JP2009018882A - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンスが容易であり、またコストを増大させることなしに、かごが戸開状態のまま走行するのを防止することが可能なエレベータ装置を得る。
【解決手段】電動機10の回転トルクがモータ軸12を介して伝達されて回転駆動される駆動綱車、かご戸を有するかご、乗場戸を有する乗場、及び制動機を有するエレベータ装置において、モータ軸12に同軸に固定され、複数の延出部挿通孔46aを有する軸回転規制盤46と、可動鉄心37を軸回転規制位置と軸回転規制解除位置との間を往復移動させるスプリング39と励磁コイル36を備える挿通棒作動機構と、戸開検出手段から受信された戸開信号または戸開信号に応じて、可動鉄心37を軸回転規制位置または軸回転規制解除位置に移動させるようにスプリング39と励磁コイル36を駆動制御する作動回路部40と、を備えている。
【選択図】図3

Description

この発明は、かごが戸開状態のまま走行されるのを防止するエレベータ装置に関する。
従来のエレベータは、エレベータ箱、バランスウエイト、巻上げロープ、環状端部表面を有する駆動ロープ車、操作ブレーキ、及びモータなどを備えている。そして、モータのトルクにより駆動ロープ車を回転させてエレベータ箱を走行させ、また、操作ブレーキで駆動ロープ車を制動することによりエレベータ箱に対する制動力を働かせている。さらに、従来のエレベータドアが開いたままエレベータ箱が位置変動することを阻止する従来のエレベータ用の非常ブレーキ装置が、従来のエレベータの構成に加えて配設されている。
そして、従来のエレベータ用の非常ブレーキ装置は、駆動ロープ車に同軸に配置されたハブ、ハブに固定され、駆動ロープ車の径方向に延在する複数のスポーク、及びスポークの外周端に配設されたブレーキ要素を有するブレーキ星形車と、駆動ロープ車の環状端部表面に対し、ブレーキ星形車のブレーキ要素をばね力によって連続的に押し付けるばねと、軸方向に移動可能な制動ボルトと、制動ボルトを軸方向に移動させてブレーキ星形車のスポーク間に挿入する手段と、を備えている。
従来のエレベータ用の非常ブレーキ装置は、駆動ロープ車の環状端部表面に対し、ブレーキ要素がばねによって押し付けられているので、摩擦力が駆動ロープ車の環状端部表面とブレーキ要素との間に発生される。これにより、ブレーキ星形車は、駆動ロープ車に一体に回転するようになっている。
また、従来のエレベータ用の非常ブレーキ装置では、例えば、エレベータドアの戸開信号に連動させて、制動ボルトをブレーキ星形車のスポーク間に挿入させている。これにより、何らかの理由で、操作ブレーキによるエレベータ箱の制動動作が行えなくなり、さらに駆動ロープ車を回転させる力が働いた場合でも、ブレーキ星形車のスポークが制動ボルトに当たるので、駆動ロープ車の回転が規制される。即ち、エレベータドアが開状態のときには、駆動ロープ車の回転が阻止されて、エレベータ箱が位置変動することが防止されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−193860号公報
従来のエレベータ用の非常ブレーキ装置において、ブレーキ星形車は、駆動ロープ車の環状端部表面とブレーキ要素との間の摩擦力を利用して、駆動ロープ車に一体に回転されている。ブレーキ要素は磨耗されるので、磨耗具合に応じて交換しなければならず、また、磨耗度のチェックも短い間隔で定期的に行う必要があり、メンテナンスに大きな労力を要していた。
また、従来のエレベータ用の非常ブレーキ装置に用いられるばねは、重量の大きなエレベータ箱の位置変動を阻止する必要性から、ブレーキ要素を駆動ロープ車の環状端部表面に非常に大きな力で押し付けて配設しなければならず、剛性の高い特殊なものが要求されていた。ばねは特殊であるために高価であり、これにより装置全体の製造コストが増大するという問題があった。
