材30とを同時に作動させることにより、以下に示すような気流を発生させることができる。
吹出部材20と吸込部材30は、板状体90を挟んで両側に位置しており、対向するように配置されている。また、吹出部材20の吹出口21と、吸込部材30の吸入口32が、板状体90の辺90a、90cに沿うように配置され、板状体90側に向かう方向となっている。
そのため、吹出部材20の吹出口21から吹き出される方向である吹出方向と、吸込部材30の吸入口32から吸い込まれる方向である吸込方向とは、同じ方向となっており、冷却部材10が作動すると、図2、図3の矢印に示されるように、吹出部材20の吹出口21から吹き出された帯状の流れが、板状体90の表面を通過して、そのまま吸込部材30の吸入口32から吸い込まれる。
吹出部材20の吹出口21、及び、吸込部材30の吸入口32は、上下方向にある程度の長さがある。そして、図3に示されるように、板状体90の位置は、吹出口21や吸入口32の上下方向の中間付近に位置しており、冷却部材10によって発生する流れは、板状体90の上面側及び下面側に分かれて流れ、板状体90の両面で冷却が行われる。
なお、この冷却のための流れは、上面又は下面の一方だけでもよく、一方の面から冷却してもよい。
また、図1、図3に示すように、吹出部材20と吸込部材30とからなる冷却部材10の数や、板状体配置部11の数は、配置される板状体90の数に対応している。本実施形態では、冷却部材10及び板状体配置部11が2組あり、2枚の板状体90を同時に冷却することができる。
板状体配置部11は、上下に配置される板部材40によって仕切られており、板部材40に挟まれて形成される。本実施形態の板状体冷却装置1では、3枚の板部材40が間隔を設けるようにして上下に並べて配置され、上下に隣り合う板部材40同士の間に、板状体配置部11が2ヵ所形成されている。なお、板部材40の内で、間に配置されるものは、上方の板状体配置部11の下側に配置されるものと、下方の板状体配置部11の上側に配置されるものとを兼ねている。
また、板部材40は、長方形状であり、板状体90よりも大きく、板状体配置部11に板状体90を配置することができる。
そして、板状体配置部11の上下には板部材40が配置され、また、4ヵ所の側面の内、対向する一対の側面には、吹出部材20と吸込部材30とが配置され、他の対向する一対の側面は、開放状態となって開放面11a、11bが形成されている。この開放面11a、11bにおいて、板状体90の搬入、搬出が行われるものである。
したがって、開放面11a、11b同士が、配置される板状体90の板面に沿う方向に、板状体90を挟む両側に、対向配置されている。
また、吹出部材20と吸込部材30についても、配置される板状体90の板面に沿う方向に、板状体90を挟む両側に、対向配置されている。
そして、吹出部材20と吸込部材30とが対向する方向は、板状体配置部11の開放面11a、11b同士が対向する方向に対して交差する方向となっており、本実施形態では、これらの方向が直交している。
また、各板状体配置部11を形成する板部材40の内、下側の板部材40の上側には、支持ピン43が配置されている。そして、支持ピン43は、板状体90を載せるために用いられるものであり、板部材40に固定されている。
支持ピン43は、板部材40上に複数形成されており、板状体90が配置される全域に配置されており、また全て同じ長さである。
そして、支持ピン43上に板状体90を載せると、板状体90の板面が上下面となるような状態となる。
支持ピン43の先端部分は尖っている。したがって、支持ピン43と板状体90とは点接触に近い状態となっており、板状体90との接触部分を少なくし、また、冷却の際に、より広い面積に気流が当たり、冷却性を向上させることができる。
板状体90が配置されると、板状体90は板部材40の間に位置することとなる。そして、吹出部材20と吸込部材30とからなる冷却部材10を作動させることにより、板状体90と板部材40との間の板状体配置部11に気流が発生して、板状体90が冷却される。
そして、板状体90の熱を奪い、温度の上昇した空気は、吸込部材30によって、外に排出される。
次に、板状体冷却装置1の使用方法について説明する。
本実施形態の板状体冷却装置1では、図示しない熱処理装置、搬入装置、搬出装置と共に用いられるものである。そして、これらの装置によって熱処理システム5となるものである。
