JP2009019832A - 板状体冷却装置、熱処理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 板状体冷却装置1は、板状体90が配置される板状体配置部11と、冷却部材10とを有している。冷却部材10には吹出部材20と吸込部材30が設けられており、吹出部材20及び吸込部材30は、板状体90を挟んで対向するように配置されている。また、板状体配置部11には、板状体90を搬入、搬出することができる開放部11aが配置されている。
そして、吹出部材20と吸込部材30とが対向する方向は、板状体配置部11の開放面で板状体90を搬入、搬出する方向に対して交差する方向となっている。
【選択図】 図1
Description
しかし、このような構造の場合、この開放部分から冷却空気が外部に流れるので、他方側の空気の流れが遅くなって、この部分の冷却が不十分となりやすくなるため、冷却の時間が余計に必要になってしまう。
本発明の第1の実施形態の板状体冷却装置1は、図1、図2に示されるように、吹出部材20と吸込部材30からなる冷却部材10と、板状体配置部11とを有している。
そして、板状体配置部11に冷却対象である板状体90が配置され、冷却部10を作動させることにより、板状体90を冷却することができる。なお、板状体90は、長方形状であり、辺90a、90b、90c、90dを有する形状である。
そのため、吹出部材20を作動させると、外から吸入口22を通じて吸入された空気を、吹出口21から板状体配置部11に向かって吹き出すことができ、吸込部材30を作動させると、板状体配置部11から吸入口32を通じて吸入された空気を、吹出口31から外に排出することができる。そして、吹出部材20と吸込部材30とを同時に作動させることにより、以下に示すような気流を発生させることができる。
なお、この冷却のための流れは、上面又は下面の一方だけでもよく、一方の面から冷却してもよい。
また、板部材40は、長方形状であり、板状体90よりも大きく、板状体配置部11に板状体90を配置することができる。
また、吹出部材20と吸込部材30についても、配置される板状体90の板面に沿う方向に、板状体90を挟む両側に、対向配置されている。
そして、吹出部材20と吸込部材30とが対向する方向は、板状体配置部11の開放面11a、11b同士が対向する方向に対して交差する方向となっており、本実施形態では、これらの方向が直交している。
支持ピン43は、板部材40上に複数形成されており、板状体90が配置される全域に配置されており、また全て同じ長さである。
そして、支持ピン43上に板状体90を載せると、板状体90の板面が上下面となるような状態となる。
そして、板状体90の熱を奪い、温度の上昇した空気は、吸込部材30によって、外に排出される。
本実施形態の板状体冷却装置1では、図示しない熱処理装置、搬入装置、搬出装置と共に用いられるものである。そして、これらの装置によって熱処理システム5となるものである。
この空気の流れは、吹出部材20と吸込部材30に用いられるクロスフローファンによるものであるため、下流側(吸込部材30)での流れの拡散が発生しにくくなり、空気の流れを板状体90全体でほぼ一様な速度とすることができ、効率的な冷却が可能となる。
このように、板状体冷却装置1では、効率的に、短時間で冷却することができるので、同時に冷却する枚数が少なくても、単位時間当たりの板状体90の冷却枚数を確保することができるので、装置を小さくすることが可能である。
なお、吹出部材20や吸込部材30の作動は、冷却を行う場合にのみ作動してもよく、また、常時作動させておいてもよい。
そのため、板状体90の上側と、板状体配置部11の上側に配置されている板部材40との間で、上記した冷却のための気流が主に流れており、板状体90の上下の板面の内、上側の上面側が主に冷却される。
そして、コンベアローラ50には、軸部51とローラ部52とを有している。そして、軸部51を回転させ、ローラ部52が回転することにより、ローラ部52上の板状体90が移動し、板状体90の搬出が行われる。
すなわち、板状体90の搬入、搬出を行う開放面11a、11bは、板状体90の板面に沿う方向に、板状体90を挟む両側の少なくともいずれか一方に形成されていればよい。
10 冷却部
11 板状体配置部
11a、11b 開放面
20 吹出部材
30 吸込部材
43、53 支持ピン
90 板状体
Claims (7)
- 冷却対象である板状体が配置される板状体配置部と、配置された板状体を冷却する冷却部材とを有するものであり、
板状体配置部には、配置される板状体の板面に沿う方向に板状体を挟む両側の少なくともいずれか一方に、板状体の搬入、搬出を行う開放面が形成されており、
冷却部材は、外から空気を板状体配置部に向かって吹き出す吹出部材と、板状体配置部から吸い込んで外に排出する吸込部材とを有し、
吹出部材と吸込部材とが対向する方向は、板状体配置部の開放面で搬入、搬出を行う方向に対して交差する方向であることを特徴とする板状体冷却装置。 - 吹出部材の吹出方向と、吸込部材の吸込方向は、同じ方向となっていることを特徴とする請求項1に記載の板状体冷却装置。
- 吹出部材及び吸込部材には、クロスフローファンが用いられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の板状体冷却装置。
- 複数の支持ピンが設けられ、板状体の板面が上下となるようにしながら支持ピンの上に板状体を載せて、板状体を配置するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の板状体冷却装置。
- 支持ピンは伸縮可能であり、板状体の板面によって形成されるすき間の幅を変えることができることを特徴とする請求項4に記載の板状体冷却装置。
- 配置された板状体の温度を確認できる温度センサーを有し、前記温度センサーの検出結果によって、支持ピンを伸縮させるものであることを特徴とする請求項5に記載の板状体冷却装置。
- 板状体の熱処理を行う熱処理装置と、請求項1〜6のいずれかに記載の板状体冷却装置と、熱処理された板状体を取り出して前記板状体冷却装置に搬入する搬入装置とを有することを特徴とする熱処理システム。
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