この発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、メンテナンスが容易であり、またコストを増大させることなしに、かごが戸開状態のまま走行するのを防止することが可能なエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明は、電動機、電動機の回転トルクがトルク伝達軸を介して伝達されて回転駆動される駆動綱車、駆動綱車に巻き掛けられた主索、主索の一端が連結され、かご戸を有するかご、かご戸と対面可能に配設された乗場戸を有する乗場、主索の他端が連結された吊り合いおもり、及び駆動綱車の回転を規制可能に駆動綱車に隣接して配設された制動機を有し、かごが駆動綱車の回転に応じて昇降路内を昇降するエレベータ装置において、トルク伝達軸に同軸に固定され、同一円周上に等角ピッチで形成された複数の延出部挿通孔を有する軸回転規制盤と、トルク伝達軸の軸方向のみに移動可能に配設された挿通棒、及び挿通棒をその先端が延出部挿通孔に挿通される軸回転規制位置と先端が延出部挿通孔から外れる軸回転規制解除位置との間を往復移動させる挿通棒移動手段を備える挿通棒作動機構と、かご戸及び乗場戸が開状態にあるときに戸開信号を送信し、かご戸及び乗場戸が閉状態にあるときに戸閉信号を送信する戸開検出手段と、戸開信号を受信すると、挿通棒を軸回転規制位置に移動させ、戸閉信号を受信すると挿通棒を軸回転規制解除位置に移動させるように挿通棒移動手段に対して駆動制御する作動回路部と、を備えている。
この発明のエレベータ装置によれば、かご戸及び乗場戸が戸開状態にあるときの駆動綱車の回転の規制が、制動機によるものに加えて、モータ軸に固定した軸回転規制盤の延出部挿通孔に挿通棒の先端を挿通させることによって行われている。従って、従来のようにブレーキ要素や特殊なばねを必要としないので、メンテナンスが容易であり、またコストを増大させることなしに、かご戸及び乗場戸が戸開状態のまま、かごが走行することを防止できる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1はこの発明に係るエレベータ装置の模式図、図2は図1のA部拡大図、図3はこの発明に係るエレベータ装置の戸開走行防止装置の要部断面図であり、可動鉄心が軸回転規制位置にある状態を示している。図4は図3のIV−IV矢視断面図、図5は図1のB部拡大図、図6はこの発明に係るエレベータ装置の戸開走行防止装置のシステム構成図、図7はこの発明に係るエレベータ装置の戸開走行防止装置の要部断面図であり、可動鉄心が軸回転規制解除位置にある状態を示している。
まず、エレベータ装置1の主な構成について説明する。
図1及び図2において、エレベータ装置1は、乗場戸3aが配設された乗場3、昇降路壁2及び各階の乗場3に配設された乗場戸3aに囲まれる昇降路4内を昇降自在に配設されたかご5、昇降路4の上部に設置される機械室7、駆動綱車9と電動機10を有する巻上機8、エレベータ制御盤13、吊り合いおもり14、主索15、そらせ車16、ブレーキドラム17、制動機18、及び戸開走行防止装置25を備えている。
そして、巻上機8、エレベータ制御盤13、及びそらせ車16が、機械室7に配設されている。
電動機10は、筐体11及びトルク伝達軸としてのモータ軸12を有している。筐体11は、電動機10の主要構成(図示せず)を収納し、機械室7の床部に固定されている。また、モータ軸12は、その軸回りに回転自在に筐体11に支持されて、両端が筐体11から延出されている。このとき、筐体11から延出されたモータ軸12の一端側に戸開走行防止装置25が配設され、モータ軸12の他端側に駆動綱車9がモータ軸12に同軸に固定されている。
そして、主索15が、駆動綱車9に巻き掛けられ、その一端側が昇降路4内に垂下され、その他端側がそらせ車16に巻き掛けられて昇降路4内に垂下されている。さらに、主索15の一端がかご5の上端に連結され、また、主索15の他端が吊り合いおもり14の上端に連結されている。そして、かご5は、電動機10のモータ軸12の回転トルクがモータ軸12を介して伝達されて回転駆動される駆動綱車9と主索15との間に発生する摩擦力を利用して昇降路4内を昇降可能になっている。
また、ブレーキドラム17が、駆動綱車9に同軸に固定され、電動機10と反対側に駆動綱車9から突出されている。さらに、詳細は後述の制動機18が駆動綱車9に隣接して、かつ、ブレーキドラム17の軸回りの回転を規制可能に配設されている。これにより、駆動綱車9の回転が規制されて、かご5の昇降動作を停止させることができるようになっている。