そして、板状体冷却装置1によって冷却される板状体90は、前記の熱処理装置によって高温で熱処理され、搬入装置によって熱処理装置から板状体冷却装置1の板状体配置部11に移動し、冷却の後、搬出装置によって板状体冷却装置1から搬出される。
熱処理装置、搬入装置、搬出装置は、従来から使用されている構造のものを用いることができる。そして、熱処理装置として、電気ヒータなどを用いたオーブンを用いることができ、また、搬入装置や搬出装置としては、ロボット式アームを用いることができる。
搬入装置による搬入は、開放面11aから行われ、図1の矢印に示されるような方向に行われる。そして、この搬入された熱処理直後の板状体90は、図3のように、支持ピン43の上に載せられる。そして、吹出部材20と吸込部材30とを作動させて、外側の外部の空気を内部に供給することにより、板状体90を冷却する。
この空気の流れは、吹出部材20と吸込部材30に用いられるクロスフローファンによるものであるため、下流側(吸込部材30)での流れの拡散が発生しにくくなり、空気の流れを板状体90全体でほぼ一様な速度とすることができ、効率的な冷却が可能となる。
そして、所定の温度以下に冷却された板状体90は、搬出装置により開放面11bから搬出され、図1の矢印に示されるような方向に搬出される。その後、別の板状体90が搬入されて次々に冷却される。したがって、吹出部材20と吸込部材30とが対向する方向は、開放面11a、11bによって搬入や搬出を行う方向に対して交差する方向であり、搬入や搬出の際に吹出部材20や吸込部材30が邪魔にならない。
このように、板状体冷却装置1では、効率的に、短時間で冷却することができるので、同時に冷却する枚数が少なくても、単位時間当たりの板状体90の冷却枚数を確保することができるので、装置を小さくすることが可能である。
なお、吹出部材20や吸込部材30の作動は、冷却を行う場合にのみ作動してもよく、また、常時作動させておいてもよい。
本実施形態の板状体冷却装置1では、互いに対向する位置に設けられる開放面11a、11bにおいて、板状体90の搬入、搬出が行われる。したがって、熱処理システム5における板状体冷却装置1の前後の工程の配置を、直線状にすることができ、全体の配置を直線状としやすくなる。
なお、冷却部材10の数や、板状体配置部11の数は、同時に冷却できる板状体90の数に応じて設けられるが、これは、熱処理システム5で必要な能力に合わせられ、冷却を行う時間と、単位時間当たりに冷却を行う板状体90の枚数によって決めることができる。
次に、本発明の第2の実施形態の板状体冷却装置2について説明する。板状体冷却装置2は、図4に示されており、上記した板状体冷却装置1と同様に、冷却部材10及び板状体配置部11を有している。そして、板状体冷却装置2では、冷却部材10及び板状体配置部11は1組しかなく、板状体90を1枚のみ冷却することができるものである。
また、図4に示されるように、板状体冷却装置2においても、冷却部材10を用いて、板状体90と板部材40との間に気流を発生させて、板状体90を冷却するものである。そして、本実施形態の板状体冷却装置2では、吹出部材20の吹出口21と、吸込部材の吸入口(図示せず)が、板状体90よりも上側に位置している。
そのため、板状体90の上側と、板状体配置部11の上側に配置されている板部材40との間で、上記した冷却のための気流が主に流れており、板状体90の上下の板面の内、上側の上面側が主に冷却される。
板状体冷却装置2には、板状体90を載せるための支持ピン53が複数設けられているが、この支持ピン53は伸縮可能である。そして、支持ピン53を伸縮させることにより、板部材40と板状体90との距離を変えることができる。
そして、支持ピン53を伸ばすと、上側の板部材40と板状体90との距離が接近し、外部から供給されて冷却に用いられる空気の流れを速くすることができる。また、板状体90の下側のすき間を大きくすることができるので、板状体90を搬入する作業を行いやすくすることができる。
また、板状体冷却装置2には、図示していないが、配置された板状体90の温度を確認できる温度センサーが設けられている。そして、この温度センサーの検出結果によって、支持ピン53を伸縮させることができ、そのため、板状体90の冷却時間の調整を容易に行うことができる。