エレベータ制御盤13は、エレベータ装置1の運行を制御するためのプログラムが書き込まれたROM(図示せず)や当該プログラムの内容に従ってエレベータ装置1の運行を制御するためのCPU(図示せず)等を有し、プログラムに基づいたエレベータ装置1の運行制御を行っている。そして、エレベータ制御盤13は電動機10、及び制動機18のそれぞれと電気的に接続されており、電動機10、及び制動機18の駆動がエレベータ制御盤13によって制御されている。即ち、電動機10の駆動によるかご5の昇降動作及び制動機18の駆動によるかご5の停止動作が、エレベータ制御盤13によって制御されている。
また、かご5は、所定の階床の乗場3に停止したときに、乗場戸3aと対面するかご戸5aを有しており、かご戸5a及び乗場戸3aからなる戸6の開閉もエレベータ制御盤13によって制御されている。なお、通常はかご戸5a及び乗場戸3aは連動して開閉されるようになっている。
制動機18は、図2に示されるように、一対のブレーキシュー19、及びシュー駆動部20を有している。一対のブレーキシュー19は、ブレーキドラム17の軸心を含む鉛直面に対して対称に配設されている。このとき、一対のブレーキシュー19は、ブレーキドラム17の周方向に180度ずらして、かつ、それぞれがブレーキドラム17の外周面と対向するように配設されている。シュー駆動部20は、ブレーキドラム17の上方の駆動綱車9を覆う枠体(図示せず)などの固定部に配設されたケース20a内に設けられたブレーキコイル(図示せず)、及び一端がブレーキシュー19のそれぞれに接続されて、ブレーキシュー19のブレーキドラム17と反対の面に沿って延在されるブレーキアーム21等を有している。
そして、エレベータ制御盤13は、図示しない電源を作動してブレーキコイルの通電とその遮断を任意に制御することにより、以下のように駆動綱車9の回転の規制とその解除を行っている。
即ち、ブレーキコイルがエレベータ制御盤13によって通電させられると、電磁力が発生し、この電磁力は、ブレーキアーム21をブレーキドラム17の径方向の外側に移動させる力として働くようになっている。これにより、ブレーキシュー19がブレーキドラム17から離反して駆動綱車9の回転の規制が解除され、かご5は、駆動綱車9の回転に応じた昇降路4内の昇降が可能となる。
また、エレベータ制御盤13が、ブレーキコイルへの通電を遮断した場合には、電磁力が消失されるのでブレーキアーム21のそれぞれがブレーキシュー19をブレーキドラム17に押し付けるように移動し、ブレーキシュー19とブレーキドラム17の外周面との間が押圧状態に密着される。これにより、ブレーキドラム17と一体に回転する駆動綱車9の回転が規制されて、かご5の昇降動作は停止される。
また、図1、図2及び図5において、戸開走行防止装置25は、戸開検出手段26、挿通棒作動機構30、作動回路部40、電源45、及び軸回転規制盤46を有している。
戸開検出手段26は、かご戸5a及び乗場戸3aまわりに配設され、挿通棒作動機構30、作動回路部40、電源45、及び軸回転規制盤46が、モータ軸12の一端側の軸まわりに配設されている。そして、作動回路部40には電源45から電圧が供給されている。
次いで、戸開走行防止装置25の構成詳細について説明する。
戸開検出手段26は、かご戸開検出手段27A及び乗場戸開検出手段27Bから構成されている。
そして、かご戸開検出手段27Aは、かご戸全閉スイッチ28aとかご側カム29aを有している。かご側カム29aは、かご戸5aの上端に固定され、かご戸全閉スイッチ28aは、かご戸5aが全閉したときにかご側カム29aと係合するように、かご戸5aの開閉動作に連動しないかご5の固定部に固定されている。
そして、かご戸全閉スイッチ28aは、かご戸5aが全閉されてかご側カム29aと係合されたときに、所定の大きさの電圧(H電圧)を戸閉信号として出力し、かご戸5aが開動作されてかご側カム29aとの係合が解除されたときに接地電圧(L電圧)を戸開信号として出力する出力端子(図示せず)を有している。
乗場戸開検出手段27Bは、乗場戸全閉スイッチ28b及び乗場側カム29bを有し、乗場側カム29bは、乗場戸3aの上端に固定され、乗場戸全閉スイッチ28bは、乗場戸3aが全閉されたときに乗場側カム29bと係合するように、乗場戸3aに連動しない昇降路壁2の固定部に配設されている。
そして、乗場戸全閉スイッチ28bは、かご戸全閉スイッチ28aと同様に、乗場戸3aが全閉されて乗場側カム29bと係合されたときに所定の大きさの電圧(H電圧)を戸閉信号として出力し、乗場戸3aが開動作されて乗場側カム29bとの係合が解除されたときに接地電圧(L電圧)を戸開信号として出力する出力端子を有している。
次いで、挿通棒作動機構30について説明する。
図3において、挿通棒作動機構30は、鉄心内包体31、ボビン35、それぞれ挿通棒移動手段としての励磁コイル36とスプリング39、挿通棒としての可動鉄心37、及びボルトナット38を有している。なお、図3では説明の便宜上、筐体11とモータ軸12を除く電動機10の構成を省略して図示している。
鉄心内包体31は、基体32及び蓋板34で構成されている。
基体32は、直方体状に形成され、その長手方向をモータ軸12の軸方向に合わせ、かつ、該長手方向の一端を筐体11におけるモータ軸12の軸方向の一端に合わせて筐体11に固定されている。また、貫通孔33が孔方向を基体32の長手方向に合わせて基体32に形成されている。そして、貫通孔33の内周壁面は、その孔方向に垂直な断面が円になるように形成されている。
このとき、貫通孔33の孔径は、基体32の一端側の開口から孔方向の他側に所定の距離離間した場所でステップ状に大きくなり、さらに、孔方向の他側に所定の距離離間した場所でステップ状に小さくなるように形成されている。即ち、貫通孔33は、一番大きな孔径を有する第1の孔部33a、第1の孔部33aの孔方向の一側に同軸に連結される第2の孔部33b、及び第1の孔部33aの孔方向の他側に同軸に連結される第3の孔部33cにより構成されている。
また、蓋板34が、基体32の他端側の開口を覆うように、ボルトナット38で基体32に固定されている。
ボビン35は第3の孔部33cの孔径と同じ内径を有する円筒部35a、及び円筒部35aの両端で径方向に延在する環状のツバ部35bを有している。
励磁コイル36は、絶縁材に被覆された銅線などを円筒部35aの外周面に巻回して形成されている。
そして、励磁コイル36付きのボビン35が、円筒部35aの軸方向を貫通孔33の孔方向にあわせ、第1の孔部33aに収納されている。そして、ツバ部35bが基体32の内壁に固定されている。
また、可動鉄心37は、それぞれ円柱状の円柱基部37a、及び延出部37bで構成されている。延出部37bは、円柱基部37aより小径に形成され、円柱基部37aの一端面から同軸に突設されている。
そして、可動鉄心37は、円筒部35aに遊嵌状態に挿通され、さらに、延出部37bが第2の孔部33bに遊嵌状態に挿通されて、延出部37bの先端側は基体32の一側の開口から延出されている。これにより、可動鉄心37は、貫通孔33の孔方向(モータ軸12の軸方向)のみに移動が制限される。
また、スプリング39の一端が、円柱基部37aの他端面に固定され、スプリング39の他端が、円柱基部37aの他端面と対向する蓋板34の一面に固定されている。
このとき、スプリング39は、その付勢力で可動鉄心37を軸方向の一側に押圧するように第3の孔部33cに縮設されている。また、第2の孔部33bの孔径は、可動鉄心37の円柱基部37aの直径より小さくなっている。このため、可動鉄心37に働く力がスプリング39の付勢力のみであるとき、図3に示されるように、円柱基部37aの一端面が、スプリング39の付勢力によって第1の孔部33aの一端部に移動されたところで、円柱基部37aの一端面の外周側が、第1の孔部33aを形成する基体32の壁面に当接され、それ以上の可動鉄心37のスプリング39の付勢力による移動が制限される。このときの可動鉄心37の位置を軸回転規制位置とする。
次いで、軸回転規制盤46について説明する。