さらに、複数設けられている支持ピン53の伸縮の程度を変えるようにすることができるようにし、支持ピン53上の板状体90を傾斜状態とすることができるようにしてもよい。
また、板状体冷却装置2には、コンベアローラ50が設けられている。そして、このコンベアローラ50は、冷却された板状体90の搬出を行うことができる。
そして、コンベアローラ50には、軸部51とローラ部52とを有している。そして、軸部51を回転させ、ローラ部52が回転することにより、ローラ部52上の板状体90が移動し、板状体90の搬出が行われる。
そして、本実施形態の板状体冷却装置2の支持ピン53は伸縮可能であるので、冷却後に、板状体90がローラ部52に接触する程度に支持ピン53を縮めることにより、冷却時には、ローラ部52と板状体90が接触せず、搬送時には確実にローラ部52に板状体90を接触させることができる。
板状体冷却装置1、2では、冷却のための空気が外部から板状体配置部11へと流入するが、この空気は、吹出部材20の吸入口22から入るので、この吸入口22にフィルターを配置させ、外部から流入する空気を、このフィルターを通じて流入させるようにすることにより、不純物の少ない空気による冷却が可能である。
また、板状体冷却装置1、2では、開放面11a、11bを有して、一方を板状体90の搬入に用い、他方を板状体90の搬出に用いたが、開放面11a、11bのいずれか一方を閉鎖して、他方により、板状体90の搬入、搬出を行うようにしてもよい。
すなわち、板状体90の搬入、搬出を行う開放面11a、11bは、板状体90の板面に沿う方向に、板状体90を挟む両側の少なくともいずれか一方に形成されていればよい。
本発明の第1の実施形態における板状体冷却装置を示した斜視図である。 図1に示す板状体冷却装置を上から見た図であって、使用状態での気流を示した説明図である。 図1に示す板状体冷却装置を側面から見た図であって、使用状態での気流を示した説明図である。 本発明の第2の実施形態における板状体冷却装置を側面から見た図であって、使用状態での気流を示した説明図である。
符号の説明
1、2 板状体冷却装置
10 冷却部
11 板状体配置部
11a、11b 開放面
20 吹出部材
30 吸込部材
43、53 支持ピン
90 板状体

Claims (7)

  1. 冷却対象である板状体が配置される板状体配置部と、配置された板状体を冷却する冷却部材とを有するものであり、
    板状体配置部には、配置される板状体の板面に沿う方向に板状体を挟む両側の少なくともいずれか一方に、板状体の搬入、搬出を行う開放面が形成されており、
    冷却部材は、外から空気を板状体配置部に向かって吹き出す吹出部材と、板状体配置部から吸い込んで外に排出する吸込部材とを有し、
    吹出部材と吸込部材とが対向する方向は、板状体配置部の開放面で搬入、搬出を行う方向に対して交差する方向であることを特徴とする板状体冷却装置。
  2. 吹出部材の吹出方向と、吸込部材の吸込方向は、同じ方向となっていることを特徴とする請求項1に記載の板状体冷却装置。
  3. 吹出部材及び吸込部材には、クロスフローファンが用いられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の板状体冷却装置。
  4. 複数の支持ピンが設けられ、板状体の板面が上下となるようにしながら支持ピンの上に板状体を載せて、板状体を配置するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の板状体冷却装置。
  5. 支持ピンは伸縮可能であり、板状体の板面によって形成されるすき間の幅を変えることができることを特徴とする請求項4に記載の板状体冷却装置。
  6. 配置された板状体の温度を確認できる温度センサーを有し、前記温度センサーの検出結果によって、支持ピンを伸縮させるものであることを特徴とする請求項5に記載の板状体冷却装置。
  7. 板状体の熱処理を行う熱処理装置と、請求項1〜6のいずれかに記載の板状体冷却装置と、熱処理された板状体を取り出して前記板状体冷却装置に搬入する搬入装置とを有することを特徴とする熱処理システム。
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