図2〜図4において、軸回転規制盤46は円盤状に形成され、基体32よりモータ軸12の一端側に所定の距離だけ離反させた位置でモータ軸12に同軸に固定されている。また、軸回転規制盤46には、12個の延出部挿通孔46aが、モータ軸12の軸心に円心が合わせられた同一円周上に等角ピッチで形成されている。このとき、モータ軸12の軸心と延出部37bの軸心との間の距離が、モータ軸12の軸心と延出部挿通孔46aの孔中心との間の距離と等しくなっている。
次いで、作動回路部40及び電源45について説明する。
図6において、作動回路部40は、AND素子41、抵抗42a,42b、及びトランジスタ43を有している。また、電源45は、高圧側端子45a及び低圧側端子45bを有している。なお、低圧側端子45bは接地されている。
AND素子41は、2つの入力端子41a,41bと1つの出力端子41cを有し、2つの入力端子41a,41bの両方に所定の大きさ以上の電圧が入力されたときに、出力端子41cから所定の大きさの電圧が出力されるようになっている。また、2つの入力端子41a,41bの一方または両方に所定の大きさ未満の電圧が入力されたときには、出力端子41cからは接地電位(0V)が出力されるようになっている。また、AND素子41の出力端子41cは、トランジスタ43のベースBに抵抗42aを介して接続されている。なお、抵抗42bは、後述するように励磁コイル36と電源45の高圧側端子45aとの間に配設されている。
次いで、戸開走行防止装置25の各構成間の電気的接続について説明する。
図6において、かご戸全閉スイッチ28a及び乗場戸全閉スイッチ28bの出力のそれぞれは、AND素子41の入力端子41a,41bのそれぞれに接続されている。また、励磁コイル36の一端が作動回路部40に配設された抵抗42bを介して電源45の高圧側端子45aに接続され、励磁コイル36の他端がトランジスタ43のコレクタCに接続されている。また、エミッタEは電源45の低圧側端子45bに接続されている。
これにより、ベースBに所定の大きさ以上の電圧が印加されるとエミッタE−コレクタC間は導通されて励磁コイル36を通電させ、また、ベースBへの印加電圧が所定の大きさ未満になるとエミッタE−コレクタC間の導通が遮断されて励磁コイル36への通電も遮断される。
次いで、戸開走行防止装置25の動作について説明する。
図5〜図7において、かご戸5a及び乗場戸3aが全閉状態にあるときには、かご戸全閉スイッチ28a及び乗場戸全閉スイッチ28bのそれぞれが、かご側カム29a及び乗場側カム29bのそれぞれと係合している。即ち、かご戸全閉スイッチ28a及び乗場戸全閉スイッチ28bのそれぞれから出力される電圧はH電圧(戸閉信号)であり、H電圧がAND素子41の入力端子41a,41bに入力されるので、励磁コイル36が通電される。
このとき、励磁コイル36の励磁によって発生される電磁力が、スプリング39の付勢力に抗して可動鉄心37をスプリング39側に吸引するように働くにようになっている。従って、励磁コイル36を通電させると、図7に示されるように、スプリング39の付勢力に抗して可動鉄心37がスプリング39側に移動される。そして、可動鉄心37の移動は、延出部37bの先端が、軸回転規制盤46より基体32側に所定の距離だけ離反した位置で停止される。即ち、可動鉄心37は延出部37bの先端が延出部挿通孔46aから外れた位置で停止される。このときの可動鉄心37の位置を軸回転規制解除位置とする。
次いで、図3、図5、及び図6において、かご5が所定階の乗場3に停止され、前述のエレベータ制御盤13が戸6の開動作を行うと、かご戸全閉スイッチ28aとかご側カム29aとの係合、及び乗場戸全閉スイッチ28bと乗場側カム29bとの係合が解除される。即ち、かご戸全閉スイッチ28a及び乗場戸全閉スイッチ28bのそれぞれから出力される電圧はH電圧(戸閉信号)からL電圧(戸開信号)に切り替えられて、励磁コイル36への通電が遮断される。これにより、可動鉄心37をスプリング39側に吸引する電磁力が消失されるので、可動鉄心37はスプリング39の付勢力によって、図3に示される前述の軸回転規制位置に向かって移動される。
このとき、前述したように、モータ軸12の軸心と延出部37bの軸心との間の距離が、モータ軸12の軸心と延出部挿通孔46aの孔中心までの距離と等しくなっているので、延出部37bの先端は、図3に示されるように延出部挿通孔46aに挿入されるか、隣接する延出部挿通孔46aの間の軸回転規制盤46の壁面に押圧状態に当接される。
そして、可動鉄心37は、貫通孔33の孔方向以外の移動が規制されているので、延出部37bの先端が延出部挿通孔46aに挿通された場合には、軸回転規制盤46の軸回りの回転が規制される。即ち、軸回転規制盤46は、モータ軸12に一体に固定されているので、モータ軸12の軸回りの回転に連動して回転される駆動綱車9の回転も規制され、かご5の昇降も規制される。よって、戸6が戸開状態にあるときには、万一、何等かの要因で制動機18による駆動綱車9の回転の規制が行えなくなったときでも、かご5が戸開状態のまま昇降されることが規制される。
また、延出部37bが隣接する延出部挿通孔46aの間の軸回転規制盤46の壁面に押圧状態に当接されている場合には、軸回転規制盤46の軸回りの回転は規制されない。そして、何等かの要因で制動機18による駆動綱車9の回転の規制が行えなくなったときには、モータ軸12が駆動綱車9の回転とともに軸まわりに回転され、モータ軸12に同軸に固定された軸回転規制盤46も軸まわりに回転される。
しかし、延出部37bの先端は、延出部挿通孔46aの形成位置から所定角度だけ周方向(モータ軸12の軸まわりの回転方向)に位置をずらした軸回転規制盤46の壁面に当接されている。これにより、軸回転規制盤46が、モータ軸12の軸回りに所定角度だけ回転しただけで、延出部37bの先端位置に、延出部挿通孔46aが移動されて、軸回転規制盤46に押圧状態に当接していた延出部37bが延出部挿通孔46aに挿通され、可動鉄心37が軸回転規制位置に移動される。これにより、駆動綱車9の回転が規制されるので、かご5の昇降も規制される。従って、戸6が開状態にある場合には、制動機18による駆動綱車9の回転の規制が行えなくなったときでも、戸6が開状態のままでかご5が昇降することが防止される。
この実施の形態によれば、エレベータ装置1の戸開走行防止装置25は、スプリング39の付勢力及び励磁コイル36を通電状態にすることによって該付勢力に抗して発生される電磁力によって、可動鉄心37を、延出部37bの先端が延出部挿通孔46aに挿通される軸回転規制位置と延出部37bの先端が延出部挿通孔46aから外れる軸回転規制解除位置との間を往復移動させている。また、作動回路部40は、かご戸開検出手段27A及び乗場戸開検出手段27Bから戸開信号を受信すると、可動鉄心37を軸回転規制位置に移動させ、戸閉信号を受信すると可動鉄心37を軸回転規制解除位置に移動させるように励磁コイル36による電磁力及びスプリング39の付勢力を駆動制御している。
従って、戸6が全閉状態にあるときには、可動鉄心37は軸回転規制解除位置に移動するので、延出部37bの先端は、軸回転規制盤46から離反して配置され、かご5の昇降動作の制動は、制動機18を用いた駆動綱車9の制動によるものに限定される。
また、戸6が開状態にあるときは、可動鉄心37が軸回転規制位置に移動するので、延出部37bの先端が、モータ軸12の一端側に固定された軸回転規制盤46の延出部挿通孔46aに挿通されるようになっている。これにより、制動機18による駆動綱車9の回転の制動が行えなくなった場合でも、戸6が開状態のまま、かご5が昇降されることが防止される。
このように、戸6が開状態にあるときの駆動綱車9の回転の規制は、制動機18によるものに加えて、モータ軸12に固定した軸回転規制盤46の延出部挿通孔46aに延出部37bを挿通させることによって行われている。
従って、従来のように、駆動綱車9の回転を規制するために、操作ブレーキに加えて用いたブレーキ要素や大きな付勢力を有するばねが不要となる。即ち、エレベータ装置1はブレーキ要素が不要となるので、短い間隔で行う必要のあった磨耗チェックや、ブレーキ要素が磨耗されたことによる交換作業などのメンテナンスを省略でき、その設置に伴うメンテナンスの労力を大幅に低減しつつ、戸6が開状態のまま、かご5が昇降することを防止できる。また、戸開走行防止装置25は、大きな付勢力を有する従来のばねのような高価な特殊部品も必要がないので、エレベータ装置1の製造コストの増大を抑制することができる。
なお、上記実施の形態では、戸開検出手段26は、かご戸開検出手段27A及び乗場戸開検出手段27Bで構成されるものとして説明したが、通常は、かご戸5a及び乗場戸3aは連動して開閉動作されるので、かご戸5a及び乗場戸3aが確実に連動するシステムでは、かご戸開検出手段27Aと乗場戸開検出手段27Bは、いずれか一方を設置すればよい。
また、12個の延出部挿通孔46aが周方向に等ピッチで軸回転規制盤46に形成されるものとして説明したが、軸回転規制盤46に形成される延出部挿通孔46aの数は12個に限定されるものではなく、軸回転規制盤46の形成数は、軸回転規制盤46の大きさなどに合わせて任意に決定すればよい。
また、挿通棒作動機構30、作動回路部40、及び電源45はモータ軸12の一端側の軸まわりに配設されるものとして説明したが、挿通棒作動機構30、作動回路部40、及び電源45はモータ軸12の一端側の軸まわりに配設されるものに限定されない。例えば、挿通棒作動機構30は、電動機10と駆動綱車9との間のモータ軸12の部位に配設し、また、電源45や作動回路部40は、挿通棒作動機構30から離れた場所に配設するものなどでもよい。
また、電動機10と駆動綱車9はモータ軸12に同軸に連結されるものとして説明したが、電動機10と駆動綱車9との間は、歯車などを介して、モータ軸12のトルクを所定の減速比で駆動綱車9に伝達するように連結するものでもよく、この場合は、駆動綱車9にトルクを伝達するトルク伝達軸としての歯車の軸周りに挿通棒作動機構30を配設してもよい。つまり、挿通棒作動機構30は、駆動綱車9に回転トルクを伝えるための軸まわりであれば、配設箇所は特に限定されない。なお、駆動綱車9に回転トルクを伝える軸全般をトルク伝達軸とする。
この発明に係るエレベータ装置の模式図である。 図1のA部拡大図である。 この発明に係るエレベータ装置の戸開走行防止装置の要部断面図であり、可動鉄心が軸回転規制位置にある状態を示している。 図3のIV−IV矢視断面図である。 図1のB部拡大図である。 この発明に係るエレベータ装置の戸開走行防止装置のシステム構成図である。 この発明に係るエレベータ装置の戸開走行防止装置の要部断面図であり、可動鉄心が軸回転規制解除位置にある状態を示している。
符号の説明
3 乗場、3a 乗場戸、5 かご、5a かご戸、9 駆動綱車、10 電動機、12 モータ回転軸(トルク伝達軸)、14 吊り合いおもり、15 主索、18 制動機、26 戸開検出手段、30 挿通棒作動機構、36 励磁コイル(挿通棒移動手段)、37 可動鉄心(挿通棒)、39 スプリング(挿通棒移動手段)、40 作動回路部、46 軸回転規制盤、46a 延出部挿通孔。

Claims (1)

  1. 電動機、該電動機の回転トルクがトルク伝達軸を介して伝達されて回転駆動される駆動綱車、該駆動綱車に巻き掛けられた主索、上記主索の一端が連結され、かご戸を有するかご、上記かご戸と対面可能に配設された乗場戸を有する乗場、上記主索の他端が連結された吊り合いおもり、及び上記駆動綱車の回転を規制可能に上記駆動綱車に隣接して配設された制動機を有し、上記かごが上記駆動綱車の回転に応じて昇降路内を昇降するエレベータ装置において、
    上記トルク伝達軸に同軸に固定され、同一円周上に等角ピッチで形成された複数の延出部挿通孔を有する軸回転規制盤と、
    上記トルク伝達軸の軸方向のみに移動可能に配設された挿通棒、及び該挿通棒をその先端が上記延出部挿通孔に挿通される軸回転規制位置と該先端が上記延出部挿通孔から外れる軸回転規制解除位置との間を往復移動させる挿通棒移動手段を備える挿通棒作動機構と、
    上記かご戸及び上記乗場戸が開状態にあるときに戸開信号を送信し、上記かご戸及び上記乗場戸が閉状態にあるときに戸閉信号を送信する戸開検出手段と、
    上記戸開信号を受信すると、上記挿通棒を上記軸回転規制位置に移動させ、上記戸閉信号を受信すると上記挿通棒を上記軸回転規制解除位置に移動させるように上記挿通棒移動手段に対して駆動制御する作動回路部と、
    を備えることを特徴とするエレベータ装置。
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